クリニックの2017年夏季休診のお知らせ

① 8月14日(月) ~ 8月16日(水)

② 9月21日(木) ~ 9月25日(月)

2回に分けて休診いたします。ご注意ください。

2017年8月17日木曜日

夏休み(前半!!)が終了


今年は分割した夏休みの前半、お盆休みが終了。今日からは、また通常の診療です。

休み前と後では、特に変わったことは無いのですが、強いて言うならクリニックのベランダに置いている盆栽を一部入れ替えしました。

だから何? というところではありますが、ごくごく少数の楽しみにしている患者さんもいる・・・かもしれませんしね。

休み中は、ほとんど根が生えたように「完全休養」だつたのですが、唯一の目標であった読書は終わられませんでした。

何しろ、翻訳物の「ヘンデル」なんですが、ある程度の予備知識を前提としている本で、次から次へと出てくる人名が多すぎて・・・

しかも老眼鏡使わないと読めないという・・・まぁ、所詮言い訳ですけど。そのかわりと言ってはなんですけど、曲はだいぶ聴きました。

10月なみの涼しさということで、夏らしさがありませんけど、エアコン無しで過ごしやすいのは悪くはありません。

とにかく、今日から、また頑張ります。

2017年8月16日水曜日

妻家房@ たまプラーザ東急SC


暑い、暑いと言っていたのは・・・つい最近だったように思いますが、気がつくと台風以来の連日の雨降り。地面も大気も随分と冷え込んでしまいました。

確かに暦では、すでに秋を迎えているというものの、もう少し暑くてもいいのかも・・・こういう時は辛い物を食べて、ばーっと汗をかきましょう。

というわけで、韓国料理です。
スンドゥブです。
真っ赤です。

辛いのですが、海老、イカ、帆立、あさりで海鮮の旨味がしっかり出ていて、めちゃめちゃ美味しいです。

で、今回の「問題」なのはこの妻家房(さいかぼう)というお店。

この店は、たまプラーザ東急SCの中にあるんですが、レストラン街は5階で、そこにある韓国料理店は・・・あれっ? 違う名前ですよね。

そう、実は知る人ぞ知るという、いわゆる「デパ地下」の食料品売り場の中のイートイン・スペースなんです。

普通に韓国料理の食材を売る店なんですけど、端っこに4席の食べれる場所があって・・・ ・・・ ・・・ 

いや、確かに物は美味しいのですが、さすがに買い物客がわんさか通っている所で食べるというのは、けっこう勇気が必要ですし、誰か知人にでも見られると・・・

少しでも奥まって、ちょっとは周囲の視線から逃れられるような雰囲気を作ってくれればいいんですけどね。

何にしても、月火水と3日間、クリニックはお盆休みにさせてもらいました。どこへ行っても混んでてお金もかかるので、どこに行くでもなく、しかもひたすら雨ですからそろそろお尻がカビてきそうです。

今年は一週間の夏休みは、8月と9月に分割して取らせてもらっていますが、とりあえず前半は本当に完全休養で終わりそうです・・・まっ、それもいいかっ!! というところでしょうか。

2017年8月15日火曜日

ヘンデル 立身出世物語 その1

ヘンデルは本名をGeorg Friedrich Händelと云うわけで、もともとはドイツ人、ザクセンのハレという街で生まれました。1685年2月23日のことですから、だいたい350年前くらいのこと。

これはハレの聖母マリア教会の洗礼記録というのが残っていて、生年月日については間違いがありません。ちなみにヨハン・セバスチャン・バッハは、何と同い年で、1685年3月21日生まれですから、わずかに1カ月としか違わない。

少なくとも一地方都市の教会音楽家のバッハのことなど、ヘンデルはまったく意に介していなかったと思いますが、バッハは国際的有名人になったヘンデルに会おうと2度チャレンジして、いずれも失敗している。

現代では音楽の父・母と称される二人は、同じバロック期に活躍した音楽家としてとにかく対照的な人生を歩みました。

二人ともキリスト教徒ですが、プロテスタントは共通ですけど、バッハはルター派でヘンデルはカルバン派。

音楽家の家に生まれ、音楽の道に進むのが当然だったバッハに対して、ヘンデルは法律家にしたかった父親の希望に逆らいました。

2度の結婚で子どもを20人も作ったバッハですが、自由人ヘンデルは生涯やもめ暮らしです。

宮廷に仕えたり、教会の中に入って、いろいろな手かせ足かせの元で仕事をしたバッハに対して、自由にヨーロッパを行き来して、うまく宮廷などに取り入ったものの、最後のところで自由を放棄せず好きに生きたヘンデル。

いつも根底に厳格な信仰心を貫き、少人数の楽団しか使えない音楽活動を中心にしたバッハ。ヘンデルは、貴族、大衆を楽しませる歌劇作りを中心に、時には大人数の歌手や演奏家を自由に使ったヘンデル。

亡くなったのは、バッハが1750年7月28日、65歳でした。ヘンデルは1759年4月14日、74歳。実は、晩年に二人とも眼の病気を患い、ジョン・テイラーという眼科医の手術を受けているという偶然があり、そして二人とも手術は失敗とされているのが唯一の共通点かも。

これだけでも、ヘンデルの人となりは何となく見えてきますが、ヘンデルの生涯をもう少し詳しく追いかけていくことにします。バッハについては、教会歴に沿ってカンタータを聴くというテーマで、かなり細かい点まで掘り下げた(・・・つもり)ので気になる方は以前のエントリーを参照してください。

ヘンデルは、だいたい3つの時期に分けて考えるのが便利そうです。
1. 1685~1711年
 ハンブルグ~イタリアでの修行時代
2. 1712~1738年
 イギリスでのオペラ時代 
3. 1739~1759年
 イギリスでのオラトリオ時代

