2026年3月13日金曜日
警察から?
先日帰宅したら、ポストにメモが入っていました。
何と、警察から。
「事件の捜査で防犯カメラを見せていただきたいです 下記の連絡先までお願いします」という内容で、連絡先と言うのは青葉警察署 特殊詐欺プロジェクトということらしい。
とは言え、こんなのを受け取ったのは初めてのことだし、どうしたものか困ってしまいました。
あえて突っ込むなら、防犯カメラをみたい・・・って、もう見たでしょ!! となるところですが、当然見たいのは記録された内容ですよね。
そもそもこのメモがいたずらとか、新しい詐欺の手口とかじゃないとも言い切れないので、データを見せるとなると直接警察に行くしかない。
・・・で、行ってみました。
担当の刑事さん(?)はとても親切でした。スマホから防犯カメラの映像を見せて、結局は事件の関係のあるものはありませんでしたが、何か、手拭いとか、ウェットティッシュとかくれました。
最近、この辺りで特殊詐欺事件が多発しているらしいです。古い住宅街なので、住民の年齢もだいぶ高くなってきているので、他人事と思わず注意しないといけませんね。
2026年3月12日木曜日
団地
団地というのは、必ずしも日本独特の物ではないようですが、日本では昭和30~40年代の高度経済成長期の象徴的な建造物の一つというイメージがあります。
一か所に集中的に同じ目的の建物を作ることで、インフラ整備などを効率化することができます。工業団地というのもありますが、一般的に目にしやすいのが住宅向けの団地です。
日本住宅公団(今の都市再生機構、URの前身)が、昭和30年代後半から入居を募集した住宅団地は、水洗トイレ、風呂、ダイニングキッチン、ベランダが各戸に設置され、当時の文化的生活を送ることができる人気の住居となっていました。
自分は住んだことはありませんが、最初に団地を知ったのは「ウルトラセブン」で、団地の住人が丸ごと宇宙人にすり替わるという、けっこうこども心に恐怖を感じさせるものでした。
次に、東京都板橋区の高島平にマンモス団地が1972年にできて有名になりました。なんで有名かと言うと、飛び降り自殺の名所になったからで、これも怖い話になってしまいました。
他にも日活ロマンポルノに「団地」という言葉がよく登場したので、団地にお住まいの方には申し訳ありませんが、どうもあまり良い印象が無い。
その後も各地に建てられましたが、すでに築50年を過ぎて、建て替えの問題がいろいろ発生しているのをよく聞きます。自分の行動範囲にも五か所程度の団地群がありますが、まだあまり建て替えられた気配は無いので、いろいろ大変なのかなと他人事ながら心配しています。
2026年3月11日水曜日
World Baseball Classic 2026 1次ラウンド終了
地上波放送が一切ないWBC2026ですが、それはともかく、東京ドームで行われたPOOL Cの1次ラウンドの日程が終了し、日本は無事に通過し、すぐさまフロリダに渡り準々決勝の準備に入ります。
今のところ、何の問題もなく勝利を続けているように見えますが、活躍しているのは主としてMLB組の大谷・鈴木・吉田の3人。しかし、国内組の打撃陣については、ちょっと目立たない印象です。
これは、放映権をもっているNetflixから課せられた制約が厳しく、ニュースなどではごく限られた映像しか使用できないというところもあるかもしれません。とは言え、少なくとも国内トップクラスの近藤健介の打撃不振は間違いなく深刻のようです。
・・・と思っていたら、昨夜の日本の最終戦では、大谷・鈴木は温存、吉田も早めに交代し、国内組中心のオーダーが組まれました。終盤の周東・村上のホームランで大勝したかのように見えますが、一抹の不安を残したことも否定できません。
結果だけみれば、4戦全勝で文句なしのPOOL Cの一位通過ですから、侍たちに拍手を送りたいと思います。次はマイアミのローンデポパークで、POOL Dを2位通過するドミニカ共和国かベネズエラの勝者との対戦になりました。
