2015年4月14日火曜日

花桃の木

数年前に近所にあるのに気がついて、桜の頃のもう一つの楽しみにしているのがこちら。一本の幹から伸びた枝に、赤、ピンク、白の三色の花が咲く不思議な木です。

どうやら花桃と呼ばれるものらしく、観賞用に品種改良された桃の一種。ですから、桃といっても、食べれるような実がなるものではないようです。

ネットを探すと、自分のように不思議がっている人はたくさんいて、あちこちの花桃の写真が見つかったりします。けっこう大きくて、ぎっしりと花がついているものもあります。

 この木は、高さは2mくらいで、それほど大きくはありません。でも、ちょうど扇型に広がった形が天然の盆栽風情で、見事に空間を埋めている感じがします。

2015年4月13日月曜日

サービス縮少

改めてお知らせするのも何ですが、実は今年の1月一杯でクリニックで行っていた2つの患者さんへのサービスを終了しています。

患者さんにとっては、大変ご不便をおかけすることになり、大変に申し訳ないと思っていますが、代替となる方策が見つからないためどうにもできません。

その一つは、駐車場のサービス券配布。クリニックのあるビルに隣接する、駅前駐車場のサービス券を配布していましたが、駅前にパチンコ店が主体のビルができて、駐車場もビル専用になりました。

一応、一般の駐車も可能ですが、駐車料金の値上げ、サービス券制度の廃止となり、クリニックで利用できる環境とはいえなくなりました。自分も含めて、パチンコに興味が無い者にとってはまったく嬉しくない話。

もう一つは、クレジット払いの終了です。開院以来VISAカードを使用できるようにしていましたが、細かい事は書けませんが、諸事情により中止する事にしました。

クリニックの会計は、基本は保険診療ですが、保険の種類によって一度自費で受領しておいて後から返金する場合があります。また、装具についてはうちで預かりますが、装具会社の会計でありクレジットが使えません。

そういう複雑で煩雑な状況があり、いろいろと混乱を生じる事がしばしばありまして、中止にする決断をしたものです。本当に申し訳ないと思うのですが、 ご勘弁くださいますようお願いいたします。

2015年4月12日日曜日

教会暦順カンタータ聴了後第1主日

毎週日曜日は、キリスト教では主日と呼ばれ、バッハは毎週せっせとカンタータを教会で演奏していました。今から300年近く前の話です。

その教会暦に合わせて、バッハのカンタータを聴くという目標のもとに1年間、ブログを書いていたので、日曜日のタイトルは強制的に決まっていて、考える必要がありませんでした。

時には、他に思いついたものがあっても、我慢して書かないということもたまにありましたが、とりあえずタイトルを考える必要がないというのは、毎日ブログを書くという「究極目標」達成には楽な事この上ない。

教会暦を一周して、一段落してしまったので、さて今日はどうしよう・・・ボケっとしてしまい、何にも思いつかない。実は、けっこうこういう日があるもので、最近は無理しない事に決めています。

そんなわけで、いつまで書いても中身は無いので、本日はこのへんで・・・

2015年4月11日土曜日

盗まれる車は?

昨年の自動車関連のランキングで、7年間連続首位という金字塔を打ち立てている車があります。それが、トヨタのハイエース。

なんのランキングがというと、盗難車の数。ただし、これは損害保険会社が発表するもので、別の会社による数字では、ハイエースが7年連続を逃して2位になったというのもあります。

保険会社による多少の違いはあるわけですし、当然、カウントは保険支払い対象に絞られますから、すべての実態を正確に示すものではありませんが、だいたいの傾向はわかります。

1位 トヨタ・ハイエース
2位 トヨタ・プリウス
3位 トヨタ・ランドクルーザー
4位 トヨタ・セルシオ
5位 トヨタ・クラウン
6位 トヨタ・マークX
7位 スバル・インプレッサ
7位 いすゞ・エルフ
9位 ホンダ・インテグラ
9位 トヨタ・ハリアー
9位 日野自動車・ヒノレンジャー
9位 三菱ふそう・ファイター
9位 いすゞ・フォワード

別のデータでは、プリウス、ハイエース、クラウンに続いて10位以内にトヨタ・アルファード、トヨタ・ヴォクシー、トヨタ・タント、トヨタ・カローラ。トヨタ・ノア、トヨタ・エスティマ、スズキ・ワゴンRなどがランクインしています。またトヨタ・アクアが上位にはいっているデータもあります。