修行時代というと、最初の音楽との接点はハレの教会です。ヘンデルの父親は音楽とは無関係の仕事でしたが、反対する父親をよそにヘンデルは隠れて教会のオルガン奏者シァハウを初めての師とします。

当地の宮廷からは音楽の才能があると目を付けられ、父親にも音楽家にするように勧められます。でも、お父さんは頑なに拒否し、ヘンデル自身もそんな頑固な父親に対抗して1703年、17歳で強行的に自由都市ハンブルグへ旅立ちます。

カトリックとプロテスタントの対立から起こった三十年戦争が終わって50年という時代。ドイツは国土の荒廃から立ち直りはじめ、特に北の玄関、自由都市ハンブルグは文化的にも熟成していた時期です。

すでにオペラは、ハンブルグの一般大衆の重要な娯楽として定着していました。ヘンデルはヴァイオリン奏者、鍵盤奏者として名を上げると同時に、作曲活動を開始します。

劇場の監督だったラインハルト・カイザーの配慮で、1705年に初めてのオペラである「アルミラ(Almira)」が作られ好評を博しました。しかし、続く3作はぱっとせず、楽譜も失われています。

当時の音楽の最先端はイタリアです。ヘンデルのオペラもイタリア音楽を見様見真似で作り、うまくいかないなら本場にいくしかないと思うようになったんでしょうね。

1706年、ヘンデルはついにイタリアに向かいます。ローマ、ヴェネチア、ナポリなどを行ったり来たりしながら、スカルラッティ、コレッリらと親交を深めます。

演奏家として評判をとると同時に、教会、宮廷などのパトロンをうまくつかみますが、カトリックへの改宗を拒否したり、あくまでも自由人として振る舞います。

1707年、「時と悟りの勝利(Il Trionfo del Tempo e del Disinganno)」はイタリアでの最初の大作ですが、オペラではありません。当時のローマはオペラが禁止されていて、形式的に演技を控え、題材を宗教的にしたオラトリオが盛んに上演されていました。

この作品の上演の練習では、コンサートマスターであったコレッリが、「イタリア風」じゃないからうまくヴァイオリンを弾けないと言うので、ヘンデルは「こうするんだ」と見本を見せるというエピソードが残っています。

「時と悟りの勝利」はカトリックの枢機卿による台本によるもので、ヘンデルはイギリスに渡った際に再度改変して上演し、さらに生涯最後の作品でも2度目のリメイクを行っています。

1708年のオラトリオ「復活(Resurrezione)」も初期の重要作として忘れてはいけませんが、この時期、ヘンデルの作品として重要なものはイタリア語のカンタータでしょう。

短い物から長めの物までかなりの数が残されていて、後にいろいろなオペラやオラトリオにも流用されているものも少なくありません。特に1708年の「アチ、ガラテアとポリフェーモ(Aci, Galatea e Polifemo )」が有名です。

1709年、ローマを離れてヴェネチアでイタリア生活2作目になるオペラ「アグリピーナ(Agrippina)」を作曲しました。これは、イタリアでの作品の多くからの流用を含み、イタリアでの集大成とも言える作品ですが、逆に急な依頼による仕事だったのかもしれません。

いずれにしても、「アグリピーナ」を最後にヘンデルはドイツに戻り、ハノーファーの宮廷楽長に就任します。しかし、実際は就任直後に休暇をとり、生家のあるハレを訪れたりして楽長としての仕事はまったくせずに1710年ロンドンに向けて出発してしまいます。

2017年8月14日月曜日

亜沙郎中華飯店


とにかく、一つ一つの量は大したことはないのですが、休みなので(って、関係無いけど)何となく作れそうな家庭で楽しむ定番中華料理をいろいろ作ってみました・・・(^_^:)

エビチリ、鶏肉と胡瓜の酢和え、回鍋肉、麻婆豆腐、焼餃子、かに玉、青椒肉絲の七品です。

エビチリと麻婆豆腐は市販のソースを使用しました。餃子は冷凍品。

ふだんあまり家に常備されていないかもしれない調味料は、豆板醤とオイスターソースくらいでしょうか。

油は当然ごま油。でも、肉を使うものは肉から油が出ますから、量はほんの少しだけ。胡麻の香りを強く出したい時は、すりごまを混ぜています。

酢和えは、醤油、酢、砂糖、豆板醤。回鍋肉は、味噌、醤油、にんにく、しょうが、砂糖、豆板醤。

かに玉とはいっても、カニは入っていません。甘酢のあんかけは、醤油、砂糖、ケチャップ、お酢、少量の豆板醤。

青椒肉絲はオイスターソースと豆板醤だけ。

材料を切ったりして準備するのに1時間くらい。あとは一つ一つフライパンで5~10分。最後ができた時には、最初は冷めていました・・・

2017年8月13日日曜日

銭湯

クリニックは、お盆休みです。8月17日(木)から診療を再開します。

例年、この時期にまとめて1週間休みを取らせてもらって・・・一番どこに行っても混雑していて、しかも旅行代金も高くつく時期なので、あまり休みを有効に使っていませんでした。

去年は、初めて旅行らしい旅行として伊勢志摩に出かけましたが、やはりお盆の時期に遠出をするのは体力が必要です。そこで、今年は初めて休みを8月のお盆と9月のシルバーウィークで半分ずつ取ることにしました。

話はかわって、銭湯の話。

急な展開で脈絡も何もあったもんじゃない・・・なんですが、急に昔、原宿にも銭湯があって、家の改築工事の時に利用したことがあつたなあと思い出した。

自分の実家は、元々物心ついた時には青山大学の向かいの小路を入って3軒目でした。そこから、原宿側に数百メートル引っ越した。幸い、どちらも家風呂があつたのですが、原宿の家は古い中古だったんだと思います。

建て替えることになったのはいいけど、父が医院を開業していて休むわけにいかない。そこで、半分ずつ取り壊して、それぞれを立て直すという、随分と七面倒くさいことをしました。

