2018年11月30日金曜日

冬はどこ

f/5.6  1/200sec  ISO-160  170mm

一年の中で秋が一番好きなので、秋が長くて困るわけじゃないのですが、それにしても暖かすぎじゃなかろうか・・・

明日からは12月、歳末本番だというのに、コーs@b
トを出してみたもののいまだになくても困らないくらいです。

これって、結局、今年の夏の猛暑の続きということなんでしょうかね。

どんどん温かくなっていく地球というのは、人間の利己的な発展の結果に負うところが大きいわけでしょうから、便利さの代償ということができます。

一度手に入れた利便性を捨てる勇気がないのは、人間の弱さの一面なんですけど。

冬はどこにいるんでしょうか。足踏みしているだけならまだいいんですが、踵を返して帰るようなことはないですよね。

2018年11月29日木曜日

非常口

f/5.6  1/200sec  ISO-100  122mm

どこにでもありすぎて・・・実際のところ、うちのクリニックの中ですら2つあったりするんですが・・・ほとんど注意してみることが少ない非常口の標識。

そもそも、高い所にあるのもいけない。普通の視点の位置には設置されていませんから、積極的に見ようと思わないと気がつかないことも多い。

実際に災害が起こった時の考えて、しっかり非常口を確認する方もいるかもしれませんが、まぁ普通にはこの非常口に助けられるという状況はめったにあるもんじゃない。

この前、テレビのクイズ番組で、このマークの足はどれが正しいかという問題を出していました。

緑の枠の中に足がおさまっているものと枠内にはみ出ているもの・・・・正解ははみ出ている。

つまりこのマークでは、背中から見ていて、左腕は出口の外に出ていますが、右足がまだ通り過ぎていない状況ということだったんですね。

2018年11月28日水曜日

今年の紅葉は、やっぱり残念

from iPhone

ずっと銀杏の街路樹が続く道なんですが、例年だと神宮外苑には負けるかもしれませんが、それなりに道の両側に見事な黄色が続きます。

今年は、これもいまいち。黄色くなっているんですが、すでに葉は枯れている感じで、どんどん落ちてしまうので、まとまった黄葉になりません。

木によっては、もうほとんど葉が落ち切って冬支度完了という風情です。

歩道も、まとまって落葉が始まると大量の葉で黄色で埋め尽くされるのですが、今年は早くからばらばらと落ちているので、こちらもたいしたことがありません。

やっぱり、猛暑だったせいなのかと・・・今後も、里の紅葉は期待できないんでしょうかね。

2018年11月27日火曜日

夜明けの月

f/5.6  1/60sec  ISO-1600  300mm

東の空がうっすらと赤味がさしてくる頃に、西を見上げたら・・・月が、まだあった。

明るくなってきた空にうっすらのと浮かび上がる月は、写真に撮るのはけっこう難しい。何しろ、月と空とのコントラストの差が少ないので、明るすぎても暗すぎても月がはっきりしない。

結局、明るさの補正ではなく、白と青の特定の色調の強調で、月の輪郭をはっきりさせることができました。

うっすらとかかった雲に、月の光がしみ出ているところがいい感じです。ピントは甘いのですが、まぁまぁかなと。

2018年11月26日月曜日

Blade Runner バージョンの違い


「ブレード・ランナー」は、言わずと知れた1982年のアメリカ映画。監督はリドリー・スコット、主演はハリソン・フォード。

何しろ「エイリアン(1979)」を大成功させて監督と「スターウォーズ(1977)」で一躍人気者になった俳優がタッグを組んだのですから話題性は抜群で、さぞかし大ヒットしたと思うのが当然。

ところが公開当時は、その先進性、難解さもあって一般受けしませんでした。しかし、しだいに評価が高まり、今ではSF映画最高傑作とまで言われるようになり、後続する作品への多大な影響を与え続けている作品です。

自分が最初に見たのはLDでした。一度見て、未来都市の和洋折衷の世界に引き込まれ、最低限のストーリーはわかったつもりになりました。

でも、このシーンは何だろうと思うようなところがあまりに多く、内容の理解までにはほど遠い。ネットはまだありませんでしたから、映画に関する情報は、LDジャケットに印刷されたほんの少しの日本語だけで皆無に近い状況でした。

映画が再評価されていったのは、やはりビデオの一般普及か大きく貢献していることは間違いなく、ビデオで簡単に映像を止めたり、繰り返して見ることで不思議な部分を確認することができるようになり、この映画のより深みにはまっていくことになるわけです。

