最近、メディアで急に取り上げられることが多くなった話題にピストがあります。いや、どうも、浅学で申し訳ないのですが、いったいピストとは何のことか、まったくわかりませんでした。
ピストは競輪などで使用される、競技用自転車のことで、最近アメリカのメッセンジャーが軽々と乗りこなしているということで若者に人気になってきた。ただし、問題はピストにはブレーキがない。ということは、止まりたい時には、ペダルを逆方向に力をかけて、ゆっくりとスピードをおとしていくしかない。
当然すぐには停車できませんし、スピードがおちてくると大変不安定になってしまい、これをそのまま一般道で乗り回すというのは危険極まりない話ということです。
実際、売っているものは前後にブレーキをつけられているはずなのですが、買ったものが勝手にはずしてしまっているケースが多く、これは明らかに道路交通法違反。
止まれなかったための運転者や歩行者の死亡事故も発生しており、単なるファッションだからということではすまされません。
自分のようなおじさんからすれば、ブレーキをなくした自転車に乗りたいという気持ちそのものが理解できません。それは勇気ではなくて、単なる無謀であって、大変わがままな行動と言わざるをえません。
お笑いタレントの一人が、たまたまそういう自転車に乗っいて摘発され違反切符をきられたということですが、もっともっと警察も積極的に摘発を行ってもいいのではないかと思います。
自転車も道路交通法を遵守して乗らなければいけないということを、もっとしっかり広報していくことは、交通事故を減らすためにも必要ですね。
2011年9月29日木曜日
楽して得るもの無し
Reebokといえば、言わずと知れためっちゃ有名な、それなりに認知されたシューズ・メーカー。
最近リーボックが一生懸命売り出しているのが、「イージートーン」というシリーズ。簡単に言えば、靴底の形に特徴があって、立ったときのバランスがとりずらい形になっている。
そのため、下肢全体の筋力をかなり使うわけで、その結果・・・
「履くだけで」「歩くたびに美脚・ヒップアップ」ということらしい。
それが、アメリカで「明確な根拠がない」のに消費者に宣伝していることが問題になっているというわけです。夕方のニュースで話題になっていたのですが・・・
整形外科としては、まぁ理屈としてはわからないでもない。確かに「履くだけで筋トレ効果」がありそうな気がします。
ただし、履くだけでとは言っても、バランスをしっかり取るようにするためには、それなりに力が必要ですからかなり疲れるんじゃないでしょうか。最初から樂チンで履きこなすことができる人には、たぶん必要ないグッズだろうと思います。
ただ、何とも、「これどうよ??」と思わせたのは、そのニュース番組のスポンサーにリーボックが入っていて、そのニュースのすぐ後のCMに、この靴の宣伝が流れたこと。なんか複雑な気持ちにさせられました。
最近リーボックが一生懸命売り出しているのが、「イージートーン」というシリーズ。簡単に言えば、靴底の形に特徴があって、立ったときのバランスがとりずらい形になっている。
そのため、下肢全体の筋力をかなり使うわけで、その結果・・・
「履くだけで」「歩くたびに美脚・ヒップアップ」ということらしい。
それが、アメリカで「明確な根拠がない」のに消費者に宣伝していることが問題になっているというわけです。夕方のニュースで話題になっていたのですが・・・
整形外科としては、まぁ理屈としてはわからないでもない。確かに「履くだけで筋トレ効果」がありそうな気がします。
ただし、履くだけでとは言っても、バランスをしっかり取るようにするためには、それなりに力が必要ですからかなり疲れるんじゃないでしょうか。最初から樂チンで履きこなすことができる人には、たぶん必要ないグッズだろうと思います。
ただ、何とも、「これどうよ??」と思わせたのは、そのニュース番組のスポンサーにリーボックが入っていて、そのニュースのすぐ後のCMに、この靴の宣伝が流れたこと。なんか複雑な気持ちにさせられました。
2011年9月28日水曜日
プリウスC 改めアクア

実は今週発売の自動車雑誌ににすでにスクープされていたのですが、真意のほどはなんとも言えないところでした。しかし、さすがに天下のら日経です。これは相当確信を持って書かれた記事と考えざるを得ない。
その正式名称ですが、なんとプリウスという冠をはずして、「アクア」という名称になるというのです。これは、かなりの驚きです。プリウスというブランド名を使えば、それだけでも相当な購買意欲をかきたてるであろう事は容易に想像できます。
しかし、プリウスを使わないということは、あきらかにこれまでとは違うターゲットに狙いを定めているということです。プリウスの購買層は比較的年齢層が高いと言われています。またプリウスαはファミリーが主力対象。
それに対して、コンパクトと低価格が売りのプリウスC、いやアクアは女性や車離れと言われる若者をターゲットに絞り込んだということでしょう。プリウスの名前がつくと、そういった購買層に対するアピール度が下がると判断されたということだと思います。
