2026年2月22日日曜日

SEKAI NO OWARI / EYE・LIP (2019)


SEKAI NO OWARIは、メジャー・デヴューして、2012年から2018年までにオリジナル・アルバムは2枚発表しています。音楽活動としては寡作という感じですが、この間にそこそこの数のシングル曲を加えながら、彼らの考えるファンタジーの世界を具現化したテーマ・パークのようなステージを繰り広げてきました。

2019年2月に、満を持してという感じで、前作から約4年ぶりとなる新しいアルバムが発売されます。しかも、「Eye」と「Lip」という表裏一体のような2枚の同時発売で、合わせて全26曲(既発売の6つのシングル曲を含む)というボリュームは、さすがに時間をかけたという感じがします。

実質的に2枚組の大作ですが、コンセプトは「目は口ほどに物を言い」ではなく「目と口は異なる物を語る」ということであり、これまでのセカオワ・ファンタジーからこどもっぽい部分をそぎ落として、大人のためのファンタジー世界を展開しました。そういう意味では、単に「売れる音楽」というより、彼らのダークな面が強調された作品に仕上がっています。

間違いなくバンドの中心メンバーはFukaseですが、SEKAI NO OWARIを楽曲やステージを知るためには、彼の生い立ちに触れないわけにはいきません。

本名、深瀬智、1985年東京都大田区生まれ。中学の時に、いじめにあい不登校になりますが、幼馴染のNakajinだけが、毎朝迎えに来てくれたそうです。高校に進学するとパニック障害を発症し、一時的に精神科の閉鎖病棟に入院し、精神科薬の副作用にも苦しみました。すべてを失ったかのように考えるそんなFukaseを立ち直らせたのが、Nakajinらと始めたバンド活動でした。

世間を否定的に見る面と、それでも何かを信じていきたいという気持ちが発露した楽曲が多いのは、そのような経緯があったことを踏まえると、上っ面だけ弱者の味方をしているわけではなく、自分の心の叫びそのものであることがわかってきます。

2015年の日産スタジアムでのライブで、初めて自分たちの成功を確信できたFukaseは、MCの中で「いろいろ苦労してきたけど、ついにここまで昇りつめた」と言い「みんなも負けるな」と檄を飛ばしました。普通なら「みなさんありがとう」と言いそうなところだったので、最初は違和感を感じたのですが、Fukaseの生い立ちの一端を知ると何となく理解できました。

ですから、何となく生きづらさみたいなことを感じている現代人の多くに、直接的に刺さる音楽になっていることが、彼らの成功の理由にあることは間違いない。しかも、単なる励ましではなく、自らが社会的弱者から這い上がって来たところが多くの共感を得ているのだと思います。

2026年2月21日土曜日

2026 ミラノ=コルティナ冬季オリンピック 「0.775秒」


2026年の冬季オリンピックもいよいよ終盤。

今週も、たくさんの日本人選手たちの活躍で寝不足ですが、主だった日本の戦いはほぼ終了した感じです。

その中で、最も話題をさらったのは、フィギュア・スケートのペア種目での三浦璃来・木原龍一両選手による金メダルでしょう。

前日のショート・プログラムでミスをしてしまい、本人たちの絶望する姿から一転して、フリーの演技では、素人目にも驚異的な凄さを見せつけて世界最高得点を叩き出してメダルを獲得しました。

でも、そのショートでは、確かに失敗したなとわかるポイントがあったのですが、おそらくたった一つの技だったと思います。それであれだけショックを受けるのか? と思うくらいのリアクションで、それに賭ける思いの強さというものを見せつけられた感じでした。

どうしても、フィギュア・スケートというと、男子、女子の個人種目の印象が強いのですが、団体としての勝負や、ペア競技としての奥深さを認識させられた今大会だったと思います。

一方で、芸術性という主観的な評価が加わるフィギュア・スケートと比べて、時間だけが評価される真剣勝負の世界がスピード・スケートです。

しかも、二人ずつ滑るとは言っても、その相手と直接の対決をしているわけではなく、いかに時間を削りだすか自分との闘いです。本日未明の深夜に行われた、女子1500mはそのハイライトでした。