風呂が無い半分を壊したら、新しく建てる方に風呂をつければいいんでしょうが、診療スペースが優先だったのか、数カ月間は風呂が無い生活でした。

だから何ということでもないのですが、今どきだとスーパー銭湯というような、けっこうな値段がするところしかありませんから、現実的に家族何人かが毎日外風呂してたら、けっこうな金額になりそうです。

今では都内の銭湯も、かなり少なくなったので、最初から建て直しで銭湯を使おうなんていう考えははなから思いつかないでしょうね。

2017年8月12日土曜日

かぼちゃ


かぼちゃ、南瓜、唐茄子、pumpkin、squash・・・・

日本へは中国・東南アジアから入ってきたらしく、カンボジアからカンボジャ、かんぼちゃ、かぼちゃとなったらしい・・・って、まじですかっ!?

最近では、かぼちゃは10月末のハロウィンで活躍するようになりました。ただし、これはアメリカ原産の表面がオレンジ色のもの(pumpkin)で、通常日本人が食用にしているもの(squash)とは違う。

かぼちゃはウリ科で、栽培は日当たりさえよければ比較的簡単。普通は夏前に開花して実をつけ、これから次第に大きくなって秋に収穫を迎えます。

特に女性は好物という方が多いかぼちゃですが、自分は実は苦手。一番の売りである甘いところが好きになれず、口の中でいつまでもその甘さが残る感じがどうも・・・

胡瓜(きゅうり)、苦瓜(ゴーヤ)、西瓜(すいか)・・・とかは栽培してもいいかなと思いますが、かぼちゃは種を撒きたいとは思わない。余所の家で作っている人を見て、物好きだなぁと・・・いや、感心するだけです。

2017年8月11日金曜日

ヘンデル本

ヘンデル探究を始めるのに、当然まずはネットを探すわけですが、本当に情報量が少ないのには驚きです。同時代を生きたバッハについては、様々な資料が揃っている(不足はありますが)のに、この違いは何でしょう。

まず、バッハはこどもがたくさんいたので、遺産がある程度ちゃんと残った。ヘンデルはやもめで、しかも生まれたドイツから後半生はイギリスに渡り帰化していますから、天涯孤独で墓標の生年月日すら間違ったままらしい。

そしてバッハは生涯ほとんど移動が少なく、ごく限られた地域でしか活躍していないし、また教会中心の活動ですから記録が残りやすい。一方、ヘンデルは各地を転々とした「国際人」で、しかも常に新しい物を求められる「流行」にのった歌劇が中心のため、忘れられるのも速かったのかもしれません。

そこで、今度は本を探してみるわけですが、やっぱりこちらも少ない。英語の本は対象となる読者は十数億人はいるでしょうけど、何しろ日本語の本は対象が1億人で、しかも音楽のマニアックな書籍となると、数千冊売れたら大ヒットなんでしょうから、数も少ないし重版もほぼ無いという状況です。

そこで見つかる、ほぼ唯一と言ってもいいくらいのテキストが、クリストファー・ホグウッドが1984年に書いた「ヘンデル」です。日本のヘンデル研究の第一人者、三澤寿喜が邦訳し、音楽専門書を数多く出版している東京書籍が1991年刊行しました。

ホグウッドはイギリス人の古楽演奏のパイオニアの一人ですが、古楽学者としても有名で、自分の中では古典派の作曲家が中心というイメージがありました。

しかし、2014年に亡くなった後に、いろいろな録音が集成され発売されるにつけ当然バロックも多くの重要なレパートリーであることを、遅ればせながら気がつきました。

同世代のガーディナーが、バッハ、モンテヴェルディ、パーセルなど宗教的な色彩の強い物、ラモー、グルックなどのフランス歌劇が中心なのに対して、ホグウッドはヴィヴァルディ、ヘンデルなどにより力を入れていたようです。80年代のヘンデル再発見運動は、この二人の功績はかなり大きいのかもしれません。

ちょうど、ホグウッドのヘンデル集大成の22枚組CDボックスが今年登場していて、幸いなことにガーディナーのヘンデルとのかぶりが少なくて助かります。

CDボックスはまだ到着していませんが、それより前に大量のガーディナーのヘンデルを聴き終えていませんので、まずはそっちから。もう一人、ミンコフスキーのヘンデルも合わせればだいたい有名どころの音源は揃いそうです。

ヘンデル本については、Amazon古書では定価より高い物しか見つからないので、「日本の古本屋」でリーズナブルなものを見つけました。

とりあえず読みだしてみたんですが、いきなり覚えにくい名前がたくさんずらずらと出てきて・・・ちよっとめげそうですが、このお盆の休みの課題としたいと思います。

2017年8月10日木曜日

夏はパエリア


昨日は暑い!! というより、熱っ!!

何か、空気が沸騰している感じ。外に出るというより、サウナに入るような暑さで、もう本当に嫌になります。

それでも、そこそこ患者さんが来てくれるというのは、院長としてはありがたいこと。来週は前半をクリニックのお盆休みにさせていただいているので、患者さんも今週多くなっているのかもしれません。

こんな時は・・・って、あまり関係ありませんけど、パエリアで元気をつけましょう。

あまりこだわらなければ、作り方は簡単。

2~3人前という感じなら、白米は1合。少量のオリーブオイルで炒めます。ここにちょっと濃い目のコンソメスープを200mlほどをいれます。

ここで、この料理をよりそれらしくするために、どうしても最低限必要なサフランを適当にぱらぱらと。サフランは高価ですけど、これだけははずせない。

あとはもういい加減ですけど、食べたい魚介や野菜を表面が隠れるくらいに好きなだけ敷き詰める。

今回は、たまたまムール貝があったので、だいぶそれっぽくなりました。真空パックになっているあさりも追加。あとは普通の冷凍のシーフードを使いました。野菜は、トマト、インゲン、茄子、玉ねぎ、マッシュルーム・・・

