2017年5月23日火曜日

グランクラス

昨日、仙台日帰りの話を書いたんですが、その行き帰りの東北新幹線の話なんですけどね、普段からたまに新幹線とか利用するときは、その場で切符を買って自由席でいいと思っている人間なもんで、あまり指定席とかきにしたことがない。

行きは、たまたま一番早い発車が「はやぶさ」という停車駅の少ない車両で、東京を出ると上野、大宮で、もうその次は仙台。これは自由席が無いので、「不本意」ながら指定席を購入。

あっという間に仙台に着いたのでよしとしようと納得したわけなんですが、帰りについてははっきりと時間が決めにくいので、またその時に決めよう。どうせ、そんなに混んでないだろうと・・・

ところが、夕方の列車が意外に混んでいて、はやぶさはこの後いくつも満席状態。ありゃりゃりゃということで、停車駅は多くなりますけど、「残り座席わずか」と表示されている「やまびこ」でいいやと思って自販機を操作。

これで確定というところまでやったら、「ご希望の席はありません」と。えー、残りわずかと言ったやないか、と思いつつ、もう一度やり直し。座席の位置を窓側に指定したのがいけなかったのかと思い、今度はどこでも言いを選択。

そしたら席がありますというので、クレジットカードを挿入して、はい、購入終了と喜んでいたら、なんと出てきたのは「グランクラス」という切符。値段は・・・・ぎょえ~、倍近いほぼ2万円とな。

実は、グリーン車すら、乗った記憶が無い・・・・いや、一度ありました。20年以上前に成田エキスプレスで一度だけ・・・距離が短くて安かったから・・・まぁ、しょうがないとあきらめるしかない。とにかく帰るとなれば、できるだけ早く帰りたいですからね。

でもって、グランクラスというのは・・・最後尾の車両にあるコンパートメントで、一つ一つの独立した椅子が、全部で18席しかないんです。前後左右のスペースはたっぷりで、椅子もあちこち、まぁよく動く。

飛行機のCAさんみたいな、専属の綺麗なお姉さんがいろいろと要望を聞いてくれるらしい。各種飲み物が用意されていて、軽食もついてきます。「和軽食にいたしますか、それとも洋軽食にいたしますか」と呼んでもいないのに聞かれました。

隣のおっさんなんて、「ワインください」、「コーヒーください」、「おつまみください」、「アイマスク貸して」とか、まぁただだと思ってか、ばんばん注文していましたけど。

とりあえず、確かに値段のこととか、せこいことは気にしなければ、最高に乗り心地はよかったです。また機会があれば、次回も・・・いや、乗らんわ、やっぱ高いです。自由席があれば、それでいいわと思いましたけど。

2017年5月22日月曜日

日本整形外科学会 @ 仙台


いゃぁ~、昨日は暑かったですねぇ~、、、、仙台では。

・・・というわけで、昨日の日曜日、朝早くに家を出て、仙台まで行ってきました。

行きは東北新幹線のはやぶさに乗れたので、東京駅から仙台駅まではたったの1時間半。速いですね。

ただし、帰りはちょうどいい新幹線がなくて、たくさんの駅に停まるやまびこでした。しかもポイント故障があって、発車時間が30分遅れたので、予定より1時間近く帰り着くのにかかりました。

仙台日帰りの理由は、日本整形外科学会学術集会への参加です。整形外科としては、日本では最も大きくて権威のある学会ということで、特に専門医資格を維持するためには数年に一回の出席が義務付けられています。

学会そのものは、もう10年くらい前からは大量研修会状態で、専門医を維持するためだけに開かれている・・・と言っても過言ではありません。もっとも、昔から「お祭り」みたいなところはありましたけど。

発表される内容は・・・正直いってしょぼい。その他の専門の研究会などの方が、突っ込んだ高度の内容の発表があり、討論にも熱が入ります。

ちなみに、交通費と参加費、専門医認定用の単位取得料を全部合わせて、約6万円(!!)も使いました。できるだけ首都圏近辺で行われるとき、せめて交通費のかからない時に行きたいのですが、まぁあまり贅沢は言っていられない。

集会は木曜日から始まって4日間。ただし、開業医をしているとなかなか平日を休んでというのは難しい。高い参加費なんで、日割りにしてもらいたいものですが・・・

特に最終日で、もうほとんど「終わりました」状態なので、なおさら研修会色が強くなります。専門医の在り方もいろいろと変わってきていますので、しょうがないのかもしれません。

2017年5月21日日曜日

クレマチス


大きな花なので、すごく存在感があります。直径は10センチ以上で、8枚の花弁が放射状に広がった様はなかなか見応えがある。

例によって、今回も名前がわからない・・・ネットで検索すると、似たような花で皇帝ダリアというのが見つかりましたが、それは晩秋に開花するのでどうも違う。

皇帝ダリアに似ていて5月開花で検索しなおして、まさにこれだろうというので見つけた名前が「クレマチス(センニンソウ)」です。

皇帝ダリアは、もちろんキク科のダリアの仲間で木のように育つ。クレマチスはキンポウゲ科で「蔓性植物の女王」とも言われ、別名が風車だそうです。確かに風に吹かれて回りだしそう。

2017年5月20日土曜日

シューベルトのリートをチェロで聴く

5年前にMaiskyによるシューベルトのアルバムを紹介したことがあるのですが、シューベルトの歌曲をチェロのような人間の声の音域に近い楽器で演奏するというのは、なかなか相性が良くて一つの楽しみ方としては悪くない。

前に書いたときは、実はまだクラシックの歌物が苦手だったわけで、それから何故かバッハのカンタータに目覚め、何とかモーツァルトの歌劇をつついて、シューベルトのリートにたどり着いています。

そもそも、クラシック音楽というのは「限られた文化資産」みたいなもので、ある程度聴き漁ると終わってしまう。基本的に、さらなる新曲はでてこない(希に、楽譜が新発見されたりすることはありますが)。

そうなると、どうしても更なるバリエーションを求めて、編曲版を探し始めてしまうわけですが、シューベルトの歌曲についてはありそうで、意外と多くはないという印象です。

「冬の旅」はさすがに一番有名な歌曲集ですから、チェロ版、ヴィオラ版、あるいは無伴奏混声合唱版、伴奏がギター版、ピアノ・トリオ版、弦楽四重奏版、オーケストラ版などいろいろとあります。

