クリニックの夏季臨時休診のお知らせ
8月11日(木) 山の日 通常の祝日で休診です。
8月12日(金)~8月17日(水) 臨時休診します。
8月18日(木)より、通常通りの診療をいたします。18日は木曜日なので、午前のみの受付になりますのでご注意ください。

2022年6月29日水曜日

梅雨明け ~ 網戸張替え


えっ、明けたの、本当?

早くないですか、梅雨明け。

一昨日、6月27日に関東地方は梅雨明けだそうで、梅雨だった期間は史上最短(21日間)、史上最速(平年より22日も早い)らしい。

ということは、猛暑が長い・・・
いゃぁ~~~、水がぁ~~~、電気がぁ~~~

話は変わりますけど、先週の強風で、20年物の網戸が2枚、破れてしまいました。日曜日は、猛暑の中で網戸の張替えをしました。

網を枠の溝にひも状のゴムで押し込むだけなんですが、これがけっこう難しい。

ゴムを押し込むと網がかなり歪むので、ぴっちりと張るためにはかなりの力で引っ張っていないといけない。

しかも、ゴムを押し込むのもかなり力がいる。専用のローラーを使ってやっと出来るという感じ。

1枚で30分近くかかってしまいました。汗でびしょびしょです。

2022年6月28日火曜日

低温調理器


・・・そんなわけで、これからの(自分の)トレンドは「低温調理器」だ!! ということで、当然、まずは機材の調達から始まります。

そもそも低温調理(low temperature long time cooking)とは、1979年にフランスで開発された調理方法で、オリジナルは真空調理(仏:sous-vide、英:vacuum packed pouch cooking)と呼ばれます。

家庭用の低温調理器の先駆けは、アメリカのAnovaで2013年の事。まだ一般化して10年たっていませんが、注目度が高く急速にテクニックが広まっています。現在は、最もスタンダートな製品とされるのが2017年に登場した日本のメーカーのBoniqですが、その後いろいろな会社から様々な商品が発売されています。

元祖Anovaは3万円、Boniqは2万円。有名ブランドは所有欲に対する満足度は高い物の、使用頻度などを考えると割高感は否めない。一番安いもので6千円前後から見つけることができるのですが、性能としては温度と時間の管理ができるヒーターと考えれば、基本的な機能に大きな差があるとは思えません。

選択する際に最も重視するのは、できるだけ細かく温度・時間を設定できるかどうかです。少なくとも0.5゚c刻みで温度が設定できて、時間についても指定時間で電源が切れるようなものが望ましい。

ヒーターの出力は、大きい方が早くに指定温度に持っていけるので便利です。標準的なものは800Wくらいで、プロ仕様とされるものが1000W以上というのが多い。当然、W数が多いほど、電気代はかさみます。

鍋の中で水をしっかり対流させられるかどうかも大事。また、ほとんどは単純な水の中での使用ですから、洗浄の必要はあまりないのですが、袋が破れたりして水が汚れることもあるので、メンテナンスが容易なものが望ましい。

意外と忘れがちなのが水深(水位)。どの機種でも、一定の深さが無いと機能しないのですが、どうもその数値が調べてもよくわからない。これがけっこう深そうで、15cmくらいは必要そう。一般家庭にある一番深い鍋は、シチュー鍋だと思いますが深さは最大で10cmちょっとくらいです。買ったはいいけど、結局バケツで調理なんてことになりかねません。

鍋などへの固定法は、縁のところにクリップ式、またはネジ締めがほとんどですが、自立可能なタイプもあります。また、固定がはずれて、水の中にドボンということもあるので、最低限の防水機能はあった方が嬉しい。

ネットで検索すると「おすすめの××」とか、「××の売れ筋ランキング」といったサイトはたくさん見つかるのですが、いろいろ見ていて気が付くのは、有名ブランド以外は意外とメーカーがだぶっていないということ。

はっきり言って、まったくの個人のサイト以外はほとんどの場合、いわゆる「ステマ」というもので、おそらくメーカーからの何らかの見返りがあるものと想像できます。ですから、あくまでも、情報としてはどんな機種があり、どんなスペックなのか知るだけにとどめ、最終判断は自分自身ということ。

さて、自分が購入したのは・・・そりゃ、Boniqを持っていると、いかにもそれっぽいのですが、如何せん価格が高くて、ちょっと気が引ける。毎日のように、何かしらの低温調理をするというならいいんですが、さすがに多くても月に数回でしょうから元が取れない。