難しいのは火加減。蓋は必ずします。初めは強火、途中から弱火で40分くらいでどうでしょうか。湯気が減ってきたら、特に匂いには注意。できるだけ焦がさないようにしたいのですが、けっこうわからない。

もっとも、多少焦げているくらいが美味しいんですけどね。屋外でキャンプなんて時のメニューにも最適です。

2017年8月9日水曜日

望みを叶える月


今は、みずがめ座の場所に輝く満月で、しかも部分月食にもなって、夢や希望を現実にしてくるパワーがある・・・

・・・何てことが、あまり目立たない程度に話題になっていましたが、実際そうなるのは8月8日午前3時11分・・・って、台風きていたやないかい。空曇っていたやないかい。

残念ながら、見れた方は日本中にあまりいなさそう。というわけで、台風一過の8月9日の満月をお届けします。

1日違いですが、残念ながらもうただの満月です。月食もないし、右下付近は少し欠け始めているように見えるので、厳密には満月とは言えないかもしれません。

ですけど、強めの月明かりで十分に輝いていて、最大の1/10くらいのパワーは秘めているかもしれませんね。

2017年8月8日火曜日

救急車


それにしても、今回の台風、遅くないですか。自動車並みと思っていたら、そんなもんじゃない。自転車並みです。

各地で長い時間大雨になっていますので、様々な災害被害が起こっており、関東地方もまだまだ安心できません。

さて、救急車の話なんですが、乗ったことあります? って、もちろん、救急車に乗るということは、それなりに体調が悪いわけですから、むやみやたらと乗るもんじゃありません。

自分は医者ですから、付き添いの同乗という経験が何度かあります。その時思ったのは、赤色灯を点灯しサイレンを鳴らして走っていても、道を譲ってくれる自動車が本当に少ないということ。

当然、道路交通法に規定されていることですから、緊急車両が接近した場合の対処は、ドライバーなら皆さん、教習所でさんざん習ったはずなんですけどね。

実際乗って前方を見ていると、がっかりさせられる。すぐ後ろに救急車がいるというのに、まったく停まる気配の無い車が多すぎです。交差点でも、前を平気で横切っていくんですよね。

一方、救急車の呼び方もずいぶんと問題になりました。

もっとも、どうなったら救急車を呼ぶかというのは、難しい判断です。命に関わりそうな、自分で動けそうもない状況が一番間違いないのですが、それを簡単に決めることはなかなかできるものじゃない。

少なくとも、かぜをひいたからとか、夜間で行ける病院が近くにないからとか、病院に行く足がないから・・・ということで救急車を利用してはいけないし、実際そういう利用は少なくない。

そして、救急車を受け入れる病院側の問題もよく指摘されます。

昔、救急にいた時に50km以上離れた場所から患者さんが運ばれてきたということがありました。途中、何か所もの病院で受け入れを拒否され、ついにここまで来てしまったということ。

もっとも、中規模病院では、当直はたいてい一人ですから、自分の専門以外の問題だつたり、専門だとしても一人では対処しようもないケースというのは山ほどあって、医者側の立場からは救急車を断ることは無理もないと思えることも少なくはありません。

大きな病院では各科の当直が揃っていて、また専門とする救命センターも増えたので、そのあたりはだいぶ整備されてきている印象はありますが、まだまだ地域によっては不十分と言わざるをえない。

救急車は、絶対不可欠な公共サービスの一つですが、まだまだいろいろな問題が解決されていないし、実際に解決するのはかなり困難なことですね。

2017年8月7日月曜日

立秋


暦の上では、今日から秋なんですって。

そんなこと言われても、暑いし、蒸すし、寝苦しいし。台風来ていて、今日は四国、明日は関東かと・・・

まぁ、明治時代に世界に合わせて統一した暦を使うようになったので、しょうがない。旧暦で何でも物を言うと、実際と1カ月くらいのずれが生じてしまう。

まぁ、暑さのピークくらいに思っておけば、これからは少しずつ涼しくなると気持ちも楽になるとというものです。

暑い時は川の近く行けば、よりいっそう涼しい・・・んですが、このあたりの川は、こんな感じ。

両側をコンクリートの壁で囲まれて、風情も何も無い。防災対策と言ってしまえばそれまで。

暦は人が自然に寄り添って生活するための知識ですけど、人は自然を自分らのためにいろいろ変えてしまいましたね。

2017年8月6日日曜日

ヘンデルの世界を知るための序章

ヘンデル・・・とグレーテルなら知っているという方はいるかもしれない。いやいや、それはヘンゼルだし、グリム童話だし。

ヘンデルというと、日本クラシック音楽界では「音楽の母」と言われるドイツ人の大作曲家(ちなみに「音楽の父」はJ.S.バッハ)。

正確にはGeorg Friedrich Händelで、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルとなるのですが、実際のところイギリスに帰化して生涯の2/3をイギリス人として過ごしている。

ですから、George Frideric Handel、ジョージ・フリデリック・ハンデルという呼び方もあったりします。

小学校の音楽の授業などで教わるヘンデルの名曲・・・「水上の音楽」と「王宮の花火の音楽」、そしてオラトリオ「メサイア」の中の「ハレルヤ」コーラスのほぼ3つだけ。

バッハについても、その仕事の大部分は教会と密接に関係していたにもかかわらず、音楽の授業で教わるのはごく一部の器楽曲だけでした。今はどうなっているかわかりませんけど、ずいぶんと偏向教育だったように思います。

さて、ヘンデルの音楽を聴くのに、その資料的なものを本・ネットで探してみようと思うと、そのあまりの少なさに驚きます。仮にも「音楽の母」と称するにもかかわらず、父バッハの膨大な記述に比べて、その他大勢扱いです。

