2026年2月4日水曜日

恵方巻


昨日は節分。そして今日が立春。

節分は季節と季節の分かれ目ということですが、節分のイベントと言えば豆まき。「鬼は外、福は内」と言いながら、鬼の役をするお父さんに豆をぶつけて楽しむという、何だかよくわからないことをやっています。後で撒いた豆を回収するのが一苦労で、基本的には年の数だけ食べないといけないという、こどもにとっては苦行を強いられるイベントです。

100年ほど前から関西では、その年の福を呼ぶ方角、つまり恵方を向いて太巻きを食べると言う習慣がありました。そんなん、関西だけでやってりゃええやん、と思いますが、商魂たくましい誰かが2010年頃から、全国展開のイベントに祭り上げてしまいました。

その結果、フードロスなどを膨らませる社会問題にもなっている。そもそも生まれて半世紀の間、恵方巻を食べなかったからと言って、ことさら不幸な目にあったという意識はありませんので、こういう流行に便乗するつもりはさらさら無いんですが・・・

あ~、でも、やっぱり、気持ちが弱い。縁起物と言われると、ついつい乗っかってしまうところが、悔しいんですけど人情というものです。

もっとも、あまり高級なものをわざわざ並んで買う元気は無いので、セブンイレブンで調達しました。定番っぽい海鮮恵方巻と、変わり種のキンパ恵方巻、そしてちょっと贅沢な鰻恵方巻です。

とりあえず、今年の恵方である南南東を向いて、黙って食べておきました。特別幸運が舞い込むことを期待しているわけではありませんが、少なくとも不幸な事さえやって来なければ有難いという願いを込めておきました。

2026年2月3日火曜日

SEKAI NO OWARI / 2010.12.23 SHIBUYA C.C.Lemon Hall (2010)

実質的に2007年に結成された当初は、バンド名は日本語表記の「世界の終わり」で、Fukaseがボーカルとギター、Saoriがピアノ、Nakajinがドラム、そしてDJ LOVEがベースというよくあるメンバー構成でした。しかしDJ LOVEが2008年に脱退し、裏方などで活動を手伝っていた二代目DJ LOVEが加入したとたん、音楽事務所との契約ができました。

それまで自分たちの手作りのライブハウス「Club Earth」だけが活動拠点でしたが、2010年のインディーズ・デヴューにより対外的なライブを行うようになり、11月から12月にかけて初めてのワンマン・ライブ・ツアーを行うことになります。

その最終日、12月23日の東京・渋谷でのライブが初めて映像作品として発売されました。C.C.Lemon Hallというのは、渋谷公会堂のことで2005年~2011年にサントリーが命名権を保持した時期の期間限定の呼称です。キャパシティは2000人程度ですが、国内外のアーティストにとってはここでの成功が未来に大きく関与するするといわれた重要なホールです。

ここでは、メジャー・デヴュー直前、まだ多くの人々に知られるようになる前の彼らのステージを見ることができます。ステージ上手から、Saori、Fukase、DJ LOVE、Nakajinが並ぶわけですが、第一印象としては、やはりベースとドラムがいないのは違和感を禁じえません。だからと言って音がしないわけではない。

当然、ベースとドラムは、打ち込みによるサウンドが使われているわけで、DJ LOVEがそれらをコントロールしている(?)のでしょうか。手元が映る映像は多くはないので、はっきりはしませんが、そうだとするとあらかじめプログラミングされていてライブ感というのは減ってしまうかもしれない。その一方で、意外にもNakajinのギターソロがあったりして、舞台構成が絶妙に計算されているのはインディーズ・バンドとしてはなかなかのものかもしれません。

どは言え、最初の「ファンタジー」が始まると、いろいろな心配は吹き飛ぶ楽しさです。この曲はこの頃の彼らのスターティング・チューンとしては、もっとも観客の心を掴みやすい。ところが、ここから彼らの深遠なる世界が続いていくわけで、2曲目の「虹色の戦争」ではアップテンポの陽気な曲調にもかかわらず、歌われていることは「あらゆる生き物を殺してはいけない」とかなり辛辣です。

