2008年11月30日日曜日

来年が見えてこないのはなんで?

今日で11月も終わりですね。年を取ると時間が経つのが早いと言いますけど、本当に実感します。

ついこの前、正月だぁ、なんて言っていたと思ったら、巷ではクリスマスの話題どころか、大晦日の紅白歌合戦の話でもちきり。さらには、初詣は今年はどうする、なんという相談もしているわけです。

うちでは、ばーちゃんとかーちゃんが7月生まれですが、後のとーちゃんとこども3人は10月から1月まで一人ずつ誕生日があって、クリスマスや正月も含めて金が出るわ出るわ。もうちょっと、ばらけてくれれば助かるんですけど、とにかく年を越すのは大変なのです。

昔はいろいろなところへのつけが年末で〆になるので、金策で大変だったということですが、今はあまりそういう感覚は少なくなったですよね。

ただ、どうも来年が見えてこないと思いませんか? 何でですかねぇ。カレンダー通りに12月も過ぎていくんでしょうけどね。来年の抱負みたいな、次はどうするこうするみたいなところが、不透明。

大臣が麻生さんになって、何だかよくわからないお金を頂けるってんで、無いよりはいいけどなんて思っていましたが、結局うやむやでどうなるんだかわからない。

解散総選挙かと思ったら経済対策が急務といって、居座ってしまって、何もするでもなく越年する気配です。

挙げ句の果てには、自分たちは社会的常識の欠如した人種と言われてしまうわ、国民皆保険制度を絶対に崩さないという方針でやっているのに、自分から遊んでいる人の健康なんか面倒みれるかとか言っちゃうわけで、もうしっちゃかめっちゃかの国内政治情勢なのであります。

なんでも、幼稚園のPTAの会合に呼ばれて、幼稚園の先生の会と勘違いして、Monster Pearentが増えて先生も大変ですね、とか言っちゃったそうです。

漢字の読み間違いなんて可愛いほうでしょう。自民党の重鎮から、彼はまったく本は読まないから、とか言われちゃう。

太郎一郎対決では、部下からのメモをこっそり渡されて、そのまま読んじゃうし、あーもう、どうなるんでしょうね。総理大臣なんだから、偉いんだから、ホテルで酒を飲んだっていいじゃないと、思っていましたけど、さすがにもう、みんながあきれてきました。

こんなんでは、世界に対して日本人であることが、だんだん恥ずかしくなってきてしまいます。あんなのやそんなの、そしてこんなのが国民の審判も無しに日本の総理大臣になり続けるのは自民党の問題ですけど、そういう自民党を作ったのは自分も含めて日本の国民なんでしょうね。

天に唾すれば自分に落ちてくるわけですから、自業自得なんでしょうけど、少なくとも一般国民は、皆一生懸命努力しているんですから、そういうことが報われる国にしてもらいたいもんですよ。

そこから、夢や希望がふくらんでいくんですから。

2008年11月29日土曜日

インフルエンザワクチン接種は終了

今年のインフルエンザワクチン接種はほぼ終了しました。

本日は、駆け込み(?)の希望者が大変多く、来週まで保つかなと思っていたのですが、あと数人分を残すのみとなってしまいました。

基本的にはうちのクリニックにかかりつけの患者さん、特に関節リウマチのように使用している薬の関係で、好きなときにワクチン接種ができない方のために少しの間とっておきたいので、ワクチン接種のみで来られた方の分は終わりとします。

センター南医療ヴィレッジでは、うちの隣の木村泌尿器皮膚科に、まだ多少余分があるようですから、そちらへお問い合わせいただくとよいかと思います。

さて、来週は当院の開院3周年の週になります。受診された方には、12月3日の水曜日からささやかな記念品を用意しています。

何度来院されてもお一人1点となっています。これも数に限りがありますので、無くなったら終了です。いつも通りなら、土曜日くらいまで差し上げることができるくらいを用意しています。

これからも、あすなろ整形外科クリニックをよろしくお願いいたします。

2008年11月28日金曜日

Let's 医師会 11月

すみません。告白します。

本日、医師会の大事な会がありましたが、出席を取って途中で抜け出してしまいました。学生のようなことをしてしまいました。

今夜の会は社会保険懇話会という、保険診療をするうえでの必要なことを勉強するため会でして、ちゃんと出席して勉強しているということが大事なのです。

国民皆保険という保健医療の制度は、医療の進歩によってどんどん変わっていきます。もちろん、政治的な理由によっても変わっていくわけですが、絶えず変わったことを知っていないと、ちゃんと診療ができません。

勤務医のときは、そんなことは考えなくてもすむ事が多かったのですが、さすがに開業して診療所の責任者として経営的責任もかかってくると知らないではすまなくなります。

それにしても、保健医療という枠組みは実際の医療の進歩にはほど遠く、建前的な部分が多いこと今に始まったことではありません。一定のレベルの医療を国民全てに提供することを目的としていますから、一般化していない最先端のことを組み込むわけにはいかないのはしょうがない。

特に医療費の抑制が優先課題になっている今の日本では、ますますなるべくよけいなことをさせてもらえない状況になっているとも言えるかもしれません。おっと、こういうことを書いているとnegative思考に進んでしまいそうなので、この変にしておきましょう。

えっ? なんで途中で抜け出したかつて?

それはね、かーちゃんと赤提灯に行ったんです。なかなか二人で出歩くことができないので、たまにはどこかに行こうよ、という話になったわけなんです。

とーちゃんは、ほとんどの休みの日には当直バイトをしているので、今日くらいしかゆっくりできる日がなかったわけです。

というわけで、Let's 医師会なんですけど、一応家族の時間が優先されるということで・・・

会長、許してください!!

2008年11月27日木曜日

日本のおかずトリオ

今夜はかーさんにお願いして、日本人夕食にしてもらいました。

でもって、作ってくれたのがこれ。ひじきと切干大根、そして高野豆腐となっております。今日のネタはこれだけ。って、そんなわけにもいきませんか。

しょうがない、とっておきのネタも使っちゃいましょう。今日は、午後はヘルパー研修会の講師をしてきました。途中で10分間休憩炒りましたが、3時間しゃべるというのはかなりしんどいもんです。

前にも書いたと思いますが、しゃべるのは嫌ではありません。1時間くらいなら、いくらでもやりますが、3時間というのは体力的にも疲れます。

特に、ヘルパーになるために勉強中の一般の方に高齢者医療のエッセンスをしゃべるので、整形外科的な部分は30分。後は内科的な話が中心です。専門ではありませんが、逆に専門ではないので最低これだけ的な知識の整理はむしろいいかも。

それにしても、こういう研修会に参加している方々は大変熱心で、感心します。是非、頑張って資格を取った暁には在宅医療の一翼を担ってもらいたいものです。

2008年11月26日水曜日

ETC

エトセトラ・・・じゃない、高速道路の、そう、料金所のやつ。

ETCとは、Electronic Toll Collection System というわけで、もともとネーミングからして高速道路の料金をしっかりとるためのシステムと考えていいんでしょうね。

でも、自分の勘違いでなければ、ETCを普及させるための説明として、最も言われていたのがNon Stopで料金所を通り抜けることができるので渋滞にならないというものだったと思います。料金所で止まらずにいけるということは、料金所渋滞の緩和には大きな意味があることは間違いありません。

