皆さん、人の車の話なんて面白いわけがない・・・のに、毎日そんな話ばかりで申し訳ありません。まぁ、長ぁ~~い納車待ちの末にやっと来たもんで、今日までお付き合いくださいな。
運転席まわりは、安っぽいシルバー塗装と赤には似合わない青色の部分を極力排除。基本は純正のすげかえパネルで、多少社外品も混ぜてます。実はパーキングスイッチだけがどうにもできなかったので、自分でフィルムシールを作って上から貼ってシルバーを消しました。
それはそうと、なんとか連休前に車が来たからには、それなりに遠出をしたいもの。とりあえず中央高速をブーンと走ってきましたよ。こっちから下りは、だいたい上り坂が多い。そのかわり、帰りは下り坂・・・って当たり前か。
さすがに上り坂が多い往路は燃費がそれほど伸びませんでした。と言っても、だいたい17km/Lくらいだったでしょぅか。普通のガソリン車から思えばたいしたものです。なんとかECOエリアをキープするようにアクセルを調節しましたが、さすがにEVモードになっている時間は多くはありません。
だいたい70km/hくらいのスピードが効率がいいと言われていますが、さすがにそれではトロトロ運転で周りの車に迷惑です。90~100km/hくらいを目標に・・・って、ずいぶんとおとなしい運転をするようになったものです。
岡谷から長野自動車道に入ると、しばらく平坦な感じになりますので、けっこう軽めにアクセルを踏むだけでスピードがキープできます。ここでクルーズコントロールを初体験してみました。
クルーズコントロールは、自動でスピードをキープしてくれる「便利機能」ではありますが、やはり勝手に走っている感はちょっと怖い感じです。アクセルから足を離せるのが売りですが、ブレーキを踏みたいときに足を前後に動かすのはふだんやらないわけですから、慣れないと踏み損ないそうです。
復路は下り坂中心で、特にアクセルを踏まなくてもそれなりにスピードが出てしまいます。肝心な燃費の方は、22km/Lくらいだったと思います。80km/h前後のスピードで我慢できれば(しないといけないのですけど)、25km/Lくらいまで伸びるかもしれません。
2012年4月30日月曜日
2012年4月29日日曜日
スマートキー
車のエンジンをスタートさせるのに、たいていハンドルの横にある鍵穴にキーを突っ込んでまわすというのは昭和のスタンダード。
平成になってリモコンスイッチがつくようになって、ドアの開閉が鍵を差さなくてもできるようになりました。ドアハンドル付近は、鍵をぶつけて小さな擦り傷がけっこうついたりするので、そういう意味でねずいぶんと楽になったものです。
ハイブリッドカーの普及とともにさらに車の鍵は進化して、いまやスマートキーは普通の存在になってきたようです。
ポケットや鞄に入れてさえいれば、ドアハンドルに触れるだけでドアロックが解除されます。さらに、車のスタートも鍵穴はなく、かわりのPOWERスイッチを押してONにするだけ。
スマートキーというと「鍵」というネーミングがついていますが、もはや鍵ではなく単なるリモコンスイッチ。もしもの時用に鍵部分が内蔵されているものの、純粋な電子機器と言うことが出来ます。
物理的な鍵と違って、無くしたり壊れたときには若干不安を感じないわけではないのですが、とにかく便利なことは間違いない。ただ問題はこのスマートキー、けっこうでかい。あまり小さくて無くしてしまうよりいい・・・かもしれませんが、いやいやかなりポケットの中でかさばる。
どうせかさばるなら、いっそのことケースにいれて、しっかりと存在感をだしてしまうのはどうだろう。精密機器であることを考えると、そのまま持ち歩くのも気が引けますから、アクセサリー的にしてもいいんじゃないかと。
そこでケースを探してみると・・・あるわ、あるわ。その中から選んだのが帆布製のケース。色もいろいろ用意されていて、なかなかいい感じです。
それにしても、昔ながらの鍵を回す動作にノスタルジーを感じてしまうのは、おっさんだからでしょうか。
2012年4月28日土曜日
アルミホイール
昔は、自動車の足元なんて気にする一般人なんてそうはいなかったでしょう。鉄製のホイールは当たり前で、ホイールキャップがかぶせられて多少おしゃれになっていました。たまには、ホイールキャップをはずして、黒い鉄製ホイール(鉄ッチン)を露出させていた方がかっこよかったりします。
デザイン製の自由度の高いアルミホイールが普及しだしたのは90年代くらいでしょぅか。でも、大きな声では言えませんが、アルミを車にはかせいてるのはたいてい××族みたいな感じで、一般人はなかなか怖くて手が出せませんでした。
でも、いつのまにかアルミが当たり前になっていましたね。最初からアルミの車はいまや当たり前、鉄ッチンの車なんて・・・いや、あった。トヨタのハイブリッドコンパクトカーのアクアがデフォルトは鉄ッチンです。オプションでアルミが用意されていて、ほとんどの人がアルミを注文したので、生産が間に合わず納期遅れの要因になっていますね。
プリウスαは最初からついているのはアルミです。でも、不思議なことに一部のグレードを除いて、アルミホイールにもかかわらずホイールキャップがついている。どういうこと? 答えはキャップの形状にある。このキャップ、実はやたらと平べったい。これも空気抵抗を減らして、燃費を向上させるアイテムとなっているというわけ。
でも、実際のところあまり格好のいいもんじゃない。というわけで、ネット情報を参照して、うちの赤プリαもはずしてしまいました。じゃっかん、いまいちのデザインではありますが、ホイールキャップつきよりはましだと思います。中央の穴にはトヨタ純正の汎用センターキャップをとりつけてぴったんこです。
