2016年8月31日水曜日
うさぎのミミリン
・・・って、何かの絵本とかではなくて、昔、うちで飼っていたウサギの話。
まぁ、ウサギと言えば耳。ミミリンというのも安直なネーミングですが、小さかったこどもたちが付けた名前ですから、よしとしましょう。
自分としてもウサギを飼ったのは初めてでしたが、意外となつくので、可愛いもんです。ただ、基本的に鳴かないので、そこんとこがちょっと寂しい。
家の柱とかを一生懸命噛むのにも困ったものです。今でも、その跡が残っていますので、目に入るたびに思い出すきっかけになります。
ウサギの寿命は5年前後といわれているようですが、環境によって大きく左右されるようで、野生では3年、まれに10年ということもあるといいます。
ミミリンは3年でした。ちょっと早かったのかもしれません。飼い方に問題があったのかもしれません。
いずれにしても、何か動物を飼うことは、こどもたちにとって悪いことはないと思いますし、多少家が傷んでもよければ、ウサギも悪くはありません。
2016年8月30日火曜日
白粉花
オシロイバナです。
本来は日本に自生していたわけではなく、江戸時代に南米から伝わったもの。今ではそこら中にあるので、ほとんど雑草扱いみたいな感じ。
普通は赤紫色の花で、こういう真っ白な花は初めて見ました。純白といってもいいような白さです。
おしろい(白粉)は、昔の化粧品で、今で言ったらファンデーション。肌を白く見せるために塗るわけで、現代では歌舞伎、日舞などの舞台では使われますが、日常的には見かけることはありません。
もちろん役者さんが、白粉花をつかっているわけではありませんが、この花の種を割ると白い粉が取り出せるので、こどもが遊びとして顔などに塗って楽しむことができます。
そういう遊びも昭和までの話で、もうほとんど忘れ去られた文化みたいなものになってしまいました。
ちなみに、種は毒性があり、誤って口にすると下痢・嘔吐を起こすそうなので、注意しないといけません。
2016年8月29日月曜日
緑地
さすがに山間部ほどではないにしても、都内、それも23区内に比べれば、自分の住んでいるあたりは緑はかなりあります。
車に横浜ナンバーをつけているとはいえ、潮の香りのしない横浜北部ですから、まだまだ田畑もけっこうありますし、手つかずの林も珍しくはありません。
久しぶりに、何をするではない日曜日だったので、ちょっと散歩に出てみました。意外なところで、樹々に囲まれた散歩道を見つけたりして、ちょっと嬉しくなりました。
このあたりは、ふだんならまったく考えないところで、いつもならダラダラと家で過ごすところなんですが、少しは家から出てみようというポケモンGOの効果です。
話は違いますが、昨日は、日本テレビは24時間テレビでした。チャリティのために丸々1日特別番組をやるわけですが、1978年が第一回ですからもうじき40年です。
いろいろハンディを持ちながら、困難に立ち向かうたくさんの人たちが紹介され、五体満足な自分としては感心・感動しました。人それぞれにいろいろな苦労を背負っていますが、それに立ち向かうことの大切さが伝わってきます。
ただ、番組の作り方として、感動を盛り上げようとするわざとらしさが目立つ部分が多く、やや興醒めするところも少なくありませんでした。
もちろん、毎年のことで、特に今年がということではないと思いますが、生放送内で感動を作ろうとするテレビ制作側の意識が強すぎると思うのは自分だけでしょうか。
まぁ、素晴らしい人々がたくさん出てきたんだから、細かいことはよしとしましょう。
2016年8月28日日曜日
秋の日は釣瓶落とし
秋の話題を出すにはちょっと早いんですけど、この1週間くらいで急に日が落ちるのが早くなったような気がします。
一年で一番日が長いのが夏至で、今年は6月21日でした。昼間と夜間の時間が一緒なのは秋分の日で、今年は9月22日。まだ、1カ月弱はあります。
秋になると急に日が暮れるということを、昔から「つるべ落とし」と表現しますが、これは井戸のつるべをぱっと離すと、すとんと下に落ちていく様子からきていますが、そもそも井戸なんて最近は見ない。
自分の場合、手押しのポンプは使ったことがありますが、つるべはさすがに見たことがない。ましてや若い方だと、まったく何のことやらわからないと思いますので、だんだん消えていく日本語なのかもしれません。
なんにしても、秋になると夕暮れ時に速度を上げて太陽が沈むわけはないので、理系男子としてはどうしてそういう表現が出てくるのか気になります。
これは、仕事が終わって外に出ると暗くなっている・・・ということなんだと思います。自分が7時半くらいに外に出ると、この前まではなんとなく明るさが残っていましたが、最近はもうほぼ暗くなっています。
9時5時で働いている方の場合は、秋分の日頃になると仕事が終わったときに暗さを感じると思います。ということで、勝手に納得できました。
今朝は涼しいくらいでしたし、秋は近いということですね。
一年で一番日が長いのが夏至で、今年は6月21日でした。昼間と夜間の時間が一緒なのは秋分の日で、今年は9月22日。まだ、1カ月弱はあります。
秋になると急に日が暮れるということを、昔から「つるべ落とし」と表現しますが、これは井戸のつるべをぱっと離すと、すとんと下に落ちていく様子からきていますが、そもそも井戸なんて最近は見ない。
自分の場合、手押しのポンプは使ったことがありますが、つるべはさすがに見たことがない。ましてや若い方だと、まったく何のことやらわからないと思いますので、だんだん消えていく日本語なのかもしれません。
なんにしても、秋になると夕暮れ時に速度を上げて太陽が沈むわけはないので、理系男子としてはどうしてそういう表現が出てくるのか気になります。
これは、仕事が終わって外に出ると暗くなっている・・・ということなんだと思います。自分が7時半くらいに外に出ると、この前まではなんとなく明るさが残っていましたが、最近はもうほぼ暗くなっています。
9時5時で働いている方の場合は、秋分の日頃になると仕事が終わったときに暗さを感じると思います。ということで、勝手に納得できました。
今朝は涼しいくらいでしたし、秋は近いということですね。
2016年8月27日土曜日
ディナー
夕食、夕飯、夕めし、夜ごはん・・・
いろいろな呼び方がありますが、日本語ではどれもそれほど堅苦しいイメージは湧いてきません。
英語だとdinnerで、ディナーとカタカナで見ると、急に厳粛な雰囲気で、ナイフとフォークをうまく使いこなすことが求められていそうな雰囲気になります。
