2020年2月6日木曜日

インク沼


カメラにはまると、色々なレンズが欲しくなる・・・これを「レンズ沼にはまる」と呼ぶんですが、他にも、好きな物に興味を持つと、「~沼」というものがあったりしても良いわけです。

最近知ったのが「インク沼」・・・つまり万年筆に使うインクにはまっちゃう人が増えているらしい。

昔は、ブラック、ブルーブラック、ブルー、たまにレッド・・・せいぜい4色しかなかったんですが、今はどうもすごい事になっているらしい。

インク・メーカー各社は、独特の色を想像させるネーミングを付けて微妙に違う色のインクを多数販売しています。

他にも地方に行くと、そこで特色のあるその土地ならではと言うインクもたくさんあって、通販をしていないものにはファンがわざわざ出かけて行って買い求めるということも多いようです。

パソコンを代表とするデジタル・グッズは大好きですが、アナログと比べると自由度は少なく、昔流行った言葉で言うと「ファジー」な感じはなかなか持ち合わせていません。

それをデジタルの世界で実用化していく手段の一つが「AI(人口知能)」なのかもしれませんが、臨機応変というか、ちょっとした「揺らぎ」みたいなものはまだまだアナログの専売特許です。

インクという思い切りアナログな物に人気が出ると言うのも、実に理解しやすい話だと思いますし、実際自分もそういう傾向があることを実感しました。

沼にはまると、深くて藻がからまったりしてなかなか出られなくなる・・・まさに趣味の沼も奥の奥はなかなか見えてこないものですよね。