2017年10月21日土曜日

日本古代史を学びなおす


昨年、建国記念日をあらためて考えてみたら、日本人として日本の国はそもそもどうやって成立してきたのか興味を持ちました。

「自分探し」というのは、しばしば話題になるテーマですが、当然すべての日本人の原点を突き詰めていけば、すべて同じ方向に向かっていくはずですから、日本の古代史は究極の自分探しであると言えます。

その流れがあって、昨年は伊勢神宮、今年は出雲大社に出かけてみた・・・と言うと大袈裟ですが、現代に残る歴史に埋もれた場所に実際行ってみると、その場所の空気感みたいなものがあって、その意味を知りたくなるというのは自然の成り行きです。

本来は、行く前にしっかりと勉強して行けば、より意味深い旅ができるのですが、行ってみて初めて何を知るべきなのかわかるところが多い。
ですから、もう一度勉強をし直してから、もう一度訪問した時は得るものも多くなると思います。

日本の古代史のスタートとして、基本的な文献として認知されているのは古事記・日本書紀です。この二つの書をまとめて記紀と呼ぶようですが、いずれも天武天皇(第40代、在位673年~686年)のアイデアで編纂が始まったことが知られています。

古事記は成立が712年、日本書紀は720年に成立していて、自分の印象としては古代史を語るにはわりと新しいと感じます。

もっとも、文字があって初めて歴史が記録されていくわけで、日本に文字が普及しはじめたのは5世紀頃といわれていますので、記紀の成立は遅れること数百年は長すぎないかということです。

あ~、ここで昔々高校で習った歴史を思い出すことになります。

622年、聖徳太子が無くなると蘇我氏は増長します。天皇さえ凌駕する勢いのため、645年に中大兄皇子(後の天智天皇)、中臣鎌足(後の藤原鎌足)らによって蘇我入鹿が暗殺されるクーデターが乙巳(おっし)の変。

この時に、入鹿の父親の蘇我蝦夷は邸宅に火を放ち自害するのですが、それまでの朝廷の歴史書を保管する書庫も同時に焼け落ちてしまいました。

焼失した多く歴史を記載した書物を暗記していた稗田阿礼(ひえだあれ)の語りをもとに太安万侶(おおのやすまろ)が編集し、日本人向けに刊行されたのが古事記であり、一方対外的な国史書として作られたのが日本書紀です。

なるほど。だから、成立時期が新しいわけです。しかも、歴史は勝者の記録ですから、伝承の上に都合の良い創作も加わり、さらに一人の記憶に頼って再編集という作業の結果、たくさんの謎が生まれることになりました。

古事記全三巻の中で、特に面白いのが初めの神話部分。そのまま読めば、ほとんどファンタジーの世界で、しかもかなりエロっぽい話がてんこもり。

しかし、まったく無からの創作というのは、かえって難しく、それらのエピソードの元となる事実は何かしらあった可能性は否定できません。歴史的には旧石器時代~縄文時代~弥生時代前半あたりのことでしょうか。

また記紀を通して、ほぼ抜け落ちているのが欠史八代と呼ばれる初代の神武天皇後の第2~第9代天皇の時代。これらの8人の天皇については、名前の記載はあっても実質的な内容が無く、実在そのものについても諸説が混沌としています。

弥生時代後期を中心とした西暦で1~5世紀くらいにあたる時期だろうと思いますが、実はこの時期に外国の資料から実在したと考えられているのが3世紀ごろの卑弥呼で有名な邪馬台国。

おそらく各地方にあった強権勢力の一つですが、記紀にはまったく出てこないため、謎は謎を呼ぶ存在です。

古墳時代に群雄割拠した勢力の中から、4世紀以降にヤマト王権が飛びぬけて日本を統一していくのが飛鳥時代であり、日本という国名が使われ始めるのは701年の大宝律令以後でここから奈良時代。

というわけで、この辺りまでの歴史が知的好奇心を大いにくすぐるわけです。特にファンタジー色濃厚な神代の世界を学びなおすことは、事実を確認する資料がほぼ無いために、大いにロマンがあるところ。

そして、これらの摩訶不思議な世界と現代をつなぐことができるのが神社です。神話の中の八百万の神々を祀り、それぞれの由来を知ることは古代史に秘められたミステリーを紐解くきっかけになりそうです。

最近は御朱印集めという、ちよっとしたブームがあって、神社仏閣で参拝した記録となる「スタンプラリー」みたいなもので、パワースポット巡りという側面もあります。

いろいろな神社を訪れてみるモチベーションになりますから、合わせて楽しみながら御朱印をこつこつと集めてみるのは良い方法だと思います。

2017年10月20日金曜日

でごいち


世の中には鉄道ファンという方はたくさんいて、とにかく乗るのが趣味という人を「乗り鉄」と呼んだりするし、鉄道模型にはまる人もいます。

中には走っている列車の写真を撮るのが好き! という、「撮り鉄」と呼ばれる方々には、レトロな蒸気機関車、しかも実際に走っていれば憧れの被写体というところ。

申し訳ありませんが、自分の写真趣味にはあまり関係ないところで、そもそも子供の頃に蒸気機関車はすでに走っていなかった。

ですから、特に懐かしさはないわけで、どちらかというと新登場してきた「新幹線ひかり号」が鉄道ではスターの地位にある感じ。

それでも、「でごいち」という言葉としての懐かしさは多少なりとも感じるわけで、大多数の方には蒸気機関車の代名詞くらいになっているんじゃないでしょうか。

確かに、今どきの軽量合金かなんかでできている電車が走るよりも、重量感のある鉄の塊が煙を吐きながら疾走する姿の方が見応えはありそうに思います。

現代の価値観からは実用性は無い物の、文化史としての価値は十分に認めるところですから、何かしらの形で未来に遺していくのは悪いことではありません。

2017年10月19日木曜日

第21回田園都市リウマチフォーラム


田園都市リウマチフォーラムは、自分も世話人の一人になって、リウマチ診療を専門にしている開業医のための勉強会です。

元々、悩んでいる症例を相談する会として始めた会を発展させたものですが、知識を新しい情報にアップデートするために、自分たちが何を知っているべきかを確認できる大事な会です。