世界記録は1分49秒83。2019年にこの記録を叩き出したタイトル・ホルダーは、日本の高木美帆です。高木は過去2回のオリンピックのこの種目で、それぞれ銅メダルを獲得していますが、今回は年齢を考えても最後の金メダルのチャンスでした。

結果は、残念ながら6位。1000mまでは、かなり期待できるペースをキープしていましたが、最後のスパートが足りなかった・・・のかもしれません。0.775秒。金メダルのオランダ選手と高木選手との差です。人の感覚では、はっきりと違いが認識できない時間差です。時速50km/h弱で走り切る競技の世界では、この差は約10mになりますので、本人的には完敗と感じているかもしれません。

それでも日本のスピート・スケートをここまで牽引してきた実績が揺るぐことはありません。闘いをあきらめない姿勢は、十分に日本に伝わりました。本当にご苦労様でした。

2026年2月20日金曜日

SEKAI NO OWARI / The Dinner (2016)


今更言うまでもなく、SEKAI NO OWARIというバンドは、ベースレス、ドラムレスというかなり変わったメンバー構成で、足りない部分はプログラミングによる処理を行っています。彼らは、そのことで、異端のバンドとして苦労してきたでしょうが、音楽の構成としてメロディとリズムは大切。リズム・セクション無しでは限界があることは百も承知だろうと思います。

スタジオ・ワークだけに限って言えば、「打ち込み」の音を使うことで、それでも大きな問題にはならないかもしれません。しかし、ライブともなると話が違ってきます。もちろんジャズのように、大部分をアドリブでこなす音楽を演奏しているわけではありませんが、それでもあらかじめ作られた部分から逸脱することはできません。

生の演奏での観客とのコミュニケーションというのは、ライブの醍醐味のはずですが、彼らのライブを見ていてどこかに違和感を拭いきれないのは、ファンの方に怒られると思いますが、極端な言い方をすれば「カラオケ・ライブ」を見ているようなところから来ています。

2016年の「The Dinner」と題されたツアーで、彼らは大きな変化を見せてくれます。ライブにサポート・メンバーとしてベースとドラム、そしてストリングスが加わったのです。ベースはマーリン・ケリー、ドラムはマイク・マリントンという外国人ですが、二人ともSMAP、モモクロ他多くの日本人のレコーディングやライブに参加してきた実績があり、以後必ずSEKAI NO OWARIのライブには帯同するようになりました。

「The Dinner」はアリーナ・ツアーで、会場に巨大な洋館を建ててしまいました。バンドのダークな面が強調され、ステージは夜をイメージした暗いセッティングになっています。プログラミングによる音が減った分、いくつかの楽曲では今までとは違うアレンジがなされて、馴染のある曲も新鮮味が戻った感じがします。

2017年のスタジアム・ツアーは「Tarkus」です。タルカスは、Fukaseが創作した話で、後にこのストーリーをベースにした寓話の絵本が作られています。アニマトロにクスを用いたリアルな動物たちがたくさん登場し、彼ら森の動物たちがタルカスと王様の間におこった悲劇を語ります。そして、別々の見方によって善悪はどうにでも裏返ることなので、相手を思いやることが大切だということを示そうとしています。

前のツアーと同じく、ベース、ドラム、ストリングスが加わり、さらにホーン・セクションも加わり、スタジアムの中央に大きな木を取り囲むような円形のステージを用意して、バンド・メンバーらはぐるりと囲むように配置しています。また森の動物たちの声は、お馴染みの山寺宏一の他に夏木マリなども加わり豪華。

ただし、この物語部分の比率が強くなり、SEKAI NO OWARIの音楽とはべつの人形劇を見ているような感じもするので、音楽を聴きたい人にとっては物足りない気分になったかもしれない。もっとも、そんなファンタジーを含めて彼らのファンが集まるということなのかもしれませんね。

2018年には野外ツアー「INSOMNIA TRAIN」が行われました。これは2013年の「炎と森カーニバル」の拡大版みたいなもので、単独のDVDの発売はなく、翌年に発売されたニュー・アルバムの初回限定盤にフル・コンサートがDVDが付属しました。

高さ30m、幅80mにわたる巨大な夢の国のネオンサインあふれる歓楽街のセットが作られて、見る者の度肝を抜きます。いつものストーリーはアニメーションでときどき挟まれますが、今回は控えめです。ニュー・アレンジの楽曲や、翌年発売される新曲が盛り込まれ、セット・リストとしては今までにない新しさを感じるものになりました。

