2026年5月18日月曜日

イタチハギ


道路沿いの土手に、ちょっと異様な植物を見つけました。

それぞれの枝の先に毛虫がたくさん付いているような、松の葉を根こそぎ食べてしまうマツノキハバチの巨大版みたいで、ちょっと近づきたくない感じ。

ところが、この黒いのが花なんです(正確には濃紫色)。

イタチハギ(鼬萩、別名 クロパナエンジュ)という植物で、本来は北米原産の外来種です。繁殖力が強く他の植物の生育にも影響が出るため、「日本の侵略的外来種ワースト100」の中に含まれています。

この場所でも数十メートルに渡って広がっていて、花だとわかっても気持ちの良いものではありません。ただし、もともとはマメ科の植物で、窒素を土中に作りやすく肥料としての効果が高いため、あえて植えられていることが多いようです。

また、花の部分からとれる蜜が、蜂蜜よりも濃厚な甘味があるので食用に利用されるみたいです。

2026年5月17日日曜日

驚神社 @ あざみ野


驚神社と書いて、読み方はそのまま「おどろきじんじゃ」です。あざみ野駅から少し東側に行った早淵川のすぐ際にあります。住所で言うと、青葉区新石川町1丁目。えっ、こんなところに、こんな大きめの神社があるんだと驚くというのが名前の由来・・・な訳が無い。

創建年は不明ですが、奈良時代にもあったらしく、かなり古い歴史を持っていることは間違いない。昔々、この地域は石川牧と呼ばれていました。

その範囲は広くて、石川、荏田、大棚、茅ケ崎、黒須田、大場、鉄、麻生、鴨志田、王禅寺、菅生、土橋、有馬、馬絹、野川、梶ヶ谷などを含む地域されていました。この広範囲の地域には牧場があって、馬がたくさんいたらしい。

そこで飼育されていた馬は、時の政権へ奉納されていたようです。近くには鎌倉街道があったので、鎌倉時代には源頼朝の家臣の一人、畠山重忠(「鎌倉殿の13人」に登場します)の名馬とされる三日月はこの地で生まれ、自信はは何度もこの神社を参詣したと言われています。

つまり馬の敬う・・・と書いて「驚」となるわけです。驚神社はの石川牧の鎮守として、たいへん賑わい信仰を集めたようです。

御祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)の一柱で、古代史の中では天照大神の弟の暴れん坊で有名ですが、八岐大蛇を退治した英雄ですから、厄除け、疫病退散、水難・火難除けの神と崇められています。

今では街の中に埋もれてしまった感はあますが、七五三の時には賑わいを取り戻しています。

2026年5月16日土曜日

小林幸子 / おもいで酒 (1979)


自分の音楽の嗜好は無国籍状態なんですが、そのルーツの一つとも言えるのがこれ。

小林幸子の昭和54年の「おもいで酒」を含めたLPレコードです。今ではラスボスと呼ばれる幸子さん、26歳の時の最初の大ヒット曲で、その歴史はここから始まったと言っても過言ではありません。

なんで買ったのかなぁ? 不思議と言えば不思議。実は、このちょっと前に石川さゆりの「津軽海峡冬景色」のLPも買ってるんですよね。

石川さゆりは、まぁ、同世代というのもあるかもしれないけど、サチコ姐さんはそこそこ年上ですしね。歌謡曲が大好きだった父親の影響とかもあるのかもしれません。

それにこのアルバムは、「おもいで酒」以外は、全部他人のカバー曲。ヒットしたんで、あわてて出したのがみえみえです。

この頃は、歌謡曲なら普通に山口百恵に入れ込んでいた時期ですし、洋楽ももうハード・ロックからジャズに移っていましたので、かなり異色のレコードです。

あえていうなら、(今もお美しいですが)きれいなお姉さんのジャケット買いというところだたのかもしれません。

2026年5月15日金曜日

八雲神社 @ 青葉区美しが丘西


青葉区北部には行列が絶えない有名な「prologue」というパン屋さんがありますが、そのすぐ横の道を入っていくと公園に隣接して小さな神社があります。階段に面した道をさらに行くと太い道に出て、右に行くとあざみ野、左に行くとこれまた有名なラーメン屋の「初代」があります。

この神社は、けっこう怖い急こう配の階段を上ると、6~7m四方くらいの狭い敷地に一間ほどの堂が建てられているだけのかなり質素な作りです。

神社の由来などを記した看板などもなく、詳しいことはまったくわからない。鎌倉の八雲神社は有名ですが、神奈川県神社庁の登録も、市ヶ尾の八雲神社はありますが、こちらは探せません。

一般的に「八雲神社」と呼ばれる神社は疫病退散、厄除け、開運、縁結び、五穀豊穣の神とされる素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀っています。京都の八坂神社が発祥らしい。

「八雲」は何重にも重なった雲を表す言葉ですが、古事記の中で最初に出てくる歌が、出雲に降った須佐之男命(すさのおのみこと)が櫛名田比売(くしなだひめ)を娶った時のもの。

八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を

これが31文字の短歌の原型となったと言われています。そんなわけで、素戔嗚尊を祀った神社は八雲神社と呼ばれるようになったわけです。

2026年5月14日木曜日

神鳥前川神社 @ 青葉区しらとり台


国道246号線を大和方面に行って、左にドンキホーテが見えたら、少し先を左曲がったところにあるのが神鳥前川神社です。最寄り駅は田園都市線の田奈です。

この神社は何と言っても強力な縁結びの御利益がある。

と言うのも、御祭神が日本古代史でたぶん初めて××して子供を授かった元祖夫婦みたいな伊邪那岐命(イザナギ)、伊邪那美命(イザナミ)・・・だけととどまらず、古代史の超有名人である倭建命(ヤマトタケル)とその妻である弟橘姫命(オトタチバナヒメ)です。

もう最強のラブラブ・ペアを祀っているという、これ以上何を望むべきかというところ。当然、今更自分には関係ないわけですが、恋人同士で訪れるならここしかありません。

創建されたのは1187年、文治3年ということなので、千年弱男女の縁を取り持ってきたということになります。境内には末社として伏見稲荷、八坂神社もあるという、なかなか一度で三度美味しい神社です。

2026年5月13日水曜日

カーペンターズ/ 動物と子供たちの詩 (1972)


これはサウンド・トラック盤で、本来は「動物と子供たちの詩 (Bless the Beasts and Children)」という映画のための音楽が入ったレコードでした。

映画は「真昼の決闘」や「ケイン号の叛乱」などで有名なスタンリー・クレイマーが監督した、こどもたちのひと夏の冒険を描いたものですが、まったく見たことは無いし、ビデオとして発売もされていないようです。

60~70年代前半というと、アメリカから大挙して入って来たポップスが、日本の音楽界を席巻していた時期で、その中でもダントツに人気と実力を誇ったのがカーペンターズでした。カレンとリチャードの兄妹によるデュオで、カレン・カーペンターの本当に美しい声、見事な歌唱力は、一度聞くと誰もが夢中になったものです。

残念ながらカレンが1983年に32歳の若さで突然亡くなったため、その後は忘れ去られたような存在になりました。ただ最も人気があった時期が自分がいろいろと音楽を聞くようになった時と一致していたので、とても音楽の嗜好に影響したと思っています。

で、買ったカーペンターズのレコードが「動物と子供たちの詩」というわけ。

映画は知らないけど、カーペンターズのアルバムだから、という理由なんですが、当然サウンドトラック盤なら普通の事ですが、カーペンターズの歌は主題歌1曲のみで、後はバリー・デ・ヴォーソンという人が作曲したBGMばかり。

主題歌「動物と子供たちの詩」自体はとても良い曲で、単独でヒットもしましたし、数あるベスト盤でも外されることは無い曲です。

定価2000円のレコードを1曲だけのために買うか? 買いません。単なる勘違いです。これというのも当時レコードを安く買うことができたからですが(理由は以前に書きました)、それでもかなりがっかりしたのは後の祭り。

そのショックのせいか、カーペンターズはとても好きだったのにもかかわらず、後にも先にも一枚もレコードを買うことなく終わってしまいました。

その後は大人になってからベスト盤のCDを買って、カーペンターズは今でも時々聞き続けているので、この一枚は自部の音楽史の中では「事件」の一つだったように思います。

2026年5月12日火曜日

更科 @ すすき野


久しぶりに近くの蕎麦店に行きました。

すすき野の更科は横浜市青葉区と川崎市麻生区の境界ぎりぎりにある、普通のお蕎麦屋さんです。あちこち美味しい店を探した時期もありましたが、結論として、現時点では一番美味しいお店であると思っています。

まず、店名通り、細くて白い更科の麺が、実に喉越しが良い。自家製麵ではないと思うのですが、「石挽き」とか「手打ち」を売りにしている蕎麦に劣ることはまったくない、

そして、つゆの美味しさが格別です。辛すぎず甘すぎず、醤油が付く過ぎない、出汁がよく効いたつゆは、冷たくても温かくてもまったく完璧に蕎麦と絡みます。

今回食べたのは「舞茸天のざる蕎麦」です。

大きめの舞茸の塊が4つあります。よくスーパーで売っている舞茸のパックだと2パック分くらいはありそうな量で、これだけでも大満足です。

今の場所に住むようになった時にすでにあった店なので、もう30年以上通っていますが、さすがに作り手は代替わりしていますが、しっかりと味を継承していて素晴らしいことだと思います。


2026年5月11日月曜日

十社宮 @ 青葉区美しが丘西


今年も初詣に行きましたので、前にも十社宮の話題は出したことがある。今回は。ちょっと深堀してみたいと思います。

十社宮(じっしゃぐう)は、青葉区美しが丘西2丁目にある小さな神社で、年始と例祭の時は自治会が中心になって世話人が出動していますが、常駐する宮司さんがいない無人の社です。

いつからあるのかはわかっていませんが、「新編武蔵風土記稿」には名が出てくるので、少なくとも江戸時代の初期と考えられています。江戸時代には石川村と呼ばれていたこの地域の氏神として十社権現社と呼ばれていました。

薬師堂と共に別当満願院(現・満願寺、あざみ野4丁目)が管理していたのですが、明治になって神仏分離令によって十社権現社は現在の場所に移転したものとされています。境内には末社として八雲神社が併設されています。

十社宮の御祭神は大勢います。列挙してみます。

国常立尊(くにのとこたちのみこと)

国狭槌尊(くにのさずちのみこと)

豊斟渟尊(とよくむぬのみこと)

泥土煮尊(ういじにのみこと)

沙土煮尊(すいじにのみこと)

大戸道尊(おおとのじのみこと)

大戸辺尊(おおとのべのみこと)

本多和気尊(ほむだわけのみこと)

天児屋根尊(あめのこやねのみこと)

大日孁尊(おおひるめのみこと)

つまり十柱の神を祀っていることが呼称の由来となっています。ここで、ちょっとあれ? っと思った方はけっこう神社のことをよく知っている方です。

一番末席にいる大日孁尊(おおひるめのみこと)は、日本神話の最高神・天照大御神(あまてらすおおみかみ)の別名・尊称です。すべての神社の頂点に君臨する伊勢神宮は天照大御神を崇めていて、基本的に神社は何は無くても天照大御神は外せない。

実はトップに位置する国常立尊は、天地開闢の最初に現れた神様の中の神様なんです。その次に現れたのが国狭槌尊と豊斟渟尊です。ちなみに国狭槌尊は日本書紀には登場しますが、古事記には見当たらないという不思議な存在。

続いて泥土煮尊と沙土煮尊の夫婦神が現れ、一代飛ばして大戸道尊と大戸辺尊となり、さらに一代飛ばすと 伊邪那岐(いざなぎ)と伊邪那美(いざなみ)が登場します。伊邪那岐と伊邪那美から天照、月読、須佐之男が生まれていよいよ古代史は盛り上がっていきます。

天児屋根尊が抜けたんですが、天児屋根尊(または天児屋命)は、天岩戸神話の際に、岩戸に閉じこもった天照に出てくるように祝詞を奏上した神様で、天照の孫の瓊瓊杵尊(ニニギ)の天孫降臨に際にお供をしました。