本当は、ガンメタがブロンズのアルミホイールをつけたいところなんですが、さすがに高いですから今回は見送りです。そのうちタイヤを交換するときとか、まぁ余裕があったら考えることにします。
デザイン製の自由度の高いアルミホイールが普及しだしたのは90年代くらいでしょぅか。でも、大きな声では言えませんが、アルミを車にはかせいてるのはたいてい××族みたいな感じで、一般人はなかなか怖くて手が出せませんでした。
でも、いつのまにかアルミが当たり前になっていましたね。最初からアルミの車はいまや当たり前、鉄ッチンの車なんて・・・いや、あった。トヨタのハイブリッドコンパクトカーのアクアがデフォルトは鉄ッチンです。オプションでアルミが用意されていて、ほとんどの人がアルミを注文したので、生産が間に合わず納期遅れの要因になっていますね。
プリウスαは最初からついているのはアルミです。でも、不思議なことに一部のグレードを除いて、アルミホイールにもかかわらずホイールキャップがついている。どういうこと? 答えはキャップの形状にある。このキャップ、実はやたらと平べったい。これも空気抵抗を減らして、燃費を向上させるアイテムとなっているというわけ。
でも、実際のところあまり格好のいいもんじゃない。というわけで、ネット情報を参照して、うちの赤プリαもはずしてしまいました。じゃっかん、いまいちのデザインではありますが、ホイールキャップつきよりはましだと思います。中央の穴にはトヨタ純正の汎用センターキャップをとりつけてぴったんこです。
本当は、ガンメタがブロンズのアルミホイールをつけたいところなんですが、さすがに高いですから今回は見送りです。そのうちタイヤを交換するときとか、まぁ余裕があったら考えることにします。
2012年4月27日金曜日
赤プリα
ベンツやBMWの例を出すまでもなく、あちらの車はぱっと見てすぐにメーカーがわかるような統一されたデザインが基調になっていることが多いですね。
昔の日本車は、名前もエクステリアもまったくばらばらでした。それはそれで面白いので悪くはないと思います。でも、少なくともトヨタに限って言うなら、20年くらい前から外国車を意識してか、デザインがかなり似通ってきて、個性が減ったように思います。
特にハイブリッド車は、燃費性能を中心にデザインが決まっていくわけですから、おのずと空気抵抗の少ない形になり、どれもが似通った顔になっていくものです。
プリウスの場合、初代と2代目、そして3代目は比較的異なった印象のフロントフェースでした。さすがに3代目で技術的には成熟したのでしょうから、そこからの派生車種であるプリウスαとアクア(プリウスC)については、かなり面構えは似ている印象をもちます。
我が家に昨日到着した赤プリα君は、こうやって正面から見ると、やはり3代目プリウスに似通っていることは間違いない。
フロントグリルがエンブレムをはさんで左右に分割されているのがプリウス、そしてガーニッシュがつながっているのがα。切れ長のヘッドランプや縦長のサイドランプなどが、かなり近似しています。
人気車種で、街中にあふれている車の場合は、すぐに自分の車を見分けるために、多少のエクステリアの変更はあってもいいかと思います。と、いうわけで・・・そ、エンブレムを変えてあります。シルバーからゴールド、そしてベースも青から赤のグラデュエーションです。
まぁ、このくらいは「遊び心」の範疇ということでお許しいただきたいところでしい、けして成金趣味と言わないで欲しいものです。
昔の日本車は、名前もエクステリアもまったくばらばらでした。それはそれで面白いので悪くはないと思います。でも、少なくともトヨタに限って言うなら、20年くらい前から外国車を意識してか、デザインがかなり似通ってきて、個性が減ったように思います。
特にハイブリッド車は、燃費性能を中心にデザインが決まっていくわけですから、おのずと空気抵抗の少ない形になり、どれもが似通った顔になっていくものです。
プリウスの場合、初代と2代目、そして3代目は比較的異なった印象のフロントフェースでした。さすがに3代目で技術的には成熟したのでしょうから、そこからの派生車種であるプリウスαとアクア(プリウスC)については、かなり面構えは似ている印象をもちます。
我が家に昨日到着した赤プリα君は、こうやって正面から見ると、やはり3代目プリウスに似通っていることは間違いない。
フロントグリルがエンブレムをはさんで左右に分割されているのがプリウス、そしてガーニッシュがつながっているのがα。切れ長のヘッドランプや縦長のサイドランプなどが、かなり近似しています。
人気車種で、街中にあふれている車の場合は、すぐに自分の車を見分けるために、多少のエクステリアの変更はあってもいいかと思います。と、いうわけで・・・そ、エンブレムを変えてあります。シルバーからゴールド、そしてベースも青から赤のグラデュエーションです。
まぁ、このくらいは「遊び心」の範疇ということでお許しいただきたいところでしい、けして成金趣味と言わないで欲しいものです。
2012年4月26日木曜日
プリウスαが納車されました
ついにと言うか、やっとと言うか、とにかく昨年の6月注文以来、おおよそ330日。待ちに待ったプリウスαが、我が家に到着しました。
今まで、なんだかんだといろいろブログで書いてきましたが、もうココまで来ると他に書くことは思いつきません。