どうも、昭和人のカタカナに弱い、つまり欧米に比べて後進国的なコンプレックス感というものが関係しているのかもしれません。
しかし、欧米の人々だって、いちいち厳粛に食事をするのは貴族ぐらいでしょうから、そんなに堅苦しく食事をしていたら美味しさは半減してしまいます。
それと、日本人は「ディナー」に遭遇するのは結婚式の披露宴くらい。もともと、ラフな会場ではないわけで、緊張を強いられるのが当たり前。
ふだんの外食でフルコースというのは、自分の場合はほぼ無い・・・のですが、たまたま遭遇してしまい、雰囲気に負けてしまうことはまれにあります。
一応、一般常識として作法は何となくは知っていますが、完璧かと聞かれれば自信はありません。少なくとも、周囲に失礼にならないように食べるくらいのことはできると思いますし、右手でナイフ、左手でフォークもまったく問題はありません。
でも、面倒だなと思う方が強く、ナイフで切る必要があるものは、最初にまとめて一口大に切ってしまい、後はフォークだけで食べてしまう。フォークで切れるようなものは、いちいちナイフは使わない。
日本人かせ使い慣れている箸は、つまむ、刺す、切る、混ぜる・・・食事に必要そうなことが、全部できるというのは優れた文化だと思います。
ナイフとフォークの使い方は知っていて損は無いとは思いますけど、とにかく楽しく食べることが美味しさにつながる大事なことなんでしょうね。
2016年8月26日金曜日
夏は過行く
えーっ!? 戻ってくるの!!? 今週はじめに西に進んだ変な台風が進路を東に変えてUターンというのは、今まで聞いたことがないような。
台風が連続でやってくるので、灼熱の真夏日、熱帯夜は多少落ち着いていますが、ぱっとしない天気が続き夏のレジャーにはだいぶ影響がでているんじゃないでしょうか。
8月はあと1週間となりましたので、こどもたちは遊びより溜まった宿題に専念する時期としては、天気はむしろ悪い方がいいのかもしれませんね。
仕事は長いが、休みは短いもので、こどもたちの夏休みも一カ月半とはいえ、あっという間です。思い出すと、自分も学生として最後の夏休みはとても短かったと思います。
その年は、実は日航ジャンボ機墜落事故があり、連日ニュースに見入ってしまいました。気がついたら、医師国家試験まで6カ月。夏休み明けに、すぐ試験があるにもかかわらず・・・
当然、試験は惨敗で、そのかわりお尻に火がついて、その後の勉強に対する集中度は、たぶん一生これ以上勉強することはないというくらいになりましたけど。
まぁ、何にしても、9月はもうすぐそこまでやってきています。やることがたくさんある方は、いつまでもオリンピックの余韻に浸っている暇はありません。
あと1週間もある・・・じゃなくて、たったの1週間しかないんです。
2016年8月25日木曜日
長寿梅
バラ科ボケ属、落葉低木
長寿梅は、初心者向け盆栽の定番の一つ。梅という名前がついていますが、梅ではありません。ボケの一種で、年に数回花をつけるところが嬉しい。
3月からせっせと水遣りをしていましたが、その年に数回はいつだろうと思っていました。
葉は小さくて、ある程度大きくなると黄色くなり、自然に落葉することを繰り返し、あまりもこもこになる感じではありません。枝もほとんど徒長することなく、ほとんど購入した時から形は変化していません。
しかし、今月なかばに蕾が見えだし、数日前から開花し始めました。確かに梅に似た可愛らしい花を咲かせてくれました。もう少し、枝数が増えてくれると全体の形のバランスが良くなる感じです。
良好な日照と風通しの良さは、この樹種でも必要。寒さには多少注意が必要のようです。乾燥に弱いため、水遣りはこまめに行い、肥料も多めがいいらしい。
葉が黄変して落ちるのは、水か肥料が少ないせいのようですが、比較的葉が落ちても芽吹きがいいので、次から次へと新しい葉が出てきます。
剪定は新芽か固まる春、花芽が確認できたあとの秋などに行いますが、パターンがいろいろいあるらしく、個々の樹勢を見ながら決めるようです。
植え替えは晩秋から春の間に樹勢を見ながら、若木なら毎年行います。バラ科は根の病気が多いので注意が必要です。
2016年8月24日水曜日
ポケモンGO
日本で公開されて1カ月。
世界中で、驚異的な大ヒットとなった、バーチャル・リアリティのポケモン捕獲・育成スマホ・ゲームであることは、知らない人はいない。
ポケモンの初代ゲーム、赤・緑から買いました・・・って、もちろん自分のためじゃありませんよ、こどもにせがまれてですから。
最初が1996年の年末でしたから、クリスマス・プレゼントとして、冬の寒い街を探し回ったのは20年前のこと。すでに話題になっていたらしく、クリスマスの数日前ではなかなか見つけることができず、やっと手に入れたときはすごく嬉しかった。
こどもと一緒にずいぶんとやったもんですが、集める・育てる・戦うという3要素がうまくミックスされたゲームとして爆発的な人気になりました。まさか、それが現実世界(っぽい)の中で実現することになろうとは思ってもいませんでした。
ちょっと、やってみました。
とりあえず、インストールしてみても、何をどうしていいのかわかりません。なんか少しは動くのですが、どうしてもあまり変わったことが起こらない。
しばらく、いじっているうちにやっとわかったのは、とにかくスマホが移動しないとしょうがないということでした。つまり、ポケモンのゲームのように、主人公である自分が、実際に歩き回って初めて成り立つということ。
これは、さすがに自分のように移動距離はほぼゼロに近いおっさんにとってはかなりの難題です。危険回避のため、車での移動では速度が速すぎでだめ。ということは、積極的に楽しむためにはどんどん歩く必要がある。
まぁ、これは今まで屋内に閉じこもって、ネットをしながらゲームをしていた若者を、屋外に引きずり出す効果があるわけで、健康のためにも大変いいことではないかと思います。
実際、ボケストップやジムがある公園などには、ゲーマーがたくさん繰り出していたりするということがニュースになったりしています。
歩きスマホの危険が指摘されていますが、思ったよりはずっと画面を見ている必要はないので、それほど問題にはなっていないようです。
先週は夏休みにさせていただいたので、ふだんより動き回りましたから、おっさんでも100種類以上のポケモンをゲットできました。おっさんの場合は集めるだけで、育成強化してジムに殴り込みというのはさすがにやりません。
そもそも、すでにジムはやり込み派の強者によって押さえられていて、初心者トレーナーは手も足も出ない。今後は、誰かとポケモンを交換できたり戦うことができるようになると、面白みが続くのかもと思ったりします。
