2017年4月19日水曜日

真っ赤なiPhone part5 メール問題


引き続き初めてのiPhoneをいろいろといじっているんですが・・・

今の自分が携帯電話、というか携帯端末を持ち歩く最大の理由は電子メール、LINE、通話、そして多少のWeb検索、たまにゲーム・・・というスタンスにはかわりない。

もちろん電話機としての通話機能は、まったく問題ない。LINEは簡単で、普通に設定すればそのまま引き続き使えます。

一番厄介なのが電子メール。iPhoneにはApple純正の「メール」が最初から付属してくるので、当然まずはこれで設定してみます。

これが、なかなか優秀なのは、無料のgmailはもとより、POP、IMAPなどのメール・サーバーにも対応し、SSLなどの暗号化もこなしてしまうというマルチな機能がある。

自分の場合、個人的な、特に通販などの一時的な利用はgmailを利用します。通常の個人メールとクリニックとしての公式メールには、地域のケーブルTVのメールで、これがそれぞれPOP/SSLでないと使えない。

そして、大学勤務の頃から使用していたのがUMINというPOP/SSLのメールで、これもいまだにいろいろとメールが来たりするので捨てるわけにいきません。

これらをすべて設定して読み出せて、しかも一つのボックスにまとめて表示できるところまではいいんですが、残念なことはそれがどのサーバーからのものかわからない。あらためて、それぞれの別々受信ボックスをひらかないといけない。

大事なメールを残しておくアーカイブ機能が無いのが辛い。中には大量のゴミ・メールがあるわけですが、一つ一つを削除して整理しても古いものは探すのがめんどう。そもそもゴミをゴミとして自動処理できれば言うことなしなんですが・・・

メールが来たことを通知する機能についても、いろいろと比較されることが多いようですが、自分の場合は1分1秒を争うことはないので、メールを確認するときにサーバーをチェックしてくれれば困らない。

そんなわけで、理想的なメール・クライアントとして希望するのは、複数のアカウントに対応できるもので、POPもIMAPも、SSLなどにも対応できるもの。受診したメールは、できれば一つのボックスでどこからのものかわかる形でまとめて見れるもの。

そのあと、必要なメールはアーカイブしておくことができて、迷惑メールはマークして今後受診しないようにできる・・・・つまり、実はPCで使用しているThunderbirdの機能が実現できればうれしいということなんですよね。

もちろん、PCでのメール確認ができれば、携帯端末ではサブ的あるいは緊急的な働きができればいいわけですから、すべてまかなえなくてもかまわない・・・と言いたいところなんですが、実は困った問題が浮上してきている。

Thunderbirdは、Windowsではサードパーティの無料メール・クライアントとしては最も使用されているもので、安定した使い勝手はまったく問題がない・・・はずだった。

ですが、実は開発元のMozillaが、Androidやiosに対抗して独自にモバイル端末用に開発したFirefox OSが大失敗し、技術者が流出、今後のアップデートはほとんど期待できないという状況なのです。

となると、今からThunderbirdに代わるものを用意しておく必要があるわけで、iPhoneを手に入れたのをいい機会に、いろいろと探究中というわけです。

今のところ、ネットで出てくる評判のよいメーラーで、希望の条件をそろえてくれるものは皆無。すでに人気のあるもの無いものあわせて10種類くらいを試してみましたが、どれもが一長一短。最近一番人気のSparkでさえ、使い物になりませんでした。

結局、多少の不満はあってもAppleのメールが一番まともかもしれないし、これ以上の機能はiosに求めること自体が無理があるのかもしれません。何とかいいものが見つかれば、全面的な移行もありうるので、少しずついろいろなお試しを続けてみるしかありません。