2008年11月30日日曜日

来年が見えてこないのはなんで?

今日で11月も終わりですね。年を取ると時間が経つのが早いと言いますけど、本当に実感します。

ついこの前、正月だぁ、なんて言っていたと思ったら、巷ではクリスマスの話題どころか、大晦日の紅白歌合戦の話でもちきり。さらには、初詣は今年はどうする、なんという相談もしているわけです。

うちでは、ばーちゃんとかーちゃんが7月生まれですが、後のとーちゃんとこども3人は10月から1月まで一人ずつ誕生日があって、クリスマスや正月も含めて金が出るわ出るわ。もうちょっと、ばらけてくれれば助かるんですけど、とにかく年を越すのは大変なのです。

昔はいろいろなところへのつけが年末で〆になるので、金策で大変だったということですが、今はあまりそういう感覚は少なくなったですよね。

ただ、どうも来年が見えてこないと思いませんか? 何でですかねぇ。カレンダー通りに12月も過ぎていくんでしょうけどね。来年の抱負みたいな、次はどうするこうするみたいなところが、不透明。

大臣が麻生さんになって、何だかよくわからないお金を頂けるってんで、無いよりはいいけどなんて思っていましたが、結局うやむやでどうなるんだかわからない。

解散総選挙かと思ったら経済対策が急務といって、居座ってしまって、何もするでもなく越年する気配です。

挙げ句の果てには、自分たちは社会的常識の欠如した人種と言われてしまうわ、国民皆保険制度を絶対に崩さないという方針でやっているのに、自分から遊んでいる人の健康なんか面倒みれるかとか言っちゃうわけで、もうしっちゃかめっちゃかの国内政治情勢なのであります。

なんでも、幼稚園のPTAの会合に呼ばれて、幼稚園の先生の会と勘違いして、Monster Pearentが増えて先生も大変ですね、とか言っちゃったそうです。

漢字の読み間違いなんて可愛いほうでしょう。自民党の重鎮から、彼はまったく本は読まないから、とか言われちゃう。

太郎一郎対決では、部下からのメモをこっそり渡されて、そのまま読んじゃうし、あーもう、どうなるんでしょうね。総理大臣なんだから、偉いんだから、ホテルで酒を飲んだっていいじゃないと、思っていましたけど、さすがにもう、みんながあきれてきました。

こんなんでは、世界に対して日本人であることが、だんだん恥ずかしくなってきてしまいます。あんなのやそんなの、そしてこんなのが国民の審判も無しに日本の総理大臣になり続けるのは自民党の問題ですけど、そういう自民党を作ったのは自分も含めて日本の国民なんでしょうね。

天に唾すれば自分に落ちてくるわけですから、自業自得なんでしょうけど、少なくとも一般国民は、皆一生懸命努力しているんですから、そういうことが報われる国にしてもらいたいもんですよ。

そこから、夢や希望がふくらんでいくんですから。

2008年11月29日土曜日

インフルエンザワクチン接種は終了

今年のインフルエンザワクチン接種はほぼ終了しました。

本日は、駆け込み(?)の希望者が大変多く、来週まで保つかなと思っていたのですが、あと数人分を残すのみとなってしまいました。

基本的にはうちのクリニックにかかりつけの患者さん、特に関節リウマチのように使用している薬の関係で、好きなときにワクチン接種ができない方のために少しの間とっておきたいので、ワクチン接種のみで来られた方の分は終わりとします。

センター南医療ヴィレッジでは、うちの隣の木村泌尿器皮膚科に、まだ多少余分があるようですから、そちらへお問い合わせいただくとよいかと思います。

さて、来週は当院の開院3周年の週になります。受診された方には、12月3日の水曜日からささやかな記念品を用意しています。

何度来院されてもお一人1点となっています。これも数に限りがありますので、無くなったら終了です。いつも通りなら、土曜日くらいまで差し上げることができるくらいを用意しています。

