2022年9月30日金曜日
俳句の勉強 44 月百句 #61~#74
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さすがに苦しくなってきました、月百句チャレンジ。 メジャーどころの月に関係する季語はだいたい使い尽くしたので、残りはほとんど聞いたことがないような言葉ばかりです。たださえ、語彙不足・知識不足のところに輪をかけて想像力そさえ湧いてこない。 作句のペースもだいぶ落ちましたが、最初に決...
2022年9月29日木曜日
俳句の鑑賞24 大正女流黎明期
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今でこそ、男性より女性の俳人の方が多いんじゃないかと思うくらいに、俳句の世界では女性が活躍していますが、俳句の原型である俳諧が男性の遊びとして広まった影響で、やっと女性俳人が活躍できる場が登場したのは大正時代になってからのことです。 正岡子規から俳句誌「ホトトギス」を継承した高...
2022年9月28日水曜日
国葬
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昨日、安倍晋三氏の国葬が執り行われました。 多くの議論を引き起こし、国民の理解が得られたとはとても言い難い中で、「強行」された国葬であったと言えます。 岸田総理は、ここまで比較的安定した政権運営によって一定の支持を得られていましたが、今回の「思い付き」の国葬の決定・実行によって失...
2022年9月27日火曜日
俳句の鑑賞 23 捨女と千代女
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平安の世に広まった和歌は女性中心に嗜まれたのに対して、江戸時代になると連歌という形式で庶民、特に男性中心に発展しました。連歌の最初の「発句」のみを独立させたものが俳諧と呼ばれ、特に松尾芭蕉(1644-1694)によって短詩として文学のジャンルとして確立した・・・というのが、ごく簡...
2022年9月26日月曜日
俳句の勉強 43 品詞のいろいろ
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俳句作りが上手くなるためには、文語を知らないといけない。文語を知るためには文語文法を勉強すべし・・・と言うのは簡単ですが、いったいどこから手をつければいいのか。 とにかく日本語の言葉一つ一つは、文法的にはその機能から品詞と呼ばれる分類があります。どんな品詞があるのか知っているのが...
2022年9月25日日曜日
俳句の勉強 42 月百句 #47~#60
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何と言っても仲秋の名月が月の俳句の主役ですけど、それとは直接の関係の無い「月」もたくさんあります。それらを拾い上げていきたいと思いますが、いずれも秋の季語になります。まずは、シンプルに「月」で始めます。 #47 逆さ月一つの波紋水鏡 湖でも池でも、あるいはそこらに置いた水のたまっ...
2022年9月24日土曜日
俳句の鑑賞 22 秋分
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昨日でした、秋分の日。 暦の主な事柄は、ほぼ季語になっていますから、俳句の題材として忘れてはならない・・・なんですが、実は「秋分の日」については困った。 何がって、歳時記を見ていても、「秋分の日」あるいは「秋分」を季語として使った例句がすごく少ないんです。講談社の新日本大歳時記で...
2022年9月23日金曜日
俳句の勉強 41 口語俳句
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口語というのは、いわゆる話し言葉。口語を制定するにあたって、細かい違いを全部同じ言い表し方に統一してしまったため、微妙なニュアンスがわかりにくくなりました。 俳句の場合は、文語を使った方が格調高くなりますが、やや古臭さもあって馴染みにくい人もいるかもしれません。現代に生きている...
2022年9月22日木曜日
俳句の勉強 40 ありにけり
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俳句って、現代の話し言葉・・・口語で作ってもいいんですけど、意外とこれが難しい。我々凡人は、好むと好まざるに関わらず、ある程度は昔ながらの文語表現を使った方が俳句らしく仕上げることができる。となると、ある程度は文語の知識も整理しておかないといけない。 俳句の「切れ」を作り出すのに...
2022年9月21日水曜日
俳句の勉強 39 月百句 #37~#46
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基本的に俳句の世界では「月」と言えば秋。空気が澄んでより美しく見えるということですが、月は1年中空にあるので、他の季節でも月を題材にしたくなることはあります。そこで、秋以外の季節の月関連季語を集めてみました。 まずは春。この時期の満月は、やや赤みがかって、にじんだような重たい感じ...
2022年9月20日火曜日
台風14号
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今回の台風14号は過去最大級と言われ、厳重な警戒をするように言われていました。 昨日九州を南から北へ縦断し、進路を東に変えて、今度は本州の日本海側を西から東へ縦断しています。3連休という方もたくさんいるとは思いますが、とてもゆっくりできなかったことでしょう。 関東は直撃ではありま...
2022年9月19日月曜日
俳句の勉強 38 子規忌
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明治35年(1902年)9月19日は正岡子規の命日。 著名人の命日は、俳句では季語として残されています。正岡子規の命日は、「子規忌」あるいは「糸瓜(へちま)忌」、「獺祭(だっさい)忌」という季語になっています。 まずは子規の二人の門弟、虚子と碧梧桐の句を見てみましょう。 門葉の乱...
2022年9月18日日曜日
終わってこそブーム
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たぶん、去年くらいから・・・せいぜいここ2年くらいで、雨後の筍の如くに増えた「生食パン」の店。 港北ニュータウンにも数軒が登場しそれなりに話題になっていましたが、今年の春頃から急速な縮小傾向にあるという話が、ネットニュースなどにしばしば登場するようになりました。 センター南にあっ...
2022年9月17日土曜日
俳句の鑑賞 21 月を詠む
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昔から風流な物、美しい物と言えば「雪月花」、あるいは「花鳥風月」という表現があるわけで、詩歌の題材として「月」はありふれたものかもしれませんが、大変重要な要素であることに間違いはない。 月に関する名句とされるものを探してみましょう。 浴して我が身となりぬ盆の月 小林一茶 盆の行...
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