「白鳥の歌」も「冬の旅」ほどではないのですが、それなりに探せます。「美しき水車小屋の娘」については、一部が取り上げられることはありますが、全曲通しというのはほとんど無いといってよい感じです。

三大歌曲集を離れて、その他の個別の歌曲についてはものすごく少ない。もっともリストがピアノ独奏用に編曲したものはかなりあり、ハワードのマニアックすぎるHyperionの全集だと、かなりの枚数のCDで聞くことはできます。

リストの努力には悪いのですが、歌と伴奏の両方がピアノで奏でられると、めりはりが少なく、どこが歌の旋律で、どこが伴奏なのかわかりにくくて、はっきり言って退屈。

やはり歌は別の楽器で聴かせてもらう方がどうもよさそうで、その中でも楽器としてはチェロが一番最適のように思います。そこで、Maisky以外のものを2つ見つけたました。

一つは、Alexis Descharmesのもので、これは全20曲です。三大歌曲集からは選ばれておらず、すべて個別のリートというところが珍しく、企画としての考えが見えてくる感じがします。

演奏としては、まぁたぶん普通。CDを出すくらいですから、下手ではない。実は、Descharmesはリストの珍しいチェロ曲のCDも出していて、こちらも持っているのですが、同じく普通という感じ。

いずれにしても、悪くはないので、BGM的に聴くには悪くはありませんし、歌曲のメロディをうまく抽出するという点においては合格の出来だろうと思います。

もう一つは、Anne Gastinelという女性のチェロ奏者のもの。こちらはMaiskyと同じく、Arpeggione Sonataがメインで、あまった時間をリート曲の演奏に充てている。

そもそもArpeggioneと言う楽器は、ほとんど現存していないので、この曲の演奏はチェロによるものがほとんど。言ってみれば、チェロ用編曲版ということで、こういう組み合わせは十分に理解できます。

Gastinelは新進チェロ奏者としては割と注目され有名みたいですが、見識の少ない自分はあまり詳しくは知りません。曲の選択は有名どころが中心で、Maisky盤とかぶりがけっこうあります。

自分の場合を考えると、歌物が苦手に場合は、歌物に入っていくための旋律を知るための導入編として興味深い。そして、歌物が好きな場合は、違った角度から歌の構成を再確認する応用編として掘り下げるのに聴いて損は無いかと思います。

2017年5月19日金曜日

TAMRON 便利ズーム

NIKON D750 + TAMRON 24-300mm F3.5-6.3 Di VC PZD  1/800 f6 18033 ISO1000 
年を取ったと思うことは何がありますか?

いゃっ、もうっ、山ほどありますよ。あれでしょ、これでしょ、それもでしょ。中でも、重たいものを持ちたくなくなったというのは、毎日のことでカバン。

そもそも、自宅とクリニックの往復で生活の95%が終わっているんだし、カバンを持ち歩く必要性はかなりないんじゃないかと・・・

でも、カメラを持ち歩きたいんですよ。それも一眼レフ。最初はカメラを手にした嬉しさで、多少のことは我慢していましたが、やはりどうにも大きなバッグが辛くなってきた。

今、メインで使うのがNIKON D750というフルサイズ・デジタル一眼。これの本体が750gで、一番よく使うレンズはSIGMAのArt 24-105mm標準ズームの重さが885gです。

やはり、普通に持ち歩くにはけっこうずっしりとした重みを感じます。特にレンズ。確かにSIGMA Artシリーズは、いいんだけど重い。

それと105mmという望遠端の焦点距離なんですが、まぁ、そんなに遠くのものを撮影したくなることはないので、十分と言えば十分なんですが・・・ときどき、もうちょっと寄れればという瞬間がないわけではない。

まぁ、パソコンでトリミングすればいいんですけど、どうせならフルサイズの画質のままで写真を残したいと思うとやや不満がないわけではありません。

SIGMAでAPS-C専用だとContemporaryシリーズで18-300mmの、いわゆる「望遠便利ズーム」があるんですが、フルサイズ用は・・・無いんですよね。

そこで以前から気になっていたのがTAMRONの高倍率ズームで28-300mm F3.5-6.3 Di VC PZD (A010)というレンズ。いろいろ悩んで、ついに買ってしまいました。

最初の印象は、とにかく安い、そして軽い。今やもの選びで、この点はかなりポイントが高い。実売5万円台で540gです。

SIGMA 24-105mmに比べると、大きさも一回り小さく、345g軽くなっています。たかが345gと思うかもしれませんが、実際手にした時の感じはかなり違います。

見た目は、SIGMAのどっしりとしたメタリックな外見と比べてしまうと、だいぶ見劣りします。プラスチック感はしっかりある。だから軽いというところですから、ここはあきらめるしかない。

もともとTAMRONがあまり好きではなかったのは、成金っぽい金色の装飾リングがボディに入っているところだったんですが、このレンズではリングはガンメタに近いシルバーで、これなら落ち着いていてがまんできます。

もちろん一番大事なのは、写りがどうかというところ。いろいろなレヴューは、当然のことながらコストパフォーマンスに注目して高評価する人と、安かろう悪かろうで低評価する人に分かれます。

どちらもごもっともなんですが、確かに望遠端での周辺減光はけっこう目立ちます。これはどこのレンズでも付き物ですからしょうがない。

もっと明るければということなんですが、それだとレンズが重くなって値段も数倍する。安さと軽さを重視するなら、自分の評価としては我慢できる範囲だと思いました。

広角側では、ほとんど写り具合には不満は感じません。標準域での撮影では、比較的きりっとした画像が得られ、素人写真家には問題はないように思います。

上の写真はオートですが、180mm 1/800 f6 ISO1000で、水のシャワーの感じがうまくとらえられました。ぼけ具合も悪くありません。

このくらい写せて、手振れ補正があり、超音波モーター搭載で素早いAFが得れ、簡易防滴にもなっています。

となると、超便利なふだん使いの高倍率望遠ズームとしては、かなりおすすめできるレンズという評価でいいと思いました。ズームのTAMRONとよく言われていますが、さすがというところでしょうか。