アメリカではそのままプリウスCで販売される予定らしいので、あくまでも日本の自動車事情に特化したトヨタの戦略ということになります。150~200万円の価格帯で、40km/l程度の燃費性能を出せれば、それだけで強力な売りになることはまがいありません。
プリウスC改めアクアの詳しい情報はこちらをご覧ください。
2011年9月27日火曜日
夏の忘れ物
今夜は、家に帰るとどこからともなく音がしている。
ぱん、ぱん、パパパン パチパチパチパチ、どどーん。
おや、花火? 確かに花火の音です。まわりを見回しても、何にも見えません。
このあたりで大きな花火大会があるというのは聞いたことがありません。なんかの子ども会とかでしょうか。それとも、ちょっと早いかもしれませんが秋祭りとかでしょうか。いやいや、よみうりランドかもしれませんね。
今年は、震災の関係で各地の大きな花火大会が中止になったりしました。他にもらしいイベントも少なく、あまりいつまでも出張っていてもしょうがないと思ったのか、今年の夏は見事な引き際でした。
家の中をぷ~んと飛んでいる蚊がいました。おいおい、夏はもう終わったんだよ。もう、いいかげん消えちゃいなさい。
2011年9月26日月曜日
息子の趣味
うちには3人こどもがおるのですが・・・まぁ、親の趣味とはずいぶんと違うことが好き。親としては、こんなことやったら、あんなことも楽しいよとか。でも、全然相手にしてくれない。
例えば、音楽についても、随分と嗜好が違ったりするわけです。もちろん、クラシックにしてもジャズにしても、これっぱかりも聴いちゃくれません。ちょっと聞いてくれれば、いくらでもいいものを教えてあげるんですがね。
ただし、一番下の息子だけは比較的POP系のみですが、まぁまぁわからないでもない。
彼の音楽遍歴はというと・・・最初が、ホルノ・グラフィティ。ファン・クラブに入るといきまいていましたが、とりあえず踏みとどまった。
次はマイケル・ジャクソン。マイコーは最高だぜってなことをひとしきりのたもうていました。かと思うと、B'zにはまりだす。
そして、どうも最近のお気に入りは布袋寅泰らしい。B'zの松本から、どうもギタリストに興味がうつっているようです。何年か前に、父はよくギターくらい弾けるようになれば楽しいから教えてあげるよ、って散々言ったときは見向きもしなかったんですけどね。
まぁ、ちょっとチャライくらいがちょうどいい。某お笑いタレントまで行くとやりすぎですが。
若いうちは、もっといろんなことに興味を持って、見聞を広げてもらいたいものです。バンドやるなら応援するよ。今のうちに楽しんでおいてちょうだい。
・・・と、チャライとーちゃんは思うのでありました。
例えば、音楽についても、随分と嗜好が違ったりするわけです。もちろん、クラシックにしてもジャズにしても、これっぱかりも聴いちゃくれません。ちょっと聞いてくれれば、いくらでもいいものを教えてあげるんですがね。
ただし、一番下の息子だけは比較的POP系のみですが、まぁまぁわからないでもない。
彼の音楽遍歴はというと・・・最初が、ホルノ・グラフィティ。ファン・クラブに入るといきまいていましたが、とりあえず踏みとどまった。
次はマイケル・ジャクソン。マイコーは最高だぜってなことをひとしきりのたもうていました。かと思うと、B'zにはまりだす。
そして、どうも最近のお気に入りは布袋寅泰らしい。B'zの松本から、どうもギタリストに興味がうつっているようです。何年か前に、父はよくギターくらい弾けるようになれば楽しいから教えてあげるよ、って散々言ったときは見向きもしなかったんですけどね。
まぁ、ちょっとチャライくらいがちょうどいい。某お笑いタレントまで行くとやりすぎですが。
若いうちは、もっといろんなことに興味を持って、見聞を広げてもらいたいものです。バンドやるなら応援するよ。今のうちに楽しんでおいてちょうだい。
・・・と、チャライとーちゃんは思うのでありました。
2011年9月25日日曜日
たまプラーザ TERRACE 1周年

2000年以降は、しだいに街としての活気が減っていくと思っていたのは自分だけではないでしょう。その一番の理由は・・・たぶん、横浜市営地下鉄の誘致に失敗したことは、少なくとも大きなポイント。
伝えられるところでは、地下鉄工事に反対したために、線路は大きく南に不自然なカーブを描いてあざみ野駅に届くことになりました。急行が停まるたまプラーザではなく、各駅しか停まらないあざみ野に直接横浜に出れる地下鉄が行ってしまった訳です。
2006年になって、東急はついにたまプラーザ駅のてこ入れを始めます。駅ビルらしい駅ビルが無く、分離した東急SCしかなかった駅周囲の再開発です。せっかく地下鉄がはいった隣のあざみ野は、駅周囲にゆとりがなく、なかなか発展させにくい。
そんなわけでたまプラーザTERRACEの工事が始まり、昨年10月に完成したわけですが、だいたい1年たって、テラスでは1周年記念のイベントが始まっています。