トヨタが多いのは、売れている台数からしてもしょうがいない。だいたい、実用的なばりばり走って使える車と、一部の高級車が狙われているということでしょうか。

最近は、以前よりは減っているとはいわれますが、盗難防止のためのイモビライザーというオプションもあまり役には立っていないという状況のようです。

盗難事件が多いのは、千葉、愛知、大阪、茨城、神奈川、埼玉、栃木、東京、兵庫、福岡の順。首都圏周囲に多い感じがしますよね。

車上荒らしで狙われるのは、やはり一番はカーナビ。つづいてエアロパーツとアルミホイールというところが定番です。

盗難予防のためのセキュリティシステムは、車本体からパーツにまでいろいろありますが、あまり装着して自信を持ちすぎるのは危険。そもそも、車ごと持って行かれたら、何も役に立ちません。



2015年4月10日金曜日

燃費のいい車は?

国土交通省というお役所が、毎年燃費のいい車を発表しています。

これはJC08モード燃費の値を並べただけのもので、それほどたいしたランキングではありません。普通・小型自動車部門は次のようになっています。

1位 トヨタ・アクア 37.0km/L CVT
2位 ホンダ・フィット 36.4km/L 7AT(DCT)
3位 ホンダ・グレイス 34.4km/L 7AT(DCT)
4位 トヨタ・カローラアクシオ 33.0km/L CVT
4位 トヨタ・カローラフィールダー 33.0km/L CVT
6位 トヨタ・プリウス 32.6km/L CVT
7位 マツダ・アクセラ 30.8km/L CVT
8位 レクサス・CT200h 30.4km/L CVT
9位 ホンダ・アコードハイブリッド 30.0km/L
10位 マツダ・デミオ 30.0km/L 6MT

マツダのデミオだけディーゼルで、あとはすべてハイブリッド。そういう意味では、デミオは健闘しているといえるかもしれません。軽自動車については、今時は軽は30以上は当たり前。

1位 スズキ・アルト 37.0km/L CVT
1位 マツダ・キャロル 37.0km/L CVT
3位 スバル・プレオ プラス 35.2km/L CVT
3位 ダイハツ・ミラ イース 35.2km/L CVT
3位 トヨタ・ピクシス エポック 35.2km/L CVT
6位 スズキ・ワゴンR 32.4km/L CVT
6位 マツダ・フレア 32.4km/L CVT
8位 ダイハツ・ムーヴ 31.0km/L CVT
9位 スズキ・MRワゴン 30.0km/L CVT
9位 日産・モコ 30.0km/L CVT
9位 日産デイズ 30.0km/L CVT
9位 三菱eK 30.0km/L CVT

いずれにしても、あくまでも一定条件のもとでの数値ですから、実際に街乗りしてみると、これらの数字を達成できる事はまずない。以前使われていた10・15モード燃費に比べれば、だいぶ現実的な数字と言えますが、だいたいJC08モード燃費より、実燃費は2~3割程度落ちる。

実燃費は「e燃費」というサイトが、比較的信頼できそうです。投稿された数字が正規分布するように、上下の極端なものは排除して、信用できる統計データを公表しています。それによると・・・

1位 スズキ・アルト 23.2km/L  77%
2位 トヨタ・アクア  22.6km/L  64%
3位 ホンダ・フィットハイブリッド 22.1km/L  61%
4位 ダイハツ・ミライース 21.6km/L  72%
5位 トヨタ・カローラフィールダーハイブリッド 21.1km/L  64%
6位 マツダ・アクセラハイブリッド 20.6km/L  67%
7位 トヨタ・プリウス 20.4km/L  63%
8位 ホンダ・アコードハイブリッド 20.3km/L  68%
9位 レクサスCT 19.9km/L  66%
10位 ダイハツ・ムーブカスタム 19.5km/L  72%
10位 スズキ・ワゴンR 19.5km/L  68%

後ろの%がJC08モード燃費達成率ですが、どれもあまりいい数字とはいえません。燃費がいいという車ほど、限られた条件の中でという注釈が必要なのかもしれません。

実際の街乗りでは、運転者の技術も関係してきますし、歩行者やバイク、自転車が走っていて、坂もあれば、信号機もあります。

まぁ、こういうのは、あくまでも参考にということで、それぞれの車でエコな運転を心がければいいのかというところでしょうか。

2015年4月9日木曜日

寒の戻り過ぎ

いやぁ~、寒かったですね。昨日です。

春の始まりは、例えば三寒四温とか、花冷えとか、寒の戻りなど、いろいろな表現がありますが、ようするに温かいと思ったらまた寒くなるということがよくあるものですが、それにしても寒かった。

