2010年2月28日日曜日

Spring has come

・・・Winter has gone というわけで、2010年もあっという間に2月が終わり、明日からは3月。まぁ、年を取ると時がたつのは早い・・・ということと、同じことを何度も言うようになる物で、こんなことを毎月のように書いているわけです。

我が家にもちっぽけな庭と呼べるような物がありまして、もうかれこれ10数年前に引っ越してきたときに、土を入れブロックで囲い、少しでも「らしく」しようとしたものです。

その時に緑のグラデュエーションになるようにコニファーをいくつか植えたりしました。それも今や、ほとんどが枯れたりして、残っているのはごくわずか。地面は最初はいろいろな花を植えて、まぁいわゆるガーデニングというんですか、まぁこぎれいにしたりしたわけです。

一番は大量のムスカリの球根で薄紫の花がそこら中に出てきたりして・・・そのほかにはクロッカス。黄色の花が楽しいなったら楽しいな。ただ、けっきょく整理利整頓して、鉢物を地植えしたりとやっているうちにぐちゃぐちゃ。球根類も掘り出して、今ではほとんど春めいた景色は無くなってしまいました。

そんななか、堀出しそこなったクロッカスが毎年、忘れた頃に芽を出して、いつの間にか花を咲かせていました。なんとなく、がんばっているなぁと感心してしまいます。誰に相手にされているわけでもないのに、しっかり栄養をためて春の訪れを待っているんですね。

クロッカスの花は比較的短命なので、すぐに枯れてしまいますが、この隅っこの方だけはいじらないでおきましょう。また、来年お会いしましょうね。

2010年2月27日土曜日

カリカリ まだある?

先週の日曜日、朝テレビを何気なく見ていたら紹介されていたのがこれ。北海道のオリジナル商品で、一言で言うとカレー煎餅というわけです。

普通カレー煎餅というと、ただカレー粉をまぶしただけみたいな感じで、あまり美味しいとは思えません。ところが、これはカレー屋さんが作ったもの。その風味豊かな味わいが、静かなお土産比商品としてヒットしているようです。

テレビの番組が終わらないうちに、速攻でインターネットの通販サイトを発見。すぐに注文をしてみました。

テレビのおかげで注文殺到のようですが、金曜日には届きました。さて、さっそく食べてみての感想は、というと・・・旨い!! 美味しい!!

これはヒットするはずです。確かにしっかりとしたカレーソースがしっかりと染みこんだ味はなかなかのもの。さすがにカレー屋さんの意地がしっかり出ています。小分けした袋に入っていて、あっという間に一袋食べてしまいます。

そうなると、当然「カリカリまだある?」と聞きたくなるのはもっともです。

2010年2月26日金曜日

とうきびチョコ

北海道のお土産というと、美味しい物がたくさんあって、定番と言われている物もどんどん増えてきています。そんな中で、HORIのとうきびチョコは、新定番となってきたお菓子、とうもろこしの味がふんだんに味わえるクランチをホワイトチョコでからめてあります。

くどすぎない甘さが、ついつい次から次へと手を出させるのはさすがのおいしさです。普通のだけでなく、プレミアムというのもあるので、ちょっと食べてみたいものです。

北海道というと、なんとなく美味しい物が多いというイメージがありますよね。豊で広大な大地・・・というところから、実際優れた食材の宝庫と言えるんでしょう。

最近評判の新しいお土産もあるんですけど・・・・それは、また明日。

2010年2月25日木曜日

魁力屋 ~ 都筑区東方

ついに行ってきました。開店してから数ヶ月、いつも行列をしているお店で気になっていました。一度は入りたかったのですがなかなかゆっくり待つわけにはいかなかったのですが、今日は午後が久しぶりに休みだったので行ってみました。

京都北白川というくらいですから、あっさりした鶏ガラ細麺を想像していましたが、魁力屋(かいりきや)の宣伝文句は「背脂醤油」ですから、そのあたりのマッチングがよくわかりませんでした。

10人くらいすでに待っている人がいましたが、さすがにラーメン屋さんは回転が早く、10分程度で順番がまわってきました。初めての店では、メニューのトップを頼むのが間違いない。普通はトップが一番のお勧めだろうと思います。

そこで、特製背脂醤油ラーメンを選ぶことにしたのですが、そこに1日20食限定の特製九条ネギ煮卵背脂醤油ラーメンが気になります。

ところが、注文しようとしているところに、店員さんの「ネギラストワン!!」の声が聞こえました。これはますます食べないわけにはいかない。そこで、かみさんは九条ネギ、自分は特製の普通のネギ増量(無料のオプション)を頼むことにしました。

