あすなろの木の下で
2023年1月30日月曜日

Paavo Jarvi / Nielsen Complete Symphonies (2009-2013)

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カール・ニールセンは、デンマーク出身の作曲家。1865年生まれで、生まれが近いのはリヒャルト・シュトラウス、ドビュッシーなど。デンマークは、一般にはヨーロッパ大陸の北の端という認識ですが、スカンジナビア半島とヨーロッパをつなぐ要衝ですから、通常は北欧四国として扱われます。 デンマ...

Eva Knardahl / Grieg Complete Pino Works (1977-80)

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クラシック音楽の作曲家というと、どうしてもドイツ、フランス、イタリアあたりが中心になるのは、歴史的にもしょうがない。でも、バロック、古典ときてロマン派が出現するころから、ヨーロッパ大陸の北の方にも後世に名を残した偉大な作曲家が登場しました。 エドヴァルド・グリーグは、ノルウエーの...
2023年1月29日日曜日

Khatia Buniatishvilli / Labyrinth (2020)

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若手女流三大ピアニスト、と自分が勝手に思っている一人がカティア・ブニアティシヴィリ。ソビエト圏グルジア、今はジョージアと呼ぶ国の出身で、なかなか名前が覚えにくい。他の二人、アリス紗良オット、ユジャ・ワンと比べて、圧倒的なグラマラスな美女。 音楽家なんだから、容姿の事をとやかく言う...
2023年1月28日土曜日

Yuja Wang / Berlin Recital (2018)

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クラシック音楽界の三大女流ピアニスト(と、自分が勝手に決めている)の中で、最も王道を進みトップに君臨しているのがユジャ・ワンだと思います。 北京で生まれたユジャは、15歳以後に世界中のコンテストで入賞し注目され、2009年、名門ドイツ・グラモフォンから満を持してデヴュー。以後、ク...
2023年1月27日金曜日

Alice Sara Ott / Echoes of Life (2021)

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自分の中では、三大若手女性ピアニストと言えるのが、中国出身のユジャ・ワン、ジョージア出身のカティア・ブニアテシヴィリ、そしてドイツ人の父と日本人の母親から生まれたアリス・紗良・オット。 ユジャ・ワンは1987年2月生まれ、カティア・ブニアテシヴィリは1987年6月生まれ、そしてア...
2023年1月26日木曜日

Dietrich Fischer-Dieskau / R.Strauss Lieder (1967-70)

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リヒャルト・シュトラウスは、1864年生まれで、戦後の1946年に亡くなった作曲家です。名前は知らなくても、キューブリック監督の映画「2001年宇宙の旅」で使われた「ツァラトゥストラはかく語りき」は知らない人はいないくらい有名です。歌劇でも「薔薇の騎士」、「エレクトラ」などは、現...
2023年1月25日水曜日

Friedemann Eichhorn / Liszt : Works for Violin and Piano (2007)

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フランツ・リストと言えば、誰もが知っているクラシックのピアノ音楽のショパンと並ぶ二大巨匠のひとり。 ショパンと比べてという話になると、いろいろ長くなるのでここでは触れませんが、個人的にはショパンより作曲家としての功績はリストに軍配があがるように思っています。 ピアノ独奏曲だけでも...
2023年1月24日火曜日

Zee Avi (2009)

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たぶん、知っている人は多くない。 Zee Aviは、マレーシアの女性歌手で、「ジー・アヴィ」と呼びます。 ウクレレやギターを持って歌うのが基本スタイルですが、一言でいうと「究極の癒し系」の歌声です。 マレーシア・・・って、どうなのと思うかもしれませんが、歌はほとんど英語で、それも...
2023年1月23日月曜日

山口百恵 / メビウス・ゲーム (1980)

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山口百恵の何が凄いか・・・って、もういろいろな人がいろいろな所で言いつくしていることですが、自分なりに思っていることをチョットだけ。 それまでの日本の大衆歌は、いわゆる演歌と歌謡曲でした。その違いを言葉で言うのは難しいのですが、昭和の日本人は感覚的に判別できていたんですよね。戦後...
2023年1月22日日曜日

Carole King / Tapestry (1971)

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間違いなく、自分の音楽趣味を掲載させたレコードの一枚。 中学生になって、ジャンルにとらわれずどんな音楽でも聴いた頃でしたが、うるさいくらいのハード・ロックを好む反面、サイモン&ガーファンクル、ジョーン・バエズと共にアメリカのフォークも好きでした(何故かボブ・ディランだけは...
2023年1月21日土曜日

Schubert Lider -女声および重唱のための- (1973-75)

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ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウがどんだけすごい歌手だったかは、知れば知るほど思い知らされます。2012年に亡くなるまで、生前にほとんど聞いていなかったことが悔やまれる。 もちろん、シューベルトの歌曲を一人で集大成したことが最大の功績何だろうと思いますが、実は男声で歌え...
2023年1月20日金曜日

もんじゃ焼き

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一般に定説といわれているのは、水を入れすぎて失敗したお好み焼きが原形で、店で提供されるれしぴとしては戦後の東京・浅草が発祥とされます。 80年代に、東京都中央区月島で「もんじゃ焼き」を提供する店が人気となり、一気に店が増えたことで、一般に「もんじゃ」と言えば月島というイメージが出...
2023年1月19日木曜日

レオナルド・ダ・ヴィンチのワイン

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正確に言うと、ダ・ヴィンチの育った村で作られたワイン。 そもそも「レオナルド・ダ・ヴィンチ」という名前は、「ヴィンチ村」の「レオナルド」という意味で、そのヴィンチ村で作られているワインということ。 場所はトスカーナ。ローマより150kmくらい北上した、フィレンツェのある州です。フ...
2023年1月18日水曜日

Anne Sofie von Otter / Douce France (2013)

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クラシックの声楽家は、一般に30~40歳代がピークと言われ、年を取ると艶が無くなるとか、張りが無くなるとか、あるいは高音域が狭くなるとか言われたりします。確かに否定できないところですが、逆に技巧的な成熟が完成するという見方もあります。 アンナ・ゾフィー・フォン・オッターの場合は、...
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亜沙郎
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