・・・っていうだけの話なんですけどね、まぁ相変わらず飛行場のような、なんともただっぴろい近代的な空間です。あ~、地下鉄が乗り入れていればねぇ・・・って、いつまでも繰言を言ってもしょうがない。
2011年9月24日土曜日
お彼岸
今年は9月20日が彼岸の入り、そして昨日が秋分の日で、26日で明けるという暦になっています。
お彼岸と言えば・・・やっぱり墓参りでしょう。仏壇もない、日頃から特に仏様に手を合わせるでもない、あまり信仰心があるとは言えないのですが、こういう時くらいは墓前に花を手向けるくらいのことはしておかないと。
だいいち、そのうち自分も入るであろう場所ですから、掃除くらいしておいてばちが当たるものでもありません。
もっとも、午前中から仕事があったので、朝8時にでかけました。お墓は近くて、車で10分くらい。本当はこどもも連れて行くはずだったのですが、祝日の朝早いので、まあそのまま寝がしておきました。
かみさんと墓について、やっぱりこどもも連れてくればよかった・・・というのも、半年ぶりですから、けっこう夏の間に雑草が増え、植え込みも新芽がたくさん飛び出しています。たかだか一坪程度の面積ですが、意外と掃除に時間がかかるものです。
大急ぎでやることをやって、さっと手を合わせ、そそくさと後にして、そのまま仕事に向かいました。
とりあえず、これで半年は義理を欠くこともないかと・・・どうも、不埒な子孫で、申し訳ないです。
お彼岸と言えば・・・やっぱり墓参りでしょう。仏壇もない、日頃から特に仏様に手を合わせるでもない、あまり信仰心があるとは言えないのですが、こういう時くらいは墓前に花を手向けるくらいのことはしておかないと。
だいいち、そのうち自分も入るであろう場所ですから、掃除くらいしておいてばちが当たるものでもありません。
もっとも、午前中から仕事があったので、朝8時にでかけました。お墓は近くて、車で10分くらい。本当はこどもも連れて行くはずだったのですが、祝日の朝早いので、まあそのまま寝がしておきました。
かみさんと墓について、やっぱりこどもも連れてくればよかった・・・というのも、半年ぶりですから、けっこう夏の間に雑草が増え、植え込みも新芽がたくさん飛び出しています。たかだか一坪程度の面積ですが、意外と掃除に時間がかかるものです。
大急ぎでやることをやって、さっと手を合わせ、そそくさと後にして、そのまま仕事に向かいました。
とりあえず、これで半年は義理を欠くこともないかと・・・どうも、不埒な子孫で、申し訳ないです。
2011年9月23日金曜日
プリウスCのすべて

プリウスαはすでに発売され、それなりに街で見かけるようになり、情報も比較的まとまってきています。それに比べて、プリウスCについては、さすがに正式発売の発表がまだないため、巷では話が錯綜していて本当のところはよくわからない。

すでにトヨタのドル箱であるVitz級といわれるサイズによって、ハイブリッド路線の強化に出るトヨタ戦略の一環としてコンパクトサイズをおさえるものとして登場。Cはcompactでもありますが、cityのcとされています。
さて搭載される動力系は、20系プリウスのシステムを流用。1モーターか2モーターか、いろいろと噂がありましたが、現在までのところ2モーター1エンジン(排気量1500cc)のTHS IIというのが正解らしい。電池は供給に余裕があるニッケル水素電池のようです。20系プリウスは30系が爆発的に売れた後も、実はプリウスEXという名称で販売は継続していました。しかし、今年の11月で販売が終了になる予定です。
そうこうしているうちに、震災で自動車業界、特にトヨタはサプライヤーともども大きな被害を受け、プリウスCの話もしばらくたち消えていました。ところが7月になって、突如テスト走行中の動画がネットに流され、急に現実的なものとして注目され始めます。

そもそも、こういうスパイ画像が出てくるというのは、明らかにトヨタサイドのリークでしょう。つまり、消費者に存在を確信させ、期待度を高めることによって、他の車購入する気持ちに待ったをかける意図があることは間違いない。だけど、真の姿はまだ見せたくない。そこで、自動車雑誌が一生懸命想像図を考えてくれました。

これについては、まったくわかっていませんが、Vitzの150cmに近い物になりそうということです。この10cmの差は、実際の乗り降りなどにも大きな影響が出そうなところですから、大変に気になるところです。
さて、プリウス・ファミリーとして登場するからには、最も気になるところが燃費でしょう。これまでにわかっているのは10・15モードで44km/l、JOC8モードで40km/lという驚異的な数字だけです。Vitzが26.5km/l、プリウス(Lグレード)が38.0km/l、マツダのスカイアクティブ・デミオが30.0km/l、最大のライバルと目されるホンダのフィット・ハイブリッドも30.0km/lですから、そのパフォーマンスは圧倒的と言えます。