2017年5月18日木曜日

芍薬


しゃくやく。牡丹の仲間です。大輪の幾重にも重なる花びらが見応えがあり、この時期の花屋の店先では存在感ありありです。

一見名前が似ているシャクナゲ(石楠花)とは、もちろんまったく別物。

根っこは痛み止めの作用があり、漢方にはよく登場します。芍薬甘草湯、当帰芍薬散など、自分のように漢方を使いこなせない医者でも、しばしば処方することがある。

カーネーションもいいけど、目立つので母の日のプレゼントに如何でしょう・・・って、母の日は先週? あれっ? 過ぎちゃいました? じゃあ、来年にでも・・・

2017年5月17日水曜日

アジサイ


5月の花というと、ツツジが終わった後は紫陽花が本命です。

アジサイは、昔は・・・って、そんなに前じゃなくて、むしろ最近までほとんどどれも一緒でしたが、今はいろいろな種類が花屋に出回るようになりました。

街中の庭先にもたくさんのアジサイが植えてあったりしますが、こちらもずいぶんとバラエティに富むようになり、ボケーっと歩いていてもけっこう目を楽しませてくれます。

こちらは「ガクアジサイ」の一つなんでしょうか。ただ見過ごしてしまうにはもったいない、ちょっと「へぇ~」と言いたくなる感じ。

でも、紫陽花が目立つ時期になって来たということは、じめじめ感が・・・あー、梅雨が近づいてきたということですよね。

2017年5月16日火曜日

Hyperion Schubert Complete Songs


もう、シューベルトのリートにはまった場合は、現段階では行きつくところはここしかないと思えるのがHyperionが発売した"Complete Songs"と題されたシリーズ。

1987年から2005年まで、20年弱をかけて完成した、おそらく現在考えられうるすべてのシューベルトの歌物を集めきったもので、"Complete"の名にふさわしい内容です。

分売されてきたものは毎回登場する歌手が異なり、一定のテーマに従って収録されています。登場する歌手の数は60名ほどで、あっと驚く有名人も多数参加しています。

ベイカー、アーメリング、オジェー、ファスベンダー、ハンプソン、M.プライス、アレン、ポップ、シュライアー、ロット、マティス、プレガルディエン、シェーファー、ボストリッジ、ゲルネ、リポヴシェク・・・

この数十年の間、この世界で活躍する歌手はほぼ全員含まれていると言っても過言ではない感じ。フィッシャーディスカウも、ボストリッジの歌う「美しき水車小屋の娘」の詩の朗読で参加するというオマケまでついています。

現在は巨大ボックス・セットとしてまとめられており、こちらはD番号順に整理されて収録し、付属する分厚い解説書と合わせて、「シューベルト歌曲大辞典」と呼べる構成になっている。

もう一つ驚くことは、これらのピアノ伴奏を一貫して行ったのがグレアム・ジョンソンで、全体の統一感を作る大きな要因になっています。

ただ、弱点はあります。どうしても、大勢の歌手の中には力量のの差が明らかにわかる者も含まれてしまうところ。まぁ、これだけの大作・労作ですから、多少のところはしょうがない。

フィッシャーディスカウとムーアが一貫して作り上げたDGの「全集」があれば、基本的には十分だとは思いますが、よりマニアックなコレクションが欲しい方、バラエティに富んだいろいろな声で聴きたい方、とにかく一つ購入して終わりにしたい方・・・等々にお勧めしたいセットです。


2017年5月15日月曜日

Dietrich Fischer-Dieskau / Schubert (三大歌曲他)


クラシック音楽に限らず、音楽界の巨人とか巨匠と呼ばれる人は、歴史上大勢いるわけですが、音を録音して記録に残すレコードが発明されるまでは、後から検証しようがない。

音楽は限られた人々の楽しみであったわけで、場合によっては、時の権力者がお気に入りにしたことで有名になっただけということもあるでしょう。

今のように興味を持った人は誰でもいつでもどこででも楽しめる、場合によっては映像もある時代は、ミュージシャンはある意味厳格に評価されて大変だろうと思います。

そういう意味で、ディートリヒ・フイッシャーディスカウはクラシック音楽における真の巨匠として、万人が迷うことなく名前を挙げることができる数少ない一人だろうと思います。

もちろんあまり詳しくも無いのに、あまり声楽のことを語るわけにはいかないのですが、人の声というのは最も原始的な「楽器」であり、言葉をより印象的に伝え記憶に残すために、主として宗教的な側面から発達しました。

教会内、あるいは宮廷内での音楽が、17世紀ごろからは少しずつ一般にも広がり、人々が「音を楽しむ」ことができるようになり、劇場で身振り手振りを加えた歌劇(オペラ)や、家庭で簡単な伴奏で楽しむ歌曲(リート)として発展していったことは容易に想像できます。

フィッシャーディースカウは、1925年生まれのドイツ人で、もちろんオペラでの名演もさることながら、2012年に亡くなるまでのドイツ・リートの継承者としての活躍は完全に歴史になりました。

特にシューベルトの歌曲、さらに絞るなら歌曲集「冬の旅」についてはライクワークとして取り組み、録音として残されているものだけ7種類もあり、シューベルトの歌曲を聴く上で避けて通ることはできないことになっています。

名演として評価が高いものは別にあるようですが、ドイツ・グラマフォンに系統的に録音されたほぼ「全集」と呼べるシリーズは、盟友ムーアのピアノ伴奏と相まって、音質的にも最も推奨されると思います。

CDで21枚にわたる男性独唱曲の集大成は、一歌手によるものとしては他に類がなく、まさに偉業と呼ぶのに相応しい。今は廉価版ボックスで再発売されていますので、1万円前後で入手可能です。

実は、独唱曲全集があまりに有名で、DGも積極的に再発売しないためにやや影に隠れているのですが、フィッシャーディスカウが主導してその他の歌曲を集成したシリーズもあります。

こちらは女性独唱曲、二重唱、三重唱、四重唱、合唱を集めてCD8枚の構成で、女性独唱と合唱以外にはフィッシャーディスカウが登場します。

これらを集めてCD29枚で、シューベルトの歌曲はほぼ網羅されることになり、かなりマニアックなことを考えないなら「大全集」として揃うのも、ひとえにフィッシャーディスカウのお陰です。

ドイツ・リートの「教科書」として、好事家の方は一家に1セット、是非揃えておきたいものです。もちろん、シューマン、ブラームスの全集も合わせてどうぞ。

2017年5月14日日曜日

Matthias Goerne / Schubert (三大歌曲集他)