2016年8月23日火曜日
リオ五輪閉幕
2016年の夏最大の世界的イベント、リオデジャネイロで行われていたオリンピックは昨日閉幕しました。
オリンピックという器は、昔の手でこねて作った陶器の時代から、最先端の科学技術を取り入れたプラスチックへと変貌を遂げていますが、世界中の人々を熱くさせる意義があることが再確認できたと思います。
参加するスポーツ選手も、アマチュア・スポーツの祭典とされた時代とは違い、いろいろなスポンサーを背負い、経済効果が重視されるイベントになりました。しかし、国同士の戦いであることには変わりなく、はからずもロシアのドーピング問題などがそのことを端的に示すことになりました。
4年後、次の大会は東京です。閉会式では、五輪旗を次の開催地に引き継ぐフラッグ・ハンド・オーバーが行われました。
五輪直前のドタバタがあり、登場したしたのは小池新都知事。たなぼた的な晴れの舞台でしたが、現在雲隠れ状態の前都知事が出てこなくて本当に良かった。このまま、小池さんにはつつがなく手腕を発揮して、次のセレモニーまで頑張ってもらいたいものです。
ことオリンピックに関しては、はしゃぎすぎ感のある首相まで登場するというサプライズもありましたが、隠密行動で3日間も国を留守にしてまで行くだけの価値がある・・・ということなんでしょうかね。
とにかく、4年後に日本が世界中に今大会以上に熱い気持ちを届ける大会を行えることを願ってやみません。
2016年8月22日月曜日
台風渋滞
先週から、日本周囲は「台風銀座」状態で、今日もだいぶ心配な状況です。
複数の台風が一度に来ると、気流は複雑に絡み合い、台風の進行方向もめちゃくちゃです。予報を出すのも、さぞかし大変だろうと思います。
台風銀座というのは、東シナ海方面から北上してきて被害が多くなりやすい、九州から中部地方に対して使う言葉。季節的には秋。
夏のうちは、比較的太平洋よりに移動するので、直接関東に向かっているということなんでしょうが、こうなると「台風渋滞」とでも呼んだ方がよさそうな感じ。
特に、東北から北海道は連続的に雨が降り続けているので、災害発生の可能性が高まっているので心配です。
せっかくのオリンピック中継も、テレビの縦横に台風情報の帯が出て興味がそがれますが、日本選手の活躍する種目はほぼ終了しているのでよしとしましょう。
複数の台風が一度に来ると、気流は複雑に絡み合い、台風の進行方向もめちゃくちゃです。予報を出すのも、さぞかし大変だろうと思います。
台風銀座というのは、東シナ海方面から北上してきて被害が多くなりやすい、九州から中部地方に対して使う言葉。季節的には秋。
夏のうちは、比較的太平洋よりに移動するので、直接関東に向かっているということなんでしょうが、こうなると「台風渋滞」とでも呼んだ方がよさそうな感じ。
特に、東北から北海道は連続的に雨が降り続けているので、災害発生の可能性が高まっているので心配です。
せっかくのオリンピック中継も、テレビの縦横に台風情報の帯が出て興味がそがれますが、日本選手の活躍する種目はほぼ終了しているのでよしとしましょう。
2016年8月21日日曜日
リオ五輪 日本選手の活躍
2016年リオデジャネイロオリンピックが開幕して2週間、ほぼ競技は終了し、残すのはわすが。日本人の活躍しそうな種目はだいたい終了です。
次回大会は2020年東京ですから、地元開催に向けて、今回のオリンピックではいろいろな課題があった大会だと思います。
運営上の注意点を洗い出すことは重要で、選手が最大の力を発揮できるように、見えない部分で大会がスムースに進行するようにしないといけません。昨今はテロの問題などもあり、国際大会では神経を使うことが多くなっています。
そして、当然、主役の選手たちの活躍が重要なポイント。地元が活躍して、より盛り上がれる大会にできるわけです。とは言っても、ロシアのような国ぐるみのドーピングは論外です。
もともと、日本はスポーツに対して、国をあげての積極的なサポートは少なかったと思います。個人の力量だけに頼っている部分が多い感じですが、それだけではメダルは取れません。
やはり、メダルを獲得することは、出場する選手だけでなく、ただ見ているだけの自分たちのような一般人にも大きな高揚感を与えてくれることは、今大会でも証明されていると思います。
また、次世代の選手たちにも、大きな希望や夢を与えることになり、さらなる今後の活躍につながっていくことになります。
オリンピックが営利的な運営にシフトして、さまざまな問題が噴出していることは明らかですが、やるからには、一定の経済効果を生み出すことは重要で、そのためにも選手の育成は緊急的に行わないといけません。
今大会での、ここまでの日本人選手の活躍は素晴らしく、前回のロンドン大会を上回るメダルを獲得しています。
しかし、近年のそれぞれの競技を牽引してきたスター選手が4年後にも活躍する保証はありません。実際、体操の内村、レスリングの吉田などには、さすがに東京大会でも活躍することは期待できません。
そういう意味で、世代交代がうまくいくのかを占うリオ大会だったと思います。体操は若きエース白井の登場があり、女子レスリングも若手の大活躍が見られたので一安心です。
無策・無能な指導者から交代した柔道は、全階級でのメダル獲得という一定の成果を出すことができました。厳しいことを言えば、ブラジルがサッカーに金を期待するように、日本は柔道には当然のように金を期待するわけで、今回の結果が十分ではありません。
水泳競技は、期待された若手の活躍が今回はあまり見られなかったのが残念ですが、4年後に大きく成長してくれて大活躍するための試金石になったならば大きな意味がありました。
卓球、バトミントンも今回素晴らしい成績を出しました。このまま順調に成長して、次につなげることが期待できます。
団体球技は、どうしても結果がでていません。バレーボール、バスケットボール、サッカーなど、メジャーなスポーツは多くの課題を残していると言わざるを得ません。
あと4年もあると考えるのか、それともあと4年しかないと考えるのか。無限の可能性を秘めた10代後半の次世代のスポーツ選手たちには、4年間は十分な成長を遂げるのに短すぎるということはないと思います。
今大会で見えた、上がってきたスポーツ力を4年後の東京、またそれ以後に継続、かつ強化していくためにも、国をあげてのサポートを期待します。「見えない」ところにもお金をかけることは、必要なことだと思います。
