2017年6月30日金曜日

soba-ya癒庵 @ 鷺沼


今回は、近いけどあまり行くことが少ない鷺沼の蕎麦屋さんです。

鷺沼の主な駅の出入りは正面口と呼ぶ東側、というか南側のロータリー。反対側は、線路を渡ってかなり小さな北口があります。二つの出入り口は、草加煎餅と柿の種くらい大きさが違う。

その柿の種側に出てすぐ左、一見目立たないんですが、比較的現代風の建物の一階にある蕎麦屋です。店内は、それほど広くはなく、20畳くらいのスペースに、厨房とガラスで区切られた蕎麦打ち所、客席17席がある感じで、インテリアもモダンな感じです。

普通は、初めての店ではざるを頼むところですが、メニューのトップにお勧めとしてぶっかけが出ていたので頼んでみました。

桜海老の天ぷらがのっていて、スプラウトを散りばめて視覚的にもとても美味しそうです。もう一つのおすすめだった、生湯葉と辛味大根のぶっかけもいい感じです。

バラバラと乗せた桜海老は、小さいので一つ一つが全部サクサクでGOOD。そして、つゆは鰹、昆布中心で、醤油は比較的弱めの主張しすぎない味だと思いました。ざるで食べるには、ちょっとパンチが弱いような・・・

ただし、ぶっかけの場合は、蕎麦がずっとつゆに浸ってしまうので、桜海老の味と相まってちょうど良いことがわかりました。しかも、薄味のつゆが、蕎麦の風味を消さないというところも考えてあるのかもしれません。

肝腎のそばは、ちょっとだけ太さに不揃い感があるところが、まさに手打。茹で方は、かなり短時間なのか、最初の一口はかなり硬めの印象です。

この辺りは、ざるとか、あるいし汁そばではどうなのかわからないのですが、ぶっかけなのであえて茹で過ぎないようにしているのかもしれません。

肴メニューがたくさんあり、飲める蕎麦屋のようなので、夜にゆっくりするのが向いているのかもしれません。最後の〆に手打ちそばを、食べるというのはいいですよね。