2026年2月19日木曜日

安物買いの銭失わず


見て、見て,見て。

昭和の匂いがプンプンする、昔ながらのサンダルです。

最近は、おしゃれなサンダルが増えて、レトロなこっちを探すのに苦労します。

流行は、インソール感覚でアーチを盛ったサンダルなんかが増えていて、足の裏が痛い人は、スリッパの代わりに屋内で履いたりするのがおすすめ。

一番有名なブランドはBirkenstock (ビルケンシュトック)なんですが、けっこう高い。ほとんどが1万円くらいしますし、ビニール製の廉価版でも5千円です。

そこで、これです。

よく「健康サンダル」という呼ばれ方もしていたと思いますが、今ではトイレくらいでしかお目にかかれない。

いやいや、もったいない。そもそも一組千円しません。よく見ると、ちょっとだけですが、アーチもつくってあります。ゴムっぽい素材で、その柔らかさが絶妙なんです。足の裏のフィット感が抜群です。

実は、正直に告白しますが、これをずっと家でスリッパの代わりに使ってました。クリニックでは、ビルケンの廉価版をずっと使っていて、傷んでくると家で外履きにしていました。

前のが10年近く使って、いよいよボロボロになったので新調したんですが、初日から何の違和感もなく馴染んでしまいました。

素晴らしい!! これは安物買いの銭失わずです。

2026年2月18日水曜日

ペットボトル買いだめ


クリニックの隅っこに、ペットボトル飲料を置いています。

それも少ない時でも10本、多いと20本近くになることがあります。

いろいろと違うもので揃えようとしているのですが、コンビニで「もう一本無料」キャンペーンをしていると、思わず余計に買ってしまうので、今のように偏る場合がありります。

・・・えっ? 何でそんなにためこんでいるかって・・・

まぁ、当然、疑問に感じるところだと思います。

診療の合間とかに喉をうるおすためのもの。そりゃそうなんですが、昔はクリニックに伊藤園の自販機を置いていたので、わざわざよそから買って持ち込んだりしてはいませんでした。

ところが、売り上げの効率の悪い自販機は回収するという伊藤園さんの決断により、5年前に自販機は撤去されてしまったのでした。以来、実は伊藤園の飲料は一切買わないことにしています(・・・根に持っている)。

とりあえず、常温保管ですが、時々はスタッフが「飲み物忘れた~」というときに重宝したりもするので、それなりに役に立っているというところでしょうか。

2026年2月17日火曜日

安物買いの銭失い


安物買いの銭失い・・・価格の安いものは品質が悪く、すぐに傷んだりして買い替えることになるので、かえってお金がかかる・・・という意味。

今回は価格が安いからと、しっかり確認して通販を利用しなかったために、失敗を繰り返した話。

UNIQLOの部屋着のスウェットのパンツを、10年以上パジャマ代わりに使っていたのですが、ついに伸びきってしまい買い直すことにしました。

当然、最初はUNIQLOのネット・ショップを利用して、「スウェット」という言葉だけで探してポチっとしたんですが、届いたのは今どき流行のワイドパンツ。スノーボーダーのぱんつみたいで、重たくて、ダボつきすぎて・・・なんか、しっくりこない。

そこで、今度はAmazonで探しました。

スウェット、ジャージなどのキーワードで、最初にタイムセールで見つけたものが届いて、早速着用してみると・・・なんか、きつい。

サイズはいいはずなのに、なんできついのだろう・・・と確認したら、商品説明の最後に「レディース」と書いてあるじゃないですか。

それを見ていたかみさんが、あらちょうどよかった、私も欲しかったと言ってさっさと自分の物にしてしまいました。

じゃあ、今度は間違いないように、タイムセールの安いものからメンズと書いてあるものをポチっとしました。

翌日配達されて、またまた早速履いてみる。

あれ、今回もやたらと超ぴったりで、ほとんどダイビングスーツ状態。何でだぁ~、と叫びながら、再び商品説明を確認してみた・・・とほほほ、サイズ間違えたぁ~

LLが欲しかったのですが、Mサイズじゃん。きついはずです。しっかり確認しなかった自分が悪いのですが、これもかみさんが使うことになりました。

今度こそは、もうタイムセールはやめました。これまでのは、全部2千円以下ですが、今回は有名ブランドで4400円です。メンズ、サイズ、色、全部よ~く確認して、これで最後だというつもりでポチった。

