年末年始診療 12月29日~1月5日は休診します

年内は12月28日(土)まで、年始は1月6日(月)から通常診療を行います

2015年8月31日月曜日

結婚願望

こんなに暑かった8月は初めてだと思いますが、いきなり残暑無しで秋真っ只中のような寒い8月も初めて。そんな8月も、今日が晦日です。ある意味、インパクトのある夏だったのかもしれませんが、ますます地球はどうなってしまうのか不安をかきたてられます。

さて、先日、芸能界のびっくりニュースだったのが、堀北真希と山本耕史の入籍。まぁ、どちらのファンでもないので、どうでもいい話題ではあったのですが、山本くんのすさまじいごり押しがすごかった。

数か月の間に40通の手紙を書き、堀北の乗る新幹線にタイミングを合わせて乗り込んで、交際を申し込むタイミングでプロポーズ。 ちょっとガーリーな雰囲気がある(失礼!!)山本くんですが、恋をした男を止められないとばかりの大活躍でした。

ただ、このあたりは堀北にその気がなければ、ストーカーとの境界は紙一重。つまり、ストーカーというのは、その行為そのものではなく、ストーカーされている側の気持ち次第で決まるということでしょうかね。

今の風潮からすると、何となくこれだけ責められると、かえって冷静になりそうですが、堀北さんは意外と古風な感性の持ち主なのかもしれません。もしくは、堀北さんの方に気があって、じらせにじらしてきたのかも・・・

ネットのニュースを見ていたら、 彼氏がドン引きする「結婚して欲しいアピール」という話がありました。ブライダルジュエリー専門店が既婚・未婚の男女500名を対象にアンケートしたもの。

 男性側が感じる引いてしまうアピールは、1位 親がうるさいんだよね……などと周囲の話をする、2位 結婚情報誌をさりげなく置いている、3位 友人に話を広めて周りから勧めてもらうようにするだそうです。

確かに、いずれもその通りだろうと思いますが、男性側はけっこうこのあたりは大人しいものをあげているような気がします。反対の立場の女性側の答えを見てみたいものです。

ちなみに、アンケートの目的である、好感度の高いアピールは、1位 ◯年後はどうしてるかな……などと将来の話をする、2位 手料理やお弁当を作って、家庭的なことをアピールする、3位 友人・他人の赤ちゃんや子どもを見て、「子どもかわいいね」などとアピールするとなっています。

このへんも、考え方によってはドン引きされる可能性はあるかもしれません。いずれにしても、女性の側で結婚を熱望する場合は、相手の男性の性格などをしっかり分析して行動しましょうということ。

感性の女性、理性の男性みたいなところはありますけど、けっきょく恋に狂った男性は単純なものです。山本くんのように・・・・(またまた失礼!!)

2015年8月30日日曜日

ピーナッツ

日本語では落花生と言いますし、南京豆とも聞いたことがありますが、やはり英語表記のピーナツが馴染み深い。

何でかというと、またまたレトロな話で恐縮ですが、昭和の喫茶店にはたいてい机ごとに直径15センチくらいのバターピーナツの販売機があったものです。

まだ、その頃は家でコーヒーを手軽に飲むというのは難しかった。父親に連れられて、喫茶店に行くと、父親がバターピーナツを買うわけです。

硬貨を入れてレバーを引くと、今なら弁当箱の仕切りに使いそうな波々とした紙の皿に、10粒程度はいって出で来る。この一連のことが楽しくて、これをするのが楽しかった。

何か、それって最近もやったことがあるような・・・って、まさにガチャポンと同じなんですね。お金を入れてレバー、ガチャンと音がして何かが出てくるというのは、子供心に植えつけられる宿命かも。

それで、バタピーと呼ぶわけで、バター落花生とは呼ばない。というわけで、カタカナの方がわかりやすいということ。しかも、その後アメリカからチャーリー・ブラウンが上陸して、ピーナツという言葉を盛んに耳にするようになりました。

そんなわけで、かどうかはわかりませんが、バタピーは大好きになってしまいました。食べすぎはコレステロールを上げるとか、下痢するとかいろいろありますが、あればあるだけ手が出てしまいます。

2015年8月29日土曜日

餃子

餃子は美味しい。
餃子が好きだ。
餃子を食べたい。
餃子を作りたい。

まぁ、何でもこだわりを持つことは、いいとこ悪いとこいろいろですが、どんな食べ物についてもこだわりを持つことはよくあることです。

餃子も、そういうこだわりの対象になる食べ物の一つ。

日本では蒸し焼きにして食べるものがスタンダードで、しかも羽根つきともなるといかにも美味しそうで食欲をそそります。

水餃子、揚げ餃子という料理法もありますが、ワンタン、春巻きというちょっと似た食べ物があるので独自性という点でやや人気が劣るのかもしれません。

包み方は、耳たぶのようなスタンダードな形の他に、棒状にしたり、団子状にしたりいろいろです。

焼き方もいろいろで、普通のお店で出てくる横にして並べておく以外に、バラバラだったり、丸くしたりと様々。

中身についても、キャベツ、白菜、ニラ、豚肉などのどれを主役にするかでこだわりが存在します。

付けだれにしても、醤油、酢、ラー油の分量にこだわりを持つ人がけっこういます。餃子本体の味を濃いめにして、酢だけで食べるというのも人気らしい。

まぁ、美味しければいいんですけどね。

2015年8月28日金曜日

秋の味覚シリーズ・・・みたいな感じですが、第2弾は梨。

以前にも書いたんですけど、横浜には「浜なし」というブランドがあって、これがなかなかの美味しさ故に手に入れるのが大変。

何しろ、8月終わりから、1~2週間程度、ほとんど梨栽培農家の直売が中心で売られるので、あっというまに売り切れみたいなもの。

去年に続いて、今年も直売所でゲットすることができました。一袋が2kgで6~8個入っていて、大きさによって800円、1000円、1200円に分かれていました。

ただし、農家のおばあちぁんが、雰囲気で大中小を分けて袋に入れてくれるんですよね。袋の重さを計るわけでもなく、勘だけが頼りの世界で、それを信じるしかありません。

まぁ、このあたりは細かいことを気にしてはいけないところ。さて、肝心の味の方はというと・・・ゴメンナサイ。まだ食べてない。今年は、日当たりは抜群できっと美味しいと思いますよ。

2015年8月27日木曜日

今年のインフルエンザ予防接種

まだ夏なのに、と思うかもしれませんが、インフルエンザの予防接種に対するワクチンの準備は、とっくに始まっています。

インフルエンザは、ウイルスによる感染症で、風邪様の症状以外に高熱が5日くらい続き、かかるとけっこう大変。中には脳炎などの合併症により、亡くなる方も毎年少なからずいます。

抗ウイルス薬が普及して安心している方が多いのですが、薬を飲んで軽くすませても、仕事や学校を休む必要があるのにはかわらない。予防接種の有効性は確認されていて、基本的には推奨されているわけです。

毎年、12月に入ると流行が始まりましたみたいなニュースを耳にすることが多く、その頃に予防接種を受ける方が多いようですが、はっきり言って…遅い!!

