2017年7月31日月曜日
選挙
昨日は、横浜市の市長を選ぶ選挙の投票日でした。
国政選挙と比べると、同じ投票所なのにだいぶ静かな感じ。まぁ、地方選挙ですから、当然かもしれません。
横浜市は、8年前に女性の林文子氏が市長になりました。その前の市長だった方は、かなり自己アピールの強いキャラで、いろいろとかき回した。
林市長になってからは、いわゆる「待機児童問題」はかなり改善したことは評価されますが、他に大きな争点が無いのが今回の選挙。
対立候補は新人の二人ですが、いずれも何をどうしたいという声は、横浜の端っこに住んでいる自分の耳には聞こえてきませんでした。
開票結果はすでに林氏の再選が確定しているようで、自民党からは喜ぶ声が出ていますが、別に今のボロボロの自民党政治が許されたわけではない。
横浜市民は林氏という個人を認めただけだし、たまたま自公推薦だっただけ。相乗りして喜ぶなら、国会は衆参議院を解散してみましょうよ(絶対無いでしょうけど)。
一度、すべてをリセットした方が、本当の評価がはっきりするというものです。
2017年7月30日日曜日
今度こそヤモリ
ついこの前、トカゲ、ヤモリ、イモリのことを書きました。その時に見つけたのはどれでもなく、カナヘビという奴のようだったのですが・・・
今度こそ、これは間違いなくヤモリのようです。本当は、ひっくり返してお腹が赤くなければ確定なんですが、何しろすばしっこいですから、写真を撮るだけで精一杯。
家守というくらいで、家を守っていてくれるのでしょうから、いじめてはいけません。なんか、最近爬虫類系が多いなぁ・・・
それにしても、iPhoneのカメラ・・・ダメダメですな。
カメラを重視して7 plusにしたんですけど、ちょっとデジタルズームしたたげで、画面の粗さは目立ちすぎ。光が足りないとノイズの入り方も半端ない。
カメラ機能を中心に考えると、「面白い」写真は確かにiPhoneの方がアプリが充実している感じはしますけど、「画質」としてはXperiaの方が圧倒的に素晴らしい。
このあたりは、それぞれのメーカーのスタンスの違いがはっきりしているところなのかと思います。
2017年7月29日土曜日
カミキリムシ
カミキリムシは、割とよく見かける昆虫です。ぱっと見てすぐに判別がしやすいのは、長い触角と頭と胴体のつなぎ目の角張った感じが特徴的なんでしょうか。
ただ、細かい変異はすごく多いらしく、数百種類以上、世界中だと数万種類のカミキリムシがいるらしい。もうそうなると、色や模様は何でもありということでしょうね。
カブト、クワガタのように昆虫界にもスーパースターがいますが、カミキリムシはどちらかというと汚れ役。
松を食い荒らす「松くい虫」もカミキリムシの仲間ですから、幼虫が材木の中に入り込んで傷めることもあって喜ばれません。
彼らも、ただ生きることに必死なだけなんですけど。
2017年7月28日金曜日
大暑
いよいよ盛夏。二十四節気では、今秋から大暑に入っています。
暑い夏は、比較的咲く花は多くないので、そこらを歩いていると紅い百日紅はたいへん目立ちます。
以前は、まったく気にしていなかったのですが、季節を意識したり、鉢をいじってみると、自分の近くにも庭に百日紅が植わっている家はたくさんある。
百日紅は枝先に花をつけるので、表面が赤くなった様はわかりやすい。こちらの木は、ほぼ満開状態です。
今週は火曜日が土用丑の日でした。べたな反応としては鰻を食べる・・・というところですが、がっつり食べるには昨今は超の上に超がつく高級魚になりました。
ちなみに、今年は土用丑の日は8月6日にもう一度巡ってきます。これを機会に鰻を食べるという方は、もう一度散財するチャンス。
今週蒲焼で食べたなら、次回は白焼きで、ワサビをちよっとつけて、お好みの日本酒と伴にというのもいいかもしれません。
2017年7月27日木曜日
軽自動車
何だかんだで、ずいぶんと自動車を運転してきましたけど、実は軽自動車を所有したことはないし、運転したことも無い。
だからといって、高級車が好きということでもない。ベンツとか乗ってみたいと思ったことは、(たぶん)一度も無い。
ひたすらトヨタ。カリーナから始まって、カリーナED、プラド、アレックス、プリウスα・・・浮気で、マツダのMPV、日産のマーチってな感じ。
軽自動車は、街乗りのちょっとだけ使うなら十分だと思うんですけど、家族の人数とかいろいろ考えると狭いとか、時には遠出をするのに不安とか・・・
一番は安全性。交通事故に巻き込まれると、たいてい軽自動車はぐしゃぐしゃになっているニュースは度々目にします。
でも、ある程度安くて、それなりに走って、何か便利そうな軽自動車はけっこうある。3台目、4台目とかならあってもいいかも・・・
・・・って、置くとこないじゃん!!