当代注目されるバリトン歌手を挙げると、たくさんいるのですが、マティアス・ゲルネの名前は必ず出てくることと思います。

何しろ、ドイツ・リートの世界ではフィッシャーデイスカウというビッグネームの存在が大きすぎて、後進の誰が出てきても比較されてしまい、多少気の毒な感じがしますが、自分のように最近聞き始めた者には、フィッシャーデイスカウの呪縛はありません。

ゲルネは1967年生まれで、まだ40歳代。今が一番脂がのっている時期かもしれません。シューベルトについては、早くから注目されていて、Hyperionの集大成でも「冬の旅」を任されていました。

その後、ブレンデルのピアノでも「冬の旅」を歌い、フィッシャーディスカウ並みに繰り返しシューベルトを録音しています。2000年以降は、Harmonia Mundiに継続的に主だったリートを録音してきました。

ポストリッジが細身長身で縦長のスマートな感じがするのに比較するのは申し訳ないのですが、強面の丸顔で肩幅がある体育会系みたいなビジュアルはちょっと・・・

というわけで、手を出しにくかったのですが、昨年12枚組のボックスとしてまとめられたものが発売されました。これは、食わず嫌いをしている場合じゃありません。

何しろ12枚で3400円という、もうこれを買わずしてどうする的な値段です。今は、もう少し高くなっていますが、それでも破格の廉価であることには変わりありません。

何しろゲルネはドイツ人ですし、しかも先生がフィッシャーデイスカウですから、ドイツ・リートの正当な後継者とも言える立場にあります。

どの盤でも。朗々と響き渡る太いバリトンはすごみがあります。しかし、時にはぐっと抑えた技巧的な面も素人の自分にもよくわかります。

フィッシャーデイスカウの囲いの中からスタートし、その囲いを破れるのはゲルネしかいないのかもしれません。

2017年5月13日土曜日

Ian Bostridge / Schubert (三大歌曲集)


去年、何か急にシューベルトの歌曲(リート)に開眼したんですが、その時に新世代歌手の中で注目の一人、イアン・ボストリッジを知りました。

すでに、三大歌曲集を収録してCDも発売されていたのですが、比較的新しくて価格が高めだったのと、定番的なものから聴こうと思った、そして伴奏ピアニストがいずれも違うなどの理由で「ちょっと待った」にしていました。

たまたまシューベルト関連の新譜CDに何かあるかなとAmazonを見ていたら、驚いたことにありそうでなかったボストリッジの三大歌曲ボックスセットが登場していました。

元々は名門EMIからリリースされていたものですが、業績不振で数年前にWernerに身売りしたのをきっかけに、Wernerは積極的に廉価なボックスをいろいろ登場させている恩恵かと思います。

もう一つのクラシックの雄、DGは以前よりボックス制作には積極的で、この辺りが命運を分けたところなのかもしれませんが・・・

話を戻して、イアン・ボストリッジはイギリス人のテノール歌手で、1964年生まれ、現在52歳。もう一人、同じイギリス人テノールで人気が高いマーク・パドモアより3歳若いくらい。

ボストリッジは、ドイツ語の発音はいまいちと言われていますが、歌唱表現力については当代一とも言われるくらい高い評価を受けています。

今回のボックスは4枚組。あれ、三大歌曲で3枚じゃないのかと思ったら、何とDVD付き。何と「冬の旅」のライブ収録のDVDまでつけちゃったという超お得盤です。

しかも、しかもですよ、今なら外国発送のマーケットを利用すれば、わずか1500円弱という・・・もう買うしかないでしょう。

というわけで、到着までの間、またフィッシャーデイスカウ、パドモアをはじめとする、いろいろなCDをせっせと復習しているところです。

2017年5月12日金曜日

オービス


車を運転しない人は、オービスと言っても何のことかわからないでしょうし、知らなくて全く問題が無いもの。

速度自動取締装置のことで、簡単に言えば自動車の速度を測定し、スピード違反車両を撮影し記録する。

法定速度で決まっている速度を超えて自動車を運転してはいけません・・・って基本中の基本なんですが、若気の至りでついついということはありがちです。

何を隠そう、自分も30年以上、ほぼ毎日運転してきましたが、実はスピード違反で捕まったことが数回。さすがに年を取るにつれ、無茶な運転はしなくなりますけど。

昔から、この装置は実際に稼働しているのかいないのか、よく話題になりました。何しろ、こういう類の機械ですから、その仕様についてはまったく公表されていないので、いろいろな噂が流れるものです。

実は飾りの箱だけで、実働はしていない。速度は30キロ超えまでは作動しない。直前でスピードを落としても無駄。赤いフラッシュが見えたらアウト・・・などなど、いろいろなことが言われています。

自分はこれに捕まったことはないし、知人にもいないので、何が真実はわからない。

昔、スピード違反で走行してフラッシュが光ったというので、戻って破壊したという猛者がいたんですが、すぐに逮捕されたというニュースがありました。

なんで捕まったかと言うと、オービスの中に残っている写真を調べて写っている車から犯人を割り出したということで、ははぁ~ちゃんと動いているんだと、妙に感心したものです。

とにもかくにも、速度を守って安全運転をすれば、こんなことを気にする必要はありませんけどね。

実際、高速道路では、速度を一定に保つオート・クルーズを70~80km/hくらいで利用して走るのが楽チンです。本当に足が疲れない。周りがどんどん追い抜いていっても、どうぞどうぞという気持ち。

邪魔になる車の先頭にはなりたくないので、あえてゆっくり走る大型車の後ろにつくことが多い。しかもハイブリッド車は、高速走行ではそのくらいの速度で走るのが、いちばん燃費がよくなります。

2017年5月11日木曜日

金色のiPad part6 第5世代とPROを比べる編


今年の3月下旬までは、Apple storeで購入できるiPadのラインナップはPro、Air2、Miniの3種類でした。

ところが、ある日を境にAir2が消えて、何の追加の呼び名が無いiPadが登場しました。無印iPadとか、2017年版iPad、あるいはiPad(2017)などと呼ばれる新製品です。

Appleでは、正式には「iPad」と単純明快に呼ぶようですが、初期の「無印」iPadと区別するために「iPad(第5世代)」というのが正しいみたい。

実は今年になってiPhoneに機種変更する機運が高まって来た時に、どうせなら毒を食らわば皿まで的なところでiPad、タブレット端末も使ってみようかと思い始めていました。