3曲目は「世界平和」という、あまりお目にかからないダイレクトなタイトルで、内容も偽善を糾弾するような厳しいものです。そうかと思うと次の「白日の夢」はかなり内省的な歌。さらに「天使と悪魔」では、正義という不確かなものを歌い、「死の魔法」では生と死に入り込んでいくのです。

インディーズ・デヴュー曲の「幻の命」は、死んだこどもがUFOに乗って銀河の彼方に消えていくというファンタジー色があるものの、それを「僕らのこども」、「(英語で)2005年4月30日、幻の命の名前はツクシ」と歌うのは、かなり現実感がある内容で、凄みさえ感じてしまいます。そして、哲学的で自分には内容が理解できない「青い太陽」と続きます。そして最後に、再び「インスタントラジオ」で楽しいファンタジーに戻って終わります。

彼らの曲自体はそれほど複雑なものはありませんが、聞き流せる単なる恋愛ソングは一つもなく、とにかく独特の歌詞を無視することができない稀有な音楽だと言えます。DVDの最後に男女の若者たちが「セカオワ最高!!」などとメッセージを送っているんですが、そんな安直なものではないと思います。相当、本腰を入れて聴いて見ていかないといけないバンドだと感じました。

2026年2月2日月曜日

SEKAI NO OWARI / EARTH (2010)

邦楽と呼ばれる日本の大衆音楽は、昔は演歌と歌謡曲というのが相場と決まっていました。そこに若者が支持するロカビリーから派生したグループサウンズ(GS)というバンドによる音楽が登場しますが、どちらかといえばGSは新手の歌謡曲みたいなもので、歌謡曲の衰退と共に消えていったように思います。

70年代以後はフォーク・ソングが幅を利かせ、自ら演奏者が作曲・作詞をすることが多くなり、より激しさを求めてロックが入ってくるとバンド活動が広がっていきます。しかし、ブリティッシュ・ロックの影響を強く受けたバンドは、ギター奏者が中心となるのが当たり前という固定観念が形成されていくことになりました。

一方で、反体制的な雰囲気を持っていたフォークはしだいに角が取れて、恋愛物なども歌われるようになり、それと共にバンド演奏の中に取り込まれていきます。一部ではニュー・ミュージックというような呼ばれ方もされ、ギターを中心としたアドリブで聞かせるゴリゴリのロックとの境界も不鮮明になっていったのが、今で言うJPOPなのではないかと思います。

もっとも、今ではジャニーズの台頭と共に始まるアイドル路線、EXILEグループが開拓したダンス・パフォーマンスを見せるアーティストなど、多種多様な音楽を包括した総称としてJPOPという呼び名が使われているわけで、その中身はかなり混沌としているのが現状です。

最近、JPOP界隈ではもっとも人気があるバンドはMrs.Green Appleだと思うのですが、正直、興味はありません。自分が聴きたくなるのは、曲・詩の良さは当然で、バンドとしてトータルの表現力が唯一無二の個性を感じられ、追従するバンドが真似したくても真似できないようなバンドです。

自分のアンテナにピピっとくるアーティストは多くはありませんが、10数年来注目していたのが「SEKAI NO OWARI」です。とにかく不思議なバンドで、最初に驚くのは4人組なんですが、ベースとドラム担当がいないということ。

メンバーはメインのボーカルを担当するFukase、主としてギター担当のNakajin、主としてピアノ担当のSaori、DJとマニピュレート担当のDJ LOVEの4人。曲によって、各人がいろいろな楽器も担当し、基本的なリズム・セクションはナチュラルな音源による打ち込みを利用するというもの。

音楽の基本的な安定感を生み出すリズム・セクションがいなくて、機械任せという編成はかなり不思議なので、従来の感覚からすると有りえないとなる。バンドとはこうだという固定観念に縛られれば彼らは否定される存在であり、当然本人たちも重々承知のことだろうと思います。

また、その世界観も特異的で、一言で云えば「ファンタジー」、音楽のディズニーランドみたいなところがあって、硬派な音楽愛好家からは嫌われる要因になっています。特にDJ LOVEが始終ピエロのマスクを着用して素顔を隠しているところも、アンチの攻撃対象になりやすい。しかし、ファンとアンチが明確に対立するということは、それだけ個性が際立っているからで、それを突き進める力がある証明だと思います。