ついに、自分の求めていたものに巡り合いました。結局、1万円弱を使ったことになり、高くついたというわけです。通販での衣類の注文は難しい・・・・というより、安いからと、気楽にポチることは戒めないといけませんという話です。

2026年2月16日月曜日

2026 ミラノ=コルティナ冬季オリンピック 前半終了


連日、日本勢の活躍が伝わってきて、ワクワクするけど寝不足の方々が増えていることと思います。

早くも、前半が終了して、多くの競技の嬉しい話題で持ちきりになっています。メダル獲得も、色はともかく数は二桁になっていますし、立派なものです。

近年は、オリンピックのたびに開催する意義が議論されることが多くなりましたが、アスリートの皆さんにしてみれば、4年に一度の貴重な「世界一」を決する大会であることには変わりはありません。

オリンピックを目標に日頃から切磋琢磨してきたアスリートが、純粋に腕を競う場であることを切に願わずにはいられませんが、今回も、何かと色々なノイズが聞こえてくるのは大変に残念な気がします。

それはさておき、チーム・ジャパンの活躍で、前半特に注目したのが、二つの団体戦です。一つはスキー・ジャンプ、そしてもう一つがフィギュア・スケートです。いずれも、本来は個人種目ですが、一人一人の点数の合計で国として戦うというシステムは、とても見ていても面白さが増すものです。

スキー・ジャンプは1988年から男子の団体戦が導入され、前回の2022年北京から混合団体戦が行われるようになりました。やはり、その初めての混合団体戦で、高梨沙羅選手のスーツの規定違反による失格は青天の霹靂と言える「事件」でした。

今大会では、その高梨選手の再度のチャレンジを含めて銅メダルを取れたことは、本当によかったと思います。高梨選手はずっと心の傷を引きづっていたことだろうと思いますので、これを機会に再び上を目指して活躍してもらいたいと思います。

2014年から導入されたフィギュア・スケート団体戦でも、一人一人が自分のペースで頑張るのと違い、様々な作戦が必要となってくる。全体の流れの中で、かなり無理をしないといけないこともあるとは思いますが、それが良い緊張感につながって応援にも一層熱が入ります。

そして、スノーボード関連の活躍もすごかった。ハーフ・パイプのキング、平野歩夢選手が直前の試合で大けがをしたにも関わらず出場したことは、いろいろ賛否はあるかもしれませんが、他の選手に対しての起爆剤として大きな意味があったのではないでしょうか。

さてさて、後半戦、日本のみならず世界中のアスリートの皆さんの活躍が楽しみです。まだまだ寝不足の日々は続きます。

2026年2月15日日曜日

SEKAI NO OWARI / Twilight City at NISSAN STADIUM (2015)

SEKAI NO OWARIの待望のセカンド・アルバムは、2015年1月に発売されました。タイトルは「Tree」。彼らのライブ・イベント「炎と森カーニバル」で、観客を驚かせた巨大な樹木のセットの写真がジャケットに使われています。

収録曲の半分くらいは、すでにシングルで発表していたり、ライブで演奏されていたので、比較的すんなり聞くことができます。また多くの曲が、タイアップ曲となり、映画やテレビのドラマ・アニメの主題歌、あるいはCMで使われ、彼らの存在が広く世間に認知されたことがわかります。

内に向かうエネルギーが中心だったSEKAI NO OWARI、特にFukaseのおそらく体験してきたさまざまな苦しみみたいなものが表現される曲が多かったのだと思いますが、このアルバムでは外向きの雰囲気が増えたように思います。彼らの成功体験が、自信となったのではないでしょぅか。

アルバム発売後、最初のライブは2015年7月18日と19日の2日間、初めてのスタジアム・ライブとして実現しました。場所は日産スタジアム。7万2千人収容できるスタジアムですが、1/4くらいはセットが組まれましたが、アリーナ席があるので、2日間で14万人を動員しています。日産スタジアムの観客席の高さは一番高い所で52mだそうですが、何とそこに高さ40m幅60mの巨大なセットが作られました。