いずれも天照より格上、または年上ということで、天照が末席に甘んじるという興味深い順列になっているというわけです。

小さな氏神様ですが、天照大御神のさらに上をいく強力な神様たちが集まっているので、頼もしさはそんじょそこらの神社には負けるはずがありません。

2026年5月10日日曜日

山王社 @ 麻生区王禅寺


神社のランク付けというのは「社格」と呼ばれ、古来、様々な分類が作られてきていて、今では昔ながらの呼び方も混在していてたいへんわかりにくい。

まぁ、「鰯の頭も信心」というくらいですから、信仰の対象としては箱の大小は関係ないと言ってしまえばそれまで。ただ、大きい方がご利益がありそうな感じがしてしまうものです。

明治時代になって定められた社格では、一番頂点にあるのが神宮(いわゆる伊勢神宮の正規の呼び名)で、その下に官弊・国弊の大社・中社・小社が続き、これらは「神様」を祀るもの。さらにその下に武将などを祀った別格官弊社というのがあります。

戦後にGHQの意向により社格は廃止されたため、いろいろと混乱することになるのですが、今では宗教法人である神社本庁が包括する神社の中で、(伊勢)神宮とそれ以外の別表神社に大きく分けられています。しかし、もともとある程度の規模の大きな神社しか含まれていない上に、神社本庁に属さない、あるいは離脱する神社も少なくないので、さらに事を複雑化しています。

だいたい共通の認識としては、伊勢神宮だけが別格扱いなのは間違いなく、その下に天上の神々や天皇を祀る「××神宮」、地上の神々を祀る「××大社」、皇族や功績をあげた人を祀る「××宮」があり、後はその他大勢の「××神社」となります。そして、さらのその下に「××社」という氏神様としてごく限られた地域信仰の対象になっているごく小さな神社が位置します。


ここから本題。横浜市青葉区からほんの少しだけ外れた、川崎市麻生区に山王社という常駐する宮司などがいない小さな社があります。すぐ近くの王禅寺の鬼門(邪気が出入りする方角で、北東をさします)からの災いを封じるために建立されたと言われています。王禅寺は10世紀頃のものなので、山王社が出来たのはそれ以降、少なくとも1830年の「新編武蔵風土記稿」には記載があります。日枝神社と呼ばれていたこともあるらしい。

現在の姿では、細いわりには交通量の多い道路から急な勾配の階段があって、注意していないと気がつかずに通り過ぎてしまいます。階段はちゃんと数えなかったのですが、百段近くありそうで、けっこうきつい。前のめりに上らないとかなり危険な階段です(よく探すと緩やかな坂道が併設されています)。

境内は10m四方ほどしかなく、社も3m四方のちいさなものが立っているだけ。祭神は大山咋神(比叡山の地主神)です。小さいですが地域の氏神として、人々が集まって無病息災・五穀豊穣を祈る場所としては十分に信仰を集めていたのかもしれないと思うと感慨深いです。

2026年5月9日土曜日

カブ煮


ずんぐりとした大根みたいな見た目ですが、どちらもアブラナ科で親戚関係にあるカブは、鈴奈(すずな)と呼ばれて春の七草にも入っているので、比較的メジャーな野菜の一つです。

一番家庭で作られているカブの料理というと、やっぱり煮物だと思います。

大根と違って、火の通りが速いので、短時間で美味しく食べることができます。

今回は大きめのカブだったので、皮をむいて一口大になる8等分に切りました。

まずはお湯だけで、強火で数分間。少しカブに透明な感じが出始めたら、出汁の素と醤油で味付け。カブの味をしっかり感じられるように、薄めの味付けがおすすめです。

一緒に煮るのは油揚げが人気。必ずついてくる葉の部分も美味しいので捨てたらもったいない。

全部をさらに数分間煮たら、葉は取り出して火を止めてしばらく置いておきます。カブは火にかけすぎると、簡単に煮崩れてしまうので注意しましょう。

あとはは皿に盛って、葉を乗せれば出来上がりです。

2026年5月8日金曜日


さて、ここで問題です。

写真は、3つのウリ科の野菜を育てるための苗です。

それぞれ何でしょうか?

だいたいウリ科というと、蔓性で巻きひげで絡み合っていくものですが、ふだん食用にしているものがたくさんあります。

胡瓜 キュウリ
南瓜 カボチャ
西瓜 スイカ
苦瓜 ゴーヤ
糸瓜 ヘチマ
甜瓜 メロン
瓢箪 ヒョウタン
冬瓜 トウガン

夕顔 ユウガオ
西葫芦 ズッキーニ
瓢箪 ヒョウタン

・・・などなど。もちろん他にもたくさんありますが、聞いたことがあるのはこのくらいでしょぅか。

それでは正解発表です。

左の葉が細かくギザギザしているのはキュウリ。真ん中のやや白っぽい葉に葉脈がくっくり見えるのはヘチマ。そして、右側の葉が5つに切れ込んで別れているのがゴーヤです。

今からでも間に合いますので、ベランダとかで育てみてはいかがでしょうか。

2026年5月7日木曜日

007 / ダイ・アナザー・デイ (2002)

ついにイーオン・プロダクションの映画「007シリーズ」は、本作で40周年を迎え、20作品目となります。前作でほぼ完成形と言えるピアース・ブロナンスのジェームス・ボンドは4本目ですが、プロナンスは本作を最後に役を降りることなりました。もともとの契約は5本だったようですが、製作サイドがキャストの若返りを狙ったということらしい。

監督は大島渚監督の「戦場のメリークリスマス」で助監督を務めたリー・タマホリで、主題歌はマドンナが歌い、作品中にも少し出演しています。イギリスとアメリカが協力し、北朝鮮を敵国とするのは久々の国家間の争いの設定です。ただし、表立っては悪者には出来ないのか、あくまでも北朝鮮軍部の中に壮大な野望を持った独立した存在がいることになっています。イアン・フレミングの原作ではなく、オリジナル脚本となっています。

北朝鮮の非武装地帯の基地を根城にして、武器の密輸を行っていたムーン大佐を抹殺するためにジェームス・ボンドが送り込まれました。しかし、側近のザオが顔写真を照会し、何者かの情報によって身元が露見してしまいます。それでも、ムーン大佐を滝壺に落下させますが、父親のムーン将軍に捕らえられ、14か月に渡って尋問・拷問を受けることになってしまいました。しかし中国と韓国の外交交渉の場にテロを仕掛けたザオが捕らえられると、捕虜交換によってやっと解放されるのです。

しかし、ザオを追っていたCIA工作員がボンドが捕らえられていた収容所からの発信によって殺されたため、情報を漏洩した疑いをかけられたボンドは00ナンバーを失い、香港沖に停泊するイギリス工作船に軟禁されるのです。ボンドは疑いを晴らすべく船から逃亡し、旧知の中国公安の助けを借りて、ザオがキューバの孤島に潜伏していることを知るとただちに出発します。

島には人を別人に生まれ変わらせられるDND変換術を行っている病院があり、武装した警備員が配置されていました。病院に侵入したボンドは、アメリカ国家安全保障局(NSA)の女スパイ、ジンクスに遭遇し、まだ別人になりきれていないザオを発見するものの逃げられてしまいます。ザオとの格闘で掴んだ彼の弾丸のネックレスを調べると、中にはアイスランドのダイアモンド王、グスタフ・グレーブスの刻印の入ったダイヤが入っていましたが、その品質は南アフリカ産とまったく同じでした。

秘密裏に連絡を受けたボンドは、旧地下鉄構内にあるMI6分室でMと再会します。両者が情報を交換すると、アイスランドでダイアモンド鉱山を発見し短期間で巨万の富を築いたというグレーブスの履歴が怪しいことがわかってきます。Mはボンドが再び007を名乗ることを黙認するのです。

ボンドはグレーブスの計画を暴くため、アイスランドで行われる彼の世紀の発明、イカロスの発表会に潜り込みます。イカロスは宇宙空間で太陽光を集めて地上に照射することができる装置でした。いつでも必要なだけ光と熱を供給できるので食糧危機のない繁栄を期待できるという触れ込みでしたが、実は強力な熱線をピンポイントで放射することで強力な武器として使えるものでした。

ボンドはグレーブスの立ち居振る舞いから、グレーブスがDND変換された死んだ思っていたムーン大佐であることを見抜き、銃を突きつけます。そこへMの指令によってグレーブス社に潜入して秘書を務めていたミランダが現れ、逆にボンドに銃口を向けるのでした。一方、別行動をしていたジンクスも捕らえられ監禁されてしまうのでした。

ボンドガールは、ジンクス役には初めての黒人女性としてハル・ベリー、敵側の二重スパイだったミランダにはロサムンド・パイクが選ばれました。こう言っては怒られそうですが、ボンドガールで出演後も活躍した人は意外に少ないのですが、この二人はその後も大活躍で多くの映画に出演しています。ジュディ・デンチのM、サマンサ・ボンドのマネーペニーは続投。Q役は、前作で後釜として紹介された新たなQが登場しますが、初めてなのであまり印象は残りません。

40周年記念企画として、過去の作品の印象的なシーンが次から次へとオマージュされて登場するのも大きな楽しみ。ジンクス登場シーンは、まさに第1作「ドクター・ノオ」のウルスラ・アンドレスの初登場シーンそのまま。第2作「ロシアより愛をこめて」からは、葉巻の合言葉や毒針付きの靴。第3作「ゴールド・フィンガー」からは迫りくるレーザー光線など。Mと再会する地下鉄は「007は二度死ぬ」だし、パラシュートのユニオン・ジャック、ホバークラフトによる追いかけっこなどなど、あれ、これどこかで見たというシーンが次から次へと出てきます。

また、ロジャー・ムーア版ボンドまでは、冒頭のシークエンスはボンドの流儀を知るための短い活劇で、本編とは直接関係しなかったのですが、ティモシー・ダルトンからは、本編へのイントロダクションとしての役割が持たせられていました。しかも、この作品では冒頭シークエンスに続く、テーマ曲パートでなまめかしい動きの女性だけでなく、拷問され続けるボンドのシーンも何度も挟まり長い時間が経過していることを示すのも初めての試みだろうと思います。

まぁ、いろいろ試行錯誤されて出来上がったジェームス・ボンド像でしたが、ある意味それもここまでで、次回作ではシリーズがリブートされハードボイルド化したボンドが登場することになります。

2026年5月6日水曜日

007 / ワールド・イズ・ノット・イナフ (1999)

イギリスの諜報局MI6の007が活躍するシリーズ第19作目。ジェームス・ボンド役は、これで3作目となるピアース・ブロナンス。今回は内容はシリアスなのに、やや往年のボンド・カラーが強めで、ジョークと女性に弱いところが目立ちます。監督はマイケル・アプテッド。主題歌を歌うのはガービッジというロックバンドですが、自分は不勉強で聞いたことが無い。

Mとは学生時代から親交があるキング卿は、石油産業で莫大な権益を得ていて、さらにアゼルバイジャンで新たな石油のパイプラインを建設中です。しかし、娘のエレクトラが元KGBのテロリスト、レナードに誘拐され、キング卿はMに救出を依頼してきます。Mはレナードを捕獲するチャンスだとして、キング卿に身代金要求を断るように進言しますが、エレクトラは、何とか自力で脱出したのでした。

しばらくして、MI6の機密文書が奪われ、キング卿が巨額の資金を提供しますが、ボンドの活躍によって機密文書も資金も回収されました。MI6本部で、キング卿に資金が返還されましたが、実は特殊爆弾で、キング卿は爆死してしまいます。エレクトラを一度見捨てたことを引け目に感じているMは、ボンドにレナードからエレクトラを警護するように命じるのです。

父の仕事を引き継いでパイプライン建設を目指しているエレクトラは、最初はMI6に対して不信感を抱いていましたが、武装集団に襲われたところをボンドに助けられ信用するようになります。エレクトラは元KGB、今はカジノ経営などで一儲けしているズコフスキーの元を訪れ、簡単に賭けで負けて大金を失いますが、「人生にはスリルが必要」とうそぶく様子にボンドは疑いを向けます。

エレクトラの警備主任が怪しい行動をしていたので、ボンドは彼を倒してなりすまし、迎えに来た飛行機に搭乗します。行き先は、旧ソビエト連邦の核弾頭の廃棄作業が行われているカザフスタンで、旧ミサイル基地内ではレナードとその一味が核弾頭を奪取しようとしていました。ボンドはレナードに銃を突きつけたものの、形勢逆転で「人生にはスリルが必要」と言い残して逃げられてしまいます。ボンドは、核弾頭解体の専門家、女性科学者のクリスマスと伴に何とか爆発する基地から脱出しました。

