2017年1月28日土曜日

ショップの子犬は未来の家族の夢を見るか?


現代にマッチしたものとして、ペット産業が勢いがあります。

少子高齢化の影響もあってか、犬や猫は言うに及ばず、様々なペットを家族として飼う方が増えたらしい。

ペットを販売する店もあちこちにありますし、グッズの専門店もある。動物病院もたくさんあって、人間と同じような高度な医療を提供するところもあります。

ペットに人間並みの「人格」を与えるような雰囲気が強まっている感じがするのですが、逆にそうなると悩ましいことも出てくる。

そもそもペットショップで動物を購入して「うちの子」と呼ぶなら、「人身売買」に値する行為ということになりはしないか・・・

う~ん、某国の田舎ではこどもが誘拐されて、こどものいない家庭に売られているなんて話がありますからね。

まぁ、そこまでの議論はなかなかされることは無いとは思いますけど。何しろ、基本的に人間は、地球上で身勝手な動物ですから。

ペットショップのケージにいれられたこの子犬は、どう思っているんでしょうか。

母親のところに帰りたい、それとも毎日のんびりで楽しい。早く誰か僕を指名してよ。あるいは、何も考えず、ただ過ごしているだけ・・・

できれば、自分を連れて帰って「家族」として大事にしてくれる人のことを夢に見ているといいんですけどね。