当然、選択肢の中から選ぶならAir2だと思っていたのですが、Appleの最新事情についてはほとんど興味が無かったので、まさか新製品が出るとは思ってもいなかったので、実際に登場した第5世代のスペックを見て、超悩ましいことになりました。

悩ましいのは、最新iPadはCPUと液晶画面の性能が落ちること。

詳細なスペックの違いについては、もうすでに多くの専門サイトで論じられていますから、いまさら素人Apple使いの自分がここで繰り返してもしょうがない。

実際の使用感については、メール、LINE、ブラウザ、カメラ撮影などの基本的なことについては、まったく差は感じません。液晶の表示についても、明らかな差を感じません。

逆にProやAir2で採用されていたフル・ラミネーションとかTrue Toneとか、あるいは反射防止コーティングとか、どれほどの効果があるのかと疑問を感じるくらいです。

外見的には、大きさは厚みと重さを除いてまったく一緒。保護ケースを装着して使用すると、その違いもほとんどわかりません。実際、写真は右が第5世代、左がPro 9.7inchですが、言われないとわからない・・・

・・・って、両方あるんかい!! と突っ込みがはいりそうですが・・・あるんです、両方。

となると、まさにProffesional的な、iPadでの生産性を求めないならば、価格も安くなった最新の第5世代は大変優れたモバイル・デバイスであると言えますし、おそらくiPadを使いたいと思う90%近い方(自分も含めて)には十分だろうと思います。

第5世代は家内用。実は自分のも、同じものにするつもりだったのですが、一つの理由でProにしました。それはApple Pencilを使ってみたいということ。

多少絵心があるつもりの自分としては、ネットでの評判から「お絵描き」をしてみたいと思ったわけ。既存のスタイラス・ペンと比べて、Apple Pencilの圧倒的な素晴らしいらしい使用感を試してみたかった。

第5世代用にはAdonis Pixelを用意しました。これもApple Pencilと同じ、筆圧感知とパーム・リジェクション機能があり、説明通りなら使い勝手はあまりかわらないはず・・・

なんですが、実際使用してみるとその違いは歴然としていました。確かにApple Pencilは画面に触れた瞬間に反応しますが、Adonis Pixelは、一瞬の間があきます。

「一瞬の間」なので、そのことを理解して慣れれば、描画機能としては互角なのかもしれませんが、手書きの場合は、この一瞬の間がすべてと言ってもいいくらい大きなポイントになります。

単なるポインティング・デバイスとしてなら、ほとんど問題はありません。実際、指でタッチするよりもスタイラスを使用する方が細かい所をしっかりタッチできて使いやすい。

というわけで、いつの日かこのブログで手書きの作品をお見せする・・・ことがあるかもしれません。



2017年5月10日水曜日

昭和のカレー


思わず、あっ、懐かしい!! と言いたくなるものを、スーパーで見つけました。

昭和の時代に、家でお母さんが作るカレーライス・・・ライスカレーとも言いましたけど、とにかくそのために使うカレールーと言えばこれ。

オリエンタルカレー、そして明治キンケイインドカレー、グリコワンタッチカレー、エスビー特製カレーなどが主なカレールーの銘柄。

これらの中に、ハウスバーモントカレーが登場して、かなりモダンな印象でした。昭和の食卓を飾る、いまや国民食とも呼ばれるカレーライスの基礎を作ったのがこれらのカレーです。

特にオリエンタルカレーは、パッケージに描かれたキャラクターも人気。テレビの番組スポンサーとしても「がっちり買いまショウ」で、ずいぶんと名を売りました。

何気ない所で、まだまだ、昭和の匂いが街のあちこちに残っているもんですね。いやぁ~、懐かしい。

2017年5月9日火曜日

北海道ラーメン きむら 初代 @ たまプラーザ


初代のラーメンについては、一番近場だということもあって、ほとんどホーム状態ですから、このブログでも何度も取り上げています。

この店の売りは味噌。自分が好きなのは辛味噌なんですが、今回は担々麺です。たぶんブログには初めてだとおもうんですが、ダブっていたらすみません。

ラーメンの基本の味を醤油、味噌、塩の3つとすると、担々麺は変わり種ということになりますが、今や日本のラーメン文化の多岐にわたる細分化が進み、変わり種的なものも立派に市民権を得ました。

自分のスタンダードは昔ながらの鶏ガラ醤油で、次にセレクトすることが多いのは、いわゆる家系の豚骨醤油。味噌は積極的には頼まないのですが、逆に味噌なら初代でしか食べません。

その次くらいに位置しているのが担々麺で、その濃厚な胡麻の風味と刺激的な辛さはなかなか捨てがたい。

さて、初代の担々麺はというと・・・味的には比較的普通だと思いますが、山椒の風味が強めかもしれません。スープは濃厚で、坦々の命の芝麻醤はけちっていません。

いざ、実食!! このスープと初代の太麺との絡みが絶妙です。通常の辛味噌とはまた違う辛さのハーモニーが広がって、口の中は混声合唱団のコンサート状態・・・(って、なんのこっちゃ)

初代で味噌を味わったら、次は辛味噌。さらに辛さを堪能したい方には、鉄火(オロチョン)か、この担々麺をお勧めしたくなりました。

2017年5月8日月曜日

雀のお宿 @ 深大寺


深大寺と言えば蕎麦。

調布市の深大寺のそばには蕎麦屋がいっぱい・・・って、冗談じゃなくて本当です。

時は江戸時代、深大寺の周辺が、米作りに向かないため蕎麦を作ったのが始まりらしい。20店ほどが、徒歩数分の中に集まっていて、どの店も自慢の蕎麦を競っています。

近くに住んでいれば、すべて食べつくして、ここが一番という贔屓店が見つかるんでしょうが、さすがにぱっと行くとどこが一番美味しいのかわからない。

連休中だったので、ものすごい人出で、とにかくどこも凄い行列でした。もう、お店を選んでいる余裕もなかったので、ぱっと目についたお店に並んで入りました。

雀のお宿というこの店は、とにかく入り口の趣がいい。後から確認したら、深大寺の中では有名な方みたいで、値段もやや高め。

今回は、初めての店では「ざる」という自分の原則ルールを実践しました。ただ、ざるだと量的に物足りないので、もう一枚か、あるいは大盛を注文したくなります。

この店では大盛は200円増しでした。でも、出てきたのは十分ざる2枚分ありそうな感じで、お得感がありました。

その肝心の蕎麦は、たぶん二八蕎麦でしょうか。機械製麺だろうと思いますが、蕎麦の味はしっかりあります。茹で方も申し分なく、喉越しは滑らかで十二分に合格の味。

汁は醤油はきつくなく、甘さも少ない。普通ですけど、一番落ち着く味というところでしょうか。麺が細過ぎず太すぎずなので、このくらいの味がちょうどあっている感じです。

天ぷらも合格。おまけに、自慢の葛餅がついてきました。

スーパーに行くと、深大寺蕎麦の袋乾麺も売っていますが、さすがにそれと比べるのは失礼というもの。深大寺に行った際は、是非そばを・・・って、蕎麦屋しかないですけどね。

