2019年6月19日水曜日

シナモンロールを作ってみた


菓子パンの代表的な物の一つにシナモンロールがあります。

菓子パンは当然リッチな生地で作る、カロリー満載のパン。リーン系のフランスパンと違って、砂糖やバターが入ります。そこにさらにシナモンシュガーが加わります。

生地は強力粉 250g、加水 70%(175ml)、インスタントドライイースト 3g、塩 3g、砂糖 12g、無塩バター 20gです。1時間の室温での一次発酵で膨らんだら、台に平たく広げます。

ここで、生地に塗り広げるのがシナモンシュガーなんですが、今回はシナモンパウダー 3g、ココアパウダー 3g、メープルシロップ 20g、アーモンドで作りました。


本当はアーモンドパウダーがあるとよかったのですが、手元には普通のローストアーモンドの粒しかなかったので、できるだけ細かく粉砕して使いました。おまけのフィリングはトライフルーツ・ミックス。


生地にシナモンシュガーを塗ったら、フィリングをばらまいて、くるくると生地を巻いていくと、一見バゲットの成形生地のようになります。これを、包丁で適当な厚みで切っていき並べて2次発酵1時間です。あとは、250度で20分ほど焼いて完成。

焼く前に卵の黄身を塗って照りを出すとよかったかも。味は・・・かなりシナモンを入れたつもりでしたが、思ったほど香りが出なかった感じです。もっと使ってもいいのかもしれません。

甘みは、もっとあってもいいかもしれませんが、生地そのものの味としては十分。もっと甘くしたい場合は、粉砂糖を解いたアイシングなどを利用した方が良さそうです。

2019年6月18日火曜日

ストロベリームーン


昨夜の月は・・・セーラームーン、じゃなくてストロベリームーンだったそうです。

何やねん?

何でも、恋愛成就に関係するらしくて、おじさんには関係ないわ。

6月の満月のことやそうです。イチゴの収穫時期に合わせた月の呼び名だそうで、アメリカのローカルな話。

単純に「赤い月」という呼び方がありますね。なかにし礼が原作で映画になってますよね。主演は常盤貴子でした。

水平線に近いと、大きく見えて、色も赤味がかるんですよね。

2019年6月17日月曜日

ライ麦バゲットを作ってみた


ライ麦でパンを作ると、素朴な味わいが楽しめるらしい。

主としてドイツ近辺でよく食べられるようで、ドイツでは小麦粉との配合の割合により名称がかわるとのこと。

今回は、パン・お菓子作りでは誰もがお世話になる富澤商店掲載のレシピを参考にしてみました。

なんと、ライ麦の配合は60%。通常の小麦粉と違って、ライ麦はぼそぼそしてるし、捏ねるとべたべたになって扱いにくい。配合量が多くなるほどずっしり系になるので、初心者は20~30%くらいが向いているらしい。

・・・なのに、60%です。例によって無謀なチャレンジです。ずっしりして気泡もできにくいわけですから、バゲットよりもカンパーニュみたいな形を狙った方がいいのかもとれません。

実際のところ、まあ形だけはそれなりになったのですが、断面はとてもお見せできるようなものではありません。ほとんどきめの細かい、食パンよりは粗いかなという感じ。

それは想定内ですので、あまりがっかりはしない。本当のところ、このクープの切り方に興味があったんです。


生地がかなり硬かったので、余裕でクープを入れることができました。多少は焼いて開いたのがわかります。こういう切り方をするとどうなるのかという試みみたいなところ。

ただし、普通のバゲットでは生地がもっと柔らかいので、こんな風には切るのは無理だろうと思います。

2019年6月16日日曜日

おばけット 6 クープの帯が切れた


クープは、焼成直前にバゲットの表面に入れる切り込みのこと。

装飾的な意味合いもありますが、表面を切っておくことで加熱による膨張をしやすくするので重要です。

ところが、この切り込みを入れるのが難しい。何しろ生地が柔らかいですから、どんなに鋭利なナイフやカミソリを使っても、刃を動かすと生地を引きずってしまいます。しかも、深くやや斜めに切れとか言うんですが、そんなに簡単じゃない。

適切に作られたバゲットでは、「クープがきれいに広がる」とか、「クープのエッジが立つ」などの誉め言葉が使われます。

今回は・・・クープの広がりはうまくいきました。いかにも生地がメリメリっと熱膨張した感じがあります。ただし、残念なことにクープの帯が切れてしまいました。

これは、クープを入れやすいように表面をすこし硬くしようとして、乾燥させてしまったせいだろうと思います。また、バゲットの長軸に対して傾けすぎたようです。

それと、霧吹きで水をかけるを忘れたのも痛い。オーブンのスチーム機能を信じて、まぁいいかと・・・やっぱりそれはダメ。

それと全体の焼き色がいまいち。オーブンは手動設定で、予熱ありの250度、スチーム併用で10分間。その後200度に下げて20分間焼きました。

表面に余分な打ち粉が残り過ぎていたのかもしれません。このオーブンの場合は、もう少し全体に温度を高めにした方がよいのかもしれません。

2019年6月15日土曜日

おばけット 5 クープを忘れた


もう20本くらい、いろいろとあーだこーだとバゲット作ってみたのに、基本的な工程を忘れるという凡ミスをしてしまいました。

一見すると、焼き色は悪くないのですが、明らかなのはクープはほぼ・・・というより、まったく開いていません。

オーブンに入れる直前の様子はというと・・・


写真をのんびり撮っている暇があったら、ちゃんとクープを入れろという話。

今回は、この前失敗した富澤商店のフランスパン専用天板を、もう一度使ってみようということで、、そっちに気が回り過ぎていました。

この天板は熱伝導が良いので、普通の黒天板ごと予熱した上にそのまま置くことができる。そして、丸く型取りしてあるので加水多めでも生地が平たく潰れにくいというのも利点の一つ。

ただし、天板のたくさんの穴通りの形が底面にぶつぶつとついてしまうのが興醒めですし、一つの溝の幅が狭いので、太めのバゲットが作れない。

そこで、1本を余裕をもって溝におさまる(太さは4cm程度)ように成形して、天板にオーブンペーパーを敷いて2次発酵を行いました。準強力粉200g、加水70%ですから、2分割してもこれよりは小さくはできません。

予熱終了のブザーが鳴って、2次発酵した生地がのったままの専用天板を黒天板に乗せたまではいいのですが、なんとクープを切っていないじゃないですか。気がついたのは焼きだして30秒くらいたってからで、あわててオーブンを開いて無理やりクープを追加。