2017年7月26日水曜日
バロック歌劇を突破口に
音楽を楽しむときにお勧めの楽しみ方は、気に入ったものが見つかったら、似たような曲、同じ作曲家の別の曲集、あるいはその演奏家や共演者の別のアルバムを次に探すというもの。
こうすると、次々に広がって、どんどんお気に入りが増えていくんですよね。それぞれを掘り下げていくと、際限なく聴きたくなる音楽が出てくるので楽しくてしょうがない。
クラシック音楽は、特に「限られた資源」ですから、何となく聴いているとすぐに聴くものが無くなってしまいます。
自分の場合はどうだったかというと、まずグールドの「ゴールドベルク変奏曲」から始まり、グールドのバッハ物に行き、そしてグールドの他の作曲家の演奏から、いろいろな演奏者によるベートーヴェンやモーツァルトのピアノ・ソナタ全集へとたどりました。
そのうちいろいろな作曲家のピアノ曲を掘り下げているうちに、室内楽、中でもシューベルトが気に入った。有名どころの室内楽を漁り尽すと、オーケストラ物ですが、たまたま選んだのがガーディナーのベートーヴェンの交響曲全集。
ここで古楽演奏に出会い、いっきにバッハのカンタータの世界へ突入し、宗教音楽全般からシューベルトの歌曲へたどり着いてしまいました。
で、結局流れに乗り切れず、何度も挫折を繰り返している最後の砦、自分にとってのエベレストとでも言えるのが歌劇、オペラの世界。
現代音楽については、基本的に無い物としています。確かに存在しているのですが、基本的に無調性の音楽は聴いて楽しくない。ジャズでもクラシックでも理解不能で、それに価値を見出したことはありません。
さて、エベレスト登頂をどうやって成し遂げるのか・・・難題です。
宗教音楽の多くが声楽を含むので、その流れでガーディナーのモーツァルト歌劇はいくつか聴きました。ビデオ映像があるものは、物語の流れがわかりやすく何とか視聴できたのですが、音だけとなると内容が理解できないのでどうも今一つです。かといって、2~3時間かかるオペラをじっくり見入る時間はなかなかありません。
特に宗教音楽での声楽から入ったので、有名どころが多いイタリア歌劇でのビブラート多めの派手な歌い方はどうも好きになれない。
歌手としてはメゾ・ソプラノのフォン・オッターを気に入ったので、クラシックにとらわれない幅広い取り組みは興味深くいろいろ楽しめる。
ということで、今のところとっかかりとして進行中の作戦があります。まったく問題なく楽しめるようになった宗教曲から派生したバロック歌劇、つまりモンテヴェルディ、ヘンデル、そしてグルック、パーセルあたりで、フォン・オッターが参加しているものを漁ってみようということ。
となると、またもやガーディナー先生にお世話になるのが一番よさそうです。実はガーディナーのコンプリートを目指して、けっこうすでに手元に揃っているのですが、ほとんどが一度聴いてそれきりになっている。
何もそこまでして歌劇(エベレスト)を聴こうとしなくてもいいんじゃない? という声が聞こえてきそうですが、あえて言いましょう。
「そこに山(オペラ)があるからさ」と。なんじゃそりゃ!!