2017年5月7日日曜日

深大寺


いよいよGWも最終日。どんなに長く休めた方も、これで休みはおしまいです。

自分の場合は、カレンダー通り。カレンダーの日付が赤い所は休み。

特にGWは何処に行っても人出がすごいので、だいたい日頃できないこと・・・例えば、押し入れのものを出して干したり、大物の洗濯をしたりと、片付け・掃除で終始します。

とは言っても、せっかくの休みですから、ちょっと出かけようかと・・・調布の深大寺まで行きました。

けっこう近いので、道が空いていれば車で30分とかからないくらいで、気分的には近くの公園に行く感覚なんですが・・・

行ってみて驚いた。まぁ、ひとの多いこと。完全に「観光地」でした。

昼からのんびり出かけて、とにかくけっこうある駐車場がどこも満車で、いやはやそのまま帰ろうかと思うくらい。たまたま渋滞で停車して前に帰る車が出てきて、ラッキーチャチャチャッってな感じ。

深大寺だけでなく、隣接する神代植物公園、水生植物園などもあり、観光だけでなく、自然を感じてのんびりするにはちょうどいい場所です。

しかも、お腹が減ったら、近所には美味しい「深大寺そば」の店が山ほどあります。首都圏で日帰りで、ちょっと出かけるスポットとしてはかなり有名です。

2017年5月6日土曜日

金色のiPad part5 やっぱりPCとつなぎたい問題編


そりゃ、同じAppleですからMacと連携する方が、Windowsパソコンとの連携を考えるより楽だと・・・思うでしょうけど、ネットをいろいろ見てみると、一番の肝であるiCloudの使いにくさはMacでもWindowsでもあまり変わらないようです。

すでにさんざん書いたように、これはiosの病的なほどのユーザーに中身をいじられないようにしたいという、ブラックボックス化が諸悪の根源にある。

と、言っても、それがあるから、パソコンに詳しくない人でも「簡単に」「間違いなく」「安全に」iPhoneやiPadを使えるわけですから、没個性ですけど否定できないところがある。

大多数の人にとって、iPhoneは、主としてダウンロードしたデータの閲覧、そして撮影したカメラの画像のアップロードさえできれば、それ以上はパソコンとの連携はあまり必要ではありません。

ところが、iPadになるとちょっと事情が変わってくる。もちろん、大きめのiPhoneという位置づけで利用している場合は、あまり考える必要はありません。

Macユーザーでも、パソコンとの連携には、いろいろあるクラウド・サービスを利用していて、特にDroboxやMicrosoftのOneDriveあるいは、Google Driveあたりは定番中の定番。

自分もこれらを合わせて50Gくらいの無料のクラウド・スペースがあるので、主として写真のアップロードにDropbox、ふだん何かと使うデータ類は容量に余裕があるOneDrive、音楽などのメディア系はGoogle Driveという具合に使い分けることにしました。

ただしiPadは、iPhoneに比べて大きいだけではなく、その大きさを利用したよりパソコンに近い使い方が可能です。つまり、本体内での編集によりデジタルデータを生産する力があるわけで、パソコンを利用する人にとっては、より連携強化したいところ。

クラウドは便利ですが、ネットを通してのやり取りの手間、もしかしたらいつでもサービスが停止するかもしれない危険、そしてクラウドからのデータの流出のリスクなどはいつでも念頭に置いておく必要があります。

直接パソコンとのデータのやり取りをした方が安全・確実なわけですが、ケーブルでつないだりパソコン側にソフトウェアをインストールするのも面倒。

そこで、いろいろとアプリを物色したわけですが、本当に使えそうなものは意外に少ない。

Appleは次期ios11では32bitアプリを切り捨てる可能性があり、将来的に使用継続していくには64bitアプリの中から探す必要があります。

今どき自宅でも無線LANを利用していて、ios側からパソコンの共有フォルダーやLAN上につながっているNAS(ネットワークに直接つながっているHDD)にアクセスできる方が早い。

まず、それらを簡単に実現できる簡単なアプリとして見つけたのが、sendanywhereです。ios、Mac、Windowsいずれにも対応していて、送りたい側で操作すると現れるコードを受けたい側で入力するだけ。

ネットにつながっているパソコンであれば、どれでも簡単にデータの授受が可能。大量のファイルには向かないかもしれませんが、ちょっと誰かとやり取りする場合などは簡単でいい方法だと思います。

NASやデスクトップPCと恒久的につなぐものとしては、本当にいろいろ試してみましたが、つなげにくかったり、安定しなかったり、制約がけっこうあったりで、なかなかいいものがみつけられませんでした。

しかし、やっとこれだ!! と思えるものにたどり着いたのが、FileExplererというもの。これは設定も非常に簡単。各種クラウド・サービスともつなげるので、どのファイルがどこにあるのかもわかりやすい。

今日撮った写真をまとめてNASにアップロードしたり、必要なデータをNASからダウンロードしたり、それをiPadのどこに置いておくかもはっきりします。

自宅で音楽を聴く場合などは、わざわざダウンロードせずに、NASから直接再生できたりしますし、外に持ち出す場合はiPad側にダウンロードしておけばよい。

使い方は簡単ですが、やはり同じようにいろいろと使ってみてFileExplorerにたどり着く人はたくさんいるようで、ネット上には使い方の説明がたくさんあります。

一応、自分の中ではこれでパソコンとの連携問題は、一件落着、解決済みと言える感じがしています。

2017年5月5日金曜日

緑の羽根募金


国会議員さんは、まるで義務のように何かつけいろいろな色の羽根を胸につけているのはいいのですが、まるで慈善家のアピールみたいで時には嫌味になることも少なくない。

この時期総理大臣も率先して緑の羽根をつけていますが、赤い羽根に象徴される秋の「共同募金」に対して、緑の羽根募金は認知度が低い感じがします。

緑の羽根募金は、国家緑化推進機構・各都道府県緑化推進委員会を通じて行われる事業に使われます。

つまり、森林を作ったり、その活動をよってこどもたちを中心とする人の輪を作ることが目的だそうで、とかくアスファルトやコンクリートで固めた面積が増えやすい狭い日本の国土に自然を残す運動です。