これでは水上・花火・ハレルヤの三羽烏の世界から広がるはずもなく、ヘンデルの世界を堪能することはかなりの困難がつきまとう。自分は音楽学者ではないですから、あくまでも与えられた限られた知識しかありません。

ただ、資料の多いバッハの音楽、特に宗教曲の世界をいろいろ知る中で、同時代にバッハと対称的な生き方をしたヘンデルの話は断片的に登場し、少なくとも小学校の音楽室以上にためになりました。

ですから、ヘンデルの仕事の多くはバッハのそれと同じように声楽にあったことを知ることができました。バッハはストイックな教会の礼拝のために多くの声楽曲を作り、そしてヘンデルは一般大衆の娯楽のために劇場音楽、つまりオペラ、オラトリオを作った。

当然、一般の民衆の認知度には雲泥の差が生じるわけで、生前の人気は「流行作家」のヘンデルが圧倒的で、「純文学作家」のバッハは相当コンプレックスをもっていたかもしれません。

しかし、流行音楽は忘れられやすく、厳格な教会の記録が残されたバッハの方が資料が多く、没後の研究が盛んに行われたことが、今の差になっているのかもしれません。

バッハと同じく、1980年代に古楽演奏が注目されるようになり、忘れ去られていたヘンデルのオペラの再演が行われるようになりました。

ここで、重要な活躍をしたのがジョン・エリオット・ガーディナーです・・・そうなんです、自分にとってクラシック趣味を大きく変えてくれたガーディナー先生がここでも登場するのです。

この時期にガーディナーが取り上げたヘンデルのオペラ・オラトリオは10作品ほどで、全部で70作くらいある中の一部ではありますが、今日重要とされるものはだいたい含まれています。ガーディナー先生の世話になって、一つ一つを確認していくことから始めたいと思います。

そして、ネットでほとんど唯一と言ってもいいくらいのヘンデル情報が日本語でまとめられているのが「ヘンデル御殿」です。こちらのサイトは、情報が抜けている作品もありますが、ほとんどそのまま本にして刊行してもいいくらいの完成度は頭が下がります。

さて、ヘンデルの音楽の世界・・・って、よくわかっていないのに、ずいぶん強気の話ですが、少し興味が湧いてきましたから、これからガーディナー先生のCDを順番に聴いていきたいと思います。

2017年8月5日土曜日

内閣改造なんだって


戦後日本は、民主主義・資本主義国家として高度経済成長を経て世界の中で比較的裕福な国に再生・成熟した・・・というのは正しい認識だと思います。

その中で、国に勢いをつける産業が重視され、大企業が成長する。またその大企業が国に利益を還元し、国も大企業を支えるというのは、資本主義の原理原則からして間違いではない。

その結果として、今の自由民主党が存在するわけだし、「民主」と名の付く野党もありますが、本当の意味で一人一人の民よりも、大きな経済活動に寄与する集団 - - - つまり大企業に政治の優先度が高いというのが現実です。

ですから、資本主義に傾きすぎると、本当の意味での民主主義は後退せざるをえないのは必然なのかもしれません。

高度経済成長期は、確かに企業の成長が一般国民の利益にも比例的に還元されていて、その結果民衆は労働力を提供するというサイクルがうまく回転し、経済成長は頂点に達します。

余剰利益が生まれだしたとき、企業はそれを目に見えない「投資」に注ぎ込みだしたのがバブルの始まりであり、架空の利益が現実のものではないことが判明したのがバブルの終焉でした。

その結果、続く他国の経済成長に資本が流出する状況も加わって、経済停滞、場合によっては後退とともに、その補填として一般民衆は労働力の提供だけが増大することになりましたが、労働に見合った収入の増加はないというのが平成の現実です。

日本国民は、選挙で政治家を選ぶ権利を有していますが、民意を反映するはずの政治家のレベルが上がれば上がるほど、その視点は民衆から離れていくことになる。

経済成長が順調な時は、それでも回り回って「民主」の形になっていましたが、現在の日本では本当の意味で民主主義を回復できることが政治家に求められているのではないでしょうか。

・・・なんてことを、やたらとスキャンダルばかりの何だかよくわからない今の政治家の方に向けて言いたくなったということです。

部下の多くのスキャンダルで潰されそうになっている総理大臣という見方もあります。ですが、いくら内閣改造しても、自身もスキャンダル(下ネタでないだけまだましですが)を抱えていまだ国民を納得させていません。

10年間で、総理大臣もずいぶんとお年を召されたじゃありませんか。10年前の若々しい青年宰相の面影はありませんね。もっともその時は、病気のためという理由はあっても、結果として責任放棄辞任の前歴がありますけどね。

少なくとも長期政権は問題を増やすことしかないことは、歴史上多くの例がある。そういう政権を許しているのは、今の日本には力のある野党が無いことが一番悔やまれるのかもしれません。