たった30秒そこらですが、表面がすでにパリっとなり始めていて、クープナイフが素直に入りません。無理やりに筋を入れたのはいいけど、やはり焼いてみるとほとんど開かないという惨憺たる状況です。

クープが開かないということは、全体が膨張できない。つまり気泡も膨らめないということで、最下級ランクの失敗作になりました。

ちなみに専用天板の方は、オーブンペーパーを敷いてあるので、底面のぶつぶつ感はありませんが、真っすぐ機械的な仕上がりで違和感ばりばりです。やはり、焼けさえすれば良いと考える人以外には、とても許容はできない代物ということでしょうか。

2019年6月14日金曜日

紅茶パンを作ってみた


紅茶の香りのするパンは、手づくりパンのレパートリーに必ず出てくる人気のあるもの。

紅茶パンを作る場合には、紅茶の液そのものを水の代わりに使うレシピもあるようですが、これは「香り立つ」というにはかなり苦しい。濃く淹れて渋みが増えても残念。

やはり、茶葉をそのまま生地に練り込むのが王道のようです。しかも、使うのは香りが強いアール・グレイのほぼ一択。

ベースの生地は、バターを練り込んだりするレシピもありますが、紅茶の香りを強くだしたいので、バゲットと同じにリーン系にしてみました。

準強力粉250g、加水70%に対して、ティーバッグ2袋分を包丁でできるだけ細かく粉砕して、最初の捏ねる段階で一緒にしてみました。

また食べた時の食感と彩りを考えて、フィリングとしてくるみとクランベリーを少なめに使用しています。

ちぎりパン風にしてもよかったのですが、クラストのパリパリ感を楽しむために一次発酵後に生地を8分割にして個別に成形しました。クープは、上を料理ばさみで十字に切っています。

まぁ、それなりに紅茶の香りがします。まぁ、こんなもんかと・・・

2019年6月13日木曜日

おしゃれ?トイレ


入ってみて、ちょっとびっくりしました。

落ち着いたベージュ~ブラウン系の色彩でまとめられ、高級感が漂います。

天井は間接照明で、まぶしくない。スポットライトを利用して、暗さを補填。

幾何学的な左右の対称性は見事で、奥の個室の手すりやペーパーホルダーなどにも取り入れられています。

一見すると、どこのホテルのトイレかと・・・


実は、これは、第三京浜の都筑SAのトイレ。

こんなところに金をかけなくても、という意見もあるかもしれませんが、こんなところだからこそ気持ちの良い空間というのは嬉しい。

掃除も行き届いている感じで、使う側も汚さないようにしたいと思わせます。

2019年6月12日水曜日

オーバルバヌトンを作ってみた


どうも、ちょっとした違いでいろいろな名前が出てくるので、フランスパンの呼び名が頭の中でこんがらがってしまいます。

オバールは楕円形という意味。バヌトンは、パンの発酵に用いる籐の枝を編んで作った籠のこと。「オーバルバヌトンを作る」というと、籠を作るわけではなくて、そういう形にしたパンを作ったという事で、パン作りで誰もが作りたがる「カンバーニュ」の一つ。

バゲットと違い、カンパーニュは「田舎のパン」という意味で、素朴な味わいを楽しむリーン系の塊状のパン。スライスしてサンドイッチなどにして食べたりする。

ずっしりとした重みがあって、気泡ボコボコは目指しませんので、バゲットより気遣いが少ない・・・と素人的には感じてしまいます。

だからといって、いきなりスタンダードじゃないものを作ってしまうのが、素人の怖い物知らずなところ。


大きな塊にしてみたくて、強力粉のキタノカオリを300gを使用。重みで潰れてしまいやすいので、水は少なめ(?)の70%。

アーモンドスライスとレーズンを入れて捏ねました。1次発酵のあと、成形したところで、表面に、ココアパウダーを振りかけて丸めてから、オーバル型のバヌトンに入れて、二次発酵しました。

しかも、ココアパウダー自体には甘みがないので、リーン系なのに生地には砂糖を混ぜてあるという・・・まぁ、基本からはずれるまくった、けっこういい加減なレシピです。

・・・ですが、まぁまぁの見栄えで出来上がったんじゃないでしょうか。アーモンドもココアも、このくらいでは飾り程度で味はあまり感じませんでした。

2019年6月11日火曜日

塩バター・ロールパンを作ってみた


塩バターは、何かこの数年流行りです。どこのベーカリーでも、出来立てです見たいな宣伝文句を店先に並べているようになりました。

レシピを見ると、基本的には普通のバターロールとたいして変わりはない。

強力粉~準強力粉を使用して、水以外に牛乳、砂糖も使うリッチな生地を作ります。難しいのは、生地を捏ねるときにバターを練り込むところ。

バターは溶かして入れてはいけない。固形のまま少しずつ砕く様になじませていくのが大事らしい。これがけっこう大変です。

塩バターの特徴は、生地を成形するときに、真ん中にさらに数gのバターをそのまま挟み込んでまるめるところ。焼いている間に溶けて、真ん中に空洞ができます。

そして、上に塩をまいてから焼くところ。ですから、粗い粒子の岩塩何かを使うと、見栄えが良くなります。

相変わらず、バターロールらしく成形するところが下手くそなんですが、生地作りは面倒な割には失敗しにくいので、味的には問題ありませんでした。

2019年6月10日月曜日

おばけット 4 焼き足りない?


相変わらず、出来損ないのバゲットを量産中。

生地の作り方については、だいぶ克服してきた感じがします。もちろん、パン屋を開くにはまだまだ・・・って、商売にするつもりは無いわけで、あくまでも趣味の範囲の話。

今回の材料はフランスパン用の準強力粉でタイプERを使いました。加水は70%で、このくらいが当面扱いやすい。今回は小麦粉250gに対してイースト3gで、室温の中での発酵を待つストレート法です。

ざっと混ぜる、オートリーズ20分、その後塩を加える、捏ねるというよりたたんで潰す感じを数十回。室温発酵1時間で、生地が倍の大きさになったのでパンチを1回。さらに室温発酵1時間で、生地内にできた気泡はつぶさないようにパンチを1回。

2分割して成形、パンマットで覆って室温で2次発酵1時間。乾燥注意とよく言われるのですが、表面が多少乾いた方が、クープは入れやすいことがわかりました。

オーブンの天板ごと予熱、ただちに生地を投入して、200度で40分焼いたのが上の写真。

大きな気泡は、発酵中にできたものが大きく関係しているんですね。焼く特に膨張するのですが、優しく生地を扱うことは大事という事。断面は、気泡の出来具合としては、悪くは無いと思います。