ですから、世話人会の中で、今一番ホットに話題は何か、もう一度注目する必要があることは何かなど、リウマチ医として必要なテーマを吟味してそれぞれに精通した講師を招くというスタイルを貫いてきました。

2010年の秋以来、年に3回、昨夜の会で第21回を数えました。ここまで続くと、けっこう横浜・川崎界隈では周知された会として認識されるようになったのではと思います。

さて、今回は基礎の勉強。講師は順天堂大学の三宅幸子教授で、リウマチ診療に関係した免疫学の基本的なことを講義してもらいました。

そもそもリウマチは「自己免疫性疾患」というくくりに入ってくるわけで、治療もその異常な免疫をおさえることを行っています。免疫学を抜きにしては、理解はできない・・・

・・・のですが、この免疫学というのは大変難題です。30年以上前に授業で教わったときは、生理学の中の一コマとしてさらっと聞いただけ。たぶん、現在では当時の何十倍もの情報量になっており、しかも日々のアップデートが半端ではありません。

昨日正しいと思っていたことが、翌日には書き換えられてしまうことは当たり前。教科書は出版されたときには、過去の話の集大成にすぎないというのも日常茶飯事です。

今回の講演では、もうほとんど聞いたことがない単語が山ほど出てきて、正直とても就いていけない内容でした。これで「基礎」なんですから、もうほとほと困るとしか言いようがない。

ただし三宅先生のお話は大変お上手で、テンポよく臨床との関連をうまく指摘しながら進めていくおかげで、最後まで興味深く拝聴できました。

リウマチで「実行犯」とも言えるサイトカインについて、少なくとも今後調べるためのとっかかりを作ってもらえた気がします。

さて、話は変わりますが、今、日本の医学界で製薬会社との関係はずいぶんと変化してきました。いろいろな問題から、製薬会社の医療側への利益供与を控える動きは加速しています。これは当然のことで、それを批判はできないとは思っています。

このような講演会を行うことにはお金がかかりますし、当日のマンパワーも必要です。自分たち開業医だけで行うことは難しく、製薬会社にスポンサーについてもらわないと成り立ちません。

しかし、昨今、そのための制約がおおきくなっており、基本的に自社製品に関連しないテーマの講演は難しくなっており、またその内容についても事前に「検閲」する傾向になっている。

病気を知ることは、一つ一つの症例の積み重ねが重要です。この会でもできるだけ各自が経験した症例を検討する機会も随時設けてきましたが、まだ事実として認定されていないことを話題にしてはいけないらしい。

実際に医療を行っている自分たちが、本当に知りたいことを中心に会を続けていくのがかなり難しい状況になってきているのです。スポンサーについてもらう以上、製薬会社の意向に全面的に逆らうわけにはいきません。

ただ、そうなると製薬会社の単独主催の講演会と同じになってしまい、はっきり言えば「薬の宣伝」のための、特定の薬品の話だけを聞く説明会と変わりがない。

今回のような、比較的「地味なテーマ」の話は本当に重要なのに、積極的にスポンサーの薬の話が含まれるわけではないので、今後は難しくなりそうな状況です。

せっかくここまで続けてきた会ですから、このスタイル(薬に限定されないテーマの講演+症例の検討)を崩すのだけは否だというのは世話人の共通意見です。

最悪、場所はクリニック、講師へのお礼は本当の薄謝、参加者は手弁当みたいな形式で、参加費を値上げして完全自前で行うしかないと覚悟しています。

次回から、まだ自分たちの主旨をある程度理解し協力してもらえる製薬会社へスポンサーが交代しますが、何とか田園都市リウマチフォーラムを「由緒ある会」として発展・継続できるように考えています。

2017年10月18日水曜日

元祖「パンダ」


もともとパンダといえばこれ。

いわゆる白黒のパンダが有名になってしまい、こちらはいつのまにか「小さい方」のパンダと呼ばれるようになってしまいました。

今は、上野でも人気のパンダはジャイアント・パンダ、こちらのはレッサー・パンダと呼びますが、単にパンダと言えばでかい方。

なんか、可哀そう。しかも、レッサーというのは、「小さい」といっても「劣っている」という意味合いもある。

ですから、できるだけ別名であるアカパンダ(レッドパンダ)と呼んであげましょう。

10年くらい前に後足で直立する風太くんというアカパンダが人気になりましたが、それが普通ではありません。普段はゆっくり、ごろごろしているのかも。

2017年10月17日火曜日

黄色のかぼちゃ


今年も巷ではハロウィンの時期になってきました。

本来は、完全に日本とは無関係のイベントですが、何でも無分別に吸収してしまうのは日本人の良い所(?)なのか・・・

ハロウィンと言えば黄色いかぼちゃ。普通、日本で食用にしているのは kabocha です。ハロウィンで出てくる黄色の南瓜が punmpkin です。

歩いていたら、ライトアップならぬ、パンプキン・アップしているお宅がありました。

だいぶかぼちゃ好きなのか、家自体にもたくさんハロウィンの飾り物をしていました。

どうでも良さそうなことですけど、やっている側は楽しいものですよね。

2017年10月16日月曜日

インフルエンザ予防接種


インフルエンザは毎年12月に入ると流行りだし、1月にピーク、3月ごろに収束というパターンです。

予防接種は高価が認められており、接種してから数週間後に効果が出始め数か月維持できることから、11月中の接種が理想的。

ところが、だいたいニュースで流行しはじめたという話を聞いて12月以降にバタバタと接種する方が多い。例年はそれでもダメなわけではないのですが、今年は事情が違います・・・

というのは、

ワクチンの製造量が極端に少ない!!