2017年8月4日金曜日

鮨 くさびや@ あざみ野


暑い、暑いとぼやいていたら、この数日は急に寒い、寒いになって、体調管理が難しい。大型台風の影響なんでしょうが、少なくとも天気は晴れている方がいいですけどね。

さて、納涼会ということで・・・あざみ野駅前にある「鮨 くさびや」に行きました。

あざみ野駅はちよっと複雑な構造をしていて、知らない人だとこの店にはどうやって行くのかと悩むかもしれません。実際は、すぐ裏で徒歩1分という感じ。


基本は寿司屋ですから、海鮮系の食事が中心。まぁ、だいたい想像するメニューはだいたいあります。

特に刺身は種類も多く、その日のおすすめが充実している感じです。

実はワインをたくさん飲んでしまい、最後に肝腎の握りが出たんですが、食べた? 記憶が無く、味について書けません・・・

まぁ、高からず低からずのほどほどのお値段でした。小さな会合にはちょうどいい感じです。

2017年8月3日木曜日

実になる前は花


去年、小紫の実を話題にしたんですが、小さな紫の実がたくさんなっていい感じでした。

実がつくのは「実りの秋」というくらいですが、実ができるということは、その前に花が咲いているということ。

昔だったら、そんなことまで気にも留めていなかったんですけど、どんな花が咲くのか興味深く1年待っていました。

そして、夏のこの時期、やっと花を見ることができました。

なるほど、小さい紫の実がたくさんつくわけですから、花も小さくてピンク色。実よりも小さいくらいです。

これは、その気になって注意していないと見過ごす可能性が高い。

でも、1年間の懸案事項が一つ解決した感じで、何か嬉しくなりました。

2017年8月2日水曜日

大雨


連日、干されたり蒸されたりで、大変過ごしにくい毎日が続きますが、昨日は昼からは土砂降りの雨。

昔だったら「夕立」、今は「ゲリラ豪雨」とよく言いますけど、もう風情も何もあったものじゃない。

気温が少しは下がっても、湿気が凄すぎて快適感はまったくない。台風が近寄っていますから、しばらく昨日のようなことも多くなるかもです。

やばいくらいの量が一気にふって、外は白く煙った感じになりました。ただ写真にしてしまうと、残念ながらそのあたりの雰囲気はぱっとしませんね。

こんな天候だと、外を歩くのは大変です。クリニックにお出でになる患者さん方もびしょ濡れ。すべって転倒したり、かぜなどをひいて体調を崩しやすくなりますから注意しましょう。

2017年8月1日火曜日

東急ハンズ


もともとは渋谷区民でしたから、1978年に東急ハンズがパルコの裏にできた時はこんな場所にと驚きとともに、ずいふんと変わったもの、だけど斬新な面白い物ばかりがある店として喜んだものです。

ハンズは東急グループの「ホームセンター」という立ち位置にあるのですが、ちょっと便利なもの、へぇっと感心するもの、他ではまず見つけられないものがたくさん取りそろえてあって、生活にゆとりを持たせてくれる。

渋谷の店舗に行くと、まずエレベータで最上階に行くのが始まり。各階は、ちょっとずつ高さがずれたA・B・Cの3つのフロアからなっていて、順番に見ながら降りしてくるのがお決まりのコース。

お店には悪いのですが、実際に購入するのは数百円程度の文具が中心でした。ですが、けっこうな時間楽しめて、時にはどうでもいいものに出費したこともないわけではない。

今は、あちこちに店舗が増えましたので、自分のテリトリーにも何か所かありますが、あの建物全体がハンズという渋谷店ほどの売り場面積はどこにも無い。

似たような店なら伊東屋というちょっと高級感のある品を取りそろえる大型文具店がありますが、小さいハンズはカジュアル感で差別化している文具店的な存在なのかなと感じます。