エレクトラはM自身に守ってもらいたいと懇願したため、Mは石油備蓄基地に向かいます。ボンドはエレクトラが一味に加担していると推測しますが、Mは信じません。その時、石油備蓄基地に向かってくるパイプラインの中のメンテナンス用のピグが暴走し、そこには核弾頭が仕掛けてあることがわかります。ボンドとクリスマスは核弾頭解除のため、別のピグに乗って先行するピグを追いかけるのでした。

しかし、弾頭内のプルトニウムは少量で、時限爆弾によってパイプラインが損傷するだけの破壊力だったのです。爆発によりボンドは死んだと思ったエレクトラは本性を現し、Mを拘束するとレナードが待つイスタンブールに向かうのでした。彼らは黒海からエーゲ海に抜けるためのイスタンブールを縦断するボスポラス海峡を核汚染によって通行不能にして、石油の多くがエレクトラのパイプラインを使うしかならなくなるという計画だったのです。そして、それが自分を見捨てたキング卿やMI6に対する復讐でもあったのでした。

ボンドガールはエレクトラにソフィー・マルソー、クリスマスにデニス・リチャーズです。ソフィー・マルソーは「ラ・ブーム」で日本でも人気者になりましたが、その後はあまりぱっとしません。ボンド・ガールが悪者というのは今までにもありましたが、その最後はおそらく初めてのケースになっています。エンディングのラブ・シーンを務めたのはデニス・リチャーズですが、それまでは男勝りの強気な科学者という役柄でお色気は封印しています。

Mの心情が深く関わってくるという設定も初めてで、出番がかなり多め。ズコフスキーは「ゴールデン・アイ」にも登場した、ちょっと憎めないキャラの悪党で、同じ俳優が演じています。今回のキャスティングで一番話題になったのは、これまでシリーズすべてでQを演じてきたデスモンド・リュウェリンの引退でしょう。作品中で、代わりの人物を紹介していますが、この映画が公開された直後に、交通事故で85歳で亡くなりました。

父親に対する復讐、人質を捨て石にした自責の念、今まで以上に非情になり切らなければならないスパイといった、シリーズの中にこれまでなかった心的な要素が複雑に絡み合うことで、ストーリーは深みが増しています。いつも余裕しゃくしゃくのボンドが、焦りの色を見せると言うのは珍しい。

冷戦時代のような国と国の駆け引きではありませんが、諜報部員が出ていって活躍する土台は、十分に納得できる内容になりました。もちろん恒例のアクション・シーンも秀逸で、特に水上のモーターボートによるカーチェイス(ボートチェイス?)は圧巻ですし、スピード感のあるスキーのシーンも見応えがあります。さらには潜水艦まで登場するというサービス振りもあって、最後まで楽しく見れる内容になっています。

2026年5月5日火曜日

こどもの日


世の中はゴールデン・ウィークということで、それも終盤になってきました。

さらに追加で休んじゃって週末までのんぴりという豪傑もいるかもしれませんが、自分の場合は休みはカレンダー通りで、赤いところは休み、それ以外は仕事です。

別に文句は無いんですけど、どこかに出かけるにしても混雑しているでしょうから、うちで大人しくしているのが一番。

それでも今日は「こどもの日」で、国民の祝日です。

子供の日ではありません。「こども」の日です。子供と漢字で書くのは、時代劇で耳にする「者ども、出あえ!!」の「ども」と同じ意味で、子の複数形ということなので、「こども達」ということ。

戦後すぐにできた「国民の祝日に関する法律」では、5月5日を「こどもの日」と定めてあり、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ものとしています。

こどもの健やかな成長を祈念するだけでなく、母親にも感謝する日というのは知らなかった。

ここんとこは父親にも感謝してもらいたいものじゃないですか。今どきはイクメンもたくさんいるんですから、考えてもらいたいかもしれません。

2026年5月4日月曜日

トゥモロー・ネバー・ダイ (1997)

公開されると大きな話題になる「007シリーズ」の第18作目。前作に続きジェームス・ボンド役は五代目のピアース・ブロスナンが努めます。監督はロジャー・スポティスウッド、主題歌を歌うのはシェリル・クロウ。

ロシア国境で開かれていた武器商人たちによる大かがりな取引を調査していたジェームス・ボンドは、現場の映像を本部に送っていました。映像を確認した海軍提督の決断により、巡行ミサイルが発射されますが、ボンドは間一髪で核魚雷を搭載した攻撃機で脱出に成功しました。しかし、テロリストのグプタはアメリカ製のGPS暗号解析器を持って逃亡します。

それからしばらくして、南シナ海の公海上を航行していたイギリス海軍フリゲート艦が、中国軍機から領海侵犯の警告を受けます。そこへ密かに近づいたステルス艦が特殊魚雷を発射し、フリゲート艦を沈没させ、搭載していた核ミサイルが盗まれました。海上に投げ出された生存者は、ステルス艦からの中国製機関樹により射殺されました。実はグプタがGPS信号を操作してフリゲート艦に誤った位置情報を送り、中国から攻撃されたように偽装していたのです。

グプタを操っていたのは、世界的なメディア王であるエリオット・カーヴァーでした。カーヴァーはニュースを配信するだけでなく、世界中が目を見張るような情報を作り出そうともしていたのです。カーヴァーが発行している新聞に発表前にもかかわらず事件が報道されため、公海上の艦船が攻撃されたと信じるイギリス国防省は、中国に対して艦隊の派遣を容認します。しかし、事件の直前に謎のGPS信号が発せられていたことを察知したMI6のMは、48時間の猶予をえてボンドに調査を命じるのです。

カーヴァーのパーティに潜入したボンドは、過去に関係を持ったことがあるカーヴァーの妻、パリスに近づきますが、二人の会話を怪しむカーヴァーの命令で捕らえられます。ボンドはパーティ会場を停電にしてカーヴァーの自慢の演説を台無しにして脱出します。研究所に忍び込んだボンドはGPS暗号解析器を奪還し、中国の公安から派遣されたウェイ・リンと鉢合わせするもののカーヴァーの野望の証拠をつかみます。

カーヴァーはイギリス艦隊を出動させたところで、盗んだミサイルで北京を破壊、世界的な戦争を勃発させ独占的にメディアを操作することで巨万の富をえようとしていたのでした。ボンドは、ステルス艦の基地はベトナムと考え、CIAの協力のもとベトナムのカーヴァーの拠点となるビルに向かい、ウェイ・リンと合流するのでした。

前作よりも高評価であったことから、ブロスナンのジェームス・ボンドが受け入れられたということ。もともとボンドのキャラクターは、一仕事の後で、あるいは最中でもちょっとした洒落たセリフを言う「キザ」なところが面白いわけで、ロジャー・ムーアは露骨に遊び過ぎてジャグになってましたし、ティモトー・ダルトンは余裕が無さ過ぎたかもしれません。

ソビエト連邦が崩壊し、東西冷戦の構図が無くなってしまうと、国のために働くスパイの存在意義が薄くなってしまいます。そこで、この作品でもイギリスとロシアは仲良しで、新たに中国が仮想敵国になりそうな雰囲気を出していますが、実際の敵は大物犯罪者です。中国が絡むことをスパイ活動の根拠としていますが、ややメディア王が情報を作り出して世界の覇権を得ようとするという動機はやや弱いと言わざるを得ない。

ボンド・ガールは中国公安のミシェル・ヨーと、ボンドと過去に関係があったことがばれて殺されてしまうパリスのテリー・ハッチャーの二人。パリスは多少お色気シーンがありますが、メインのウェイ・リンは、役柄からしてもボンド顔負けのお得意のアクションを見せて、なかなかかっこいい見せ場を提供してくれます。

お馴染みのM、Q、マネーペニー、CIAのウェイドらは前作から引き続き同じ俳優が登場。ジュディ・デンチのMは前作では数字市場主義みたいな感じでしたが、今作ではあまり毒気は感じられませんでした。悪役陣はカーヴァーにジョナサン・プライス、グプタにリッキー・ジェイ、一番の用心棒スタンパーにゲッツ・オットーとなっています。

2026年5月3日日曜日

007 / ゴールデンアイ (1995)

007シリーズとしては、第17作目。この作品で、今までのシリーズの印象を大きく変えました。まず、制作陣からアルバート・R・プロッコリが高齢のため濡れました。ブロッコリは、ハリー・ザルツマンとイーオン・プロダクションを立ち上げ、シリーズ第1作から制作に携わっていましたが、1975年にザルツマンと決裂しています。

キャストも大幅に変更されています。主役のジェームス・ボンドには、ティモシー・ダルトンに代わって5代目としてピアース・ブロスナンが抜擢されました。ずっとMを演じたロバート・ブラウンも退き、この作品から女性のジュディ・デンチが、古臭い勘などは信じない情報分析によって導き出される数字を信じる上司として登場します。

秘書のマネーペニーも前2作と変わっていますし、とりあえずレギュラーで変わらないのはQのデスモンド・リュウェリン翁だけです。また、長らくお馴染みだったオープニングでのガンバレル・シークエンス(銃口の先にボンドが入り込んでくるやつです)がなくなりました。監督は、5作連続で担当したジョン・グレンからマーティン・キャンベルに代わりました。オープニング・テーマは007らしい曲で、ティナ・ターナーが歌っています。内容はイアン・フレミングの原作はネタ切れで、映画オリジナルのストーリーです。

ジェームス・ボンドは、モナコでゼニア・オナトップと名乗る美女に目をつけていました。彼女は、元ソ連戦闘機パイロットで犯罪組織ヤヌスのメンバーであることが判明し追跡するものの、オナトップとロシア軍のウルモフ将軍によって、NATOの最新鋭の対電磁波戦闘ヘリコプターを奪われてしまうのです。

ソビエト連邦が崩壊し、廃棄されたはずの北極海近くの軍事基地ではロシアが「ゴルデンアイ」と呼ばれる宇宙から強力な電磁波を放出して都市を壊滅させることができる兵器の研究が進んでいました。奪ったヘリコプターで研究所に現れたウルモフとオナトップは、所員を皆殺しにしてゴールデンアイの基盤を奪取し、2基あるうちの1基を研究所に向けて発射し一帯のすべてを破壊しますが、コンピュータ技師のナターリア・シミョノヴァだけが生き残ります。

これらの様子を衛星などの映像で見ていたボンドは、Mからヤヌスのアジトがあると考えられたサンクトペテルブルクで事態の収束にあたるよう命じられました。何とか再びオナトップと接触し、ヤヌスのアジトに到着したボンドは、登場したヤヌスのボスを見て驚きます。9年前に一緒にソ連の兵器工場爆破作戦を実行した際、まだ所長にすぎなかったウルモフに射殺されたはずの006、アレックだったのです。

捕らえられたボンドは、先に捕まっていたナターリアと用済みになったヘリコプターと伴に爆破されそうになりますが、間一髪脱出。しかし、今度はロシア側に捕まり、防衛大臣の尋問を受けます。そこへウルモフが現れ、大臣らをボンドの銃で射殺しナターリアを連れ去ります。ボンドは戦車で追跡し、ヤヌスが拠点にしている軍用列車を発見。戦車を衝突させ、列車を止めるとボンドは乗り込んでいくのでした。

悪役アレックを演じるのはショーン・ビーン。ボンドガールはナターリアに「バーティカル・リミット」のイザベラ・スコルプコ、お色気ムンムンですがサイコな殺戮者オナトップには「X-メン」シリーズでおなじみのファムケ・ヤンセンが起用されています。ナターリアも単なるカワイ子ちゃんではなく、ボンドに負けずに行動力ある女性として描かれています。

話のきっかけはまだ冷戦時代末期ですが、本編は冷戦が終結しソビエト連邦が崩壊した後という時代の空気を強く反映し設定です。ロシアも一部で絡んでくるものの、メインの敵は金銭目的の犯罪組織。ただ、そこにかつての信頼していた同僚が絡んでくることで、ストーリーに厚みが出ていると言えそうです。

