あすなろの木の下で
2022年10月31日月曜日

俳句の勉強 56 形容動詞のいろいろ

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物の性質や状態を表す品詞には形容詞と形容動詞があります。どちらも活用がある自立語です。 両者は何が違うの? と疑問がわくわけですが、その違いは終わり方にあります。形容詞の言い切りは「い」、形容動詞の言い切りは「だ」、「です」で終わる。文語の場合には、「なり」または「たり」で終わる...
2022年10月30日日曜日

マー油

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見ての通り、ごく普通の豚骨ラーメンです。 3玉、190円の安い生ラーメンの袋と、一食分100円の別売り豚骨スープを使いました。 トッピングは、もやし、メンマ、長ネギ、紅ショウガです。 さて、問題は・・・マー油です。今回の主役は、マー油なのです。 焦がしニンニク油とも言われているマ...
2022年10月29日土曜日

俳句の勉強 55 立冬で八苦

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初冬の時候を表す季語、「立冬」について基礎知識を仕込んだところで、早速、俳句の実作に挑んでみます。 立冬で連想する事は・・・ここから暦の上では冬になるわけですが、まだ秋が深まった頃で、真冬のイメージではありません。とりあえず、日常では衣替えをするというのが一般的。 立冬に楠匂う箪...
2022年10月28日金曜日

俳句の勉強 54 立冬で四苦

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もうじき「立冬」です。立冬とは、暦の上では、ここから冬ですよということ。とは言っても、実際は秋の極みみたいなところで、冬という印象にはまだ遠いところです。 俳句でも、初冬の季語になっていて、傍題としては「冬立つ」、「冬に入る」、「冬来る」、「今朝の冬」などが使われます。 今回は兼...
2022年10月27日木曜日

でかっ、かるっ 2

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まさか、 このタイトルに短期間で続編 が来るとは・・・ いやいや、一体簡易包装が進んできたはずの業界に、いったい何が起こっているのか。何か心配になってきた。 資源は有限。これ、間違いない。 今回のはこれ。 えっ? こんな大きな物を買った覚えはないけど・・・と思いながら開けてみたら...
2022年10月26日水曜日

俳句の鑑賞 35 西東三鬼

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西東三鬼(さいとうさんき)、本名、斎藤敬直(さいとうけいちょく)は、明治33年(1900年)に岡山県津山市に生まれました。直接的な「ホトトギス」との関りが無く、戦前の新興俳句の中心俳人として活躍しました。 代々教育者の家柄で、地元の中学に入学しますが、18歳の時に東京に出て青山学...
2022年10月25日火曜日

俳句の鑑賞 34 日野草城

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日野草城(そうじょう)、本名、克修(よしのぶ)は明治34年(1901年)、東京の下谷に生まれました。俳句の絶対王国となった「ホトトギス」から抹消された最初の俳人です。 4歳の時、父親の仕事の関係で韓国に渡ります。短歌・俳句好きだった父親の影響で、中学の頃から短歌・短文などを投稿す...
2022年10月24日月曜日

俳句の勉強 53 形容詞のいろいろ

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形容詞とは・・・辞書的には「活用のある自立語で、文中において単独で述語になることができ、事物の性質や状態などを表す語」という説明。もうこれだけで心が折れそうになるんですが、またまたお約束のガマンをして、もう少し理解を深めたいと思います。 ただし俳句の場合は、形容詞は主観的表現にな...
2022年10月23日日曜日

俳句の鑑賞 33 夏目雅子

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夏目雅子・・・と言って、女優・夏目雅子を思い出せるのは、間違いなく昭和人。 1957年生まれで、もしも生きていれば夏井いつき先生と同い年の64歳。もしも生きていれば・・・ 1977年、カネボウ化粧品のキャンペーン・ガールとして注目され、女優としてもテレビ・ドラマに出演。もっとも名...
2022年10月22日土曜日

蠅なの? 虻なの?

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汚い網戸・・・の話じゃなくて、これって蠅(ハエ)なのか、虻(アブ)なのかっていう話。 ネットを検索してみると・・・ 「アブ」とは、ハエ亜目の直縫短角群に属する昆虫の総称。種類によっては人を噛んで血液を吸うものもいる。 「ハエ」とは、ハエ亜目の環縫短角群に属する昆虫の総称。種類によ...
2022年10月21日金曜日

俳句の勉強 52 切れ

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俳句でいうところの「切れ」というのは、一句の中を二つ以上に分割することで広がりと情緒をもたらすこと。また、終わりに用いることで独立性を生み出す効果もあり、短詩型の俳句で必須と言われています。 特に詠嘆の意味を持つ「や」、「かな」、「けり」は「切れ」を作る代表的な表現で、これらの明...
2022年10月20日木曜日

俳句の鑑賞 32 山口青邨

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昭和3年9月、「ホトトギス」の子規忌講演会において、高濱虚子らを前にして山口青邨は「どこか実のある話」という講演を行いました。その中で、「東に秋素の二Sあり、西に青誓の二Sあり。少なくとも今日はこの人たちの天下である」と述べました。 このことで、大正末から昭和初期に「ホトトギス」...
2022年10月19日水曜日

俳句の鑑賞 31 阿波野青畝

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阿波野青畝(あわのせいほ)は、本名、橋本敏雄、明治32年(1899年)に奈良県に生まれました。11歳の時に母親が病死、県立畝傍中学校で教師をしていた俳人の原田浜人から俳句の手ほどきを受け、大正6年、奈良に来た高濱虚子と初対面し、写生の錬磨をするようアドバイスされ「ホトトギス」への...
2022年10月18日火曜日

俳句の鑑賞 30 山口誓子

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昭和初期の「ホトトギス」を支えた俳人の一人が山口誓子です。後に、水原秋櫻子と共に「ホトトギス」を離脱し新興俳句勢として活躍しました。 山口誓子、本名、新比古(ちかひこ)は、明治34年(1901年)に京都で生まれました。父親は元島津藩家老でしたが仕事の関係で、誓子は2歳のときから祖...
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亜沙郎
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