これからも、あすなろ整形外科クリニックをよろしくお願いいたします。

2008年11月28日金曜日

Let's 医師会 11月

すみません。告白します。

本日、医師会の大事な会がありましたが、出席を取って途中で抜け出してしまいました。学生のようなことをしてしまいました。

今夜の会は社会保険懇話会という、保険診療をするうえでの必要なことを勉強するため会でして、ちゃんと出席して勉強しているということが大事なのです。

国民皆保険という保健医療の制度は、医療の進歩によってどんどん変わっていきます。もちろん、政治的な理由によっても変わっていくわけですが、絶えず変わったことを知っていないと、ちゃんと診療ができません。

勤務医のときは、そんなことは考えなくてもすむ事が多かったのですが、さすがに開業して診療所の責任者として経営的責任もかかってくると知らないではすまなくなります。

それにしても、保健医療という枠組みは実際の医療の進歩にはほど遠く、建前的な部分が多いこと今に始まったことではありません。一定のレベルの医療を国民全てに提供することを目的としていますから、一般化していない最先端のことを組み込むわけにはいかないのはしょうがない。

特に医療費の抑制が優先課題になっている今の日本では、ますますなるべくよけいなことをさせてもらえない状況になっているとも言えるかもしれません。おっと、こういうことを書いているとnegative思考に進んでしまいそうなので、この変にしておきましょう。

えっ? なんで途中で抜け出したかつて?

それはね、かーちゃんと赤提灯に行ったんです。なかなか二人で出歩くことができないので、たまにはどこかに行こうよ、という話になったわけなんです。

とーちゃんは、ほとんどの休みの日には当直バイトをしているので、今日くらいしかゆっくりできる日がなかったわけです。

というわけで、Let's 医師会なんですけど、一応家族の時間が優先されるということで・・・

会長、許してください!!

2008年11月27日木曜日

日本のおかずトリオ

今夜はかーさんにお願いして、日本人夕食にしてもらいました。

でもって、作ってくれたのがこれ。ひじきと切干大根、そして高野豆腐となっております。今日のネタはこれだけ。って、そんなわけにもいきませんか。

しょうがない、とっておきのネタも使っちゃいましょう。今日は、午後はヘルパー研修会の講師をしてきました。途中で10分間休憩炒りましたが、3時間しゃべるというのはかなりしんどいもんです。

前にも書いたと思いますが、しゃべるのは嫌ではありません。1時間くらいなら、いくらでもやりますが、3時間というのは体力的にも疲れます。

特に、ヘルパーになるために勉強中の一般の方に高齢者医療のエッセンスをしゃべるので、整形外科的な部分は30分。後は内科的な話が中心です。専門ではありませんが、逆に専門ではないので最低これだけ的な知識の整理はむしろいいかも。

それにしても、こういう研修会に参加している方々は大変熱心で、感心します。是非、頑張って資格を取った暁には在宅医療の一翼を担ってもらいたいものです。

2008年11月26日水曜日

ETC

エトセトラ・・・じゃない、高速道路の、そう、料金所のやつ。

ETCとは、Electronic Toll Collection System というわけで、もともとネーミングからして高速道路の料金をしっかりとるためのシステムと考えていいんでしょうね。

でも、自分の勘違いでなければ、ETCを普及させるための説明として、最も言われていたのがNon Stopで料金所を通り抜けることができるので渋滞にならないというものだったと思います。料金所で止まらずにいけるということは、料金所渋滞の緩和には大きな意味があることは間違いありません。

かつての通勤ラッシュで、改札での大行列が、今の立ち止まることのない自動改札になって激減したことはNHKのプロジェクトXでも紹介されていましたよね。

実際、高速道路では事故が起きたわけでもないのに、坂道などでちょっとスピードが落ちただけでもそこから渋滞が発生するのです。

そういう意味ではETCシステムは救世主のように思われました。最近はやっとゲートも増えてきましたが、東名高速道路の東京料金所(用賀)では、ETCレーンは下りは1/2で、のぼりは1/3です。