東京は雪がちらほらだったそうですが、横浜のはずれも朝は霙(みぞれ)混じりで、気温は3度。昼間も5度までしか気温は上がりませんでした。いくらなんでも、これじゃ寒の戻り過ぎでしょう。

冬物の服にいきなり戻すというのも大変ですから、そのまま一日過しましたが、ほとんど屋内にいるにもかかわらずけっこう冷えました。

こういう時は体調管理が大変です。かぜをひいたりしやすいし、そもそも最近は例年通りB型インフルエンザが、細々と流行っていますから注意が必要。

一昨年は、旧暦に興味を持って、七十二候を1年間追っかけていました。今は二十四節気では「清明」の初候、そして七十二候だと「玄鳥至(つばめきたる)」ですから、さすがに暦の季節感からはだいぶはずれた感じでした。

真冬並みの寒さで、散り始めた桜もストップしたかも・・・んなわきゃないか。

2015年4月8日水曜日

給食

新年度が始まって、いろいろなことにわくわくしている新一年生はあちこちにいることでしょう。特に学校では、正真正銘の一年生がたくさんいて、楽しみにしていることの一つに給食があると思います。

自分が給食を経験したのは、小学生のときの6年間だけ。今時の給食事情からすると、ずいぶんと貧相なものだったように思います。

基本的に主食は食パン。厚切りが2枚。年に数回はロールパンが出たことがありますが、いずれもトーストしてあることはなく、固い耳の、はっきり言ってまずいもの。

そして、必ず付いているのが脱脂粉乳。直系10センチくらいの深皿に教室で分け入れます。年に数回ビンに入った牛乳が出たときは、もの凄く嬉しかったものです。

何しろ、温めてから冷えてしまっているので、表面に膜がはった状態で、脱脂粉乳はまずいとしか言いようが無い。これを残さず飲み干すのは、けっこう苦行に近い。

そして、直径15センチくらいのアルミ皿に、一品のおかずが盛られるわけです。時には、美味しいものもあった・・・かもしれないのですけど、何しろパンと脱脂粉乳が、あまりにまずい。おかずの味は、もう吹っ飛んでしまいます。

あっ、そうそう、たまにカレーが出ると皆喜んでいました。もっとも、当時は米飯給食などは皆無でしたから、せっかくのカレーもまずいパンで食べるのは残念でしたけどね。

まぁ、50年。なにしろ半世紀くらい前の給食事情ですから、今と比べる意味はありませんが、終戦後の混乱がおちついて、日本が再生に向けて高度経済成長期に入った時期ですから、ずいぶんと当時としてはモダンなまともな給食だったのだと思います。

2015年4月7日火曜日

売れている車は?

平成24年度の新車登録台数が発表されました。これは日本自動車販売協会連合会というところが、出している統計ですが、まぁ、一般人にはあまり興味が無いところではあります。

予想通り、トヨタのアクアとプリウス、ホンダのフィットの3車種が上位を占めました。
1位 アクア 228万台
2位 フィット 166万台 フィットシャトル、ガソリン車、ハイブリッド車など含む
3位 プリウス 154万台 プリウスαも含む

輸入車については
1位 フォルクスワーゲン 6万2439台(13.5%減)
2位 メルセデスベンツ 6万1832台(3.4%増)
3位 BMW 4万3339台(13.8%減)

アクアは実質小型プリウスで、欧米ではプリウスCとして売られていますから、トヨタのプリウスの一人勝ちという状況は不同。通常プリウスは、アクア発売後に販売台数は激減しましたが、トヨタにしてみれば織り込み済みの話でしょうから、特に驚くようなものではありません。

FIT2が発売された頃までは、プリウスとフィットは1位と2位争いでデッド・ヒートを繰り広げていたことを考えると、フィットがアクア+プリウスの半分もいっていないことのほうがびっくり。やはり、FIT3発売後の連続リコールの影響は少なからずありそうです。

ホンダはこの1年間くらいの間に、新たな車種を増やしていて、ジェイド、グレースなどにフィットからの顧客の移行もあるのかもしれませんが、 発売当初だけ比較的上位に入っているだけで、その後はジリ貧状態です。