ただし、日本が勝って喜んでばかりいていいのか? という疑問点もあると思います。
前回大会でも優勝して、アメリカよりも実力があることを証明したのかもしれないというのに、結局国内のスター選手が、どんどんMLBに流出しているという現実があります。
結局、WBCがMLBへ日本選手を売り込むための見本市状態になっているということも、一概に否定できない状況です。日本のプロ野球を統括している日本野球機構(NPB)の運営体制などに、選手たちを留まらせる力が無いことが問題の根源のように感じます。
兎にも角にも、日本人選手が世界的に活躍することは歓迎すべきことであり、アメリカでの戦いにも期待したいものです。
2026年3月10日火曜日
春の気配 ~ 栄華必衰
王禅寺には東京都市大学の原子力研究所と、それに隣接するよように日立製作所 原子力事業部王禅寺センターが随分と昔からあります。原子炉があるわけではありませんが、名前からしてなんかすごい研究をしているのかなと・・・
それはどうでもよくて、それらの敷地の東側の斜面には桜の大木が何本もあって、毎年の時期になると満開の桜を楽しむことが出来ました。
ただ、この数年は昔ほど見事な咲きっぷりとは言えない状態で、全盛期からすると半分以下という感じになっていました。今年はどうなんだろうと思って見に行ってみました。
驚いたことに、桜の樹が植わっていた斜面がすっかり坊主になっていて、おそらく桜を含むたくさんの樹木が伐採されてしまったようです。
最近、古い樹木の倒木がニュースになっていますが、こちらも事故が起こってからでは遅いので何らかの手を打ったということなんでしょうか。
もったいないという気持ちもありますが、当然桜には寿命がある。一般にソメイヨシノの寿命は一般的には60年(最大で100年)と言われていて、50年を過ぎると幹が腐りやすくなるそうです。
しかたがないとはいえ、春を感じるスポットが無くなってしまったのは残念です。
2026年3月9日月曜日
ナイト・オブ・ザ・スカイ (2005)
2005年のフランス映画で、原題は"Les Chevaliers du ciel (天空の騎士)"なので、タイトルの「ナイト」は夜ではありません。フランス版「トップガン」みたいな宣伝をされましたが、どちらかというと航空スパイ・アクションみたいな内容。
実質的には武器商人向けの見本市である国際航空ショーが行われている最中に、デモ飛行で飛び立ったミラージュ(フランスのジェット戦闘機)が失踪します。緊急出動したマルチェリとセブは、民間機の真下で隠れて飛行していたミラージュを発見しますが、ミラージュから銃撃を受けます。マルチェリは、セブがロックオンされたため追跡中止命令を無視してミラージュを撃墜しました。
戻った二人は、特殊任務飛行隊長のべルトランと軍官僚の女性のコステから、ミラージュを盗まれたときに防衛体制が機能するかのテストだったことを聞かされます。しかし、そうであれば明らかにミラージュは自分たちに攻撃をしてきたことが説明できない。コストはもしかしたら、本来のパイロットがすり替わっていたかもしれない可能性を指摘しました。
ベルトランは、武器商人たちにミラージュの優秀性を証明するため、独断で他国の戦闘機との国境を越えた地点までの競争(キャノンボール・レース)を決めてしまいます。マルチェリとセブは、ベルトランが捏造した証拠によって軍を除隊させられ、レースに出場するパイロットとして参加することになります。
しかしレースは最初から何者かの妨害があり、彼らも空中給油を受けることができず、砂漠の無人基地に着陸せざるをえなくなります。着陸するとすぐさま武装集団に包囲され拘束されますが、何とか脱出します。その時、一緒に飛行していた1機だけは行方不明になっていました。
コステから近々パリでEUサミットが行われることを聞いたマルチェリとセブは、敵の目的がサミットであり何らかのアクションを起こしてくることを予想して出動します。案の定、パレードに花を添えるアクロバット部隊をサポートをする大型の給油機を狙って、行方不明のミラージュが急接近してくるのです。給油機が市街地上空で爆発したら、街は大惨事になるのです。