結局、いろいろ検討してエンペラー・タマリンというものに決めました。通常の販売価格は1万2千円のようですが、Amazonのタイム・セールで9000円でした。

この機種は、0.5゚c刻みで温度設定ができて、時間で自動停止、しっかり対流も期待できる。ハイ・パワーの1200W、水の深さは7~14cmで、シチュー鍋に使え、しかも自立も可能で防水仕様。

心配なのは、カバーが外せないので、洗浄は手間がかかりそうというところ。Made in Chinaですが(Boniqも製造は中国)、日本メーカーが販売しているので、何かの時は多少安心。これからいろいろ勉強して、うまく使いこなせればいいと思っています。

2022年6月27日月曜日

自分史上最高傑作 2 実践編


それでは、「自分史上最高傑作」と呼ぶロースト・ビーフを実際にどのように作ったかを解説します。

用意した肉は、真偽のほどは定かではありませんが、一応「黒毛和牛」としてスーパーで売られていたものですが、定価は2500円で、しかも半額セールとかで1250円。約400gの重さがあり、厚みは約5cmです。

事前に塩胡椒をふりました。塩は0.9%というと、3.6gですが、直接振ると表面の塩分濃度はかなり高くなってしまうので、少な目に1g程度におさえました。フォークを刺したりすることはせずに、塩が少ない分、気持ち長めの4時間くらい冷蔵庫で寝かせました。

さて、冷蔵庫から取り出した肉はしっかりと空気を抜いたビニール袋に入れて、お湯を沸かした鍋の中に投入します。ここで目標とする温度はコラーゲンが緩む55゚c以上で、肉汁が出てこない65゚以下。厚みがあると中心部まで熱が伝わるのに時間がかかり、表面側に火が入り過ぎてしまうので、実際の温度は55~60゚cの間を取って、真ん中あたりの58゚cを目指しました。

水を入れた鍋の底に気泡が出来だすのが60゚cくらいからなので、調理用の温度計をぶら下げて、温度を随時モニタリングします。使用しているIHコンロは、保温設定が50゚cから5゚c刻みで可能なので、55゚cにセット。時々加熱に変えて、何とか目標温度を保つように頑張りました。

かかった時間は・・・この厚みでこの温度だと、一般に約5時間必要と言われている。そうなんです、朝から始めてお昼までずっと温度計とにらめっこしていたわけです。60゚cなら4時間、65゚cなら3時間半です。58゚cを目標する場合は、厚みと時間の数がだいたい同じと思っておくと忘れにくい。

5時間たってお湯から出してみると、少しだけ肉汁が出ていました。鍋は下から加熱しているので、鍋の上と下では温度差があるのかもしれません。表面に均一に焦げ目がつくようにバーナーで炙り、しばらく放置して粗熱が取れたら完成です。

切って驚いたのは、表面から中心までほんのり火が入った桜色ということ。こんなに色が均一に仕上がったことは、いまだかつてありませんでした。食べて驚いたのは、サクっと嚙み切れる柔らかさで、ジワーっと口の中に旨味が広がるジューシー感。均一に馴染んだ塩味もちょうど良い。

なので、「自分史上最高傑作」と自画自賛してしまう出来栄えなんですが、今回作ってみて、反省点というか、問題点というか・・・まず、ビニール袋を使いましたが、やはり空気を全部出しきれていないのが残念。そして、5時間の間、5分おきくらいに温度をチェックし続けるというのが超面倒臭い。

そのビニール袋の解決策として、すでに紹介した道具が真空フード・シーラー。これさえあれば。お手軽に食材を密閉できるので、場所によっての熱の入り具合のばらつきも最小限にできます。

そして、5時間鍋を見守り続けなくてもよくなる最大の武器が・・・・低温調理器です。欲しくなってきました・・・

2022年6月26日日曜日

自分史上最高傑作 1 理論編


・・・って、そんな大袈裟なと嘲笑されそうな話ですけど。なんてことはない、ロースト・ビーフの事。じゃあ、今までのは何だよというのは当然。

ブログにも何度も登場している自作ロースト・ビーフなんですが、はっきり言って「ゴメンナサイ」と謝るしかない。これまでのは、下手くそなロースト・ビーフでした。

表面は美味しそうなのに、中が生だったり、完全に火が入り過ぎたり、あるいは肉汁が出まくって固くなったりと中途半端な仕上がりばかり。

肉の火入れというのは、ものすごく科学的な事象で、焼いていくと肉にどのような変化が起こっていくのかを知らないとダメだということを、イタリア料理を勉強していてつくづく感じました。