かつての通勤ラッシュで、改札での大行列が、今の立ち止まることのない自動改札になって激減したことはNHKのプロジェクトXでも紹介されていましたよね。

実際、高速道路では事故が起きたわけでもないのに、坂道などでちょっとスピードが落ちただけでもそこから渋滞が発生するのです。

そういう意味ではETCシステムは救世主のように思われました。最近はやっとゲートも増えてきましたが、東名高速道路の東京料金所(用賀)では、ETCレーンは下りは1/2で、のぼりは1/3です。

川崎インターの出口は専用レーンは1つだけ。なかば半強制的にETCを普及させようとしていた割には、利用者への普及に比べて道路の整備がいまいちと思うのは自分だけではないのではありませんか。

そのETCが今週から、ゲートの開閉までの時間をおそくしたそうです。今までは車に設置したETC装置を感知したからゲートが開くまで0.5秒。これが1秒になったそうですが、これによってますますノンストップという大義名分はさらに薄れてしまったのではないでしょうか。

遅くなれば、ますますブレーキを踏むことが増える。かえって運転手の不安とイライラを助長すると思います。実際のところゲートの破損を防ぎたいというのが本音なんでしょうね。

ますますノンストップではなくなって、料金所渋滞はまだまだ続きそうだし、遅くなってますますゲートを破壊する車が増えそうな気がします。

2008年11月25日火曜日

赤福

ひっさしぶりで~すぅ!! 赤福です。元祖です。

もう、1年前のことです。消費期限偽装で営業停止、再開は今年の2月。まぁ、いろいろあったけど、お帰りなさい。このこし餡が、なんかうまいんですよね。

このところ、いろいろな食の安全を脅かす事件が連続でニュースになっています。そのまま消えてしまった会社もあれば、名前を変えていつの間にか再出発している会社もある。

白い恋人とか赤福は、商品そのものが会社の代名詞ですから、会社自体が再起するしかありません。きっと、徹底したリスクマネージメントが行われたはずで、もう一度我々一般消費者が信じることができるような体制になったものと考えてあげたいと思います。

それにしても、やっぱり旨い。この味をしっかりと伝えていってもらいたいと思います。

2008年11月24日月曜日

食わず嫌い

先週からだいぶ朝の寒さが増してきて、自宅近くの街路樹の銀杏が急速に黄色くなりました。

2週間ほど前に大学の外来をするのに青山の神宮外苑を通ったときには、銀杏はまだまだ緑色が鮮やかで、今年は夏が長かったせいか、季節も秋を楽しむゆとりがなく冬支度をしているような感じです。

表参道の原宿駅近くにも銀杏の大木があって、秋になるとギンナンがたくさん道に落ちてきます。これを車や行き交う人々が踏みつけて歩いていくので、臭いこと臭いこと。

こどもの時のそういう体験が身に染みこんでしまったせいか、どうも自分はギンナンが苦手なのです。火にあぶって食べるとおいしいと言われますが、どうも潰れて臭気を発するものであって食べ物という感覚がわきません。

同じようなものは他にもあります。やはり、近くに石榴の木があって、実が道路に落ちてぐしゃぐしゃ。ですから、あれを食べれるというのは信じられません。さすが、一般的な食品ではないので困ることはありません。

ところが、けっこう大人になるまで食べることができなかった物が、もう一つあります。イクラです。今でも、特に好きではありません。あれば食べますけど、好きこのんで口にはいれない物の一つです。

何でかというと、こどもの時に父親に連れられて鱒釣りに行ったんでが、その時餌として渡されたのがイクラ。以来イクラは魚の餌という認識になってしまったんです。

高級食材の一つとして、みんなが有り難がって食べているのが信じられませんでした。

Alan Weiss / Alkan Piano Works

クラシック・ピアノの話題をもう一つ。

ピアノの歴史というのも興味深いのですが、現在のピアノの形ができたのはベートーヴェンの時代からです。

ちょっと前のモーツァルトは、まだバッハの頃のチェンバロ(弦をひっかく)の流れで、音の強弱についてはあまり考えていない。ということは、当然音符の組み合わせで曲を作っていくわけです。

ベートーヴェンはピアノの進歩に合わせて、弦を叩くことで音量や音質を変えられることを利用して、ソナタの中で多くの実験的手法を取り入れていくわけです。それに伴って、当然和音を多用したリリシズムがピアノの本流となっていくわけです。

その頂点を極めたのが「ピアノ」の詩人」ショパン(1810-1849)ということになるんでしょうかね。それに対して、演奏方法が複雑化していくピアノのテクニカルな面での頂点に立つのが「ピアノの魔術師」リスト(1811-1886)です。

高度な技法を追求するという方向性が生まれてくることは、どの時代どんな物にも共通のことですが、人間の無限の感性に比べると限界が必ずあるという点を忘れてはいけないと思います。リストも晩年は宗教家に転じ、精神的な安息を求める方向に向かいました。

そして、もう一人一般にはあまり有名ではありませんが、リストよりもさらに技巧に走った作曲家がアルカン(1833-1888)です。

友人のショパンが若くして亡くなった後は、引きこもって作曲活動をしたと言われています。当時の感覚からはかなり過激なピアノ曲を作っていますが、テクニックのためのピアノ曲という評価は、あながちまちがいではありません。

しかし、ピアノでできることを世の中に知らしめた天才の一人として、リストにも影響を及ぼしたとしてピアノ史の中で忘れてはいけない人物の一人と言えそうです(詳細な説明は森下唯氏のHPをご覧ください)。

現在は、長調による12の練習曲、短調による12の練習曲が最も有名で、特にその中に含まれているピアノ独奏のための協奏曲、ピアノ独奏のための交響曲などは比較的録音があります。

最近は、リストやアルカンの超絶技巧曲を多数録音しているピアニストとしてはアムランオズボーンがいます。この二人の今後の展開には興味があります。作曲家と同じで、演奏家も技巧だけでは限界が見えてしまいますから、だんだんスタイルは変わっていくだろうと思います。

ただ、どちらもCDが高いので今回お勧めするのがこちらのアラン・ワイス、Brilliantの激安盤です。CD2枚組で主要作品が網羅されているので、とりあえずアルカンに触れてみるにはうってつけです。特に、実際にピアノを弾く方は一度はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

2008年11月23日日曜日

Jorge Bolet / Liszt Piano Works

フランツ・リストといえば、ロマンのショパンに対して技巧の人のように思われていますが、「巡礼の年」のように情緒的な傑作も作曲しているわけです。

もちろん、ピアニストにとっては超絶と呼ばれる究極のテクニックを要求されるわけですから、並大抵のことではありません。聴くだけにしておいてよかったよ、ホント。

古今、リスト弾きと呼ばれる名ピアニストが多数いるわけですが、意外と全集というもので定番となっている録音が見あたらないんですよね。

ショパンだったら、ルビンシュタインかアシュケナージとなります。シューベルトならケンプ。モーツァルトは内田光子、リリー・クラウスなどなど。もちろん、音楽は個人の好みですから普遍的な名盤というのは存在しないわけです。