「炎と森のカーニバル」で登場した巨大ツリーに模した樹木が再び登場しましたが、その周囲にたくさんの架空の街並みが作られ、今回はツリーの上の方まで登っていけるようになっていました。

「Tree」に収録された「ムーンライトステーション」のイメージが大きく取り入れられていて、月からTwilight Cityにかぐや姫を迎えに来る銀河列車がテーマ。3両編成の列車がスタジアムに到着するアニメーションからスタートし、途中で1両が10mくらいある3両編成の列車がFukaseとNakajinを載せてアリーナを一周します。また。同じくらいの大きさのバルーンの銀河列車が空中を飛ぶのは圧巻です。

恒例となったDJ LOVEコーナーは、何とヘヴィメタ。空を歩かせたり、ダンスをさせたり、散々自分をいじってくれたけど、本当は寝ていたいとシャウトし、最後ギターから火花が飛び散るという最高に楽しめます。

これまでのライブでは、基本的にプログラミングされた伴奏を用いる関係で、あまり歌の部分については大きな変化は有りませんでしたが、今回はSaoriのピアノ伴奏だけで歌われる「ピエロ」やNakahinのギター伴奏だけによる「スノーマジックファンタジー」が披露され、ミュージシャンとしての実力もしっかりと披露してくれたところは嬉しいポイントです。

2026年2月14日土曜日

meiji 生のとき


2011年からの14年間、明治メルティキッスのCMに出演していた新垣結衣が、昨年でCMを卒業したということで、泣いて泣いて泣きはらしたガッキー・ファンの皆さん、ガッキーは新製品の「生のとき」で復活しました。

「こちら、新しすぎて、チョコレートとは呼べないそうです」

チョコレートじゃないんかい!! と思った方も多いとは思いますが、食べてみたら、立派にチョコレートでした。

確かに、自分が知っている、いわゆる生チョコと食感は似ている。なめらかな口どけというんですか、さっと噛めて、口の中に香りが広がる感じがします。

一箱に4枚入りとなってますので、連続で食べれば1分かからず終わってしまいますが、そんな下品な食べ方をするチョコレートではありません。

ただ、値段(250円!!)を考えると・・・やはり普段着と違ってドレスアップした特別な状況で登場するような大人のお菓子というところでしょうか。

とはいえ、どちらかというと、冷蔵庫で冷やした板チョコをパリッと食べる方が好みかも・・・

2026年2月13日金曜日

都筑区ドットコム


すごく久しぶりに、メディアのインタヴューを受けました

都筑区ドットコムというインターネットの地域情報を提供するサイトですが、開業当時からあったので、この手のサイトとしては老舗みたいなところでしょうか。

もう10年近く、宣伝らしい宣伝はしていません。インターネットの医療検索サイトとしては「Doctor's File」だけ継続していますが、ここにのっている記事はもう15年くらい前のもので、写真も今と違って若い。

今回は、医師会のホームページが刷新され、それと連動する企画だそうで、料金もかからないのでお受けしました。

基本的に、話すことは好きですが、自分の宣伝は苦手なので、ライターの方がうまくまとめてくれて、読みやすい文章になっていると思います。

日当たりの良い開放感のある院内の様子は、開業して20年だった今でも自慢です。これを見て受診するかどうかはわかりませんが、とりあえず名前だけでも知ってもらえれば意味があるというものです。

2026年2月12日木曜日

fire stick TV 買ってみた


テレビは与えられたプログラムを、決まった日時とチャンネルを選択して見るもの・・・でした。ところが、時代はかわり、見たいときに見たいものを見るという、より自由度の高いものになってきました。それがネット配信というシステム。

地上波放送という仕組みに長い間縛られてきた我々昭和人は、テレビ放送は無料、そのかわりCMをうんざりするほど見ると言う生活に慣れ親しんできました。それは、衛星放送やケーブルテレビで、チャンネルが増えても基本的には同じこと。

見たいものを見る時間にテレビの前にいることが出来なければ、録画という方法が提供されていて、DVDやBlurayのような光磁気メディアに記録したり、ハードディスクに録りためるわけです。ネット配信は、それらの行為をネット内のストレージにすでに行ってくれているようなもの。