まぁ、大きくても小さくても、ちょっと暇つぶしにもってこいの場所であることは今も変わりません。

2017年7月31日月曜日

選挙


昨日は、横浜市の市長を選ぶ選挙の投票日でした。

国政選挙と比べると、同じ投票所なのにだいぶ静かな感じ。まぁ、地方選挙ですから、当然かもしれません。

横浜市は、8年前に女性の林文子氏が市長になりました。その前の市長だった方は、かなり自己アピールの強いキャラで、いろいろとかき回した。

林市長になってからは、いわゆる「待機児童問題」はかなり改善したことは評価されますが、他に大きな争点が無いのが今回の選挙。

対立候補は新人の二人ですが、いずれも何をどうしたいという声は、横浜の端っこに住んでいる自分の耳には聞こえてきませんでした。

開票結果はすでに林氏の再選が確定しているようで、自民党からは喜ぶ声が出ていますが、別に今のボロボロの自民党政治が許されたわけではない。

横浜市民は林氏という個人を認めただけだし、たまたま自公推薦だっただけ。相乗りして喜ぶなら、国会は衆参議院を解散してみましょうよ(絶対無いでしょうけど)。

一度、すべてをリセットした方が、本当の評価がはっきりするというものです。

2017年7月30日日曜日

今度こそヤモリ


ついこの前、トカゲ、ヤモリ、イモリのことを書きました。その時に見つけたのはどれでもなく、カナヘビという奴のようだったのですが・・・

今度こそ、これは間違いなくヤモリのようです。本当は、ひっくり返してお腹が赤くなければ確定なんですが、何しろすばしっこいですから、写真を撮るだけで精一杯。

家守というくらいで、家を守っていてくれるのでしょうから、いじめてはいけません。なんか、最近爬虫類系が多いなぁ・・・

それにしても、iPhoneのカメラ・・・ダメダメですな。

カメラを重視して7 plusにしたんですけど、ちょっとデジタルズームしたたげで、画面の粗さは目立ちすぎ。光が足りないとノイズの入り方も半端ない。

カメラ機能を中心に考えると、「面白い」写真は確かにiPhoneの方がアプリが充実している感じはしますけど、「画質」としてはXperiaの方が圧倒的に素晴らしい。

このあたりは、それぞれのメーカーのスタンスの違いがはっきりしているところなのかと思います。

2017年7月29日土曜日

カミキリムシ


カミキリムシは、割とよく見かける昆虫です。ぱっと見てすぐに判別がしやすいのは、長い触角と頭と胴体のつなぎ目の角張った感じが特徴的なんでしょうか。

ただ、細かい変異はすごく多いらしく、数百種類以上、世界中だと数万種類のカミキリムシがいるらしい。もうそうなると、色や模様は何でもありということでしょうね。

カブト、クワガタのように昆虫界にもスーパースターがいますが、カミキリムシはどちらかというと汚れ役。

松を食い荒らす「松くい虫」もカミキリムシの仲間ですから、幼虫が材木の中に入り込んで傷めることもあって喜ばれません。

彼らも、ただ生きることに必死なだけなんですけど。

2017年7月28日金曜日

大暑


いよいよ盛夏。二十四節気では、今秋から大暑に入っています。

暑い夏は、比較的咲く花は多くないので、そこらを歩いていると紅い百日紅はたいへん目立ちます。

以前は、まったく気にしていなかったのですが、季節を意識したり、鉢をいじってみると、自分の近くにも庭に百日紅が植わっている家はたくさんある。

百日紅は枝先に花をつけるので、表面が赤くなった様はわかりやすい。こちらの木は、ほぼ満開状態です。

今週は火曜日が土用丑の日でした。べたな反応としては鰻を食べる・・・というところですが、がっつり食べるには昨今は超の上に超がつく高級魚になりました。

ちなみに、今年は土用丑の日は8月6日にもう一度巡ってきます。これを機会に鰻を食べるという方は、もう一度散財するチャンス。

今週蒲焼で食べたなら、次回は白焼きで、ワサビをちよっとつけて、お好みの日本酒と伴にというのもいいかもしれません。

2017年7月27日木曜日

軽自動車


何だかんだで、ずいぶんと自動車を運転してきましたけど、実は軽自動車を所有したことはないし、運転したことも無い。

だからといって、高級車が好きということでもない。ベンツとか乗ってみたいと思ったことは、(たぶん)一度も無い。

ひたすらトヨタ。カリーナから始まって、カリーナED、プラド、アレックス、プリウスα・・・浮気で、マツダのMPV、日産のマーチってな感じ。

軽自動車は、街乗りのちょっとだけ使うなら十分だと思うんですけど、家族の人数とかいろいろ考えると狭いとか、時には遠出をするのに不安とか・・・

一番は安全性。交通事故に巻き込まれると、たいてい軽自動車はぐしゃぐしゃになっているニュースは度々目にします。

でも、ある程度安くて、それなりに走って、何か便利そうな軽自動車はけっこうある。3台目、4台目とかならあってもいいかも・・・

・・・って、置くとこないじゃん!!

2017年7月26日水曜日

バロック歌劇を突破口に

音楽を楽しむときにお勧めの楽しみ方は、気に入ったものが見つかったら、似たような曲、同じ作曲家の別の曲集、あるいはその演奏家や共演者の別のアルバムを次に探すというもの。

こうすると、次々に広がって、どんどんお気に入りが増えていくんですよね。それぞれを掘り下げていくと、際限なく聴きたくなる音楽が出てくるので楽しくてしょうがない。

クラシック音楽は、特に「限られた資源」ですから、何となく聴いているとすぐに聴くものが無くなってしまいます。

自分の場合はどうだったかというと、まずグールドの「ゴールドベルク変奏曲」から始まり、グールドのバッハ物に行き、そしてグールドの他の作曲家の演奏から、いろいろな演奏者によるベートーヴェンやモーツァルトのピアノ・ソナタ全集へとたどりました。

そのうちいろいろな作曲家のピアノ曲を掘り下げているうちに、室内楽、中でもシューベルトが気に入った。有名どころの室内楽を漁り尽すと、オーケストラ物ですが、たまたま選んだのがガーディナーのベートーヴェンの交響曲全集。

ここで古楽演奏に出会い、いっきにバッハのカンタータの世界へ突入し、宗教音楽全般からシューベルトの歌曲へたどり着いてしまいました。

で、結局流れに乗り切れず、何度も挫折を繰り返している最後の砦、自分にとってのエベレストとでも言えるのが歌劇、オペラの世界。

現代音楽については、基本的に無い物としています。確かに存在しているのですが、基本的に無調性の音楽は聴いて楽しくない。ジャズでもクラシックでも理解不能で、それに価値を見出したことはありません。

さて、エベレスト登頂をどうやって成し遂げるのか・・・難題です。

宗教音楽の多くが声楽を含むので、その流れでガーディナーのモーツァルト歌劇はいくつか聴きました。ビデオ映像があるものは、物語の流れがわかりやすく何とか視聴できたのですが、音だけとなると内容が理解できないのでどうも今一つです。かといって、2~3時間かかるオペラをじっくり見入る時間はなかなかありません。

特に宗教音楽での声楽から入ったので、有名どころが多いイタリア歌劇でのビブラート多めの派手な歌い方はどうも好きになれない。

歌手としてはメゾ・ソプラノのフォン・オッターを気に入ったので、クラシックにとらわれない幅広い取り組みは興味深くいろいろ楽しめる。

ということで、今のところとっかかりとして進行中の作戦があります。まったく問題なく楽しめるようになった宗教曲から派生したバロック歌劇、つまりモンテヴェルディ、ヘンデル、そしてグルック、パーセルあたりで、フォン・オッターが参加しているものを漁ってみようということ。

となると、またもやガーディナー先生にお世話になるのが一番よさそうです。実はガーディナーのコンプリートを目指して、けっこうすでに手元に揃っているのですが、ほとんどが一度聴いてそれきりになっている。

何もそこまでして歌劇(エベレスト)を聴こうとしなくてもいいんじゃない? という声が聞こえてきそうですが、あえて言いましょう。

「そこに山(オペラ)があるからさ」と。なんじゃそりゃ!!

