今やインターネットはほぼすべての日本人が利用し、簡単にネット検索をすることで膨大な情報の中から必要なものを利用する環境が構築されています。
検索という言葉も、認知度があがり一般的な単語として、ネットで何かを探すことという意味合いで定着しました。
そうなると、どんな単語が検索されているのかがわかると、現代人の興味の対象が見えてきて、これをうまく利用すると商売も大成功なんてこともある一方で、一時のブームに乗っかってかえって失敗することもあったりします。
情報の伝達が速くなったぶん、消えていくのも速く、流行り廃り、浮き沈みの流れがどんどん進んでいくので、なかなか定番というものが作りにくいようです。こういうのをボリュームゾーン不況と呼ぶらしい。
検索大手Googleで、trendというページがあって、ちょっと面白い。検索キーワードのランキングみたいなもので、Yahooなどにも同じようなページがあります。
Googleのは、今の話題のキーワードが表示されていますが、特定のキーワードの人気の動向を調べることができる。
これは、「関節リウマチ」というキーワードの検索の動向。だいたい月に100件程度検索されている感じですが、びょこんと上がっているところは6月とか7月が多い。逆に少ないところはだいたい冬から春先。
リウマチに積極的な季節性はありませんから、このあたりの理由はよくわかりません。梅雨時は関節の痛みを感じる方が多いということでしょうか。それなら、寒い時も痛みが出やすいので、ちょっと不思議。
こちらは痛風。これは、明らかに季節性があって、ピークになるのはほとんど7月。暑くなってくると、汗をかいて脱水気味。血液中の尿酸が高くなりやすい上に、ビールを飲んで枝豆を食べて、普段運動しないおとうさんがレジャーで動き回って痛い思いをするというパターンでしょうか。