メンバーは全員東京都大田区の出身で(Saoriだけ生まれは大阪)、幼稚園から高校までずっと幼馴染という、最早家族よりも家族らしいと言っても良いような関係。20歳になって、音楽活動に集中するようになり、驚くことに2006年に自分たちの手作りでライブハウス「club EARTH」を開設します。

2010年にインディーズ・デヴューし、デヴュー曲の「幻の命」が評価され、第2弾シングルの「天使と悪魔」はテレビドラマ主題歌になりました。2011年にメジャーデヴューし、11月には早くも武道館でのワンマン・ライブを成功させ、「スターライトパレード」の大ヒットで世間に一躍名を知られるようになりました。

SEKAI NO OWARIの最大の魅力は、何と言ってもFukaseのボーカルだろうと思います。ビブラートを用いずに、高音域でも伸びやかな透明感のある歌声は、たいへん耳馴染みが良いと感じます。perfumeでも多用されるボーカルに対するエフェクターを、Fukaseもけっこうな頻度で利用していますが、使用する理由は不明。ファンタジー感を強める効果がある一方で、ある意味、DJ LOVEのピエロマスクと同じようなところで、もしかしたら根源的な劣等感みたいなものがさせているのかもしれません。

2010年にインディーズから発売された最初のアルバムは「Earth」というタイトルで、全7曲、40分足らずのものですが、すでに彼らの個性が爆発した内容になっていて、バンドとしての完成度の高さは驚くほどです。まさに、「SEKAI NO OWARI」の世界の始まりにようこそという感じです。

2026年2月1日日曜日

鯛ご飯 卵かけ


「ざわつく金曜日」で、いかにも美味しそうなものが度々紹介されるんですが、ついこの前の企画では究極の「たまごかけ御飯」、いわゆるTKGの話題になりました。

その中で、淡路島にある道の駅あわじの中にある店、おさかに共和国えびす丸が提供する「淡路の鯛ご飯 卵かけ」が紹介されました。TKGと言うよりは、どちらかと言えば鯛が主役なのですが、どう見ても不味いはずがない。

ご飯の上に出汁で付けた鯛の刺身を並べて、出汁醤油と混ぜて溶いた生卵をかけて食べるというもの。出演者が言うようにもTKGとしてはかなり反則技ですが、それよりも食べてみたいと思わせるインパクトは絶大です。

で、で、で・・・ミーハーなので、早速再現してみました。

1/4身の鯛のさくを用意して(1080円)、あごだし、白醤油、日本酒のたれのなかに漬け込みます。テレビで紹介されていた物は一晩でしたが、それよりはだいぶ薄いので、1時間そのままにしておきました。

生卵はずいぶん高くなり、最近は6個で250円くらいのものを買っていたんですが、今回は奮発して360円(!!)のものを用意しました。

ご飯が炊けたら、鯛を薄くスライスしたものを盛ったご飯の上に敷き詰めて、真ん中にワサビを載せたら完成です。あとは生卵を溶いてかけたら食べるだけです。

やはり、旨い、美味しい。さくは切り分けてから漬けたほうが味が入りやすいかなとは思いましたが、やはり切り立ての方が刺身自体が美味しいと思います。鯛の旨味と卵がけっこうマッチして、大変満足のいく味わいでした。

店のものは1080円でしたが、材料は劣るんでしょうけど1人前600円で作れたので結果オーライです。簡単なので、是非お試しください。

2026年1月31日土曜日

金目鯛煮つけ


例えば熱海の金目鯛料理は有名ですが、家で食べたいとなると東急のスーパーなどでは、そこそこの大きさのもので千数百円したりして、ちょっと手を出しにくい。

この前、クリニックの近くのスーパーあおばに寄ってみたら、丁度良い大きさ・・・フライパンにぴったりサイズの金目鯛が一尾780円!!

こりゃ買うしかない!! 食べるしかない!!