「2番じゃだめですか」というのは、政治の世界ではありかもしれませんが、スポーツは基本的に勝つか負けるかですから、1番を目指すのは基本的な目標であり、その結果として2番なら誰もが納得することができるでしょう。
2016年8月20日土曜日
伊勢志摩巡り 番外編
伊勢志摩旅行をしてきましたが、写真をパチパチ撮っていると、たいていは美しい景色や神社などに目が行きがちなんですが、なかなか面白い光景を見つけることもありました。
まずは、蓮の花が咲いたあとなんですが、花托がハチの巣のようになったもの。 じっくり見たのは初めて。
ハチの巣のようなのでハチスと呼ばれるんだそうですが、それがさらに詰まってハスという名前ができたらしい。
おかげ犬の話は以前にブログでも紹介しましたが、そのおかげ犬の小さな飾り物はけっこう可愛い。それが、おかげ横丁に行くと、当然山のように売っているわけで、なかなか壮観な眺めです。
中に、いくつかこっちを向いているのがいて、頭をなでなでしたくなります。今回も、色違いを買いました。
伊勢神宮の中は、何百年の悠久の時を刻んだ樹木がいっぱいですが、開けたところは作りこんだ庭園のような美しさがあり、もうほとんど屋外盆栽状態。
おはらい町には猫がたくさんいます。観光客慣れしているのか、ポストの上でお昼寝していて、いじっても意に介さず寝続けている姿は悪くない。
伊勢志摩をまわっていると、よく見かけたのがセーマン、ドーマンと呼ばれる魔除けの印。
これは陰陽師で有名な安倍晴明に関係したものらしく、星形のセーマンは晴明自身が使用していたもの。そして、縦5本、横4本の格子柄のドーマンは晴明に対決を挑み、後に弟子になった芦屋道満に由来するそうです。
ドーマンの9本の線は、修験道のまじないの言葉である、臨・兵・闘・者・皆・陳・烈・在・前を表すそうです。死と隣り合わせの仕事をしていた海女を中心に、これらの印を身に付けることが習わしになったようです。
そして、最後になりますが、題して「青春の1ページ」
合宿中の高校生。女子部員は、男子が砂浜を走っているときに座って何を話しているんでしょうか。昨日の夕飯か、それとも誰が好きかとか・・・青春ですよねぇ~、戻りてぇなぁ~(もちろん、戻れません)
まずは、蓮の花が咲いたあとなんですが、花托がハチの巣のようになったもの。 じっくり見たのは初めて。
ハチの巣のようなのでハチスと呼ばれるんだそうですが、それがさらに詰まってハスという名前ができたらしい。
おかげ犬の話は以前にブログでも紹介しましたが、そのおかげ犬の小さな飾り物はけっこう可愛い。それが、おかげ横丁に行くと、当然山のように売っているわけで、なかなか壮観な眺めです。
中に、いくつかこっちを向いているのがいて、頭をなでなでしたくなります。今回も、色違いを買いました。
伊勢神宮の中は、何百年の悠久の時を刻んだ樹木がいっぱいですが、開けたところは作りこんだ庭園のような美しさがあり、もうほとんど屋外盆栽状態。
おはらい町には猫がたくさんいます。観光客慣れしているのか、ポストの上でお昼寝していて、いじっても意に介さず寝続けている姿は悪くない。
伊勢志摩をまわっていると、よく見かけたのがセーマン、ドーマンと呼ばれる魔除けの印。
これは陰陽師で有名な安倍晴明に関係したものらしく、星形のセーマンは晴明自身が使用していたもの。そして、縦5本、横4本の格子柄のドーマンは晴明に対決を挑み、後に弟子になった芦屋道満に由来するそうです。
ドーマンの9本の線は、修験道のまじないの言葉である、臨・兵・闘・者・皆・陳・烈・在・前を表すそうです。死と隣り合わせの仕事をしていた海女を中心に、これらの印を身に付けることが習わしになったようです。
そして、最後になりますが、題して「青春の1ページ」
合宿中の高校生。女子部員は、男子が砂浜を走っているときに座って何を話しているんでしょうか。昨日の夕飯か、それとも誰が好きかとか・・・青春ですよねぇ~、戻りてぇなぁ~(もちろん、戻れません)
2016年8月19日金曜日
伊勢志摩巡り(4) 美味満腹
見て歩くだけじゃない、伊勢志摩の食といえば、やっぱり海産物。
豊富な海の恵みは、もう食べないと一生後悔するかも・・・というのは大袈裟ですが、例えば有名なものだと松坂牛があります。これは、ちと高い。それに首都圏でも食べようと思えば食べられる。
伊勢うどんは名物で、伊勢参りにきた方が疲れたお腹にやさしい、太め柔らかめのうどん。まずくはないけど、スーパーで売っている茹で麺と似たような食感・・・と言うと怒られるかもしれません。
新鮮な魚介を、そこですぐに食べることに勝る贅沢はありませんから、とにかく他はさておいても海の幸を食べたいと思うわけです。
幸い、この手の店は山ほどあります。しかも、生か焼くかが中心ですから、店の差はあまりない。どの店も昼時は行列ですが、どこに入っても美味しさにそんなに違いは出ない
伊勢海老は定番中の定番。伊勢海老フライなんかも超贅沢ですが、やはりお造りでしょう。引き締まった身から出る甘みが何とも言えません。
鮑も、普段ならとても買う気にならない値段ですが、ここまで来てそんなことは言っていられません。
焼きでもよし、お造りでもよしで、もう何をかいわんや状態です。
伊勢と言えば、もう一つの名物が牡蠣。的矢牡蠣などは全国的にも有名ですが、この時期は岩牡蠣です。生でつるつるっと食べるだけで、もうとろける食感にうなってしまいます。サザエや蛤なども、どれをとっても美味しくいただけました。
伊勢名物で、お土産の定番としては、一番有名なのは赤福でしょう。おはらい町のおかげ横丁の角にある、元祖赤福の店は大賑わいです。
すべて手作業で作っているところも見れて、ゆっくりと冷たいほうじ茶とともに味わうと格別の味ですね。ただ残念なのは、賞味期限が2日しかないところ。もう少しもてば、たくさんお土産にできるんですけどね。
2016年8月18日木曜日
伊勢志摩巡り(3) 伊勢神宮
さぁ、いよいよ神宮です。
伊勢神宮と通称で呼ぶことが多いのですが、正式名称は神宮だけ。全国津々浦々にある神社の総元締めみたいなもので、古事記・日本書紀の世界観を実体験する頂点です。
明治神宮が初詣日本一と威張っても、所詮百年ちょいとの歴史しかありません。伊勢神宮が成立した時期ははっきりしていないようですが、約1300年前、飛鳥時代よりも前らしい。
日本最強のパワースポットという言い方もできますが、いずれにしてもいわゆる観光地ではありません。あくまでも、お詣りをすることが重要なので、そのあたりをわきまえないといけません。
神宮は天照大神を祀る内宮(皇大神宮)と豊受大神を祀る外宮(豊受大神宮)があり、それぞれの広大な敷地の中に別宮がたくさん含まれています。