公開後に未公開部分を足したりしてディレクターズ・カットとか完全版とか呼ばれるようなものが出てくることはよくありますが、基本的に最初の公開版が基本です。

ところが、この作品に特徴的なことは、ファンが少しずつ増えていったことで、公開後にいろいろなバージョンが作られたことが上げられます。しかも、現在までに7つのバージョンが存在しており、改変されるたびに作品としての完成度が上がっていくというのは、他では見られない独特な現象です。

公開前のサンディエゴ試写会版とアメリカでのテレビ放映版は、過去に発売されるような形態にはなっていないので、現在手に入れてみることが可能なのは次の5つのバージョンです。

ワークプリント版
公開前に観客の反応を見るために数カ所で上映されたもの

劇場公開版
試写の様子から、ハリソン・フォードのナレーションによる若干の説明の挿入、一部の暴力的なシーンの削除、最後にハッピーエンドを思わせる映像の挿入など

インターナショナル版
ヨーロッパ、日本での公開用に暴力シーンが復活し、初期のビデオ・テープやLDに収録された

ディレクターズ・カット版
公開10周年で、リドリー・スコットによる再編集がなされ、ナレーションとエンディングの削除、暴力シーンの再削除、そして重要なのはデッカードがユニコーンの夢を見るシーンが追加された

ファイナル・カット版
公開25周年のリドリー・スコットによる再々編集で、今のところ最終決定版
全体の色調を青から緑に変更し、ゾーラがショーウィンドウを突き破るシーンは取り直して編集、暴力シーン他の映像の復活、最後の鳩が飛び去る風景を変更など

劇場公開版とインターナショナル版は、基本的に説明ナレーションとハッピーエンドのエンディングで特徴付けられます。ディレクターズ・カット版とファイナル・カット版は、ユニコーンの夢のシーンが特徴。

インターナショナル版から入った自分としては、ファイナルカット版でもいいのですが、初めて見る人にはナレーションが無い分謎が多すぎて難解度が高くなります。

削除されたエンディングは、実はキューブリックの「シャイニング」のオープニングで使われなかった映像の使いまわしというところが興味深いのですが、確かに無い方が主人公の未来の想像が膨らんでいいのかもしれません。

もっとも、この映画がずっと興味を持たれ話題性を持続できているのは、これらの謎に対する明解な答えが無い事も理由の一つになっています。ユニコーンの夢の追加は、さらに謎を深めているわけですが、この解釈の仕方によっては、物語の根幹を変える可能性があるくらいインパンクがありました。

昨年、リドリー・スコットも監修として参加している続編と呼べる「ブレード・ランナー2049」が公開されたので、元祖についてはこれ以上の改変は行われないだろうと想像します。

いずれにせよ、このような多くのバージョンが存在することは、ディープなファンがいるからこそであり、そしてさらにコアなファンを増やす要因になっているということなんでしょうね。

2018年11月25日日曜日

覗ける窓



人の家を覗くような悪趣味を持ち合わせているわけではありませんが、この窓は否が応にも目立っています。

家屋としてはそれほど特異なものではありませんが、この家の二階のあたりに、はめ込んだというより、壁を大きく切り取った窓があるんです。

はっきりとした窓枠も無く、カーテンも無い。たぶん、さすがにガラスはあるんでしょうけど、まるでぽっかりと四角い穴が開けてあるような感じです。

シーリング・ファンがぶら下がっていて、部屋の照明の中心は下の方にあります。つまり、一階から二階までが吹き抜けの構造になっていて、この穴は機能的には明かり取りということだろうと思います。

暗くなると中がしっかりと見えるわけで、それを意識した無機的な空間を演出しているのだろうと思います。でも、そこに温かみのある絵を飾ってほどよいバランスを保っている。

住んでいる方のセンスを感じます。シンプルなんだけど、すごくおしゃれだと思いました。

2018年11月24日土曜日

カーブ・ミラー

f/5.6  1/200sec  ISO-100 42mm

普段は「カーブ・ミラー」、あるいは単に「ミラー」と呼んでいますが、正式には日本語では「道路反射鏡」というらしい。

道路の角とかで、見えにくい場所を見せてくれる、けっこう重要なもの。ただし、少しでも広く見えるように凸面鏡になっているため、映るものは小さくなって、距離感はかなりわかりにくくなります。