まず普通の特製ラーメン。やはり鶏ガラベースですが、背脂の甘味が追加されて、さっぱりした中に濃厚さをましていてなかなか行けているスープなのです。面は細麺というよりはストレートの中細麺。脂が多い分、麺を太くしてスープの絡みすぎを抑える効果でちょうどいい感じなのです。

さて、スペシャルの九条ネギですが、写真のようにたっぷりと載せられたネギの香りはすごい。普通の根深ネギとは雲泥の差です。スープへも九条ネギの独特の香りがしみ出して、さらに深い味わいになっています。

これで、また食べに行かずにはいられないラーメン屋が一つ増えました。

ただ、ちょっと気になるのは店のある交差点の反対側には昔からある小さなラーメン屋さんがあるのです。この場所じゃなければならなかったのか・・・う~ん、どうなんでしょう。

2010年2月24日水曜日

転居のお知らせ ~ あすなろ海水魚館

いまだに出入りの激しい水槽で、試行錯誤の繰り返しが続いています。前回調子に乗って「セミホウボウ」なる面白そうな魚を入れたら、いっきに力の上下関係がくずれた話でした。

その後もじわじわと続きがあるのです。凶暴で困っていたオトヒメエビが☆になって、さぁ邪魔者がいなくなって喜んだのがルリスズメダイ。

もともとこの手の魚は気が強いことで有名で、近縁種と混泳すると最後の一匹まで戦うと言われています。ほとんどの魚は同種の魚以外には無関心であることが多いのですが、ルリは他の魚にも積極的に攻撃をしかけます。

鮮やかな青色は水槽の中でも映えるし、この数ヶ月でだいぶ大きくなった気がしていました。そしてオトヒメエビにかわって狂暴性を発揮するようになったのです。

数日前、ベニゴンベが朝ぐったりしていました。目を動かさず、ひれもほとんど動きがない。岩にへたっとなっていて、まったく生気がありません。その日は別部屋に隔離して様子をみたところ、しだいに元気が戻ってきて、ほっとしました。

どうもルリスズメがいろいろちょっかいを出すようなので、翌日ベニゴンベを水槽内に戻し、逆にルリスズメを隔離。そしたら、カクレクマノミなどの他の魚も含めて、水槽内全域を泳ぎ始め、みんな楽しそうなのです。ベニゴンベも元気を保っているようです。

やっぱりお前だったのか、というわけで個室住まいになってもらうのはいいとして、いつまでたっても水槽内に戻しようがない。いろいろ考えたあげく、コーナンの魚コーナーのイケメンお兄さんに訳を話して、引き取ってもらうことにしました。

そんなわけで、長らく自分たちを楽しませてくれたルリスズメダイ(通称ルリちゃん)は、うちの水槽から引っ越して行ったわけです。ずーっと独居房に入れておくわけにもいかないし、まぁ可哀想ですが新たなお家で幸せになってもらうことを祈るばかりです。

2010年2月23日火曜日

マルガリータ

1週間くらい前のことです。うちのワンコのミニチュア・シュナウザーですが、美容室に行ってきました。ずいぶんと久しぶりです。

今までは、うちのかみさんが犬用バリカンで整えていました。数年前に行ったのが最後で、だんだん毛玉が増えて行くに連れ、爪が伸びまくってカチャカチャ音がするに連れて行きずらくなってしまいました。

でもって連れて行ったのはセンター南。駅の近くの美容室EARTHという店。ここは、ヒト用の店ですが、DOGGY EARTHというお犬様専用の店もあるのです。

毛玉が多いので老犬のストレスが少ないマルガリータ(丸刈り)がおすすめ、ということでもうおまかせしちゃいました。そんなわけで、できあがりがこの写真。

そしたら、時節柄寒いわけで、毎日ぶるぶる震えています。とりあえず、かみさんがコーナンでフリフリのピンクを服を買ってきました。もともと服は嫌いな犬ですが、さすがに素直に服を着ております。

爪も短くなって歩きたい様子ですが、寒くて固まっているんで、もうちょっと伸びるまでしょうがない。でも、その頃にはまた毛玉の嵐になってしまうのでしょうか。

2010年2月22日月曜日

THIS IS IT

なんでやねん。うちの次男高校生でっせ。なんで、今頃「マイコー」にはまってんねん。

バリバリにCDかけて、のりのりで歌ってまんねん。

マイケル・ジャクソンゆうたら、わてらが現役で聴いていたんでっせ。しかも、マイケルと自分は同い年でまんがな。息子からしたら、とうちゃんが歌っているようなもんとちゃうやろか。