細かいことを言うと、三重県内に「神宮125社」呼ばれるくらいに散らばっているので、これらを制覇したい場合は最低でも2週間くらいは必要かもしれません。
もちろん、今回は半日ですから、外宮・内宮に絞ってできるだけまわりたいと思います。お詣りには外宮が先という決まった順番があって、これを遵守していきたいと思います。
ですから、宿を出て夫婦岩、松尾観音寺に寄り道したあと、神宮の外宮に到着したのは9時半頃。もうたくさんの人出があり、駐車場も混んでいました。
外宮は神宮の正宮の一つで、衣食住を司る豊受大御神を主祭神とします。9世紀に天照大御神が、時の雄略天皇に「あたし一人ではご飯をゆっくり食べていられない」からと豊受を呼び寄せるように命じたということらしい。
まずは入口の表参道火除橋からスタート。外宮は左側通行というルールがあります。古色蒼然とした並木道を進んでいくと御正宮があります。参拝できる場所からは、中はうかがい知ることはできません。
参拝の仕方も二礼・二拍手・一礼です。ここでは生活に関わることのみをお願いできます。土宮、風宮、多賀宮という別宮がありますが、このあとの内宮に体力温存のためパスさせていただきました。
さて、いよいよ数km離れた本丸である内宮に向かいます。到着したのは10時過ぎていて、もう大混雑。駐車場もかなり離れた五十鈴川の河川敷でした。
新橋を渡ったところがおはらい町、しかも有名なおかげ横丁の角。早速見て回りたいところですが、とにかくまずはお詣りをしないとね。内宮は宇治橋からスタートで、今度は右側通行です。
橋を渡って右側を進むと一の鳥居があり、その先が五十鈴川御手洗場。
川の冷たい水で手を清めるのが習わしとされています。樹齢何百年かという杉や檜が立ち並ぶ中を歩いていきますが、陽も出てきて、もう汗だく。
神楽殿を横に見て、さらに進むといよいよ御正宮です。
外宮と違って、カメラは石段の下までなので、ほとんど何も見えません。参拝所に上がると、外宮と同じような作りで、幾重にも目隠しがあるようで、当然天照大御神と直接ご対面などということは叶うはずもありません。
御正宮のあとには、別宮を回ります。まずは第一別宮である荒祭宮。
さらに少し戻って、風日祈宮に行きます。
他にも細かいものが宮内に点在していて、一通り歩き回って宇治橋に戻ったときはお昼過ぎ。ここまでに、外宮から合わせると4kmくらい歩いたようです。もう、服は汗でべちょべちょ。絞れるくらいになってしまい、足もぱんぱんになってきました。
多少ははしょりましたが、これでお伊勢参りとして神宮に参拝しに来た目的がだいたい達成できたと思います。日本人として一生に一度は参りたいというのは、ずっとずっと昔からの民衆の希望でした。それをできたということは、何となく嬉しい感じがします。
さぁ、お腹もへってきたし、後はおはらい町をぶらぶらして食べ歩きです。
ここは、上野で言ったらアメ横、原宿で言ったら竹下通りみたいな場所。道の両側に並ぶのは、古めかしい建物が多くて、京都映画村の時代劇のセットのような街並みです。
あちこちの軒下にミストシャワーが設置されているのが嬉しい気遣いです。から揚げとか、松坂牛串とか、コロッケ、さざえ串・・・もう、何でも一口たべてみたいものばかり。お土産屋さんも楽しいし、どこに入っても楽しめます。
しばらく行くと、一番有名なおかげ横丁。大きな石でできた招き猫が、こっちにおいでおいてせをしているのが目印。
ここに入ると、さらに道幅が無いので、人の波をかき分けて進む感じ。さらに楽しいお店がいろいろと立ち並び、いつのまにかお腹はぱんぱん、足はぱんぱんを過ぎて棒のようになってきました。
さてさて、午後2時を過ぎて、そろそろ帰ろうかという時刻。
帰りは時間は気にしないので、フェリーは使わず伊勢志摩道路で名古屋に出て、そのまま東名高速で陸路を戻ります。
四日市で渋滞、富士川SAで夕食、御殿場で渋滞、そして定番の大和トンネル~伊勢原バス停の渋滞があり、家に帰りついたのは夜の10時前でした。
二泊三日の駆け足でしたが、とにかく伊勢・鳥羽・志摩のたくさんあるパワースポットを最低限は巡ることができたと思います。お盆の時期でなければ、もう少し余裕を持って回れるでしょうから、一つのモデルコースとしてはお勧めです。
伊勢神宮と通称で呼ぶことが多いのですが、正式名称は神宮だけ。全国津々浦々にある神社の総元締めみたいなもので、古事記・日本書紀の世界観を実体験する頂点です。
明治神宮が初詣日本一と威張っても、所詮百年ちょいとの歴史しかありません。伊勢神宮が成立した時期ははっきりしていないようですが、約1300年前、飛鳥時代よりも前らしい。
日本最強のパワースポットという言い方もできますが、いずれにしてもいわゆる観光地ではありません。あくまでも、お詣りをすることが重要なので、そのあたりをわきまえないといけません。
神宮は天照大神を祀る内宮(皇大神宮)と豊受大神を祀る外宮(豊受大神宮)があり、それぞれの広大な敷地の中に別宮がたくさん含まれています。
細かいことを言うと、三重県内に「神宮125社」呼ばれるくらいに散らばっているので、これらを制覇したい場合は最低でも2週間くらいは必要かもしれません。
もちろん、今回は半日ですから、外宮・内宮に絞ってできるだけまわりたいと思います。お詣りには外宮が先という決まった順番があって、これを遵守していきたいと思います。
ですから、宿を出て夫婦岩、松尾観音寺に寄り道したあと、神宮の外宮に到着したのは9時半頃。もうたくさんの人出があり、駐車場も混んでいました。
外宮は神宮の正宮の一つで、衣食住を司る豊受大御神を主祭神とします。9世紀に天照大御神が、時の雄略天皇に「あたし一人ではご飯をゆっくり食べていられない」からと豊受を呼び寄せるように命じたということらしい。
まずは入口の表参道火除橋からスタート。外宮は左側通行というルールがあります。古色蒼然とした並木道を進んでいくと御正宮があります。参拝できる場所からは、中はうかがい知ることはできません。
参拝の仕方も二礼・二拍手・一礼です。ここでは生活に関わることのみをお願いできます。土宮、風宮、多賀宮という別宮がありますが、このあとの内宮に体力温存のためパスさせていただきました。
さて、いよいよ数km離れた本丸である内宮に向かいます。到着したのは10時過ぎていて、もう大混雑。駐車場もかなり離れた五十鈴川の河川敷でした。
新橋を渡ったところがおはらい町、しかも有名なおかげ横丁の角。早速見て回りたいところですが、とにかくまずはお詣りをしないとね。内宮は宇治橋からスタートで、今度は右側通行です。