あくまでも、安全のための補助的なものですから、あまりミラーに過度の期待はしてはいけないわけで、見えにくい場所では細心の注意を払うことは言うまでもありません。

ただ、中には何を映しているんだかわからないミラーもありますよね。風とかで動いてしまうのか、空しか見えないとか地面しか見えない。自分が見えているなんてのもあったりします。そもそも、汚れですりガラス状態というのもあります。

繰り返しますが、あくまでも補助ですから・・・・誰が管理してるんでしょうかね。

2018年11月23日金曜日

ニッサン・ショック

f/5.6  1/40sec  ISO-500  160mm

平成の日本の経済を牽引する実業家・・・って、ソンさんとか、ミキタニさん、さらに最近にぎやかなマエザワさんなんてのが思い浮かぶ。一度こけたけど、ホリエモンなんかもそう。

いずれもIT系そのものか、うまくそれを利用して急速に勢力を拡大したつわもの達です。

一方、国土が狭く、資源が少ない日本では伝統的に「物作り」産業が力をつけました。その一番トップにあるのが自動車産業なんだろうと思います。

一般的には、トヨタ、日産、ホンダの三大ブランドがあるように思いがちですが、現在ではトヨタの一人勝ちみたいなところがある。それでも、日産はかつてはトヨタと対等な立場で業界の一翼を担っていたことは間違いありません。

今週、衝撃的だったニュースは、日産の実質的なトップであるカルロス・ゴーン氏逮捕というニュース。ゴーン氏といえば、最初に思い出した平成の"神"経営者の一人に列挙される人物です。

どうも一体どんな悪いことをしたのかがはっきりしないような話だったので、「どういうこと?」という印象でしたが、いろいろとそのバックボーンについて噂話が報道されています。

ゴーン氏の生活ぶり的な話は事の本質ではなく、ゴーン氏を失脚を誰もが納得しやすい状況を作るためのものじゃないかという感じ。

つまり、日産の提携先であるルノーや、さらにフランス政府まで巻き込んでの、日産内部での経営権を巡る「クーデター」という見方が有力ということ。ルノー支配を嫌った日本側スタッフが、肉を切らせて骨を断つ作戦に打って出たわけです。

でも、どうなんでしょう。日産は、実質的に20年ほど前に経営破綻していて、本来は消滅している企業です。ルノーからの経済的・人的な支援により、「名前だけ残してもらった」にすぎません。

ルノーは、ほぼ倒産した店を居抜きで買い取ったようなもの。本当なら、完全に買収されて「フランス・ルノー日本支店」を、ルノーから派遣されたゴーン氏の手腕により採算の取れる店に再生したということです。

もしかしたら、ルノーの最大の失敗は、20年前に「ニッサン」というブランド名を残したことなのかもしれません。

2018年11月22日木曜日

小さい緑

f/5.6  1/125sec  ISO-250  300mm

植物の命を育むためには、常識的に水と光、そして土が必要。

もっとも、適切な栄養状態があるなら、「水栽培」という土が無い環境での生育方法がありますので、土は必ずしも必要無いわけなんですが。

それでも、アスファルトの道路からコンクリート・ブロックの壁が立ち上がるような典型的な無機質な場所でも、緑が息吹いていました。

荒いコンクリートの隙間に根を張ったんでしょうが、残念ながらどんどん育つというわけにはいかないでしょうね。

2018年11月21日水曜日

Softly, as in a Morning Sunrise

f/5.6  1/160sec  ISO-100  125mm

・・・というのは、有名なジャズ・スタンダード。

一応、邦題として「朝日のごとくさわやかに」というのがあるんですが、なんか違うかなという感じなので、原題で呼んだ方がいい。もちろん古いミュージカルからのナンバーです。

思いつく有名な演奏と言うと、圧倒的なのはMJQ。特に「Last Concert」でのライブ演奏は、自分の中ではこの曲のベストだと思っています。

ミルト・ジャクソンのバイブの音が天から降りてくる日の光のように感じますし、ジョン・ルイスの抑制のきいたピアノは朝にふさわしい。

ソニー・ロリンズ、ジョン・コルトレーンも取り上げていますが、演奏としてはいいけど、タイトルとの関連で考えるとどうかというところ。

歌詞を含めて歌として聞くなら、何と言っても「ニューヨークの溜息」と呼ばれたヘレン・メリルです。ハスキーボイスは夜に合うと思いがちですが、一転して朝の雰囲気にも意外といけちゃう。