ということなんです。横浜市や医師会を通じて、再三ワクチンが少ないことの注意喚起が回ってきます。

毎年、年明け早々に次のシーズンで流行するインフルエンザのウイルスの型が予想され、それをもとにワクチン生産が開始されます。

その型が当たれば効果はしっかり出るし、外れると罹患する患者数が増えます。だいたい当たらずとも遠からずで、極端に外れることはあまりありません。

ところが、何故か、今年はそのウイルス型の決定がかなり遅れてしまったそうです。したがって、ワクチン接種が始まるこの時期になっても、まったく生産が必要量に追いついていないということです。

当然最終生産量はかなり減ってしまうと思われます。とは言っても、この何年かの使用最低実績分くらいにはなると言われてはいます。

各医療機関も、現状でワクチン確保が困難で、例年通りには入荷していない状況だと思いますし、発注しても次の入荷がいつになるのか不透明という事態になっています。

ワクチン接種ができないと、今シーズンは、流行の期間が長く続き、また患者数の増加が予想されます。

ですから、今シーズン当初は、高齢者、乳幼児、免疫不全の病気がある方、リウマチなど免疫に弱点を作る薬を使っている方、あるいは受験生などを優先的に接種することになるかもしれません。

それ以外の方は、ワクチン接種はできない場合もあるかもしれませんので、例年以上に感染予防には厳重に注意しましょう。

2017年10月15日日曜日

茶の木の花


ペットボトル飲料が普及して、わざわざ急須でいれなくても、手軽にお茶を飲む機会は増えたと思います。

お茶の原料は茶の木の葉っぱ。茶の木というと、植物学的には何の樹木かと思ったら、まさに「チャノキ」という植物。

チャノキはツバキ科の常緑樹で、10月~12月にかけてツバキに似た白い花が・・・咲きました!!

実用植物みたいなもので、あまり盆栽向きではない。ですから、どちらかというと普通の鉢植えという感じで、ほとんど陽が当たりにくい隅っこでほったらかし。

9月になって、花芽のような丸い目が出てきたので、様子を注目していたら、膨らんで蕾になって、そしてついに開花です。

ツバキに似た形ですが、小さめで白い花弁がけっこう愛らしい感じ。しばらく楽しめそうです。

2017年10月14日土曜日

土偶と埴輪


土偶と埴輪、どちらも土の焼き物。何となく違うという雰囲気はあるものの、ほとんど昔々の文化物の一つという共通のくくりで一緒くたにしていました。

実際のところ、時代も違うし、目的も違う。

土偶は縄文時代・・・というと紀元前4世紀くらいまでですから、だいたい2500年以上は昔のもの。

女性を表したものが多く、ボン・キュ・ボンを強調した形状をしていることが多い。発掘されたもののほとんどが、手足が折れていたりして、中には明らかに故意に壊したと見受けられるものがある。

つまり、病気やケガの場所を治すため、安全な出産を祈るため、あるいは何か悪しきものを取り払うための儀式的な用途と考えられています。

有名なのは、ちょっとグロテスクな感じで宇宙人ではないかと言われていたりします。

縄文時代の後は、邪馬台国で有名な卑弥呼が登場する弥生時代。

埴輪は、縄文・弥生時代が終わった古墳時代、つまり3世紀から7世紀の期間に登場します。

この時代は大陸との交流が活発化し、国土を統一するヤマト王権が成立したと考えられ、日本中に前方後円墳を代表とする墓制が広まっていきました。

古墳の周辺に並べられて、死者の権威を象徴したり、葬儀の模様を表したりするのが埴輪です。

元祖ゆるキャラと言いたくなるユーモラスな人の形状が代表ですが、たたの円筒形のもの、あるいは動物を象ったものもあります。「大魔神」もここから始まる。

この頃までは、ちゃんとした記録というものは無いわけで、謎が謎を呼ぶところ。ヤマト王権が拡大し朝廷と呼べる統一国家を形成するのが次の飛鳥時代。

その末期に作られたのが、歴史の伝聞(神話・伝説)の集大成である古事記で、日本の歴史はここから始まるわけですね。

ふーん、そうだったのか。中学生の頃に聞いたことだと思うのですが、何十年ぶりかで認識しました。

2017年10月13日金曜日

炭火焼き鳥 むぅ @ あざみ野


あざみ野駅近の焼き鳥屋さんです。

焼き鳥屋さんなんですが、注目は写真の手前・・・葱です。

長葱だけ・・・というのは、普通「いかだ」と呼ばれています。軟白葱が使われている・・・はずです。

葱は熱が加わると、辛味が甘味に変わります。火を当てすぎると、簡単に焦げてしまうので、そのあたりの案配が焼き手の腕。

まぁ、合格点です。

もちろん焼き鳥も合格。値段は普通。まぁ、いいんじゃないでしょうか。

気楽にいく店としては、選択肢に入れていいんですけど、店はそれほど広くないので、すぐに一杯なので要注意です。

2017年10月12日木曜日

FAKE FOOD


世の中には「偽物」、あるいは「・・・もどき」と呼ばれる物がたくさんありますが、食べ物にも少なくありません。

レストランの入り口にあるロウで作られた「見本(食品サンプル)」は、日本独特の文化だそうですが、中には本当によくできていて驚くことがあります。ただし、これは実際に口にすることはできません。

食品で堂々と売られている偽物と、記憶にある最初に登場したものは「蟹かまぼこ」ですが、最初に口にしたときは確かに「蟹っぽい」味に感心したものです。

でも、よく考えてみると、例えば「ちくわぶ」だって、ちくわもどきの小麦粉のかたまり。マーガリンも、元々は「人造バター」と呼ばれていたバターの代用品としてスタートしています。