橋を渡って右側を進むと一の鳥居があり、その先が五十鈴川御手洗場。
川の冷たい水で手を清めるのが習わしとされています。樹齢何百年かという杉や檜が立ち並ぶ中を歩いていきますが、陽も出てきて、もう汗だく。
神楽殿を横に見て、さらに進むといよいよ御正宮です。
外宮と違って、カメラは石段の下までなので、ほとんど何も見えません。参拝所に上がると、外宮と同じような作りで、幾重にも目隠しがあるようで、当然天照大御神と直接ご対面などということは叶うはずもありません。
御正宮のあとには、別宮を回ります。まずは第一別宮である荒祭宮。
さらに少し戻って、風日祈宮に行きます。
他にも細かいものが宮内に点在していて、一通り歩き回って宇治橋に戻ったときはお昼過ぎ。ここまでに、外宮から合わせると4kmくらい歩いたようです。もう、服は汗でべちょべちょ。絞れるくらいになってしまい、足もぱんぱんになってきました。
多少ははしょりましたが、これでお伊勢参りとして神宮に参拝しに来た目的がだいたい達成できたと思います。日本人として一生に一度は参りたいというのは、ずっとずっと昔からの民衆の希望でした。それをできたということは、何となく嬉しい感じがします。
さぁ、お腹もへってきたし、後はおはらい町をぶらぶらして食べ歩きです。
ここは、上野で言ったらアメ横、原宿で言ったら竹下通りみたいな場所。道の両側に並ぶのは、古めかしい建物が多くて、京都映画村の時代劇のセットのような街並みです。
あちこちの軒下にミストシャワーが設置されているのが嬉しい気遣いです。から揚げとか、松坂牛串とか、コロッケ、さざえ串・・・もう、何でも一口たべてみたいものばかり。お土産屋さんも楽しいし、どこに入っても楽しめます。
しばらく行くと、一番有名なおかげ横丁。大きな石でできた招き猫が、こっちにおいでおいてせをしているのが目印。
ここに入ると、さらに道幅が無いので、人の波をかき分けて進む感じ。さらに楽しいお店がいろいろと立ち並び、いつのまにかお腹はぱんぱん、足はぱんぱんを過ぎて棒のようになってきました。
さてさて、午後2時を過ぎて、そろそろ帰ろうかという時刻。
帰りは時間は気にしないので、フェリーは使わず伊勢志摩道路で名古屋に出て、そのまま東名高速で陸路を戻ります。
四日市で渋滞、富士川SAで夕食、御殿場で渋滞、そして定番の大和トンネル~伊勢原バス停の渋滞があり、家に帰りついたのは夜の10時前でした。
二泊三日の駆け足でしたが、とにかく伊勢・鳥羽・志摩のたくさんあるパワースポットを最低限は巡ることができたと思います。お盆の時期でなければ、もう少し余裕を持って回れるでしょうから、一つのモデルコースとしてはお勧めです。
2016年8月17日水曜日
伊勢志摩巡り(2) 鳥羽~二見
昨日は、フェリーで鳥羽に渡り、志摩を中心にまわりました。さて、一夜明けで、まずは的矢湾に上がって来た朝日を拝みました。
これは、観光スポットとは違いますが、何か神聖な土地に上がって来た太陽は、初日の出ではなくても十分に気持ちが引き締まる感じがします。
さて、今日は的矢湾を出発して鳥羽に向かいます。その途中で、時間がたっぷりある方にお勧めなりはスペイン村。アミューズメントパークですから一日いて楽しむ、最低でも半日はいたくなりそうな場所ですが、今回はそんな時間は無いのでパスしました。
代わりと言ってはなんですが、海沿いを走るパールロード。その道沿いにある面白展望台に寄り道。
ここは的矢湾を一望できる、あまり有名ではないのですが、なかなか美しい景色を眺めることができるポイントです。雲が厚かったのが残念。
的矢湾をぐるっと回って上がっていくと、最初に行ったのが「石神さん」です。
天照大神を祀る神明神社が正式な名称ですけど、この中に小さい社があり、これが通称石神さん。女性の願いを一つだけ叶えてくれると言われています。
この地は、海女さんが活躍することで有名。海での安全を祈願する気持ちが大きいことが、女性専用社の価値を高めたのでしょうね。
パールロードに戻って、さらに北上。今度は鳥羽展望台があります。
ここから見渡すことができるのは太平洋です。 この頃には、だいぶ雲が消えてきました。素晴らしい景色が広がります。さらに北上して、海の博物館に行きました。
地味な博物館ですが、実際行ってみるとなかなか面白い。海での漁業の歴史が、いろいろな模型を含めてよくわかります。
特にいろいろな木造船が所狭しと並んでいたのには、息をのみます。荒波にもまれて、大漁に喜び、中には命を落とすようなこともあったかもしれない漁師や海女さんの仕事が目に浮かんできます。
さて、再び鳥羽に戻ってきました。小さいお子さん連れなら鳥羽水族館がおすすめ・・・ですが、こちらはちょうど昼時でお腹を満たす方が大事。またまた、お店を調べていきましたが、この時期どの店も昼時は長蛇の列。並ぶのは覚悟しないとしょうがない。
そして、腹ごしらえがすんだら、ミキモト真珠島に上陸です。
離れ島とは言っても、歩いてすぐですから、陸続きのようなもの。 狭い島ですが、ぐるっと回って真珠養殖の歴史をゆっくり見て回りました。
御木本幸吉さんのことは、小学生のときから有名な話。あらためて、真珠貝養殖の苦労がよくわかります。また、ここでは海女さんの作業の実演が行われており、昔ながらの作業を見ることができました。
そして、女性の方はなんといっても、ショップをはずすことはできません。ここでは、全国のMIKIMOTOブランドの店でも購入できる真珠だけでなく、ミキモト真珠島だけで販売されている真珠もそろっていて、もう皆さん目が一粒一粒から離れなくなってしまうようです。
さて真珠島を出たのが午後4時。いっきに夫婦岩まで行ったのですが、夕闇の夫婦岩目当ての大混雑。
そんなわけで、まずは二見海岸の宿に。またまたゆっくりと温泉につかり、そしてまたまた海の幸を楽しみました。
翌朝、昨日行きそこなった夫婦岩にまず出かけます。 正式には二見興玉神社ですが、猿田彦大神を祀っていて、ここもパワースポットとして外せない定番の場所です。
最終日は、今回の旅行のメインイベントである伊勢神宮に行くわけですが、その前にどうしても寄り道しておきたいパワースポットが松尾観音寺です。
日本最古の厄除け観音寺であり、竜神伝説が残る場所。何しろ本道の床に龍が浮かび出ていることで有名。簡単に近づいて、触れることができます。素晴らしい。
さぁ、最後は伊勢神宮です。
2016年8月16日火曜日
伊勢志摩巡り(1) 志摩
今年はサミットという、国際政治の大舞台となった関係で、伊勢志摩の注目度が俄然高くなりました・・・というわけで、行って参りました。