接種してから数週間経たないと予防接種の効果が出てこないので、予防効果を最大限引き出すには、11月前半までの接種がお勧めです。

自費診療になるので、値段は各医療機関が個別に決めていますが、全国的には2000円から5000円くらい。平均的には3000円くらいではないでしょうか。

さて、今年のワクチンは今までと変わり、3価から4価になりました。今まではA型ウイルスに対する2種類とB型ウィルスに対する1種類が混合されたワクチンでしたが、今年からB型も2種類を含まれるものになります。

B型ウイルスに対する予防効果にやや弱みがあることは以前から指摘されていたので、アメリカなどでは数年前から4価ワクチンが使われるようになって、有効性も証明されていました。

日本は、薬に含まれるたんぱく質成分の制限がきめられていたため、これまで4価ワクチンを作れなかったそうです。しかし、ついに厚労省のOKが出て、今回の分から使用されることになりました。

ただ、ちょっと問題になるのは、予防接種の値段。4価ワクチンになることで、ワクチンの価格が1.5倍に増えることになっています。となると、2000円台で予防接種を行うと赤字になってしまう可能性がでてきます。

そうなると、医療機関も500円から1000円程度の値上げをせざるをえない状況でしょうから、安いところ(医療機関の利益を抑えている)でも、最低3000円程度になってしまう可能性が高いといえます。

まぁ、それでも発症して、医療機関を受診して、検査を受け薬をもらい、1週間近く社会活動を控える損失を考えると、予防接種を受けたほうが安く済むということになりますけど。

2015年8月26日水曜日

台風が、九州から朝鮮半島の方向へ抜けて、北の寒気と南の湿気を呼び込んだために、日本列島は急に冷え込み太平洋側は雨・・・

ということらしいのですが、とにかく熱帯地域仕様の生活をしていると急に寒くなってびっくりです。もっとも、また熱くなる予想がでていますけど、こういう寒暖差は体調を崩しやすいので注意が必要です。

とりあえず、めっきり秋らしくなって、気がつくとスーパーなどでは秋の味覚も並び始めていますが、患者さんからも秋らしいものをいただきました。

見てのとおり、栗、です。庭で落ちたものだそうで、いまさらのことですが、こうやってまじまじと見ると、まさに太ったドングリという感じです。

さて、これをどうする? 必死にからを割って皮をむくのは大変ですし、ゆがくのも時間がかかってけっこう面倒。天津甘栗みたいに仕上がるといいんですが、これは栗の種類が違って、普通の日本の栗ではできないらしい。

女性の方はペースト状にしてケーキにのせたものが大好きなようで、これからしばらく体重計とにらめっこの季節になりますね。

2015年8月25日火曜日

近づく夏の終わり

またまた、台風が近づいています。台風の直接の災害に見舞われる地域では、迷惑千万なところですが、台風が来るたびに猛烈な熱波もおさまってきた感じで、昨夜はちょっと寒いくらいになってきました。

気がつくと、8月もあと1週間。夏休みもお終いが見えてきて、こどもたちは宿題の仕上げに大忙しとなる頃です。もっとも、昔のように各教科からどっさり宿題が出るようなことは、最近はあまり無いようですから、けっこう余裕をかましている子も少なくない。

夏休みというと、ランニングシャツと短パンで、虫取り網を振り回して空き地を走り回るというのが、昭和のこどもの定番だったと思います。これは都会でも同じで、実際東京育ちの自分も、そんな夏休みを経験しました。

小学校には25メートルのプールがあって、夏休み期間は解放されていたので、毎日決まった時間は使えました。ただし、縦に泳ぐだけで、もちろんビーチボールなどで遊べません。かといって、海や有料のプールに簡単に連れて行ってもらえません。

なにしろ、都会ではホテルに設置されているプールしかなかったので、とにかく値段が高い。椿山荘とか、高輪プリンスなどのプールに行った覚えがありますが、ひと夏に一度くらいのもの。

当時から、大磯ロングビーチがありましたが、これはもっと高かったのではないでしょうか。あとは、八王子のサマーランドが有名でしたが、ここは行ったことがありません。

一番よく利用したのが、代々木体育館の奥にあったこどもプール。ここは安くて、こどもだけでも歩いて行ける場所にあり、比較的自由に遊べるというので人気でした。とくにプールサイドで、ボイルしたフランクフルトを串にさして売っていて、これがとにかく美味しかった。

今どきは、ゴミの焼却場に隣接して公共のプールがあったりしますので、冬でも余熱を利用した温水プールにもなって、一年中安く利用することができるのは嬉しいところ。

時代は変わっても、夏休みが終わると、日焼けしたこどもたちが元気に教室にそろうのがいいんじゃないでしょうか。あと1週間、目一杯遊んで真っ黒になってほしいものだと、昭和のおじさんは思うのでした。


2015年8月24日月曜日

ミニチュア風

最近テレビなどで、けっこうよく見かけるのが、ミニチュアを使って撮影した・・・かのように見える映像。

実際に、ミニチュアを使用しているものもあるかもしれませんが、適度にほかしを入れて、彩度を強くしたりすると、それらしい絵になるんですよね。

スマホやiPhone向けには、簡単にそういう画像を作るアプリがいくつかあります。TiltShift Studioというソフトウェアは、PCで行うためのもので、フリーウェア版でもけっこう楽しめます。

Photoshopなどの高機能画像ソフトにも、まさにそういう目的のフィルターが搭載されていたりしますが、素人には簡単に使えるTilsShift Studioはおすすめ。



実際、やってみるとこんな感じ。確かにミニチュアっぽく見える。ただし素材を考えないと、あまり効果がでない。できるだけ奥行きのある写真、とくに上から見下ろしているような画像が向いているようです。





2015年8月23日日曜日

検索トレンド

今やインターネットはほぼすべての日本人が利用し、簡単にネット検索をすることで膨大な情報の中から必要なものを利用する環境が構築されています。

検索という言葉も、認知度があがり一般的な単語として、ネットで何かを探すことという意味合いで定着しました。

そうなると、どんな単語が検索されているのかがわかると、現代人の興味の対象が見えてきて、これをうまく利用すると商売も大成功なんてこともある一方で、一時のブームに乗っかってかえって失敗することもあったりします。

情報の伝達が速くなったぶん、消えていくのも速く、流行り廃り、浮き沈みの流れがどんどん進んでいくので、なかなか定番というものが作りにくいようです。こういうのをボリュームゾーン不況と呼ぶらしい。

検索大手Googleで、trendというページがあって、ちょっと面白い。検索キーワードのランキングみたいなもので、Yahooなどにも同じようなページがあります。

Googleのは、今の話題のキーワードが表示されていますが、特定のキーワードの人気の動向を調べることができる。

これは、「関節リウマチ」というキーワードの検索の動向。だいたい月に100件程度検索されている感じですが、びょこんと上がっているところは6月とか7月が多い。逆に少ないところはだいたい冬から春先。

リウマチに積極的な季節性はありませんから、このあたりの理由はよくわかりません。梅雨時は関節の痛みを感じる方が多いということでしょうか。それなら、寒い時も痛みが出やすいので、ちょっと不思議。

こちらは痛風。これは、明らかに季節性があって、ピークになるのはほとんど7月。暑くなってくると、汗をかいて脱水気味。血液中の尿酸が高くなりやすい上に、ビールを飲んで枝豆を食べて、普段運動しないおとうさんがレジャーで動き回って痛い思いをするというパターンでしょうか。

