2018年6月19日火曜日

望遠で野鳥


鉄道ファンの話題がよく出ますが、特に写真に収めるのが大好きな人を「撮り鉄(とりてつ)」と呼んだりします。

何か一つの被写体を追い求めていくというのは、何にしても大変な労力を必要としますから、お散歩写真(お写ん歩)しかない自分からすると尊敬に値します。

ただ、鉄道写真は基本的には時刻表通りに、被写体がやってきます。もっと、尊敬してやまないのが動物の写真を撮る人。自然界の中で被写体を探し、うまく発見するところから始まります。

アマチュア写真家の対象になるのは、しばしば鳥です。鳴き声はすれど姿は見えず、動きも早くて、絶好の条件で撮影するというのはかなり大変。

見つけてからカメラ設定を整えるなんて時間はまずないから、自動露出・自動シャッター速度、自動ISOは当然の事ですし、できるだけフォーカスポイントは多い方がいいし、動体を追尾できる性能も必要。

野鳥ともなると離れていますから望遠レンズは必須。それも超望遠と言える400mm以上の焦点距離は欲しい。となると、当然強力な手振れ補正も無いと困る。

そして、偶然の幸運・・・後は忍耐。

ちなみに、この写真の野鳥は「オナガ」です。野鳥と言っても、比較的街中に近い所でも見つけやすく、実は烏の仲間。当然、偶然に撮れたもの。


烏や鳩は楽でいい。猫なんかは警戒していますけど、ある意味、ヒトをコケにしています。相当近づいても平気な顔。

これじゃ、鳥の写真を撮って楽しむ・・・というのとはほど遠いですよね。