2017年1月12日木曜日

忍野八海


忍野八海(おしのはっかい)は、富士山の麓、山中湖の近くにある八つの池です。

昔から、富士登山を目指す人々にとって、霊場として知られており、登山前に水行を行ったのだそうです。今どきの言葉で言えば、「パワー・スポット」の一つというところでしょうか。

大きさ的にはたいしたことはなく、そこらの池と同じようなものですが、何しろ水の清らかさが全然違う。

というのは、富士山の雪解け水が数十年かかって、地中を通って濾過されて湧き水としてこれらの池の水源になっているからで、日本国内でも有数の名水に数えられます。

近辺には、他にも同じような湧き水のある池はいくつも存在していますが、たまたまこの地域に集まっている、縁起が良いとされる「八」にちなんだこれらの池が、特に忍野八海としてまとめられています。


山中湖へは、何度もでかけた経験があるものの、実は忍野八海へは行ったことがありませんでした。

富士山の綺麗な写真を撮りたくて(失敗でしたが)、どこに行こうか考えていたところ、そうだ、忍野へ行こうと思い立ちました。あわよくば、雪景色とあわせて見事な風景を・・・なんて、まぁ、実際はタイミングがずれてうまくいかないものなんですけど。

確かに、すごく透明度の高い池の水は、なかなか見ていて感動物でした。狭い地域に集まっているので、ゆっくりと八つを巡っても2時間とかからないくらいですが、一度は訪れて損のない場所です。