2015年8月22日土曜日

人食いバクテリア

なんか、B級ホラー映画のタイトルみたいで・・・実際、最初にこの言葉を聞いた時は、医者が使うにはやや躊躇するなと思ったものです。

実際は、溶血性連鎖球菌と呼ばれる細菌による感染症。通常は、略して溶連菌(ようれんきん)と呼んだりします。溶連菌感染はたいへんありふれたもので、こどものかぜ症状の原因になることはしばしばあります。

稀に猩紅熱と呼ばれる全身の発赤を伴った重症型を発症する場合がありますが、一般的な抗生物質が効きますので、診断さえちゃんとつけばあまり心配なことは起こりません。

ところが、大人で溶連菌感染を起こした方のごく一部で、数日の短期間の経過で激烈な症状を起こし、感染部位の組織の壊死を起こして、半数くらいは敗血症により死亡するという怖いケースがあります。

年間数例の発生があり、以前は千葉県の限られた地域での発生が多かったこともあり、一種の風土病と考えられていた時期もありましたが、原因がはっきりしてからは全国的に発生が確認されています。

さて、この人食いバクテリアによる劇症型溶連菌感染症が、今年は増加しているということがニュースになっていました。

実は、自分は20数年前にこの病気に遭遇していて、数少ない学会報告をしているんです。今では、病気としては原因がはっきりしていますし、治療法も特別なものがあるわけではないので、比較的学会としては地味なネタですから、あまり参考になる文献は多くない。

患者さんは、とにかく尋常ではない大腿部の痛がり方をしていて、痛み止めで様子を見ようという雰囲気ではありませんでした。今なら、すぐにMRI検査をして、異変の初期をキャッチできるかもしれませんが、当時はMRIはまだそれほど普及していませんでした。

何かの感染症かもとしかいいようがなく、とにかく汎用性の高い抗生物質の点滴を開始したのですが、翌日には痛がっていた大腿部がみるみる腫れ上がり、手術を行いました。大腿部の筋肉はほとんどが壊死しており、トロトロに溶けたみたいな状態で、可及的に切除しました。

この患者さんは、比較的早くから抗生物質を使用していたので、何とか救命できましたが、膝の動きには高度の障害を残してしまいました。

一見、かぜかなと思っても、いろいろな怖い病気があるもので、こういう数日が勝負の感染症では知っているか知らないかが勝負の分かれ目になることがしばしば。四肢の強い痛みで患者さんが病院を訪れることを考えると、整形外科医は頭の片隅においておかないといけない病気です。

2015年8月21日金曜日

秋の気配

気がつくと、8月も後半。夜は、多少過ごしやすくなりました。暗くなって公園に行くと、虫の声なども聞こえ始めていて、それなりに季節は動いています。

 空を見上げてみると・・・

おや、トンボだ。秋茜でしょうか。

高校野球も、地元神奈川の優勝で終わりました。優勝した東海大相模には知り合いがいて、昨日の試合の応援は0泊3日のバスツアーだそうです。

以前は0泊2日だったのが、ツアーバスの事故の多発を受けて、運転手の連続運転時間の制約が増えたので、その日のうちに帰るというのができなくなったそうです。

戦っている選手も大変ですが、応援団の皆さんも本当にご苦労様でした。でも、優勝するとその苦労も報われるというものですね。

今は四季だと夏ですが、二十四節気では立秋、七十二侯だと蒙霧升降(ふかききりまとう)で蜩が鳴き始める頃です。

2015年8月20日木曜日

16歳の誕生日

♪ Happy birthday to you~

というわけで、昨日はうちのワンコの誕生日。昨日で16歳になりました。

犬の1年は人間の5年と言われますから、もうかなりの高齢者です。かなりヨレヨレで、目は白内障、耳は遠くなり、鼻もきかなくなっていて、ぼけっとしていることが多くなりました。

ちょっと体調を崩すと食べられなくなるので、今年は2回点滴を受けている。主治医からはストレスをかけるとコロっといっちゃうよと言わりているので、トリミングとかは禁止。

ちなみに、ワンコが家に来て以来の付き合いになる獣医は、まぁ欲の無い先生です。トリミング禁止したからと、かわりに爪を切ってくれたり、すべらないように足回りの毛をバリカンで刈ってくれたりといろいろしてくれます。

その先生曰く、この子は当たりだよ、年の割には元気だしということらしい。実際、調子がいいとけっこう公園まで走ったりできるし、家の入口の10段くらいある階段もかけ上ります。

しかし、食べ物はずいぶんとわがままになってしまいました。体調を悪くして食べられないときに、しょうがないので少しでも食べそうなものを与えたのがきっかけだと思いますが・・・

まぁ、ここまで長生きしてくれて、比較的しっかりしてくれているのですから、今更美味しくないものを食べさせてもしょうがないだろうということで、こちらはそのわがままに振り回される毎日です。

誕生日ということで、犬用のケーキでお祝い。これはけっこう食べてくれました。残りを味見してみると・・・・これ普通に美味しいじゃん!!

2015年8月19日水曜日

休み明け

昨日は、うちのクリニックの夏休み明けということで、一日中、大勢の方に来院していただきました。蒸し暑い中、午前も午後も1時間以上お待たせする状況で、大変ご迷惑をおかけいたしまして、大変申し訳ありませんでした。

記憶にある限り、おそらく当院歴代ベスト3くらいに入りそうな、来院患者総数と新患数となりました。日を改めていただいた患者さんも少なくなかったようで、本当に申し訳ありません。

日々の診療をしていると、自分のペースというのがあって、パソコンに表示されている待ち患者さんのリストを見ながら、時間の配分を考えています。しかし、初診が連続すると、このペースがいっきに不透明になってしまいます。

昨日はそんな状況で、初診だけで40名で、どうなることか予想ができない。そうなると、開き直るしかありません。急ぎすぎると説明などが不足してしまいます、ゆっくりだと待ち時間が増えて、いずれにしても患者さんの満足度は下がるというプレッシャーが半端ない。

それでも、受付時間を過ぎると、終わりが見えてきて「よし、あとこれだけ頑張ろう」という気持ちになるものなんですが、昨日はもう疲れがピークを越えていて、最後のラストスパートがかからない。フルマラソンでゴールが見えているのに、どうにも足が前に出ないという感じでした。

休み明けは混雑するだろうと予想はしていて、たっぷり寝てたはずなのにこの有り様では、年齢的な体力の落ち込みを感じないわけにはいきませんが、これが毎日続くはずはないので、改めて今日も元気に頑張ろうと思います。

2015年8月18日火曜日

寿司 銚子丸 @ あざみ野

夏休みで、結局まとまったことと言えば、掃除をしたことと・・・あとは、いろいろ食べたことくらいでしょうか。

最終的に、食べたものはというと、回転寿司で決まり。

回転寿司というと、安いだけでいいものは出てこないと思われがちですが、銚子丸はかなりいい。回っているのは、ほとんど見本ということで割り切っている。

ほとんどの客は、直接注文して握ってもらうのが普通。まぁ、とりあえずお腹が減りまくっている時は、回っている皿に手を出すことはあるかもしれませんが。

今回はお寿司大好き長男が食べたのが、左奥の皿で14枚。手前の合わせて21枚は、自分と家内と次男が食べた分。

そんなわけで、最後の一皿は・・・

穴子の一本握りにしました。これで580円なら安いと思いますよ。

さてさて、そんなわけで夏休みは終了で、今日から通常診療に戻ります。

2015年8月17日月曜日

休み最終日

夏休みは、家内先導で家の中の掃除をしていたら、あっという間に最終日です。

いゃ、もう、かいたかいた汗かいた。家の外回りにとどまらず、かびだらけの洗濯機のあたりとか・・・

自宅のパソコンまわりも片づけました。こどもの古着も処分したりしていたら、ごみ袋もたくさん出てしまいました。

これって、粗大ごみ? それとも普通ごみで出していいのかしら? どうしたものか、よくわからないゴミが大量に発生して、悩みまくりです。

どこかに行ったかって? まぁ、近場をちょこちょこ、ご飯を食べに出たくらいでしょうか。写真は新横浜ですが、本当に近くで済ました感じです。

最終日は、天気もいまいちですし、だらだら過ごしてみたいと思います。

明日から、日常に戻ります。

2015年8月16日日曜日

未来が見えた!!