また「合言葉なんて古臭い」というセリフがあるわけで、ここでは世間一般に浸透し始めたパソコン関連の用語が頻出し、インターネット、ハッキング、パスコードといった単語が登場するハシリの映画かもしれません。

ティモシー・ダルトンのボンドが、真面目一辺倒で義理人情に厚い人物だったのに比べると、ブロスナンは外見もかっこいいのですが、数字至上主義の新Mに対抗して、臨機応変にユーモアを少しだけ交えて現代風のボンド像を見せてくれます。

2026年5月2日土曜日

Pink Floyd / Aom Heart Mother (1970)


昭和40年代というのは、自分にとってはいろいろな知識を吸収して、ある意味人格を形成するのに最も大きな役割を果たした時期だと思います。

日本は、敗戦から立ち直り高度経済成長のピークを迎えていて、アメリカを中心として世界中からたくさんのカルチャーが流入してきていました。

例えば、ピーナッツ。食べる方じゃなくて、スヌーピーのピーナッツです。新書サイズの50ページほどの本で、左側にチャーリー・ブラウンとスヌーピーの仲間たちの4コマ漫画があり、セリフは英語です。そして右側にその日本語訳と、英会話のポイントがちょっとのっています。

英語を学び始めた時期だったので、これは役に立つと思ったのですが、実際はくだけた生きた英語ですから、学校で習うガチガチの英語とはまったく違うので勉強にはなりませんでした。

テレビをつけると、外国映画の2時間枠が、民放チャンネルのどれかでほぼ毎晩9時から用意されていたので、これもずいぶんと映画好きになる基盤になったようです。

またアメリカのテレビドラマもいくつも放送されいました。ただし、すべて日本語吹き替えだったので、これも映画の勉強にはなりませんでした。

そて、音楽は・・・前にもどこかで書いたんですが、最も自分に影響を与えたのは、小学校の同級生のCK君。かれはクラリネットを習っていて音楽に詳しく、家に遊びに行くと大きなステレオ装置がありました。自分の家には30cm四方くらいのモノラルのレコード・プレイヤーしか無くて、当然いつも圧倒されていました。

そして、教えてもらったのは、当然クラシック音楽だけでなく、たくさんのポップスがありました。ビートルズ、カーペンターズ、サイモン&ガーファンクルなどなど・・・これらは、今でもよく聞く音楽として、最近は大人買いで全部を揃えたりしたりしました。

その中で、当時としては異色だったのは・・・何と、ピンク・フロイド。今でも伝説のプログレッシブ・ロック・バンドとして、高い評価を受けています。CK君は、発売されたばかりのアルバムを絶賛して、自分にも強く勧めてくれたんですが、それが「原子心母」です。

そもそも「Atom Heart Mother」という原題を「原子心母」としたのは名和訳だと思います。日本語として意味が不可解なんですが、何か混沌とした凄いものが渦巻いているような印象を与えました。

すでにピンク・フロイドを知っている多くの人には、今更何をかいわんやくらい有名なアルバムです。ロックのサウンドにブラス、ストリングスのオーケストラと合唱団が加わるという、まさにサイケデリックとクラシック音楽が融合した、現代音楽風の前衛的なサウンドが23分間に渡って圧倒的に迫ってきます。

ピンク・フロイドにとっても、最初に商業的成功をもたらしたアルバムですが、自分にとっても衝撃的でした。そもそもアルバム・ジャケットで「何じゃこりゃ?」となる。草原に乳牛の写真があるだけ。わけがわからないけど、ものすごく強い印象を与えました。

そして、レコードに針を落とすと、冒頭すぐにバイクがエンジンをかける爆音が響き、なんと右から左に走り抜けていくんです。今では、誰も驚かないと思いますが、ふだんモノラルでしか音楽を聞けない環境だった自分には、CK君宅のステレオ装置でまさに立体音響の体験は驚天動地でした。

最近でもYouTubeでは、大勢の演奏者によって完全再現する動画がいくつか見ることができます。今でも、多くの音楽家や愛好者に影響を与え続けている音楽であることの証明だろうと思います。

2026年5月1日金曜日

ハイドランジア


ハイドランジア(hydrangea)と言うと、何のことやらとなってしまうのですが、アジサイの英語名です。

アジサイは5月を代表する花の一つだと思いますが、これが咲き出すと梅雨が近いなと思います。ジトジトした時期の一服の清涼剤というところでしょうか。

日本では古来からガクアジサイという品種があり、「味狭藍」、「安治佐為」、「阿豆佐為」、「集真藍」、「狭藍」などの当て字が使われてきました。

現在は一般的に漢字だと「紫陽花」と書きますが、もともとはライラックにつけられた名称が誤って広まったと考えられているらしい。

アジサイの花の色は、土の酸性度によることがわかっています。酸性の土だと青、アルカリ性の土だと赤になる。このあたりは、リトマス試験紙の色と逆なのが面白い。

これは土が酸性だと土中のアルミニウムイオンが吸収されやすく、アジサイが持っているアントシアニンと結合して青色を発色するんだそうで、このあたりをうまくコントロールすると、色違いに咲かせることができるわけです。

一般に花と呼んでいる大きく開いたところは、実は装飾花と呼ばれ花弁ではありません。本当の花は、中央の点みたいな小さいところ。まわりを目立たせて、虫などをおびき寄せようと言う作戦だそうです。

2026年4月30日木曜日

サラバンド


検索サイトのGoogleの画像検索は、本当に便利。

トップページで、右上の「画像」をクリックして、後は写っている物が何かを知りたい画像をドラック&ドロップするだけです。

すると、見た目で一致する画像を探して表示してくれます。最近はAIによる解説までついている。

で、間違いなく、この花はサラバンド(sarabande)です。

サラバンドというと、バロック音楽の組曲でよく耳にする3拍子の舞曲で、J.S.バッハを聞いているとしょっちゅう出てくるので、単語としてはけっこう耳馴染みがあります。

バラ科バラ属なので、ほとんどバラと言ってもいいのですが、70年近く前にフランスで作られた園芸品種です。

ココリコ(cocorico)とムーランルージュ( moulin rouge)の交配からできたものだそうですが、バラ栽培に興味がないと、あまりピンときません。

樹高が1m程度におさまるので、垣根などに利用するため育てやすいと言われて、よく見ていると住宅街ではよく見かけます。

しかも、春から秋までと開花期が長いので、鮮紅色の花をずっと楽しめるのも嬉しいポイントです。

2026年4月29日水曜日

アグロステンマ


近所の公園に、見たことが有るような無いような、ちょっと「春の北海道」あたりを連想するような花が咲いていました。

細い茎がまっすぐ伸びて、その先で花弁が5つに割れたピンクの花が咲いています。

一本だとひょろ長くてあまり面白くないかもしれませんが、たくさん群生させるとけっこう見応えがあります。

「これ、何?」と思った時に、便利なのがネット検索。

検索したい写真をドラッグ&ドロップするだけで、似たような写真の中から一番近いものを見つけてくれます。

その答えは・・・アグロステンマ、だそうです。あとはWikipediaで調べます。

ナデシコ科の植物で、和名はムギセンノウ(麦撫子、麦仙翁)という1年草。もともとはヨーロッパの雑草で、種子に毒があり麦畑では混入してしまうと有害植物として忌み嫌われているようです。

日本では北海道を中心に、園芸種として広まったので全国各地で見つけることができるらしい。「春の北海道」というのもあながち間違っていないようです。

1年草ですから、もともと誰かが種を撒かないと生えてこない。ここは麦畑ではないので、「わ~、綺麗」だけですみますが、花が枯れて種ができると毒があるので注意は必要。

まぁ、わざわざ食べてみようという人はいないとは思いますが・・・

2026年4月28日火曜日

007 / 消されたライセンス (1989)

四代目ジェームス・ボンド役のティモシー・ダルトンが活躍する「007シリーズ」第16作目。内容的には大変面白く、脚本もうまくできていると思いますが、ここではスパイという肩書はまったく関係なく、ボンド対犯罪組織のクライム・アクション映画になっています。

今まで度々登場していますが、いろいろな俳優が演じてきたジェームス・ボンドの盟友であるCIAのフェリックス・ライターが話の起点になっています。監督は引き続きジュン・グレンで、テーマ曲はグラディス・ナイトが歌う、往年のテーマ曲を思い出すような仕上がりです。

ジェームス・ボンドとフェリックス・ライターは、ライターの結婚式に向かう途中で、中南米の巨大麻薬組織のボスであるサンチェスがアメリカ国内に現れたと麻薬取締局から一報が入ります。長年追いかけてきましたが、多くの政治家、警察を買収していてなかなか捕まえられなかったので、ライターとボンドはすぐにヘリコプターに乗り換え、ボンドの活躍で何とかサンチェス逮捕に成功します。

しかし、ここでも買収された捜査官の裏切りでサンチェスは逃亡に成功し、復讐のためライターに瀕死の重傷を負わせ、新婦は殺されてしまうのです。ボンドはライターの無念をはらす決意をし、サンチェスの組織のNo.2であるクレストの研究所に忍び込んでアヘンを発見し、裏切った捜査官を殺すのです。

権限を逸脱した行為にMは、本来の任務に戻るように強く叱責しますが、ボンドはライターへの義理を果たすべく、「殺しのライセンス」を返上してその場から消えるのでした。ボンドはクレストの船に潜入し、水上飛行機との間で麻薬と金銭の交換を阻止します。ライターの残したサンチェスに関するデータから、元サンチェスの飛行機のパイロットで麻薬取締局への協力者であるパメラに会いに行きますが、そこへサンチェスの部下が現れ格闘になります。パメラは元陸軍所属で、こういう場面でも物おじしないので、二人は何とか逃げることができました。

パメラの飛行機で、サンチェスの母国に飛んだボンドは、サンチェスの経営する銀行に大金を預け口座を開設し、カジノで大勝負をして見せました。その様子を監視カメラで見ていたサンチェスはボンドを事務所には招き入れますが、ボンドは仕事を探していると自分を売り込むのです。ホテルに戻ると、ボンドを心配したマネーペニーの頼みでQがいろいろな仕掛けのある小道具を揃えて待っていました。

サンチェスは複数の中国系組織を招いて販路を拡大する相談をしていましたが、ボンドが狙撃しようとすると、忍者姿の二人組に襲われ彼らの隠れ家に連れていかれます。中国系組織の一つが、実は長い時間をかけて潜入していた香港の麻薬取締官でボンドの行動が邪魔だったのです。しかし、サンチェスの息がかかった軍隊の攻撃を受け、ボンド以外は全滅してしまいます。

束縛された状態のボンドを見たサンチェスは、かえってボンドを信用し自分の邸宅に招きます。ボンドは組織内に裏切り者がいて、サンチェスを殺そうとしていると吹き込み、クレストに疑いが向くように仕掛けます。中国系組織を信用させるため、郊外の麻薬精製工場に案内することになり、ボンドも同行することになるのでした。

前作に続き義理人情に厚いジェームス・ボンド像が描かれ、今回は英国諜報部員としてではなく、個人的な恨みをはらすために私腹を肥やす犯罪組織を追い詰めるという内容。Qが今まで以上に活躍するのも面白い所です。Mとマネーペニーは、ワン・シーンだけの登場です。

ボンドガールはパメラ役にキャリー・ローウェル、サンチェスの愛人でしだいにボンドに惹かれていくルぺにタリサ・ソトの二人が登場します。ダルトンの007では、ボンドカールには従来のお色気調は求められていなようで、まぁ普通と言えば普通の女性たちです。ただ、パメラに関しては、ボンドのバディとしてかなり危険なことも実動部隊として関わってくるのは珍しい。

全体的に残酷なシーンが多めで、スパイ物とは呼べない内容だったので、「007シリーズ」の中ではあまり人気がありません。ダルトンは3作目にも意欲をみせていたようですが、製作サイドはもっと多くの数をこなしてほしかったらしく、ボンドカラーに染まり過ぎるのを嫌って、前作と本作の2作だけでボンド役から降板します。

・・・にしても、香港からで忍者はないよなぁ。

2026年4月27日月曜日

007 / リビング・デイライツ (1987)

数年前に集中的に「007 ジェームス・ボンド」シリーズの映画を見ましたが、その時、自分にとってはショーン・コネリーとロジャー・ムーアだけで十分とか言った覚えがあります。もっとも、ムーアは最後の方ではロートルぶりが顕著になり、ギャグが多すぎてちょっとあきれていました。