トヨタは新しいワンボックスとして、エスクァイアをだしましたが、コンスタントに20位以内を維持している感じ。価格以上の高級感を売りにしていますが、高級ではなくあくまでも感がするだけというところがビミョ~なところ。

トヨタのワンボックスとしては、アルファードとヴェルファイアの兄弟車種が、メジャーチェンジして超高級に変身していますので、むしろエスクァイアは中途半端な安っぽさが目立つかもしれません。

むしろ、24年度全体にがんばったのがヴォクシーで、なんと4位に食い込んできました。ノアも9位と健闘しています。値段も手ごろで、変に高級感を出していないところが好感が持たれるのかもしれません。対するホンダの定番ワンボックスは、ステップワゴンは22位で、フリードが13位。

トヨタ、ホンダ以外では、がんばっているのはスバル。レヴォーグとインプレッサが、それぞれ17位と18位で、毎月の順位でもコンスタントに売れています。 日産は、ノート(5位)、セレナ(10位)、エクストレイル(15位)のみで、やはり寂しい感じ。ヨーロッパ扁行デザインなど、万人受けしないところがありそうです。

全体的には前年度に比べて15%程度の台数減少となっていて、特に上位3車種はかなり減ったというところ。それだけ、ユーザーの多様化志向が明確になってきたのかもしれませんが、アベノミクスが、必ずしも成功しているとはいえない実証なのかもしれません。


2015年4月6日月曜日

ステアリングスイッチ

トヨタのプリウス・ファミリーはいうに及ばず、最近の車のハンドルは回すだけでなく、いろいろなスイッチがついていたりします。

プリウス系は、基本的に全部同じ形状の楕円形ハンドルが採用されていて、左右にけっこう幅を利かせたステアリングスイッチ・パネルが備わっていて、最大で左右で12個のスイッチによる捜査が可能になっています。

オーディオの音量、トラックの早送り、エアコンの温度の上下、走行距離などの表示の切り替え、携帯電話のハンズフリーなどが主な操作できるものですが、実際のところ音楽などの音量の調整以外はそれほど必要度は無いように思います。

それでも、慣れてしまうと、やはりいざ手を動かすのは億劫なものです。ついつい物ぐさが身についてしまっていることに気が付いて、ため息をつきたくなるのは人間だからしょうがないとあきらめましょう。

ただ、一つだけ、どうして我慢ならないことがある。なんだ、そんなことかと云われそうですが、このパネルの色。けっこう安っぽいシルバー塗装。せっかくの本革巻きハンドルなのに、このパネルの色はない。

そこで、今でこそトヨタ純正で、黒いパネルとかもあるので、頼んで交換もできますが、とりあえず3年前にはそういう選択肢はなかったので、サード・パーティにお世話になるしかない。

ぴったりと上からかぶせて両面テープで固定するタイプのパネルが、けっこういろいろなところから出ているもので、ピアノ・ブラック、木目、カーボン調とかいろいろなのがあるんですが、ちょっと注意がひつようなのことがあります。

安かろう悪かろうというのは、何にでも当てはまることがあるわけで、これも安いのに飛びつくと、微妙な形状があっていなくて、浮いたりすることがあるんです。どれがというわけではないのですが、このあたりは純正品で無いことのリスクみたいなところ。

その場合は、だいたいで我慢するか、思い切りよく引っ剥がすか・・・・それは個人の自由ですから、好きにしてください。とりあえず、あの銀色が隠れると、ずいぶんと目の前が落ち着いた感じがするのは自分だけでしょうか。

2015年4月5日日曜日

復活祭

昨年、ジョン・エリオット・ガーディナーのバッハの教会カンタータ全集が発売され、もともと教会暦に沿って、1999年のクリスマスから1年間かけて毎週行われた連続コンサートのライブということで、聴く方も同じように毎週順番に聴いてみようと思い立ちました。

そもそもキリスト教どころか、仏教ですらよくわかっていないわけですし、クラシック音楽の中で声楽は最も苦手にしていたのに、ずいぶんと無謀な計画を立ててしまったものだと思います。毎日ブログを書くという習慣が無かったら、とっくに挫折していたかもしれません。

思い立ったのが四旬節の時期だったので、実際にカンタータを聴き始めたのが「マリアのお告げの祝日」から。そしたら、いきなり受難週に入り、もう受難曲だけでもアップアップになって、復活祭から、何となく本格的に聴くための自分なりのルールみたいなものができました