もっとも実燃費はそこまでいくわけはないのですが、おそらく30km/l程度は期待できるとしたら、相当な能力と言えるでしょう。実際、ホンダでは「年末までにフィットを売れるだけ売っておけ」と言っているというまことしやかなうわさ話が流れていたりするのです。ホンダにとっては、ほとんど唯一の売れている車がフィットですから、プリウスCの登場は大変驚異に感じていることでしょう。

Vitzはトヨタの販売チャンネルとしては、扱うディーラーはNetzだけですが、プリウスのシリーズはトヨタ、カローラ、トヨペットも含めて全チャンネルでの販売担っています。少なくともVitzという名称はつかわれないでしょうし、プリウスCという名称も確定しているわけではなくプリウス××××という別の名前がつくらしいという噂も出てきています。
値段についてもいろいろと憶測が飛んでいます。フィット・ハイブリッドが159万円~となっていますので、戦略的にこの価格より上はないはず。つまり最低グレードで158万円~というのがおおかたの予想。上級グレードで190万円くらいまでというのが、妥当な線だと考えられています。
基本的には、走りよりも街乗りを中心にしたフットワークの良さを売りにする車と考えられますから、通常のプリウスからクルーズコントロールなどの走行系の機能をそぎ落として、価格を抑えてくるだろうと考えられます。いずれにしても燃費以外は、多くを求めてはいけない車なんでしょうか。
一番気になるのは発売がいつからかということでしょう。自動車雑誌の中には11月と書いているところもありますが、12月(12/3~)の東京モーターショーで発表し、年内発売というのが濃厚な線ではないでしょうか。この手の車がこの時期に発売されると、当然エコカー減税の恩恵があるかないかで大きな差が出てしまう。
減税対象になるようにするかしないかで、売れ行きはかなり左右される思いますので、トヨタとしてもできるだけ早い発売にもっていきたいと考えているはずです。震災の復興支援を含めて東北での工場新設を決めているトヨタですが、この新型車についても東北での11月からの生産開始を発表しています。
ディーラーにによっては予約をすでに開始しているという話もありますが、実際のところ10月中旬に各ディーラー向けの説明会があり、そこで詳しい内容が販売店に知らされる事になっています。ですから、現時点では正式な予約というのはありえないので、整理券配布レベルの状態。しかし、10月下旬には正式な予約が出来るようになり、発売日に本社向けに各ディーラーから注文が入った順に納車ということになります。
爆発的な売れ行きになることは確実で、発売までのバックオーダーはプリウスαの比では無いだろうと予想されていますので、エコカー減税対象になるのは発売日以前の予約でも危ないと言われています。また発売日以降の注文については半年程度の納車待ちが生じる可能性が高いので、車検切れなどの事情での買い換え希望の方は早めにディーラーと相談しておいた方がよさそうですね。

2011年9月22日木曜日
節電の・・・秋?

今年の夏は節電・節電・節電・・・というわけで、クリニックでも照明を落し、エアコンの設定温度も27度。クリニックに来られた方には、ずいぶんとご協力をいただきありがとうございました。
8月のクリニックの電力使用量は、昨年比で32%減でした。やはり、エアコンが最も大きかったのではないかと思います。ただ申し訳なかったことに診察室だけは、エアコンをしっかり使わせていただきました。
と、いうのも、診察室の机の下には電子カルテのパソコンを置いているのですが、これから出てくる熱がバカにならない。エアコンを使用しないと、診察室はすぐに30度を超えてしまうのです。
季節は秋深まり、世間では電力使用制限も緩和されました。ただ、東京電力圏内での電力使用量はまだまだまったく安心とも言えませんので、とりあえず9月一杯はクリニックの節電モードは続ける予定です。
また、照明も減らしてみて、実際のところ意外と困らないということも実感しました。うちは、元々間接照明が多くて、おそらく蛍光灯の使用量はかなり多めになっています。もうしばらくご協力をお願いします。
それにしても、午後からの雨でせっかくの好天も長続きしませんでしたね・・・
2011年9月21日水曜日
台風15号来る
いゃあ~、すごかったですね。さすがに駅前のロータリーの木々も悲鳴をあげて、いまにも折れてしまうのではないかと思うほどでした。
朝のうちはまだよかったんですが、気がついたら外が見えないくらいの雨が降り出し、午後はずーっと台風とはかくあるべきという天気になりました。
ところが、診療時間が終わる頃に雨は落ち着いてきて、風こそは残っていましたがなんとか横浜近辺はピークを過ぎたようでした。
今日は、さすがに患者さんは少なく、1日を通してひまでした。それでも、暴風雨の中をお出でいただいた方も何人かいました。わざわざ、お越しいただき申し訳ない気持ちになりました。
さぁて、夜空は晴れ間が戻ってきています。また明日は暑くなりそうです。
2011年9月20日火曜日
秋深まる
台風がまたまたやってきて、いよいよシーズンということでしょうか。ところが、今年はどうもやたらとスピードが遅く、各地に大量の雨をもたらしてなかなか気が抜けない。