材料にモルトを混ぜているので、焼き色については問題ありません。下手くそなクープを除いて外見はいい感じ。

一番の不満は、外はカリっとして、中は気泡ボコボコでもちもちというのが目標ですが、見てわかるようにクラストがすごく薄い。薄いのがいいといっても、これは薄すぎでしょう。

焼いた直後でもけっこう柔らかいという印象ですが、しばらくすると「水戻り」といって、クラムに含まれる水分の影響でふにゃふにゃとなってきました。

もう少しクラストに厚みが無いと、保存がきかなさそうです。焼いて、粗熱がとれたらすぐ食べるならいいんですが、たいていの場合はもっと時間がたってから食べるだろうし、これじゃ翌日では食パン並みになってしまう。

原因は、焼きの温度が低すぎるのかもしれない。その分、時間を長めにしているんですが・・・

ネット情報では、硬くなりすぎるという悩みが多くて、柔らかすぎて困っているという人はあまりいません。

このあたりは、自分が使っているオーブンの特性を理解することが大事なんでしょうね。教科書通りにやっても、オーブンによって熱の廻り方はいろいろなので、オーブンに合った焼き方を早くに見つけることができるといいだろうと思います。

結論は・・・・まだまだですね。ここまで、生地の温度はほぼ気にしないでやってますが、天候もいろいろ気にしていかないといけないのかもしれません。

2019年6月9日日曜日

梅雨入り2019


関東地方は、一昨日、梅雨入りしたらしい。

・・・らしい、と言うのは、昔と違って気象庁の発表が曖昧だから。まぁ、何月何日何時何分を持って梅雨入りしたとは決められるはずがないことですからね。

当然、梅雨明けも同様。こういうことは雰囲気重視で問題ありません。

ただ、昨日は昼からはけっこう日差しもさしていい天気。梅雨入りしたからにはこっちも覚悟するんですが、いきなり晴れ間が見えると拍子抜けしてしまいます。

とは言え、しばらくはジメジメするのは鬱陶しいですし、暑さが増した最近の気候ではムシムシ度も高くなって、この時期の不快感は昔の比ではありません。

だからどうにかできるというものでもないので、しばらくはぼやくしかありませんけど。


2019年6月8日土曜日

ベーコンエピを作ってみた 2


ベーコンエピを作ったの2回目です。

前回は、2次発酵前に切り込んでしまったので、発酵で膨らんで角が丸くなってしまいました。そこを反省して、オーブンに入れる直前に切り込んで最終成形したところ・・・大成功です。

一つ一つの塊の先端がとんがって、見事に麦の穂(エピ)のようになりました。我ながら、自信をもって成功と言えるのはめったにないのですごいことです。

フランスパンのアレンジ物としては、比較的簡単で応用もしやすく、見栄えもいいのでエピは作れると何かと便利。

生地は基本のバゲットと同じ。準強力粉に対して加水65~75%ですが、気泡を一杯作りたいわけではないので、成形重視で水少なめでOK。

1次発酵の後、バゲットのように細長くしたらベーコンの大きさに合わせて平たくします。今回も、ベーコンだけでなく、前回好評だった粒入りマスタード、パルメザンチーズをトッピング。

そして、さらに、さらにですが、調子に乗ってドライトマトとオリーブも一緒に巻き込んでしまいました。これで旨くないはずがないという組み合わせです。

巻き込むものは、バリエーションがつけやすいところなので、いろいろととっかえひっかえして楽しめそうです。次回はカレー味とか、魚でも試してみたい。そして、もしかしたらけっこういけるんじゃないかと思っているのが生姜焼きだったりします。


2019年6月7日金曜日

ベーグルを作ってみた


いろいろなパンがありますが、たいへん人気があるものの一つにベーグルがあります。

東ヨーロッパ、おそらくポーランドあたりが発祥と言われています。ドーナッツのような丸く輪にした形状ですが、専門店では様々にアレンジされていて、もうオリジナルがどんなものかはよくわからない。

生地の作り方は、フランスパンのようにリーンな混合でOK。バゲットのように気泡ボコボコを狙うわけではないので、しっかり捏ねて良いようです。

成形が独特で、1次発酵の後、長さ20センチくらい、太さ2センチくらいに細長く伸ばした生地を丸くするところ。均等に伸ばすのがけっこう難しくて、きれいなドーナッツ状に丸くするのが大変。

さて、さらに特徴的なのは、焼成する直前に生地を「茹でる」というところ。丸くして2次発酵したら、予熱したオーブンに入れる直前に生地を沸騰したお湯の中に入れて、表裏それぞれ30秒ずつくらい茹でる。

お湯から取り出すと、デカいちくわぶのようになっていますが、この工程があるので表面がパリッと硬くなるんですね。一つ一つを持ち上げるのはなかなか難しいので、2次発酵を10センチ四方くらいのオーブンペーパーに乗せて行うのがコツのようです。

出来上がりは・・・やはり失敗。表面がしわしわで見た目は最悪。こういう出来上がりの失敗はよくあるようですが、原因は茹ですぎか、低温による焼成が関係しているらしい。

あと、今回は生地を冷蔵庫に寝かせていたのも関係ありそう。冷蔵庫野菜室で低温発酵したあと、時間が無かったので普通の冷蔵室に移して半日くらい保管したあとに作業にとりかかりました。生地の温度が戻る前に、どんどん作業を進めてしまったので、生地が冷え切っていたのだろうと思います。

失敗は成功のもとですから、次回は注意したいと思います。

2019年6月6日木曜日

センター南駅広告看板終了


横浜市営地下鉄、センター南駅は、自分のクリニックのある最寄り駅ですが、ただいま大改修工事の最中です。

主な工事は、クリニック方面の北側の長いエスカレータから出口までの区間。

下りエスカレータに乗ると正面の壁に、うちのクリニックの大きな宣伝看板がありましたが、今は取り払われて防護布が被せられています。

この広告は、最近では唯一のクリニックの有料宣伝媒体でしたが、工事が終わっても、元の場所には広告スペースは設けられないとのこと。

フラッグシップともいえる広告が無くなって、多少なりとも広告の意味を持つのはこのブログだけになってしまいました。

それはともかく、エスカレータを降りても、だだっぴろいスペースがあるだけだったので、テナント・スペースでも作るんでしょうかね。

横浜市の増収に寄与するのでしょうし、センター北駅と比べると地味なセンター南駅ですから、悪い事ではなさそうです。

2019年6月5日水曜日

ヨーグルトパンを作ってみた


基本的にバターロールみたいなもんなんですが、通常よりバター、砂糖は少なめにして、カロリーカット。

ポイントは、水の代わりにヨーグルトと牛乳をつかったというところ。

けっこういい加減な分量ですが、粉とヨーグルトは同じくらいで、だいたいの硬さまで牛乳でのばしてみました。

焼きあがってみると、ヨーグルトの味はあまりしませんが、ふんわり感のあるマイルドな味です。

せっかくなので、顔みたいにして遊んでみましたが、鼻や耳を付けたりするのが一番時間がかかって面倒だったわりには、焼いて膨らんで何だかわからないという結果です。

2019年6月4日火曜日

おばけット 3 捏ねすぎ?