というわけで、久しぶりに金目鯛の煮つけを作りました。作るたびに、今までにも何度も紹介してます。

基本的に煮汁は醤油と砂糖と日本酒だけ。煮魚というと臭みを取るため生姜入れる方が多いと思いますが、入れてもいいけどごく少量にしてください。

もう一つのポイントは写真の下の方のゴミみたいなもの。これが大事。

これは、実は内臓一式なんです。捨ててはいけない。これが味を出してくれるので、一緒に煮ることを忘れてはいけません。

フライパンに入るように尾ひれなどは切り取ってしまいます。アルミホイルを包み込むように上から載せたら、15分くらい煮れば出来上がりです。

めっちゃ旨いです。是非お試しあれ。

なお。煮汁は捨ててはいけません。冷凍して、次に作る時にまた使いましょう。どんどんこくのある煮汁になっていきます。

2026年1月30日金曜日

B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 ENDLESS SUMMER -XXV BEST- (2013)


ロック音楽とはそもそも何だ? と問われて、明快に答えることはかなり難しい。そもそもアメリカの黒人音楽であったブルースを基盤に、50年代に電気ギターを導入したロックン・ロールへ進化して、60年代以降さらに大音量化して反体制的な歌詞を叫ぶみたいなところからロックという言葉で呼ばれるようになったのだと思います。

その流れで、最初のスターは黒人のジミ・ヘンドリックスであったり、イギリスのヤードバーズの歴代ギタリストであった、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジらがあげられます。つまりロック音楽にとってはシャウトするボーカルと、アドリブで聴かせるギターが不可欠な存在となっていきました。

B'zは発足当初からギターの松本孝弘とボーカルの稲葉浩志の二人だけであり、まさにロックに必要不可欠な2つのパートだけに特化したユニットです。まずは一般に受け入れられやすいポップな演奏からスタートし、しだいにハード・ロックに変化していくあたりはいろいろ聴きこんでいくとよくわかります。

ただ、二人がメインに立つことは、逆に必ず二人の見せ場があるわけで、そこにギターいる? とか、そこでシャウトしなくても、というような出過ぎ・やり過ぎの瞬間もあることは否定できないと思います。たぶん、二人はよくわかっていることなんでしょうが、そこが音楽としての新しさを拒んでいるようにも感じます。

ファンであれば、それがB'zなんだと納得して追いかけるわけですが、好きだけど全部揃えるほどの気合が無い自分くらいのファンの場合は、どこかで物足りなさを感じる部分があることも否めません。

例えば、長くサポート・キダリストを務める大賀好修は、自分のバンド「Sensation」で、4枚のアルバムを発表していますが、ボーカルレスのギター・バンドを基本形として、ロックとフュージョンを融合したような新しいサウンドを聴かせてくれます。それをB'zに求めちゃいけないことは理解していますが、二人とも60代になったこれからのB'zが変わっていくのか、ずっと変わらずいくのか興味深いところではあります。

そんなこんなで、ほぼB'zしか聴かない・見ないという1か月間なんですが、最後に紹介したいのは2013年、結成25周年のツアーです。千秋楽の日産スタジアムが映像化されています。これは、あまり話題になっていないように思うのですが、Pleasureツアーですからヒット曲中心のはずなんですが、そもそもスタートの第1曲が新曲のアルバム未収録曲からというのがすごい。バリバリのハード・ロックが心地よい。

その後も、古いヒット曲から新しい曲、何年も演奏してこなかった曲などのセット・リストのバランスが良い。特に他のライブと違う特徴は、珍しくサポート・メンバーにもソロ・バートが用意され、バンドとしてのまとまりが強感じられるところです。

サポートは増田隆宣、シェーン・ガラース、バリー・スパークス、大賀好修という鉄壁のメンバーで、特にフォーク・ソング調の「あいかわらずのぼくら」ではキャンプ・ファイヤーを囲む雰囲気で、それぞれのソロも聴かせてくれたりします。「ぎりぎりCHOP」のイントロでは、大々的に大賀のソロが聴けます。他に珍しいのは、「LOVE PHANTOM」で通常ストリングスでに流される前奏部分をギターの生演奏で聴かせるところがかっこいい。