とにかくスタンダードと呼ばれるものに、ハズレはりません。


2018年11月20日火曜日

蜜柑

f/5  1/100sec  ISO-100  78mm

秋も深まり、冬の足音が聞こえる・・・なんていう頃になると登場するのがミカンです。

ミカンを庭に植えている家はずいぶんと増えたかんじがしていて、けっこうあちこちで見かけます。

柑橘系はいろいろな種類がありますが、通常食用にしているのが温州みかんです。これなんかは、形、大きさから、まさにみかんだと思います。

味はどうだかわかりませんが、もしも、甘さが足りないときは、ビニール袋に密閉して日当たりのいいところに数日間置いておくという方法があります。

ただし、やり過ぎると腐ってカビが生えてしまいますので要注意。

2018年11月19日月曜日

野柿

f/6.3  1/125sec  ISO-2000 230mm

秋の果実というと、柿でしょうか。

横浜は浜梨ならぬ、浜柿というブランドもあり、近くでは栽培が盛んです。

特に柿農家ではなくても、柿は家の庭にも普通に植えてあることは多いですね。ただし、そのほとんどは渋柿ですから、アルコールで処理しないと食べれません。

そのまま実を放置しているところも多くて、おそらく鳥とか、虫とかの餌になっているのかもしれません。

2018年11月18日日曜日

街の紅葉

f/5.6  1/200sec  ISO-100  122mm

今年は、どうも街中では紅葉がいまいち、いまに・・・いやいまさんです。

夏の猛暑のせいなのかなと思いますが、紅葉自体がバラバラですし、そもそも紅葉と同時に葉が枯れているようで、落葉も早い。

すでに、下には大量の落ち葉がたまっていて、残っている葉もだいぶ少なめ。

この道沿いは、例年、赤・黄・緑が鮮やかに混在して見ごたえがあるんですけどね。

この先、どんどん暑さが増してくると、山の上の方にでもいかないと、美しい紅葉を見ることはできなくなるのでしょうかね。

2018年11月17日土曜日

真下から

f/5.6  1/200sec  ISO-100 300mm

あっ、ヘリコプターだ、と思ったらカメラ。

カバンから出して、スイッチを入れて、スタンバイまで数秒は必要。さらに露出を設定して、ピントを合わせていると、けっこう時間が経過します。

つまり、ほとんどの場合、まだこっちへ向かってきている姿を撮影することはできません。

たいていは、通り過ぎていく姿になってしまう。いいとこ、真下からという具合です。

今回なんかは、いい方です。

もっとも、ちょうど自分のいるところに向かって飛んでくるという状況はなかなかあるもんじゃないし、そもそも高さの違いがあるので正面からとらえるというのは無理な話ですけどね。