まぁ、言葉としてよく使われているので伊勢志摩と呼んでしまうのですが、実に気の毒なのは鳥羽。伊勢と志摩の間に挟まって、何となく忘れられやすいのですが、ここも外せない大事な観光スポット。
そんなわけで正確に言うと、伊勢・鳥羽・志摩、パワーをいただく2泊3日旅行!! という、突然お盆の渋滞時期に思いついた旅を紹介しましょう。
今回はそのPart 1です。
何しろ、一番帰省ラッシュの始まる時期ですから、横浜を出発したのは午前4時半。これなら大丈夫・・・と思っていたのは浅はかな話で、この時間でもすでに横浜青葉から伊勢原バス停までの渋滞は始まっていました。
それからはしばらく楽勝ですが、今回は行の時間短縮のためフェリーを利用する予定で豊橋まで東名高速道路を走る予定だったのですが、浜松で事故渋滞。浜松でおりて、あと80数キロを一般道で伊良子岬までいきます。
で、伊良子岬についたのが午前11時。
快晴で、すでに気温は相当上がっていましたが、レストハウスで休憩したりして、暑さはしのげます。この時期は、着いたもの順で、そんなに大きなフェリーではないのですが、まぁ、便数があるのであまり心配ないようです。
船に乗ってしまうと55分の船旅。着くとそこは・・・もう鳥羽です。あれ、目的地に着いちゃいました。フェリーだと楽ちんです。
午後1時。まずは腹ごしらえ。鳥羽の有名な店を探して、いきなりの鮑・伊勢海老に舌鼓です。何しろ海女の本場ですから、海の幸を堪能しないと何しに来たんだかわからない。
その後は、一路、南西方向に車を走らせます。1時間もかからずに、到着した最初のパワースポットは、天岩戸です。
天岩戸といえば、天照大神が弟のバカ騒ぎに怒って隠れてしまったという洞窟。ここは、道も細くて観光バスは入れませんから、自家用車じゃないとなかなか行けない場所。
十分に神聖な雰囲気が漂う場所で、高さが1mくらいの小さい洞窟がありました。奥からは気持ちの良い冷気が流れ出てきます。滝行を行う場所もありましたので、その気がある方にはお勧めかも。
そこから南下していくと、またまた1時間もかからずに志摩に到着です。志摩といえば英虞湾、英虞湾といえば賢島、そして賢島といえば・・・サミット会場になった志摩観光ホテルクラシック。
この時期だと、バカ高い宿泊料金で、普通の旅館なら5泊くらいはできそうな・・・とまではいかないにしても、さすがにここに泊まるわけにはいきませんので、見るだけ見てきました。
賢島駅周囲が一番賑やかな場所なんでしょうか。その中で、一際目を引いたのが、松井真珠店の店構え。明治38年創業で、まさに昔ながらの大正・昭和の雰囲気が色濃く残っています。
そのあとは、英虞湾の観光クルーズ船に乗ろうと思っていたのですが、それより英虞湾を高いところから見渡せて、リアス式海岸の状況がよくわかる横山展望台に向かいました。
横山ビジターセンターに駐車して、そこから展望台まで徒歩で上がります・・・が、これがけっこうな距離です。ぶっちゃけ運動不足の身にはかなりこたえました。
だらだらと坂道をあがるだけでも大変なんですが、最後のところにある長い階段が辛い。辛いのですが、やっとの思いで上がったところから見渡す景色はまさに絶景です。
英虞湾の複雑に入り組んだ海岸線が一望にできて、車で来た方には絶対のお勧めスポットです。ただし、脚力は十分に鍛えておきましょう。
ここまでで午後4時30分。ゆっくりと温泉に浸かりたいので、とりあえず志摩巡りはこれでよしとします。今宵の宿は的矢湾の中にある渡鹿野島です。車は船乗り場の手前に駐車して、船で島に渡ります。
温泉にゆっくり入った後は、たくさんの海の幸で大満足。さぁ、明日は鳥羽です。
まぁ、言葉としてよく使われているので伊勢志摩と呼んでしまうのですが、実に気の毒なのは鳥羽。伊勢と志摩の間に挟まって、何となく忘れられやすいのですが、ここも外せない大事な観光スポット。
そんなわけで正確に言うと、伊勢・鳥羽・志摩、パワーをいただく2泊3日旅行!! という、突然お盆の渋滞時期に思いついた旅を紹介しましょう。
今回はそのPart 1です。
何しろ、一番帰省ラッシュの始まる時期ですから、横浜を出発したのは午前4時半。これなら大丈夫・・・と思っていたのは浅はかな話で、この時間でもすでに横浜青葉から伊勢原バス停までの渋滞は始まっていました。
それからはしばらく楽勝ですが、今回は行の時間短縮のためフェリーを利用する予定で豊橋まで東名高速道路を走る予定だったのですが、浜松で事故渋滞。浜松でおりて、あと80数キロを一般道で伊良子岬までいきます。
で、伊良子岬についたのが午前11時。
快晴で、すでに気温は相当上がっていましたが、レストハウスで休憩したりして、暑さはしのげます。この時期は、着いたもの順で、そんなに大きなフェリーではないのですが、まぁ、便数があるのであまり心配ないようです。
船に乗ってしまうと55分の船旅。着くとそこは・・・もう鳥羽です。あれ、目的地に着いちゃいました。フェリーだと楽ちんです。
午後1時。まずは腹ごしらえ。鳥羽の有名な店を探して、いきなりの鮑・伊勢海老に舌鼓です。何しろ海女の本場ですから、海の幸を堪能しないと何しに来たんだかわからない。
その後は、一路、南西方向に車を走らせます。1時間もかからずに、到着した最初のパワースポットは、天岩戸です。
天岩戸といえば、天照大神が弟のバカ騒ぎに怒って隠れてしまったという洞窟。ここは、道も細くて観光バスは入れませんから、自家用車じゃないとなかなか行けない場所。
十分に神聖な雰囲気が漂う場所で、高さが1mくらいの小さい洞窟がありました。奥からは気持ちの良い冷気が流れ出てきます。滝行を行う場所もありましたので、その気がある方にはお勧めかも。
そこから南下していくと、またまた1時間もかからずに志摩に到着です。志摩といえば英虞湾、英虞湾といえば賢島、そして賢島といえば・・・サミット会場になった志摩観光ホテルクラシック。
この時期だと、バカ高い宿泊料金で、普通の旅館なら5泊くらいはできそうな・・・とまではいかないにしても、さすがにここに泊まるわけにはいきませんので、見るだけ見てきました。
賢島駅周囲が一番賑やかな場所なんでしょうか。その中で、一際目を引いたのが、松井真珠店の店構え。明治38年創業で、まさに昔ながらの大正・昭和の雰囲気が色濃く残っています。
そのあとは、英虞湾の観光クルーズ船に乗ろうと思っていたのですが、それより英虞湾を高いところから見渡せて、リアス式海岸の状況がよくわかる横山展望台に向かいました。
横山ビジターセンターに駐車して、そこから展望台まで徒歩で上がります・・・が、これがけっこうな距離です。ぶっちゃけ運動不足の身にはかなりこたえました。