川崎インターの出口は専用レーンは1つだけ。なかば半強制的にETCを普及させようとしていた割には、利用者への普及に比べて道路の整備がいまいちと思うのは自分だけではないのではありませんか。

そのETCが今週から、ゲートの開閉までの時間をおそくしたそうです。今までは車に設置したETC装置を感知したからゲートが開くまで0.5秒。これが1秒になったそうですが、これによってますますノンストップという大義名分はさらに薄れてしまったのではないでしょうか。

遅くなれば、ますますブレーキを踏むことが増える。かえって運転手の不安とイライラを助長すると思います。実際のところゲートの破損を防ぎたいというのが本音なんでしょうね。

ますますノンストップではなくなって、料金所渋滞はまだまだ続きそうだし、遅くなってますますゲートを破壊する車が増えそうな気がします。

2008年11月25日火曜日

赤福

ひっさしぶりで~すぅ!! 赤福です。元祖です。

もう、1年前のことです。消費期限偽装で営業停止、再開は今年の2月。まぁ、いろいろあったけど、お帰りなさい。このこし餡が、なんかうまいんですよね。

このところ、いろいろな食の安全を脅かす事件が連続でニュースになっています。そのまま消えてしまった会社もあれば、名前を変えていつの間にか再出発している会社もある。

白い恋人とか赤福は、商品そのものが会社の代名詞ですから、会社自体が再起するしかありません。きっと、徹底したリスクマネージメントが行われたはずで、もう一度我々一般消費者が信じることができるような体制になったものと考えてあげたいと思います。

それにしても、やっぱり旨い。この味をしっかりと伝えていってもらいたいと思います。

2008年11月24日月曜日

食わず嫌い

先週からだいぶ朝の寒さが増してきて、自宅近くの街路樹の銀杏が急速に黄色くなりました。

2週間ほど前に大学の外来をするのに青山の神宮外苑を通ったときには、銀杏はまだまだ緑色が鮮やかで、今年は夏が長かったせいか、季節も秋を楽しむゆとりがなく冬支度をしているような感じです。

表参道の原宿駅近くにも銀杏の大木があって、秋になるとギンナンがたくさん道に落ちてきます。これを車や行き交う人々が踏みつけて歩いていくので、臭いこと臭いこと。

こどもの時のそういう体験が身に染みこんでしまったせいか、どうも自分はギンナンが苦手なのです。火にあぶって食べるとおいしいと言われますが、どうも潰れて臭気を発するものであって食べ物という感覚がわきません。

同じようなものは他にもあります。やはり、近くに石榴の木があって、実が道路に落ちてぐしゃぐしゃ。ですから、あれを食べれるというのは信じられません。さすが、一般的な食品ではないので困ることはありません。

ところが、けっこう大人になるまで食べることができなかった物が、もう一つあります。イクラです。今でも、特に好きではありません。あれば食べますけど、好きこのんで口にはいれない物の一つです。

何でかというと、こどもの時に父親に連れられて鱒釣りに行ったんでが、その時餌として渡されたのがイクラ。以来イクラは魚の餌という認識になってしまったんです。

高級食材の一つとして、みんなが有り難がって食べているのが信じられませんでした。

Alan Weiss / Alkan Piano Works

クラシック・ピアノの話題をもう一つ。

ピアノの歴史というのも興味深いのですが、現在のピアノの形ができたのはベートーヴェンの時代からです。

ちょっと前のモーツァルトは、まだバッハの頃のチェンバロ(弦をひっかく)の流れで、音の強弱についてはあまり考えていない。ということは、当然音符の組み合わせで曲を作っていくわけです。

ベートーヴェンはピアノの進歩に合わせて、弦を叩くことで音量や音質を変えられることを利用して、ソナタの中で多くの実験的手法を取り入れていくわけです。それに伴って、当然和音を多用したリリシズムがピアノの本流となっていくわけです。

その頂点を極めたのが「ピアノ」の詩人」ショパン(1810-1849)ということになるんでしょうかね。それに対して、演奏方法が複雑化していくピアノのテクニカルな面での頂点に立つのが「ピアノの魔術師」リスト(1811-1886)です。