なんで、リストの全集が無いかというと・・・たぶん、あまりの膨大な量のためではないでしょうか。レスリー・ハワードという人がこれに挑んでいますが、なんとCDで100枚。完成させた努力はすごいと思いますが、何もそこまでがんばらなくても、と思ってしまいます。

でもって、結局有名どころをばらばらに探していくことになるわけですが、ハワードさんからはパガニーニの練習曲だけ選びました。「巡礼の年」は以前書いたようにベルマン。ブレンデルのものも人気ですが、全曲録音ではありません。超絶技巧練習曲もピアノがきしんでいるかのようなベルマンを推したいと思います。アラウもリスト系のピアニストです。

ハンガリー狂詩曲はシフラなどが有名のようですが、全曲録音と値段の安さでピサロという方の物になりました。フジ子ヘミングもリスト弾きとして有名で、「ラ・カンバネラ」の演奏は自分もクラシック音楽に再び耳を傾けさせるきっかけとなったものですが、録音がバラバラでリストを集めるにはむきません。

そこで、ボレットの登場です。主要な演奏を網羅したBOX SETがCD9枚組でちょうど良い。ちょうど、HMVのブライスダウンで買い求めやすい価格になったので手に入れました。

バカテクを必要とするリストの難曲を、音楽的に聴かせることができる数少ないピアニストと言われています。確かにその通りです。巡礼のベルマンは大変素晴らしいのですが、超絶のベルマンはすごいだけという感じがしてしまいます。

ボレットの超絶は、超絶ですがフレーズがしっかりしていて、ちゃんと音楽になっているように思います。逆に、巡礼が全曲でないのが残念。シューベルトの歌曲もボイスとハーモニーのバランスが絶妙で、聞き入ってしまいました。愛の夢などの有名な小品も素晴らしい。

あと、多少聴き足りないものがありますが、これでたいていの部分は補えるというのはありがたいセットです。

2008年11月22日土曜日

John Lill / Beethoven 32 Piano Sonatas

今年の春頃から、はまっているベートーヴェンのピアノ・ソナタ。

だいたい全32曲を連続で聴くと、半日はかかってしまいます。ですから、当直バイトをしていると、流しっばなしにしていて一巡するわけです。クリニックや家ではなかなか集中して聴くことはできません。

最初に購入したのはケンプ(新録)。次がアラウ(旧録)。そしてグルダとギレリス。そしてニコラーエワグールドまではきました。ギレリスとグールドは残念ながら数曲を残して全集となっていません。

ケンプはテクニックについてよく批判されるようですが、まさにお手本のような気持ちの入った演奏。
アラウは男性的な力強さを感じます。
グルダは軽すぎると言われますが、一気に駆け抜けていく爽快感は捨てがたい。
完成度の高さではギレリスが一番。
女性らしからぬパワーがほとばしるのがニコラーエワ。
常識にとらわれずオリジナルの世界が楽しめるグールド。
これ以外にアシュケナージとバレンボイムも何曲か聴きましたが、どちらも甘すぎて好きになれません。

あと絶対に聴きたいのが、定番中の定番である、バックハウスと理論派の第一人者ブレンデルです。しかし、その前にもう一つ聴きたいと思っていたのがこれ。リルです。

John Lillはイギリスのピアニストで、日本ではあまり有名ではありませんが、ベートーヴェン、プロコフィエフ、ラフマニノフといったところではあちらでは大変に評価されているようです。

ケンプの直弟子で、質実剛健な演奏に定評があります。HMVの書き込みを見ていても、一度は聴きたいと思っていました。

しかし、Brilliantの廉価盤はいつでも注文できるようですが、音質の点が不評で、オリジナルのASV盤が推薦されています。ところが、すぐに入手困難になってしまい購入しそこねました。

最近また復活していたので注文したところ、すぐに入荷してきました。そこで、聴いてみると・・・うーん、確かにHMVの書き込みは本当に参考になります。

全体的に、やや遅めのテンポですが、一つ一つの音の粒立ちは誰よりも素晴らしい。まさに重厚な響きとメロディアスな流れが一体となっていて、完成度の高さはおそらく一、二を争うのではないでしょうか。

自分は音質の面を重視する聴き方なので、歴史的名演といわれているものでも古い音質のものは興味がありません。ですから、シュナーベルなどを聴く気は起こりませんし、評判の良いケンプの旧録音も度外視しています。

そういう勝手な枠内で、ギレリスとこのリルは最高五つ星としたいと思います。

2008年11月21日金曜日

今年はなんとか乗り切れそうだ

今日は、毎月恒例の会計事務所から担当者が来る日でした。さらに、会計事務所の親分も来ていただき今年全体の業務成績の評価と問題点の反省、そして来年の予想などをしていただきました。

結果は・・・もちろん悪くはありませんでした、ホっ。

何とか損益分岐点を過ぎて、安定した黒字は出せるようになったということですが、もちろん悠々自適とはいきません。まだまだ当直バイトをやめる許可はでません。

クリニックを維持していくのに必要な経費と、将来の機器の買い換えなどに必要となる分のとりわけなどを考えると、余裕を持って生活をして行くにはまだまだ努力しろとのお言葉をいただいたわけです。

ただ、最近はやや患者さんの増加も鈍っているような感じがします。昨今の総理大臣にも「見限られた」医療事情の中では増収というのはなかなか難しい。

実際、今くらいの患者数、つまり1日60人くらいが患者さんとのコンタクトを取る上でも理想的なのですが、それじゃ経営は楽とは言えないわけです。

いつも口コミが大切で、少しずつ地道に増えるのを待つしかないと言ってきましたが、うちのクリニックの地域での認知度はそれなりに十分にあるように思えるので、より来院したくなる内容での増患作戦がそろそろ必要なのかもしれません。

とはいっても、病気の治療をするだけのただの医者には、なかなか思いつくものは無いんですよねぇ。

ちなみに12月5日は開院した日。
そこで開院3周年を記念して、12月第1週に受診された方には、ささやかな記念品を用意しています!!

2008年11月20日木曜日

KILKENNY

IRISHビールです。アイルランドのキルケニー州。ビール醸造で有名な都市で、このビールはギネスビール・グループの一つだそうです。

何が面白いって、とにかく木目の細かい泡。誰がついでもきれいな泡が立つ。何で? って、今更言うまでもないのですが、缶の中に直径2cmくらいのプラスチックの玉が入っているんです。

これがどういう働きをするのかは、よく知らないのですが、こいつのおかげだそうです。確かに、見事な細かい泡ができます。

ただし、実はこの味、いわゆる黒ビール系の味、は得意じゃないのです。まぁ、いろいろな変り種ということで、どうか一つお許しを。

アイルランド好きの方には、常識という話でした。

インフルエンザ予防接種

まだ、やってます。とはいえ、先週がピークだったように思います。

昨日、たまプラーザの方が接種を希望して来院しました。近くのクリニックでは、予約制ばかりで、もう受け付けてくれないということを言っていました。

うちも、昨年までは予約制にしていましたが、1月終わりまで取っておいて、結局キャンセルされることがあって、どうにもならないため今年は予約はやっていません。そのかわり在庫が無くなれば終了です。