台風は「やってくる」と言っても、自分自身はエンジンを持っていない。秋口までの台風は太平洋高気圧から出てくる時計回りの風に煽られて、その西のへりをたどって日本に近寄ってくるわけですが、どうも今年は太平洋高気圧の調子がいまいちなのか。
秋が深まって西から東へ吹いてくる偏西風がだんだん南下してきて、むしろこちらのほうが台風の動きをコントロールしているようです。
そんなわけで、今週は世間的にはシルバーウィークと称して休日満載期間なのですが、台風と秋雨前線のために天候はあまり期待薄のようです。まぁ、着実に季節は秋らしくなり、それはそれでよしとしましょう。
・・・って、前振りのつもりだったのですが、話が終わってしまいました。
まっ、いいかっ。
台風は「やってくる」と言っても、自分自身はエンジンを持っていない。秋口までの台風は太平洋高気圧から出てくる時計回りの風に煽られて、その西のへりをたどって日本に近寄ってくるわけですが、どうも今年は太平洋高気圧の調子がいまいちなのか。
秋が深まって西から東へ吹いてくる偏西風がだんだん南下してきて、むしろこちらのほうが台風の動きをコントロールしているようです。
そんなわけで、今週は世間的にはシルバーウィークと称して休日満載期間なのですが、台風と秋雨前線のために天候はあまり期待薄のようです。まぁ、着実に季節は秋らしくなり、それはそれでよしとしましょう。
・・・って、前振りのつもりだったのですが、話が終わってしまいました。
まっ、いいかっ。
2011年9月19日月曜日
プリウスα ~ 納車待ちの過ごし方
毎度。正式に発売されて4ヶ月。自分が購入契約して3ヶ月。
そんなに超車好きというわけではなく、10年に一度くらいで車を買い換えてきたので、新車購入の経験がそれほど多いとは言えませんが、それにしてもこんなに納車まで待ったことはない。
それだけならいいけど、さらにどんだけ待つのかはっきりした期間が定まっているわけではないというのが辛い。待つという行為は、いつまでというリミットがわかっているから可能なので、今の状況はなんとも情けないわけです。
別グレードは増産が進んでおり、当初よりも納期は着実に短縮されているだけに、よけいに面白くない。また、トヨタのディーラーによって、納車までの時期にかなりのばらつきがあることも確かで、この辺が「待っている」ことの公平性をくずしているのです。
天下のトヨタですから、もう少し安心して待つための情報を公開してもバチは当たらんだろうに・・・
そこで、「確実でなくてもいいから」受注台数と生産可能台数を教えてとトヨタにメールで問い合わせてみました。予想通りと言えばそれまでですが、「お答えできません。努力しています。お待ちください」という、なんとも中身のない返事がきました。返事が来ただけでもましかもしれませんが。
あくまでも真意のほどはわからないリークされた情報ですけど、自分が注文している3列車に搭載されるリチウムイオン電池の増産については、現状の1000台/月から3倍の3000台分/月になるとされています。ボディ自体の増産は問題ないので、電池さえ供給されればと淡い希望を持ってしまいます。
でもね、そんなうまくはいかない・・・というのも、トヨタは秋からアメリカでもプリウスα(アメリカではプリウスV)を発売しますし、来年初頭にはPHVブリウスを出す関係で、そちらへ増産したリチウムイオン電池をまわすのは確実で、すべてをプリウスαに搭載するわけではないはず。
来年4月終了予定のエコカー減税に間に合わないことも覚悟しての契約ではありますが、それもギリギリだっとけっこう悔しいですよね。なにしろ15万円近くの差になりますから、単純にその分オプションにまわすと、そうとういろいろ付けられます。
そんなわけで、とりあえず納車まで有意義に過ごすために、まずは社外品を含めたオプションの検討というのが、さしあたって正当な待ち方ということになりましょうか。と、言っても純正はもうカタログに穴があくほど見ちゃいました。どれを取っても、高価な物ばかりだなぁ。
社外はというと・・・社外品を出す会社も実際の車がないとどうしようもない。というわけで、まだほとんど車種専用品は無いという現状です。毎日ネットを探し回っても、見つかる物はいつも同じ。
プリウスα発売後には、似た傾向の車としてホンダのフィットシャトルが発売され(これも見かけませんね)、燃費志向の新車も続々と発表されている状況です。来年の納車の頃にはすでに新車としての魅力に乏しくなっているうえに、やたらと街中に走っていて個性のない車になってしまう可能性はけっこうある。
そんなわけで、けっこうキャンセルする人も多いのでないかと想像しますよね。まぁ、自分の場合は、急いでいるわけではない(建前)ので、今のところはそういういろいろな新しい車の話を探して楽しんでいるという訳です。
とにかく、契約から半年、年内はじたばたしてもしょうがない。ちまちまとネットを回って、少ない情報を見つけては喜んで過ごすという、なんともせこっちい毎日でがまんするしかありませんね。