高度な技法を追求するという方向性が生まれてくることは、どの時代どんな物にも共通のことですが、人間の無限の感性に比べると限界が必ずあるという点を忘れてはいけないと思います。リストも晩年は宗教家に転じ、精神的な安息を求める方向に向かいました。

そして、もう一人一般にはあまり有名ではありませんが、リストよりもさらに技巧に走った作曲家がアルカン(1833-1888)です。

友人のショパンが若くして亡くなった後は、引きこもって作曲活動をしたと言われています。当時の感覚からはかなり過激なピアノ曲を作っていますが、テクニックのためのピアノ曲という評価は、あながちまちがいではありません。

しかし、ピアノでできることを世の中に知らしめた天才の一人として、リストにも影響を及ぼしたとしてピアノ史の中で忘れてはいけない人物の一人と言えそうです(詳細な説明は森下唯氏のHPをご覧ください)。

現在は、長調による12の練習曲、短調による12の練習曲が最も有名で、特にその中に含まれているピアノ独奏のための協奏曲、ピアノ独奏のための交響曲などは比較的録音があります。

最近は、リストやアルカンの超絶技巧曲を多数録音しているピアニストとしてはアムランオズボーンがいます。この二人の今後の展開には興味があります。作曲家と同じで、演奏家も技巧だけでは限界が見えてしまいますから、だんだんスタイルは変わっていくだろうと思います。

ただ、どちらもCDが高いので今回お勧めするのがこちらのアラン・ワイス、Brilliantの激安盤です。CD2枚組で主要作品が網羅されているので、とりあえずアルカンに触れてみるにはうってつけです。特に、実際にピアノを弾く方は一度はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

2008年11月23日日曜日

Jorge Bolet / Liszt Piano Works

フランツ・リストといえば、ロマンのショパンに対して技巧の人のように思われていますが、「巡礼の年」のように情緒的な傑作も作曲しているわけです。

もちろん、ピアニストにとっては超絶と呼ばれる究極のテクニックを要求されるわけですから、並大抵のことではありません。聴くだけにしておいてよかったよ、ホント。

古今、リスト弾きと呼ばれる名ピアニストが多数いるわけですが、意外と全集というもので定番となっている録音が見あたらないんですよね。

ショパンだったら、ルビンシュタインかアシュケナージとなります。シューベルトならケンプ。モーツァルトは内田光子、リリー・クラウスなどなど。もちろん、音楽は個人の好みですから普遍的な名盤というのは存在しないわけです。

なんで、リストの全集が無いかというと・・・たぶん、あまりの膨大な量のためではないでしょうか。レスリー・ハワードという人がこれに挑んでいますが、なんとCDで100枚。完成させた努力はすごいと思いますが、何もそこまでがんばらなくても、と思ってしまいます。

でもって、結局有名どころをばらばらに探していくことになるわけですが、ハワードさんからはパガニーニの練習曲だけ選びました。「巡礼の年」は以前書いたようにベルマン。ブレンデルのものも人気ですが、全曲録音ではありません。超絶技巧練習曲もピアノがきしんでいるかのようなベルマンを推したいと思います。アラウもリスト系のピアニストです。

ハンガリー狂詩曲はシフラなどが有名のようですが、全曲録音と値段の安さでピサロという方の物になりました。フジ子ヘミングもリスト弾きとして有名で、「ラ・カンバネラ」の演奏は自分もクラシック音楽に再び耳を傾けさせるきっかけとなったものですが、録音がバラバラでリストを集めるにはむきません。

そこで、ボレットの登場です。主要な演奏を網羅したBOX SETがCD9枚組でちょうど良い。ちょうど、HMVのブライスダウンで買い求めやすい価格になったので手に入れました。

バカテクを必要とするリストの難曲を、音楽的に聴かせることができる数少ないピアニストと言われています。確かにその通りです。巡礼のベルマンは大変素晴らしいのですが、超絶のベルマンはすごいだけという感じがしてしまいます。