すみません。扇情的なタイトルをつけてしまいました。みらいはみらいでも、見えたのはミライの方でして、トヨタの水素エネルギーによる燃料電池車です。

今までに、一度だけ都内で止まっているところを見たことがありましたが、実際に走っているのを見たのは今回が初めて。それも、この横浜市ですよ。しかも、横浜の片田舎の青葉区でのこと。

交差点で止まって、何気なく前を見ると・・・対向車にあまり見たことが無いフロント・フェイスの車が・・・

エンブレムはトヨタのマークっぽいけど・・・

えっ!? まさか、これは、まさかのMIRAIでは・・・と、思わずスマホでパシャリ。なんか、新型車のスクープ画像みたいになってしまいました。

それにしても、水素ステーションはけっこう遠いので、どうしてこんなところを走っているのか。いずれにしても、ドライバーさんは、けっこう誇らしげだろうと思いますよ。

2015年8月15日土曜日

Windows10 アップグレード その4 トラブル編

この1週間くらい、数台のPCに何度Windows10を入れたり出したり・・・もう、遊びすぎと相手にされなくなりそうです。

基本的に、素直にアップグレードの予約ができていて - つまり、タスクパーにアップグレードのためのアイコンが表示されるようになって、アップグレードの「準備ができました」という通知が表示されるようになったPCでは、今までの環境を引き継ぐのでよければ、たいてい何ら問題は起きません。

実際、Windows7やWindows8.1で問題なく使えていたソフトは、ごく一部の例外はあるかもしれませんが、Windows10でもほぼ普通に使える印象です。

Windows8でボロクソにいわれたスタート・メニューは、モダンUIと一体化して、大変使いやすくなりましたし、Windows8で廃止され何となく不便になったガジェットも、スタート画面の中でライブ・タイルとして似たような機能を持たすことが可能です。

全般的に使い勝手が改善し、アップグレードによってPCがより重たくなるということが無いので、新たなストレスはほとんど感じないところは、さすがに今回はマイクロソフトの本気が感じられます。

さて、問題はWindows10へのアップグレード対象外のパソコンにインストールしたい場合と、クリーン・インストールしたい場合。

アップグレードの対象は、Windows7+SP1または、Windows8となっていますが、必ずしもどのPCもこの1~2年以内の「新しい」機種とは限らない。例えば自宅で使っているデスクトップは、VaioのVPCL13というディスプレイと一体型のもので、2010年製のWindows7マシン。

アップグレード予約のアイコンは出ていましたが、7月29日の数日前から「対応のないデバイスがありアップグレードできません」みたいな表示に変わっていました。どうもグラフィック・アダプターがNvidiaのGeForce GT330Mで、ここで問題を起こすらしい。Sonyもアップグレードのサポート対象にしているのは、この数年の機種に限っていて、このPCは対象外。

一応、NvidiaからGT330Mも含まれるWindows10用のドライバーが発表されたので、これをダウンロードして準備します。とは言っても、正式にはMicrospftから「無理です」と突きつけられているのですから、アップグレードできるかは不透明。

となると、ダメ元で自己責任でやるしかありません。そこで、Windows7で使われているデバイス・ドライバーをフリーウェアで一括バックアップして、いざというときに戻せる状況を用意します。アイコンからの簡単アップグレードはできないので、Microsoftのサイトからメディア作成ツールをダウンロードして、Windows10のアップグレード用のUSBメモリとDVDを作りました。

最近はUSBブートが出来るのが当たり前ですから、USBメモリの方が早くていいのですが、残念ながらこのVaioのBIOSはだめ。時間がかかりますが、DVDでのインストールになります。さて、いよいよインストールを開始して、途中何度かポチっとしていくと、とりあえず無事に完了。

ところが、本来FHDの画面は、800×600という狭いものになっている。デバイス・マネージャーを確認すると、Microsoft基本デイスプレイ・ドライバーが登録されていて、当然Nvidiaは認識されていません。

そこで、用意しておいたNvidiaのドライバーを颯爽と起動して・・・と思ったら、対応するアダプターが見つからないと。う~ん、困った。使わないのでどうでもいいFelicaとかはすんなり認識されているのに、一番大事なところがうまくいかない。

そこでダメもとでデバイス・マネージャーから更新を選んで、Windows7のバックアップ・トライバーを指定してみました・・・あ~ら不思議と、これがすんなりインストールされて、表示も無事にGT330Mになり、画面もFHDに。

ところが、次の問題は内臓BR/DVDドライブ。なんと、まったく認識されず、存在しないことになっている。これは何かと不便ですから、ネットで検索してみると、Windows8以後、しばしばある問題のようで、Windows10に限定したことではないらしい。

これはレジストリーを直接いじるので、けっこう勇気がいる作業ですが、こうなったら毒を食らわば皿までの心境でやってみると・・・これも解決しました。さて、とりあえずキーボードの特殊キーは使えませんが、何ら問題はありません。

さて、そうなるとクリーン・インストールをしたくなるのが、PCマニアの悲しい性というもの。一度アップグレードに成功して、Microsoftのハードウェア情報が登録されると、メディアから新規インストールが可能になります。今度はWindows10でのデバイス・ドライバーを再びバックアップしておきます。

途中でプロダクト番号を入力するときはスキップでOK。そのまますんなり進行して、無事にクリーン・インストールが終了。当然、またもやNvidiaは認識されず、DVDドライブも無し。またまた同じ作業をして、作業は終了。

・・・と思ったら、今度はネットワーク上のNASが認識されていない。ここには、CDから取り込んだ音楽や、自分の写真などが大量にはいっていて、使えないと大変困る。ネットの設定をいろいろ変えたり、ルーターの設定もいじってみましたがダメ。

しょうがないので、もう一度クリーン・インストールを行ってみたら…今度はうまくいきました。なんでしょうかね、どうも原因がよくわからない。まぁ、結果オーライということで、Windows10へのアップグレードは、ほぼ無事完了ということになりました。めでたし、めでたし。

2015年8月14日金曜日

老化、それともリウマチ?