そんなに超車好きというわけではなく、10年に一度くらいで車を買い換えてきたので、新車購入の経験がそれほど多いとは言えませんが、それにしてもこんなに納車まで待ったことはない。
それだけならいいけど、さらにどんだけ待つのかはっきりした期間が定まっているわけではないというのが辛い。待つという行為は、いつまでというリミットがわかっているから可能なので、今の状況はなんとも情けないわけです。
別グレードは増産が進んでおり、当初よりも納期は着実に短縮されているだけに、よけいに面白くない。また、トヨタのディーラーによって、納車までの時期にかなりのばらつきがあることも確かで、この辺が「待っている」ことの公平性をくずしているのです。
天下のトヨタですから、もう少し安心して待つための情報を公開してもバチは当たらんだろうに・・・
そこで、「確実でなくてもいいから」受注台数と生産可能台数を教えてとトヨタにメールで問い合わせてみました。予想通りと言えばそれまでですが、「お答えできません。努力しています。お待ちください」という、なんとも中身のない返事がきました。返事が来ただけでもましかもしれませんが。
あくまでも真意のほどはわからないリークされた情報ですけど、自分が注文している3列車に搭載されるリチウムイオン電池の増産については、現状の1000台/月から3倍の3000台分/月になるとされています。ボディ自体の増産は問題ないので、電池さえ供給されればと淡い希望を持ってしまいます。
でもね、そんなうまくはいかない・・・というのも、トヨタは秋からアメリカでもプリウスα(アメリカではプリウスV)を発売しますし、来年初頭にはPHVブリウスを出す関係で、そちらへ増産したリチウムイオン電池をまわすのは確実で、すべてをプリウスαに搭載するわけではないはず。
来年4月終了予定のエコカー減税に間に合わないことも覚悟しての契約ではありますが、それもギリギリだっとけっこう悔しいですよね。なにしろ15万円近くの差になりますから、単純にその分オプションにまわすと、そうとういろいろ付けられます。
そんなわけで、とりあえず納車まで有意義に過ごすために、まずは社外品を含めたオプションの検討というのが、さしあたって正当な待ち方ということになりましょうか。と、言っても純正はもうカタログに穴があくほど見ちゃいました。どれを取っても、高価な物ばかりだなぁ。
社外はというと・・・社外品を出す会社も実際の車がないとどうしようもない。というわけで、まだほとんど車種専用品は無いという現状です。毎日ネットを探し回っても、見つかる物はいつも同じ。
プリウスα発売後には、似た傾向の車としてホンダのフィットシャトルが発売され(これも見かけませんね)、燃費志向の新車も続々と発表されている状況です。来年の納車の頃にはすでに新車としての魅力に乏しくなっているうえに、やたらと街中に走っていて個性のない車になってしまう可能性はけっこうある。
そんなわけで、けっこうキャンセルする人も多いのでないかと想像しますよね。まぁ、自分の場合は、急いでいるわけではない(建前)ので、今のところはそういういろいろな新しい車の話を探して楽しんでいるという訳です。
とにかく、契約から半年、年内はじたばたしてもしょうがない。ちまちまとネットを回って、少ない情報を見つけては喜んで過ごすという、なんともせこっちい毎日でがまんするしかありませんね。
2011年9月18日日曜日
Queen / 戦慄の女王 (1973)
Queenです。言わずと知れたデヴュー昨です。
当時自分は高校生で、ご多分に漏れずロックバンド小僧を気取っていた一人でした。LED ZEPPELINやDEEP PURPLEのようなハード・ロック、一つのかっこいいギター・リフがあれば怖い物無しで、あとはひたすらかっこいいギター・アドリブでうならせる・・・というのが正統派と思っていました。
それ以外はEL&PやYESのようなプログレッシブ・ロックと呼ばれる、なんかよくわからないけれどクラシックの知識があって、とにかく難しいことをするロックがあって、だいたいそのどっちかという風でした。
初めてQUEENが登場してきたとき、これはもう事件と呼べるほどの驚きがあったものです。何だこの音は。この重厚なコーラスはどうなっているんだ。え~、わざわざ「シンセサイザーは使っていません」と注釈が書いてある。
一曲目の"Keep Youself Alive"から、かっこいいギターリフで思わず聞き耳を立ててしまうのですが、その音はエフェクトばりばりで、その頃はとてもギターが出せる音とは思いませんでした。ギタリストのブライアン・メイが工学の専門家で、なんでも音を自在に処理しているらしいと噂されていました。
曲の構成も複雑で、なんかどえらいバンドが出てきたもんだと一気に評判になったものでした。自分が知っている70年代は、彼らはバンド全体の個性を前面に押し出して、まさに唯一無比のサウンドを聴かせてくれていたのでした。
80年代からは、フレディ・マーキュリーのキャラクターが目立つようになり、自分の知っていたQUEENとはだいぶ変わっていったような感じがしますが、今あらためて聞き直してみると、最初からフレディの個性は爆発しているし、後期の物もバンド全体の質の高さは変わりありません。