というような内容で、フランス空軍の全面協力で、CGいっさい無しの空中の飛行映像は大変緊張感があって見所満載です。戦闘機ファンの人は、これだけでも大満足だろうという仕上がりです。
ただドラマとしては・・・何だかよくわからない。ベルトランが悪役なんですが、最終的に何が本当の目的なのかが不明。アメリカ軍から研修で来たブロンドの美人パイロットが、実は敵側でいろいろやらかしてくれるんですが、重要な役のはずなのに登場シーンが少なすぎて、こちらも何だかよくわからない。
フランス映画というと美男美女とすぐに思ってしまうのですが、主人公二人と、一応ヒロイン的立場のコステが普通すぎる。できるだけリアリティを重視したのかもしれませんが、何だかなぁという感じです。結局、ジェット戦闘機がかっこいいというだけの映画と思えば腹も立ちません。
実質的には武器商人向けの見本市である国際航空ショーが行われている最中に、デモ飛行で飛び立ったミラージュ(フランスのジェット戦闘機)が失踪します。緊急出動したマルチェリとセブは、民間機の真下で隠れて飛行していたミラージュを発見しますが、ミラージュから銃撃を受けます。マルチェリは、セブがロックオンされたため追跡中止命令を無視してミラージュを撃墜しました。
戻った二人は、特殊任務飛行隊長のべルトランと軍官僚の女性のコステから、ミラージュを盗まれたときに防衛体制が機能するかのテストだったことを聞かされます。しかし、そうであれば明らかにミラージュは自分たちに攻撃をしてきたことが説明できない。コストはもしかしたら、本来のパイロットがすり替わっていたかもしれない可能性を指摘しました。
ベルトランは、武器商人たちにミラージュの優秀性を証明するため、独断で他国の戦闘機との国境を越えた地点までの競争(キャノンボール・レース)を決めてしまいます。マルチェリとセブは、ベルトランが捏造した証拠によって軍を除隊させられ、レースに出場するパイロットとして参加することになります。
しかしレースは最初から何者かの妨害があり、彼らも空中給油を受けることができず、砂漠の無人基地に着陸せざるをえなくなります。着陸するとすぐさま武装集団に包囲され拘束されますが、何とか脱出します。その時、一緒に飛行していた1機だけは行方不明になっていました。
コステから近々パリでEUサミットが行われることを聞いたマルチェリとセブは、敵の目的がサミットであり何らかのアクションを起こしてくることを予想して出動します。案の定、パレードに花を添えるアクロバット部隊をサポートをする大型の給油機を狙って、行方不明のミラージュが急接近してくるのです。給油機が市街地上空で爆発したら、街は大惨事になるのです。
というような内容で、フランス空軍の全面協力で、CGいっさい無しの空中の飛行映像は大変緊張感があって見所満載です。戦闘機ファンの人は、これだけでも大満足だろうという仕上がりです。
ただドラマとしては・・・何だかよくわからない。ベルトランが悪役なんですが、最終的に何が本当の目的なのかが不明。アメリカ軍から研修で来たブロンドの美人パイロットが、実は敵側でいろいろやらかしてくれるんですが、重要な役のはずなのに登場シーンが少なすぎて、こちらも何だかよくわからない。
フランス映画というと美男美女とすぐに思ってしまうのですが、主人公二人と、一応ヒロイン的立場のコステが普通すぎる。できるだけリアリティを重視したのかもしれませんが、何だかなぁという感じです。結局、ジェット戦闘機がかっこいいというだけの映画と思えば腹も立ちません。
2026年3月8日日曜日
海老とトマトのパスタ
ちょっと前に海老クリームパスタを紹介したんですが、今度は具材の見た目は同じでもクリーム無しで、より海老の旨味を感じられるトマト・ソース仕立て(Pasta gamberi e pomodoro)にしてみました。