これまでの作り方は、味が浸みて固い筋を切るため、フォークで肉をめった刺しにすることから始めていました。塩胡椒をしてビニール袋に密閉して数日してから火入れ。ある時は、オーブンで150゚cで1時間とか、100゚cで40分とか、煮たつ前のお湯に30分など、もういい加減としか言いようがない。

塩を振って何日も置くというのは、浸透圧の関係で肉の水分を外に出してしまうだけ。さらにフォークでブスブス刺すというのは、加熱した時の肉汁の出口を増やしているだけで、ジューシーさを無くすだけでした。

問題は肉の蛋白質。肉にはミオシン、アクチン、コラーゲンの3種類の蛋白質が含まれます。50゚cを超えると、まずミオシンが収縮し始め歯切れの良さが出始めます。55゚cを超えると、硬いコラーゲンが溶け始めゼラチン質に変わりだします。65゚cを超えると、アクチンが収縮して、細胞内の水分を放出します。そして、155゚c以上になると、メイラード反応(黒焦げの状態)が起こり、香ばしい匂いを出すのです。

50゚c以下では、どんなに頑張ってもほとんど生。肉の中心部までしっかり火が入らなければ、生の部分が残っていて、食中毒にもつながりかねないということ。また65゚c以上では、どんどん肉汁がでてしまい固くパサパサになる。

つまり、柔らかくジューシーに仕上げるためには、55゚c以上で65゚c以下という温度で調理することが絶対条件になってくるということです。

一般にステーキとして食べるような薄めの肉であれば、高めの温度設定で短時間の火入れで、メイラード反応を起こさせるために表面だけをごく短時間で焼き色を付ける。ローストビーフに使う厚めの肉は、低めの温度設定で時間をかけてゆっくり火を通し、最後に表面だけをフライパンで焦がすとか、バーナーで焼くというのが正解らしい。

ステーキであれば、明らかに固い筋がある場合は、最初に包丁で切っておくのですが、少なくともフォークめった刺しは禁忌です。塩を振るタイミングは、ステーキは、約直前に塩を振る。塩を振ったらもたもたしないことが大事。

ロースト・ビーフでは、調理後すぐに食べるのであれば、生理食塩水と同じ塩分濃度になる肉の重量に対して0.9%の塩を振り、数時間程度冷蔵庫で寝かしておく。食べるまでに時間があるなら、塩を振るのは火入れの後がベストのようです。



2022年6月25日土曜日

夏季臨時休診のお知らせ


例年、お盆の時期に臨時休診をさせていただいていますが、今年の休診が決まりましたのでお知らせいたします。

8月11日(木) 山の日
通常の祝日で休診です。

8月12日(金)~8月17日(水)
臨時休診します。


8月18日(木)より、通常通りの診療をいたします。18日は木曜日なので、午前のみの受付になりますのでご注意ください。

ご不便ご迷惑をおかけいたしますが、お間違いの無いようにご注意ください。よろしくお願いいたします。

2022年6月24日金曜日

鉄パン


鉄のフライパン・・・略して鉄パン。

昔は、どこの家でも、使っていたフライパンは鉄製でした。こびりつかないようにコーティングするテフロンが発明されてたのは1938年のことで、60年代にフライパンに応用されはじめたそうです。

日本の家庭に浸透したのは80年代ごろからだと思いますが、使っているうちに少しずつ剥げてしまうので、いつのまにかフライパンは消耗品のようになってしまいました。材質も軽いアルミ製が主流になってしまいました。

そもそも鉄の調理器具であれば、正しく使えば一生物であり、使えば使うほど馴染んでいく・・・つまり、道具を大事に育てるという、現代人が忘れてしまった重要な考え方、そして最近の流行りの「SDGs」にも合致しそうなので、新しいフライパンは原点回帰して、鉄でいこうと思い立ちました。

そこで狙いを定めたのはビタクラフトというメーカーの「スーパー鉄」フライパンです。窒化加工された鉄で錆びにくいことと、IH対応というのが決め手になりました。

鉄パンを使う上で、こびりつかせないための大事なポイントは、「油ならし」です。ネットでは、微妙に異なるいろいろな方法が紹介されています。

今回、自分がやった方法は・・・

0. 最初に推奨される空焼きについては、このフライパンは必要ありません。
1. 亜麻仁油をたっぷり入れる(100ml)くらい。加熱して煙が出始めたら、濡れ布巾の上において冷やす。この時点でフライパンの表面に油の膜ができています。
2. 同じ作業を3回繰り返し、油膜をしっかりと作り上げる。油はとっておきます。
3. 調理するときは、1分くらい加熱してしっかり熱くしてから食材を入れる。
4. 終わったら、さっさと水洗い。原則として洗剤は使わず、汚れはたわしで落とす。
5. 軽く加熱して乾いたら、油を薄く塗り広げてから仕舞う。
6. 食材がくっつくようなら、金属たわしでこすった後に1~2を繰り返す。