1985年にムーアがボンドを引退し、製作陣は新たなボンド役者を探し始めるのですが、そこで白羽の矢がたったのがディモシー・ダルトンでした。この25周年記念の第15作目で4代目に就任するわけですが、映画が作られたときに40歳くらいなので、だいぶ若返って溌溂とした感じがします。内容的にも、おふざけ部分がだいぶ少なくなって、ボンドにかっこよさが戻り、もっとも原作に近いキャラクターと評価されました。

イアン・フレミングの原作は主だった長編はほとんど使っていたので、短編の「ベルリン脱出」をもとに脚本が練られました。監督は、4作品続けて起用されたジョン・グレン。テーマ曲は、当時人気だったa-haが担当したことも話題になりました。ボンド・カールにはイングランド出身のマリアム・ダボが選ばれましたが、この作品以外ではとくに目立った活躍はしていません。

ジェームス・ボンドの今度の仕事は、チェコスロバキアでソビエト連邦の要人、コスコフの西側への亡命に際して、暗殺者からコスコフを守ることでした。コンサート会場から脱出したコスコフを狙う狙撃手を発見したボンドは、スコープで相手を見て驚きます。なんと、先ほどまでオーケストラでチェロを弾いていた女性、カーラ・ミロヴィだったのです。ボンドはカーラがスナイパーとしては素人と感じ、とっさにカーラが手にしていたライフルの銃身を撃って狙撃を失敗させます。

無事にオーストリアに脱出したコスコフがもたらした情報は、KGBのゴーゴル将軍に代わって実権を握ったプーシキン将軍が、西側のスパイを全員暗殺して復讐の連鎖から世界大戦を引き起こそうとしているというものでした。コスコフは、プーシキンを倒さないと大変なことになると言うのです。ボンドはプーシキン暗殺を命令されますが、何か裏があると感じるのです。しかし、何者かによってコスコフは連れ去られてしまうのでした。

ボンドはカーラに接近して、カーラがコスコフの恋人で、狙われている芝居のために空砲を詰めたライフルで狙撃者のふりをしていたことをつかみます。同時にKGBもコスコフを追いかけているようで、カーラはKGBにマークされていました。ボンドはコスコフの友人としてカーラを迎えに来たと説明して、KGBをまいてウィーンに向かいます。

仲間からの情報で、コスコフは世界的に武器商人のウィテカーと手を組んでいることを知らされます。プーシキンはウィテカーから武器を購入することになっていましたが、話を怪しみ購入を中止しようとしていました。ボンドはプーシキンが滞在するホテルに侵入し、コスコフは公金横領でモスクワから逃亡していることを教えられます。ボンドは人目の付く所でプーシキンを射殺する芝居を打つことにして、コスコフを安心させ、ウィテカーの本当の目的を明らかにすることにします。

しかし、コスコフとの電話が通じてたカーラが協力したことで、ボンドは捕らえられアフガニスタンのソビエトの空軍基地に移されてしまうのでした。

確かにボンド像が、今までになく人情味があって、ほとんどギャグは口にしない。スパイの実像にやや近づいているのかもしれません。ただ、007と言えばスタイル抜群のボンドガールも、ストーリーに花を添える大事な要素。今回のカーラは、ただただコスコフの捨て駒であり、線の細い一般人女性なので、だいぶ物足りなさを感じてしまいます。そのくせ、最後には急に行動的になったりして違和感もある。

お馴染みのM(ロバート・ブラウン)、グレイ国防長官(ジョフリー・キーン)、Q(デスモンド・リュウェリン)は、今作でもちょっとだけ顔をだしています。マネーペニーは今までのロイス・マクスウェルからすごく若返ってキャロライン・ブリスが演じています。

コメディ系だったり、アクション系だったり、あるいは現実的だったり、いろいろなスパイ映画がありますが、「007シリーズ」はそれらの要素をすべて盛り込んだ元祖的なシリーズですから、今作はそこそこ楽しめます。悪役が小者過ぎるのも、現実的な設定なのかもしれません。

2026年4月26日日曜日

劔神社 @ 青葉区荏田町


「劔」は「剣」の旧漢字で、読み方は「つるぎ」です。

何とも勇ましい名前の神社。

それもそのはず、御祭神は日本古代史の中でも一二を争う猛者、素盞嗚尊(すさのおのみこと)です。八岐大蛇を倒した時に使われた剣が、名前の由来らしい。

もっとも、鎌倉時代に、奥州の炭焼き夫が炭を届ける途中で、鎌倉街道で大蛇に襲われ際に持っていた直刀で戦ったという伝承から来ているという話も有ったりします。

場所は荏田町。おそらく江戸時代に創建され、昔は荏田村の総鎮守として盛ったそうですが、あまり太くない道沿いにあって、今ではひっそりと佇むと言う感じで常駐の神主さんはいません。

2017年に鳥居から登る会談に26基の灯篭が設置されたので、暗くなるとなかなかいい雰囲気です。

2026年4月25日土曜日

きたきたのこのこの山里


たのこの山 ・・・って何だ? と思うのは一瞬で、パッケージを見るとも「あ~、なるほど」とわかります。

明治のチョコスナックの東西横綱である、「きのこの山」と「たけのこの里」を合体したわけですね。

以前にも、どっち派かで争うようなキャンペーンをしていましたが、もうどっちでもないというわけです。

合体するなら「きたのけこののこの山里」となりそうですが、微妙に違う。お~い、「け」が無いよぉ~

ただ、中から出てきたのは、きのこでもたけのこでもどっちでもない形状で、しかも大きくない袋とは言え、6個だけという少なさ。

ちょっとコストに合っていないように思いますが、明治さん。

まぁ、話題性ということで一度くらい買えば十分かもしれません。

2026年4月24日金曜日

豆乳プリン


豆乳のプリン作りは簡単です(味は別として)。

材料は、生卵、豆乳、砂糖、バニラエッセンス、以上です。

一般的なカップに入って売っているものが、1個あたり100g程度。とりあえず4個分で行きましょう。

生卵3個。豆乳は400ml。そして砂糖はお好みですが、カロリー控えめにしたいので大さじ2くらい(30g)が標準だと思いますが、ここはグッとこらえて小さじ1(5g)でがまん。足りないときはあとでシロップで何とかなります。

まず生卵を溶きます。大事なことは泡立てないこと。多少、白身の塊が残ってもOKです(後で濾すから)。

そこへ、砂糖とバニラエッセンスを5滴ほど入れ、そして豆乳を投入!!

ゆっくりよく混ぜ合わせたら、茶こしで濾しながら容器に入れていきます。

さて加熱の行程に移るんですが、電子レンジで簡単にやるという方法もありますが、沸騰させてはいけないので、一番確実なのは蒸す方法。

蒸し器がなければ、普通の鍋で容器の高さ半分くらい水を入れると言うやり方もあります。ただし、下から熱が移りやすいので低温で注意が必要です。

蒸し器のお湯が沸騰したら、プリン液を入れた容器を並べて弱火~中火で20分ほど蒸すと出来上がり。時間は容器の形状にもよるので、楊枝を真ん中に刺してみて液が染み出てこなければOKです。

粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やせば完成です。

お好みで、メープルシロップとか蜂蜜とか黒蜜、あるいはカラメルなどをかけて食べれば、思わずぽっぺが落ちることになります。

ちなみにカロリーは、通常の大きさで考えると80~100kcal程度。ちょっと少ない。タンパク質はたくさんとれます。

2026年4月23日木曜日

躑躅満開


パソコンが普及して、難しい漢字もいとも簡単に変換してくれるようになったので、「ツツジ」があっという間に「躑躅」になってしまいます。

だけど、手書きしろと言われたら、無理無理無理無理!!

そもそも、いきなりこれ見たら読むのさえ自信がありません。

便利と脳の退化は見事に一致しています。

それでも、仕事柄、診断書とかで手書き文書を作る作業はまったく無くなったわけではないので、自分の専門分野についてはあまり困らない。

でも、ひとたび別の文章を書こうとすると、あれ? あの漢字はどう書くんだっけとなることは珍しくありません。

特にカタカナで書く植物などは、もうなぞなぞの世界で、普通に読むことも書くことも難しい。

甘蕉・・・・バナナ
風信子・・・ヒヤシンス
蕃茄・・・トマト
鬱金香・・・チューリップ
朱欒・・・サボテン 

などなど、これらは知らなければアウトです。ヒヤシンス以外はパソコンの漢字変換でも出てきませんでした。「コスモス」は歌のタイトルにもなったりしたので、「秋桜」という漢字は比較的知られています。

2026年4月22日水曜日

菜の花


♪ 菜の花畑に入日薄れ 見渡す山の端 霞深し・・・

高野辰之・作詞、岡野貞一・作曲の百年以上前から歌われている唱歌「朧月夜」です。

これは代表的な春の歌の一つ。

スーパーで並ぶ菜花は、自生しているものを苦みを減らして品種改良されたもの。

春霞という言葉がわざわざあるほどで、気温差によって生じる現象です。ただ、どうもこういうところにも気候温暖化の影響なのか、あまり目にする機会が減ったように思います。


昨夜は三日月でしたが、残念ながら朧でも何でもなくクリアーな夜空でした。

2026年4月21日火曜日

やかんの麦茶


♪夏が来れば思い出す・・・

最近はもう、冬が終われば春をすっ飛ばして夏!! みたいな気候なんで、昨日も25゚を越える温かさでした。

昔は・・・こう言うとなおさら年寄りじみてしまうのですけど、麦茶は夏限定で、やかんで煮出して、冷蔵庫で冷やしておくというのが定番。まだ、エアコンなんて、無い時代でしたから、家に帰ると鞄をほっぽり出して、冷蔵庫の麦茶をゴクゴクと飲むというのが日常でした。

今はペットボトルが主流になって、各社からいろいろ登場していますが、商品名の通りコカ・コーラの会社から出ている「やかんの麦茶」が一番好き。最も味と色が濃いと思います。一応、爽健美茶のシリーズの一つという扱いになっています。

今、「クレヨンしんちゃん」とのコラボをしていて、ラベルに野原家の顔がプリントされています。最初は気がつかなかったのですが、微妙にイラストが違う。

・・・で、何となく集めてみましたが、まだまだ別のデザインがありそうなんで、しばらく2本買い(飲むのと集めるの)が続きそうです。

2026年4月20日月曜日

ニキータ (1990)

リュック・ベッソンは、現代フランスを代表するエンターテイメント映画の監督奥の作品も制作しています。最初に注目されたのは1984年の「サブウェイ」で、続く1988年の「グラン・ブルー」も高い評価を受けました。それらの次の作品が「ニキータ」で、いずれも現在でもカルト的な人気を誇っています。

チンピラが店に押し入りますが、駈けつけた警官によって射殺されます。唯一生きたまま逮捕されたのは、20歳前のニキータ(アンヌ・パリロー)と名乗る女子で、重度の薬物中毒で粗暴で言葉使いもひどいものでした。裁判で、彼女は終身刑を言い渡されますが、刑務所ではありませんでした。

ニキータが連れてこられたのは、政府機関の秘密組織で、説明に現れたボブ(チェッキー・カリョ)は、黄身はすでに死んだことになっているので、我々の言うとおりにするか、本当に死ぬかを選べと言います。しかたがなく承諾したニキータは、スパイとして様々にテクニックに関する訓練を受けることになります。

格闘にしても射撃にしても十分に素質があるニキータでしたが、反抗的な態度を続けボブを困らせます。ある日、ボブはニキータを食事に誘い、久しぶりに外界に出れるニキータはとても喜びますが、レストランでボブから拳銃を渡され後ろで食事をしている男を殺して、トイレの窓から逃げてこいと言われるのです。

殺すことは成功しますが、脱出ルートの窓はふさがっていて、殺した男の手下からやっとのことで逃げ出すことができました。戻ってボブを責めますが、ボブはこれでいよいよ訓練は終了だと言うのです。