最近は何でも募金活動は東日本大震災や熊本地震の復興のためという大義があったりするんですが、緑の羽根募金にもそのことがうたわれています。

赤い羽根の共同募金はともかく、緑の羽根では「緑化」という一定の目的がはっきりしているので、復興のためというのは横に置いてもいい感じがします。

最近の羽根は、たぶん21世紀になった以降くらいだと思いますが、ピンで刺すタイプではなくテープで貼るようになっています。間違って、指を傷める心配はありません。

2017年5月4日木曜日

連休


連休です。

物心ついて以来、一年の中でこの時期は、ゴールデンウィークと呼ばれ続けています。20世紀までは飛び石連休と呼んで、1日ごとに休みが入っていました。

最近では、わけのわからない国民の祝日が増えたり、振替休日なんて言う決まりによって、年によっては1週間近く連続でカレンダーの日付が赤くなっていたりします。

自分の仕事はカレンダー通り。特別なことがなければ、カレンダーが赤ければ休み、黒ければ仕事というのが基本です。

しかし、いまどき土曜日は休みというのは世間的には休みというのは当たり前らしく、今年のゴールデンウィークは、10連休なんて方も珍しくないようです。

こういう話は、いいなぁというぼやきにしかつながらないんですけど、休みの人がどこかに遊びに行って楽しむためには、たいてい休みの日に働いている人がいるっていうこと。

一人で泳いで無人島にでも行くのでない限り、出かけるためには交通機関や宿泊先、あるいは食事を提供する店、いろいろな娯楽施設などをたくさん利用しますからね。

結局、大型連休と言っても、休める人と休めない人の二極化が進んだだけで、休めない側からするとより仕事が忙しくなるという側面があることは否定できません。

自分の場合は休みは休みですけど、その前後が本当に患者さんが集中して辛い。年を取るにつれ、年々その辛さが増えている。

連日、高速道路は超渋滞で、鉄道・飛行機も満員。どこかに行こうなんてことは考えず、家でうだうだ休息しているうちに、過ぎ去っていくのを待っているというのが現実です。

2017年5月3日水曜日

金色のiPad part4 キーボードを使う編


前回、結局iPadはPCの代わりにはならないという結論にしているにもかかわらず、見果てぬ夢みたいなところがあって、少しでも使い勝手をよくしたいと考えてしまうわけです。

最初からマックにしろWindowsにしろ、自由に使えるPCを持っていないなら、別に気にすることはないのですが、普段PCの操作に慣れてしまうとタブレットの操作は何でもいいわけではありません。

その一番は、入力方法です。

スマートフォン、iPhoneなど、完全に方手持ちの大きさだと、最初から入力の制約はあって当然ですから、さすがにソフトウェア・キーボードを使っての入力は不便でも受け入れることに抵抗はありません。

iPadの大きさになると(小さめのminiだとわかりませんが)、小さめのノートPCの大きさですから、逆にソフトウェア・キーボードはけっこう大きめに画面に登場します。

iPadにデータの生産性は求めないと思っても、メールの返事を書いたり、ちょっと思いついたメモなどを残しておきたい場合など、ある程度の量のテキストを入力する場面はけっこうあったりします。

こうなると、通常のキーボードのようにqwerty表示で両手で触れていくのが、一番てっとり早いのですが、ガラス面をかつかつと触れていくのは確実に入力できたかがわかりにくい。

だったら、いっそのこと外部キーボードを接続した方がはるかに楽チンです。実際のところ、iPadはBluetooth接続で使用できる外部キーボードは、安いものなら2000円前後から山ほどあります。

ほとんどはプロテクターになるカバーとしての役割も持っていて、収納的にもスマートなんですが、特にiPad pro専用のApple純正のスマート・キーボードはその頂点でしょう。

このあたりは、携帯性・機動性を追求するタブレットに対して、本家からして置いて使う方法を提供しているという矛盾を感じるところではありますけど。

ただし、カバー一体型については、iPadを使うという点から、どうしても受け入れにくい。それは重さです。カバーとキーボードで、どんなに軽いものでも数百グラムはあるので、ほぼ1kg超えは必至。

となると、現実的には11~13インチ・サイズのノートPCを持ち歩けばいいわけで、タブレットの存在価値を半減、いやそれ以上に落としてしまいかねない。

確かに、一緒に持ち歩くことは一瞬便利と思いますけど、タブレットを使用している大半は画面のタッチで事が済むはずです。

となると、理想的な外部キーボードは、必要に応じて合わせて持ち歩き、重さは少しでも軽い方がいいのは当然として、分離型のものをおすすめしたくなります。

だからと言って、やたら小さいものにすると、今度は指が当たってキーを打ちにくくなりますので、実用性を考えると、9.7inchのiPadの画面と同じ長さ、つまり24cmくらいが限界に近い。

携帯性を考えると大きすぎると邪魔ですし、カバンの中で破損する可能性も出てきますから長くても12.9inchのiPad proと同じくらいの30cm以内が適当と思います。

iPadに接続する目的で売られているキーボードの大半は、キーがUS配列になっています。このことも、どうしても気にせずにはいられません。

昔々US配列を使っていたこともあるので、キーボードとしてはそれでもいいのですが、通常使用しているWindowsの日本語のためのキーボードはJIS配列です。Macユーザーでも、JIS配列とUS配列が選択でき半々のようです。

日本語をローマ字入力をするということで考えると、どっちでもあまり問題はないわけで、配列の違いは慣れでいくらでもカバーできる。

ところが、自分の場合、実に少数派の「かな」直接入力派なんです。「あいうえお」と入力する場合、JIS配列のキーボードでは「3e456」のキーを叩いています。

なんでかな入力なのかは置いておいて、こうなると話が違う。US配列だと入力がかなり面倒になる。主に右端のキーのいくつかが大幅に場所が変わってしまう。特に通常の打ち方では「ろ」が打てません。