えっ? あんたマイケルのように歌って踊れるのかって? もちろんできまへんがな。そやけど、盆踊りみたいなスリラーの真似して喜んでたのが「青春」やったかもしれへん。

まぁ、マイケルもいろいろあって、最後までスキャンダラスまみれやった。死んだからと言って、何でも美化するのはどうかと思うんやけど、少なくとも自分の息子のような世代にも伝わる何かを持っていたことはすごいことや。

息子にあらためてマイケルの凄さを思い出させてもろたようなもんや。もう一度、ほんまに復活したところを見てみたかったもんや。まぁ、無いものねだりをしてもしゃーない。とりあえず、ひさしぶりに「スリラー」でも聴いてみますわ。

2010年2月21日日曜日

区役所で救急救命講習会

ただいまやってます
3時間までです
新型インフルエンザの講演会もあります

2010年2月20日土曜日

もらいもの

ありがとうございます。大変恐縮ではありますが、このような魚をいただきました。上は、メバル。尺物にはおよびませんが、それに近い大きさの立派な物です。下の魚の名前がわかりません。なかなかカラフルな色合いで、ちょっと水槽で泳いでいそうな感じ。

さっそく、3枚にさばいて刺身でいただきました。なんと言っても、今日釣り立てということで、大変新鮮。切った面の光具合がすばらしい。ただ、どうしてもこうやって食べると、やや捨てることになる部分がどうしても多くなるのが残念です。そこで、切り落として部分は、まとめて煮てだし汁にしました。お吸い物にしてもいいし、炊き込みご飯を作ってもいいと思います。

いゃ~、ビールが旨い。

2010年2月19日金曜日

かぜ薬

かぜ薬というと、カイゲンとかジキニンとか。ルル、ベンザなんてのもあったり。昔はCMソングも、専用のものが多かったですよね。「くしゃみ三回ルル三錠」とかは、大ヒット曲みたいなもので、知らない人はいなかったですよね。

葛根湯は漢方の風邪薬。ところが肩こりにも効くというわけで、そのあたりのつながりが西洋医学に洗脳された医者には理解しにくいところではあります。

ピーエル顆粒というのが、医者が処方するかぜ薬ではゴールデンスタンダードだとおもうのですが、確かに良く効きますねぇ。今までさんざん処方しておいて、自分で言うのもなんですが、今回服用してみてそう思います。

今までほとんど薬と言えばバファリンですませていたんですけどね。バファリンも良くきく薬なんです、自分にとってはね。頭痛にバファリン、腹痛にバファリン、かぜにバファリン、とにかくバファリンさえあれば生きていけると思っていました。

去年、虫歯の痛みにバファリンで立ち向かえなかったので、けっこうがっかりしたんです。今回、かぜひいてついにバファリン神話を捨てました。

何にしても、薬よりよく寝ることが大切だとは思います。とにかく体調には気を使わないといけない年齢であり、そういう立場だということですよね。

2010年2月18日木曜日

さむっ

かぜをひいたみたいです
寝かせていただきます

2010年2月17日水曜日

バンクーバー冬期オリンピック

おお、おおお、おおおぉぉぉ。バンクーバ。冬期オリンピック。始まってましたねぇ~。開会式を見なかったので、何かいつのまにかスタートしていたという感じです。

出発の成田では、一選手の身なりが話題になりました。本人も本人ですが、あんな格好をしないようにちゃんと指導できなかった方にも問題がありますよね。

気が付くと女子モーグル、愛子さん涙の4位。ジャンプはノーマルヒル惨敗。やれやれ、日本はやっぱり厳しいのかなぁ。

一方で、スピードスケート500mで銀・銅メダル。カーリングでアメリカを撃破など、いろいろな話題が出てきていますね。今日は男子フィギアが始まっています。

夏季オリンピックで最も印象に残っているのが東京オリンピックでしたが、冬期と言えばサッポロ。どうも古い人間なもんで、ありきたりですがジャンプの笠谷とジャネット・リンが思い出されます。

長野オリンピックは・・・ほとんど印象にないんです。病院の忙しさに埋もれていたんでしょうか。この時の開会式のプログラムに、家内の父親が出演しました。実家に帰ると、出演しましたという証書が飾ってあります。