ニキータには、「ジョセフィーヌ」というコード・ネームが与えられ、マリーと言う名の看護師として町での生活を始めます。ニキータはマルコ(ジャン=ユーグ・アングラード)という青年と知り合い、同棲を始めます。その生活の中にも、ときどきボブから仕事の連絡が入り、ニキータは暗殺の仕事をこなすのですが、しだいにこの仕事を続ける気持ちが揺らいでいきます。そこへ、ソビエト大使館に潜入して極秘情報を奪取するという大きな仕事が持ち込まれてくるのでした。

女として素養を教える教官役で、大女優ジャンヌ・モローが少しだけ登場したり、ベッソン作品の常連ジャン・レノも顔を出しています。主役のアンヌ・バリノーは、当時ベッソン監督と結婚していました。

フランス映画というと、独特の陰のある人物が主役で小難しい雰囲気があるという印象がありますが、この映画では昔のフィルム・ノワール的な人物が登場しますが、20世紀末のモダンな感覚が見事に融合していて高い評価をえました。

最初は暴れまくって暴言を吐きまくるニキータが、少しづつ毒気が抜けていくところが面白いのですが、どこかで怒りを抑えられない性分は変わらない。しかし、マルコとの間に愛情が芽生えたことで、人としての弱さが垣間見えるようになっていくところが見所になっています。

この映画の大ヒットにより、その後アメリカでリメイク作が作られたり、連続テレビドラマになったりして、継続的に話題になっています。

2026年4月19日日曜日

自宅居酒屋 #95 茹でキャベツ


生で食べることが多いと思いますが、キャベツは茹でても美味しく食べれます。

野菜は茹でると、ビタミンB、Cのような水溶性ビタミンが減ってしまいます。これは水に溶け出てしまうこと、水溶性ビタミンが熱に弱いことなどによるもので、3分間で半分ほどになると言われています。

ですから、ポイントは素早く茹でることと細かく切り過ぎないことが大事。もっともその分、調理は簡単になって時間も短縮できてるというメリットもあります。

キャベツの場合、人によってはロールキャベツのように長く煮てヘナヘナになった方が好きという方もいるかもしれませんが、そこんとこはグッと我慢して、今回は沸騰して2分以内にとどめてみましょう。

笊にあげて固さを味見してみます。芯の硬いところは、場合によっては余熱で少し放置してもよいかもしれません。また、早く冷まそうと水をいっぱいかけるのも避けたいところ。

味付けは、和洋中なんでも合うのがキャベツの最も優れたところです。

その日の気分で、麺つゆをかけてたべてもいいし、顆粒状のコンソメなどで和えてもOK。今回は中華風です。ニンニクを少々、鶏ガラスープの粉(含塩分)を振りかけて、和えています。

ごまを振って、輪切りの唐辛子を乗せれば出来上がり。お好みでごま油をかけてもよいと思います。

酒の肴になりますが、実はこれだけでもご飯のおかずにもなるのでお勧めです。

2026年4月18日土曜日

茄子蕎麦


これは、もう40年近く前に広島の学会に参加するため、寄り道をして香川に渡った時に入った蕎麦屋で教わったレシピです。

1988年に瀬戸大橋が開通して、先輩がどうしても渡りたい、しかも「お前が車を運転しろ」と・・・ムチャブリをされたわけです。

で、蕎麦屋でこれを食べたわけですが、ことのほか美味しかったので、作り方を聞いたらすぐに教えてくれました。

そもそもは、精進料理として食べられていたもので、鰹などの出汁は使わない。茄子の味だけを出汁にするというのが特徴。本来は小豆島名産の素麺を使うようです。

細切りにした茄子を、フライパンで空焼きします。くっつく場合は、少量の植物性の油を使用しても良いとのこと。ここに水と醤油とみりんをいれて味を整えたらスープは出来上がり。

たぶん、コツは茄子にある程度焼き色をつけることと、醤油を使い過ぎないことだろうと思います。ほのかに茄子の香りが立ち昇って来る感じ。

後は茹でた蕎麦を入れて食べるだけ。

茄子だけで、そんなに味が出るのかと心配しますが、一人前に通常の大きさの茄子を1~1.5本ほど使うと、意外に味が出て、あっさりとした味ですが実に美味しいです。

2026年4月17日金曜日

裏切りのサーカス (2011)

世界の国々には諜報機関が必ずあって、秘密裏に情報収集をしているわけですが、日本だといわゆる警察の中の組織である公安、その中の外事課が主として「スパイ活動」をしているという理解でいいと思います。

アメリカだとアメリカ中央情報局、いわゆるCIAがその任に当たっています。イスラエルだとモサドと呼ばれる諜報特務庁ですが、特に過激な行動で世界中から恐れられています。フランスでは、DGSE(対外治安総局)とDGSI(国内治安総局)で、ロシアならソ連時代のKGBから派生した連邦保安庁(FSB)、対外情報庁(SVR)、軍参謀本部情報総局(GRU)の3つ。

007のコード・ネームで知られるジェームス・ボンドは架空の人物ですが、彼が在籍したのはイギリスの対外的な諜報機関であるMI6で、イギリス国内中心の活動をしているのがMI5です。MI6の正式名称は、イギリス秘密情報部(SIS)ですが、「サーカス」の呼び名でも知られ、トップはコントロールと呼ばれていました。007の原作者イアン・フレミングも元MI6職員でした。

この映画は、同じく元MI6で活動していた「寒い国から帰ったスパイ」のジョン・ル・カレの小説が原作。MI6の内部にソビエト連邦の二重スパイ(通称モグラと呼ばれます)がいて、これをあぶり出そうという内容の作品。監督はトーマス・アルフレッドソン。スパイ映画としては高い評価を得ています。

1970年代初め、MI6では多くの情報がソ連に漏洩し、アメリカからも信用されなくなっていました。コントロール(ジョン・ハート)は、内部にモグラがいることを確信し、一人の部下を裏切り者を突き止めるためにハンガリーに向かわせますが、その情報すら筒抜けで部下は殺されてしまいます。

この事件の責任を取る形で、コントロールと右腕のジョージ・スマイリー(ゲイリー・オールドマン)が辞任することになりました。その後、MI6を管轄する外務次官はある情報によりモグラの存在を認めざるをえなくなり、ひそかにスマイリーを復帰させ調査を命じるのでした。

スマイリーはコントロールの調査記録をもとに、幹部4人に目標を絞ります。彼らは、コード・ネームでティンカー(鋳掛け屋)、テイラー(仕立て屋)、ソルジャー(兵隊)、プアマン(貧乏人)、と呼ばれ、スマイリー自身もベガマン(乞食)と呼ばれていたのです。

コントロールが去った後、リーダーはティンカーが勤めていて、彼がソ連の二重スパイから得た情報をもとにウィッチクラフト作戦が始まっていましたが、スマイリーはその情報そのものが偽物であると考え、それをソ連大物スパイであるカーラという人物が仕組んだもので、モグラによって情報がさらにソ連に渡ることになっていたのです。

若い元気はつらつのスパイが活躍するわけではなく、渋い中年のベテランたちが、心理戦的な駆け引きをする内容です。全体に暗い映像で、地味な印象。インサート・シーンが多いので、かなり緊張して見ていないと訳がわからなくなります。

とは言え、現実のスパイの世界はこうなんだろうという、リアルな緊張感が持続するので、最後まで目が離せません。同じMI6出身でも、フレミングはカッコよさを目一杯誇張しましたが、ル・カレは堅実にリアルな世界を表現したというところが対照的です。

2026年4月16日木曜日

ヨコハマ生活応援クーポン


そういえば、あれだけ騒いだ「お米券」って・・・横浜市はどうなった?

別にお米券を特別に欲しいとは思いませんが、何か横浜市は何もアナウンスが無いままで、ただでさえ市民税が高いのに、ほんとサービス悪い。

・・・とか思ってませんか?

自分は思ってました。

3月にやっとお米券に代わるクーポンを配ると言う話がでていたんですが、やっと具体的な方法が発表されています。

ヨコハマ生活応援クーポン(横浜市食料品等価格高騰対応給付事業)

という名称。

主だったポイントに付与できるみたいで、商品券というのもあるようです。自分としてはAmazonのクーポンがあるのが嬉しい。

貰える額は、19歳以上で一人当たり5000円。もちろん、昨今の物価上昇の大波を受けて、この程度ではささやかと言わざるをえませんが、無いよりはましです。

4月下旬には申し込みの通知が郵送されるそうなので、皆さん、あとちょっと待ちましょう。

2026年4月15日水曜日

廃屋


自宅から、そう遠くないところの誰かの家の入口の様子。

鉄の扉はけっこうモダンな作りなので、そんなに古い家ではないと思いますが・・・

見ての通り、長期間にわたってまったく手入れがされていないために、たくさんの雑草が伸びたい放題で、奥の家屋の様子すらうかがい知ることができません。

いつからこんな状態なのかわかりませんが、1年、2年ではなさそうです。

うちの周りは、住宅地として整備されたのは、1980年代のことだと思います。その時、最初に移り住んできた方は、30~40代だったかもしれませんが、当然、今は80~90代。代変わりしている家もあるかもしれませんが、立派な高齢者共存地域とでも呼びたくなる状況です。

つい先日の近くの高齢ご夫婦が、「オレオレ詐欺」の被害に遭いました。それも元祖みたいな「オレ、息子だけど・・・」という電話にひっかかったらしい。今時、そんな手に・・・と思うかもしれませんが、それが高齢者ということ。

人の住まない家は傷む・・・と言いますが、まさにそのままを地で行くような家が、今後も増えるかもしれません。

2026年4月14日火曜日

ゼロ・ダーク・サーティ (2012)

監督のキャスリン・ビグローは、元ジェームズ・キャメロンの妻で、2008年の「ハート・ロッカー」でアカデミー賞の作品賞、監督賞など6部門を受賞し、一躍有名になりました。それの次作となったこの映画では、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件の首謀者とされる、イスラーム過激派アルカーイダの指導者ウサーマ・ビン・ラーディンを10年に渡って追跡したCIAの女性分析官に焦点を当てています。

基本的にはフィクションですが、事実に基づいてドキュメンタリー様に作られたもので、ストーリーは淡々と進みますが、ラストのビン・ラーディン殺害で一気にカタルシスに達するのです。

ビン・ラーディンは、当初アフガニスタンのタリバン政権の庇護を受けていましたが、911後にアメリカのビン・ラーディン引き渡し要求をタリバンが拒否したため、アフガン戦争となるも行方は謎のままになっていました(これは事実)。

2003年、CIAパキスタン支局に配属されたマヤ(ジェシカ・チャスティン)は、当初はアルカーイダの資金調達係だったアンマルの尋問に同席しますが、その拷問のような手法に気後れしてしまいます。しかし、マヤのアイデアによりビン・ラーディンの連絡係として「アブ・アフメド」という人物がいることを聞き出すことができました。

マヤは、様々な資料からアブ・アフメドを特定しようと試みますが、情報があまりに少なく、かつばらばらのため時間が過ぎ去るばかりでした。そんな中で、同僚のジェシカ(ジェニファー・イーリー)が、ビン・ラーディンと接触しうるアルカーイダの医師から情報提供できることになりますが、その人物の自爆により6人のCIA職員と共に死亡します(2009年12月30日 キャンプ・チャップマン攻撃)。

マヤはアブ・アフメドがカギだと信じ、さらなる追求をしますが、上司は本当に存在するのかもわからない人物の調査より日々のテロリズムを優先するのです。さらにアブ・アフメドはすでに死亡しているという情報まで出てくるのですが、イブラヒム・サイードという人物がアブ・アフメドと同一人物であり、現在も生存している可能性が浮上してきます。

サイードの実家の電話番号から、時々サイードから電話がかかっていることを突き止めたマヤは、パキスタン領内でサイードをついに発見し、彼の動向を徹底的に監視するのです。そして、サイードの住まいがパキスタン郊外であり、まるで要塞のような屋敷であることを突き止めます。

衛星画像の解析から、絶対に姿を見せない男がいることを確認したマヤは、それがビン・ラーディンであると確信しますが、数か月だっても絶対的な確証が得られないため、上層部は屋敷への直接行動を承認しようとしませんでした。しかし、マヤの強い説得により、ついに2011年5月2日、アフガニスタンの基地から2基のステルス・ヘリコプターが海軍特殊部隊を乗せて飛び立ちました。作戦のスタートは、夜中の0時30分(ゼロ・ダーク・サーティ)でした。