2018年11月16日金曜日

滑り台

f/5.6  1/200sec  ISO-100  42mm

滑り台は、こどもが遊べる公園の遊具としては最も普通のもの。

どこにでもありますが、こういう赤・青・黄・緑に塗り分けたものが最近のスタンダードでしょうか。

ずいぶんと前のことですけど、今の家に引っ越す時、まさに引越しトラックが到着せんするときに、表から聞き覚えのあるこどもの鳴き声が。

すぐ近くの滑り台で遊んでいたうちの子でした。上から横へ飛び降りて、手首の骨折です。別の子にはやし立てられて飛び降りたらしい。

もう。引越しどころじゃありません。当時勤務していた病院に連れて行って、曲がっている手を直してギプス巻きです。

滑り台というと、こればかりを思い出すわけです。

2018年11月15日木曜日

七五三

from old stock photos

「七五三」で神社などに参拝するのは今日、11月15日というのが基本。

ただ、今日は平日ですし、全員が今日で予定したらあちこち混雑して大変です。10月なかばから、今週中くらいのよい日和を選んで詣でるのが一般的。

有名な大きな神社では、特に宣伝しなくても人が集まるでしょうから問題ない。言葉は悪いのですが、「親方日の丸」です。

でも、小さい所は大変。

参拝者が来ると、神主さんは祝詞を捧げるだけでなく、リクエストに応じて記念撮影のカメラマンもしたりするんですね。

2018年11月14日水曜日

真上から

f/5.3  1/100sec  ISO-400  90mm

今どきは、ドローン撮影というのが普通に行われて、上空からの見慣れない新鮮な視点の写真や動画は珍しくなくなってきました。

でも自分のカメラで撮ろうと思うと、高い所から下を覗き込むようにカメラを構えるしかありません。

この場合、どうでもいいことなんですが、カメラをギュっと出していて落としたら心配。何しろ、一眼レフは軽くはない。レンズと合わせて1.5~2kgくらいになる。

撮った写真はというと、どうしても角度がついてしまうので、真上から見た感じにはなりません。

多少の角度は修正は可能で、撮った写真の遠近感を無くすように拡大縮小することができます。

でも、やっぱり何かが違いますね。普通では存在できない場所から撮る映像には勝てません。まぁ、当たり前の話ですけど。

2018年11月13日火曜日

明暗のバランス

f/4.8  1/400sec  ISO-100  62mm

朝日に向かってシャッターを切ると、当然ですが太陽に近い空は明るくて、白飛びしてしまいやすい。

当然、ぐーっと絞って、光量を減らさないとダメ・・・なんですが、そのかわり光が少ない所は真っ暗になってしまい、それも困りもの。

そういう時に便利なのがHDRという機能で、デジタル一眼レフカメラなら普通は搭載されている。

明るい所に露出を合わせて写すのと同時に、暗い所にも合わせた画像を撮影して合成することで、全体の見やすさをアップさせるものですが、効果としては十分とは言えません。

やはり、パソコン上での現像処理は必要。ハイライトを下げて、シャドウを上げる。どうしても、色調による色落ちがあるので、色ごとに彩度を上げたりします。

場所によってノイズが増えるので、除去処理もします。逆にシャープも上げたい。こういう細かい処理は、カメラのみでは無理。

もちろん限界はありますが、何か一つ現像ソフトウェアは持っていたいものです。

2018年11月12日月曜日

困ったら影と言うけれど

f/4.8  1/200sec  ISO-100  68mm

写真を撮る趣味があると、いろいろな「あるある」があるんですけど、その一つが、「思わず自分の影を撮影する」ということ。

特にこの季節になって、影が長くなってくるとチャンスが増えるんです。特に撮るものが見つからないお散歩カメラでは、ついつい、びよーんと長くなった自分の影を撮ってみたくなります。

ただ、撮ってみると・・・やっぱり面白いものじゃない。

何でかって、カメラを構えているので、腕が広げられないんですね。腕の動きもでれば、何らかの表現ができるかもしれませんけど、自分でカメラを持っていると無理なんですね。

そんなわけで、撮るものに困っても、自分でカメラを構えて自分の影を撮ってもしょうがないという結論ですかね。

2018年11月11日日曜日

港北TOKYU SC

f/10  1/100sec  ISO-100  28mm

港北ニュータウンと呼ばれている、横浜市営地下鉄センター南でクリニックを開業して10数年たちましたが、その間にも街の様子はずいぶんと変わっています。

撤退してしまう店もたくさんありましたが、相変わらず新規に進出してくる店もある。商業ビルも新たに作られましたし、テナントが入るとこもあれば、いまだに入らないところもあったりします。

とりあえず、変わらないものは・・・港北東急SCでしょうか。田園都市線を開発し沿線地域を拡大してきた東急グループとしては、港北ニュータウンは本来は非テリトリーなんですが、自陣への侵攻を防ぐ前線としての防衛拠点みたいなもの・・・なんですかね。

建物に入ると、すぐ円形の吹き抜けになっています。20年前の建設時でも、比較的モダンな設計なのかなと思います。近未来都市作りをするニュータウン構想に、できるだけ寄り添ったということでしょうか。

詳細はわかりませんけど、この建物は東急建設設計本部による設計となっていて、東急グループ直属のゼネコンです。東急建設は、最近の渋谷の再開発の中心で、ヒカリエ、マークシティ、セルリアンタワー、Bunkamuraなどすべての施工に関わっています。