ただ違うのは、ネットから見るためには一つ一つの番組に対してオン・デマンドで対価を支払うと言う点にあります。いわゆるサブスクリプションというもの。現在、最も人気のあるプログラムを用意できているサブスクは、NetflixとAmazon primeが両横綱と言えると思います。

Netflixは潤沢な資金で、もはや地上波テレビ局には到底不可能な製作費でオリジナルのドラマや映画を提供しています。Amazon Primeはオリジナルは少ないものの、一般公開された映画などをスピーディに自宅で見れるのが強み。しかも、買い物でAmazonを頻繁に利用する場合はPeime会員になっていることが多いと思うので、追加の支出は最低限で済みます。

1月に我家のケーブルテレビのチューナーの調子が悪くなったので、機器を取り替えることにしたんですが、新しくしたらネット配信アプリの選択肢がずいぶん減ってしまいました。それじゃ、ということでついにFire Stick TVを購入してみました。

Fire Stick TVは、Amazonが提供するネット配信受信専用のデバイスで、テレビなどのHDMI端子につなぐだけで、多くのネット配信をテレビで見ることが可能になります。一番安いもので、約8千円、一番高機能のもので約1万3千円です。一番安いのですが、これでも機能は十分と思えた「fire stick TV 4K SELECT」を選びました。

接続は実に簡単。使い方も実に簡単。Netflix、Amazon Prime以外に、Abema、Tver、そしてYouTubeも無料の範囲で見れます。有料なら、さらに多くのプログラムに対応しています。しかも、場合によっては外して持ち歩いて、外出先でもWiFiにさえ接続できれば使用可能というのが面白い。

ますます地上波テレビ局には未来がないなと感じる今日この頃なのでした。

2026年2月11日水曜日

SEKAI NO OWARI / 炎と森のカーニバル in 2013 (2013)


SEKAI NO OWARIは、2013年2月13日にENTERTAIMENTツアー千秋楽で、秋にあらたな企画のライブを行うことを発表しました。当然、その時点では、新しいアルバムは発表されていないので、当時まだ新人と呼べるバンドの活動としてはかなり早いペースだと思います。

それが「炎と森のカーニバル」とタイトルがついた公演で、彼らにとっては初めての屋外イベントでした。10月12~14日の3日間、場所は富士急ハイランド。

富士急ハイランドは、山梨県富士吉田に50年以上前からある大型遊園地ですが、ライブが行われたのは遊園地に隣接するコニファーフォレストと呼ばれるスケート場などを含むイベント用の会場です。3日間で6万人を動員しています。

はっきり言うと、演奏されたセットリストはこれまでのライブと大きな違いはないので、音楽を聴くだけのライブとしては新鮮味に欠けることは否定できません。しかし、SEKAI NO OWARIとしては、重要な意味を持つライブだと思います。

その理由は、音楽の演奏だけでなく、これに伴う多くの企画が会場周囲で開催され、まるで臨時開催された「テーマ・パーク」のようなトータルなエンターテイメントとしてのイベントになっていたからです。主としてFukaseの想像の夢の中を実体化させることが目標になっていて、まさにファンタジー・ワールドになっていました。

コスプレをした来場者にはプレゼントがあり、その中でコスプレ・コンテストが行われました。周囲にはキャンプ・ファイヤーの場所が設けられ、たくさんの屋台がメンバーにまつわる食事を提供し、アルコール飲料には彼らの曲名が付いていました。演奏会場の内外のスタッフも全員動物の被り物で仮装して、ファンタジー色を強めていたのです。

注目のステージには、高さ30メートルの巨大な樹木のオブジェが設置され、周囲には多くの電飾が設置されました。そしてステージと観客席の間にウォーター・スクリーンが用意され、そこにライティングで歌詞を投影したりしています。前回のライブから始まったDJ LOVEコーナーでは、一見そんなことできそうもないキレキレダンスを披露して観客を楽しませました。また、メンバー全員が普段着的な服装ではなく、統一されたコスチュームを着用したこともイベントとしての統一感を出しています。

セカオワ・ワールドを、SEKAI NO OWARIのセルフ・プロデュースによってはじめて具現化したライブとして重要です。ただし、残念ながらDVDでの発売のみでBluray化されていないのが残念です。