発泡酒や第三のビールなども、ビールの味に似せて、より価格の安いものとして登場しているわけですから、世の中にはすでに市民権を得た「もどき食品(コピー食品)」は山ほどあるわけです。

基本的に、本来の食品を手軽に楽しめれば済むことですが、高価で手を出しにくいもの、希少価値があって手に入りにくい物などで、庶民が雰囲気だけでも楽しみたいというところがスタート。

最近は、洒落の感覚も含めて、このようなコピーはいろいろと登場していますが、作る側も本当に頑張っていて、外見、味、食感のいずれも本物に近いものがよくあります。

今回、本当に感心したのが「鰻の蒲焼」のコピー食品。見た目は本物より多少滑らかな感じですが60点の合格ライン。ひっくり返すと、青黒い皮の感じまで再現されていて、一部皮が剥がれているところもかなり本物に近い感じ。

味はほぼ満点。蒲焼はたれの味が強くなるので、真似やすいのかと思います。原材料を見ると、魚肉、大豆たんぱく、うなぎエキスなどで、肴のすり身を使用した「魚肉ねり製品」と表示され、表にははっきりと「本品はうなぎではありません」と書いてあります。

食感も60点です。かまぼことは違って、練りすぎず、多少のぼそぼそ感がうまく残っているところが鰻っぽい感じ。本物から小骨を全て取り除けば、ちょうどこんな感じなのかもしれません。

総合的に、鰻もどきとしては合格点。鰻もなかなか手を出しにくくなりましたから、こういうのもありと思います。

2017年10月11日水曜日

帰ってきた謎肉祭


3分間カップ麺の元祖と言えば日清カップ・ヌードル。いろいろなバージョンが登場しては消えていきますが、とりあえず最近話題になったのがこれ。

「2種の謎肉ペッパーしょうゆ味」の「謎肉祭」です。しかも・・・頭に「帰ってきた」がついている。

なんで「帰ってきた」なのかというと、昨年普通の(?)謎肉祭が販売されたわけで、1年ぶりの再登場ということです。

まぁ、またかと思いつつも、コンビニに並んでいたのを見つけたので、ついつい買ってしまいました。どうせまた生産が間に合わず出荷停止で入手困難・・・ということになるんでしょうから。

・・・と思ったけど、意外にそうはなっていない様子。さすがに2度目で、去年ほどは面白がられていないのかもしれません。

今年は、豚肉ベースと鶏肉ベースの2種類が入っていて、謎肉の正体もWeb動画で明かされています

何にしても、一番スープ・具材・麺のバランスがいいのはオリジナル・カップヌードルであることには変わりなく、話題性ということだけの話ですけどね。

2017年10月10日火曜日

松の枝振り


ただの、そこら辺りに植わっている・・・

横に枝が大きく張り出した黒松。

・・・の写真なんですが、よーく見ていると何か変。

手前は駐車のための区画の白線が引いてあって、奧にはアルミ製っぽい壁と・・・

門があるんです。

松の枝に半分隠れていますけど、どう見ても門です。つまり出入り口。

形からしても、表の道に面していることからも、裏の勝手口とかではなく、ここが建物への正規の入り口。

なのに、松が半分隠している。

枝の高さは1mくらいで、普通に門を通るためには、隙間をすりにけるか、腰を相当かがめないといけません。

他所様の家のことですから、他人が心配してもしょうがないんですけど、どうしてこうなる前に何とかしなかったのか不思議です。

せっかくの枝ぶりを大切にしている・・・のかもしれませんけど、真上と横だけにそれぞれ伸びていて、お世辞にも美しい感じではない。

いつも前を通りながら、何で? と気になっているんですよね。

2017年10月9日月曜日

体育の日


体育の日は、1964年の東京オリンピックを記念して制定された祝日。

もともとは10月10日に固定されていましたが、今は10月の第2月曜日ということで連休にしている。

あちこちで運動会が行われたりして、秋晴れの下、体を動かすことはいいことなんですが・・・おじさんは無理ができない。

運動会では、最後にたいていチーム対抗リレーが行われて、観戦する家族も含めて大いに盛り上がりますが、走れるのは選ばれたこどもだけ。

一方、綱引きは最後から2番目くらいの競技であることが多いように思います。こちらは、全員参加型で、始まると本能的に否が応にも力が入ります。

ただ綱を引っ張るだけ・・・と言ってしまえばそれまでなんですが、チームの一人一人の小さな力を一瞬に集中させることができれば、爆発力は相当なもの。

勝利は一致団結の賜物ですから、学校教育の中でも重視する活動の一つなんでしょうね。

2017年10月8日日曜日

寒露


昨夜はやっと夜空が晴れて月がよく見えましたが、すでに満月を数日過ぎて、やはり端が欠けていて物足りません。でも、都会の空としては星は見えた方・・・と言っても、数えられるくらいですけどね。

今日から暦は寒露。夜が長くなり、朝の冷え込みも強まります。朝になると露がしっとりとするという頃。いよいよ秋も深まり、過ごしやすい季節です。

空の雲は、秋を象徴する鱗雲ですが、正式には巻積雲という。別名、鰯雲とか鯖雲とか、要するに魚の体表面の模様を想像するということでしょうか。

写真は仲秋の名月だった4日のもので、この日は夜から雲が増えて、5日は一日中曇り。6日は昼から7日の午前中まで雨でした。

実は、鱗雲は雨が降る前兆といわれています。少なくとも、今回はその通りということでした。

鱗雲が見えて、「秋らしい空だな」と思っていると、逆に澄み渡るような秋晴れは期待できないということらしいので、喜んでばかりはいられないということのようです。

2017年10月7日土曜日

手打そば・酒膳 半平 @ たまプラーザ


長年たまプラーザ界隈に住んでいるのに(と言っても、駅を利用することはめったにないけど)、知らなかった。

何気に蕎麦屋を探していたら、あらっ? こんなところに手打ちの店があるじゃん、ということでこれは行かないわけにはいかんでしょう。

駅前からたまプラーザ商店街の広くない道を入っていくと、あれれこの辺りのはずなんだけど・・・あった、あった。入り口が小さくて、実際の店は奥まった位置にあるので見逃しやすい。