2017年7月25日火曜日

老眼鏡


今年になって、急に老眼が進んだ気がします。

いや、とっくにありましたけどね。

40歳過ぎた頃から、寝転がって本を読むというのが辛くなりました。本を離すと字が見えるのですが、小さくなるので、特に文庫とかは読めない。あー、これが老眼というものかと実感したわけです。

とりあえず、眼鏡店にいって、視力を計測してもらった上で、ちゃんとした老眼鏡を作成。ところが、ちょうど視力に良過ぎるのか、かけるとけっこうきつい感じで、かえつて目の疲労感があり、どうしてもという時だけしか使わない。

でも、パソコンの画面とかは老眼鏡無しでもあまり苦にならず、モニター解像度がどんどん細かくなってもあまり気にしませんでした。

もともと近視・乱視のがちゃ目ですから、老眼を加わり何でもありです。ただし、運転免許はぎりぎり「眼鏡無し」です。

なんで最近老眼が悪化したのかはよくわかりませんけど、出来合いの老眼鏡を新しく買いました。一番弱い1.0というのですけど、おそらく実際の視力には不足気味なのかもしれませんが、十分見やすいし目が疲れません。

眼鏡のフレームについては多少こだわりがあって、なるべく細いもの、できればフレームレスがいい。眼鏡を常用しているわけではないので、視界にフレームが目立つのはけっこう気になる。

出来合いの物は安いのですが、それほど種類が無いのですが、そこはさすがに天下のAmazonでまぁまぁ希望通りのものを見つけられました。

さらにパソコン対応でブルーライト・カットだし、全部プラでちゃちい感じはありますけど、とにかく軽い。自宅用とクリニック用に2つ揃えました。


2017年7月24日月曜日

日本は亜熱帯


温帯地域と小学校で習って以来、日本は本来温帯に属する地域になっているはずですが、この何年かは、熱帯とまではいかないにしても、この夏の暑さは亜熱帯状態。

熱帯では普通にあるスコールが、ゲリラ豪雨と呼ばれて各地で被害をもたらすという状況です。昨日は風があっても、じめじめ感は強く、快適とはほど遠い。

ところが、この気候による地域の呼び方は「ケッペンによる気候区分」というものによるんですが、実は「亜熱帯」というのは無いんですね。

知らなかった、へぇ~、そうなんですか・・・と、いうだけのことですけど。

気温と降水量、そして植物の生育状況から決めるんだそうですが、熱帯、乾燥帯、温帯、亜寒帯、寒帯の5つが基本分類。乾燥帯と寒帯は植物が生えないので無樹林気候と呼ばれます。

ですから、亜熱帯というのは、気温が高く降水量が多い温帯の中の一部を便宜上呼ぶ言葉として使われています。一定の定義は無いので、意味合いが異なることもあるようです。

他にも、ちよっとマニアックなフローンとかアリソフの気候分類というのもあるんだそうで、この中では「亜熱帯」という言葉が使用されたりします。

一般人にとっては、本来過ごしやすい快適な「温帯」よりは、暑苦しさが増したということでの「亜熱帯」で困ることは無いと思いますけどね。

2017年7月23日日曜日

食べて治る?


こんな新聞広告よくあるでしょう?

これって、いわゆる健康食品の宣伝。テレビのCMにも似たようなものはたくさんあって、中にはそれなりに有名なタレントさんが出てきます。

整形外科で、老化現象で軟骨が無くなってますという説明はよくするんですけど、しばしばこの手の「薬」を飲んだ方がいいかと尋ねられます。

まず、間違いは薬じゃありませんから。食品です。美味しいと思うならどうぞ、としか言いようがない。

何に効くとかどこにも書いてませんから。「こんな方に」と書いてありますけど、「こんな方」がこれを食べたからどうなるとは書いてない。

自分が医者になった頃に、すでに軟骨を増やす研究は盛んに行われていました。あれから30年以上たっていますけど、いまだに実用的な手法は確立しているとは言い難い。

食べて何とかなるなら、そんな簡単なことはありません。

だから、山中教授のiPS細胞はノーベル賞の価値があるんです。再生医療の現実的な可能性を広げ、軟骨の再生も理論上は可能にした画期的な業績です。

この手の健康食品に、毎月多額の出費をするなら、毎月一度は高級ホテルでディナーとかの方が、精神衛生上いいんじゃないかと・・・

2017年7月22日土曜日

街中のワンコ


スーパーり入り口に繋ぎ止められた一匹のわんこです。

アニメ的には、「可愛い! ムフっ!!」ってな感じになるところ。

雑種? 犬種がはっきりしないけど、子犬かしら。大きさ的には、ヨークシャーテリアくらい。それにしては顔つきはシュナウザーっぽい。

ご主人が買い物から戻ってくるのを静かに待っている・・・わけではなく、通りかかる人に一々可愛く吠えていました。

2017年7月21日金曜日

手打ちそば おおつか @ センター南


機会があれば、手打蕎麦店を探して、あちこち・・・といっても基本は横浜市北部だけ、巡っていますが、今回は久しぶりに手打ちそば おおつかに戻ってきました。

久しぶりですが、「ホーム」という感じがします。ちよっと遅めでしたが、ちょうど一番の混雑が過ぎたくらいだったようです。

夏は暑さで昼過ぎからのお客さんは少ないということで、開店時間は30分繰り上げて11時だそうです。2時くらいまでには、その日に打った蕎麦は終わって閉店になります。

さて、今回は・・・まだ食べていないメニューを選択。

とろろせいろ、です。

蕎麦については、今更何をかいわんや。手打ちで細切り。数十秒だけ、さっと湯にくぐらせた蕎麦は、しっかりとした食感を残しつつも喉越しはとても滑らか。

これまでにブログに登場した蕎麦店の中では、ダントツのトップをキープしています。おおつかさんの蕎麦が一番旨いなぁと思うのは、変わりありませんでした。

とろろせいろは、濃厚なとろろがたっぷり器に入っています。夏場に向いたチョイスかと思います。刻んだ大葉がアクセントになって、口の中に爽快感も広がります。

ただ、ちょっと注意したいのは、とろろの味が強いので、蕎麦の味が弱くなってしまうこと。

せっかくの美味しいおおつかさんの蕎麦ですから、蕎麦を蕎麦として味わうことを忘れてはいけません。おかわりせいろを頼んで、こちらはざるで食べました。