一時代前には、関節が痛いと「リウマチが出た」というような言い方がよくあって、実際かなり簡単にリウマチという診断が付けられたりもしたものです。

今は、関節リウマチの病態もかなり解明されていて、また治療方法も驚異的な進化をしていますから、より正確に診断をつけることは大変大事なことになっています。

一番指先の関節が腫れて痛くなり、しばしば変形を起こしている場合は、ほぼ老化現象といって間違いがありません。指先から始まるリウマチは無いと言ってよく、これはヘバーデン結節と呼んでいるもの。

指の真ん中の関節の場合は、加齢性によるブシャール関節と呼ばれる変形の場合と、関節リウマチによる変形の場合とがあり、簡単にどっちとは決めにくい。

外見的には、加齢性変化の場合は、ごつごつした感じで、腫れているのも関節の角の骨の隆起によるものですから、触ると比較的固い膨らみです。リウマチは、初期には滑膜炎という柔らかい組織の腫れで、皮膚と骨の間にマットが入っているような感じになります。

しかし、加齢性の場合でも、変形した関節を使いすぎると、痛みと関節周囲の腫れも出てきて、一見しただけではわかりにくい場合は珍しくありません。また、患者さんの年齢が高くなればなおさらのこと。

リウマチを専門にしていても悩むことがあるのですから、整形外科で老化ですと言われて実はリウマチだったとか、内科でリウマチと言われて実は老化だったということは珍しくありません。


この手の写真の方は、60代の女性。他の整形外科で老化といわれています。手指の老化によるヘバーデン結節やブシャール関節は、積極的な治療法はあまり無いために、ほとんどの場合痛み止めの外用薬で様子を見ることが多い。

痛みがなかなかよくならないために、当院を受診されたのですが、自分もぱっと見た感じではやはり老化だろうと思いました。でも、よく見ると、関節のところが少し赤くなっていて、患者さんも痛みが四六時中あるというのはちょっと怪しい話です。

そこで威力を発揮するのが超音波検査。簡単に非侵襲的に、すぐに腫れている関節のチェックができます。エコーで見てみると、腫れているのは関節の中からで、しかも血流の増加 - つまり炎症を示す黄色~赤色の信号が増強していました。

血液検査を見てみると、リウマチに特徴的な結果がたくさん出てきました。レントゲン写真では、典型的な加齢性変化を認めていて、最終的な診断は手指の加齢性変化が出ている方に発症した比較的早期の関節リウマチということになります。

抗リウマチ薬を使い始めることにして、数か月で赤味は減って、痛みもだいぶ少なくなり、患者さんは痛み止めの服用はしなくなりました。もっとも、加齢性変化はありますから、手指のごつごつ感は消えません。

こういう例は少なからずあるもので、第1印象だけで決めつけないで、しっかりと判別をつけることが大切です。関節リウマチという病気の診断は、早ければ早いほどいいのですが、早いほど特徴的なものはありません。後から見ると、あれもリウマチだった、これもリウマチだったということになるものです。

2015年8月13日木曜日

花むら @ あざみ野

なんか、その場の勢いって言うんですか、鰻を食べに行こうってことになりまして・・・

元々大好物というほどではなく、この数年価格が高騰してからは、本当に口にしなくなった食材ですが、まぁ食べれなければ食べないで困らない代表的なメニューではあります。

10年以上前に一度だけ行ったことがある町田市小川の専門店くらいしか思いつかず、そこでいいかと思ったのですが、ネットで調べてみたら無くなっていました。

「価格高騰でがんばりましたが、営業を続けるのはもう無理です」みたいなことらしい。専門店は、本当に厳しいでしょうね。

そんなわけで、毎日通るあざみ野駅前に「うなぎ」ののぼりがあるのを思い出した。そこは花むらというお店で、居酒屋ですがうなぎはおすすめのメニューになっている。

ということで、ずいぶんとひさしぶりにうな重を頂いたというわけです。味は・・・まぁこんなもんでしょう。普通に美味しい。

ただ、やっぱり高い。う~ん、普通ならこれじゃ誰も食べようとは思わない。夏休みで気が大きくなったから行きましたが、財布にはかなり辛い値段です。

お店は9月半ばから1か月間改装工事があるようなので、気が大きくなったかたは早めにどうぞ。

2015年8月12日水曜日

ラーメン初代 @ たまプラーザ

初代・・・というと、うちの近くで、ホームという感じのラーメン屋さん。正式には北海道ラーメンきむら初代という店名だと思いますが、その名の通り本来は北海道味噌ラーメンが一番の売り。

白味噌を主体に、いろいろな味噌をブレンドして独自の味にこだわって、ラーメン不毛地帯の横浜市青葉区の中でも人気が高い。

初めて行く方は、当然一番人気の味噌か、あるいは辛味噌がおすすめ。トッピング全部乗せの特製味噌ラーメンも、余裕があれば一度は食べたいメニュー。

さて、その次に・・・という時に、けっこういけるのが塩ラーメン。塩ラーメンというと、和風だし主体のものがありますが、この店の塩は鶏ガラです。

それも濃厚な鶏ガラで、味噌ラーメンと同じ太麺にちょうどよくからんでなかなかいけるんです。

和風だしの場合は、自分としてはちょい足しにわさびを加えたくなる。ただし、鶏ガラではわさびはあいませんから、どちらかというとニンニクの方がいいかもしれません。

ぜひ一度、ご賞味あれ。

2015年8月11日火曜日

夏季休診

クリニックは、本日より夏季休診をさせていただきます。

8月18日(火)から通常通りに診療を再開いたします。

大変、ご迷惑をおかけいたしますが、くれぐれもお間違えの無いようにご注意ください。

2015年8月10日月曜日

明日から夏休み

日頃から、クリニックを御利用いただきありがとうございます。

大変ご迷惑をおかけいたしますが、クリニックは明日から1週間(8月11日~8月17日)夏季休診をさせていただきます。

この土日は気温は28度~30度で、涼しかったですね・・・って、この気温で涼しいと感じること自体、何だかなぁというところ。涼しいからというわけではありませんが、昨日の日曜日は家のプチ「大掃除」。

何だ、明日から休みなんだから、そんなことは明日から好きなだけすればいいと言われそうなんですが。そもそも、夏休みだからといって、特別な予定があるわけではもなく、たっぷり時間はあるわけですが。

でも、休みは休み。体を休めて、しっかり今年の後半戦に備ええる・・・というか、実は買い替えた冷蔵庫がやっと配達されたんです。冷蔵庫を買いなおしたとブログに書いたのは2週間くらい前

何しろ、冷蔵庫が来るとなるとけっこう準備が必要。台所周りの掃除をしっかりできる時間を考えて、このタイミングでの配送にしたんです。

朝一での配送と連絡があったので、冷蔵庫の中身を出して、古い冷蔵庫は引き取ってもらうわけですが、何しろ裏側はすごいことになっている。

このあたりの掃除をしていると壁も気になるし、次第に掃除が拡大。そもそも他人が家に入るので、それなりに全体もきれいでないと・・・

おかけで、 ゴミ袋が3つくらいになりました。ついでに、前から気になっていた、こども部屋も片づけしてという具合で、近年まれにみる働き。ほんと、激疲れた。

これで明日から、心置きなく休めるというものです。

2015年8月9日日曜日

整形外科関連講演会 @ ミナトミライ

昨日はミナトミライでの講演会に診療後飛んで行って、ちょっと遅刻はしたものの、1時間の講演を二つ聞いてきました。

最初の講演は、歯学部系の先生ですが骨粗鬆の基礎を研究している方で、日頃聞くことが少ない骨粗鬆症薬のかなり根本的な薬理についての話。

骨粗鬆症については、内服薬の中心を担っているのがビスホスホネート製剤。そして、より効果が期待できるため使用頻度が増えているのがPTH製剤という注射薬です。

それぞれが、どのように作用して骨形成に働くのかというのは、もちろんある程度は理解しているつもりですが、基礎研究の話になるとなかなか難しい。

今回は投与頻度や投与量によって、いろいろな生体内の反応があり、状況によってうまく選択をしていくことが重要であることを基礎的なエビデンスを元に解説してもらいました。