休みも多く、営業時間も短めであまり親切ではありません。座席も多くなく、すぐに満席になってしまいます。どう見ても、こだわりの店主が自分がやりたいだけの仕事をしているという感じ。

夜の天ぷらがメインのような感じですが、蕎麦も石臼で挽く自家製粉を使用して、期待が持てます。

当然、そういう店ですから、天ざるを注文。天ぷらはいろいろな組み合わせから選びます。

さすがに、カウンター越しに揚げたての天ぷらですから、さくさくじわーっという感じでなかなかのもの。

そして、肝腎の蕎麦ですが・・・十割蕎麦となっているのに、出てきた蕎麦にびっくり。見た目に滑らかで、艶がある。好みの更科のような蕎麦です。言ってみれば、玄蕎麦の対極のような感じ。

口に入れてさらにびっくりするのは、見た目以上に滑らかな食感。つるつるそのもの。でも、程良い芯があり噛んだ感じも絶妙です。

十割蕎麦のイメージを変える一品ですが、たぶんこの秘密は石臼にありそうです。そうとうゆっくりと時間をかけて、限界まで粉挽きをしているのかなと思いました。

2017年10月6日金曜日

森の賢者


昨日は日中は晴れていましたが、夜は雲が広がり月は隠れてしまいました。今夜が満月ですが、天気予報は雨です・・・残念!!

10月に入って、さすがに夏の名残りはほぼなくなりました。日中も気温があまり上がらず、少しずつ寒くなってきています。つまり秋も深まって来たということ。

さて、以前にオランウータンは「森の人」の意味であるという話に触れました。「森の賢者」という言葉もよく聞くのですが、これは梟(フクロウ)のこと。

実際のフクロウは、森の奥深くに棲息し、なおかつ夜行性ですから、実際に目にすることはかなり難しい。

テレビとかでは、飼われているフクロウをたまに見ますけど、明るい場所では彼らも困惑しているんでしょうね。

くるくる首を回して、音もなく獲物に向かって飛びつくさまは「森の忍者」ばりにすごいらしいのですが、野生でその光景をみることはなかなかありません。

ミミズクは同じ仲間ですが、ミミのような羽角があるのが特徴ですが、英語だとどちらもowlで区別されません。

日本語だとフクロウのフクが福につながり、幸運と結びつけられるので何気に嬉しい。ただし飼おうと思うと、相当大変らしいので見ているだけがいいようです。

2017年10月5日木曜日

仲秋の名月


月の満ち欠けは29.5日。真っ暗になる新月が始まりで、真ん中の15日目に満月になります。つまり十五夜お月様ということ。

旧暦だと7月から9月が秋で、8月15日はその真ん中なので、その夜の満月が仲秋の月になる。

空気が澄んできて月が綺麗に見えることと、稲刈りが終わって今年の収穫に感謝することを込めて、仲秋の名月として空を見上げる習慣になった・・・らしいです。

ところが、今は新暦で世の中は動いているし、そもそも太陽暦ですから、いろいろとずれがあって新旧とりまぜての暦は複雑。

今年の仲秋の名月と呼ばれる十五夜は昨夜でした。空を見上げると、あいにく雲が多くて月が出たり隠れたり。合間にちょっと見えたときに、あわてて写真を撮ってみました。

ところが、よーく見ると満月じゃない。実は満月は明日の10月6日。ちよっと端が足りていません。

このくらいのずれはしょうがない。今回は「仲秋の満月」を、3日にわたって拝めるチャンスがあると思えばラッキーということで。

2017年10月4日水曜日

今なら勝てる解散


気がつくと10月。昼夜の気温差がだいぶ大きくなってきました。

そして巷では・・・何だかよくわからない衆議院解散で、選挙活動が熱を帯びてきています。

ついこの前まで、数々の新米議員の失態、そして自らのスキャンダルで内閣改造に追い込まれたアベ首相でしたが、その綻びが野党にも及んで「この機を逃すものか」といきなり解散です。

困難突破解散と自ら総理は言いましたが、あまりにこじつけがましくてまったく納得できない。本音で「今なら勝てる解散」と言った方が、よほどわかりやすい。

何だか政治の世界では、「総理の力は改造すると弱くなり、解散すると強くなる」と云われているそうで、良くも悪くも戦後自民党政治を具現化しているアベさんににとっては、金科玉条の一つなんでしょうかね。

確かに、今回の選挙の台風の目玉である小池さんの準備不足は否定できず、ボロボロの民主党は、小池新党に合流させてもらってついに事実上の解党。

中には合流を拒否される議員さんがいて、いろいろ小池さんに批判が出ていますが、今回は合併ではなく民主党が仲間に入れてとすり寄ったものですから、目指すものが違うなら拒否されて当然。

もともと民主党も、いろいろな政党の離散集合の産物で意見の食い違いは日常的にあって、そこが最終的に自民党の強さとの決定的な差だったと思います。

小池さんも、一時の力の集合のためなら当選が見込める人を全部吸収した方が有利なことは百も承知のはず。党としての意思の統一をはかるために数よりも実を優先することは、将来的に強固な組織として本気で総理を狙っていくということだろうと思います。