昨日までの時点では、あと80人分くらいは確保しています。11月中は薬の問屋さんへ追加できると思いますが、基本的に現在あるもので終わる予定です。

おこさんで2回目を希望する方は、遅くとも12月の最初の1週間くらいまでなら大丈夫かもしれません(もちろん確約はできません)。

うちは内科でも小児科でもありませんので、基本的には当院に通院中の方の便宜のために予防接種を行っているので、ご理解いただきたく思います。

当院は、月曜日・水曜日・土曜日に限定して接種を行っています。それ以外の曜日では、原則として行いません。費用は1回2100円(消費税込み)です。希望される方は、お早めに電話などで在庫確認のうえ来院してください。

2008年11月19日水曜日

Dr.Mがあすなろ訪問

[横浜市 19日] 本日19日午後3時、都筑区K町にて自らのクリニックを運営し経営的にも成功しているDr.Mが、同じく都筑区センター南駅前のあすなろ整形外科クリニックを訪問した。

この訪問は、事前に知らされていなかったため、あすなろ整形外科の亜沙郎院長は、突然のサプライズ訪問に大変喜んでいた。

Dr.M亜沙郎、そしてあざみ野棒屋医師Dr.Flickerの4人は、都筑区の中で毎日ブログを競って更新する変わり者4人衆と知られている。彼らのブログ交流の中でお互いのクリニックを訪問しようというDr.Mの呼びかけがあり、それぞれが快諾したものの、なかなか訪問する時間が作りにくく実現していなかった。

今回はDr.Mが、自ら実践する形で、あざみ野棒屋診療所とあすなろ整形外科を訪問したもの。Dr.Mはお気に入りのレザージャケットで登場し、さりげなく患者さんのように待合室に座っていた模様。

亜沙郎院長は、待合室に患者さんがほとんどいないのを見られてしまい、ちょっとこっぱずかしい思いであったが、快く診察室に招待して、簡単にクリニック内を案内してまわった。

わずかな時間の会談であったが、両者とも大変楽しい時を過ごすことができ、亜沙郎院長は次にはDr.Mのクリニックを訪問することを約束して本日の会談を終了した。

ちょっとイタリアンな弁当

今朝も6時起床。休みの日でも同じ。でも、なんか違う。シーンとしている。う?

何か変だなぁ。誰もおきて来ない。天井を棒で叩いて、上で寝ている長男を起こしてみる。すると、電話。

「もしもし・・・」
「今日、学校、休み」
「あ、そう」

次男も休み。今日は保護者面談日で生徒は休みだって。ほんと、休みばっかしの学校だなぁ。「ゆとり」があり過ぎ。

長女は大学の講義は2限からで6時には起きてこない。母は・・・当然学校に行くので、本日は仕事は休み。ふぅ~。まぁ、弁当は作らなくてもいいや。

というわけで、おとといの弁当の写真。チキンのイタリアンなトマト煮。ほうれん草のソテー。簡単オムレツ。ちょっと味付けスパゲッティ。てな感じです。

ずいぶん見た目にはシンプルにまとまってしまいましたが、けっこう時間がかかったんですよね。

2008年11月18日火曜日

上下関係

いやぁ~、どんな世界にも上下関係というのはあるものです。

当然、自分たちのような医者の世界、一人一人が個人事業主である開業医でさえ、それなりの関係はあるわけです。そういうのは、否定的に見られることが多いご時世ですが、悪いことばかりではありません。

状況によっては、損得抜きでいろいろと助けたり助けられたりするわけですから、より社会的な関係と言えそうです。

今朝は駅前で信号待ちをしていて、何気なくタクシー乗り場を見ているときに、そういう上下関係の一端を目撃しました。

黄色系の普通の塗装のタクシーの後ろに、同じ会社の黒い塗装のタクシーが着きました。そしたら、前の車の運転手さんが降りてきて・・・女性ドライバーなんですが、後ろの車の運転席に近づいて挨拶をしているんです。

後ろの車の運転手さんも、女性なんです。前の車の運転手さんが新入りで、先輩に挨拶をしているという感じの光景でした。もしかしたら、乗車している車の色にも格があるのかもしれません。

こんなところにも、上下関係があるもんなんだ、と思わず納得してしまった訳です。

2008年11月17日月曜日

旧友

友より電話来たりて、しばし談笑す。

懐かしき時代の話に盛り上がり、今のそれぞれの苦労について愚痴をこぼしあい、建前無しに気楽に話せることの幸せは限りなき事也。

いまさらのように旧知の友の大切さを、嚙み締めること小一時間。

また新しきことへの気持ちを強くすることに気がつき、明日につながる元気を見出すこと也。

本日は、酔って候也。ブログは短きをもって良しとし、SMAP×SMAPを鑑賞し寝ることとし、失礼いたすものなり。

ゴメン。

2008年11月16日日曜日

野菜のおかず

久しぶりに夕食をお見せしましょう。さすがに、夕食や弁当ネタというのも、レシピが尽きてしまうので、あまりお見せできるような新しいメニューには挑戦していません。

今夜は、最近カロリー高めの食事が続いたので、野菜のおかずということを意識してみました。

手前は肉じゃが。昨日の牛肉の切り落としの余りを消費する目的。味付けは醤油と砂糖とかつおだしの素少々。やはりCMのように醤油とみりん1対1だけではおいしいとは思えません。

左は焼き茄子。と、言っても茄子がほとんど見えていません。上からえのきと長ネギをめんつゆの味のあんかけにしてかけてあります。こうすると、しっかりと味がからまるので、こどもたちもパクパク食べてくれるようです。

右はキュウリとわかめの酢の物。これも、そろそろ消費期限が近づいているめかぶをまぜてあります。上は買ってきたそのままですけど、白菜の漬物で松前漬け風です。

まぁ、こどもにはつらいおかずばかりかと思ったので、ご飯は鶏の炊き込みご飯にしました。ちょっと前までは4合の炊き込みご飯ではとてもとても足りなかったのですが、長女と長男がだいぶ食べなくなったのと、次男もちょっと色気が出てきたのか、食べる量をセーブし始めて、足りてしまったのにはびっくりです。

その分、食費よりもビールに使えるかも・・・

2008年11月15日土曜日

マガジン in クリニック

インターネットが普及して、いろいろな情報が手軽に手に入るようになりました。何が変わったって、一番の変化は雑誌を買わなくなったこと。

それまでは、その時々に興味のあることに関係した雑誌を月に数冊以上は購入したいたと思います。高校生のときは、音楽の雑誌、たとえばMUSIC LIFEとかSWING JOURNALなどとトランジスタ技術のような電子工作関係のもの。

大学ではTENNIS CLASSIC。医者になってからは、しばらく雑誌を見ている暇はありませんでした。そうこうしているうちにインターネットです。開業してからは、逆にクリニックに置くために、いくつかの雑誌を買うようになりました。

しかし、比較的混んでいることの少ないうちのクリニックでは、患者さんが待合室で雑誌を眺める余裕は与えません。どれにしようかな、と考えているうちに診察室に呼んでしまいます。

今、レギュラーでそろえているのは「サライ」と「Saita」「Very」の3種類です。準レギュラーが「Number」「TARZAN」「STORY」など。

女性誌はとにかく重い。リウマチ患者さんで、手が不自由な方が持つにはつらい。クリニックですから健康志向。いわゆる週間女性誌のようなゴシップは受けるのでしょうが、やはり品がありません。