悩めば悩むほどに、どんどんひどいことになっていくのが手作りバケット道なのか・・・と、ちょっと落ち込んでしまうところ。

まず、気泡をたくさん作るには水分量の多い生地を作る方が良いというポイント。そういう状態を多加水あるいは高加水というようですが、とにかく柔らかすぎてべたつきすぎて扱いにくい事この上ない。

ほとんど捏ねないならなんとか成形まで持っていけますが、最後の焼成でぺったんこになってしまうので、そこまでの苦労が台無しという感じです。

そこで、パン作りに欠かせない富澤商店で、そんな初心者の悩みを解決する優れものを発見してしまいました。


なんと、これなら平たくならずに焼ける。成型後は、この丸く作られた金属製の型で2次発酵、焼成を行うというもの。熱伝導がいいので、オーブン予熱後にそのまま突っ込めばよいというのが嬉しい。

ただ、2次発酵が終わった時点で、上の状態です。30分で膨らんで、枠をはみ出るくらいになってしま、何か嫌な予感が・・・

それはともかく、今回は捏ねすぎ(?)レシピを試してみました。有名な料理学校関係の物ですがフランスパン用準強力粉250g、水185g(加水は74%)、イーストは1g。

材料を混ぜたら20分間のオートリーズ。そのあとは、台に移して手にべたべたつくのは気にせず、前後に伸ばしては戻すように捏ねる捏ねる捏ねる。勢いよく持ち上げて、全体が台からはがれるようになったらOKです。

10分間のベンチタイムののち1回目のパンチ。80分間の一次発酵前半戦の後に、2回目のパンチ。さらに一次発酵後半戦90分です。最後に切り分けて、軽めに3度目のパンチして20分間のベンチタイム。

細長く成形したらパンマットに乗せて60分間の2次発酵という具合。パンマットのかわりに使ったのが、新兵器の焼き型です。焼成は240度で25分です。


焼き上がりは、色はまぁまぁですが、相変わらず多加水の生地にクープがちゃんと引けていないので、有るか無いのかわからない仕上がりはかなりの減点要素です。それにしても型からはみ出ているので、ひっくり返してみると・・・


残念過ぎる。底が割れたりしていないのですが、型のまんま、穴のぶつぶつがしっかり残ってしまいました。これじゃ、せっかくのバゲットも見た目から美味しそうじゃない。


断面は、比較的均一に気泡が広がって熱伝導の良さは実感できます。ただし、加水多めの割には気泡が小さめで、ここでも不満が残りました。

今回の反省。

たぶん、捏ね過ぎでグルテン形成が増えで、グルテン膜の風船が破裂して融合して気泡が大きくなるのを妨げたのではないかと思います。捏ねないのと、今回の中間位を目指してみたいと思いました。

次に、型を使うならかなり細めで、加水の少なめの硬い生地でないとダメそうということ。安易に道具を使っても、ダメなものはダメ。やはり、二次発酵にはパンマットを使う方が良さそうです。

クープの問題は・・・・ ・・・・ ちょっと横においておいて、まずは断面の完成を目指しましょう。

2019年6月3日月曜日

おばけット 2 捏ねなさすぎ?


バゲットの作り方はいろいろ情報がありますけど、最初に初心者が悩むのは、生地の作り方について。

たくさん捏ねると、グルテンがしっかり作られて、炭酸ガスが発生したときグルテン膜が破れないため、気泡が大きくならないとされています。

何冊かレシピ本を出しているパン作りの先生の本に、材料を混ぜ合せたあとは、生地を折りたたむ「パンチ」と呼ばれる作業を数回するだけというのが基本として乗っていたんです。これは楽でいい、と初心者は安直に飛びつくわけで、早速ためしてみました。

フランスパン用の準強力粉250g、水は185gで74%です。イーストは0.5gくらいの少なめで、冷蔵庫野菜室を利用した長時間低温発酵法となっています。

加水多めで、生地はかなり柔らかい。それでも、ほとんどこねないので、何とか成形してパンマットに乗せるところまでうまく行った感じ。


焼成は230度で15分。その後、200度に下げて8分焼けとなっています。ただ、焼き色がいまいちなので、200度は10分まで延長して、全部で25分かけてみました。

クープの境界がはっきりしないのは、生地が柔らかすぎてまったくうまく引けなかったというのが問題だろうと思います。さらに見事にぺったんこな焼き上がりで、厚めの魚の切り身みたいになってしまいました。


断面を何とか斜め切りして少しでも楕円形に見えるようにしましたが、気泡のでき方はボコボコというのは程遠い。

まず、やはり捏ねなさすぎで、いくら何でもグルテン形成が少なすぎるのだろうと思います。さらに焼き方で、うちのオーブンの場合、230度は低すぎるのかと。焼き始めの最初の数分間に、いっきに膨らんでくるのがありませんでした。

クラムは薄いのですが、かなり柔らかくて、パリっとしません。生地もしっとり感が強く、焼きが甘いとのは間違いない。

なんか、どんどん下手くそになっていくんですよね。なんでしょうか。考えて作れば作るほど、何じゃこりゃ状態がひどくなっていく感じです。


2019年6月2日日曜日

おばけット 1 スチームやり過ぎ?