この先生は、話が大変お上手です。話し方に抑揚があり、また合間に切れ目をはっきり作ることで、話が頭に入ってきやすい。基礎系の先生にしては、話し方のツボをよく心得ている感じで、聞いていて少なくとも「わかった気分」になりました。

特にビスホスホネート関連顎骨壊死の問題に対しては、歯学の立場の先生から一定の見解があったことは興味深いところ。

歯医者さんは、ビスホスホネート製剤を服用していると歯科治療の途中に顎骨壊死を起こしやすいということで、薬の中止を求めてくることは日常茶飯事です。

しかし、実際のところ、顎骨壊死と薬の積極的な関連はなかなか証明されていないわけで、薬を中止しなければいけない合理的な説明と言うのが曖昧なままでここまできている状況です。

数年前にこの問題に対する「ポジションペーパー」というものが、複数の関連学会が集まって発表しています。この中で、理論的根拠が明示されないまま、一定のリスクがあるのなら「休薬が望ましい」、あるいは「中止する」といったガイドラインが提示されました。

つまり、ボジションペーパーでは、最終的には口腔管理の重要性を示しているものの、疑わしきは罰するという立場をとっている。しかし、一般的に、顎骨壊死の発生頻度と骨粗鬆症の方の骨折の頻度では、骨折の方がリスクが高いと言われています。

顎骨壊死の病態は骨髄炎であり、「感染症」が関与していることは明らかで、薬が悪化させるリスクになることはあっても、主たる原因と考える事には抵抗があるというのは、大方の医師が感じていることだと思います。

今回の話の中では、壊死部の細菌の存在を病理的に示し、基本的に細菌感染が主要因であり適切な歯科処置と口腔ケアの重要性に言及した上で、ポジションペーパーの改訂の必要性が示されました。

さて、もう一つの講演は高齢者の脊柱変形について。有名私大の新任教授による講演でした。高齢者では、加齢による椎体骨変形、骨粗鬆症による圧迫骨折、筋力低下などのいろいろな原因で大きく背骨が前に倒れたり、後ろに反ったり、あるいは横にゆがんだりすることがしばしばあります。

これらに対して、基本的には保存的な治療が中心にはなるのですが、場合によっては手術を選択することがあり、その具体的な手技などが紹介されました。

一般的な保存的治療については、一定のエビデンスは無いとして、特に目新しい話はありませんでした。手術を行うというのは、かなり条件を厳しく制限した上での選択ですから、そうそうめったにあるとは思えません。

内容的には、あまり参考になる話ではなかったと思いますが、それよりも最初の先生と際立っていたのが話し方。

さすがにあの大学の教授になる先生ですから、大変自信に満ちた口調なのですが、抑揚がなく文と文の間がほとんどない。聞いていて、話の切り替わりがわかりづらく、いつのまにかどんどん話が先に進んでいる感じでした。

自分の場合は、さすがに人前で話す機会はほとんど無くなりましたが、こういう対称的な二人の演者の話を同時に聞くと、相手に理解してもらう話し方という点で、大変参考になりました。

2015年8月8日土曜日

進化したタイカレー

我が家では、タイカレーは立派に市民権を得たメニューになっています。

もともとは、具材は鶏肉と竹の子だけのシンプルなものだったのですが、これがいつのまにか進化に進化を重ね、最近はほとんどタイカレー鍋状態になってきました。

鶏肉と竹の子は、もちろんはずせませんが、次に大事なのは厚揚げ。淡白な味の豆腐ですが、揚げた表面にスープがしみこんで、絶妙のハーモニーを奏でます。

さらにもやし、ざく切りのトマトもたっぷり。緑物は何でもいいのですが、今回はアスパラ。ゴーヤもいけます。

カレー・ペーストは、手に入りやすいメープロイのものを使いますが、辛さ的にもおとなしいイエローが食べやすい・・・が、やや辛さに物足りなさがある。どっちやねん、と言われそうですが、ここに韓国唐辛子の粉を適量入れるとちょうどいいかんじです。

ココナッツ・ミルクは缶詰が一番風味もあるんですが、全体がドロっとしすぎるところがあるので、必要量の半分にしておいて、あとは適量のココナッツ・ミルク・パウダーを使います。味の加減は、顆粒の鶏がらスープとナンプラーを適量。

この何でも適量といういい加減なところが、作り手の料理に対する姿勢を表しているかもしれませんが、適量でも美味しいんだから、問題はありません。

2015年8月7日金曜日

手打ちそば おおつか @ センター南 その2


大塚と言っても、製薬会社でも家具屋でもありません。髪の毛くるくるのソバー・・・・じゃなくて、蕎麦です。それも、傍にある、このあたりじゃけっこう有名なお店。

前回、お店の代名詞とも言える鴨せいろを紹介したのですが、あれから2ヶ月ちょっと。やっと再訪することができました。

行きたきゃいつでも行けばいいじゃんとお思いでしょうが、何しろ昼時しか営業していないので、なかなかタイミングが難しい。

評判を知っている人は多いようで、このブログのアクセス数としても、前回のエントリーはけっこう多い感じ。皆さん、この店を気になっているだと思います。

さて、今回は二大看板メニューのもう一つ、天ぷらせいろを注文してみました。


 麺つゆと天つゆが別々になっている、それと天ぷらを食べるための塩がついているところが、この天ぷらの本気度をよく示しています。

塩は、ちょっと粗めで、天ぷらに付きすぎない。天つゆも濃すぎず、天ぷらの本来の味を生かす心遣いが嬉しい。

その天ぷらは、なかなかのものです。天ぷら専門店をやってもいいくらい。わかった風に言うのは生意気ですけど、本当に美味しい天ぷらです。

海老、烏賊、茄子、南瓜、椎茸、大葉といった定番に加え、蟹爪、オクラ、ブロッコリー、ヤングコーンなども入って、天ぷらだけでもけっこうなボリュームです。

もちろん、自家製手打ちの蕎麦は言う事なし。値段は高めですが、食べ得感ははんぱありませんでした。

2015年8月6日木曜日

ロゴ

デザインというのは難しいものだと、あらためて感じさせたのが、2020年東京オリンピックのロゴ問題。

もともとデザインというのは、嫌いではなく、今までも自分のクリニックのロゴをはじめいくつかのデザインを作った事があります。

自分もシンプルなものほど好きなので、複雑なものよりいかに伝えたい事を単純な形の中で提示するかを考えます。

単純な形の組み合わせになると、当然すでに存在しているデザインと似てくる可能性は高くなってくるのは当然の帰結です。

例えば、うちのクリニックのロゴは三角形。上が緑で、下が茶色。上は樹木、下は大地をイメージしています。中央の円弧は関節を表していて、整形外科らしさを示しているつもり。