何にしても、一つの目標に向けてがんばってきた若者の努力の成果を見せる機会ですから、結果が伴えば最高です。まだまだあと10日くらいありますから、いろいろなドラマを見せてもらいたい物です。

2010年2月16日火曜日

憧憬古代エジプト

古代エジプトというのは、けっこうロマンを感じる話題で、いつかはクフ王のピラミッドの内部に入ってみたい物だと思っているのです。

開業するときは、勤務医を辞めた後に1ヶ月くらい旅行をして、エジプトにも行ってみたいとか思っていました。実際は、準備でそれどころではなく、もう当分そんな旅行をすることなんてありえない現状ではあります。

そもそも、大学生の頃に最近亡くなった栗本薫と早稲田の吉村作治と古代エジプトについての対談本がきっかけでした。朝日新聞社のカルチャー本のシリーズの一つだと思いますか、豊富な写真と共に吉村作治のエジプトに対する思いがページの隅から隅までに感じられる本でした。

日本テレビの企画でエジプトでミニチュアのピラミッドを作る番組があって、いかにしてピラミッドを当時の技術力で作り上げたかを検証する番組でした。この番組で吉村作治という人をしったのですが、その後テレビに出まくってた「吉村作治」という人とは別人でした。

さらに吉村作治の早稲田での講義ノートを単行本として講談社が出版し、この3冊の本は何回も読み返しました。日本の歴史よりも、さらに壮大な中国の歴史よりも、より遠い紀元前数千年の昔の話から始まる古代エジプトの話は、今の世界を支配している人間とはまったく別の生物の世界のような感じがしたものです。

聖書の世界であるモーゼの出エジプト記も、現実の話として存在している。海が割れてモーゼが歩いて行く話も、現実には嵐でモーゼを追いかけてきたエジプト軍の舟が沈没していく様子を元にしているらしい。

呪いの話の代表みたいなツタンカーメンだが、実は若い王の妻とのラブストーリーは究極の恋愛ドラマだったりする。その墓の存在をひたすら信じて、発掘を続けるハワード・カーターの話も壮絶な人間ドラマです。

エリザベス・テイラーのイメージとかぶってしまうクレオパトラであるが、教科書の世界でしか知らなかった歴史上の人物が、人間として生き生きと動き出すような話の連続は本当に楽しい。

古代エジプトの文字、ヒエログリフも大変興味深い。母音がなく子音だけで綴っていく象形文字で、ナポレオンの時代に、ロゼッタストーンからシャンポリオンによって解読されていく過程の話は下手なサスペンスドラマよりもスリルにあふれた話です。自分の名前をヒエログリフで表すとこんな感じ。うちの長女は大英博物館でロゼッタストーンの本物を見てきているのが、うらやましく思うのです。

とにかく、古代エジプトと呼べる世界の魅力は尽きることがありません。あまり年を取らないうちに、なんとか自分の目でその遺産を見てみたいと真剣に思っているのでした。

2010年2月15日月曜日

コードブルー 超ヘヴィー級月9

重い、重すぎる。何って、月9ですよ、月9。コードブルー・・・って、もはや、ドクターヘリの話でも、救命救急センターの話でもない。一人一人の登場人物に、次から次へと人としての様々な重荷を与えてどうしようというのでしょうか。

こんなに生きるのに十字架を背負った人々が、よくも集まった物だと。見ていて息苦しくなりますよ、本当に。最初は、医療の現場のあらが気になるだけでしたが、ここまで来ると人間ドラマとして詰め込みすぎで、もう消化不良です。本来、息抜き用のキャラさえ笑いがなくなりました。

こんな病院で治療を受ける気持ちになるでしょうか。さらにこれからは医療訴訟が入ってくる展開ですし、医療人ならずとも見ていて辛いのではないでしょうか。社会派ドラマとしても、膨らみすぎで話の中心(主人公の母親の自殺の真相?)すら、どこかへいってしまいそうです。

医者は、人の生死の対して特別の権限を有する資格であることは間違いありません。しかし、その前に医者も人であるということも確かなことです。自分も人であることを忘れた医者は、ある意味怖い存在であると思います。

まぁ、あまり難しいことを言わずに、しょせんテレビドラマだと思えばいいのでしょうが・・・この重苦しさは、医療人としてはそろそろ我慢の限界です。皆さんはどう思ってるのでしょうか。