まぁ、結局どれをとっても、昭和のバンド小僧がノリノリで楽しめるのがB'zの良い所なので、変わらなくても良いと言うのが結論なのかもしれませんね。

2026年1月29日木曜日

ほたて日和 監修 至福の塩ラーメン @ ファミリーマート


ほたて日和は、東京、秋葉原で人気のつけ麺の店・・・らしいのですが、もちろん行ったことは無いので、どんな味を提供しているのかなんて知る由もない。

ファミリーマートにそのほたて日和が監修した「至福の塩ラーメン」というのが売っていて、何となくそのネーミングにつられて食べてみました。

結論から言うと、旨い、です。

リピートしても良いと思いました。

ホタテはちいさめの貝柱がひも付きで一個のってます。さすがに寂しいかなとは思いますが、値段を考えるとしょうがない。

あとは、こまかくほぐし身にした鯖がのってます。これも量はもう少し欲しい所ですが、やはり妥協しましょう。

スープは煮干し系の塩味で、確かにホタテの出汁がきいていて香りからして美味しさを確信できます。すっきりスープがちぢれ細麺にからんで、なかなかいい感じの仕上がりだと思います。

2026年1月28日水曜日

B'z LIVE-GYM 2022 -Highway X- (2022)


B'zは何しろ二人組ですから、スタジオではいろいろ仲間を集めてレコーディングできても、ライブともなればサポート・メンバーは絶対に必要になります。大まかにサポメンの変遷をまとめてみましょう(誰も興味ないかもしれませんが)。

ごく初期のライブではManipulator として明石昌夫が参加し、ドラムは阿部薫、そしてキーボードには紅一点の広本葉子が加わっていました。初期のDVDでは、まさに「ビーイング系」のモダン・ポップなステージを行なっていました。1990年からはドラムが田中一光に交代し、明石昌夫がベースを担当するようになり、しだいにロック色が強くなっています。

1993年にキーボードが増田隆宜になり、1995年から1997年にはドラムはDENNY FONGHEISERが担当しました。1998年には、メンバーを一新して、黒瀬蛙一(ドラム)、大島康祐(キーボード)、徳永暁人(ベース)という構成。2002年に増田隆宣が復帰し、ベースには BILLY SHEEHAN、そしてドラムにSHANE GAALAASが初登場します。

2003年にベースのBARRY SPARKSが加入し、初めてセカンド・ギターとして大田紳一郎が起用され、B'zの現在に至るサウンドの基盤が出来上がります。そして2011年からギターが大神好修に交代し、2018まで続く増田・大賀・スパークス・ガラースという鉄壁の布陣が続くことになります。

しかし、しだいに安定感からマンネリを感じ始めたB'zの二人は、2019年にサポート・メンバーの総入れ替えを断行します。ギターにYukihide"YT"Takiyamaを迎え、ドラムはBRIAN TICHY、キーボードにはSAM POMANTI、そしてベースは新進気鋭の女性ベーシストMOHINI DEYを迎えたのでした。

しかし、コロナ渦になり、外国人の起用が制限されたこともあって、2022年のツアーでは、ドラムに青山英樹、キーボードに川村ケン、そしてベースは清(きよし)が起用されます。清は注目度の高い日本人女性ベーシストです。2024年の大晦日の紅白出演もこのメンバーで行われました。なお、今年行われるツアーでは、ドラムにSHANE GAALAASが復帰します。近年は、以前からB'zの音作りに関わってきたYukihide"YT"Takiyamaの力がかなり大きくなっているようです。

最新の映像作品は2023年のLIVE-GYM Preasure "STARS"で、現在のサポートメンバーによるステージです。Preasureツアーらしくヒット曲のオンパレードで、正直手慣れた感じで無難に進行する感は否めない。

今のB'zサウンドを体感するには、2022年のアルバム「Highway X」をフィーチャーしたLIVE-GYMがおすすめです。ヒット曲に頼らず、初めてのメンバーによるツアーだったので、全体に緊張感があります。それでもミナトミライでの千秋楽の映像なので、バンドとしての一体感も出ているところがさすがです。

大賀に劣らないYTのギターは、しっかりと松本のギター・サウンドに絡みついていきます。清のベースも安定していて、ソロでは華があり楽しめます。60代に入った松本とぎり50代の稲葉ですが、まだまだ往年の元気いっぱいのステージを繰り広げます。

コロナ禍はまだ続いている時期で、観客はマスク着用・歓声禁止などの制約があるものの、メンバー全員が人前で演奏できる幸せを感じている様子がうかがえ、十二分に楽しむことができるとステージだと思います。

2026年1月27日火曜日

B'z LIVE-GYM '93 "RUN" (1993)