アメリカのような共和党・民主党の2大政党がバランスよく戦っていく構図は良いと思うのですが、日本ではなかなか実現してこなかった。

自民党が戦後日本のあまりに長きにわたって力をつけてしまったわけですが、そもそもアメリカのような支持基盤の根本的な違いが、日本の政党には見つけにくい。

最近の野党と呼ばれていたのは、自民党亜流的な議員の集まりで、与党との歴然とした差が見つけにくいというのが問題だと思います。

小池さんは東京・名古屋・大阪の地方自治体との連携を強化するという表明をしましたが、小池新党が定着できるなら大企業に支えられた自民党と、より国民に近い立場の希望の党との2大政党制の実現は可能かもしれません。

ただし、政治プロの自民党に対して素人が多い新党にどれだけ期待できるのか、あまりにも未知数というところが不安。かつて民主党が立ち上がったときの比ではありません。

さてさて、どうしましょうかね・・・国民はため息をつくしかありません。

2017年10月3日火曜日

山陰・山陽の旅(4) 出あったいきもの編


今回の旅では、いろいろな動物を見かけることが多かったので、一挙公開!!

まずは、倉敷美観地区にいた白鳥。白鳥は大型の鴨の仲間。たくさんいて、優雅に泳ぐ姿は街の景観と似合います。


尾道では「猫の細道」が散歩コースとして楽しいのですが、だからというわけではないけど、猫がたくさんいました。

首輪をしているものも、していないものもいました。こちらはしていない野良組で、ちょっと痩せた大人になりかけくらいの仔猫。


神の宿る宮島では、なんといってもフェリーをおりてすぐに迎えてくれたのが鹿。

おー、っと喜んで近寄ります。でも、行けば行くほど山ほど鹿がいて、しだいにカバンの中に勝手に首を突っ込んでくるのはまいりました。


同じく、宮島には鷺がたくさんいました。鷺はペリカンの仲間。鷺の中の細かい名前はわかりませんが、あまり大きくはない白鷺の一種。

ちょこちょこ歩いて、海辺にくちばしをちょんちょんと突っ込んでいる様子はユーモラスな面もありました。


こちらは広島市内のただの犬。いい目をしています。飼い主さんと一緒に食事をしていました。

秋ですから、とんぼも秋色のアキアカネ。いろいろな動物たちは、その時々で心を和ませてくれて、旅の一服の清涼剤になってくれました。


2017年10月2日月曜日

Cafe Ponte @ 広島


広島の平和記念公園のあたりで、「Hey,Siri 近くで美味しいランチの店」と言ってみた。

すると、Cafe Ponteというイタリアンの店を教えてくれました。広島はまったくわかりませんから、素直に信じて行ってみました。

公演からすぐ横で川沿いにあるオープン・カフェになっていて、見るからにオシャレな感じ。店の周囲にオレンジがたくさん置いてあって、搾りたてジュースが売りであることがわかります。

昼時ですから、ちょっと行列。テラス席に通されました。この時期は、天気もよかったので気持ちがいい。オレンジ・ジュースとパスタとピザを注文しました。


パスタはまさにアルデンテ。味もグッドです。ピザは周囲がやや厚みがありますが、基本的に薄めの生地で自分好み。チーズたっぷりで、こちらも大満足です。

オレンジ・ジュースは、まさに100%果汁の果実の甘味だけのフレッシュ!! そのもの。飲みたい時にいつでもあると嬉しい感じです。

レトロな雰囲気を味わう旅の途中でしたが、久しぶりにモダンなアクセントになりました。

2017年10月1日日曜日

山陰・山陽の旅(3) 宮島・広島編


今年の気ままな旅のもう一つの目的は、厳島神社です。もう、有名過ぎて今更何をか云わんやです。

廿日市から宮島へはフェリーで渡りますが、そのまま車で行けなくはないのですが、宮島の中はそれほど広くなくかえって大変。港には大きな駐車場がたくさんあるので、車は置いていきます。

15分程度の短い船旅ですが、前方に例の大鳥居がはっきり見えてくると、否が応にもテンションがあがります。

到着したのは午後で、この日は17時すぎが干潮のピーク。大鳥居まで簡単に歩いていける。鳥居の真下では、下から小銭を放り投げて横柱の上にのせるのがお作法のようです。

そのせいで、近づくとあちこちから小銭が飛んでくる。自分も数回やって成功しましたが、何となく嬉しい。


干潮だと、本殿の下も覗けたりします。以前テレビで紹介されていたのを見ましたが、塩水に晒されてももちこたえるための職人技で随所に工夫が凝らされているわけですが、素人目にはよくわかりませんでした。


翌日のお昼ごろが満潮で、潮が満ちてくると大鳥居は海の中。そもそも平清盛が神社を作ったのは850年前で、大鳥居は現在は8代目。さすがに100年に一度は作り直してきたようです。


当然本殿も潮が満ちてくると海に浮かぶように見えます。せり出している平舞台も、そして大鳥居も、実は砂の中に埋められた土台の上の石に乗っているだけ。

台風などで風雨に晒されても、自然に抵抗するのではなく、うまく受け流す構造が、この優美な姿を保ってきた秘密なのだそうです。


宮島というと、もみじ饅頭の発祥の地としても有名。表参道商店街だけでなく、島のあちこちで「元祖」とか「本家」のまんじゅう店がたくさんあります。

1個90円というのが普通なので、いろいろな店で1個ずつ買って食べ比べしてみました。餡がこしあん、つぶあん、変わり種、薄い色のもの、濃い色のもの、生地がしっとり系、さっぱり系・・・

いろいろありすぎてどれが一番かは大いに悩むところですが、間違いないのはどれも美味しいということ (^_^;)。


さて、ここまで来たら、戦争を知らない日本人としてここは必ず訪問しておきたかったのが、広島市内の平和記念公園です。

資料館で、あらためて戦争の悲惨さ、核爆弾の脅威を再認識しました。原爆ドームは戦争の象徴として、間近で眺めると70年前から時が止まっているかのような印象を持ちました。