Bluetoothで接続できて、タブレットカバーとは分離できる、広げて24~30cm、重さはできるだけ軽い、JIS配列のもの・・・これらの条件を考えてAmazonで探してみると・・・実に選択肢は少ない。

まず安いのはEwinというメーカーのもの。数千円で、ケースの一体型ですけど、分離はできる。ELECOMのものも悪くは無いのですが、キートップにかなの印字がない。

そんな中で、もう今では生産終了しているのかもしれませんが、何とMicrosoftがぴったりのキーボードを作っていました。Universal Mobile Keyboard (P2Z-000××)というもの。

ちよっと重めですけど、まさに9.7inch iPadのために作られたことは間違いないほど長さはぴったりで、キーボードの蓋を開けると、ちょうどiPadを差し込んで立てかけられるところが素晴らしい。JIS配列で、キートップにはかなの刻印もあります。

中古でも5千円くらいとお高めですけど、Microsoft様がわざわざAppleのために作っているとも言えるものですから間違いない・・・と、思って、さっそく購入。

ところが、かな入力で失敗でした。接続は問題なく、ローマ字入力は何の問題もありません。しかし、キートップには「ろ」の文字があっても、実際には「ろ」は行方不明。

もう、こんなると、選択肢は唯一、Apple純正のMagic Keyboardしかなくなりました。キーボード単体のもので、12.9inchに合わせた長さですが、231gでとにかく軽い。

JIS配列とUS配列が選べて、JIS配列のキートップのかなの刻印がある。そして、そして、何と「ろ」がちゃんと打てる。だけど・・・値段が高い。1万円です。

しかし、そこは大人です。どうせ使うなら快適に使えなければ、持っていてもしょうがない。実際購入してみると、とにかく大きさ的にはちょど良いし、打鍵感も悪くない。そして何よりも、ちゃんとかな入力ができるところが素晴らしい。

いつでもキーボードを使いたくて日本語はローマ字入力と言う方は、もうどれでもいいと思います。ただし、どうしてもJIS配列にこだわりたい方には、Microsoftをお勧めします。ただし、かな入力をするならば、選択肢はMagic Keyboardの一択です。

指でタッチして、ポチっ、ビューとしているだけで済む方には、一体何を悩んでいるんだという話でした。

2017年5月2日火曜日

金色のiPad part3 PCの代わりに使えるか?編


iPadは、当然CPUやRAMを搭載し、コンピュータの一つの形態であることは何ら疑問を挟む余地がりません。

液晶モニター側にそれらの部品を組み込んで、入力方法を画面のタッチに絞って、キーボードなどの他の入力を排除して、さらに充電池を組み込むことで、どこでもいつでも使えるようにしたもの。

そんな特徴を台無しにしてしまう・・・かもしれないのが、iPadをデスクトップで使用するという発想。

Appleの構想の基本にあるのは、コンピュータに自由を与えることなんだろうと思いますが、そこには常に最新のスペックを求められ進化を続けることがつきまといます。

iPadのシリーズに"PRO"が登場すると、ここにはAppleのぶれのようなものが無いとは言えなくない。

当初、登場したiPad proは画面のサイズは12.9inchで、重さは713gです。これは、常時片手で持って、もう一つの手で操作するには大きすぎし重すぎる。

明らかに、机に置いて使うことを前提に開発されたもの。携帯性を犠牲にして、本来のiPadの方向性を反対に向かせるものだと言えます。

その後、9.7inchのiPad proが登場して、再び最新高機能に機動性を付加させることになりますが、一度ここまで高いスペックを見せてしまうと、ユーザーが求める期待はさらに高まるしかない。

ネットで、Apple大好きのパワーユーザーの意見をいろいろ探してみると、やはり基本的にはiPadで、デスクトップ並みの生産性を求めることは無理と言う結論が一般的です。

主としてネットを利用したデータの閲覧が快適にできることが、タブレットで現実に行われる作業であり、一度はデスクトップでのPC、あるいはマックブックなどの代替えとして使えないかチャレンジするも断念するというのが普通。

マック・ユーザーからすると、WindowsにおけるエクスプローラにあたるFinderのような、パソコン内のファイルの格納状況を詳細に確認・操作できるソフトがiosには無いことが致命的だと言えるようです。

Appleのiosのブラックボックス化は徹底しており、これによって安定性・安全性を確保している恩恵は確かに重要ではありますが、それと引き換えにパソコンとしての自由度を著しく損なっていることは間違いありません。

そして、iPadの方向性をさらに否定しかねないのが、入力ほうほうの多様性への要求。やはり、どうがんばってもソフトウェア・キーボードよりも通常のキーボードが使えた方が圧倒的に入力は効率的です。

そして、マウス。iosは今まで、頑なにマウスの使用を拒否しています。拒否していますが、Apple pencilを登場させ、タッチ入力以外の方法を提供してしまいました。

また、通常のPCでは当たり前の同時にいろいろな作業することができるマルチタスク機能についても、Split view機能によって実現しています。

ただし、使えるのは2つまで、また同時に開けるアプリも限定的で、中途半端なマルチタスクと言わざるをえない。

やはり、デスクトップでPCの代わりとして使おうというのは・・・無理っぽい感じです。圧倒的に不便。やはり、携帯性、機動性を特徴として、データの閲覧と少しだけの編集機能に落とし処を見つける方が幸せになれそうです。

2017年5月1日月曜日

つつじ


あ~、頭の真ん中でとぐろを巻いている・・・それは、つむじや。

あ~、草原でめーめー泣いている・・・それは、ひつじや。

あ~、貴族に使えている感情の無い人・・・それは、しつじやねん。いい加減にせぇ。

ということで、つつじです。

この時期、もうあちこち、生垣でも道路沿いにも、とにかくたくさんたくさん咲いています。たくさんありすぎて、かえって今更っていうくらいかもしれません。

ぱっと見た目に、沿道沿いに花がてんこ盛りに咲く株が続く場所があって、ここは毎年見応えがあります。

それも、色は白。よくある赤紫に比べて、白は高貴な雰囲気が漂うのでいいですね。ここは、毎年楽しみにしている場所の一つです。