以上です。


チャーハンを作ってみました。まったく、こびりつかずに、パラパラに仕上がりました。1合のご飯に卵1個を割り入れ、全体に卵をまぶしておきました。

予熱が必要なので、冷凍餃子とかいきなり並べて焼くのは難しいかもしれません。そもそも、冷凍餃子はテフロン加工されたフライパンが登場してから思いついた食品なのかもしれません。

2022年6月23日木曜日

土鍋炊飯


ご飯は土鍋でたくべし・・・

CMでもやってましたが、何となく土鍋の方が美味しく米が炊き上がる感じがしてしまいます。

本当? 土鍋はゆっくり熱が回り、蓄熱性も高いので、早くふっくらと炊き上がるらしい。

うちも一升炊きの炊飯器を使っていましたが、こどもたちがいなくなると、ちょっと持て余してしまいます。

調べてみたら、1~3合くらいの炊飯専用土鍋がいろいろあって、比較的安いし、うちのようなガスコンロを使っていない家でも、電子レンジで炊けてしまうものがありました

ダメもとで試してみたくなりポチったので、早速ご飯を炊きました。

絶対にすること。
使う前に一度だけ目止めをする。土鍋は陶器なので、細かい穴があるのでそこを塞ぐというイメージですかね。とぎ汁、または小麦粉を溶かした水を入れて数分間沸騰させます。

お米は必ず浸水させる。お米を研いだら、30分程度水につけたままにして、加熱前にしっかりと水を吸わせるということ。

基本の水の量と時間を守って電子レンジに入れるだけ。1合なら水は210ml、500Wで10分。2合なら水は420ml、500Wで13分。

蒸らす。レンチンが終わっても、10~15分はそのままに放置。

土鍋は手間がかかると思われがちですが、たいしてやることは変わらないですね。それより、驚くのは炊飯時間が短い。炊飯器よりも5~10分短い感じです。

でも、蓋を開けてみると・・・お~、普通に炊けている。

ただ、我が家の好みのちょっと固めではなく、柔らかめの仕上がりです。何度か試して、自分好みを会得する必要がありそうです。

炊けたら、そのまま食卓におけるし、余ったらそのまま冷蔵庫に入るというのも嬉しい。食べる前に、チンして温めればいいので楽ちんです。

2022年6月22日水曜日

菜の花とホタルイカ


ボツ・シリーズです。

この組み合わせは、春の旬な時期の定番の一つで、さまざまなパターンのレシピが紹介されています。

ホタルイカは、目が固くて食感が悪くなるので、一つ一つ丁寧に取り除きます。これが、けっこう面倒臭い作業。

作り方は簡単で、基本のペペロンチーノの応用で、オリーブ・オイルにニンニク、鷹の爪で、加熱して香りが出たら、ホタルイカ、菜の花の順に入れて炒めるだけ。塩で味を整えて、ハイ、出来上がり。

簡単で、普通に美味しい。

何でボツかというと、似たようなレシピが多かったからというだけの理由。以前は菜の花と鰤という組み合わせを紹介しています。

菜の花と魚介の組み合わせは、よほどのことが無い限りはずれは少ないようです。いろいろなパターンを試してみるのも楽しみになります。

2022年6月21日火曜日

真空フード・シーラー


いや、もう、こんなに簡単で便利なもの・・・百年(!!)前から使っていればよかったわぁ。

要するに、真空フード・シーラーは、食べ物とかをビニール袋に入れて、目一杯空気を吸いだして(ほぼ)真空状態で保存できるようにする道具です。

ロースト・ビーフを湯煎で低温調理して作るのに、密閉するため、ビニール袋に入れて口で吸いだして、ギュッと縛るってなことをやってたんですが、こういう時こそ便利な道具。

安いのを見つけた時に買いだめした魚とかも、けっこう冷凍庫の中で場所を取っているし、もっとコンパクトに整理しておきたいとも思っていたんですよね。

日曜日の朝からAmazonをいろいろチェックして、やはりオーム電機、日本の会社というところを信用してポチっとしてしまいました。高い物は数万円もするんですが、とりあえず試してみるのにちょうど良い4,600円。タイムセールってのもあったんで・・・

