去年は11月10日に「明日はポッキーの日」というタイトルを書きました。
うちの長男君の誕生日が11月11日なわけです。長女が生まれたときは、静岡の病院で働いていて、家内は長野の実家で生みました。
今回は大学にいたので、住まいは本厚木。そこで、渋谷の自分の実家を使うことになったんです。広尾の日赤の産院がかかりつけの病院でした。
大きな病院なので、出産する人も多いわけです。11月10日に陣痛が始まって、病院に到着しましたが、産む人がいっぱいで、ちょっと待っててね状態。日にちが変わってやっと順番になったようで、はいどうぞ、ポンっというわけで11日が誕生日。
随分と廊下で待たされましたが、とにかく誕生おめでとう、ということでめでたしめでたし・・・とはなりませんでした。
誕生した長男は、すぐに高熱を出して、小児科の先生からは敗血症でたぶん命はもたないと宣告されてしまいました。いくら、こっちは医者でもなすすべなく、本人のがんばりに期待するしかありません。幸い奇跡的に回復して、普通より何日か遅れましたが無事退院することができました。
それから幼稚園・小学校、中学、高校と進んで、いよいよ来年は大学受験。
その後は、大きな病気をすることもなく、不良になることもなく、それなりにやさしい性格で育ってくれました。毎朝、犬の散歩にも行ってくれるし、弟のめんどうも見てくれる。
サッカーはもうひといきだったけど、そこそこに勉強もできる。ただし、受験生としての自覚はいまいち。何よりも彼女がいないというのが寂しいよ(本当なら・・・)。
とにかく、君らがいるから、毎日頑張れる父なのでした。