とりあえず、ぐるーっとそこらを走ってみました。ハイブリッドカー用の運転をすると、燃費は20km/L近く行きそう。とにかく、少しずつ楽しみたいと思うだけです。
今まで、なんだかんだといろいろブログで書いてきましたが、もうココまで来ると他に書くことは思いつきません。
とりあえず、ぐるーっとそこらを走ってみました。ハイブリッドカー用の運転をすると、燃費は20km/L近く行きそう。とにかく、少しずつ楽しみたいと思うだけです。
2012年4月25日水曜日
John Coltrane / Selflessness
昨夜は突然の雷で停電して、ちょうど夕飯を食べようとしていたところだったので、10分くらい懐中電灯で食事をしました。計画停電もなかったのに、急な停電はけっこうびっくり。そこで思い出したこと・・・
暗い部屋の中で、小さなスポットライトがサイドテーブルだけを照らし出す。オーディオ装置の小さな赤や緑の光が闇の中に浮かび上がる。ゆったりとしたソファに深く座ってくつろぎ、手には酒の入ったグラス。
耳に聞こえてくるのは心地よいエイトビート・・・なんて、感じでジャズを聴きたいと思っていたわけです、若い頃は。それが今では、パソコンのしょぼいスピーカからデジタルデータになって音を流して満足しているわけですから、どうも志とはずいぶん違ったものです。
とにかくジャズは今でも好きなんですけど、ほとんどマイルス・デイビスだけで足りているというのはすでに何度も書いたとおり。他にもJAZZ GIANTと呼ばれる人はたくさんいるわけですが、一応一通り聴いたつもりですが、マイルスほどいれこんではいない。
例えば世間的にはジョン・コルトレーンとくれば、なかぎ神格化された存在で、この人を抜きにはジャズは語れないくらいの勢いではあります。ところが、自分の場合コルトレーン無しでまったく問題ない。
もちろん、マイルスに見いだされて出てきた人ですから、必然的にレコードで10数枚分の音がマイルスのレコードで聴くことができます。でも、このころはまだまだ駆け出し。
マイルス親分のもとを 独立してから、まずはAtlanticレコードで腕試し。そしてImpulseレコードでレギュラーグループを持ってから、完全に独自の世界を確立。そしてあとは登り詰めるだけ登り詰めて、そのまま宇宙に消えていくように死んでしまいました。
最後のほうの演奏は、何がいいんだかまったくわかりません。その他の名盤も聴けばかっこいいのは間違いないのだけれど、それは幾多の他のアーティストと同じ感じなんですよね。
ただし、このSelflessnessだけは、あまり名盤扱いされていませんが、自分は大好きなんです。ニューポート・フェスティバルのライブ録音で、残されている十八番の''My Favorite Things''の演奏としては最も すさまじいと思うんです。
これより前のは、ソプラノサックスを手に入れて嬉しくてただ吹いているだけ。これより後のは、もう曲というより素材としてひたすら長くぐちゃぐちゃにやっているだけ。この演奏は完全に音楽的に消化して、なおかつ気持ちの盛り上がりがすごいのです。
そんなわけで、今日の思いつき格言。
ジャズはマイルス一人で足りる。コルトレーンは''Selflessness''一枚で足りる。
2012年4月24日火曜日
愛と青春の旅立ち
1982年アメリカ映画。士官学校に入学した若者が、恋人や友人との間での葛藤の末成長していく話。
士官学校の教官(L.ゴセット、アカデミー助演男優賞)からの過酷な訓練の部分に焦点を当てれば、スポ根的な楽しみ方ができる。1986年のC.イーストウッド監督・主演の「ハートブレイクリッジ勝利の戦場」、1987年のS.キューブリック監督の「フルメタメルジャケット」へも少なからず影響があるのではないかと思います。
もっとも、一番の話の主軸は町工場で働く娘が、玉の輿狙いで士官候補生に近づき、傷つきながらも本物の恋へ発展するというラブ・ストーリー。
一度終わった愛のように見えたが、士官学校卒業したその足で町工場へ彼女を迎えに行くラストシーンは、ハッピーエンド型恋愛映画の王道を行く名シーンです。
ここにかぶさってくる、ジョー・コッカーの主題歌(アカデミー歌曲賞)もお見事でした。とにかく、見終わった後になんともいえない優しい気持ちになれる傑作と言えます。やはり、どんなにいい映画でも最後が後味が悪いものはダメですよね。
主演のリチャード・ギアにとっては、言ってみれば出世作。この作品で世の中に知られるようになったと言っても、過言ではない。もっとも、それは主演女優のデブラ・ウィンガーも同じ。彼女は、この作品とすぐ後に出演した「愛と追憶の日々(アカデミー作品賞)」の2作で記憶に残りました。
2012年4月23日月曜日
Hiraly Hahn / SILFRA
女性バイオリン弾きというと、現在の女王はムターであるところはあまり異論はないと思います。では、その次を走る集団はというと、けっこう逸材が多くてなかなか絶対的な順位がつきにくいところ。
ヒラリー・ハーンは1979年生まれのアメリカ人。当初Columbia recordsからデヴューして比較的有名曲を無難にこなし、人気と実力をつけてきました。
独グラマフォンに移籍してからは、かなりテーマ性をもったアルバムを作るようになり、玄人受けするバイオリニストへ成長したと言えます。前作はアイブス、その前はシェーンベルグを取り上げ、かなりマニアック。
J.フィッシャーのように、さらに王道を行くアルバムによってある程度の安心感を持たせつつ技術も磨きがかかってくのと違い、ハーンの場合はかなり独特の雰囲気が完成しつつあります。