最近は有頭の赤海老がスーパーで手に入りやすくなったので、この手の料理にはとても使い勝手が良くなりました。まずはオリーブオイルを熱っしたフライパンに、海老を丸ごと並べます。
中まで火が通るように両面をしっかりと焼いたら、トング等で頭の部分をギュっと掴んで絞ります。旨味のエキスが出たら、海老は頭の部分は取り除き、食べやすいように殻をむいてよけておきます。
フライパンにニンニクを入れ、香りが立ったら輪切り唐辛子を少々。このあたりは、基本のペペロンチーノと一緒。唐辛子がこげないうちに、みじん切りタマネギを投入して、よく炒めていきます。飴色タマネギを作る時と要領は一緒ですが、ある程度タマネギがしんなりすればOK。
この辺でパスタを茹で始めます。1%の塩が基本で、1Lの水に対して10g使います。塩が多いように思うかもしれませんが、ここ以外では一切塩は使わない。つまり、茹でる時の塩味が全体の味を決めるので、怖れることなく必要な量の塩を使います。
さて、フライパンに戻って、トマト缶を開けて入れるんですが、量は多めかなと思うくらいが丁度良い。今回は二人前で、タマネギは1/2個、トマトは300gほど使いましたが、全体を焦がさないように煮詰めていきます。。冷蔵庫に小さいエリンギが余っていたので、手で割いて一緒に入れています。
パスタは、指定された茹で時間よりも数分間早めに火を止め、フライパンに移します。噛んでみると明らかに芯が残っているのですが、これが大事。つまりフライパンでソースと一緒に煮込むことでアルデンテな固さに仕上げていくことになります。ここで味見をして、塩気が少ないなら、茹で汁を加えて調節します。
後はお皿に盛って、最初に取り出しておいた海老(と彩を良くするブロッコリー)を乗せたら完成です。濃厚な海老の旨味とトマトの酸味のハーモニーが完璧です。そこへタマネギの甘みが加わったソースが美味しすぎる。
これなら、そのままお店で出せるレベルかと・・・もう、自画自賛したくなるほどの出来栄えです。決まった分量の塩を使うだけですから、誰でも必ず同じ味に作れるので、是非試してください。
2026年3月7日土曜日
春の気配 ~ チューリップ
急に思い出した。尾崎亜美の作詞・作曲で南沙織が歌った「春の予感」という曲。
〆の歌詞が「春に誘われたわけじゃない だけど気づいて I've beeb mellow」となるんですが、この曲、実は春らしい単語は使われていない。自分が恋をしていることに気がついた女性が、それが自分にとって春が来たんだと感じるという内容で、「春」イコール「恋心」ということになっている。
まぁ、1978年の歌なんで、何と半世紀近く前の古い歌ということになるんですが、歌謡曲全盛の時代にJPOPの要素を先取りした先駆け的な歌の一つかもしれません。もしも、機会があれば聞いてみてください。
一方で、もっと古く戦前に作られたのが、普遍的な唱歌として今も歌われるのが「チューリップ」です。
歌詞は実にシンプル。赤・白・黄色の三色のチューリップが並んで咲いているのが綺麗、というだけの内容です。こちらは「春」という単語は使われていませんが、春という季節をストレートに感じさせる内容ですね。
2026年3月6日金曜日
WBC 2026 始まったけど
オリンピックが終わって、続けて野球だ!! と喜んでいる方が多いとは思いますが、なかなかそう簡単ではないようです。
3年前のWorld Baseball Classic(WBC)はたくさんのドラマがあり、直接球場に行けなくてもテレビの前で釘付けになりました。久しぶりに、野球の試合は面白いと思わせてくれたものです。
で、今年です。すでに予定されていた強化試合が終わって、昨日から本番の東京プールが開始されました。日本は今日の夜に最初の試合があり、相手は昨日オーストラリアに0-3で敗れたチャイニーズ・タイペイです。
その後は、3月7日夜に韓国、3月8日夜にオーストラリア、そして3月10日夜にチェコと対戦することになっています。でも、何か盛り上がってない感じがしませんか?