20世紀のB'zのライブ映像は、正規に発売されたものは3作品ありますが、ドキュメンタリーが合間に挿入され、フル・コンサートのライブを見れるのは1999年の日産スタジアムのステージだけです。デヴューして最初の10年間ですから、バンドとしてどんどん変化があった時期なので、もう少し映像が残っていると興味深かった・・・と、思いませんか。

実は、1993年のLIVE-GYM "RUN"の映像が残っていて、ネットに上がっています。客席からの撮影ではなく、しっかりカットが変わるので正規に収録された物ですが、あくまでも記録用のものが流出したのかもしれません。

サポート・メンバーは 明石昌夫(ベース)、増田隆宣(キーボード)、 田中一光(ドラム)です。明石は昨年亡くなりました。田中はSHOWCASE 8820で、久しぶりに登場して古いファンを喜ばせましたが、まったく容姿が変わっていないのには驚きです。

会場はおそらくツアー終盤の国立代々木競技場第一体育館、6月18日のものだと思われますが、画質が悪くはっきりしたことは言えません。照明が多少凝っている程度で、ステージは特に凝った装飾はありませんし、今どき当たり前の大型ヴィジョンの設置もありません。

まだ、この頃はアイドル的な要素が残っていて、観客もおそらく女性中心で、歓声がキャーキャーしているのも、最近とはだいぶ雰囲気が違うところ。何しろ、この頃の稲葉のトレードマークだった上半身裸に黒の革ジャン、下はホットパンツというのが衝撃的で、ある意味黒歴史になっているかもしれません。後半は松本も短パンです。

真ん中あたりで、フォーク同好会という設定の「あいかわらずなボクら」は、増田による「神田川」が挟まれたり、稲葉による一人コントのビデオが映し出されたり、かなりギャグ多め。そのままの流れで「Easy Come, Easy Go!」がアコースティック・バージョンで演奏されます。「BAD COMMUNICATION」は、かなり激しい演奏ですが、途中で稲葉はワイヤー・アクションを披露して、空中で回転するという大サービス。

ところが、それらを除くと、もう完全にB'zはハード・ロック・バンドに変貌しているように感じます。とにかく二人が若くて(松本30歳ちょっと過ぎ、稲葉30歳ちょっと前)、元気が有り余ってずっとハイ・テンションなのが面白い。ファン・サービスも忘れずに、自分たちがやりたい音楽をやりたいように演奏しているのが伝わってきます。

2026年1月26日月曜日

B'z ROCK IN JAPAN FESTIVAL (2017)


長年、第一線で活躍しているB'zですから、一定数の熱烈なファンはいるわけですが、実は批評家からの評価は意外と高くない・・・と言っても、ほぼ渋谷陽一氏だけの話。

渋谷陽一は、昨年亡くなりましたが、日本のロック評論家としては元祖・本家と言っても過言ではないくらいの存在でした。1972年にロック音楽専門の「rockin' on」を創刊し、日本のロックの発展に大きく寄与しました。

自分も、創刊すぐの頃にしばらく購読していたことがありますが、正直渋谷陽一の個人的意見なので、参考になることもあれば、むしろ押し付けすぎと感じることもあり、嗜好がジャズに移ったこともあって手に取ることはなくなりました。

「rockin' on」紙上では、実はB'zはほとんど取り上げられたことが無いらしい。渋谷陽一がB'zを嫌っていたとまでは言わないまでも、少なくとも好きでは無かったようです。B'z側としては、それなりに権威を持った「rockin' on」が、自分たちを徹底的に無視していると感じたことは想像に難くない。

渋谷陽一らが主導して2000年に始まった「ROCK IN JAPAN」は、日本を代表するアーティストが出演する野外イベントとして定着したもので、もともと出演者も渋谷氏の好みが反映される傾向がありました。ただし、ゆず、平井堅、森山直太朗、一青窈、perfume、さらにはきゃりーぱみゅぱみゅまで出演していて、かなり混沌としたフェスと言えなくもない。

当然、日本を代表するロック・ユニットであるB'zは、はじめから出演してもおかしくないところなんですが、いろいろな感情的なもつれからなのか、今まで出演したのは2017年の一度だけ。その時のライブは、アルバム「DINOSAUR」の初回限定盤に丸ごと収録されたBluray(またはDVD)が付属していて見ることができます。