そして、最後に広島城に寄りました。当然原爆の爆心地から遠くないこの城は、戦後に再建されたもの。そのわりには、けっこう古びた外観です。

駆け足で巡ってきましたが、今年の旅はこれでおしまい。城から始まり、城で終わりです。出雲大社、厳島神社という特大級のパワースポットを一度に訪れるという贅沢な旅でした。

2017年9月30日土曜日

朱華園 @ 尾道


ご当地ラーメンは各地にいろいろありますが、例えば横浜なら醤油豚骨のいわゆる「家系」ということになる。

地名付きのご当地ラーメンでは、一番有名なのは博多でしょうか。でも、尾道ラーメンもけっこう名前が広まったもの。

せっかく現地に行ったので、これを食べずに終わらせられません。じゃあ、どこに行くか。当然、ラーメン店はたくさんあるのですが、間違いなく初めて行くならここ、朱華園(しゅかえん)しかありません。

行ったことが無いのになんでそうなのかというと、正真正銘元祖尾道ラーメンだからです。開店は1947年というから、今年で70周年。

もっとも、スタートとは代替わりして味は進化しているようですが、とにかくここのラーメンが基本であることに変わりはないようです。

商店街付近を歩くとラーメン店はたくさんあって、当然昼時分にはどこも行列待ちは覚悟しないといけません。ただし朱華園の行列は群を抜いています。

自分が行ったときは30~40mくらいだったでしょうか。ところが、1時間くらいは覚悟していたのですが、30分ほどで店内に入れました。

何しろ、席に着く前に注文して会計も終わり。メニューが少ない。大盛はない。そして、そこらをてきぱきとさばいていく手慣れたおばちゃんの「司令塔」がいるということのようです。

さて、待望の「中華そば」です。

外見は、わりと素っ気ない感じで、いかにも昔ながらのラーメンを思い起こします。麺は平打ち細麺ですが、けっこうこしがある感じ。悪くありません。

スープの味は、鶏ガラ醤油です。奇をてらったところはなく、比較的正面突破攻撃という感じ。自分的には大好きな味。

一番の特徴はたくさんのっている背綿脂。それもかなり粗挽きのミンチ状で、存在感が増しています。あっさりのスープとのバランスがいい。大変満足の一品でした。

千光寺山ロープウェイの麓駅からは歩いて5分程度なので、観光の際にはセットで楽しむのにもちょうどいいかもしれません。


2017年9月29日金曜日

山陰・山陽の旅(2) 倉敷・尾道編


情緒のある街並み・・・というと、誰もがそのランキングの上位にあげるのが倉敷、尾道といった瀬戸内海沿いの場所を想像すると思います。

いろいろな歴史的な深みとかは、いろいろある書物やネット情報におまかせするとして、とにかくある種の憧れを感じるこれらの場所に行きました。

出雲からは、山陰から山陽に車で縦断して2時間ちょっと。意外と近いです。途中でどこかに寄り道しようかとも思ったのですが、ちょっとというのは難しそうなのでパス。一気に南下しました。

倉敷に入ると、まず最初の印象は普通の街という感じ。そりゃそうでしょう。倉敷市全部があのイメージだったらびっくりします。

あのイメージというのは、堀沿いのレトロな景観、明治・大正・戦前昭和の雰囲気ということなんですが、実際に確かに想像通りでした。


実際に経験したわけではないのに、何か懐かしい感覚で散歩できました。この場所は美観地区と呼ばれるわけですが、残念なのは思ったより狭い。

堀沿いにこっち側から歩いて行って、あっち側を戻ってくる感じで1時間とかからないくらい。もう少し広い範囲だと嬉しかった・・・という勝手なことはともかく、これだけの雰囲気を維持するだけでもいろいろな努力は必要でしょうね。


次は尾道。倉敷からは山陽道で1時間。

尾道は、自分たちの世代としては大林宜彦の映画で有名になった場所。細い上り下りの多い坂道が網の目のように広がるところで、いろいろな青春ドラマが展開するのは印象深かったわけです。

まずは、一番の観光スポットである小高い山の上の千光寺へ。頂上り駐車場は意外と狭いので、すぐ一杯。


展望台で瀬戸内海を眺めます。遠近の墨絵のような小島がたくさんあって、静かな海面が絵になります。

そこから想像していた通りの小道をだらだらと下りました。観光用に整備された建物もありますが、一般の家屋もたくさんあって、この地区の宅配便の仕事はさぞかし大変そうです。


特に有名なのが「猫の小道」とよばれる場所。確かに雰囲気がありありで、通るだけで何か楽しくなりました。

下りきったところで、ソフトクリームを食べてちょっと休憩。今度はロープウェイで山頂に戻ります。


さっきだらだらと降りてきた場所を上から見ると、よくぞこんな斜面に生活の場を作ったものだと感心します。

千光寺は、「ミニ清水の舞台」みたいな感じでした。山頂に戻って、すぐ横にある尾道市立美術館に立ち寄りました。

倉敷、尾道ともにレトロ感満載で、本当にぶらぶら散歩するのに楽しい場所でした。もちろん古さだけでなく、その中に新しさがうまく共存しているところもあって、時代の流れにうまく生き残っているようです。