年が明けて2014年には、4月から6月にかけて全国をまわるツアーが開催されていて、「炎と森のカーニバル-スターランド編-」と呼ばれました。こちらはアリーナツアーで、全15公演のうち半分は屋内ホールで行われています。

富士急ハイランドのような大規模な仕掛けはできませんが、それでも多くの企画をここでも実現させていて、彼らの企画力が継続していることがわかります。また。富士急ハイランドでの公演と差別化させている大きなポイントは、アニメーションを利用した公演自体のドラマ設定です。

入場ゲートには、武装コスプレした警備兵が立ち物々しい雰囲気を醸し出しました。オープニングでは、謎の怪獣が襲ってくる様子をアニメで見せてくれます。また突然会場が真っ暗になり、怪獣によって停電になったのを復旧するのはDJ LOVEの役割りでした。明るいファンタジーだった富士急ハイランド公演と違い、セカオワのダークな面が中心となった公演になりました。

この様子はWOWWOWで放送された他、2015年1月に発売されたセカンド・アルバム「Tree」の初回限定盤にフルコンサートで収録されたDVDが付属しています。

さらに、このツアーのリハーサルを含む、メンバーのプライベートを織り込んだセミ・ドキュメンタリー映画が製作され「TOKYO FANTASY」として2014年夏に公開されました。監督はフランス人のラファエル・フリードマンで、メンバーの思考を脚色・映像化したり、ファンたちへのインタヴューを含めて、バンドの内外からSEKAI NO OWARIというバンドを表現しています。

これを見れば、彼らの独特な世界観が理解できるとまでは言えませんが、それを理解するための入口にはなっていると思います。そして、彼らのファンが「セカオワ最高!!」と言うのは、単なるヴィジュアル、メロディだけではなく、現代の人々、特に若者たちが持つ悩みと共振する歌詞への共感があるように感じました。

2014年10月には、再び富士急ハイランドで「TOKYO FANTASY」とタイトルされた単独野外フェスを行いました。3日間の予定でしたが、台風のため最終日が中止となりましたが、初めて雨の中でのライブを行っています。また、初めてストリングスとホーンを加えたことも大きなポイントでした(一部のみ各種限定盤で映像を見れます)。

2013年10月から2014年10月にかけての1年間の彼らの活動は、真の意味で「セカオワ・ワールド」を現実化してスタートさせた期間であり、彼らの現在につながる最も大きなターニング・ポイントとなったことは間違いありません。

2026年2月10日火曜日

SEKAI NO OWARI / ARENA TOUR 2013「ENTERTAINMENT」in 国立代々木第一体育館 (2013)

SEKAI NO OWARIのメジャー・デヴューは、2011年8月17日の「INORI」です。そして、初のメジャーでのオリジナル・アルバム「ENTERTAINMENT」の発売は2012年7月18日です。この日付が大事。

2010年のクリスマスにCC lemonホールでライブを行った彼らの次のライブは、2011年11月22日の1日だけ開催されたもので、場所は・・・何と! 日本武道館!! です。この時点では、インディーズのアルバム1枚とシングル2枚、そしてメジャー・デヴューしたシングルが1枚しか発表されていません。

自ら「こんな長いライブは初めて」というように、これほど実績が無いアーティストが武道館でライブを行うと言うのは、前代未聞のことだったのではないでしょうか。しかし、山寺宏一が声を担当したロボットがライブの前後に登場してMCを行うところは、すでに後年の彼らの独特のファンタジックなステージの片鱗を見せてくれます。

ステージ構成全体は、まだまだ素人っぽいところが多々ありますが、成長していく彼らを知る上では貴重な映像になっています。武道館のステージは発売はされていませんが、アルバム「ENTERTAINMENT」の初回限定盤付属のDVDにフル・コンサートが収録され見ることができます。

2012年は、「ENTERTAINMENT」の発売に合わせて、初めての大規模な全国ツアーが行われました。5月はライブハウス(各地のZepp)を巡るツアー、7月から10月は全国25か所で行われたホール・ツアー、そして締めとなったのが、大阪・名古屋・東京で2013年1~2月に行われたアリーナ・ツアーでした。

このツアーの千秋楽、国立代々木競技場第1体育館の様子がDVDとして発売されています。彼らのステージでは定番となるアニメーションが初めて取り入れられ、レーザー光線や吹きあがる炎、観客に演出と連動して光る腕輪を装着してもらうなどの演出面も工夫も導入したことで、ステージのエンターテイメント性が格段と上がりました。