強化試合は地上波で放送されましたが、今日からの本戦は一切テレビ放送はありません。
すでにご存じだとは思いますが、何とWBCの全試合の放映権は、ネット配信事業で急成長したNetflixが150億円で独占的に取得しています。
Netflixは、一切地上波で映像を流すことは許可していない。個人が試合中の写真や動画を撮影してネットに上げることも禁じていて、映像の権利に関してかなり厳格な規制をしています。
Netflixはサブスクなので、個人で契約した人だけが生配信を見れるわけですが、WBCの期間に限定して通常価格より格安の498円というコースを用意しています(ただし、このキャンペーンは3月18日まで)。
集まった客にスポーツの試合を流している店がありますが、個人の契約のままやると莫大な反則金を請求されるらしい。本来は事業者としての契約をすればいいはずなんですが、ことWBCに関しては事業者用契約は用意されていないようです。
ここで驚くべきニュースがありました。
通常のNetflixの契約を結んでいる人は、1万人のアンケートで17.3%。WBCのために新たに契約をしたのは、たったの4.9%だそうです。大会が盛り上がっても契約しないと答えたのは、なんと68%です。
まぁ、一度契約すると、サブスクはたいてい解約が難しいことが多いので積極的になれないことは理解できますが、それにしてもこの新規者の低さは驚きです。試合中継にはCMも入るようなので、このあたりも何かなぁと思わせるポイントかもしれません。
今のところはNetflix独占配信は、WBCというイベントを盛り上げる方向には向いていないようで心配です。
2026年3月5日木曜日
泳いでも船にはぶつからない
日本からは東シナ海から台湾を過ぎると南シナ海、そしてインドネシアの合間を縫ってインド洋にでます。北上してアラビア海となり、イランとオマーンに挟まれた場所がペルシャ湾の入口です。オマーンの西隣はアラブ首長国連邦(UAE)で、ペルシャ湾に突き出た部分にある都市が何かと有名なドバイ。
ドバイの先がペルシャ湾に飛び出す形となるムサンダム半島で、この半島によってペルシャ湾がくびれたようになって狭くなった部分・・・まさにボトル・ネックになっているのが、ホルムズ海峡と呼ばれる場所です。ホルムズ海峡は中東地域からの唯一の海の出口として、地政学的には重要なポイントです。
ドバイの先がペルシャ湾に飛び出す形となるムサンダム半島で、この半島によってペルシャ湾がくびれたようになって狭くなった部分・・・まさにボトル・ネックになっているのが、ホルムズ海峡と呼ばれる場所です。ホルムズ海峡は中東地域からの唯一の海の出口として、地政学的には重要なポイントです。
ペルシャ湾岸諸国は、全世界に原油を送り出しており、ある意味多くの国の文化的生活を維持するための生命線になっている。化石燃料は地球温暖化の主要因となっていて、そこから離脱が進められているわけですが、今でも原油に多くを頼らざるをえないのが実情です。
飛行機の場合と同じように、船舶にもそれぞれ固有の識別信号があり、それをインターネットで閲覧できるのが「Marine Trafiic」というサイト。飛行機のように速い速度で移動していない船舶の動きは、見ていてあまり面白くは無い。
ただ、今回のアメリカのイラン攻撃に対抗してイランが「ホルムズ海峡を封鎖」というニュースを見ると、どんな状況なのか興味が湧いてきます。ペルシャ湾はイラン占有の領海ではありませんので、実際に何らかの物理的な障壁を設けて通行を制限することはできませんが、通行しようとすれば武力行使するといえば、みんな怖くて通れません。
Marine Trafficを見てみると、海峡の最狭部にはほとんど船舶がいない。一部の船舶がイラン側の港に停泊していますが、確認してみるとイラン籍か親イラン国籍の船舶のようです。ペルシャ湾内には出たくてしょうがない船舶が数えきれないほどいて、アラビア海側にも入りたくてしょうがない船舶がかたまっています。