そして、今日は復活祭、イースターのお祭り。正真正銘、1年間かけて、ついに一巡したことになります。キリスト教徒でもないのに、せっせと教会暦を調べて、日曜日ごとに朝からカンタータを聴いていると、さぞかし信仰心も…残念ながら芽生えませんでした。

やはり、イエスのいう人物の歴史的な興味は中心であって、教会暦を通じてイエスの生涯を勉強できたことが収穫でした。基本的にはカンタータのいう形式の音楽が面白かったわけで、バッハの偉大さを改めて認識して、音楽史の一部分の知識を充実できたことが、この1年間の最大の収穫だと思います。

もちろん、付け焼刃的な薄っぺらい知識ですから、たくさん間違いを書いてきたかもしれません。このジャンルでは「神」と崇められているカール・リヒターについては、否定的なことを書いてしまいましたし、ベテランの人からはたくさんのお叱りを受けるようなことばかりでしょう。

それでも、ブログに書き溜めたカテゴリーを順番に読み返すと、教会音楽を聴くための基本的知識はだいたい整理整頓できたと思っています。けっこう、たくさんの関連書も読み漁りましたので、当たらずとも遠からずのところで、もしかしたら誰かの役に立つこともあるかもしれません。

これからは、一緒に買いためたガーディナー盤以外の他の演奏を、聴きたいときに聴きたい分だけ聴いていきたいと思います。さしあたって、あえてできるだけ聴かないようにしていたのが、鈴木雅明のBCJによるカンタータ全集です。

BCJのものは、教会暦ではなくバッハの作曲順による収録ですから、これまではガーディナーと比較するために、ちょこっと聴いた程度。作曲順に聴くということは、バッハの教会音楽に対する成熟の度合いを通じて、バッハの生涯を知るということになるんでしょう。

いずれにしても、1年間をかける大きな意味を提供してくれたガーディナーの56枚のCDは、ものすごく大きな楽しみをあたえてくれたわけで、単なる廉価版CDボックスとは違う大きな意味がありました。本当にガーディナー先生には、感謝しても感謝しきれない。

今日は、キリストの復活をお祝いすると同時に、ガーディナー先生の偉業に敬意を払いつつ感謝を捧げる一日にしたいと思います。

2015年4月4日土曜日

桜満開

ご近所で、桜の名所というと、もうここしかありません。

あざみ野駅からちょっと歩いてカリタス女子短期大学の角を曲がった道。けっこう長い距離が、桜のトンネル゛てす。

都内目黒川には負けますが、何しろここは下を通れるんですから、なかなか味わえない見ごたえです。

わざわざ、ちょっとだけ遠回りしてこのトンネルを通過してみるのは、この時期ならではの楽しみです。


2015年4月3日金曜日

マタイ受難曲 Part 3 聖金曜日

今日は、聖金曜日です。受難週の最大のハイライト、イエスが十字架に架けられて亡くなった日とされています。

この日のために、多くの作曲が作った音楽が受難曲と呼ばれるもの。バッハも、当然ライブツィヒの「教会音楽監督」であるからには、受難曲にも当然力を入れました。

その中でも、マタイ受難曲は聖書の文言に自由詩を加えて、より感情的な盛り上がりを見せる構成とした、オラトリオ受難曲と呼ばれる形式です。

当然、物語としてのストーリーがあり、主人公のイエス、弟子たち、祭司長、ローマ総督ピラトなどの登場人物の音楽に乗せたセリフなどが満載です。つまり、オペラに近いものであると言えるわけですが、教会内での演奏ではあまり派手なことは許されません。

例えば近年の映画にもなったロック・オペラ「ジーザス・クライスト・スーパースター」は、受難週の1週間を描いたもので、通常のセリフは一つも無く、すべて音楽だけで進行する手法は、まさに自由詩のみによる現代風「受難オラトリオ」と言えます。

バッハは当時としてはかなりセンセーショナルな冒頭合唱から、最後の場面まで3時間近い長丁場を、劇的な構成で乗り切りました。ライプツィヒ市民は、現代の我々が「ジーザス・クライスト・スーパースター」に初めて接したときのような驚きをおぼえたのかもしれません。

合唱と楽団をそれぞれ2つ用意して、おそらく教会の正面と、列席者の後方に配置して、立体的な掛け合いを行ったりしたらしい。SACDの利点をいかしてそのような収録方法を取り入れたものもありますが、通常の演奏会やCDでは、それぞれのメンバーが左右に分かれて整列し、淡々と演奏する場合がほとんど。