このマークで商売するとなると、商標登録がどうなっているのかしらべないといけないのでしょうが、これまで10年間、少なくとも同じロゴは見た事はありません。

 オリンピックのロゴは、ぱっと見ると対象になるベルギーの劇場のロゴと似ていることは否定できない。IOCは商標登録をチェックして上での決定としているので、法律的には問題にならないはずですが、何となく気持ちがへこむのは残念なところ。

あえて言うなら、国際的な大会のロゴですから、このおかげでベルギーの劇場が世界的に知られるようになったということで、寛容な対応をお願いしたいところですが・・・・デザイナーにとっては、がまんできないんでしょうね。

2015年8月5日水曜日

抜け殻


近所で数少なくなった土手のところ、笹が生えていて、その先に蝉の抜け殻。

大きな木が無いところでは、こんなところで成虫に脱皮するんですね。

蝉は成虫になったら1週間の命・・・というのは間違いらしい。実際は、1ヶ月程度。幼虫としては、数年以上は土の中で暮らしているわけで、蝉の寿命はけっこう長い。

今年は暑すぎるせいか、あまり蝉の鳴き声が無いような気がするんですが、何しろ日中はほとんど外に出ないのでよくわからない。

確実に成虫になった蝉がいるんですから、もう少し鳴き声が聞きたいものだ・・・ですけど、あまりわんわん鳴かれると、暑さは倍増するかもです。

2015年8月4日火曜日

柴咲コウ / こううたう

歌手なのに俳優、あるいは俳優なのに歌手なんていうのは、けっこう昔から珍しくありません。

芸術表現の手法は違えど、その能力に秀でた方は何をしても人々を感動させてくれる・・・わけではなく、中には聴くに堪えない歌や見るに忍びない演技というのもあったりします。

まぁ、そういう方は、他人が言うまでも無く、自分が一番良くわかっているのでしょうから、そうそう何度も畑違いの事に挑戦したりはしないもの。

一方、本当に何をしても素晴らしいという方は、次々に実績を重ねていって、独特の世界を作り上げていくわけで、いつのまにか「歌手なのに」とか「俳優なのに」という批判的な論調は出なくなるものです。

例えば、本来は歌手というところでは、ジャニーズ系のタレントの多くが俳優もやっている。人気者を登場させることで、視聴率を稼ぎたいテレビ局の意向もかなり関係しているんだと思いますが、さすがに厳しい練習をしている(だろう)ジャニーズ所属タレントは、俳優も器用にこなします。

もちろん、キムタクや岡田クンのように俳優としての大きな地位を確定させている人もいれば、中には箸にも棒にも引っかからない者もいたりする。大勢いますから、それはしょうがない。

福山雅治も、もともとはどっちなのかわからないくらい俳優としても歌手としても成功しています。自分の好みとしては、松たか子の歌手活動は大好きで、もう本当に他の歌手には無い雰囲気は、もっと高く評価されてもいいと思います。

なんか、前置きが長くなりましたが、もう一人俳優としても歌手としても独特の世界を持っているのが柴咲コウ。少女でデヴューして、ずいぶんと肩肘を張っていた感がありましたが、このところ大人の女性として随分と丸くなった。

その柴咲コウの最新アルバムは、 「こううたう」とタイトルされたカバー集。他人のヒット曲をカバーするというのは、徳永英明のVocalisシリーズ以後は特に流行っている企画です。

歌手がカバー集を出すというのは、二匹目のドジョウを狙った安易な作戦である場合が多々ありますが、主として俳優で活躍する方の場合、それなりに誰かになりきって演技をする「俳優」の延長線上にあるところが面白い。

このアルバムでも、取り上げている曲は必ずしも誰もが知っているヒット曲は少なく、ある意味オリジナル・アルバムに近い雰囲気を持っていて、それぞれの曲の中で柴咲らしさを醸し出すところが好感をもてる。

今後も、ちょっと気になるアーティストの一人というところです。

2015年8月3日月曜日

Windows10 アップグレード その3 使ってみた編

自分はタブレット・ユーザーではないので、Windows8で登場したモダンUIというのは、ちっとも便利ではありませんでした。

最近メインで使用するノートはタッチパネルですけど、液晶画面に指紋をべたべたつけて操作するより、マウスの方が圧倒的に速い。

Windows10の変わったところは、ネットにさんざん出ていますので、いまさらここでいちいち書き連ねてもしょうがないので、あくまでも個人の感想としてのざっくりした印象になりますけど、ちょっとだけ使用感を書いてみます。

とにかく全体的には悪くはない、つまり使い勝手はよくなったという感じ。デスクトップとタブレットのそれぞれのユーザーに、均等に配慮したUIは好感が持てます。

インストールも時間がかからなかったですが、OSの起動も速くて、ストレスはずいぶんと少なくなりました。とりあえず入れたのは、ASUSのU-38NというAMDのプロセッサを搭載した、数年前の機種。

今どきのIntelのCore i5とかi7とかに比べると、相当見劣りするスペックですが、もともとオンボードのグラフィックがRadionですし、もっとも、メモリを造設、HDDをSSDに換装してあり、重たい作業でなければサクサク動きます。

注目の一つはMicrosoftが長年Windowsに搭載してきたインターネット・エクスプローラを捨てて、新しいエッジというブラウザが登場したこと。

いろいろな情報をブラウザで表示できてしまうということですが、とりあえず何がそんなに便利なのかよくわかりませんでした。確かにPDFがシームレスに表示されるところは違うかなと思いますが、ふだん使っているFirefoxとの機能的な差ははっきりしません。

もう一つの売りになる音声による情報ツールのCORTINAは、日本版はまだ搭載されていません。向う1年以内に提供される予定となっています。ちなみにAndroid用の英語版CORTINAが使えるので、雰囲気はこれでわかります。

いろいろな設定をするコントロール・パネルはずいぶんと見た目が変わりました。ちょっと使っただけだと、設定したいのがどこにあるのか分かりにくい感じですが、このあたりは慣れるしかない。

アプリケーションの代表は、Microsoft OfficeとAdobeのツールということになるんですが、実はソフトのアップデートにかかる費用もばかにならないのでしていない。

Officeについては、もうずいぶんと前からフリーのLibreofficeを使っています。最新のver.5を入れてみましたが、とりあえず特に問題はなさそうです。AdobeについてはPhotoshopとIllustratorの二つですが、これもいまだにインストールしやすいVer.6を持っていて、ただしこれは古すぎてWindows7から使えません。

結局、この辺もいろいろなフリーウェアのお世話になっているわけですが、さすがにそろそろ最新版を手に入れないと厳しいかもしれません。とは言っても、少し待てばぞろぞろフリーのものが登場してくるでしょうから、しばらく辛抱してWindows7の専用機を残しておいてもいいかも。

いずれにしても、メインマシンをいきなりアップグレードするのは危険ですから、いろいろな情報をチェックしながら慌てず焦らずやった方がいいのにこしたことはありません。

2015年8月2日日曜日

Windows10 アップグレード その2 クリーン・インストール編

Windows10は、まだ出たばかりですから、とにかくインストール関連の情報が少ない。OSとしての完成度に関しては前評判は上々で、Windows8が出た時の酷評はほとんど見られません。