最新作はSILFRA。プリペアドピアノとのコラボで、全作オリジナル。プリペアドピアノはグランドピアノの弦に小枝とか金属とか種々雑多なものをはさんで打楽器的な音を出すようにした現代楽の手法で、もうマニア度は破裂せんばかりに拡大してきました。
確かに面白い音がしていますが・・・う~ん、どうなんでしょうね。音楽の美しさというものからすると、かなり尺度の次元が違うようです。ハーンはこの共演を「この小道を行かないのは愚か」と言っていますが、自分にはわざわざ覗く必要はないように思えますし、その小道の先は突き当たりだと思いますけどね。
2012年4月22日日曜日
プリウスα納車待ちの楽しみ・完結編
本当にすみません、この話ばかりで。でも、車を買ったことがある人なら、わかるでしょう? まぁ、しょうがないよね、とお許しをいただきたいところです。
しかし、それにしても、今回は長かった。注文したのが去年の6月8日だったか。当初言われた1年ということからすれば1ヶ月くらい早まったとはいえ、10ヶ月と3週間くらいかかっている。
普通は、いや今までの経験からすると、車の納期というのは数週間程度。もっとも、出たばかりの新型車とか流行の人気車種とかをタイムリーに買ったことが無かったので、車でこんなに待つものとは想像もしませんでした。
どうせ増産体制に入って、1年と言っていたけど半年くらいに縮まるだろうくらい思っていた・・・というのも、そんな風に思わせるニュースがチョロチョロあったりするんですよね。
それって、今となってはもしかしたらメーカーの情報操作? と勘ぐってしまいますが、結局、タイの洪水とかもありましたが、一番の納期遅延の要因は最初からいわれていたリチウムイオン電池の生産量。
搭載するリチウムイオン電池の生産が、月産1000台程度が限界。今はプラス数百台になっているようですが、発売後最初の1ヶ月でリチウムイオン電池を必要とする3列車については15000台の受注があるので、まさにこのくらい時間がかかるというのは小学生でもわかる計算です。
しかし、今回やたらと時間があることで、自動車販売の今まで知らなかったことをずいぶんと勉強できました。もちろん、あまり今後に役に立つようなものではありませんが、もしかしたら何かの時に知っていて損はない。
トヨタ自動車は、もともとトヨタ自動織機の一部門が独立したもの。ヴィッツは自動織機が作っているわけで、本家に対して仕事を落としている(気を遣っている?)。というような、トヨタの歴史の一部。
トヨタ自動車とディーラーとは、基本的に別会社。ディーラー間の販売競争は市場原理に基づいて、値引きやサービスなどの差が歴然と存在。ただし、購入後のアフターサービス部分が重要な自動車では、信頼できる担当者がいることは購入先を決める重要なポイント。
新車の情報は世界各地で行われるモーターショーで小出しにされて、だいたい発売の数ヶ月前にほぼ完成型がニュースとして流されている。興味があれば、今のネット社会ではディーラーが知らされているものより、かなり多くの情報を得ることができる。
トヨタの場合、発売予定のだいたい1ヶ月前に注文を受けることが可能になり、コンピュータでディーラー本社へ送信できる。ディーラー本社はある程度まとまったところで、トヨタ自動車へ注文を送るよんなので、ここで注文順のばらつきが生じている。
人気が出そうな車種については、それまでの販売実績からトヨタ自動車からディーラーごとの割り当てが決まっている。グレードの割り当てなどもあり、人気のあるものを選ぶと枠に入らず、月遅れになっていくことがある。
原則としてメーカーでは、注文が来た順に生産か決まっていく。同じ色やオプションによって、まとめて生産するわけではないが、部品調達が間に合わないような場合には大幅に納期が後回しになることがある。プリウスαのリチウムイオン電池や、アクアのシートヒーターとかアルミホイールは典型的な例。
オプションにはメーカーオプションとディーラーオプションがある。メーカーオプションは、本体を作るときに最初か組み込まれるので後から追加できない。メーカーオプションを変更する場合は、基本的には生産の順番は最後尾に回される。つまり、あたらしく契約し直すことになる。
注文するときの契約時点で選択したディーラーオプションの大半は、工場近くのモータープールでの取り付けになり、納期を多少遅くする要因になる。オプションは、後からの追加注文にするとディーラーでの取り付けになって、この方が早い。
いずれにしても新型車の場合は、契約の時点ですべてのオプションを決めるのは勇気がいるので最低限の選択にとどめた方がよい。昔と比べて、多様化したニーズに答えるためにオプションの必須度は増え、その幅も拡大しているので納車が決まってからゆっくり考えるのがよさそう。
人気車種については、社外品のパーツもいろいろ出てくるが、発売後に実車から寸法を取ってモデル化していくので、専用パーツが登場するまでに早くても数ヶ月、通常半年くらいかかる。
こうやって書き出していくときりがないので、このくらいにしておきますが、後は長期の納車待ちを何とか待ち続けるのに役に立ったインターネット・サイトをまとめておきます。
トヨタ自動車 本家本元。とにかくここを見ないと始まらない。
価格コム掲示板 ある程度統制のとれた口コミが集まっている。
みかカラ どちらかというと納車された後の楽しみ方が中心。
プリウスマニア トヨタのハイブリッド車について一番まとまった掲示板。
