2021年10月13日水曜日

トヨタモビリティ神奈川


トヨタ自動車を売る店・・・いわゆるディーラーというと、コンビニかと思うくらいあちこちにたくさんあって、神奈川県内で以前は、神奈川トヨタ、トヨタ・カローラ、ネッツ・トヨタ、トヨペットなどがありました。

トヨタとついていますが、本家の自動車を製造するトヨタ自動車株式会社とは実は別会社。それぞれの会社が、トヨタ自動車から車を仕入れて顧客に売るだけで、それぞれの販売会社によって扱う車種に違いがありました。

客としては、いつも付き合いがあるディーラーで買いたくても扱っていないトヨタ車があったり、中身は一緒なのにディーラーによって微妙にデザインが違う兄弟車がいめろいろあってわかりにくかった。

しかし、全販売チャンネル共通車種が増えたり、自動車全体の国内の販売台数が減って来た、トヨタ以外の自動車会社の低迷などもあって、トヨタの敵はトヨタと言われるようになって、トヨタのディーラー同士が共食い状態になってきた。本家の意向により、各販売会社の統一が図られるようになったのが2019年から。

神奈川県内では、昨年5月についに神奈川トヨタがカローラとネッツを吸収合併する形でトヨタモビリティ神奈川が誕生しました。これで、トヨタの販売チャンネルはすっきり整理されてわかりやすくなった・・・と思ったら、あれっ? ということもありました。

もう1年半になるというのに、よく前を通るカローラ店は、いまだに看板はそのまま。これは、どうもめんどうなだけなのか、看板を変える予算がないのか不明です。

それと、トヨタの重要な販売チャンネルであったトヨペットは、実は合併されるのを嫌ったのか、トヨタモビリティに参加しませんでした。都内ではモビリティに統一されているのに、横浜トヨペットは独立を堅持しているらしい。

なんかバラバラ感がいつまでもあるのは違和感しかないのですが、結局、それぞれの土着の販売チャンネルがそもそも別べの経営というところが原因のようで、消費者側からはまだまだわかりにくいということでしょうか。