マイナンバーカードには有効期間があります。
カード自体の有効期間は、発行日から10回目の誕生日(18歳未満は5回目)までとなっている。ただし、内蔵される電子証明書の有効期間は、年齢問わず発行日から5回目の誕生日までとなっています。
つまり、マイナンバーカード自体は基本的に10年間有効で、10年ごとに写真を更新する必要があるということなんですが、電子証明書が無効になれば使えないので、実質的には5年ごとに更新手続きをしないとダメということになっています。
ですが、ちょっと記憶が曖昧なんですけど、自分がマイナンバーカードを取得したのは交付が始まった2016年だったと思いますが、途中で区役所に出向いて更新手続きをした覚えがあります。あれは電子証明書の更新だったようです。
もうじき10回目の誕生日となるので、今回は更新手続きの案内というものが郵送されてきましたが、封筒には「マイナンバーカード・電子証明書有効期限通知書 在中」とあります。つまりカード自体も有効期限を迎えると言う意味のようです。
とりあえず、記載されているQRコード、あるいはPCサイトから更新の手続きが行えるので、早速実行してみました。
これは実に簡単で、記入する項目も単純なものばかりで、後は写真をアップロードすれば終了です。写真は自撮りでもOKですが、背景は無地の上半身などの制約があります。
注意が必要なのは、この手続きはあくまでも「交付通知書」を受け取るための「申請」手続きです。交付通知書が手元に届くのには最大で1か月近くかかると明記されているので、少なくとも誕生日の1か月前までには申請手続きをしておく必要があります。
交付通知書が届いたら、通知書と本人確認できるものを持って、横浜市の場合は各区役所かマイナンバーカード特設センター(予約制)に出向いてカードを受け取ることになります。
結局、出向かないとダメなのは何とかならんのでしょうか。これだけ個人確認の方法がいろいろ出てきているのですから、マイナンバーカードの取得を100%にしたいのなら(現在約80%)、オンラインですべての手続きを終えて最終的に書留とかでの郵送で受け取れる仕組みを考えてもらいたいものです。