2017年8月5日、茨城県の国営ひたち海浜公園の野外ステージは、見渡す限り人、人、人・・・という状態で、一番後ろはどこなのかよくわからない状態です。稲葉浩志は、「こんなにすごい光景が見れるなら、もっと早く来れば良かった」と言っているので、出演依頼があってもB'z側が拒んでいたのかもしれません。

全11曲、約1時間のステージですが、とにかくヒット曲の連続で盛り上がりが途切れることのない演出無しの緊密なステージは見ものです。サポートは鉄壁の増田隆宣(キーボード)、大賀好修(ギター)、バリー・スパークス(ベース)、シェーン・ガラース(ドラム)で、バンドとしての完成度は完璧です。

単独の商品として販売はされていないのですが、この時期のベスト・パフォーマンスと言いたくなるほど素晴らしいステージです。これを見るためだけに初回限定盤アルバムを買っても、絶対に損はしません。

2026年1月25日日曜日

迷走する駐車料金


うちのクリニックから近くてリーズナブルな値段で駐車できる場所は、センター南駅からは裏側に当たる道をはさんだホーセンター・コーナンの駐車場です。

何しろ、最初の1時間は無料、そこそこ買い物をすれば3時間まで無料になるので、けっこう助かっている人は多いのではないかと思います。

自分も、最大料金800円につられて平日はいつも利用していますが、これまでに何度か料金改定がありました。最大料金は一番最初、確か600円だったのですが、700円になり、800円、900円、そして千円になって、そこからは逆に900円、800円と値下がりしています。

これは、店を利用する人と、(自分のように)駐車場としてだけ利用する人とのバランスも関係して、駐車場としての採算も考えてのことだろうと思います。現在の300円/60分、最大800円は駅前周辺の時間貸し駐車場の値段としては、たぶん一番安い。

ただ、困ったことに土日は、数年前から最大料金設定が無くなってしまいました。土曜日も仕事をしている身としては、半日近く駐車するので、3000円以上の駐車料金は痛い。そこで、土曜日はちょっと離れた場所ですけど、土日も最大900円のところを利用していました。

そこに1年前に救世主のように登場したのが、コーナンの並び、市営地下鉄の高架下の空きスペースを利用したTimesです。もともとトヨタ・レンタカーがありましたが、長らく空き地状態になっていました。最大900円で近くて助かるというわけで、土曜日レギュラー決定だったのですが、ここも値段で迷走が止まらないのが困り物。

最大料金の表示が何度も張り替えられた跡がわかるところが、それを物語っているわけですが、一時千円に値上がりして、利用者が減ったせいか再び900円に値下がり。ところが、新年早々、再び実質的な値上げになりました。それが最大5時間まで700円という、なんとも困った設定です。しかも、基本料金は20分で220円というかなり強気の値段ですから、例えば10時間駐車すると、4千円になってしまう。これならコーナンの方がまだまし。

というわけで、再び遠い所に逆戻りです。ちょっと歩きますが、これも運動だと思って、寒くてもがまんです。だらだらとぼやいているだけのことですけど、Timesには朝一台も止まっていないのを見て、それ見たことかと思っているのでした。

2026年1月24日土曜日

B'z presents LIVE FRIENDS (2021)


1992年に発売されたB'zのミニ・アルバムが「Friends」です。これは、従来のハード・ロック・サウンドから離れて、ストリングスとホーン・セクションを加えて、バラード中心に稲葉浩志のボーカルをしっとりと聞かせようというもので、コーラスで大黒摩季も参加しています。

1996年には、同様のコンセプトで第二弾となる「Friends II」が発売されもこちらにはサックスで土岐英史、コーラスに坪唯子などが参加していました。B'zとしては、かなり実験的な曲作りを行ったにもかかわらず、比較的評価は良かったようです。そして、それから25年ぶりに2021年に第三弾「Friend III」が発売され、これを機にこのシリーズだけで構成されたライブが開催されました。

三枚のミニアルバムに収録された楽曲をすべてをステージで披露する企画で、ほとんどが初めて生で演奏されるという、B'zマニアには垂涎のステージとなりました。バラード中心のセット・リストになりますが、松本のギターが絡むことでB'zらしさも十分に感じることができる内容です。