2ch自動車別掲示板 嘘と本当のカオス。真実を見極める力が必要。
レスポンス 自動車についての最新情報がいろいろ。
自動車販売協会統計 現在どういう車が売れているかというデータ。
日刊自動車新聞 ときどき面白い程度。
中部経済新聞 トヨタ関連のローカルなニュースならここが一番。
しかし、それにしても、今回は長かった。注文したのが去年の6月8日だったか。当初言われた1年ということからすれば1ヶ月くらい早まったとはいえ、10ヶ月と3週間くらいかかっている。
普通は、いや今までの経験からすると、車の納期というのは数週間程度。もっとも、出たばかりの新型車とか流行の人気車種とかをタイムリーに買ったことが無かったので、車でこんなに待つものとは想像もしませんでした。
どうせ増産体制に入って、1年と言っていたけど半年くらいに縮まるだろうくらい思っていた・・・というのも、そんな風に思わせるニュースがチョロチョロあったりするんですよね。
それって、今となってはもしかしたらメーカーの情報操作? と勘ぐってしまいますが、結局、タイの洪水とかもありましたが、一番の納期遅延の要因は最初からいわれていたリチウムイオン電池の生産量。
搭載するリチウムイオン電池の生産が、月産1000台程度が限界。今はプラス数百台になっているようですが、発売後最初の1ヶ月でリチウムイオン電池を必要とする3列車については15000台の受注があるので、まさにこのくらい時間がかかるというのは小学生でもわかる計算です。
しかし、今回やたらと時間があることで、自動車販売の今まで知らなかったことをずいぶんと勉強できました。もちろん、あまり今後に役に立つようなものではありませんが、もしかしたら何かの時に知っていて損はない。
トヨタ自動車は、もともとトヨタ自動織機の一部門が独立したもの。ヴィッツは自動織機が作っているわけで、本家に対して仕事を落としている(気を遣っている?)。というような、トヨタの歴史の一部。
トヨタ自動車とディーラーとは、基本的に別会社。ディーラー間の販売競争は市場原理に基づいて、値引きやサービスなどの差が歴然と存在。ただし、購入後のアフターサービス部分が重要な自動車では、信頼できる担当者がいることは購入先を決める重要なポイント。
新車の情報は世界各地で行われるモーターショーで小出しにされて、だいたい発売の数ヶ月前にほぼ完成型がニュースとして流されている。興味があれば、今のネット社会ではディーラーが知らされているものより、かなり多くの情報を得ることができる。
トヨタの場合、発売予定のだいたい1ヶ月前に注文を受けることが可能になり、コンピュータでディーラー本社へ送信できる。ディーラー本社はある程度まとまったところで、トヨタ自動車へ注文を送るよんなので、ここで注文順のばらつきが生じている。
人気が出そうな車種については、それまでの販売実績からトヨタ自動車からディーラーごとの割り当てが決まっている。グレードの割り当てなどもあり、人気のあるものを選ぶと枠に入らず、月遅れになっていくことがある。
原則としてメーカーでは、注文が来た順に生産か決まっていく。同じ色やオプションによって、まとめて生産するわけではないが、部品調達が間に合わないような場合には大幅に納期が後回しになることがある。プリウスαのリチウムイオン電池や、アクアのシートヒーターとかアルミホイールは典型的な例。
オプションにはメーカーオプションとディーラーオプションがある。メーカーオプションは、本体を作るときに最初か組み込まれるので後から追加できない。メーカーオプションを変更する場合は、基本的には生産の順番は最後尾に回される。つまり、あたらしく契約し直すことになる。
注文するときの契約時点で選択したディーラーオプションの大半は、工場近くのモータープールでの取り付けになり、納期を多少遅くする要因になる。オプションは、後からの追加注文にするとディーラーでの取り付けになって、この方が早い。
いずれにしても新型車の場合は、契約の時点ですべてのオプションを決めるのは勇気がいるので最低限の選択にとどめた方がよい。昔と比べて、多様化したニーズに答えるためにオプションの必須度は増え、その幅も拡大しているので納車が決まってからゆっくり考えるのがよさそう。
人気車種については、社外品のパーツもいろいろ出てくるが、発売後に実車から寸法を取ってモデル化していくので、専用パーツが登場するまでに早くても数ヶ月、通常半年くらいかかる。
こうやって書き出していくときりがないので、このくらいにしておきますが、後は長期の納車待ちを何とか待ち続けるのに役に立ったインターネット・サイトをまとめておきます。
トヨタ自動車 本家本元。とにかくここを見ないと始まらない。
価格コム掲示板 ある程度統制のとれた口コミが集まっている。
みかカラ どちらかというと納車された後の楽しみ方が中心。
プリウスマニア トヨタのハイブリッド車について一番まとまった掲示板。
2ch自動車別掲示板 嘘と本当のカオス。真実を見極める力が必要。
レスポンス 自動車についての最新情報がいろいろ。
自動車販売協会統計 現在どういう車が売れているかというデータ。
日刊自動車新聞 ときどき面白い程度。
中部経済新聞 トヨタ関連のローカルなニュースならここが一番。
2012年4月21日土曜日
プリウスα納車待ち最後の最後の最後の楽しみ
一時は本当に注文したのか、自分がその気になっているだけか、あるいはもしやディーラーが忘れているのか、疑心暗鬼にかられていたプリウスαでした。もう注文したことは忘れようとか、いっそのことキャンセルしてしまうかとか思ったりして・・・