ネットでレシピを探したり、いくつかレシピ本で確認してみると、うまくいった成功写真ばかりなので、いとも簡単にうまくいくものと思いがち。

ところが、実際には試行錯誤で自分のイメージのバゲットを焼くというのは、まったくの素人にはハードルが高いもの。作れば作るほど失敗バゲットを量産して、こんなたくさんの小麦粉を買い込んでしまって、使い切れるかと心配しましたが杞憂でした。

でも、古くから「失敗は成功のもと」と言いますし、実は失敗をたくさんすることが大切。成功は喜びですが、失敗からは学ぶことが多い。そこで、このブログでは、うまくできなかったものをどんどん晒して、自分の記録とすると同時に、もしかしたら同じ初心者の人に役に立つかもという期待を込めています。

そういう意味で、失敗作のバゲットを「おばけット」と呼ぶことにしました。丁寧語の接頭語である「お」をつけることで失敗例に敬意を表し、かつダメダメの状態を「お化け」に例えるという、我ながらグッドアイデア。

今回のおばけットはこれ。


基本レシピをいじったところは二つ。

小麦は中力粉のエペなんですが、指定の水の量は72%。これがかなり柔らかい生地で、成形するとすぐ重さだけで潰れて平たくなってしまいます。そこで、水を65%に減らして硬めの生地に仕上げてみました。

さすがに型崩れしにくくなって、成形は比較的楽にできた。まぁまぁの形状を保つことができています。

そして、もう一つはクープ。カッターナイフに錆が見えて来たので、さすがにカミソリを使う定番のクープナイフを用意してみました。さらに、ネットでしばしば見かける切ったクープにオリーブオイルを垂らしておくというのも試してみました。

その結果は・・・


見事に失敗です。

それでも、味はあまり問題ない所がパン作りの救われるところ。でも、見た目重視ですから、見るからにまずそうなパンでは存在価値が半減どころか、残念でしかありません。

このいかにも旨くなさそうな見た目の最大の理由は・・・おそらく、焼き方の問題。焼く時に蒸気が大事ということで、オーブンのスチーム機能を利用します。今回から、オートベーカリー機能の「フランスパン」を使わず、手動設定にしました。

そこでスチームを連続的にかけて焼いたのですが、たぶん25分間焼いているうちの半分以上でスチームを使い続けたので、焼き色がほとんど無いということだろうと。

さらに、ネット情報で皿状のオーブン付属天板を上下を逆にして使うというのがあって、それも試してみました。そのために、熱風の当たり具合の差が激しくなって、焦げるところと焦げないところの差が露骨に出てしまったのだと思います。

オリーブオイルを垂らしたので、むしろクープ内だけが強めに焦げているのも変です。結果として、のぺーっとしたおばけットの完成を見たということだろうと思います。水分を減らしたことの影響はよくわかりませんでした。

2019年6月1日土曜日

ラスクを作ってみた


バゲットを作る練習・・・何度も何度も失敗を繰り返していますが、だからと言ってそれを全部食べるのはカロリーが・・・

丸々捨てるのも気が引けるので、何か無駄にしない方法は無いかと考えたら、ラスクにするという方法がありました。

このバゲットは、試しにライ麦を混合して作ったものですが、やはり気泡はほとんどできない。ライ麦が多すぎたのだと思いますが、しっとり、どっしりのクラムになってしまいました。

ラスクにするには、バゲットをできるだけ薄くスライスしたい。だけど、薄く切るのが難しい。結局、厚さは1cm以上はあろうかという感じになってしまいました。

これを、そのままオーブンに並べて、低温で15分くらい素焼きにします。水分がとんで、生地がパリっとなりました。

ここにバターとバターよりちょっと少なめの砂糖、そして数滴のバニラエッセンスを落としてよく混ぜたペーストを表面に塗りたくります。

そしたら、もう一度低温で15分焼く。パリパリのラスクの出来上がりです。

反省点は、シュガーバターをけちったこと。甘すぎるのはどうかと思い、表面をなでるようにしたのですが、食べてみると味が物足りませんでした。分厚い感じに塗った方が良いようです。

それと、試しにさらにパリパリにしてみようと、もう一度追加で焼いたら・・・生地が、一部は焦げてしまいましたし、そもそもカチコチになってしまいました。焼きすぎはダメということ。

2019年5月31日金曜日

ベーコンエピを作ってみた


エピはバゲットのバリエーションの一つ。麦の穂という意味。

その名の通り、向きの穂のように左右に生地を傾けるようにした形が特徴的で、さぞかし形を作るのが難しいかと思ったら、意外と簡単です。

細長くバゲットの生地を成形したら、上から斜めに料理ばさみを入れて左右に交互に傾けるだけ。

ただし、今回の失敗は・・・二次発酵する前に切れ込みを入れてしまったこと。

二次発酵で膨らんで、切った先端が丸くなってしまいました。先端がとがった感じが残って穂先っぽくなるんですよね。切るのは焼成の直前がいいようです。

中に挟み込んだのは定番のベーコン。一次発酵が終わって成形するときに、ベーコンを一緒に巻き込みます。一緒に粒々マスタードを塗っておきました。

さらに隠し味的に、パスタによく使う粉のバルザン・チーズを振りかけました。粉チーズだと、溶けすぎてトロっとならないのでちょうどいい具合です。

味は問題無し。ばっちりです。次回は、穂先をつんつんさせたいと思います。

2019年5月30日木曜日

駐車場器物損壊事件


5月29日朝、横浜市都筑区のホームセンター、港北センター南店の駐車場出口の柵が破壊されているのを、駐車場管理会社職員が発見し警察に通報しました。

出口のバーが折れ、出口柵は大きく歪んだ状態になっていました。この駐車場は、夜間から朝6時半まで出入りはできず、出入り口は柵で閉鎖されていますが、この間に、無理やりに出場したい車両が突破して破壊したものとみられます。

駐車場はナンバープレート識別式の自動精算方式となっているため、警察は出入りした車の記録を照合し、犯行車両を特定し犯人を割り出すものとみられます。

2019年5月29日水曜日

赤いたぬき or 緑のきつね


東洋水産の「マルちゃん」から発売されている、和のカップ麺の代表的なブランドが「赤いきつね」と「緑のたぬき」です。

昨年秋に、両者の対決CMを放送し、「どっちが好きか」の投票をとてもらい雌雄を決っしようという試みが行われました。

その結果は・・・赤いきつねが29066票、緑のたぬきが24797票で。赤いきつねが勝利しました。

個人的には、カップ麺のうどんは、どれも好きじゃない。うどんというと、やっぱり太さが欲しいと思うのですが、カップ麺の特性上細すぎる。

それはともかく、勝利記念という事で、期間限定の「赤いたぬき」が発売されました。


買ったのは赤いきつねでしたので、メインのうどんにたぬきのかき揚げがのっているという夢のコラボが実現。ただし、なぜかきつねのあげが刻みになってしまったのは、ビミョ~な雰囲気。