サポートメンバーは、小野塚晃(キーボード)、大賀好修(ギター)、Yukihide"YT"Takiyama(ベース)、河村"カースケ"智康(ドラム)、斉藤ノヴ(パーカッション)、坪倉唯子(コーラス)の他に10人編成のストリングス、赤木りえ(フルート)、3人のホーンセクションとなっています。

収録は2021年11月17日で、当然まだまだ新型コロナ対策は継続しています。観客はマスク着用、声出し厳禁という制約がある中での開催ですが、イケイケの内容ではないので、曲をじっくり聴くにはある意味ちょうどよかったのかもしれません。

2026年1月23日金曜日

B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- (2020)


2020年初頭から始まったコロナ禍は、多くの音楽家に多大な影響を及ぼしたことは記憶に新しいと思います。予定されていたライブなどは軒並み中止せざるをえなくなり、何かをしたくても自粛、自粛、自粛・・・強烈な閉塞感に襲われたのはB'zも同じでした。

B'zのライブには、アルバム中心のLIVE-GYM、ヒット曲中心のLIVE-GYM Pleasure、そして小劇場での演奏やツアーの前後のシークレット・ライブなどに冠するSHOWCASEがあります。

このSHOWCASEは、2020年秋にZepp Hanedaで行われたライブを収録した物。10月31日から毎週土曜日に5週に渡って配信されました。Zeppは各地にありますが、主として立ち見を中心に2000~3000人を収容する会場です。当然のことながら、このライブは無観客です。

B'zは無観客であることを逆手に取って、ステージで単純に演奏するだけでなく、客席すらもステージのように演出に組み込み、ツアー顔負けの凝りに凝った映像を見せてくれます。しかも、全5回、全77曲というものすごいボリュームで、人気曲はほぼすべて網羅した上に生で聴かれないような珍しい曲まで演奏し、ほとんど「B'z大図鑑」というような内容になっています。

B'zの楽曲は、基本的に450曲くらいあると言われていますから、ここで披露されたのはその1/6程度ということになりますが、それでも90分×5でたっぷりとB'zの32年間を堪能できる内容です。無観客の利点としては、稲葉浩志のボーカルが聞き取りやすく歌詞などが把握しやすい、松本孝弘のギター・テクニックが見やすいといったことがあげられます。

それぞれのセットリストは、だいたい時代ごとに組まれていて、当然同じ曲が重なったりはしません。短期間に、まったく異なる5つのライブを敢行するというのも、かなり凄い話です。毎週、まったく新しいツアーに出るようなもので、さぞかしメンバーはたいへんだったことだろうと思います。

サポート・メンバーは、お馴染みの増田隆宣(キーボード)、大賀好修(ギター)の他に、田中一光(ドラム)、徳永暁人(ベース Day1,2,5)、満園庄太郎(ベース Day3,4)、黒瀬蛙一(ドラム Day3のみ)となっていて、いずれも過去にB'zの作品作りに関係した人々です。

凝った演出のスタジオ・ライブ・・・という言い方も可能ですが、配信の向かう側で見ているファンを強く意識しているのが決定的に違うところ。ただし、返事が来ないコール&レスポンスがちょっと悲しい感じがしてしまいますし、その分ちょっと間延びした時間があることは否定できません。

それでも、あの時期にこれだけのパフォーマンスを残せたことは、やはりB'zの底力みたいなものを見せつけられた感じがします。ちょっと大変ですけど、ファンならずとも全5回すべてを楽しんでもらいたいものだと思います。

2026年1月22日木曜日

鯛焼あられ


昔、懐かしいお菓子。

鯛焼あられ、という名称は初めて知りました。

オレンジ色で、ちょっと甘くて、サクサク食べれる、魚の形をしています。

何となく好きなので、この形を見つけると買ってしまうことが多いのですが、よく見かけるものはたいがいカレー味になっていて、やっばり違うなぁと感じていました。

今回のはセブンイレブンで売っていたもので、福岡の筑豊製菓が作っている。ネットで探しても、筑豊製菓以外がヒットしないので、これが元祖・本家なのかもしれません。

このほんのりと甘いところが、昭和を感じるのでした。