こうすると、次々に広がって、どんどんお気に入りが増えていくんですよね。それぞれを掘り下げていくと、際限なく聴きたくなる音楽が出てくるので楽しくてしょうがない。
クラシック音楽は、特に「限られた資源」ですから、何となく聴いているとすぐに聴くものが無くなってしまいます。
自分の場合はどうだったかというと、まずグールドの「ゴールドベルク変奏曲」から始まり、グールドのバッハ物に行き、そしてグールドの他の作曲家の演奏から、いろいろな演奏者によるベートーヴェンやモーツァルトのピアノ・ソナタ全集へとたどりました。
そのうちいろいろな作曲家のピアノ曲を掘り下げているうちに、室内楽、中でもシューベルトが気に入った。有名どころの室内楽を漁り尽すと、オーケストラ物ですが、たまたま選んだのがガーディナーのベートーヴェンの交響曲全集。
ここで古楽演奏に出会い、いっきにバッハのカンタータの世界へ突入し、宗教音楽全般からシューベルトの歌曲へたどり着いてしまいました。
で、結局流れに乗り切れず、何度も挫折を繰り返している最後の砦、自分にとってのエベレストとでも言えるのが歌劇、オペラの世界。
現代音楽については、基本的に無い物としています。確かに存在しているのですが、基本的に無調性の音楽は聴いて楽しくない。ジャズでもクラシックでも理解不能で、それに価値を見出したことはありません。
さて、エベレスト登頂をどうやって成し遂げるのか・・・難題です。
宗教音楽の多くが声楽を含むので、その流れでガーディナーのモーツァルト歌劇はいくつか聴きました。ビデオ映像があるものは、物語の流れがわかりやすく何とか視聴できたのですが、音だけとなると内容が理解できないのでどうも今一つです。かといって、2~3時間かかるオペラをじっくり見入る時間はなかなかありません。
特に宗教音楽での声楽から入ったので、有名どころが多いイタリア歌劇でのビブラート多めの派手な歌い方はどうも好きになれない。
歌手としてはメゾ・ソプラノのフォン・オッターを気に入ったので、クラシックにとらわれない幅広い取り組みは興味深くいろいろ楽しめる。
ということで、今のところとっかかりとして進行中の作戦があります。まったく問題なく楽しめるようになった宗教曲から派生したバロック歌劇、つまりモンテヴェルディ、ヘンデル、そしてグルック、パーセルあたりで、フォン・オッターが参加しているものを漁ってみようということ。
となると、またもやガーディナー先生にお世話になるのが一番よさそうです。実はガーディナーのコンプリートを目指して、けっこうすでに手元に揃っているのですが、ほとんどが一度聴いてそれきりになっている。
何もそこまでして歌劇(エベレスト)を聴こうとしなくてもいいんじゃない? という声が聞こえてきそうですが、あえて言いましょう。
「そこに山(オペラ)があるからさ」と。なんじゃそりゃ!!