通過する船舶の量は、アメリカの攻撃が始まった途端に70~80%も減少したそうです。そのほとんどがタンカーなので、原油の出入りがかなり厳しい状況であることが容易に想像できます。
ここを通るタンカーが送り届ける原油は、1位が中国、2位がインド、3位が日本、4位が韓国となっていて、これらだけで約60%を占めています。日本に来るタンカーの80%がホルムズ海峡を通過してくることを考えると、今回の紛争が長引いた場合はかなり深刻な問題となることは明らかです。
イランとムサンダム半島の間は最短距離が30kmで、ドーバー海峡の40kmよりも短いので、泳いで渡れない距離じゃない。いつもならタンカーが右に左にうようよいますが、今なら海峡横断も可能かもしれません・・・って、そんな不謹慎なことを考えている場合じゃない。
2026年3月4日水曜日
見上げても飛行機は見つからない
空を見上げていると、それなりの頻度で飛行機が飛んでいくのを見ることができるのが、我々が住んでいる日本という国。
たまには、そんなに低く飛ばなくてもいいだろうと思うような旅客機とか、続けざまに爆音を響かせていく自衛隊かアメリカ軍の戦闘機、調布から伊豆七島に飛んでいく小型のプロペラ機など、見かける飛行機は様々です。
「flightrader24」というインターネットのサイトがあるんですが、もともと飛行機とか、飛行管制に興味があるので、しばしば眺めたりします。世界中の識別信号を出している飛行機が、リアルタイムにどこにいて、どこを通って、どこに行こうとしているのかがわかるという、暇なときにはもってこいなんです。
上の図が、昨日・今日のヨーロッパの空の状況を示しています。
見慣れている人は、これがどんだけ異常な状態かと思うでしょうし、そうでない方でも黒海付近の超超超過密な雰囲気は大丈夫? と心配するかもしれません。
つまり、アジアとヨーロッパを結ぶ航空路が、ほぼ黒海南岸のトルコ領上空に集中しているわけで、一部は紅海からエジプト上空にも集中が見られます。
黒海の集中する航空路の北側には、まったく飛行機が飛んでいない地域があります。ウクライナです。ロシアのウクライナ侵攻以来、危険を回避するためにウクライナ上空を飛ぶ飛行機はいなくなりました。
そして、南側にもまったく飛行機がいない地域が数日前から出現しました。イランからイスラエルに至る中東地域です。
イランに対するアメリカ軍とイスラエル軍の共同作戦が行われたニュースは、世界中を震撼させました。アメリカのトランプ大統領は、イランが核兵器開発を放棄しないための軍事行動と説明していますが、宣戦布告もなくいきなり他国を急襲して、その国家のトップの人物を亡き者にしたというのは、どのような正当性を主張したとしても国際的に是認されることではないはずです。
ロシアのウクライナ侵攻が始まったとき、ロシアを非難したはずのアメリカが、やっていることとしてはロシアと同じか場合によってはそれ以上のことをしていると思わずにはいられません。西側諸国から非難の声が上がっている中で、高市総理は「国として法的評価はしない」と言う。評価をしないということは、黙認したのと同じで、大変残念なことだと思います。
イランはホルムズ海峡を事実上封鎖して、中東の原油が世界に運ばれないようにしました。当然、中東から大部分を輸入している日本もその影響を受ける。秋までは備蓄により大丈夫らしいですが、紛争が長期化すると次の冬はかなり困ったことになるかもしれません。
ベネズエラとイランからの原油輸入に大きく頼ってきた中国は、アメリカのそれぞれへの国への武力行使により、原油確保にかなりの痛手が生じた可能性があるらしい。こちらも長期化すると、世界の経済勢力圏を大きく塗り替えることになるかもしれません。