昨日、間違いなくディーラーに届きました。間違いなくというのも、この目で確かめたのですから絶対確実ということです。
わざわざ見に行くというのも、はしゃいでいるこどもみたいでどうかとも思ったのですが、やはりいてもたってもいられません。クリニックが終わってからでも、担当の方がまだ店にいるというので帰りに寄り道です。
一応建前としては、取り替えてもらうエンブレルのセットがやっと木曜日に手に入ったので、これを納車までに渡さないといけないという理由がありました。実際、納車までにディーラーにいける日がなくて、金曜日しか無かったのは事実なんですよ。
ディーラーの車庫の中には、ちょうど納車待ちのαが3台並んでいました。自分で言うのも何ですが、赤は目立ちますね。しかも、すでにお願いしていた車外品のシートカバーがつけられていて、他の2台とは圧倒的な存在感の差がありましたよ。
パネル周りもブラウン調に統一したのですが、カタログでみるよりも明るすぎず暗すぎず落ち着いた感じの色で、なかなか大人のこだわりが演出できています。もうあとはカーナビがついていないくらいにできあがっていました。
昨日はクリニックだけでなく、世間的に午後は暇だったらしく、みんなで一気にオプション類を設置してくれたそうです。
ところで、昨日のブログで「内職」ができたと書いたんですが、実は内職というのは・・・エンブレルの一部の青色を取り除くことをしていたんです。この際、徹底的に青を無くしてしまおうという。
HYBRIDの後にある波形の青いところをとりはずして赤いのに取り替え。これは簡単。HYBRID SYNERGY DRIVEのプレートの部分は用意していた物がすんなりあわない。いろいろけずってみたけど難しい。そこで元のアクリルの青い塗装をはがして赤く塗り直しました。
問題はPRIUS αのαのところ。これは直接素材に焼き付けるようになっていて、エンブレル加工の会社でもうまくいじれないということでした。しょうがないので、いきなり上から塗ろうかとも思ったのですが、失敗すると怖いので、とりあえずシールを作って貼り付けてみました。
そんなわけで、とりあえず納車までに用意すべきことは終了。とにかくあとは待つだけ。
いや~ぁ、何とかテンションがあがってきたぁ~。
昨日、間違いなくディーラーに届きました。間違いなくというのも、この目で確かめたのですから絶対確実ということです。
わざわざ見に行くというのも、はしゃいでいるこどもみたいでどうかとも思ったのですが、やはりいてもたってもいられません。クリニックが終わってからでも、担当の方がまだ店にいるというので帰りに寄り道です。
一応建前としては、取り替えてもらうエンブレルのセットがやっと木曜日に手に入ったので、これを納車までに渡さないといけないという理由がありました。実際、納車までにディーラーにいける日がなくて、金曜日しか無かったのは事実なんですよ。
ディーラーの車庫の中には、ちょうど納車待ちのαが3台並んでいました。自分で言うのも何ですが、赤は目立ちますね。しかも、すでにお願いしていた車外品のシートカバーがつけられていて、他の2台とは圧倒的な存在感の差がありましたよ。
パネル周りもブラウン調に統一したのですが、カタログでみるよりも明るすぎず暗すぎず落ち着いた感じの色で、なかなか大人のこだわりが演出できています。もうあとはカーナビがついていないくらいにできあがっていました。
昨日はクリニックだけでなく、世間的に午後は暇だったらしく、みんなで一気にオプション類を設置してくれたそうです。
ところで、昨日のブログで「内職」ができたと書いたんですが、実は内職というのは・・・エンブレルの一部の青色を取り除くことをしていたんです。この際、徹底的に青を無くしてしまおうという。
HYBRIDの後にある波形の青いところをとりはずして赤いのに取り替え。これは簡単。HYBRID SYNERGY DRIVEのプレートの部分は用意していた物がすんなりあわない。いろいろけずってみたけど難しい。そこで元のアクリルの青い塗装をはがして赤く塗り直しました。
問題はPRIUS αのαのところ。これは直接素材に焼き付けるようになっていて、エンブレル加工の会社でもうまくいじれないということでした。しょうがないので、いきなり上から塗ろうかとも思ったのですが、失敗すると怖いので、とりあえずシールを作って貼り付けてみました。
そんなわけで、とりあえず納車までに用意すべきことは終了。とにかくあとは待つだけ。
いや~ぁ、何とかテンションがあがってきたぁ~。
2012年4月20日金曜日
午後もクリニックはやってます
どうも最近は午前中に患者さんが集中することが多い。あ、あの、午後もやってますけど。そんなに同じ時間帯にいらっしゃらないで、ちょっとずらしていただければ、もっとゆっくりと・・・雑談なんかもしたりしますけど。
いや、別に無駄話をしにきたわけではないと。辛い痛みを早く何とかしてほしいというわけですね。でもね、時間が無いときはどうしても気持ちがあせってしまうので、説明したいことをどうしてもはしょってしまいますから。
それに比べて、午後からは天気も悪かったせいか超ヒマだったんです。ひさしぶりに、けっこう内職したりする時間があったり。
それにしても、時間があるんですけど、患者さんがいないというのは、医者としては存在意義が問われる瞬間ですよ。しょうがないから、今日の午後は明日の朝の分の掃除をしたりして。