去年は「クロワッサン」をそろえていましたが、1年経つと話題が同じなんですよね。Numberもサッカー関連の特集が多すぎるので、時々間引いています。

おいている単行本は、多少自分の趣味の世界。これは、きっと誰も手にはとらないだろうなと思います。でも、このクリニックはこんなところだということを知ってもらう目安の一つにはなっているのではないでしょうか。

マンガはコンビニ本が中心ですが、小さいお子さん向けのものと、大人が懐かしいと思うようなものが並んでいます。患者さんは、絶えず変わっていくので、あまり変える必要はないように思います。

でも、たまたままた受診することになったりした時に、いつも同じでは申し訳ないので、数ヶ月間に数冊程度はあちらしくBook Offで調達してくるわけです。

そろそろ来年の雑誌をどうするかも考え始めるのも、1年が大詰めになってきている実感する出来事の一つです。

2008年11月14日金曜日

クリニックの飾り物

「ハローウィンも終わったんだから、もう来週はクリスマスツリーを出すんでしょ! 楽しみにしているわ」という患者さんの帰り際の一言。

う~ん、もう飾り付けるんですか。確かに、最近はクリスマスツリーの点火式の話題が、テレビでもちょこちょこ見ることができます。

何も、そんなに早くから季節を呼び込まなくてもいいんじゃないんですか。商店なら、クリスマスセールなどでかきいれどきだったりしますから、早くから飾り付けてお客さんを誘いたいというのはわかります。

なんといっても、うちはクリニックですから、あまりその辺は関係ありません。ただ、患者さんが待合室や受付で、ホッと気持ちを緩ませてもらえることができれば、こちらも嬉しいわけです。

1月は正月ですから松飾り、2月は節分、3月はひな祭りという具合で飾るものに事欠きません。4月から9月はなかなかいいネタがありません。今年は、めだかと野菜栽培で乗り切りました。

10月はハローウィン。11月は本来無しですが、リクエストに答えてツリーを速めに出します。そして12月はいっきにクリスマスで盛り上がる。さらに毎年患者さんにアマリリスをいただくので、今年もクリスマスイブを目標に芽を出し始めました。こうして、クリニックの1年が出来上がってきたように思います。

もうじき開院3周年を迎えようとしています。よくクリニックが軌道に乗るには3年かかると言われていますが、経営的なことではまだまだですが、クリニックのカラーというか、特色というか、雰囲気は完成してきたようです。

2008年11月13日木曜日

手の悩みは深いんですよ

今日は大学の外来。自分は、関節リウマチ患者さんの手の悩みについての専門の外来をやっています。

2年近く前に相談にきた若い女性。手の変形について相談をうけました。一部は手術で多少は何とかかりますが、無理なところもある。こういうとき、あまり希望を持たせるような話はしません。

期待が大きくなると、どうしても不満が残りやすいのです。ですから、かなり控えめに手術で直せることについての話をします。

結局、手術は希望されず、他の病院で相談して手術を受けたのです。結果は・・・

術後のトラブルに見まわれ、けして良好な結果が得られませんでした。それで、また自分の外来に相談に戻ってきました。

これは、医者としてはつらい。自分が手術をしたのであれば、結果が良くても悪くてもいろいろな説明もできるし、次の作戦も組み立てることができます。

自分の考えていた方針とは違う手術を、他の先生がやったことですから、なんで良い結果が出ないかという話はなかなか患者さんを納得できるような形ではしずらいのです。

でも、実際に困っているわけですから、何とかしなければなりません。少なくとも、再手術をできるような状態ではないことは確か。となると、作業療法士の先生と相談しながら、リハビリテーションしかありません。

それから、1年。現実はなかなか難しくて、結局改善させることはできません。さすがに、これ以上同じようにリハビリテーションを続けることには意味がないと判断するしかありません。

直接に問題を解決することではなく、今できることを伸ばしていくことで、手の機能を増やしていくほうが実質的に効果が高いのです。手は「慣れ」ということが起こるので、障害があっても生活の不便さとは比例しません。

厳しい話です。そんな話をするのも、けっこう残酷な感じがしますが、いつまでも一つのことにこだわり続けて、全体を見失ってはもったいないのです。

泣かせてしまいました。申し訳ありません。

こんなことを外来で話せるのも、後をフォローしてくれるリハビリテーションのスタッフがいるからなのです。今までの問題は横において、今できないこと、できるようになりたいことをしっかり聞いてくれました。

ネガティブからポジフィブへ、考え方を変えるのは大変ですが、自分にとっても勉強になった患者さんです。また、経過を見させてくださいね。

2008年11月12日水曜日

年末はどうしよう

11月もだんだん過ぎていき、しだいに朝が起きたときまだ暗くて寒いと、もう年末のことを考えるようになります。

うちのクリニックは昨年は12月30日までは通常診療を行いました。大晦日は午前中だけ、家族総出でクリニックをやって、そのままちょっと気の早い正月気分としたんです。

今年は、一般的な仕事納めの12月28日が日曜日。ですから、27日で終わってしまい、年始も1月4日が日曜日ですから、世間が動き出すのは必然的に5日から。

もしも、これを全部休んでしまえば8連休ということになるわけで、世間の多くのかたは長い年末年始休暇を楽しむことでしょう。しかし、クリニックでは、特に怪我人を扱う整形外科では長期に休むというのは、なかなか難しい。

やはり、去年と同じように12月は31日の午前中までは診療するしかないだろうと考えています。年始は、さすがに3日からというのはスタッフも大変ですし、やはり5日の月曜日からというのが順当なところですかね。

その分、正月の当直バイトを長めにやるっきゃないでしょう。

2008年11月11日火曜日

今日はポッキーの日

去年は11月10日に「明日はポッキーの日」というタイトルを書きました。

うちの長男君の誕生日が11月11日なわけです。長女が生まれたときは、静岡の病院で働いていて、家内は長野の実家で生みました。

今回は大学にいたので、住まいは本厚木。そこで、渋谷の自分の実家を使うことになったんです。広尾の日赤の産院がかかりつけの病院でした。

大きな病院なので、出産する人も多いわけです。11月10日に陣痛が始まって、病院に到着しましたが、産む人がいっぱいで、ちょっと待っててね状態。日にちが変わってやっと順番になったようで、はいどうぞ、ポンっというわけで11日が誕生日。

随分と廊下で待たされましたが、とにかく誕生おめでとう、ということでめでたしめでたし・・・とはなりませんでした。

誕生した長男は、すぐに高熱を出して、小児科の先生からは敗血症でたぶん命はもたないと宣告されてしまいました。いくら、こっちは医者でもなすすべなく、本人のがんばりに期待するしかありません。幸い奇跡的に回復して、普通より何日か遅れましたが無事退院することができました。

それから幼稚園・小学校、中学、高校と進んで、いよいよ来年は大学受験。

その後は、大きな病気をすることもなく、不良になることもなく、それなりにやさしい性格で育ってくれました。毎朝、犬の散歩にも行ってくれるし、弟のめんどうも見てくれる。

サッカーはもうひといきだったけど、そこそこに勉強もできる。ただし、受験生としての自覚はいまいち。何よりも彼女がいないというのが寂しいよ(本当なら・・・)。

とにかく、君らがいるから、毎日頑張れる父なのでした。

2008年11月10日月曜日

冷蔵庫選び

50Lの小さめの冷蔵庫。クリニックで薬を入れたりして使っています。

製氷室が中に囲ってある、昔はよくあったタイプです。ここに霜が一杯つくので、時々マイナスドライバーをあてて、こつこつと凍った部分を削っていました。

今日も、夕方、ヒマだったので、コツコツと削っていたときの事です。

いきなり白い煙が、プシュ~。穴を開けてしまった!! レイバイが抜けてしまった!!