上っ面だけ見ると、きつねがちぢこまってたぬきがデカい顔をしているので、勝者が逆のような感じもしてしまいます。

こうなったら、メーカーの垣根を越えて、日清の「どん兵衛」シリーズとも勝負してもらいたい・・・って、それは無理ですね。

2019年5月28日火曜日

BENTLEY


ベントレー・・・って、イギリスの高級車ブランドという認識でしたが、あらためて価格を見ると、すっげ~高いんですね。一番安いのが1900万円で、上はほぼ4000万円という値段。

1919年創業。レースで名を上げましたが、世界恐慌のあおりを受けて1931年にロールス・ロイス社に買収され子会社化されます。どうも、この当たりの駆け引きは映画とかになりそうなスリリングな話みたい。

しかし、1971年にロールス・ロイスが倒産し、ベントレーは独立。1998年にフォルクス・ワーゲンに吸収されました。

つい先ごろ、100周年を記念した創設からを詳説した本が出版されました。限定7冊作られる100カラット・エディションは、まさに100カラット分のダイアが散りばめられているそうで、価格は2万ポンド、約280万円です(廉価版で42万円)。

何しろイギリス王室御用達のブランドですし、もちろん日本にも好きな人がいて需要はあるんでしょうね。とは言っても、自分からすると別世界、異次元の車の一つですかね。

2019年5月27日月曜日

うどんを作ってみた


パン作りにはまったので、小麦粉を大量に買い込んでしまいました・・・が、全部使い切れるのか、ちょっと心配。

そこで、小麦粉と塩だけで作れるもの・・・うどんに挑戦!!

うどんは小麦粉を大量に消費できます。しかし、一番パンに向いている強力粉は向いていないので、タンパクが少ない薄力粉~中力粉で作ります。

作り方自体は簡単です。

小麦粉100%に対して、塩3~4%、水45~50%です。パン作りに比べると、塩は多め、水は少なめ。こねてみるとかなりパサパサ感がありますが、パン作りのオートリーズみたいにちょっと寝かせるとまとまってきます。

あとは丈夫な袋に入れて、ひたすら足で踏む。冷蔵庫野菜室で1時間休ませたら、薄く延ばして細く切るだけ・・・という具合で、文章で書くとこれだけですが、やってみると、けっこう難しい。

踏み方は、単なる足踏みではなく、足全体の体重を前後に移動するようにすること。5分くらいで、平たくなった生地を畳んでまとめるを3~4回繰り返すということ。けっこうコツがいりそうです。

生地が硬いので、薄く延ばすのが大変。生地を切っていくと、打ち粉をたくさん使っていても、切った断面同士がくっつきやすい。お湯はあらかじめ沸騰させておいて、切ったらすぐにお湯に投入したほうが良さそうです。

今回は、中力粉エペ400g、塩12g、水180mlでやってみたのですが、踏むのはけっこう頑張った。大きなジップロックの袋に入れたのですが、途中で破れてしまいました。

切り方は不ぞろい、くっついたのをはがすのにかき回し過ぎてちぎれ気味。味は・・・まぁまぁ。コシもそれなりに出たように思います。


2019年5月26日日曜日

手作りバゲットに挑む理由


昔々は、フランスパンは表面のクラストが硬くて、中のクラムは柔らかくてもっちりというイメージでした。たぶん、バブルの頃からじゃないかと思うのですが、パンに限らず美食文化が進んでこだわる人が増えたんだと思いますが、フランスパンのクラムは気泡がぼこぼこと開いているのを良しとする風潮になりました。

そうなると、代表的なフランスパンであるバゲットを手作りしようと思うと、「カリカリの薄いクラスト、気泡ボコボコのクラム、きれいに開いたクープ」というのが出来上がりの良し悪しで重視されることになりました。

もちろん、食パンのようなバゲットもそれなりの味というものがあるんですが、それならベーカリー機能付きのオーブンレンジで、ほぼバカチョンで作ることができます。味的には同じですから、こだわらなければ十分に美味しくいただける。

でも、最近は美味しいパン屋さんはたくさんありますから、こだわらないなら普通に買いに行けばいい。実際、数百円で完成されたバゲットは簡単に手に入れることができます。

あえて手作りに挑むというのは、失敗を重ねながら繰り返し実験しているようなもので、たぶん思い通りのバゲットが焼けた時には、大いなる喜びがあるんじゃないかと・・・そんなことを考えると、実益を伴った趣味として十分に成立すると思いました。

パン教室というのも、巷にはたくさんあるみたいです。でも、おじさんが一人で出かけていくのは気が引ける。そもそも、出かけるのが面倒というのもあって、山ほどあるネット情報などを収集しつつ試行錯誤。まぁ、そこが楽しいわけなんですけど。

2019年5月25日土曜日

手作りバゲットABC 6 焼成


二次発酵が終了すると、いよいよ最終工程の焼成です。

プロのパン屋さんなら、当然、専用のオーブンだったり、窯を使うわけですが、家庭にあるのはそんな立派なものではありません。

色々な制約があるのはしょうがない。まず、大きさ。普通、どんな大きくても30センチ程度の長さまでしか入りません。焼く時に膨らむので、注意が必要です。そして最大の難関は温度管理。

しっかりとした気泡ができるためには、一気に高温にもっていことが大事。ところが、トリセツを見てみると、予熱時には天板は出してくださいと書いてあることが多い。予熱が終わって、天板に乗せた生地を投入しても、天板が冷えているため、特に下部の温度が上がるまでに時間がかかってしまいます。

そこで、あえて予熱の時から天板は入れたままにしておくのがポイント。予熱には10分近くかかりますので、二次発酵終了の時間を考えながらスタートします。二次発酵した生地は、ひと回り膨らんでいますので、そっと成形で閉じたところを下になるように、転がしてオーブンペーパーに移します。

この時、後で熱くなった天板にオーブンペーパーごと滑らせるように乗せるために、下に薄くて熱に強い板を入れておくようにします。

ここで、バゲットにとって大事な最終手作業、クープを入れるという難事業があります。クープは、生地の表面に入れた切り込みのこと。クープを入れることで、焼く時に生地が膨らみやすくなり、気泡の生成にも大いに影響します。

そして、クープが焼き上がりの装飾にもなるので、手作りパンを作る人は「クープが見事に開く」ことに大変こだわっている。家庭で作るバゲットは20~25cm程度ですので、通常10cm程度の長さの切り込みを3本いれることになります。