ボレットの超絶は、超絶ですがフレーズがしっかりしていて、ちゃんと音楽になっているように思います。逆に、巡礼が全曲でないのが残念。シューベルトの歌曲もボイスとハーモニーのバランスが絶妙で、聞き入ってしまいました。愛の夢などの有名な小品も素晴らしい。

あと、多少聴き足りないものがありますが、これでたいていの部分は補えるというのはありがたいセットです。

2008年11月22日土曜日

John Lill / Beethoven 32 Piano Sonatas

今年の春頃から、はまっているベートーヴェンのピアノ・ソナタ。

だいたい全32曲を連続で聴くと、半日はかかってしまいます。ですから、当直バイトをしていると、流しっばなしにしていて一巡するわけです。クリニックや家ではなかなか集中して聴くことはできません。

最初に購入したのはケンプ(新録)。次がアラウ(旧録)。そしてグルダとギレリス。そしてニコラーエワグールドまではきました。ギレリスとグールドは残念ながら数曲を残して全集となっていません。

ケンプはテクニックについてよく批判されるようですが、まさにお手本のような気持ちの入った演奏。
アラウは男性的な力強さを感じます。
グルダは軽すぎると言われますが、一気に駆け抜けていく爽快感は捨てがたい。
完成度の高さではギレリスが一番。
女性らしからぬパワーがほとばしるのがニコラーエワ。
常識にとらわれずオリジナルの世界が楽しめるグールド。
これ以外にアシュケナージとバレンボイムも何曲か聴きましたが、どちらも甘すぎて好きになれません。

あと絶対に聴きたいのが、定番中の定番である、バックハウスと理論派の第一人者ブレンデルです。しかし、その前にもう一つ聴きたいと思っていたのがこれ。リルです。

John Lillはイギリスのピアニストで、日本ではあまり有名ではありませんが、ベートーヴェン、プロコフィエフ、ラフマニノフといったところではあちらでは大変に評価されているようです。

ケンプの直弟子で、質実剛健な演奏に定評があります。HMVの書き込みを見ていても、一度は聴きたいと思っていました。

しかし、Brilliantの廉価盤はいつでも注文できるようですが、音質の点が不評で、オリジナルのASV盤が推薦されています。ところが、すぐに入手困難になってしまい購入しそこねました。

最近また復活していたので注文したところ、すぐに入荷してきました。そこで、聴いてみると・・・うーん、確かにHMVの書き込みは本当に参考になります。

全体的に、やや遅めのテンポですが、一つ一つの音の粒立ちは誰よりも素晴らしい。まさに重厚な響きとメロディアスな流れが一体となっていて、完成度の高さはおそらく一、二を争うのではないでしょうか。

自分は音質の面を重視する聴き方なので、歴史的名演といわれているものでも古い音質のものは興味がありません。ですから、シュナーベルなどを聴く気は起こりませんし、評判の良いケンプの旧録音も度外視しています。

そういう勝手な枠内で、ギレリスとこのリルは最高五つ星としたいと思います。

2008年11月21日金曜日

今年はなんとか乗り切れそうだ

今日は、毎月恒例の会計事務所から担当者が来る日でした。さらに、会計事務所の親分も来ていただき今年全体の業務成績の評価と問題点の反省、そして来年の予想などをしていただきました。

結果は・・・もちろん悪くはありませんでした、ホっ。

何とか損益分岐点を過ぎて、安定した黒字は出せるようになったということですが、もちろん悠々自適とはいきません。まだまだ当直バイトをやめる許可はでません。

クリニックを維持していくのに必要な経費と、将来の機器の買い換えなどに必要となる分のとりわけなどを考えると、余裕を持って生活をして行くにはまだまだ努力しろとのお言葉をいただいたわけです。