レイバイってお化けみたいなものですか? という、問いかけもありましたが、そんなことに付き合っていられません。

冷媒が抜けた冷蔵庫って、ただのキャビネットです。あ~、なんてことしたの、俺・・・。

ふっと、冷蔵庫の扉の裏を見ると、シールが貼ってありました。そこには、「ドライバーなどで製氷室の霜を取ってはいけません」と書かれていました。

これから、冷蔵庫選びをしなくてはいけません。誰か50Lの小さい冷蔵庫余っていませんか?

2008年11月9日日曜日

矢島美容室 / ニホンノミカタ


う~ん、とんねるずの久しぶりの歌は企画物。作りこみは相当なものです。

基本的にはお笑いですから、もともと演歌風のパロディで、「雨の西麻布」とか「歌謡曲」なんて曲もありました。そこから他人の歌のパクったシリーズとして、「情けねぇ」なんかもヒットして、90年代まではそこそこに歌でもいけていました。

故美空ひばりとの交流のエピソードなんかもあったりして、しだいに本気で歌に行きそうになったんでしょうか。野猿も短期企画物のはずが数年引っ張って、かなり本職になってましたよね。

そこで、限界を見たのか、あるいはお笑いへの本能的な回帰を思い出したのか、ぷっつりと歌をやめてしまいました。2004年に石橋のみ松田聖子とのデュエット企画がありましたが、今回の歌はホント久しぶりです。

で、内容は・・・

楽しめることは楽しめる。相変わらず、ノリさんは歌はうまいねぇ。ただ、どうしてもDJ.OZMAだけはいただけない。こういう、タレントさんは薄っぺらで好きになれませんわ。

とんねるずほどのネームパリューがあれば、まったくの無名の新人か、あるいはかなりの大物を巻き込んでほしかったように思います。

まあ、どっちでも、いいんですけど・・・

Gidon Kremer / Schubert Works

先月HMVで注文した、ミレンコヴィッチ演奏パガニーニの「24の奇想曲」は、結局入荷せずキャンセルとなってしまいました。他ではCD化されていない無伴奏曲も入っていたので残念です。

そこで、奇想曲の演奏としては定番のアッカルドを改めてオーダー。というのは、ミレンコヴィッチ盤とほぼ同じ値段でCD6枚組、アッカルドのドイツ・グラマフォン(DG)でのパガニーニ演奏をまとめたBOXということで大変お買い得なのです。

ヴァイオリン協奏曲もすべて入っています。奇想曲はさすがに名盤の誉れが高く、堅実な演奏で素直に素晴らしい。ついでというと失礼ですが、同じDGのバーゲンでギドン・クレメールのシューベルトのソナタも購入しました。

夏にアルゲリツチのピアノ独奏BOXを買いましたが、アルゲリッチの盟友といえばクレメール。二人の競演しているベートーヴェンのソナタ全集は強烈な個性のぶつかり合いで、超過激なベートーヴェンとして有名で、教科書的にクラシックを聞きたい人には絶対お勧めできません。

他のブラームス。シューマン、プロコフィエフなどのソナタ演奏と一緒のBOXがあって、これが素晴らしい。もう一つのシューベルトBOXもその時に見つけたのです。正直言って、ピアノ・ソナタでもシューベルトはあまり好きではないので、それほど期待していませんでした。

ところが、特にFantasia D.934がすごい。これだけゆったりとしたテンポで低音弦を中心としたラインを一点のぶれなく聞かせるというのは、ヴァイオリンをいじったことがない自分でもすごいもんだとうならせます。

アルゲリッチとの競演では、二人の戦いみたいなところが楽しいのですが、こちらはアファナシエフの堅実な伴奏を得て、ヴァイオリンが引き立っている感じです。

テンポの速い楽章では、まさに弦が歌っているという感じです。もともとチェロは大好きでしたが、ヴァイオリンの高温・硬音は避けていたのですが、しばらくはまりそうです。

恐るべしクレメール。

2008年11月8日土曜日

家族の会話シリーズ

今夜は夕食で、何の話をしていてかは忘れましたが、「たるまさんがころんだ」の話題になったのです。

そこで、次男が真顔で、「その話をしていいのか。いいんだな」と言い出したのです。残りの家族全員でかまわないというと、次男は意を決したように・・・

「だるまさんがころんだを頭に思い浮かべると・・・」
「思い浮かべたら何さ」
「思い浮かべると・・・」
「だから、何」
「霊がやってくるんだぞ」
「・・・」
「お風呂で、ふっとだるまさんがころんだのことを考えたら、うしろにお化けがやってくるんだ。だから、そんな時は、頭を洗っていても後ろを気にしていないといけないんだぞ」
「まじで怖がっているのかい(爆笑)」

「こいつは小さいときに怒られて、父さんに狭い暗い押入れに入れられてから、こんなことを考えるようになったんだ」
「そうだよ。あれはトラウマなんだ」
「言い訳する材料があってよかったね」

2008年11月7日金曜日

JAZZの魅力

ジャズって、アメリカの音楽でしょう。

しかも、ハーレムの黒人がいろいろな悲しみを綴ったブルースと、希望を託したゴスペルが混ざって発展した音楽なわけです。

1920年代のニューオリンズで音楽的な形態が出来上がり、1930年代~40年代にはダンス音楽としてのニューヨークへ進出。

スイングと呼ばれ、白人であるベニー・グッドマンやグレン・ミラーといったスターが生まれます。一方、デューク・エリントンやカウント・ベイシーといった黒人音楽家がビッグ・バンドを結成して、音楽として即興性を盛り込んだ音楽として熟成させます。

1940年代にチャーリー・パーカーが登場して、アドリブを主体とした聞くための音楽、バップを完成します。ここからは、ジャズの歴史はマイルス・デイビスを中心として発展していくわけです。

アドリブ至上主義に走っていたバップに警笛を鳴らすかのごとく、パーカーの弟子だったマイルスはアンサンブルを重視したクールを発表。しかし、即興性の重要性に気がついて、再びハードバップと呼ばれる王道を進みます。

そして50年代終わりになって、アドリブの自由な表現を拡大するため、モードを始めます。それまではコード進行の制約のもとに行われていたアドリブに大きな自由を与えますが、これが60年代になって拡大解釈されて、いわゆるフリー・ジャズが台頭します。

フリーは、どう聞いてもめちゃくちゃに演奏しているだけのようで、自由を求める若者には受けますがが、心にうったえる音楽性という意味では明らかに方向性が誤っていました。

60年代の終わりになって、マイルスは電気楽器を取り入れ、ロック色を配した音楽へ変貌していきます。70年代に入って、さらに強化された音楽は、その後クロスオーバー、あるいはフュージョンと呼ばれる音楽の下地となっていくのです。