2017年7月25日火曜日
老眼鏡
今年になって、急に老眼が進んだ気がします。
いや、とっくにありましたけどね。
40歳過ぎた頃から、寝転がって本を読むというのが辛くなりました。本を離すと字が見えるのですが、小さくなるので、特に文庫とかは読めない。あー、これが老眼というものかと実感したわけです。
とりあえず、眼鏡店にいって、視力を計測してもらった上で、ちゃんとした老眼鏡を作成。ところが、ちょうど視力に良過ぎるのか、かけるとけっこうきつい感じで、かえつて目の疲労感があり、どうしてもという時だけしか使わない。
でも、パソコンの画面とかは老眼鏡無しでもあまり苦にならず、モニター解像度がどんどん細かくなってもあまり気にしませんでした。
もともと近視・乱視のがちゃ目ですから、老眼を加わり何でもありです。ただし、運転免許はぎりぎり「眼鏡無し」です。
なんで最近老眼が悪化したのかはよくわかりませんけど、出来合いの老眼鏡を新しく買いました。一番弱い1.0というのですけど、おそらく実際の視力には不足気味なのかもしれませんが、十分見やすいし目が疲れません。
眼鏡のフレームについては多少こだわりがあって、なるべく細いもの、できればフレームレスがいい。眼鏡を常用しているわけではないので、視界にフレームが目立つのはけっこう気になる。
出来合いの物は安いのですが、それほど種類が無いのですが、そこはさすがに天下のAmazonでまぁまぁ希望通りのものを見つけられました。
さらにパソコン対応でブルーライト・カットだし、全部プラでちゃちい感じはありますけど、とにかく軽い。自宅用とクリニック用に2つ揃えました。
2017年7月24日月曜日
日本は亜熱帯
温帯地域と小学校で習って以来、日本は本来温帯に属する地域になっているはずですが、この何年かは、熱帯とまではいかないにしても、この夏の暑さは亜熱帯状態。
熱帯では普通にあるスコールが、ゲリラ豪雨と呼ばれて各地で被害をもたらすという状況です。昨日は風があっても、じめじめ感は強く、快適とはほど遠い。
ところが、この気候による地域の呼び方は「ケッペンによる気候区分」というものによるんですが、実は「亜熱帯」というのは無いんですね。
知らなかった、へぇ~、そうなんですか・・・と、いうだけのことですけど。
気温と降水量、そして植物の生育状況から決めるんだそうですが、熱帯、乾燥帯、温帯、亜寒帯、寒帯の5つが基本分類。乾燥帯と寒帯は植物が生えないので無樹林気候と呼ばれます。
ですから、亜熱帯というのは、気温が高く降水量が多い温帯の中の一部を便宜上呼ぶ言葉として使われています。一定の定義は無いので、意味合いが異なることもあるようです。
他にも、ちよっとマニアックなフローンとかアリソフの気候分類というのもあるんだそうで、この中では「亜熱帯」という言葉が使用されたりします。
一般人にとっては、本来過ごしやすい快適な「温帯」よりは、暑苦しさが増したということでの「亜熱帯」で困ることは無いと思いますけどね。
2017年7月23日日曜日
食べて治る?
こんな新聞広告よくあるでしょう?
これって、いわゆる健康食品の宣伝。テレビのCMにも似たようなものはたくさんあって、中にはそれなりに有名なタレントさんが出てきます。
整形外科で、老化現象で軟骨が無くなってますという説明はよくするんですけど、しばしばこの手の「薬」を飲んだ方がいいかと尋ねられます。
まず、間違いは薬じゃありませんから。食品です。美味しいと思うならどうぞ、としか言いようがない。
何に効くとかどこにも書いてませんから。「こんな方に」と書いてありますけど、「こんな方」がこれを食べたからどうなるとは書いてない。
自分が医者になった頃に、すでに軟骨を増やす研究は盛んに行われていました。あれから30年以上たっていますけど、いまだに実用的な手法は確立しているとは言い難い。
食べて何とかなるなら、そんな簡単なことはありません。
だから、山中教授のiPS細胞はノーベル賞の価値があるんです。再生医療の現実的な可能性を広げ、軟骨の再生も理論上は可能にした画期的な業績です。