映画では一部実在の人物を名を変えて登場させていますが、主役のマヤについては多くのCIA局員を取り込んだ人物像のようです。中盤までは、CIAの地道な仕事を描き、映画としての盛り上がりはあまりありません。ただ、これが事実に基づいていることを考えながら見ると、一定の緊張感が持続します。

マヤを通して、実際のCIA職員の成長、危険との隣り合わせの非情な世界を知ることができます。それはエンターテイメントのアクション映画とはほど遠いもので、おそらく真のスパイの世界に近いものなのかもしれません。

ビン・ラーディン殺害のニュースは朝になると世界中を駆け巡りました。パキスタンはアメリカから何の事前連絡も無かったことに強く反発しましたが、おおむね日本を含む各国の反応は対テロリズムへの前進として評価し、批判はほとんどありませんでした。

アメリカ国内では、当然絶賛されましたが、多くの映画賞ではノミネートにとどまったものが多い。映画の中で、CIAが拷問をすることに対する批判か巻き起こったことなどは、マイナス要素になったかもしれません。リアルタイムでこれらの事件を知っている自分としては、その裏で起こっていたことの一端を垣間見ることができたことは重要かもしれません。

2026年4月13日月曜日

ハート・オブ・ストーン (2023)


Netflix制作のガル・ガドット主演のスパイ・アクション映画。監督はイギリス人のトム・ハーパーで、最新のコンピュータ技術を画面一杯に駆使して、新しさを強く押し出しています。

イギリス諜報部の実動役のパーカー(ジェイミー・ドーナン)、ヤン(ジン・ルーシー)、後方支援のベイリー(ポール・レディ)、そしてIT技術担当のレイチェル・ストーン(ガル・ガドット)の4人のチームで、スイスに現れた武器商人の拉致作戦についていました。しかし、手違いがありストーンが現場にでることになるものの、彼らの間の連絡手段がインドの犯罪組織に関わるケヤ・ダワン(アーリヤー・バット)にハッキングされます。

それでも、何とか武器商人を捕えたパーカーでしたが、彼の仲間が待ち構えていることを察知したヤンとベイリーが後を追います。間に合わわないと感じたストーンは、別行動で先回りしての敵を殲滅しました。実は、ストーンは各国が解決できない問題に対処する超国家的な組織、チャーターのメンバーだったのです。

チャーターはハートと呼ばれるあらゆるネットに侵入可能な高性能コンピュータを駆使して、世界中からあらゆる情報を収集し、世界を良い方向に持っていくために最善の方策の確立を導き出し、それをもとにハート、ダイヤ、クラブ、スペードのそれぞれのキングがトップとなって、行動を起こしていました。ストーンはハートの9で、ハートのJが送ってくる指示を受けていたのです。

リスボンにケヤが現れるという情報を入手したMI6は、チームを派遣しますが武装集団に襲われ、ハートの逃げろという指示を無視して、ストーンは仲間を助けるために今まで隠していた戦闘能力によりその場を逃れます。ヤンたちにいったいあなたは何者なのと詰め寄られたストーンは、実はチャーターの一員としてMI6に潜入したことを話ます。しかし、その途端、バーカーがヤンとベリーを射殺し、ストーンには特殊な薬品で昏睡させるのでした。

意識の戻ったスートンの話によって、パーカーは、かつてチャーターの作戦によって自分がごみクズのように捨てられたことへの復讐心によって、若い天才ハッカーのケヤを利用してハートを奪取しようとしていることが判明しました。そして、ハートの指示に従わず、感情で動いたストーンは作戦から外されてしまいます。

パーカーは、ケヤと共にヘリコプターで高高度を航行している飛行船に乗り込み、中に設置されていたハートの奪取に成功します。そこへフライングスーツを着用したストーンが乗り込んできますが、ハートを手に入れたパーカーには逃げられ、ケヤと共に地上に落下するのでした。

既存の物とは別に、世界の平和を守るために活動している"スパイ"組織というのは、「キングスマン」みたいな感じなんですが、ここでも組織の存在根拠とか活動資金源とかの説明はないので、何となく納得しにくいところがあります。あくまでも、それを横に置いておいてということなら、平均点よりはちょっと上のアクション映画というところでしょうか。

そんな固いことはいわずに、単純にガル・ガドットがほとんど一人で暴れまくる映画だと思って見ればいいわけで、敵も味方もそれぞれがお互いに簡単に侵入してしまうとか、結局パーカーの組織の成り立ちはどうなっているのかとか、考えない方が良さそうです。

まぁ、結局のところ、どんなに高性能なコンピュータを駆使しても、人間を完璧にコントロールすることは不可能だし、感情から起こされる行動はコンピュータも予想できないということ。そして、時には感情を優先させた方が良い結果が出ることがあるという内容になっています。

2026年4月12日日曜日

焼きそば


・・・と言えば、「マルちゃん」でおなじみの東洋水産!!

「マルちゃん 焼きそば 三人前」が発売されたのは1975年。発売から50年ということで、(個人的には)たいへん盛り上がっているところです。

製造元の東洋水産が自慢にしているのは、「50年の間、CMは一度もやっていない」ということ。確かに見た記憶はありません。

とにかく、誰もが思うのは「価格の優等生」ということ。

昨今の物価上昇の波が押し寄せる中、いまだに3人前で実質的な販売価格は200円を下回ることが珍しくはありません。

実はもっと安いものも売っていたりするんですが、麺の美味しさはマルちゃんの圧倒的勝利です。逆に高いものと比べても、まったく遜色はありません。

これって、驚異的!!

しかも、冷蔵庫で保管すると、かなり時間が経っても問題ない。体感的には1か月はまったく平気だと思っています。

つまり常備しておくと、米を炊いていない時、洗い物を増やしたくない時などに、パパっと作れて美味しい、嬉しいとなります。

付属の粉末ソースも絶妙なんですが、たまに麺をカリカリに焼いて、あんかけにしたりもします。

これからも愛用することは間違いありません。

2026年4月11日土曜日

国際連合大学


第二次世界大戦以前には、世界の国々をまとめる組織として第一次世界大戦後に設立された国際連盟というのがありました。しかし、結局新たな大戦を防止することができずどんどん弱体化した経緯があります。問題の一つとして指摘されたのが、理事国の全会一致の原則でした。

第二次世界大戦後、世界はあらためて国際連合という枠組みを作りましたが、文化的側面ではいろいろな成果を上げているものの、最も重要な政治ではどうなんでしょうか。

国際連合も、国際連盟と同じで戦争の勝者側が中心となっているのは同じですし、また戦争を防ぐための最も重要な安全保障理事会の決議には理事国の全会一致が必要で、拒否権によって問題が大きくなるほど何も決まらないという印象があります。

冷戦時代の東側・西側という対決構図の中では、ある程度お互いを牽制することで均衡を保つ役割を担っていたかもしれませんが、冷戦が終わり第三世界の進出、イスラム世界との軋轢が顕著になってきた現代の混沌とした世界情勢の中では、ますます存在意義に疑問が生じています。

アメリカの第二期トランプ政権は、相変わらずやりたい放題ですが、その中に国際連合からの離脱の可能性が浮上しています。自分に得にならないものはすべて否定するトランプらしい話ですが、多くの予算を拠出しているアメリカが国際連合から抜けてしまったら・・・

国際連合の財政の分担率はアメリカがトップで22%、次いで中国が15%、日本が8%という具合です。財政が1/4程度になると、多くの下部組織が整理縮小せざるをえないことは明らかです。下手すると国際連盟と同じように国際連合が組織として瓦解してしまうことだってありうる話です。

日本には、国際連合の組織はいろいろありますが、日本に本部がある唯一のものが国際連合大学です。青山通りの旧都電車庫跡地に建設されたもので、国際連合のシンクタンク育成のために「大学院」として機能しているようです。

本当にアメリカが国際連合から離脱したら、リストラ候補の一つに入ることは間違いない。そうなると、青山学院大学の青山通りをはさんだ対面が再び広大な空き地になるということ。隣接するこどもの城も2015年に閉館して以来、取り壊しになるわけでもなく、何かに転用されるでもなく放置されているので、何とも寂しい限りです。

2026年4月10日金曜日

Mr.&Mrs. スパイ (2016)

これはハイテンション・コメディ・スパイ映画です。監督はグレッグ・モットーラ。それほど評判になったわけではないのですが、「ワンダー・ウーマン」のガル・ガドットが、その一つ前に出演していた作品というだけで、まぁ、見ておいてもいいかなという作品。

アメリカのとある郊外の町に住むジェフ・ギャフニー(ギャフニー - ザック・ガリフィアナキス)とカレン・ギャフニー( アイラ・フィッシャー)夫妻は、結婚16年目にしていまだ熱々で、男の子二人がサマー・キャンプに出かけてしまいます。ジェフは宇宙開発に関わる最先端企業の人事部で、従業員の様々な悩みを聞いてあげるのが仕事でした。

そのタイミングで向かいの家を新しく購入したディム・ジョーンズ(ジョン・ハム)とナタリー・ジョーンズ(ガル・ガドット)の夫婦が引っ越してきます。ジョーンズ夫妻は御近所の挨拶としてギャフニー家を訪れ、記念にとティムが作ったという不思議な形のガラスの置物をおみやげに渡しました。

何事にも完璧なジョーンズ夫妻でしたが、町の親睦会の時にティムがこっそりジェフの部屋に入ろうとしていたのを見つけたカレンは、二人に疑問を持ち始め夫婦の行動を監視するようになるのです。ディムはジェフを食事に誘い酔わせて、会社のほとんどの従業員の事を深く知っているジェフからいろいろなことを聞き出すのです。カレンはナタリーを尾行して、怪しげな行動を取っていることを確認しました。

素晴らしい隣人だと言い張るジェフでしたが、カレンの勢いに負けて、二人はジョーンズ家に忍び込みました。すると、たくさんの通信装置やコンピュータを発見し、そこには会社のたくさんの人々のデータや、ロケットの設計図のようなものが映し出されていたのです。二人はジョーンズ夫妻がスパイであることを確信しました。

ジェフは社長にそのことを報告しようと、夫婦で出かけていきますが、二人の目の前で社長が銃撃され殺されます。二人にもマシンガンの銃弾が飛んでくるのですが、その時ジョーンズ夫妻が乗った車が猛然と突っ込んできて、二人に車にのるようにいいつつ、銃を取り出し暗殺者たちに向け発砲するのです。

高速カーチェイスによって、何とか相手を倒して、4人で食事を取ることになりますが、ジェフの山ほどある質問に対してジョーンズ夫妻はほとんど黙秘するだけですが、どうやら政府機関の潜入捜査官らしいことだけはわかりました。でも、やはり隣人として仲よくしようと言って家の前で別れるのですが、その直後ジョーンズ家が大爆発をするのです。

ジェフを演じたギャフニー - ザック・ガリフィアナキスはアメリカのコメディアンとして多くの映画に出演しています。ティムを演じたジョン・ハムも、多数の映画に出演している中堅どころの俳優です。ガル・ガドットは2009年の「ワイルド・スピードMAX」でデヴューし、2016年から演じたワンダー・ウーマンが当たり役となって、一躍名が知られるようになりました。

展開はものすごく早くて、だれるところはありません。ギャフニー夫妻のコントのようなやり取りが適度に挟まって、緩急がうまく効いているように思います。偽物の隣人だった二組の夫婦が、だんだん信頼関係を作っていくところは、本来は無理があるように思いますが、人の話をよく聞くことで信頼を築くジェフの仕事が説得力を持たせています。

アクションはそれほど大したことはありませんし、事件のプロットも単純で平凡です。ただ、隣人がスパイで、彼らの仕事に巻き込まれる一般人が主役という視点は珍しいので、一度は見ておいて損はしないと思います。

2026年4月9日木曜日

自宅居酒屋 #94 アスパラガスのおひたし


アスパラガスが旬の時期になってきて、値段もお手ごろになってきました。

定番の食べ方は、そのままマヨネーズなどをディップするとか、ベーコンと一緒に炒めるとか、薄い豚肉を巻いて焼くなどだと思うのですが、もっと他の食べ方は無いのかなといつも思うわけです。