港北東急のビルも、あと20年くらいはこの景観を保つのでしょう。その後は、どうなるんでしょうかね。

2018年11月10日土曜日

黄から茶


どんぐりコロコロ・・・ですから、地面に落ちているものを見ることがほとんど。

まだ、落ちる前の木になっているどんぐりはあまり見ないですよね。何しろ、高い所にあるものですし。

普段、まっすぐ前を見ているか、そうでなければ下を見て歩きますから、上に注意する習慣というのは無いものです。

たまたま、目の高さにどんぐりがなっていたので気がついただけのことですが、こうしてみると確かに実なんだなと実感します。

冬に向かうための下ごしらえは、だいたい出来上がってきているようです。

2018年11月9日金曜日

赤から黄

f/4  1/400sec  ISO-800  82mm

「紅葉」とかいて「もみじ」と読みますが、モミジは植物としての名前。

「こうよう」と読めば、秋になって落葉樹の葉が緑から赤くなること。

「黄葉」も読み方は「こうよう」で、これは黄色になることです。

なんだか、いちいち説明をしないと、どの意味で使っているのかわかりにくい。このあたりは日本語の面白いところですが、言葉としての欠点かもしれません。


2018年11月8日木曜日

緑から赤

from old stock photos

忘れてましたが、今年は昨日が立冬でした。

暦の上では、冬に入ったわけですが、今週は朝晩の冷え込みが緩んで、日中もポカポカ陽気です。

上着を着るのか、コートが必要なのか、いろいろと悩むところで、体調管理が難しい。

北国からは雪が降った積もったというニュースが聞こえてはいますが、このあたりは秋が深まってきたかなというところで、落ち葉が目立ち始めました。

当然、里の紅葉にも注目しているんですが、夏から続く高い気温のせいなのか、あまりぱっとしません。

それでも、年末に向けての準備は始まっていて、それなりに季節は動いているようです。

2018年11月7日水曜日

ちょっとだけ



全国に、約50箇所くらい「富士見町」があるらしい。

基本的に富士山が見えるという理由でつけられる地名なんですが、見えるというのなら、うちからだって見えるんですよね。

・・・って言っても、屋根と屋根の間から、電線がかぶってしまっていますが、ちょっとだけなんですけどね。

うちは富士見町ではありませんけど。

2018年11月6日火曜日

華やか

f/4.5  1/100sec  ISO-1000  58mm

先日の区民祭りでは、いつもはただっぴろくて殺風景なセンター南駅通路が華やぎました。

毎年、まつりに合わせて、皆さんが手塩をかけて育て上げた菊花展の作品が並びます。

展覧会に出品する場合は、期日が決まっているので、それに合わせて最高の出来栄えになるようにするのは並大抵の努力ではありません。

何しろ相手は植物ですから、天候にも左右されますし、きれいに見せるためのいろいろなテクニックもありそうです。

以前は、ふ~んという程度の感想しか持たなかったのですが、盆栽を始めてみるとこういうのも少しだけ作り込みの裏側が想像できるようになりました。

2018年11月5日月曜日

珈琲の香り

f/5.6  1/50sec  ISO-100  170mm

昭和から平成になって、歌謡曲がなくなりJPOPになりました。そして、喫茶店がなくなり・・・コーヒーショップ? でしょうか。

世の中の文化は時の流れによって変化を続けるものですが、平成の時代はいろいろな価値観が大きく動いた感じがします。

もちろん、「ルノアール」のように昭和を象徴するみたいな店も健闘していますが、それは新しいものへの期待と言うよりは古い物への哀愁みたいなところが大きい感じ。

コンビニですら、当たり前のように挽豆のコーヒーを簡単にドリップして提供する。香りを楽しみ、ゆったりと時間を使うという喫茶店の利用方法とはずいぶん違います。

喫茶店で待ち合わせというのも、喫茶店の重要な利用方法でした。歌謡曲の歌詞にもなっていたりします。

コーヒーショップの窓には、秋の気配が反射して写り込んでいました。でも、11月になりましたから暦の上では晩秋ですよね。

平成の次・・・・また、文化は変わっていくんでしょうね。

2018年11月4日日曜日

混雑しました

f/10  1/100sec  ISO-100 65mm

昨日は文化の日でお休み。クリニックのある都筑区は、「都筑区民まつり」がセンター南駅前のスキップ広場を中心に開催されました。

何と、ここは渋谷のセンター街かと・・・思うくらい、見慣れた場所の光景が一変して、大変な人の繰り出しようで驚きました。

もちろん、主催者がいて、開催する時間もはっきりしていますし、そもそも仮装大会ではないので、大騒ぎして迷惑をかけるような人はいません。

小さいこどもさんを連れた家族連れを中心に、雲多めの秋空の下を楽しんでいたようです。

f/4.5  1/200sec  ISO-100  52mm

地元産の野菜の販売、協賛する店が出す露店、中にはどさくさにまぎれての宗教活動をする人もいたりでしたが、メインはすきっぷ広場でのパフォーマンス。

ちびっこのダンスチームが見事な踊りを披露したりして、客席状になった階段も超満員で拍手喝采をしていました。今年が第24回だったのですが、地域での交流のイベントとして定着しましたね。