というわけで、どうです、皆さん午後においでになりませんか。
いや、別に無駄話をしにきたわけではないと。辛い痛みを早く何とかしてほしいというわけですね。でもね、時間が無いときはどうしても気持ちがあせってしまうので、説明したいことをどうしてもはしょってしまいますから。
それに比べて、午後からは天気も悪かったせいか超ヒマだったんです。ひさしぶりに、けっこう内職したりする時間があったり。
それにしても、時間があるんですけど、患者さんがいないというのは、医者としては存在意義が問われる瞬間ですよ。しょうがないから、今日の午後は明日の朝の分の掃除をしたりして。
というわけで、どうです、皆さん午後においでになりませんか。
2012年4月19日木曜日
コピー
チォワ、チョワ~。
・・・って、仙人みたいなおじいさんが出てくるコマーシャルやってますが、韓国語で「好き」ってことらしい。どうも、よくわからないCMなんで、最初はなんのこっちゃと思っていました。
コマーシャルは基本は、何かの商品を売るために大衆に周知するというのが目的。
昔は、ストレートに商品名を出すものが主流でした。そのうちキャッチフレーズというものができた。キャッチするのは消費者の心。消費者が思わず買いたくなるような、記憶に残るインパクトのある言葉が考えられるようになりました。
そういう表現を「キャッチャーな~」と言うようになりましたし、フレーズはいつの間にか「コピー」(業界用語?)と言われています。
自分の記憶にある、そのまま商品名を使った名コピーの元祖としては藤田まことの「こんなに俺が強いのも、当たり前田のクラッカー」が最初に思い浮かびます。
さらに名作と言えるのは、判淳三郎の「何である? アイデアル」とか三船敏郎の「男は黙ってサッポロビール」などでしょうか。
キャッチャーなコピーというのは、どうも糸井重里あたりから始まったんでしょうか。特徴はイメージ戦略です。商品名をダイレクトに使わず、その商品から連想させるインパクトのある文、あるいは逆にその文から商品を自然と思い出すような作りになっている。
宮崎美子のカメラCM、「今の君はピカピカに光って」というのは、ずいぶんと有名でした。PARCOの宣伝に使っていた「おいしい生活」というのも、新しい生活スタイルをシンプルに提唱した名作ではないかと思います。
最近のCMはどういう方向に向かっているのでしょうか。何となく混沌としていて、いろいろなパターンがとっちらかっているような気がします。ある程度芸術的なところまで進化したCMでしたが(繰り返し見たくなる)、またかけ捨ての宣伝レベルに戻ってしまったのでしょうか。
最近のものでは、自分が興味を持つ商品に関係するということもありますが、トヨタ自動車の実写版ドラえもんシリーズはよく出来ていると思います。
若者(ドラえもん世代)の自動車離れと言われている現状をなんとかしようということで、「免許をとろう」というコピーを中心に展開。続きも思わず期待してしまいます。
そして、身近なところで一つ感心したコピーを紹介しておきます。それは近くの松井クリニック(Dr.M)のもので、「きれいなママでずっといたい」というもの。ターゲットとしての若いお母さんの「ママ」を中心に、ずーっと美しい状態を続ける全世代の女性にも向けたコピーになっています。
うちも、なんかコピーを考えようかな。「節々のいたみはあすなろへ」、「骨の健康生活あすなろ」・・・いやいやどうもいまいちでんな。
・・・って、仙人みたいなおじいさんが出てくるコマーシャルやってますが、韓国語で「好き」ってことらしい。どうも、よくわからないCMなんで、最初はなんのこっちゃと思っていました。
コマーシャルは基本は、何かの商品を売るために大衆に周知するというのが目的。
昔は、ストレートに商品名を出すものが主流でした。そのうちキャッチフレーズというものができた。キャッチするのは消費者の心。消費者が思わず買いたくなるような、記憶に残るインパクトのある言葉が考えられるようになりました。
そういう表現を「キャッチャーな~」と言うようになりましたし、フレーズはいつの間にか「コピー」(業界用語?)と言われています。
自分の記憶にある、そのまま商品名を使った名コピーの元祖としては藤田まことの「こんなに俺が強いのも、当たり前田のクラッカー」が最初に思い浮かびます。
さらに名作と言えるのは、判淳三郎の「何である? アイデアル」とか三船敏郎の「男は黙ってサッポロビール」などでしょうか。
キャッチャーなコピーというのは、どうも糸井重里あたりから始まったんでしょうか。特徴はイメージ戦略です。商品名をダイレクトに使わず、その商品から連想させるインパクトのある文、あるいは逆にその文から商品を自然と思い出すような作りになっている。
宮崎美子のカメラCM、「今の君はピカピカに光って」というのは、ずいぶんと有名でした。PARCOの宣伝に使っていた「おいしい生活」というのも、新しい生活スタイルをシンプルに提唱した名作ではないかと思います。
最近のCMはどういう方向に向かっているのでしょうか。何となく混沌としていて、いろいろなパターンがとっちらかっているような気がします。ある程度芸術的なところまで進化したCMでしたが(繰り返し見たくなる)、またかけ捨ての宣伝レベルに戻ってしまったのでしょうか。
最近のものでは、自分が興味を持つ商品に関係するということもありますが、トヨタ自動車の実写版ドラえもんシリーズはよく出来ていると思います。
若者(ドラえもん世代)の自動車離れと言われている現状をなんとかしようということで、「免許をとろう」というコピーを中心に展開。続きも思わず期待してしまいます。