ある日、スーパーで見かけたのが「おひたし」・・・洋風のイメージが強い野菜なんですが、和風に食べるってどうなのと思いました。

とにかくやってみようということで、一度作ったら実に違和感なく美味しかったので、レパートリーに加わりました。

作り方はいたって簡単。

麺つゆを使って煮るだけです。

味は薄めの方が、アスパラガスの味を損なわないのですが、まぁ、自分のお好みで構いません。太さにもよりますが、沸騰して3分ほどでOKです。

味を〆たかったら鷹の爪を少々入れるとよい。また出たらゴマをパラパラと振りかけると、見た目がアップします。

是非、お試しください。

2026年4月8日水曜日

自宅居酒屋 #93 鯖と春菊の和え物


自宅居酒屋シリーズ・・・なんと1年ぶりの追加です。

とにかく、早くて美味しくて酒の肴にもってこいという料理を考えているわけで、既存のものもあれば、まったくの創作もあるという・・・将来、居酒屋を開いたら(?)お品書きに加えたいものばかりです。

でもって、今回は・・・最近スーパーでよく打っている鯖の干し物の半身。これを使ってみようというわけです。骨取りで売っているものもあり、扱いやすい。

半身一枚をレンチンします。200Wで4分間。冷凍してある場合は、適宜長めにレンチンしますが、やりすぎると固くなるので注意が必要。

冷ましたら、身をほぐします。皮はあってもいいのですが、見栄えを考慮して取り除くほうが良いと思います。

これと混ぜるのは春菊です。魚の臭みが取れるので、鯖が苦手な人もこれならOK。春菊は茹でて、適当な大きさに切り、水気をある程度絞って使います。

鯖の塩気だけでも十分ですが、味が物足りない場合は醤油をお好みで足すとよい。酒だけでなくご飯のお供としても嬉しい一品です。

2026年4月7日火曜日

コンドル (1975)

CIA というのはアメリカの中央情報局のことで、正確にはCentral Intelligence Agencyですが、ようするにアメリカの対外的情報の収集・分析・・・って、スパイ組織ってことですね。この映画は、CIAが舞台になっていて内部の裏切り者を探っていくストーリーです。

原作はジェイムズ・グレイディの小説で「コンドルの六日間」というタイトルですが、映画では半分に縮めて英題は「Three Days of the Condor」になっています。監督は名匠シドニー・ポラックで、多くのポラック作品で主演に抜擢されたロバート・レッドフォードがここでも主演しています。

ニューヨークの一角にこじんまりと入口をかまえるアメリカ文学士協会。実はCIAの末端組織の一つで、部局の人数は総勢で7人。彼らは、世界中の本、雑誌、新聞、学術報告など、活字になったものをすべて読んで、情報漏洩の有無、何らかの未知の情報交換などの痕跡が無いか分析することが仕事でした。

ある日、コード・ネーム、「コンドル」のジョセフ・ターナー(ロバート・レッドフォード)は、皆のランチを受け取るため裏から外出します。しかし、戻ってみると全員が射殺されていて、驚いたコンドルは、CIA本部に緊急連絡を入れます。次官のヒギンスからの指示で路地で待っていると、ヒギンズの部下であるウィックスに銃撃を受けるのです。

何とか逃げ出したターナーは、偶然通りかかった写真家のキャサリン・ヘイル(フェイ・ダナウェイ)の車に乗り込み、とりあえずキャサリンのアパートに隠れるのです。教会を襲ったフリーランスの殺し屋ジョベア(マックス・フォン・シドー)は、引き続きターナーの処分を依頼されるものの、プロのスパイではない知識だけはたくさん持っているターナーの行動が読み切れず、何度かチャンスを失います。

それでも、乗っていた車から潜伏場所を確定したジョベアは、キャサリンのアパートに刺客を送りこみますが失敗。キャサリンは、しだいにターナーが嘘をついていなことを信じて、協力するようになります。そして、ターナーも断片的な情報から、かつて本部に送った報告書の一つが、CIA内部で石油利権に関わる影の組織が存在することを示唆していたことが事の発端であるという結論に達するのでした。

ロバート・レッドフォードが乗りに乗っている70年代ですから、とにかくかっこいい。頭でっかちで、スパイとしての活動歴がない主人公ですが、おどおどしているのは最初だけ。レッドフォードの魅力全開になっています。レッドフォードは翌年には、CIAが起こしたウォーターゲート事件を題材にした「大統領の陰謀」にも主演しました。

フェイ・ダナウェイも、けっこうきついメイクで登場することが多いのですが、ここではちょっと陰のある女性をチャーミングに演じています。殺し屋ジョベアを演じたマックス・フォン・シドーはこの後「エクソシスト」で、メリル神父を演じますが、メイクで超高齢に変身してますので、同じ人とは思えない。

いわゆるスパイ物とは言えないかもしれませんが、スパイの世界の暗部を描いていて、斬り込み方がなかなか面白い映画です。大きな賞は獲得しませんでしたが、監督のポラックと主演のレッドフォードのコンビの作品としては、見応えのある傑作として良いと思います。

2026年4月6日月曜日

寒い国から帰ったスパイ (1965)

戦後にスパイをテーマにした映画としては、最初期の傑作。イギリスとアメリカの合作で、監督はマーティン・リットです。原作者はジョン・ル・カレ。ル・カレはイギリスの外交官であり、MI6(イギリス秘密情報部)に所属していました。ル・カレの書いたスパイ小説はリアリティがあり、その多くが映像化されています。

第2次世界大戦後には、ソビエト連邦を中心とした共産主義経済圏と欧米諸国を中心とした資本主義経済圏に世界は大別されました。いわゆる西側と東側の冷戦の構図です。その象徴的な国がドイツであり、その代表的な存在と言えるのがベルリンでした。

ベルリンは東ベルリン、西ベルリンに分断され、いつの間にか境界部には155kmに渡って高い壁が作られ、東から西への越境者がいないか日夜監視されていました。1989年の「ベルリンの壁崩壊」は、東ドイツ政府の失言から、市民らによって一気呵成に突発的に起こったことでしたが、壁が無くなったことは冷戦時代の終焉の始まりとなったのです。

長年、イギリス情報部の西ベルリン駐在の局員であるリーマス(リチャード・バートン)は、東側の協力者を境界部で殺されてしまいます。イギリスに戻ったリーマスは、責任を取らされて、コントロールと呼ばれる長官から解雇されてしまいます。

それから酒浸りになり、やっと職業安定所から紹介された図書館の仕事に就くことになりました。そこで、英国共産党員のナンシー(クレア・ブルーム)と親しくなりますが、酔って傷害事件を起こし警察に逮捕され、再び職を失ってしまいます。勾留を解かれたリーマスに、東ドイツ側の男が接触してきます。男は大金を餌に、情報部員だった時の話を聞こうとするのでした。

実はこれらのリーマスの行動は、東ドイツ諜報部のNO.1のムントを消すための芝居だったのです。ムントを二重スパイに仕立て上げて、NO.2のフィードラーによって粛清させようというもので、巧妙なリーマスの証言によりフィードラーはムントを告発するのです。査問会が開かれ、リーマスは証人として証言をしますが、ムント側は思ってもいない証人を用意していたのです。

リチャード・バートンは50~70年代に活躍したイギリスの代表的な俳優で、エリザベス・テイラーの「クレオパトラ」でのアントニウス、「荒鷲の要塞」でのクリント・イーストウッドとの共演などが思い出されます。クレア・ブルームは、チツヤプリンの「ライムライト」の他、多くのシェークスピ物に出演しています。

カラーが普通になった時代の白黒映画ですが、かえって寒々とした緊張感が増していて違和感はありません。また、ゆったりした暗い曲調のオリジナルのテーマ曲が。いろいろな演奏でときどき流れるのが、ストーリーを台無しにせずに雰囲気を強調しているところも好感が持てます。

最近のような派手なアクションはありませんが、淡々とスパイとはどういうものかを描いている映画で、静かなスリルが全編を貫いています。誰が真実を言っているのか、誰が嘘をついているのか、本当は誰が誰をどうしようとしているのか、最後まで謎が多く視聴者を釘付けにします。

2026年4月5日日曜日

お目覚め、脳シャキクイズ


基本的に、テレビ番組はほとんど見ないのですが、朝は起きると必ずテレビをつけます。

理由は、時間をいつでも見れるようにしたい、今日の天気予報を確認したい、そしておおまかなニュースを知っておきたいといたところでしょうか。

昔は朝のチャンネルはフジテレビだったんですが、たぶんメインキャスターの大塚さんが病気で降板した後から段々疎遠になりました(三宅さんごめんなさい)。

で、そのころからTBSに合わせるようになったんですが、TBSの朝の情報番組は2021年秋から「THE TIME」というタイトルに代わりました。

それまでは女性キャスター中心で華やかでしたが、視聴率が取れなかったらしく、TBSのエース、安住アナをメインにした企画に変更されました。実際は、4時半から「THE TIME' (ザ・タイム・ダッシュ)」として始まりも5時20分頃からが「THE TIME」になり8時まで放送しています。

最初にニュースのタイトル紹介、天気予報があり、5時27分頃から始まるのが「脳シャキクイズ」のコーナーです。

他愛のないなぞなぞをキャスター陣が考えるだけの5分程度のコーナーですが、確かに寝ぼけた頭の回転を治してくれる・・・かもしれないので、だいたい一緒になって考えてしまいます。

頭の回転が速く正解にたどりつくのが早いのは、南後杏子アナ、佐々木舞音アナ、そして安住紳一郎アナの三人。特に女子アナ二人は、閃きが速く考え方が理路整然としていてかなり頭が良いのだと思います。

それに比べて男子アナ陣は、不甲斐なさすぎ。誰とは言いませんが、こういうところでクリエイティブな仕事ができる人かどうか、ある程度わかってしまいます。

・・・そういう自分は? 正答率は普通よりは良い方なんですが、家で緊張感なく見ているとクイズの正解率は高くなるのでしょうから、まぁ、普通クラスだと思います。ちなみに、「足の下にある家具は?」の問題は、ノーヒントで10秒くらいで答えがわかりましたよ。

2026年4月4日土曜日

SAKURA 2026 @ 茅ケ崎城址公園


晴れ!! 昨日はやっと快晴でした。

3月20日前後に開花が始まった桜でしたが、1週間くらいでほぼ満開、さあ、見頃という時にかんじんの天気が今年は優れない。

雨だけでなく風も強かったりして、花びらを落とし始めたものもけっこうあります。

そんな中、昨日は抜けるような青空が広がる、いわゆる「ピーカン」の天気でした。今日はまた午後風雨予報なので、昨日が唯一、最後の桜日和だったかもしれません。

毎年、サクラを見る場所は同じなんですが、今年の桜を最後に紹介するのはセンター南。市営地下鉄の駅から東に少し行った丘の上にある茅ケ崎城址公園です。

小径にはまた花びらはあまり落ちていないので、何とか満開を保っている感じでした。

センター南で、一番まとまった桜が楽しめるお花見スポットだと思います。


やはり、サクラは青空がよく似合う。

青空と桜・・・ものすごく春が来たというのを実感することができる鉄板の組み合わせですね。

2026年4月3日金曜日

SAKURA 2026 @ ???


いや、もう、雨ですよ、雨。

せっかく桜が咲いたというのに、こう毎日雨風の天気じゃ桜もぼやいているんじゃないかと・・・

ほぼ満開というのに、早くも花びらが散り始めているのには、もうがっかりです。

・・・と、まぁ、だったら、そこを逆手にとって、雨に濡れる桜というのも悪くはありませんね。

@ ??? ・・・って、もったいぶってますが、アップで撮影すると場所はどこでもいいわけですから、こんなタイトルもありだと思います。

2026年4月2日木曜日

SAKURA 2026 @ 荏田南町


毎年お馴染みの、荏田南の一番桜の名所です。

やっぱり、天気がいまいちなので、ちょっと見栄えが悪いのが残念なところ。

それでも、これだけたくさんの桜がまとまって咲いている場所は近くにはありません。

丘の上にある老人施設までの上り坂沿いに桜が植えてあります。施設ができた2005年に桜も植えられ、今年で20回目の満開というところでしょうか。

実際には、10年くらいだったころから見応えがあるようになったんですが、苗木の時から見てきたので、成長が嬉しくなります。あと30年くらいは、この地で見る人を楽しませてくれるでしょう。