しかし、マタイ受難曲を理解するためには、歌詞の理解は必須です。キリスト教徒であれば、常識として知っていることがらはたくさんあって、キリスト教徒ではない自分のような者にとっては、日本語字幕もついたヴィジュアル的な鑑賞は大変有意義です。

マタイ受難曲のビデオとしては、カール・リヒターのものが有名で、これはライブの収録ではなくビデオのためにわざわざ演奏しているものです。とは言っても、コンサート形式での演奏ですから、全員が整列し淡々と画面は進むだけ。

日本語字幕の入った邦盤がありますが、かなりプレミアがついています。お手頃価格の輸入盤は、たくさんの言語の字幕があるのに日本語は無し。残念です。

歌っている歌詞の内容がリアルタイムにわからないと、物語の理解にはなかなか到達できない。その点、安い輸入盤でも日本語字幕を含むトン・コープマンのDVDはお買い得。教会での演奏ですから、もちろん演奏は厳粛に整列して行われています。

そこで、お勧めなのがサイモン・ラトル。言わずと知れたベルリン・フィルの現在の常任指揮者で、現代クラシック界のドン。ベルリン・フィルはもちろん、モダン楽器の楽団ですが、マタイ受難曲では人数を絞って古楽器奏法を取り入れ、重くなりすぎない軽快な演奏じだいもなかなか良い。

ビデオとして、大変助かる事に日本語字幕がついていますし、その文章も比較的現代文に近い表記をしているのでわかりやすい。

最大の特徴は、歌い手が演技をするところです。独唱者も、合唱団員も、ステージの中を動き回り、同じステージにいる楽器奏者の存在は無いかのような動きを見せます。もちろん、完全なオペラほどはっきりとした演技をするわけではありませんが、歌手の動きと日本語字幕とが相まってたいへんわかりやすい。

基本的には、ステージに向かって左客席に少年合唱団、その近くの客席にイエス、ステージ左奥に第1合唱隊、その手前に第1オーケストラとサイモン・ラトル、中央奥に第2合唱隊、右に第2オーケストラ。手前にはエヴァンゲリストいて、イエスの物語を語ると同時にイエスとしての演技をします。

 3時間を越える長いステージですが、大変興味深く一気に見る事ができますし、今までなんとなくこんなことを歌っているのだろうという、霧がかかったみたいな状態が一気に晴れてくれる感じがしました。これが、スタンダードとは言えないところは多々ありますが、最初に見ておけば、マタイ受難曲という巨大な難曲を鑑賞する上で、大きな助けになることは間違いありません。

2015年4月2日木曜日

駅前のぎっしり

センター南駅前に、テナントを探したのが2005年のこと。もう、今年は10年目です。

初めて、センター南駅前バスロータリーを望めたときに、広々としたゆったりとした景観に惚れて、場所を決めたことを昨日のように思い出します。

その時、空き地にいろいろと建物ができたとしても、ロータリーの空間だけは保たれるだろうと思いましたが、実際10年目にあらためて見ると、空いていた場所にはビルができてしまいました。

もう、ぎっしりとロータリーを囲むようになって、かなり迫ってくる景色になってしまったことは間違いない。まぁ、バスが無くならない限りは、少なくともこれ以上迫ってくる事は無いと思いますけどね。

2015年4月1日水曜日

リフレッシュ

4月1日です。新年度です。

新しい職場、新しい学校、あるいは新しいクラスで、たくさんの人が新しい生活を始めることでしょう。夢や希望、時には不安を抱いているかもしれません。

何にしても、気持ちがリセットされて、新たな目標に向かうということは悪いことではありません。その点、開業医の自分は4月1日は単なる昨日の続き。

大学病院に所属していたときは、数年で勤務先が変わることがありました。いろいろな病院で、いろいろな患者さんに出会うことで、勉強の幅が広がるという利点がありました。

地方のただ一つの病院では、他の病院に送ることはできず、救急でも何でもそこでがんばらないといけない。脊髄損傷専門の病院では、リハビリテーションや褥瘡(床ずれ)の管理ばかりをしました。

医長になった病院では、毎年変わる後輩の指導が大事。そして、女子医科大学に再就職して、一番長くリウマチの勉強をさせてもらいました。

開業医になってからは、今まで勉強してきたことや、今でも勉強を続けている事をフィードバックすることを毎日が繰り返すだけ・・・と言ってしまえばそれまでですが、例えば桜を見たりすることで、気持ちだけはリフレッシュしたいと思います。