そして、身近なところで一つ感心したコピーを紹介しておきます。それは近くの松井クリニック(Dr.M)のもので、「きれいなママでずっといたい」というもの。ターゲットとしての若いお母さんの「ママ」を中心に、ずーっと美しい状態を続ける全世代の女性にも向けたコピーになっています。
うちも、なんかコピーを考えようかな。「節々のいたみはあすなろへ」、「骨の健康生活あすなろ」・・・いやいやどうもいまいちでんな。
2012年4月18日水曜日
アトム
原子力。昭和の時代には、どんどん生活が素晴らしいものになっていく夢を叶える無限のエネルギーと考えられていました。そう、つい一昨年まではそうでした。
私たちは、様々な問題があることに目をつぶって原子力によって得られる幸福を享受していたわけです。しかし、昨年の東日本大震災による福島原子力発電所の事故により、どうにもコントロールできないあまりにも巨大な危険と隣り合わせであったことに気がつかされたのです。
日本中で原子力発電所の操業停止を求める声があがり、定期検査などで停止すると再稼働することはできず、いよいよもうじき唯一操業中の発電所も停止することになります。
しかし、政府は停止していた原子力発電所の再稼働を目指して関係各所にかなり強気に働きかけているのです。地方都市の首長の一人は、再稼働に対して絶対に反対。一方、原子力発電所を抱える地域からは電気を使用する地域の理解がないことへの不満の声もあがっています。
自分も横浜市に住んでするわけですが、電気はひたすら使う側です。発電所は遠く離れた地方にあり、事故がもしも起こった場合に直接の被害をすぐには被らないと言えます。確かに今回の事故は、かなり広範に被害地域は拡大することがわかり、発電所が近くにないからといって安心していられないことがわかりました。
しかし、より大きなリスクを地方に押しつけていることだけは間違いありません。ですから、その点からただひたすら反対するというのはいかがなものかと考えてしまいます。
そもそも自分たちの便利な生活は、原子力が無いことでどの程度の制限を受け、時代に逆行してしてしまうのか想像できますか。その不便を甘んじて受けることができるのでしょぅか。昨年夏の節電は、「やるしかない」という切羽詰まった状況の中で、「今年だけなら」という気持ちがどこかにあって可能だったことではないでしょぅか。
原子力を人間がコントロールできないかもしれないという事実が判明した今となっては、単純に原子力を推進することはできないことは明かです。しかし、原子力に対して反対するのであれば、原子力に取って代わるエネルギーについての議論も同じくらい、いや場合によってはそれ以上しないといけません。
現実に政府が原子力の再稼働を行おうとしている後ろには、産業界の経済的な発展に大きな関係があるのでしょう。大企業ならいざしらず、中小企業は限られた節電対策の中でかなりの負担を迫られているのです。残念ながら、国土の狭い日本という国では第一次産業に国勢が依存している割合は高く、これらの産業の衰退は致命的な問題に発展しかねない。
とにかくアトムの登場は、さらに先のことに伸びてしまったことは間違いありません。もしかしたら、アトムは単なる夢で終わってしまうかもしれませんね。
2012年4月17日火曜日
リウマチ勉強会 @ 仲町台
サクラの話題は季節ものの定番。自分も毎年何度か触れていますが、散った後のサクラに目がいったのは初めてかも知れません。
サクラ吹雪は美しいけれど、地面に落ちた花びらは・・・いろいろな見方はあると思いますが、もちろん美しいとは言えませんが、みんなの目を楽しませた後の一仕事を終えた感じとでもいいましょうか。
今夜は、いつものリウマチの勉強会。4月に隣駅の仲町台に開業したリウマチを専門にする先生のところに集まりました。また、ひとり一緒に勉強する・・・というか、いろいろと雑談を含めて情報交換をできる先生が増えました。
無駄話と思うことでも、何かしらけっこう役に立つことがあるもので、こういう会は大切にしたいものです。もちろん、次回のフォーラムや、さらにその次のフォーラムの予定をいろいろ打ち合わせすることも忘れていません。
次回は6月に田園都市リウマチフォーラムを行いますが、リウマチに首を突っ込んでいる医者にとっては、「こんな先生を呼べるの?」というような講演会をしますので、興味のある方は楽しみにしていてください。
サクラ吹雪は美しいけれど、地面に落ちた花びらは・・・いろいろな見方はあると思いますが、もちろん美しいとは言えませんが、みんなの目を楽しませた後の一仕事を終えた感じとでもいいましょうか。
今夜は、いつものリウマチの勉強会。4月に隣駅の仲町台に開業したリウマチを専門にする先生のところに集まりました。また、ひとり一緒に勉強する・・・というか、いろいろと雑談を含めて情報交換をできる先生が増えました。
無駄話と思うことでも、何かしらけっこう役に立つことがあるもので、こういう会は大切にしたいものです。もちろん、次回のフォーラムや、さらにその次のフォーラムの予定をいろいろ打ち合わせすることも忘れていません。
次回は6月に田園都市リウマチフォーラムを行いますが、リウマチに首を突っ込んでいる医者にとっては、「こんな先生を呼べるの?」というような講演会をしますので、興味のある方は楽しみにしていてください。
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