飛行機が空を飛んでいない場所で空を見上げたら、もしも飛んでいる物があれば、それはミサイルか爆弾を搭載したドローン、あるいは無人偵察機でしょうから、ただちに逃げないといけないのかもしれません。こんな地域がこれ以上拡がらないことを祈らずにはいられません。
2026年3月3日火曜日
春の気配 ~ 早咲き桜
古い暦の上では、正月から春。だから、新年のあいさつに「初春」という言葉が使われます。
実際の生活の中では、二十四節気の一番目の「立春」から春としていたわけで、ちなみに今年(2026年)の立春の期間は2月4日から2月19日の間です。だから、季節を分けるという意味で、2月3日ほ節分としています。
ただ、現実的な感覚としては節分が来たからと言って「春だなぁ」とは思わないわけで、どっちかと言えばまだまだ寒い冬という感じです。
となると、本格的な春と思えるのは、天体の動きによって決まる「春分」の方が相応しいように思います。
春分は昼と夜の時間が同じ長さになるという意味で、二十四節気の「立春」は四番目です。今年の春分の日は3月20日ですから、体感として春が来るまでにあと2週間ちょっとというところでしょうか。
日本の桜は春の象徴みたいなところがありますが、ほとんどはソメイヨシノという品種です。例えば河津桜として有名な、伊豆の早咲き桜はすでに満開で話題になっています。これはオオシマザクラとキンヒザクラの交雑種で、広い意味でサクラの野生種全般をさすヤマザクラの一つです。
身近な場所でも、毎年春を先取りするヤマザクラがあります。こちらは早渕川の土手。1本だけ山桜があり、ほぼ満開になりました。周辺にはソメイヨシノがたくさんあるので、花見ポイントの一つになります。
少しだけ余裕をもって周囲を見渡すと、春の気配はあちこちにあるものです。ちょっと気持ちの余裕をもって、春を探すのもいいかもしれませんね。
2026年3月2日月曜日
情報漏洩
近年、情報漏洩ということが頻繁に使われるようになりました。
自分がクリニックを始めた20年前ごろから、「個人情報」に人々の注意が向けられまたし。これは、ネット社会が浸透することと比例しています。
正確には、「個人情報の保護に関する法律(いわゆる個人情報保護法)」が国会で成立したのが2003年のことで、その年に施行されています。その中で、個人情報の定義は「生存する個人に関する情報であって、特定の個人を識別することができるもの」とされています。
個人情報を得たものはそれを「個人の人格尊重の理念の下に慎重に取り扱われるべき」ものとし、意図的に漏洩した場合。あるいは不正に取得した場合には懲役刑や莫大な罰金が科せられる場合があります。
多くのケースでは、誰かが不正に個人情報を持ち出すことが多いわけですが、最近増加しているように感じるのはネットを通じた不正アクセスによる情報漏洩です。企業などの団体では事業の効率化の観点から個人情報をデータベースとしてコンピュータで管理しているので、ちょっとした抜け穴があれば容易にハッキングされる危険を伴っています。
うちのクリニックような小規模事業者では、義務化された電子カルテのすべてが個人情報の塊です。使用するコンピュータの台数は少なく目が届きやすいとは言え、電子カルテにアクセスできるLANは、閉鎖されたイントラネットでオープンなインターネットとは遮断しています。まれに患者さんとメールでやり取りをする場合がありますが、情報を伝えるためには特定のUSBメモリーだけを使用するようにしています。
先日、以前に勤務していた大学から「個人情報の漏えいについて(お詫び)」と題された書面が送られてきました。
外部からの不正アクセスにより個人情報が流出した件のお知らせみたいな内容で、委託先が悪いためというこららしく、そもそも括弧でくくってあって「お詫び」感は少な目。それを責めてもしょうがないので、別に事を荒立てるつもりはありません。