この手の健康食品に、毎月多額の出費をするなら、毎月一度は高級ホテルでディナーとかの方が、精神衛生上いいんじゃないかと・・・
2017年7月22日土曜日
2017年7月21日金曜日
手打ちそば おおつか @ センター南
機会があれば、手打蕎麦店を探して、あちこち・・・といっても基本は横浜市北部だけ、巡っていますが、今回は久しぶりに手打ちそば おおつかに戻ってきました。
久しぶりですが、「ホーム」という感じがします。ちよっと遅めでしたが、ちょうど一番の混雑が過ぎたくらいだったようです。
夏は暑さで昼過ぎからのお客さんは少ないということで、開店時間は30分繰り上げて11時だそうです。2時くらいまでには、その日に打った蕎麦は終わって閉店になります。
さて、今回は・・・まだ食べていないメニューを選択。
とろろせいろ、です。
蕎麦については、今更何をかいわんや。手打ちで細切り。数十秒だけ、さっと湯にくぐらせた蕎麦は、しっかりとした食感を残しつつも喉越しはとても滑らか。
これまでにブログに登場した蕎麦店の中では、ダントツのトップをキープしています。おおつかさんの蕎麦が一番旨いなぁと思うのは、変わりありませんでした。
とろろせいろは、濃厚なとろろがたっぷり器に入っています。夏場に向いたチョイスかと思います。刻んだ大葉がアクセントになって、口の中に爽快感も広がります。
ただ、ちょっと注意したいのは、とろろの味が強いので、蕎麦の味が弱くなってしまうこと。
せっかくの美味しいおおつかさんの蕎麦ですから、蕎麦を蕎麦として味わうことを忘れてはいけません。おかわりせいろを頼んで、こちらはざるで食べました。
2017年7月20日木曜日
バーミアン @ Somewhere
一時はいろいろなファミレスがそこら中にあり、供給を満たすだけの需要があったのだと思います。しかし、人々の気持ちは時代とともに変わり、今はレストランにもより専門性を求めています。
何でも揃えています的なファミレスより、多少高めでもディープなメニューのある店の方が話題になり、ファミレスはかなり廃れてしまった感が否めません。
すかいらーく系は、早くから専門店的な分化をして、比較的時代を先取りしてきたせいか、ファミレスの中では生き残り組の代表なのかもしれません。
そのすかいらーくの中華の店がバーミアン。多少、店舗数は減ったように思いますが、ラーメン以外の中華料理を安く食べたければ便利な存在。味は・・・値段なりだとは思いますけど・・・
さてさて、10年ぶりくらいに利用しました。久しぶりのバーミアンは・・・店の雰囲気、メニューなど、ほとんど変化は無いように思いました。
食べたのは担々麺。これは、以前は無かったメニュー。担々麺が一般に知られるようになったは、やはりこの10年くらいじゃないでしょうか。
今では立派に市民権を得て、こだわりのラーメン専門店でも、独自の担々麺のメニューが加わっていることも珍しくなくなりました。
バーミアンの担々麺はと言うと・・・さすが、バーミアン!! 期待通りの味。本当に、見事なくらい・・・普通の味です。
つまり、スーパーで2食入り298円とかで売っているいろいろな生麺のパックで作ったような味。具材が乗っている分だけ、家庭では出せない味わいがある・・・とでも言いましょうか。
だからって、ダメ出ししているわけじゃない。バーミアンですから、ファミレスですから、万人に均等にうける料理を提供する店ですから、これでいいんです。
小さいお子さんからお年寄りまで、誰もがそれなりに美味しいと感じられるものが出てこないと困る。そういう意味で合格です。
2017年7月19日水曜日
茄子と挽肉のカレー
最近は、作り方はそんなに変わりないのですが、少しでもカロリー減らした「ヘルシー志向」のカレーライスを作るようにしています。
それからすると、やや志後退のカレーになってしまうのですが、今回のタイトルは「茄子のキーマカレー」です。