だらだらと坂道をあがるだけでも大変なんですが、最後のところにある長い階段が辛い。辛いのですが、やっとの思いで上がったところから見渡す景色はまさに絶景です。
英虞湾の複雑に入り組んだ海岸線が一望にできて、車で来た方には絶対のお勧めスポットです。ただし、脚力は十分に鍛えておきましょう。
ここまでで午後4時30分。ゆっくりと温泉に浸かりたいので、とりあえず志摩巡りはこれでよしとします。今宵の宿は的矢湾の中にある渡鹿野島です。車は船乗り場の手前に駐車して、船で島に渡ります。
温泉にゆっくり入った後は、たくさんの海の幸で大満足。さぁ、明日は鳥羽です。
2016年8月15日月曜日
オリンピック前半終了
女子マラソンが終わると、半分終了したと思いますよね、オリンピック。
今大会では、始まる前からいろいろありましたが、始まってからもいくつか問題が出てきて、ある意味ハラハラさせられる大会になっています。
一番は、水泳プールの藻の問題と、その対処法。一夜して緑色に変色し、塩素剤の大量投入という安易な方法で、選手にとっては最悪を超えたコンディションはありえません。
中国選手からは今大会初のドーピング陽性が出ており、これまで大きな問題になっているにも関わらず使用するというのは、いい度胸です。その度胸を、正しい方向で発揮できれば・・・
まぁ、影の部分はこの際きにせず、日本人選手の活躍に目を向けてみると・・・とりあえず快進撃という言葉が出てくるのは嬉しいことです。
朝一番では、錦織圭選手の銅メダルの速報が入ってきました。登場したのは、普通の大会並みの選手ばかりですから、ナダルを撃破してのメダルは十二分に価値がある結果です。
女子マラソンは・・・そんなもんでしょう。今の日本の力では、かつてのようなメダルは到底期待できません。とりあえず、出場した三人の選手が完走できただけでもよしとしましょう。
前半で一番の興奮度だったのは、内村航平率いる体操。団体で12年ぶりの金メダルをとり、そして個人総合でも内村選手は金をとりました。
やっと、内村選手も長年の夢を叶え切ったのではないでしょうか。最後の大逆転は、もう素晴らしいとしか言いようがない。記者会見で外国メディアからは失礼な質問がありましたが、他の出場選手が一蹴したことがすべてを語っています。
柔道は・・・復活と諸手を挙げて喜んでいますが・・・確かに男子全階級でメダルは素晴らしいのですが、圧倒的に多いのが銅メダル。まだまだ、課題はありそうですが、少なくとも無策だった前監督に比べれば、井上康生監督の働きを大いに評価してあげたいと思います。
ブラジルは丸々12時間の時差があって、さぞかしテレビ観戦は大変と思っていましたが、現地の朝の試合は、日本の夜8時くらいからだし、夜の試合は日本の朝なので、現地真昼間を除けば、ロンドンの時よりも比較的楽なのかもしれません。
さぁ、ここから後半戦。いよいよ、レスリング、陸上などが始まります。まだまだ、楽しみは続きます。
2016年8月14日日曜日
夏椿
ナツツバキ ツバキ科ナツツバキ属、低木落葉樹。
別名、沙羅の木とも呼ばれます。ツバキ科で落葉するのは、ナツツバキ属だけで、夏椿と姫沙羅が代表的な樹種です。沙羅の木と言っても、ブッダが休んだという沙羅双樹は、まったく別の木らしい。
姫沙羅に比べると、葉は大きめ。同じツバキ科のチャノキに似ています。花は6月~7月に咲くのだそうですが、先月手に入れたときは、もう咲き終わっていたようです。白い花も姫沙羅と似ていますが、よりは大きめらしい。
夏椿と姫沙羅はいずれも、幹の美しさが見どころの一つ。すべすべとした、つややかな樹肌は魅力的です。自分としては、百日紅と合わせて、この3種が美肌トップ3だと思っています。
盆栽としては、姫沙羅の方が小ぶりで仕立てやすいようで、夏椿は多少マイナーな存在。情報量も少ないのですが、松のような荒々しい樹肌とは対照的な、女性的なやさしさを感じるところで、ぜひ育ててみたいと思うわけです。
一般に、ツバキ科は丈夫ですから、初心者が多少無茶をしても何とかなるかな・・・という、甘い気持ちもあるんですが・・・
強い夏の日差しは苦手で、潅水はたっぷり。強い風にも弱いらしいのですが、冬の寒さには強い。ツバキ科は虫がつきやすいので注意が必要です。
落葉後に、多少形を整える程度に剪定しますが、どちらかというと自然樹形で行く方がよいらしいです。
2016年8月13日土曜日
茶の木
チャノキ、ツバキ科ツバキ属、常緑低木
まさにお茶の木です。秋に白いツバキの仲間らしい花を咲かせます。
本来、盆栽としてはメジャーではありませんが、せっかくなので一度くらい自分でお茶を作ってみたいと思って手に入れました。
春になって、出てきた新芽の葉をとって蒸して乾燥させて・・・まぁ、そんなにうまくいくとは思えませんが、とりあえず話のタネにはなるでしょう。
水はけのよい肥沃な酸性土を好みます。水遣りは乾いたらでいいくらいです。
放置していると上に上に延びていくそうで、初夏に選定をして横芽を出させるといいようです。
あまり詳しい育て方は探しても見つからないので、ツバキに準じて管理すればいいのかなぁと思います。
2016年8月12日金曜日
アメリカフウ
アメリカフウ、紅葉葉楓 フウ科フウ属、落葉高木。
フウは楓。これは珍しい、アメリカフウの実生の寄せ植えです。楓と書きますが、カエデとは種は別にしたもの。雌花がとげとげした球形に垂れ下がるのが特徴で、欧米のクリスマス飾りの定番になります。
盆栽としては珍しいと思いますが、盆栽園でめったに手に入らないといわれて購入しました。何が珍しいって、日本には種がつくアメリカフウは1本しか存在しないとのこと。
その貴重な種から実生で苗を作ったもので、ようするにこういう若い幹のものは、めったに見られないということだと思います。たぶん、ほとんど目にするとしたら、取り木とか挿し木、接ぎ木で増やしたもので、幹はしっかり成長したものばかりなんでしょう。
とりあえず、どうしていいかわからずにそのまま寄せ植えにしてしまいましたが、細いのが貴重だということで、しばらくはこのままにしておきたいと思います。ある程度太くなってきたら、その時は改めて考えます。
日当たりはあまり必要ではないのですが、肥料は必要。寒くなり始めてから肥料を与え、自然樹形を楽しむために、あまり選定などは積極的にはしないようです。
寒さには強いので、美しい紅葉が落葉した後は、肥料以外はあまり手を入れることはないようですね。
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