次は宮島に向かいます。

2017年9月28日木曜日

出雲そば ふなつ @ 松江


蕎麦好きと云わず、誰でも聞いたことがある蕎麦の有名処の一つが出雲。

出雲蕎麦は、現地に行けば一度は口にしたいものと思っていました。当然、出雲大社の周辺にはたくさん蕎麦店があり、ネットで検索するとたくさん評判の店が出てくる。

ただ、どうしてもこういう場所にある蕎麦店は観光の一見の客が相手なので・・・だから質を落とすとは言いませんが、中にはかなりいい加減な店もあったりすることが多い。

そこで、あえて出雲を離れて松江市内で、こだわりの手打ち蕎麦を提供する店を探してみました。

でかけたのは「ふなつ」というお店。松江城から車で数分。中国山地蕎麦工房ということで、店内で殻の付いたままの玄蕎麦を石臼で挽いて蕎麦粉を作っています。

この殻ごとというのがポイントで、関東で云ういわゆる「田舎蕎麦」という感じでしょうか。粗挽き感がある太麺で、蕎麦の味わいは強く出るところが魅力。

口コミではかなり混みあうようですが、平日、昼過ぎのひと段落した時間帯だったのですぐに着席できました。店の外観も、店内も手作り的な雰囲気がなかなかいい感じです。

メニューを見ると、一番のおすすめは割子蕎麦のようです。一番いろいろと具材が乗っていて華やかな千鳥割子をチョイスしました。

とても存在感のある太めの蕎麦が実に美味しい。固めの粗挽きの食感が、噛むたびに口の中で蕎麦の風味を広げてくれます。

汁は醤油控えめで主張しすぎない感じで、蕎麦を引き立てるのにとてもバランスがいい。賑やかな具も楽しかったです。

一緒に出されたそばがきの素揚げがまた美味しい。さらに蕎麦粉の団子?と思われる甘味も悪くありません。大変満足しました。

サイドメニューで卵焼きがあったので、これも注文してみました。いわゆる出汁巻き卵ではなく、ごま油で焼いたもの。これもなかなかの味でした。

2017年9月27日水曜日

山陰・山陽の旅(1) 出雲・松江編

クリニックを夏休みをにして、旅行をしてきました。昨年、伊勢神宮に行ったので、その流れで有名な神社に行ってみたいということで、今年は出雲大社と厳島神社を選びました。

伊勢は車で行きましたが、さすがに山陰・山陽は遠い。そこで、行き帰りは飛行機を利用して、空港からレンタカーを利用しての気まま旅です。

松江空港についたのが昼前。早速、車に乗り込んで宍道湖の横断するルートで松江市に入ります。最初のお目当ては、市内の松江城。


どこの城も立派ですが、松江城もそれなりに風格があります。当然、内部にも入れます。各階の由緒ある展示を見ながら急な階段を上がって、最上階で松江市街を眺めながら涼風にあたりました。

さて、次は今回の旅の本命、出雲なんですが、松江市街から車で約1時間。最初は、大社駅に向かいます。


大社駅といっても、現在使われているものではなく「旧大社駅」です。昔の雰囲気そのままに保存され、昭和のレトロな空間は気持ちが落ち着きます。

市川崑監督の「悪魔の手毬歌」で、ラストシーンの岡山の総社駅を思い出しました。ここは大社ですし、実際の映画の撮影はここではありませんが、石坂浩二の金田一が走り出してきそうな感じがいい。

いよいよ出雲大社・・・といきたいところですが、その前に歴史の勉強。何しろ出雲は日本の神話の宝庫。古事記、日本書紀の世界を少しでも知っておいて損はありません。


そこで、向かったのは出雲大社のすぐ近くにある古代出雲歴史博物館です。中でも大社本殿の復元想像模型は見応えがありました。出雲神話を紹介するショート・ムービーも3画面を使った凝った造りでなかなか面白い。


多少の知識を仕込んだところで、早くも旅のメイン・イベントである出雲大社に向かいます。

やはり、古代の神々が集っている場所・・・なのか、どうかわかりませんが、とても心が穏やかになりそうなたたずまいです。ちなみにここは「ポケモン禁漁区」です。

最初に目に入ってくるのは拝殿で、とても太くて大きなしめ縄は否が応にも目立ちます。


拝殿の後ろにあるのが本殿。しっかりと拝ませてもらいました。伊勢は、ほぼ本殿は見えないような作りでしたが、こちらは周りを一周すると、何となくうかがい知ることができます。

博物館で見た復元模型を思い出して、古代の人々がここに詣でていたイメージを想像するとタイムスリップしたかのような気分です。

邪馬台国の場所は諸説ありますが、本殿に向かって畏まっている卑弥呼が実際にいたんだよと言われても納得してしまう感じです。

さて、次は中国地方を縦断して日本海側から太平洋側に一気に走り抜け、倉敷に向かいます。

2017年9月26日火曜日

夏休み(後半!!)が終了


今日から通常の診療に戻ります。

今年は、夏休みを二つに分けて取らせていただきました。おそらく、いろいろとご迷惑をおかけしたのではないかと思います。

おかげさまで、ひさしぶりにゆっくりと休養を取ることができました。ありがとうございました。

自分が休んでいる間に世間は動いているわけで、アナウンス通りに昨日首相は衆議院の冒頭解散を行いました。

首相の権利だそうで、本来それ自体は何ら問題無い・・・らしいのですが、なんかもやもやが残ります。

ここで解散して、「国民に問う」べき問題はたくさんあることは認めますが、それをしっかりと国会で議論して国民に選択肢を提示できているのかということ。

北朝鮮問題は確かに困りもの。米朝の直接的な非難合戦がエスカレートして、トランプは合法的に北朝鮮を軍事攻撃するきっかけを作らせようとしているかのようです。

加計問題は、完全にうやむやですよね。国会議員の質の低下も何かなぁという感じ。

消費税は10%になることは既定路線としてすでに覚悟できている話ですが、またここで改めて「いいですか」と尋ねられるというのは、経済政策がうまくいっていないことを認めるわけですかね。

はっきりと、野党らしい野党がいない「今なら勝てる解散」と言ってくれた方がすっきりします。何を言っても、どうせ国民不在の世界の話なんですから。