2022年5月29日日曜日

海苔のクリーム・スパゲッティ


ゼッポリーニという揚げパンみたいな料理では、海苔を混ぜたりします。海苔はイタリア語で「alga marina」ですが、どうも海藻なら、どれも呼び方は同じみたいな雰囲気があります。ですからイタリアでも海苔はnori、わかめはwakame、昆布はkonbuで通用するらしい。

このイタリアでマイナーな食材(日本では国民的ですが)を、スパゲッティに仕立ててみようというのを日高シェフが紹介しています

スパゲッティを1%の塩を入れたお湯でゆで始めます。8分茹でなら6分で取り出す感じなので、5分くらい経過したころに、フライパンにお湯を沸かして、よくある乾燥の海苔をいれます。

一人前だと1帖でお湯は100mlくらい。混ぜるとすぐバラバラに溶けます。そしたら生クリームを50ml、塩適量を入れて、スパゲッティの茹で上がりを待ちます。長く煮ていると海苔の風味が減るので注意。

早めに上げたスパゲッティを、フライパンに入れてあと1分半くらいスープを吸わせていきます。火を止めたらパルミジャーノレッジャーノを好きなだけ振り入れてよく和えたら完成。日高シェフは、最後に柚子胡椒を少しだけ入れて仕上げていました。今回は、柚子胡椒が無かったので、代わりにわさびを少々入れてます。

気が付いたら、いつものオリーブ・オイルもニンニクも使ってない。でも、海苔の香りが立って、実に美味しくいただけました。

具材が寂しいと思う方は、色々な野菜などをスパゲッティと一緒に茹でて混ぜるのもありというアドバイスもありました。また、乾燥海苔の方が扱いが楽で、かつ香りが凝縮しているので、生海苔よりお勧めだそうです。