クープは数cmずつ重複するように、少し斜めに、そして1cm弱の深さにします。クープナイフはカミソリタイプが使い勝手が良さそうですが、自分の場合はカッターナイフを利用しています。生地が柔らかいので、とにかく良く切れることが重要。

切り込んだら数十秒待つと、自然に少し開いてくるので、このタイミングで予熱が終了するのがベスト。予熱終了の合図とともに、霧吹きで全体が湿る程度に水をかけて、熱くなった天板にオーブンペーパーごとうつします。

後は250度で30分間焼くだけ。最初の数分間でみるみる膨らんでくるのがわかります。気泡がうまくできるかどうかは、ここで勝負はついているんですよね。


急激に熱せられたイーストが一気に炭酸ガスを放出して、グルテン膜の風船が膨らむのですが、中力粉を使ったこねすぎない生地はグルテンが破裂しやすく、周囲の気泡と合体してより大きな気泡に成長するというわけです。

実は、上の2枚の写真は、もともとの水分量を減らして65%にしたもの。テキストに指定されていたのは72%で、これだと生地が柔らかすぎて、初心者には扱いが難しすぎると感じました。水分が多い方が、膨らみやすく気泡もできやすいのですが、ちょっと硬い生地の方が取り回しは楽なんです。

テキスト通りの72%で作ったのはこんな感じ。


形が作り切れていない。生地の自重でつぶれて平たくなってしまいました。クープもうまく引けません。

それを焼くとこんな感じ。


焼くと膨らむので、平べったくよれよれの形のままです。それでも、切り開いて断面を確認するとこんな感じ。


まぁまぁの気泡の出来具合でした。ただ、下からの熱が少ないせいか、下半分の気泡は小さいです。そこらを気にしなければ、味はまったく問題なし。

自己採点では、上の場合は、テキスト通りには作っていませんが、見た目の焼き上がりは70点(甘いか?)。下の場合は30点くらいですが、断面の気泡の出来具合を加味して50点というところ。

まだまだ、まったくダメですが、なんとかなりそうな道筋は見えて来たように思います。あと、20本くらい焼けば商売にできる・・・わけはないですけど。

2019年5月24日金曜日

手作りバゲットABC 5 発酵


材料を混ぜる、オートリーズ、少しこねる、ベンチタイム、たたむ、予備発酵・・・ということで、だいたい2時間弱。実働は15分程度です。タッパーに移した生地が上の写真。

いよいよ一次発酵作業に取り掛かる・・・と言っても、ほとんど何もすることはありません。実際のところ、混ぜ始めたとたんから発酵は始まっているわけですし、発酵自体はイーストが勝手にしてくれていること。

ここでするのは、タッパーを冷蔵庫の野菜室に入れるだけ。

普通の冷蔵室だと低温すぎて、イーストは縮こまって働けない。野菜室は温度・湿度がちょうど良いといわれています。待ち時間はだいたい12時間。

つまり後は翌日に作業すればいいということ。長時間のゆっくりとした発酵なので、イーストは普通の発酵よりかなり少なめに使用します。一応、最大24時間くらいも試してみましたが、その場合はイーストはさらに減らします。

長時間低温発酵は、イーストの発酵する力をゆっくりにして、焼くときにガスを放出する体力をしっかり残すため。生地の旨味も増えると言われています。続けて5~6時間を摂れないときは、自分の生活のペースに合わせやすいのでたいへん良い方法だと思います。

さて半日たったタッパーを開けてみるとこんな具合。


倍近くに膨らんで、いい感じです。発酵具合は、フィンガーテストという方法で確認します。真ん中を指で押し込んでみて、穴が戻らなければOK。

捏ね台に取りだしたら、そのままゆっくり正方形に整えてから、上1/3、下1/3をたたんで三つ折りにして、乾燥を防ぎながら再びベンチタイム30分。

いよいよ、それらしい形に成形します。再度三つ折りにして、少しずつ長くしていき、重ねたところは、指でしっかりつまむようにして閉じていきます。

細長くできたら綴じ目を下にして、可能なら帆布のようなパンマットに挟み、室温で30分の二次発酵をさせます。パンマットが無い場合は、そのまま放置するしかありませんが、この場合は生地が平たくなっていくのはしょうがない。

二次発酵では、一回り大きくなっていればOKです。あとはいよいよ焼くわけですが、オーブンのスイッチを入れて、予熱を開始しましょう。

2019年5月23日木曜日

手作りバゲットABC 4 捏ね


道具も材料も揃ったら、早速バゲット作りを開始。当然、最初は決まったレシピ通りにやってみます。教科書は「家庭のオーブンで作るバゲット(ムラヨシマサユキ著)」です。

材料
小麦粉 エペ(中力粉) 200g (100%)
水 144g (72%)
インスタントドライイースト 0.5g (0.25%)
モルトエキス 1g (0.5%)
塩 3.6g (1.8%)

厳密には温度管理もしっかりしないとダメなんですが、5月という季節柄、まぁ標準的な気温・湿度であると仮定して、気にしないことにしちゃいます。

ボールに入れた水にモルトを溶かします。モルトは粘りが強く硬いので、しっかりかき混ぜて溶かします。溶けたら、続いてイーストを投入。インスタントドライイーストは顆粒状なので、さっとかき混ぜるとすぐにふやけて溶け込みます。

ここに小麦粉を投入するのですが、ここで指定されているのは中力粉のエペ。通常、パンに使用する強力粉に比べてグルテン量がかなり少ないタイプ。

フランスパンらしい、中身に穴がボコボコと開いた、つまり気泡がたくさん大きくできる状態に仕上げることが目標。イーストが発酵で放出する炭酸ガスがグルテン膜の風船を膨らませ、はじけて隣接する気泡と合わさることで大きな気泡になります。

そのため、グルテンがしっかりし過ぎると風船がはじけなくなってしまうので、よりグルテン量が少ないタイプの小麦粉を使います。また、風船がはじけやすいように水も多めで、ベーカーズパーセントで72%は、こねてみるとかなり生地がやわらかく扱いに注意が必要です。

混ぜ方はヘラでざっと切るようにして、全体が一塊になる程度(上の写真)。実際のところ、こねるというほどの作業ではありません。こねとグルテンがどんどん生成され伸びの良いきじになり、気泡の風船が破裂しにくくなります。

ここまでの作業は4~5分程度。ここで、最初の30分間の休憩に入ります・・・って、実は手をかけずに放置することがパン作りでは重要。この最初の休憩はオートリーズと呼び、無理に力をかけずに小麦粉に水が浸透していくための大事な時間です。


