2017年10月8日日曜日

寒露


昨夜はやっと夜空が晴れて月がよく見えましたが、すでに満月を数日過ぎて、やはり端が欠けていて物足りません。でも、都会の空としては星は見えた方・・・と言っても、数えられるくらいですけどね。

今日から暦は寒露。夜が長くなり、朝の冷え込みも強まります。朝になると露がしっとりとするという頃。いよいよ秋も深まり、過ごしやすい季節です。

空の雲は、秋を象徴する鱗雲ですが、正式には巻積雲という。別名、鰯雲とか鯖雲とか、要するに魚の体表面の模様を想像するということでしょうか。

写真は仲秋の名月だった4日のもので、この日は夜から雲が増えて、5日は一日中曇り。6日は昼から7日の午前中まで雨でした。

実は、鱗雲は雨が降る前兆といわれています。少なくとも、今回はその通りということでした。

鱗雲が見えて、「秋らしい空だな」と思っていると、逆に澄み渡るような秋晴れは期待できないということらしいので、喜んでばかりはいられないということのようです。