2018年11月3日土曜日

美味しく撮る

from old stock photos

風景写真には風景写真の難しさ、人物写真には人物写真の難しさがあります。食べ物の写真もまた「見せる」ためのテクニックがあって、へたくそな写真はせっかくの食事をまずく思わせるだけ。

誰もがそれなりのカメラが付属するスマホを持って、気楽に写真をSNSなどにアップする時代。レストランなどで注文した料理の写真を撮るときに注意すべきことは少なくありません。

まず、権利関係の話。基本的には自分が注文したものが運ばれてきて、非営利目的で写真を撮影すること自体は問題ありません。ただし、店側にそれを禁止する権利はあるので、「店内撮影禁止」と書かれていたり、カメラはダメと注意された場合は従う必要があります。

それと、エチケットとして他のテーブルの料理を撮影したりはダメ。また、他のお客さんが写り込んでいる場合は、公開する場合には注意しないと思わぬトラブルになることがあります。

さて、かんじんの料理の写真ですけど、美味しく見せるテクニックを紹介するマニュアル本はたくさん出版されていて、一つのジャンルを形成していますから、細かいことはネットでもいくらでも検索して調べることができます。

何も、自分が中途半端な知識をここでさらけだしてもしょうがない。なので、よく撮る方法よりも、何が難しいと思っているかを書いてみます。

まず光の方向。順光だと、影が少なく立体感が無くなってしまうので、できるだけ逆光気味がいいのですが、座った席により限定されるところなので、必ずしも思い通りにはいきません。

ほとんどの場合、お皿が丸いこと。丸いものは、写真で見ると、意外と面白みが無くなってしまい難しい。ですから、後からクロップすることが多いです。

料理のどこにピントをあわせるか。中央のメインに合わせると、手前がぼけてしまい、けっこう気になることがあります。だからといって、手前に合わせてメインがぼけてもだめですから悩ましいところ。

そして、色合い。みずみずしく、新鮮な雰囲気は光の反射をほどよく入れることが大事。高めの彩度の調整は、現像操作でほぼ必ず必要と言っていいくらいです。

そんなことを考えながら撮影したり、後から加工したりするわけですが、いじりすぎて元の料理とかけ離れてしまってもダメですから、なかなか納得できる写真は少ないなと思っています。

2018年11月2日金曜日

放つ、冷やす

f/5.6  1/200sec  ISO-100  300mm

昼間に太陽の光で温まった地面が、夜間になると熱を放出して冷えていくという現象が「放射冷却 (Radiative Cooling)」なんだそうで、基本的に一年中起こっていることだし、天気に限らずいろいろなもので生じているもの。

秋が深まってくると、もともと日中に地面が温まっていないので、より冷え込みが強くなります。その影響で、地面に近い空気も冷却されるため、夜明け頃に気温が一番下がり寒さが厳しく感じられます。

特に夜間に晴れていると、放射された熱がどんどん逃げていくのでより気温が下がる。また、風が弱いほど、上空の温かい空気が降りてこないので冷え込むということらしい。

今週は、毎日毎朝、放射冷却が強めに起こりやすい天気が続いていますので、どんどん「今シーズン最大の冷え込み」が続いています。

インフルエンザ・ワクチンの予防接種も始まっています。寒暖差が強くなり、体調管理が難しくなりますので注意しましょう。

2018年11月1日木曜日

申し分のない愛らしさ

f/3.3  1/250sec  ISO-800  50mm

早いもので今日から11月。ここからは、急に寒くなって、急ぎ足で年末モードに突入していきます。

ツバキ科の花はたくさんありますが、多くはこの時期が開花期で、色数の少ない季節を彩る主役の一つ。

ツバキとサザンカの交雑種であるカンツバキも、開花が始まっています。

寒椿の花言葉は、「愛嬌」、「謙譲」です。寒い季節にも関わらず健気に咲き、少し控えめな花を付けるということらしい。

他に「申し分のない愛らしさ」という長めの花言葉もあるようですが、八重咲の真っ赤な花は、花言葉とは裏腹にゴージャス感があるように思います。