ボールにラップをかけて乾燥を防いで30分間、オートリーズした後は、粗さが目立った生地の塊が、しっとりして丸みがでています。

ここで塩を振り入れます。塩はイーストの働きを抑制するため、このようにタイミングをずらして投入するのですが、あまり気にしなくても良いと言う意見もあるようです。

塩を混ぜ込むため、ここから半分くらいの生地を引っ張り折りたたむように元に戻すというこね方を60~80回程度行います。手に打ち粉をつけて、指先を中心に引っ張るのが良さそう。手のひらはべたついた生地がつきやすいので注意。

ここで2度目の30分間の休憩。この休憩は、ベンチタイムと呼びます。パン作りではたびたびベンチタイムが登場しますが、これもかなり重要。引っ張ったり、叩いたりといじられた生地は、ベンチタイムで緩んで伸びやすくなるのです。

ベンチタイムが終了したら、生地を捏ね台に取り出します。軽く伸ばして正方形状にしたら上下から1/3ずつたたみ、さらに左右から1/3ずつたたみ、そのままターパーなどの容器に入れます。

そして3度目の休憩となりますが、これは予備発酵と呼ばれ60分間です。ただし、気温が高い時は生地温度も高くなっているので30分程度で終了しても良いようです。

さて、いよいよ本格的な発酵作業にかかりますが、その話は次回。

2019年5月22日水曜日

メロンパンを作ってみた


メロンパンは、まぁ、ちょっとリッチ系の普通の生地がメイン。

でも、一番の特徴はクッキーの生地で包み込んでいるところ。メロンパンと言っても、メロンはまったく使っていません。売っている物は黄色っぽくしてメロン風にしているだけ。

そこでも今回は・・・チョコレート。

パン生地は強力粉を使いますが、クッキー生地には薄力粉を使います。チョコ風味にするのは、簡便な方法として、市販のチョコレート・シロップを利用しました。

大きさは、食べやすいように一口大。出来上がりとしては、直径3cmくらい。

一番難しかったのは、クッキー生地の扱い。とにかくベタついて、なかなかうまく形を作れません。打ち粉を手にも付けて丸めたり、伸ばしたりするのに一苦労でした。

まぁ、何となくそれなりに出来上がりましたが、たぶんまた挑戦することはなさそうです。それに、どう見てもメロンパンというよりあんドーナッツという外見もイマイチです。

2019年5月21日火曜日

FERRALI


言わずと知れたイタリアの自動車ブランド。

日本語で書くと「ふぇらーり」で、「ら」のところにアクセントが来るのが普通。そこまではいいのですが、ネイティブの発音だと「ら」は巻き舌なんですね。

まぁ、そんな、どーでもいいことですけど、会社ができたのは戦後の1947年。高級スポーツカーだけを作って、日本では、スーパーカー・ブームの先駆けの一つとして有名です。現状では独立した組織ではありますが、フィアットのグループの一つという位置づけ。

創設者のエンツォ・フェラーリは元アルファ・ロメオのテスト・ドライバー。F1のイタリア・チームの創設者としても有名。

ロゴは跳ね馬。ボルシェもシュトゥットガルト市の紋章をあしらい、真ん中に馬が立ち上がっています。国民的英雄であったイタリアの「撃墜王」、フランチェスコ・バラッカが自身の戦闘機につけていたマークに由来します。

この時、撃墜した証として、敵機のマークを使ったのだそうで、それがシュトゥットガルト市の紋章だったということで、そっくりのロゴになったということらしい。

何しろスーパーカーですから、価格も並大抵ではない。新車価格では、だいたい3~4.5千万円。FITなら1ダースは余裕で買えてしまいます。

ネット価格を探すと、中古で一番安いのは300万円台からあるようですから、おひとついかが。

2019年5月20日月曜日

手作りバゲットABC 3 道具


いくら材料を揃えても、パンを作るためにある程度の道具は必要です。

絶対に無いとダメなのは、パンを焼くためのオーブンとか窯。簡易式でフライパンで済ませる方法もネットでは紹介されていますが、できることは限られます。

一般の家庭にあるのはオーブン・レンジだと思いますが、ベーカリー対応の物は生地を作るところからできたり、焼いている間に水蒸気を発生出来たりと至れり尽くせりです。

自分も最初は、ベーカリー対応オーブン・レンジに付属のレシピ通りに材料をセットして、あとはスイッチ押すだけで数時間待っていればOKというところから始めました。食パン系はそれでもいいのですが、バゲットはまったくイメージ通りの物ができませんでした。

やはり、ちょっとわかった気になると、オーブンに任せるのは焼くところだけ。生地を捏ねて、発酵させるところはある程度手作業でやるもんだということ。実際やってみると、思っていたほどは大変な作業ではありません(気にしていないだけですけど)。

まさに「手作り」をしようと思うと、一般の台所にあるものでもなんとかなりますが、あった方が圧倒的に良いと思われるものを並べてみます。

計量するための秤は、できれば小数点表示のできるもの。イーストなどは微妙な単位で使う事が多い。材料を混ぜるボールは、普通のでOK。混ぜるのはヘラを使いますが、木でもシリコン製でもいいけど、結構力を使うので柄の部分と一体でないと壊れやすい。

混ぜた材料をボールから取り出したり切ったりするのに使うのがカード(ドレッジ、あるいはスクレッパー)。生地はべたついてくっつきやすいので、専用の捏ねるためのマット、または板があった方がよさそうです。生地を成型する際に、ガス抜きも兼ねて麺棒を使用することがあります。

発酵中は乾燥を防ぐラップを使うか、あるいは蓋のついたポリエチレン容器が必要。発酵で倍の大きさになることを考えて、容量を決めます。またバゲットのような細長いパンは帆布をひだ上にして挟み込むようにして発酵すると形が整います。

焼くときは、オーブンの皿に耐熱性のクッキングシートを引くか、無ければ薄くバターを塗ります。また膨らみやすくして、模様をつけるための切り込み(クープ)は、専用のナイフで入れますが、無ければ綺麗なカッターナイフでも可能。焼く前には霧吹きで、全体を軽く湿らすと膨らみやすくなります。できるだけ微細な霧が出せるものがお勧めです。

そして、焼きあがったら、取り出す時に熱いのでトングがあると楽。そして形を崩さずに切るためのブレッドナイフもあった方が良さそうです。

これらの専用の道具を揃えると、それだけでパン作りがうまくなった気になる・・・少なくともやる気は倍増します。高級品を選ばなければ、全部まとめても1~1.5万円程度ですから、できれば持っていた方が良いと思います。