1991年にAIDSによりフレディ・マーキュリーが突然亡くなったことは、もうロックは聴かなくなっていた自分にもかなり衝撃的なニュースでした。今年は、それから20年。
今でも、いろいろな形で時々テレビに登場したりして、現代の若者にも受け入れられている彼らの音楽の原点をあらためて、一作目で再確認してみたのでした。
当時自分は高校生で、ご多分に漏れずロックバンド小僧を気取っていた一人でした。LED ZEPPELINやDEEP PURPLEのようなハード・ロック、一つのかっこいいギター・リフがあれば怖い物無しで、あとはひたすらかっこいいギター・アドリブでうならせる・・・というのが正統派と思っていました。
それ以外はEL&PやYESのようなプログレッシブ・ロックと呼ばれる、なんかよくわからないけれどクラシックの知識があって、とにかく難しいことをするロックがあって、だいたいそのどっちかという風でした。
初めてQUEENが登場してきたとき、これはもう事件と呼べるほどの驚きがあったものです。何だこの音は。この重厚なコーラスはどうなっているんだ。え~、わざわざ「シンセサイザーは使っていません」と注釈が書いてある。
一曲目の"Keep Youself Alive"から、かっこいいギターリフで思わず聞き耳を立ててしまうのですが、その音はエフェクトばりばりで、その頃はとてもギターが出せる音とは思いませんでした。ギタリストのブライアン・メイが工学の専門家で、なんでも音を自在に処理しているらしいと噂されていました。
曲の構成も複雑で、なんかどえらいバンドが出てきたもんだと一気に評判になったものでした。自分が知っている70年代は、彼らはバンド全体の個性を前面に押し出して、まさに唯一無比のサウンドを聴かせてくれていたのでした。
80年代からは、フレディ・マーキュリーのキャラクターが目立つようになり、自分の知っていたQUEENとはだいぶ変わっていったような感じがしますが、今あらためて聞き直してみると、最初からフレディの個性は爆発しているし、後期の物もバンド全体の質の高さは変わりありません。
1991年にAIDSによりフレディ・マーキュリーが突然亡くなったことは、もうロックは聴かなくなっていた自分にもかなり衝撃的なニュースでした。今年は、それから20年。
今でも、いろいろな形で時々テレビに登場したりして、現代の若者にも受け入れられている彼らの音楽の原点をあらためて、一作目で再確認してみたのでした。
2011年9月17日土曜日
激変した関節リウマチ診療
このブログでも、今までに随分と関節リウマチに関連した話を書いていますが、特に「この10年くらいの間に関節リウマチの診断・治療は激変した」という表現は何度も使っています。
じゃあ、実際何が変わったのかというのも、その時々に書いてはいますが、少しまとめてみましょう。
1980年代までは、原因不明の関節の痛みと腫れが多発すると関節リウマチという診断となり、シオゾールという注射薬を主として使用して、結局関節の変形が生じて手術をするというのが一般的なパターンでした。
1987年にアメリカ・リウマチ学会が診断のための分類基準を発表し、関節リウマチという病気に一定の定義を与えることになりました。
この頃は、「治療のピラミッド」と呼ばれた方式により、副作用の少ない一般的な痛み止めを使うことから治療が始まりました。痛み止めでは生活の支障がある場合に、副作用の危険がある免疫を調勢するリウマチ治療薬を使用し、それでもだめならステロイド剤を併用していくという''STEP-UP''という考え方だったのです。
しかし、実際に分類基準を用いて診断できるのはけっこう時間がたってからで、ある程度の関節の破壊はやむを得ないという状況だったのです。関節炎の指標となるCRPという検査値も2~3くらいであれば、コントロールとしては悪くないと考えられていました。
そして1999年に日本でもメソトレキセートという、強力に免疫力を押さえ込むことができる薬がリウマチ薬として登場したことで、CRPは2以下にまで下げることが目標となり、またやわな薬からちまちまと使っていてはだめだと考えられるようになりました。
最初からメソトレキセートをしっかり使っていく、ステロイドも効果的に痛みを抑えるため、状況によってははじめからでも使用していく。この方式は、それまでと比べて劇的に効果を上げることになりますが、依然として早期の診断の難しさはかわりありませんでした。
2003年に最初の生物学的製剤が登場し、ついにCRPを1以下、あわよくば0を目標にするということが可能になったことは、まさに「激変」の象徴ということができます。そして、それまで少なかった診断のための検査も徐々にふえはじめました。
基本的に不治の病と言っていた関節リウマチも、ほぼ「治癒」した状態になる患者さんが出るようになり、より診断的精度を高める必要が出てきたのです。もはや分類基準も20年たち、早期発見・早期治療という時代のニーズに対応できなくなりました。