ただ、流出した内容が、氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、教職員番号、利用者区分、学内メール・アドレスのIDとパスワード、所属、役職などなどとなっていて、驚いたのは退職したのは30年近く前の事なのに、いまだに情報を残していたということです。
事務処理上、退職後数年間はわかりますが、こんなに長期間にわたって使い道のないデータを保有しているということが、どれだけ無駄な、そして今回のような危険を伴うと言うことを理解していないようです。最近はだいぶ注意を払うようになりましたが、IDやパスワードは使いまわしたりすることが多かったし、生年月日・住所・電話番号などもパスワードを推定する材料にもなるかもしれません。
インターネットの普及は便利な事だけではなく、さまざまな危険をはらんでいて、今でもすべての安全対策が整備されていません。最近はAIがトレンドでどんどん普及させようとする勢力が活発に活動していますが、また新たなトラブルも持ち込んでくる可能性があり、ほとんど法整備されていない現状は大変危険なものかもしれません。
2026年3月1日日曜日
THE NEBA-NEBA TRIO
3月!! いよいよ春が来る!! というわけで、(全然関係ないけど)ネバネバする食材を一緒くたにしてみました。
山芋は値段が高いので、ついつい長芋の方が手を出しやすい。ですが、長芋を一気に消費するのは大変なので、余った分が冷蔵庫の野菜室に残るわけです。
長芋はけっこう日持ちするので、後から入れた野菜にしだいに埋もれてしまい、いつの間にかあることを忘れてしまうことは珍しくない。今回、発掘された長芋は、1か月はたっていようというもので、切り口辺りはさすがに傷み始めていました。
さてさすがに、そろそろ使い切らないと・・・で、ネバネバ・トリオの登場となりました。
長芋はところどころ傷んでいたので、そこを避けて薄めの一口大に切り分けました。そして、二番手はさっと茹でたオクラで、トリを務めるのはメカブです。
ネバネバは体に良いといわれています。豊富なグルコマンナン(水溶性食物繊維)が、腸内の善玉菌の栄養になって、便通を良くして、血糖やコレステロール上昇を防ぎます。また、ムチンは胃粘膜を保護する力があります。
おー、いいじゃないですか。美味しくて健康にも良いなら食べない手はありません。
味付けは、味付けメカブのつゆを利用。足りなければそばつゆでOKです。わさびを追加すれば、完璧です。
さあ、ナバナバ・トリオを食べて元気に春を迎えましょう。
2026年2月28日土曜日
椎茸の肉詰め
椎茸の肉詰めも、家庭料理としては人気だと思います。スーパーで、たくさん入ってお得な椎茸の大袋を見つけたので、餃子をつくって余っていた挽肉を消費するのに丁度良いので作ってみました。
椎茸は石突を取り除き、傘の表面には火が通りやすくなるように十字に切り込みを入れておきます。
肉は、椎茸の味を邪魔したくないので、味付けは醤油だけ。長ネギのみじん切りを加え、つなぎとして卵黄を入れてしっかりと混ぜ合わせました。
肉は火が通るとだいぶ縮むので、椎茸と分離してしまうのが一番つまらない。
そこで、大事なポイントは、傘の裏側に軽く小麦粉をふっておき、しっかりと肉を押し込むことです。
焼くのは肉の面から。中火でゆっくり、しっかり火を通します。肉の表面に焦げ目がついたら、ひっくり返して傘の表面に短めに火を通して出来上がり。なんとか、全部肉が落ちずに出来上がりました。
味付けは、中華風でも洋風でも合いますし、ご飯のおかずでも酒の伴でもOKです。
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