そもそもMicrosoftのOSの歴史は、評判の良いものと悪いものかせ交互に出てくるわけで、WindowsMeとかWindowsVistaの最低度はすごかった。

モバイルに目を向け過ぎたWindows8もかなり不評で、一向にシェアが伸びないために、実質的にはWindows9ともいえる8.1でなんとか踏みとどまりました。

そして、完全に先陣を取られたモバイル領域の奪還を目指して、今回はデスクトップとのバランスをしっかりと考慮したのがWindows10という位置づけになりそうです。

パソコンのシステムの根幹であるOS(Operating System)を入れ替えるという作業は、ハードウェアのスペックは満たしていても、簡単なようでいろいろな問題を起こすかもしれません。

デバイス・ドライバーが対応していないかもしれませんし、そもそもアプリケーションが動かない可能性はかなりあると思わないといけない。

メーカーが対応してくれるまで、待てるものならいいですが、普段の仕事などに支障が生じる可能性があるわけですから、それなりの検証が必要です。

アップグレードの場合は、設定を残すか、あるいは削除するか選択できますが、とりあえず今の作業環境を引き継いだ方が、大多数の方には便利。ところが、今のご時世ではブラウジングしているうちにウィルスなどを拾っていることも十分にありうる話です。

できることなら、必要なものはバックアップしてからクリーン・インストールしたいと思うのは、当然と言えば当然。

そこで、普段使いのアプリケーションが入っているけど、ちょっと古くなって予備機に格下げになったASUS U-38Nというノートを使っていろいろやってみました。

まずは、アプリケーションがちゃんと動くのか確認したくて、全部引き継ぐ最も一般的なアップグレードをやってみました。このノートは、何故か事前にアップグレードのアイコンは出ていなかったので、直接ダウンロードから始めます。

予約できていなくても、Microsoftのサイトからメディア作成ツールがダウンロードできます。これでWindows10インストール用のUSBメモリを作ります。

BIOSの設定をUSBメモリからのブートに変更してスタートすると、順調に画面が進みました。ところが、アプリケーションを引き継ぐオプションが選択できず、個人ファイルのみしか引き継げない。

しょうがないので、そのまま進行させると、後は驚くほど問題なく作業を完了しました。体感的には、今までのOSの入れ替えの中で、最も速かったかもしれません。

起動してみると、これもまた速い。 Windows8.1でも、ずいぶんと速くなった感じでしたが、それ以上です。これだけでも、新しいOSに期待感が膨らみます。

デバイス・マネージャーを確認すると、デバイスはすべて問題なく登録されていて、追加で入れるものは何もありません。このノートのグラフィックはAMD Radionです。

当然のことながら、古いOSとアプリケーションは、Wondows.oldというフォルダーにまとめて突っ込まれていて、それぞれのアプリケーションはほとんどそのまま起動することはできません。

さて、一度アップグレードして、Microsoftの認証を受けると、初めてクリーン・インストールが可能になります。最初からいきなりしようとすると、Windows10のプロダクトNo.を求められますが、当然そういうものは通知されていませんので不可能ということ。

必ずアップグレードして、一度ハードウェア情報を登録する必要があるということです。巷の情報によると、どうもこの無料アップグレードによるWindows10のプロダクトNo.は、すべて同じらしい。

さて、せっかくアップグレードしたんですが、もう一度USBメモリから起動して、今度はクリーン・インストールをやってみました。念のためデバイス・ドライバは、フリーウェアですべて一括バックアップしておきます。

今回はアップグレードではなく新規を選択して、ドライブのパーティションもすべて削除、新規に切り直しフォーマット。完全にクリーンにして、作業を進めます。これまた、すんなりとインストールは完了し、途中でプロダクトNo.を求められることなく終了。

起動してみると、ライセンス認証はされていますとなっていました。ただし、今回はデバイス・マネージャーに不明デバイスがいくつか出ていて、そもそもBluetoothマウスが使えない。

バックアップしておいたデバイス・ドライバから、順次入れていくと、BluetoothやCard Readerなどが認識されていなかったことがわかりました。またディスプレイ・アダプターもRadionは認識できていなかったため入れ直し。

その結果、OSドライブは16.4GBを消費してクリーン・インストールが完了したというところです。これから、いくつかのアプリケーションを入れてみて動作を確認していきたいと思います。

2015年8月1日土曜日

Windows 10 アップグレード その1 とにかく入れてみる編

今日から8月。夏本番。

7月29日から、ついにWindows 10 の無料アップデートが開始されています。

完全に互換性があるスペックのパソコンについては、数ヶ月前からタスクバーに「予約」するためのアイコンが表示され、準備完了になりしだい通知゛表示されるということになっていました。

実際はどうでしょぅか。自分の周りには、たくさんのパソコンがあるのですが、もちろんクリニックで診療業務に直接関係するパソコンはアップグレードかるわけにはいきません。

クリニックでネットに接続するためのノートパソコンと、自宅のデスクトップが主たる対象になるのですが、その他に家族が使うためのノートや、ちょっと古めのものなど、一応全部で5台くらいがいじりたいものになります。

実際には、予約アイコンが表示されているのは2台。他では、おそらくハードウェアの一部の互換性が確保されていない・・・たぶんNvidiaのグラフィック・アダプターのドライバー、でにメーカーからWindows10対応ドライバーが出ているので、あとから入れなおしで可能だろうと思います。

またアイコンが表示されて、順調に「アップグレードできます」と表示されたのもあれば、急に一度表示されていたアイコンが消えたり、どうもいろいろな混乱が生じているようです。

そこで、メインで使うパソコンはすぐにとびついていくわけにはいかない。そもそもソフトウェアが対応できるのかも不明ですから、場合によってはネット・ブラウザーと電子メール以外は、すべて使えなくなることだって想定しないといけません。

とりあえず、実用的に使っていないパソコンでいろいろテストをしてみる必要がありますが、できることならクリーン・インストールをしたいものです。しかし、無料アップグレードというくらいですから、いきなりのクリーンインストールはできない。

一度アップグレードして、プロダクト番号とハード情報を登録すれば、そのハードでインストール用のUSBメモリを作ってからならクリーン・インストール可能というアナウンスがあります。とにかく一度は現在のWindows7 または Windows8.1をアップグレードするしかないようです。

まずは、マイクロソフトからダウンロード販売で手に入れたWindows8.1をクリーン・インストールしたノートに入れて、全体の使い勝手を見てみようと思いました。もともとは、Windows7がプリ・インストールされていたマシンです。

ところが、ちゃんと手に入れたものであるはずなのに、プロダクト番号を入力するところではじかれてしまいました。どうして? なんで? という感じなのですが、よくわからない。

しょうがないので、Windows7にまずダウングレードして・・・つまり購入した時の状態に戻す作業からやり直し。延々と続くWindows updateを経て、やっと「最新」のWindows7マシンになったところで、予約アイコンは無いものの、作っておいたWindows10インストール用のUSBメモリから作業開始。

Windows7のプロダクト番号を入れると、これはすんなり通りました。このマシンでは、すべての設定を引き継がず、極力クリーンに近い状態をめざしてみました。1時間とかからず、問題なくインストール終了。感動のWindows10のスタート。

デバイス・マネージャーを見てみると、Nvidiaのドライバーだけヒックリマークがついています。あとで、対応ドライバーに入れ替えればOKということ。

それにしても、やはり簡単にはいかない感じで、世界中でいろいろと問題を起こしているんだろうと想像します。

さて、次は普段使いのソフトウェアが入っている、去年まで使用していたマシンを使って、設定をすべて引き継いで入れたらどうなるのかを試したいと思います。