特に、アニメから飛び出したようなDJ LOVEが、ワイヤー吊るされて客席の上で空中歩行するのは楽しめます。演奏面では、ステージ横並びだけでなく、アリーナ席中央にセンターステージを用意して、そこでも数曲演奏していています。

すでにオープニング曲として定番化した「スターライトファンタジー」、「虹色の戦争」、「天使の悪魔」、「ファンタジー」の4連発は、否が応にも観客を一気に彼らの世界へと引きづり込む力があります。そこからのアルバム収録曲を余すことなく披露して、アンコールでは「Fight Music」、このライブの後に発売されるシングル「RPG」、そして再びインディーズ時代からの定番「インスタントラジオ」で締めるというわかりやすい構成です。

後に見られる壮大なテーマパークのようなステージではありませんが、少なくとも他のバンドのステージとはちょっと違うというところが初めて見れるライブです。音楽ですから、メロディと歌詞は重要ですが、SEKAI NO OWARIのアイデンティティは視覚的にも彼ら独自の世界観も楽しんでもらうということを、初めて知らしめたステージだと思います。ただ、MCは相変わらず下手くそ。ここら辺がまだまだアマチュア臭さを感じてしまいます。

2026年2月9日月曜日

決戦は日曜日!!


さてさて、衆議院議員選挙が終わりました。

天候は最悪。各地で大雪となり、首都圏も土曜日から雪が降り、横浜のこのあたりでも積雪は5cm程度。一時は、道路も白くなりノーマルタイヤでの車の通行は差し控えなければならないほどでした。

午後には雪はほぼおさまりましたが、今朝は路面が凍結しているところがあちこちにあり、そこそこ注意が必要な状態です。寒椿という季語があるくらいですが、さすがに雪をかぶって椿も寒くて凍えたかもしれません。

当然国民の投票行動にも影響は大きく、事前の天気予報が雪でしたから、期日前投票が増加したようですが、当日の投票はかなり鈍くなりました。特に保守陣営に投票することが多い高齢者の投票率が気になります。

さて衆議院は議席数が465なので、過半数をおさえる与党になるためには233以上の議席が必要です。解散前は与党自民党は198議席で、閣外連立を組んだ日本維新の会が34議席。実は過半数に1議席足りていなかった。

事前の話題の中心は、高市人気の勢いで自民党単独で過半数を取れるかどうかという点にありました。立憲民主党が選挙直前で公明党と合併した中道改革連合は、大幅に議席数を減らす可能性が指摘されていました。他の野党も、よくて現状維持と見られていたわけですが、続々と開票が始まり朝までに大勢が判明してきました。

というか・・・開けてビックリ玉手箱!!

いやいや、パンドラの箱かもしれない。開けてしまって、様々な厄災が一気に飛び出したのかもしれない。

自民党圧勝は絵に書いた餅ではありませんでした。選挙前の予想通り、いやそれ以上の議席を得た自民党は、歴史的・絶対的「安定多数」をものにしました。結果として、政治と金の問題で消えた政治家もすべて許してしまい、隠然たる力を持ち続ける古老たちのほくそ笑む姿が見えるようです。

このことが何を意味するのか。日本の政治はほぼ自民党による「一党独裁」と同じになるということです。国会のさまざまな委員会を独占し、自民党の法案をすべて簡単に通すことが可能になってしまいました。

それにしてもその原因は、旧立憲民主党の自爆でしょうか。選挙直前の合流新党が良い結果を出したことはありません。なにを血迷ったのか。中道改革連合は、合わせて元の1/3以下に議席を大幅に減らしたことで、もう野党第1党としては崩壊したと言わざるをえない。その他の野党も、何とか土俵際で残るのが精一杯。乱立した泡沫野党は一掃された感があります。

その中で、唯一、チームみらいだけが新たに議席を獲得し、結党一年足らずで今後の日本の政治の新しい風となり得る存在であることを証明したように感じます。これからの日本をよくするのは若者たち、自らの手で行うことは大切ンことだと思います。パンドラの箱の中に、最後まで残った「エルピス(希望)」は彼らかもしれません。