イタリアに限らず、ワイン全般に言えることなんですが、ワインを楽しむのに必須ともいえるアクセサリーが少なからずあります。
グラスはいろいろで、ワインに合ったものがベストなのはわかっていますが(中にはブドウの品種別の専用グラスもあったりします)、初心者的には赤用と白用の最低2種類あれば十分かと思いますし、もちろん楽しむスタンスによってはコップもあり。ただし、ワインを楽しむならば、グラスにも気を遣うのが初心者脱出の必須項目になりそうです。
次に、たいていのワインはコルクの栓が使われていますから、ワイン・オープナーと呼ばれる栓抜きが必要。もっとも、これも最近はコルクを使わないスクリュー・キャップ式もありますけど・・・
一番単純な栓抜きはコルク・スクリュー。くるくると差し込んで力任せに引き抜くというもので、よくワインのおまけについてくる。けっこう力が必要ですし、コルクを崩してしまうと後が大変ですスクリューをネジ入れると両側が跳ね上がって、これをぐいっと閉じるのがウィング式。女性でも開けやすく、使いやすい。
でも、慣れればやはりソムリエ・ナイフを使って開栓するのがかっこいい。シールを切るための小さなナイフがついていて、折りたたまれたスクリューをねじ込んで、瓶のヘリをてこにして楽に開けることができます。高いのは数万円しますが、とりあえず1000円前後でも十分に質感もグッドなものが売られています。
自分は赤ワインは苦手で白かロゼ、あるいはスパークリングばかりを飲んでいます。なんで赤が苦手なのかというと、おそらく渋みのせいだと思うんですが、ワイン通の方からすればそれもワインの醍醐味というところ。
特に普段口にするのは、ビンテージ物とかではなく若いワインで、しかも高くても2000円くらいの「安物」ばかりですから、なおさらまだまだ「開いていない」もの。香りもそれほどしなくて、口の中にタンニンのざらつき感ばかりが残ってしまいます。
そこで、ワイン好きの人が知っているキーワードがデキャンタージュ(フランス語のdécantage、英語ではdecantation)です。空気にしっかり触れさせるために、デカンタと呼ばれる別容器に、開栓したワインを注ぎ移す作業。瓶内の沈殿物を取り除くという目的もあります。
一般に白ワインやスパークリングでは行わず、赤ワインの独特の渋みを軽減し、本来の香りを開かせる効果があると言われています。ただし、一般家庭ではなかなかデカンタを用意しておくというのはハードルが高い。
そこで、同じデキャンタージュの効果を得られる道具として普及しているのが、エアレーターと呼ばれる、瓶の口に取り付ける注ぎ口(ポアラー)の特殊なタイプ。ワインを注ぐときに空気穴から空気を引き込んで(エアレーション)デカンタージュ効果を手軽に出せるというもの。
絶対に無いとダメとは言いませんが、安いワインの場合は往々にして格段と飲みやすく美味しくなります。実際、使ってみると感動するほど味が変貌する場合があります。高い物は1万円近くしますが、1000円前後の物が主流で十分な効果があります。ちょっとでもワインを楽しむなら、いっぱしのワイン通ではなくても、これくらいのアクセサリーは用意して損はありません。
特に普段口にするのは、ビンテージ物とかではなく若いワインで、しかも高くても2000円くらいの「安物」ばかりですから、なおさらまだまだ「開いていない」もの。香りもそれほどしなくて、口の中にタンニンのざらつき感ばかりが残ってしまいます。
そこで、ワイン好きの人が知っているキーワードがデキャンタージュ(フランス語のdécantage、英語ではdecantation)です。空気にしっかり触れさせるために、デカンタと呼ばれる別容器に、開栓したワインを注ぎ移す作業。瓶内の沈殿物を取り除くという目的もあります。
一般に白ワインやスパークリングでは行わず、赤ワインの独特の渋みを軽減し、本来の香りを開かせる効果があると言われています。ただし、一般家庭ではなかなかデカンタを用意しておくというのはハードルが高い。
そこで、同じデキャンタージュの効果を得られる道具として普及しているのが、エアレーターと呼ばれる、瓶の口に取り付ける注ぎ口(ポアラー)の特殊なタイプ。ワインを注ぐときに空気穴から空気を引き込んで(エアレーション)デカンタージュ効果を手軽に出せるというもの。
絶対に無いとダメとは言いませんが、安いワインの場合は往々にして格段と飲みやすく美味しくなります。実際、使ってみると感動するほど味が変貌する場合があります。高い物は1万円近くしますが、1000円前後の物が主流で十分な効果があります。ちょっとでもワインを楽しむなら、いっぱしのワイン通ではなくても、これくらいのアクセサリーは用意して損はありません。