ただ、最近はやや患者さんの増加も鈍っているような感じがします。昨今の総理大臣にも「見限られた」医療事情の中では増収というのはなかなか難しい。

実際、今くらいの患者数、つまり1日60人くらいが患者さんとのコンタクトを取る上でも理想的なのですが、それじゃ経営は楽とは言えないわけです。

いつも口コミが大切で、少しずつ地道に増えるのを待つしかないと言ってきましたが、うちのクリニックの地域での認知度はそれなりに十分にあるように思えるので、より来院したくなる内容での増患作戦がそろそろ必要なのかもしれません。

とはいっても、病気の治療をするだけのただの医者には、なかなか思いつくものは無いんですよねぇ。

ちなみに12月5日は開院した日。
そこで開院3周年を記念して、12月第1週に受診された方には、ささやかな記念品を用意しています!!

2008年11月20日木曜日

KILKENNY

IRISHビールです。アイルランドのキルケニー州。ビール醸造で有名な都市で、このビールはギネスビール・グループの一つだそうです。

何が面白いって、とにかく木目の細かい泡。誰がついでもきれいな泡が立つ。何で? って、今更言うまでもないのですが、缶の中に直径2cmくらいのプラスチックの玉が入っているんです。

これがどういう働きをするのかは、よく知らないのですが、こいつのおかげだそうです。確かに、見事な細かい泡ができます。

ただし、実はこの味、いわゆる黒ビール系の味、は得意じゃないのです。まぁ、いろいろな変り種ということで、どうか一つお許しを。

アイルランド好きの方には、常識という話でした。

インフルエンザ予防接種

まだ、やってます。とはいえ、先週がピークだったように思います。

昨日、たまプラーザの方が接種を希望して来院しました。近くのクリニックでは、予約制ばかりで、もう受け付けてくれないということを言っていました。

うちも、昨年までは予約制にしていましたが、1月終わりまで取っておいて、結局キャンセルされることがあって、どうにもならないため今年は予約はやっていません。そのかわり在庫が無くなれば終了です。

昨日までの時点では、あと80人分くらいは確保しています。11月中は薬の問屋さんへ追加できると思いますが、基本的に現在あるもので終わる予定です。

おこさんで2回目を希望する方は、遅くとも12月の最初の1週間くらいまでなら大丈夫かもしれません(もちろん確約はできません)。

うちは内科でも小児科でもありませんので、基本的には当院に通院中の方の便宜のために予防接種を行っているので、ご理解いただきたく思います。

当院は、月曜日・水曜日・土曜日に限定して接種を行っています。それ以外の曜日では、原則として行いません。費用は1回2100円(消費税込み)です。希望される方は、お早めに電話などで在庫確認のうえ来院してください。

2008年11月19日水曜日

Dr.Mがあすなろ訪問

[横浜市 19日] 本日19日午後3時、都筑区K町にて自らのクリニックを運営し経営的にも成功しているDr.Mが、同じく都筑区センター南駅前のあすなろ整形外科クリニックを訪問した。

この訪問は、事前に知らされていなかったため、あすなろ整形外科の亜沙郎院長は、突然のサプライズ訪問に大変喜んでいた。

Dr.M亜沙郎、そしてあざみ野棒屋医師Dr.Flickerの4人は、都筑区の中で毎日ブログを競って更新する変わり者4人衆と知られている。彼らのブログ交流の中でお互いのクリニックを訪問しようというDr.Mの呼びかけがあり、それぞれが快諾したものの、なかなか訪問する時間が作りにくく実現していなかった。

今回はDr.Mが、自ら実践する形で、あざみ野棒屋診療所とあすなろ整形外科を訪問したもの。Dr.Mはお気に入りのレザージャケットで登場し、さりげなく患者さんのように待合室に座っていた模様。

亜沙郎院長は、待合室に患者さんがほとんどいないのを見られてしまい、ちょっとこっぱずかしい思いであったが、快く診察室に招待して、簡単にクリニック内を案内してまわった。

わずかな時間の会談であったが、両者とも大変楽しい時を過ごすことができ、亜沙郎院長は次にはDr.Mのクリニックを訪問することを約束して本日の会談を終了した。