そしたら、何と夕方には配達されて、早速、いろいろやってみました。

実に簡単。適当な長さにロールになった袋を切って、脱気の溝に合わせてスイッチを押すだけ。脱気して、どんどん袋が縮まって自動でシールもしてくれます。一つの作業に1分間程度。

何か楽しいわ、これ。どうでもいいものまで、いろいろ真空パックにしちゃいました。生もの保存も長めにできそうですし、鮮度もある程度保ってくれます。冷凍しても、空気に触れないので、保存期間は延ばせそうです。

シールするための熱線は消耗品ですから、まぁ、数年もてばいいんじゃないかと。袋は専用品を使いますので、安い汎用品よりは多少コストがかかります。でも、袋自体は洗って再利用可能(小さめになりますけど)です。これは絶対各家庭にあった方が良いと思いました。

2022年6月20日月曜日

味噌を作ってみる 4 熟成開始


いよいよ、下処理した米麹+塩と潰した大豆を合わせます。どちらをどちらに入れてもいいんですが、おすすめは麹を大豆側に入れる方。

何しろペースト状になった大豆は、なかなか袋の内側から剝がれづらく、「絶対に手で触れない」という条件で作業しているとけっこう大変です。実は、大豆を麹に入れる方をしてしまって、かなり面倒でした。


ビニール袋の中で、少しずつ揉むようにして全体を混ぜ合わせていきます。根気よくやっていくと、全体が馴染んできてまぁまぁの見た目になりました。

ここで、壺のような容器で味噌を仕込む場合の大事なことは、この混ざった状態の物をゴルフボール大に丸めて詰めていくようですが、隙間をしっかり埋めて空気をできるだけ残さないようにすることらしい。

ビニール袋の場合は、別の袋に詰め直すのでなければ、押してしっかり空気を追い出すようにします。これも、けっこう根気がいるところ。

いよいよ、ここから熟成が始まるわけですが、温度は人が生活する空間と同じと言われていて20~25゚cくらいが良いようです。冷蔵庫に入れてしまうと、カビが生えたりする心配は少なくなりますが、麹菌が活性化しないのでダメ。

なので、風通しの良い日の当たらない涼し気なところを選んで放置します。でもって、実はこの仕込みをしたのは1か月前。その後、どうなっているんでしょうか・・・


1か月経過した状態がこんな感じで、目立つ大きな変化は有りません。強いて言えば、米の一粒一粒の輪郭がよく見えているというところなんですが、それが何を意味しているのかは・・・わからない。もしかしたら、大豆が分解され始めているのかもしれません。

梅雨時なのでカビが生える可能性が高いのですが、味噌に生えてくるのは白カビです。健康への問題はありませんが、風味を落とすので、見つけたら取り除く方が良い。

また、しばらくしたら状況を報告したいと思います。


2022年6月19日日曜日

味噌を作ってみる 3 大豆の下処理


今回はサボってしまいましたが、本来は大豆を煮るところから始めるのが「自家製」の醍醐味なのかもしれません。

乾燥大豆を使う場合は、まずは半日以上水に浸しておきます。その後、指で簡単に潰せるくらいの固さになるまで、約3時間くらいかけて煮る。茹で汁は、硬さを調整するのに使う場合があるので、少し取り置いておきます。

さて、煮あがった大豆が冷えたら・・・というか、今回は水煮大豆の袋を切って、こちらも手で触れないように、一気にジッパー付きビニール袋に入れてしまいます。


綿棒などを使って、ビニール袋の上から、大豆をつぶしていきます。できるだけ、粒が残らないように入念に潰してペースト状にします。

硬さが気になるなら、茹で汁を適量加えてみます。今回のように茹で汁が無い場合は、アルコール消毒あるいは煮沸したコップで様子を見ながら少量の水を加えてもOK。


目立つ粒が無くなればOKですが、できるだけしっかり潰せということらしい。かなり頑張ったつもりですが、まだ多少潰したりないところがあります。

ただ、あまりやっているとビニール袋が破れては元も子もないので、良しとしました。この決断がどう影響するかは・・・わかりません。

これで大豆も準備できたので、後は麹とあわせていきます。

2022年6月18日土曜日

味噌を作ってみる 2 米麹の下処理


麹(こうじ)は、麹菌によって米、麦、豆などの炭水化物を糖に分解したものという理解。特に米で作った物は、糀(こうじ)という漢字を使う場合があります。いわゆる発酵食品で、米麹から作られる代表的なものとしては甘酒があります。

