クリニックの夏季臨時休診のお知らせ
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2021年10月16日土曜日

スター・トレック II カーンの逆襲 (1982)

映画版「スター・トレック」の第2作。監督は6作目も担当したニコラス・メイヤー。前作に引き続きオリジナル・クルーが登場します。

今回の話は、テレビ・シリーズの第15話「宇宙の帝王」の後日譚になっています。もちろん、テレビを知らなくてもある程度は理解はできるようになっていますが、知っていて損はありません。

20世紀末にアジアを中心に支配していたカーン・ノニエン・シンは、遺伝子操作によって生まれた超人的な知能と身体能力を持っていました。世界制覇を夢見て「優性戦争」を引き起こし敗北、宇宙船「ボタニー・ベイ」で地球を脱出し、船内で300年間冬眠していました。

漂流中のボタニー・ベイを発見したエンタープライズによってカーンは救助されますが、カーンは逆にエンタープライズの乗っ取りを画策したため、カーク艦長により無人惑星セティ・アルファ5号星への追放されたのでした。

さて、映画はそれから15年後。宇宙探査は若者の仕事だと言うカークは再び地上勤務となりますが、Dr.マッコイからも老け込む前に現場に復帰するように勧められていました。一方、カークの古い恋人だったキャロル・マーカス博士(ビビ・ベッシュ)が息子のデビッドと共も遂行しているジェネシス計画のために、リライアント号に乗船しているチェコフは、生命体がまったくない惑星を探していました。

チェコフは候補となったセティ・アルファ6号星にテレル艦長と共に降り立って調査をしますが、何とボタニー・ベイ号を発見し、現れたカーン(リカルド・モンタルバン)に捕えられてしまいます。実はそこは5号星で、6号星が爆発し消滅したため5号星は不毛の地になり、カーンはカークを逆恨みしていたのです。カーンは二人に従順になる寄生虫を体内に潜り込ませました。

新たな生命体を創造するジェネシス計画が、強大な破壊力を持つ武器になることを理解したカーンは、リライアント号を乗っ取ると、マーカス博士らかいる宇宙実験室レギュラー1へ向かいジェネシスを奪うことにしますが、マーカス博士はジェネシスと共に地下実験中のジェネシス惑星に逃れました。

カークは、Mr.スポックが艦長を務めるエンタープライズの訓練航海に若い訓練生と共に査察目的で搭乗します。しかしレギュラー1の異変ににより、急遽指揮を執ることになります。しかしカーンの奇襲を受けエンタープライズは被害を出しつつも、何とかリライアントを撃退しました。ジェネシス惑星からマーカス親子を救出しますが、ジェネシスはカーンに奪われてしまいます。

エンタープライズは、レーダーが効かず防御スクリーンも張れない星雲内にカーンを誘い込み頭脳戦で勝利しますが、カーンはジェネシスの自爆スイッチを入れるのでした。損傷したエンタープライズの動力室では放射能漏れのため、爆発後に発生するジェネシス波から逃れるためのワープ航行ができません。

Mr.スポックは、自らを犠牲にして放射能漏れを修理したため、エンタープライズは寸前で脱出することができました。そして、ジェネシス波によりは緑の惑星に変わったジェネシス惑星に向かって、Mr.スポックの遺体を載せた棺が打ち出されました。

映画シリーズの中で人気のある本作は、ど派手なレーザー砲とかミサイルとかが飛び交うわけではありませんが、戦艦同士の緊張感のある戦いはシリーズ屈指の戦闘シーンです。仇敵カーンを演じるのもテレビと同じ俳優で、わかる人は大変喜んだようです。終わり方も続編ありありで、期待が高まりました。

前作と比べると、特撮をジョージ・ルーカスが設立したILMが担当したことは大きい。合成シーンの境界も目立たなくなりましたし、黎明期ながらCGも使われて見ごたえがあります。今作では、生命の新生ということに合わせるかのように、主要キャストが年を取ったことを積極的に表に出しているのも面白いところ。さぁ、次はMr.スポックを探しに行きます。