2016年12月26日月曜日

百恵PREMIUM


自分は、昔々のことですが、山口百恵さんのファンクラブの会員になっていたというのは、有名な(?)話です。

先にも後にも、ファンクラブというものに入ったのはこれだけ。山口百恵ファンクラブは1980年の引退時には、10万人くらいはいたという話をきいたことがあります(真偽不明)。

自分の会員番号は、確か3000番くらいだった記憶があるので、まぁかなり早い時期に入会していたことは間違いない。

実際、デヴューしたのが1973年5月で、最初の曲「としごろ」は人気としてはぱっとしませんでしたが、その年の8月に出した第二弾「青い果実」で一気に知名度が上がったんですよね。

当時としては、「あなたが望むなら、私、何をされてもいいわ」という過激な歌詞が、世間を相当に刺激したわけで、所属するホリプロ、CBSソニー・レコードの売り出しの作戦勝ちでした。

自分がファンクラブに入ったのは、その後くらい。とは言っても、純粋なファンとはちよっと違う・・・

というのは、その頃の友人に桜田淳子ファンがいて、「俺が淳子ちゃんのファンの集いに行くとき、握手するチャンスで写真を撮って欲しい」と言うわけです。

「そのかわり、君がどこか行くときは手伝うよ。そうだ百恵ちゃんにしなよ」というわけで、百恵ファンになったわけで、どうも純粋なファンからすると怒られそうな経緯がありました。

実際、デヴュー翌年の、たぶん2月くらいだと思うのですが、千葉県のマザー牧場で最初のファンの集いがあって、そこへ友人と二人で参加しました。

途中で、一緒に歌える企画があって、見事に自分は当てられて、同じステージに上がったんです・・・が、友人は写真を撮ることをすっかり忘れていて・・・証拠が残っていません。

そんなわけで・・・って、どんなわけだかよくわかりませんが、実際のところ山口百恵史の中では前半はファンクラブ会員だったのに、それほどまじめなファンではなかったかもしれません。2年くらいで会費を払わなくなって、自然脱会しています。

しかし、山口百恵はしだいに変貌し、引退時にはまったく別の歌手になっていたと言っても過言ではなく、後半の曲は断続的にこれまでも聴くことがよくありました。

大人ってものはいいもので、大人買いという凄技を持っています。そこで、急に思い立って、「百恵プレミアム」という、全曲集のCDを手に入れました。

とは言っても、Amazonポイントがたまったので、しかも中古でということなんですが、そもそも2003年に出ていたもので、CD24枚組。さらに2007年に2枚追加され、完全版として、すべてのスタジオ収録曲を網羅しています。

凄いもんですね。いきなり、全部手に入るなんて、昔じゃ想像もできなかったことです。とりあえず、最初から順番に聴いていきたいと思います。