今回使ったのは「みやここうじ」という低温乾燥させた定番商品で、生と違って扱いやすい。一つの袋に100gずつの2枚に分かれて固められたものが入っています。これを袋を開けて、一切、手で触らずにジッパー付きビニール袋に入れます。さらに塩もすべて同じ袋に入れてしまいます。


ジッパーをしっかり閉じたら、固まっている米麹を塩と混ぜながらバラバラに崩していきます。硬さはビスケットくらいなので、割るようにしていくとどんどん細かくなります。


米の一粒一粒までバラバラになったらOK。この時、米を潰さないことが大事らしい。小さい塊は軽く押しつぶすようにすると、うまいことバラバラになってくれました。

このまま密閉したまま、次は大豆の下処理に移ります。

2022年6月17日金曜日

味噌を作ってみる 1 材料


何でも自家製というと、何か体に良さそう・・・錯覚かもしれないのですが、そんな気がしてしまうのも、年を取ったからでしょうか。

まぁ、少なくとも、うまくいけば満足度は高いので、トライしてみる価値はあるわけです。ただし、さすがに家中を燻して鰹節を作るわけにいかないし、醤油は時間もかかって絶えず気にかけないとダメ。

比較的早くに食べれる状態になるものとして、味噌に目を付けてみました。早ければ3か月。もっと熟成させたければ、どんだけ長く見守ってもいいわけです。それと、味噌は仕込んだら、あまり手がかからないのも魅力です。

早速、ネット情報を検索。出てくる、出てくる、手作り味噌の作り方。どこを参照しても、だいたい言っていることは同じで、注意するのは最初の大豆の煮方と、雑菌を混入させないことがポイントみたいです。

ただし、丸一日かけて大豆を煮る時間が取れないので、今回はズルをしました。すでに煮てある大豆を使います。

基本的な材料は、乾燥大豆なら、その2.5倍の米麹、そして2/3の塩。大豆は煮ると2.5倍になるので、今回のように水煮大豆を使う場合は米麹と同じ量にするのが基本らしい。素人が失敗する原因の一つに、塩辛くしたくないために塩をケチってしまい、雑菌が繁殖しやすくなるということが多いようです。

実際、スーパーで売っているもので、ぴったりというわけにはいかないので、水煮大豆は一袋160gのものを3つで480g。生の麹は日持ちしないので、乾燥麹を選択してもこれは一袋200gなので2つ使い400gです。

塩は、いわゆる食塩は推奨されないらしく、粗塩を使えということなので、「瀬戸のほんじお」を測ってしっかり100gという配分にしました。やや大豆多め、塩少なめという感じ。

使う道具は、大きめのジッパー付きの丈夫なビニール袋を2枚と綿棒です。ジッパー付きビニール袋がポイントで、雑菌を混入させないために、手で触れることが無いように仕込むということと、途中経過の観察がしやすいだろうと思います。

さてさて、どうなることやら。

2022年6月16日木曜日

耳石


「じせき」と読みます。

脊椎動物の耳の一番奥、内耳にある炭酸カルシウムの結晶です。

人の場合は、細かい砂状のカルシウムが多数集まり耳石器と呼ばれ、平衡感覚を維持する機能に役立っています。

ところが、何らかの理由で、耳石が剥がれて内耳の中で動いてしまうことで「めまい」が発生します。

話は急に変わりますが、魚は水の中でいつでも姿勢を保っています。餌を見つけると、俊敏に飛びついていくわけですが、態勢のバランスは崩しません。

当然、魚でもそこには耳石が役立っている。だいたい目ん玉の上、頭蓋骨の中に左右1つずつ持っています。ネットを探すと、けっこうマニアックに採集している話題が出てくる。

通常、スーパーで手に入る体調20cm程度の尾頭付きの魚だと、耳石は数mmで、よほど注意して取り出さないと見つけられない。

ところが、体格に似合わず大きな耳石を持った魚がいます。まさにそこからついた名前が「イシモチ」です。シログチとも呼ばれ、焼いて食べたり、練り物の原料にしています。食べ終わったら、頭を割ってみると、大きいので簡単に見つかります。

年輪のようなしわが経年的に増えていくのですが、今回みつけたものにはほとんどありません。つまり、1~2年くらいの成魚ということですが、それでも1cm近い大きさです。

けっこう存在感があるので、コレクションしたくなる気持ちが少しだけわかりました。