80年代に復活したマイルスは、ラストの10年間をポップな色調で驀進していくわけですが、ある意味1991年のマイルスの死とともにジャズも死んだのかもしれません。

その後はとりたてて新しいことは、ほとんどありません。ジャズは歴史になってしまったようです。

流れてくるだけで、自然に2拍目と4拍目にリズムに合わせて足を踏んでしまう。思わず、目を閉じて体を揺さぶる。はっとするようなフレーズに息を呑む。一度呼吸が会ってしまえば、とまることのないベースライン。

演奏者と聴衆の感性がぴたっとはまったら、もう音楽は止まることを忘れてしまったかのようでした。だれか、もう一度熱い想いを思い出させてくれないかな。

2008年11月6日木曜日

プリンタ選び

今まで自宅で使っていたプリンタは、4年前のEPSONのインクジェット。最近は、ほとんど印刷をすることはないし、まぁ年賀状だけ頑張れればあとは何とかなるかというわけで、ほとんど気にしていませんでした。

ところが別にあったFAXが壊れてしまい、家内がこども学校の役員をやっている関係でなんとかしなくてはいかんということに。

さらにクリニックで使っているレーザープリンタねトナー切れなんて当たり前。さらに通り越して感光体の寿命もきてしまい、なんとかごまかしごまかしやっていくのも限界。

一台春に買いなおしましたが、その機種も生産終了で、もう手に入らなくなり、感光体単独なんて本体よりも高い値段で買う気にもなれません。

個人的には昔の写真の35mmフィルムが駄目にならない前に、何とかフィルムスキャンをしておきたい。そんなこんなで、先月から機種選定に入りました。

まず自宅用は、FAX + COPY + SCAN + CD LABEL、クリニック用はCOPY + FILM SCAN + 高速文書印刷という条件で、いろいろ探してみました。

最近の複合機はSCANは安価で省スペースのCIS方式が主流。これだとFILM SCANができません。FILM SCANはCCD方式でないとだめ。EPSONとCANONが10月頭に恒例の新機種を発表しましたが、FILM SCANのできる新機種はCANONのMP980だけ。

ということで、必然的にこれは決定ですが、FAX機能はありません。全部を満たすものを探すと、やはり意外に選択肢はほとんどありません。結局CANONのMX850に決定です。

あとは値段。今の時期、年末に向けてプリンタはどんどん値下げされていくんですよね。MP980は最初36,000円でスタートしましたが、最近は27,000円くらい。去年の傾向を価格.comでいろいろ見ていると、11月後半に最安値になるような雰囲気です。

ところが、この1週間近くは、ほとんど価格が動かなくなってきました。一方MX850は今年の春の新製品なので、もう値段は落ち着いている。次に値段が動くのは新機種がでるかもしれない半年後です。

クリニックのほうも、業務に支障が出始めているので、もうあまり待てない状況になってきたので、ついに今週両機種を購入することになりました。で、とりあえず自宅用のMX850が届いたので、本日セットアップ。

最近のプリンタとしては当たり前なのかもしれませんが、普通の文書印刷や、コピーの速さにびっくりです。クリニックで汎用使用の安い白黒レーザープリンタと比べて、ほとんどスピードに差がありません。

ただ、インク代だけが心配ですが、もともとそんなにたくさん使用することはないので、気にしないでいきます。

2008年11月5日水曜日

勘違い

次男は修学旅行中。

先週の木曜日に出発して・・・1週間の予定で・・・明日の木曜日に・・・

って、今夜帰ってきたじゃん!!ちょ、ちょ、ちょっと待って。

明日はリクエストの食べきれないから揚げの予定だったけど、今夜はたいした用意はないよ。あ~5泊7日って、大きな勘違い。

とりあえず、夕飯はたべてから帰ってきたみたいだから、あらためて明日無事帰還祝いということでいいようです。

それにしても、いい加減な親だなあ。反省です。

ふだん5人家族だと、一人いないと4人家族なわけです。世の中の多くの家庭の標準的な人数なんでしょうけど、一人減っただけで、ずいぶんとさびしい感じになります。

こうやって、ワイワイやっていると、それがうちの標準になるのです。こどもたちもだいぶ成長して、いつでも親と一緒に行動する年ではなくなってきました。

こっちが年をとっていくと、だんだん家族が減っていくわけで、ちょっとした予行演習をしたみたいな感じでしょうか。

2008年11月4日火曜日

タクシー

今日は横浜市医師会代議員会というのがあって、診療後に桜木町まで行ってきました。横浜市医師会は神奈川県医師会の下部組織ですが、さすがに神奈川県内の大変多くの人口を抱えている地域ですから、神奈川県の中ではかなり独立した存在です。

会場のステージには、横浜市医師会長と理事の先生方、そして各区の会長諸氏が並んで座っています。座席にはおよそ160名の各区からの代議員が座っているわけです。なかば、決められた進行で進みます。

さて、今日の本題はここから。帰りのタクシーでの話し。近くの先生と一緒に帰ってきたのですが、その先生が先に下りた後、運転手さんが妙に今の医療問題について話しかけてくるんです。

ですから、思わずこっちもいろいろ喋っているうちに、あっというまに家についてしまいました。その中で、気がついたのですが、タクシーの運転手さんというのは、皆が思わず本音を漏らした会話をいろいろ聞いているもんだなあ、ということです。

じっと、運転しているようで、実はけっこう後ろの客の会話をしっかり聞いている。意外と、世の中の裏事情を一番知っているのかもしれません。お酒を飲んでいるわけでもないのですが、こっちもいろいろ本音的な話をしてしまいました。

それにしても、道を知らな過ぎます。耳をダンボにしていないで、もっとしっかり道を覚えてね!!

2008年11月3日月曜日

鼠選び

鼠といっても、ちゅーちゅー鳴くやつじゃありせん。パソコンで使う鼠、つまりマウスです。

その昔「一太郎」が全盛期の頃、つまりNECのPC-98シリーズまではCUI(Character-based User Interface)でしたから、ポインティングデバイスというものはほとんど用がありませんでした。

しかし、アップルがGUI(Graphical User Interface)を導入して、マイクロソフトも負けじとWindowsを開発するようになり、マウスはパソコンを使う上での必需品となりました。

トラックボールやパッド、さらにキーボードの真ん中に付いているスティックなど様々な形のものがありますが、自分は圧倒的にマウスが好きです。

さて、そのマウスも超ミニサイズのものから、巨大なメロンパンのようなものまで様々。いくら、便利だからといって自分の手にしっかりとなじむものを使わないとまずいですよね。

人間の手の指は、手の甲側の指を伸ばすための伸筋腱、そして手のひら側の指を曲げるための屈筋腱のバランスで動いています。最も力が抜けたときは、軽く指の関節が曲がっていて、ちょうど野球のボールくらいの大きさの物を持っているような感じになるのです。