2009年についに分類基準が改定され、早期に診断をつけて治療を開始する根拠とすることが可能になりました。それを受けて、「リウマチは半年で治す」という、ちょっと前までは夢のような戯言だったことが、現実の目標として掲げられるようになってきたのです。
患者さんが自覚症状を感じてから、すぐに病院を受診しても状況によっては診断を確定し、生物学的製剤を中心に治療を開始する。数ヶ月後にはほぼ沈静化して、ほぼ治った状態になることが期待できるようになりました。
文章に書くとそれほどとは感じないかもしれませんが、1999年のメソトレキセートの登場以後は1~2年ごとに診断・治療の方法が変化しているわけで、これは臨床の現場にとっては尋常なことではありません。
自分も、ちょうどこの時期に女子医のリウマチセンターにいなかったら、とてもついていけなかったと思います。まさにタイムリーな時期に勉強させてもらったというべきでしょう。整形外科でも内科でもなく、完全にリウマチ医という専門ジャンルが確立したと言っても過言ではないのです。
自分たちのようなリウマチ医は、その激変した医療技術を患者さんに的確にフィードバックするために、まったく気が抜けないのですが、それでもまだまだ回答の不十分なことはいくらでもあるのです。
まだまだ、次の10年間にも多くの進歩があることと想像します。当分、勉強の手をゆるめることはできそうにありません。
じゃあ、実際何が変わったのかというのも、その時々に書いてはいますが、少しまとめてみましょう。
1980年代までは、原因不明の関節の痛みと腫れが多発すると関節リウマチという診断となり、シオゾールという注射薬を主として使用して、結局関節の変形が生じて手術をするというのが一般的なパターンでした。
1987年にアメリカ・リウマチ学会が診断のための分類基準を発表し、関節リウマチという病気に一定の定義を与えることになりました。
この頃は、「治療のピラミッド」と呼ばれた方式により、副作用の少ない一般的な痛み止めを使うことから治療が始まりました。痛み止めでは生活の支障がある場合に、副作用の危険がある免疫を調勢するリウマチ治療薬を使用し、それでもだめならステロイド剤を併用していくという''STEP-UP''という考え方だったのです。
しかし、実際に分類基準を用いて診断できるのはけっこう時間がたってからで、ある程度の関節の破壊はやむを得ないという状況だったのです。関節炎の指標となるCRPという検査値も2~3くらいであれば、コントロールとしては悪くないと考えられていました。
そして1999年に日本でもメソトレキセートという、強力に免疫力を押さえ込むことができる薬がリウマチ薬として登場したことで、CRPは2以下にまで下げることが目標となり、またやわな薬からちまちまと使っていてはだめだと考えられるようになりました。
最初からメソトレキセートをしっかり使っていく、ステロイドも効果的に痛みを抑えるため、状況によってははじめからでも使用していく。この方式は、それまでと比べて劇的に効果を上げることになりますが、依然として早期の診断の難しさはかわりありませんでした。
2003年に最初の生物学的製剤が登場し、ついにCRPを1以下、あわよくば0を目標にするということが可能になったことは、まさに「激変」の象徴ということができます。そして、それまで少なかった診断のための検査も徐々にふえはじめました。
基本的に不治の病と言っていた関節リウマチも、ほぼ「治癒」した状態になる患者さんが出るようになり、より診断的精度を高める必要が出てきたのです。もはや分類基準も20年たち、早期発見・早期治療という時代のニーズに対応できなくなりました。
2009年についに分類基準が改定され、早期に診断をつけて治療を開始する根拠とすることが可能になりました。それを受けて、「リウマチは半年で治す」という、ちょっと前までは夢のような戯言だったことが、現実の目標として掲げられるようになってきたのです。
患者さんが自覚症状を感じてから、すぐに病院を受診しても状況によっては診断を確定し、生物学的製剤を中心に治療を開始する。数ヶ月後にはほぼ沈静化して、ほぼ治った状態になることが期待できるようになりました。
文章に書くとそれほどとは感じないかもしれませんが、1999年のメソトレキセートの登場以後は1~2年ごとに診断・治療の方法が変化しているわけで、これは臨床の現場にとっては尋常なことではありません。
自分も、ちょうどこの時期に女子医のリウマチセンターにいなかったら、とてもついていけなかったと思います。まさにタイムリーな時期に勉強させてもらったというべきでしょう。整形外科でも内科でもなく、完全にリウマチ医という専門ジャンルが確立したと言っても過言ではないのです。
自分たちのようなリウマチ医は、その激変した医療技術を患者さんに的確にフィードバックするために、まったく気が抜けないのですが、それでもまだまだ回答の不十分なことはいくらでもあるのです。
まだまだ、次の10年間にも多くの進歩があることと想像します。当分、勉強の手をゆるめることはできそうにありません。
登録:
投稿 (Atom)