ですから、その丸くなった手のひらにすっぽりと収まるような大きさのマウスが、最も負担をかけにくい大きさということになります。

そして先端が盛り上がっているものはマウスボタンを押す際に、必然的に指を大きく上に上げなくてはいけませんから、力を余計に使うことになります。

また、最近はホイールも必ず使いますが、これも同様になるべく先端に無いと、指を大きく曲げなければならなくなります。

逆に言うと、先端部が低めになっていて、ホイールができるだけ端に付いている。そして、手のひらにジャストフィットでおさまるものが、良いマウスということになるわけです。

指には端からDIP関節、PIP関節、付け根のところのMP関節と呼ばれている3つの関節があります(第1関節、第2関節という呼び方はありません)。一般的に伸ばす側の筋肉の力の方が弱いため、動かすときは伸ばす方がより力を必要とします。

指先だけを伸ばす、つまりDIP関節を伸ばすのであれば、手の中にある筋肉の仕事です。ところがPIP関節やMP関節を伸ばすための筋肉は前腕にあるので、指先だけを動かせばいいのと、指全体を動かすのでは疲れ方が全然違ってきます。

小さすぎるマウスは持ち運びには便利ですが、全体を握るときにすでに曲げる筋肉を持続的に使っていますし、何か作業をするたびに大きく指を伸ばさなくてはなりません。

また大きすぎるマウスは、すでに指が伸び気味になっているので、さらに伸ばす動きは疲労しやすくなります。

帯に短したすきに長し。腱鞘炎のように痛みで泣きたくなかったら、マウスはぴったりの物を使いましょう。

2008年11月2日日曜日

枕選び

ヒトは眠ることで肉体的にも精神的には休息をとって、日々の生活を送ることができるわけです。そのためには、寝具は大事。特に枕は、首の骨へのいろいろな影響を出すために、首の痛みのある人も痛みの無い人も気をつかいたいものです。

首の障害の代表的なものには、椎間板ヘルニアと変形性頚椎症(けいついしょう)があります。背骨は鮭缶みたいなブロックの骨が積み重なって体の支柱になっているわけですが、そのブロックの間に挟まっている柔らかいクッションが椎間板です。

前後屈やひねり動作で多くの負担を受けて、椎間板はしだいに痛んでグズグスになっていきます。痛んだ椎間板が後ろに飛び出して、後ろを頭からお尻まで通っている脊髄という神経の束を圧迫するのが椎間板ヘルニアです。

一般的には下を向く、つまり首を前に傾けた方が、後ろ側が開いてヘルニアがさらに出やすくなって症状が悪化します。

変形性頚椎症は通常は老化現象的な首の骨の変形ですが、いろいろな負担をかけていると若い人でも、びっくりするような状態になっていることがあります。

骨の動きは主として背骨の後ろ側で目立つので、後ろ側に骨の棘状のでっぱりができることがあります。この棘が神経を圧迫したりすることが、問題になります。

この場合は上を向く、つまり首を後ろに傾けると神経がよけいに圧迫されやすくなります。

高い枕を使うと、首は下を向いているような状態になりますし、低い枕では上を向いている格好になります。そこで、自分にとって一番適切な枕の高さを知る必要があるわけです。

日本では昔からあった蕎麦殻枕は、自分にあった枕の高さを作りやすいことが最大の利点だと思います。最近流行の低反発ウレタンは素材としてはいいのですが、高さの調節ができません。

実際に寝てみると、頭の重みでけっこう沈んでいるもので、その沈み込みも考えておかなければいけません。一番ニュートラルな高さは、壁を背にして姿勢を正して立ってみるといいでしょう。その時の壁と頭の間の距離が、頭を乗せたときの枕の標準の高さということです。

でも、枕選びはそこからスタートです。そこから、自分に適した微妙な高さを考えなければいけません。ですから、いきなり枕を買い込むのではなく、バスタオルを何枚か重ねたりして、自分に合った高さをまず探すことを是非やってみてください。

病気とまではいかなくても、肩こりがひどいという方はたくさんいます。肩こりの方は、首の後ろの筋肉が慢性的に疲労してこわばっていますので、首を前に傾けると筋肉を緊張させてしまいます。どちらかというと、ちょっと低めくらいが楽なことが多いようです。

前屈気味の方がいいのか、後屈気味の方がいいのかは人それぞれ。オーダーメイドでもしない限り、自分にぴったりの枕なんてそうそあるもんじゃありません。

人がいいといったからといって、枕を次から次へと買い込んで枕コレクターになってはいませんか。

2008年11月1日土曜日

靴選び

ヒトは二本の足で歩く動物ですから、靴は大切。ある意味野生から退化したヒトは、裸足で野山を駆け回ることはできません。都会の舗装された平らの道路さえ、靴無しでは歩くことはできいのです。

その上、車社会が進んで、自分の足で移動することを減らしてしまったわけですから、足そのものも自ら不要にしてしまっているのかもしれません。

いつからでしょうか、外反母趾で困っている方が増えたのは。そして、つま先立ちができないこどもたち。小さいうちから扁平足ということも、珍しいことではなくなりました。

もともと足の形は、いくつもの骨が組み合わさっていますが、これが弓なりにアーチ状に並んでいるわけですが、縦方向に潰れてくると「扁平足(べた足)」となり、横方向に潰れてくると「開張足(幅広足)」と呼ばれます。

その結果、踵と裏に負担がかかるようになったり、真ん中の指が地面に当たりやすくなり痛みを出したり、たこを作ったりします。

また親指や小指が広がった位置に押し出されるため、靴の中で圧迫されやすくなり、外反母趾や内反小趾になってしまいます。歩くことをやめた足はどんどん筋肉が弱くなり、これらの変形を作りやすくしていくわけです。

年を取って、足の骨をつないでいる靱帯が弱くなったり、骨の変形が出てくれば、多少はしょうがありませんが、若いうちからこうなっては歩くのに一苦労です。

本来は、足の中の細かい筋肉をトレーニングで強化することが大事ですが、効果が出るには時間がかかります。そこで、靴です。

足の問題が出てくると、柔らかいあたりの少ない靴が楽ですから、自然とそういう靴を好んで履くようになります。ところが、そういう靴は足の変形を許容してくれるため、さらに変形を助長させてしまうのです。

そうすると、さらに柔らかい靴を探すことになります。それは足の変形を進ませるいたちごっこになるわけです。

定番のREGALの靴を履いたことがありますか? すごく硬くて慣れないうちは、大変に履きづらい。また、山歩きの靴も靴底が硬くて歩きにくいですよね。

でも、そういう靴は、一度慣れてしまえば手放すことができなくなります。だから、定番になるわけです。柔らかい運動靴で山に登ったら、足が痛くて下りてくることはできません。このような靴は足の形を保持する役に立っているのです。

女性のおしゃれな靴はどうでしょう。残念ながら、足を悪くする大きな原因になっています。おしゃれな靴のほとんどは、土踏まずの部分が絞り込んであって、細身になっています。

このため、土踏まずは体重が乗ったときに支えが無く余計に潰れてしまい、扁平足化を進ませてしまいます。

先はぎゅっと細くつぼめてありますから、よけいに親指を圧迫します。ピンヒールのせいで、足元は不安定で足首の関節にも負担をかけているんですよ。

足の健康とおしゃれは反比例していると言ってもいいかもしれません。おしゃれを楽しみたい方は、足の指を手と同じくらいに使えるくらいによく動かして筋肉の力をつけることをお勧めします。