挽肉をメインにするだけに、ここでのカロリー・アップ、そして脂肪増量は避けられない。工夫としては、豚挽肉と鶏むね肉挽肉を半々にしたくらいでしょうか。
通常の倍くらいの玉ねぎを、半分焦げるくらいまで炒めます。ペースト状になったら、さらにトマト、にんじん、オキアミを細かくみじん切りにしたものを投入。
ニンニク、ショウガ、黒コショウ、唐辛子・・・あとは、てきと~にスパイスを。バジルとか、コリアンダーあたりはおすすめでが、カレー粉にどうせ含まれるので、お好みでどうぞ。
かき回せる程度に水を追加して、ブイヨンとかコンソメとかで味を整えます。何となく全体がなじむまで煮込みます。
カレー粉は一番一般的なS&Bとかのでいいんですが、今回は先にフライパンで炒りました。カレー粉を炒ると、少し風味が減る感じがしますが、スパイスのとんがり感が減るので、一晩寝かしたカレーっぽく仕上がりますし、完成時の色も黒っぽくできます。
茄子も煮崩れしやすいので、形がわかる程度に細切れにして、だいたい煮込んだところで入れますが、火は止めて10分くらい蓋をして余熱のみで調理。
じゃがいももはいっているのですが、これもみじん切り。最初に入れると溶けちゃうので、別にフライパンで炒めておいて、最後の最後に鍋に投入しました。
こだわりのポイントは・・・とにかく小麦粉は使わない。できるだけ素材からの水分で作ること。そんなところでしょうか。
とりあえず、サフラン・ライスにかけて彩を加えれば・・・・1時間で、まろやかな甘みを感じられるキーマカレーの完成です。
2017年7月18日火曜日
水
水は大事。人も生物、水無しではいきていけません。
お茶がボトルに入って売られ始めた頃は、こんなのわざわざ買うかいと思ったものですが、さらにただの水が商品になりました。
硬水、軟水、いろいろ取り混ぜて、いまや海洋深層水とか酸素水とか水素水とか・・・いや、もう、水の種類にそんなにいろいろあるんかい、という感じです。
味覚に敏感な方は、それぞれを区別して味わえるのでしょうが、自分は・・・ぶっちゃけ、どれを飲んでもよくわからない。
そもそも、昭和の東京で育ちましたから、塩素ばりばりの水をかぶかぶ飲んでましたので、どれを飲んでもましなわけで、今でも水道の蛇口から出る水で何の問題も感じない。
ですから、水のペットボトルだけはさすがに買う気がしないんですが、我が家にも需要があるんですよね。
たいていは500mlのペットボトルで100円くらい。これは、なんか高級感のある水でスーパーで150円。ネットだと、むしろもっと高いこともあるみたいです。
たまたま全品10%オフ・セールをしていたので、買い込んだということ。口が広くてボトルがおしゃれな感じなんで、マイ・ボトルとしてしばらくは繰り返し使えるということで、その分で数十円プラスと思えば付加価値としては許せる範囲かと。
とにかく暑い。やはり水分を持ち歩く必要性は昔より高いですから、いろいろとお気に入りの水を探すのもありかもです。
2017年7月17日月曜日
フォン・オッターのコンプリートは厳しい
さてさて、一体今までにこのブログに「クラシックの歌物は苦手」と何度書いたことか。
そもそも、たぶんイタリア歌劇のイメージ・・・(好きな人には申し訳ないけど)やたらと大袈裟な感じが、そういう印象を作った元凶。今でも、その手のものは受け付けられないのは変わりない。
ですから、ディーボとかディーバと呼ばれる有名イタリア語歌手については・・・ほとんど手を出していません。
三大オペラ・テノール歌手と呼ばれていたパバロッティ、 ドミンゴ 、カレーラス、そして絶対的ディーバのマリア・カラスなどは聴く気もしない。 バッハのカンタータで声楽の苦手意識がなくなった関係で、シューベルトの歌曲も聴けるようになったので、自分にとってはクラシックの歌手のお気に入りは、当然そういったジャンルが得意な人たちに絞られます。
特に初めて歌手の名前を意識したのは、J.E.Gardinerによるモーツァルトのレクイエム。CDよりビデオが先で、動画から入ったので当然テノール、バリトンのおっさん二人よりもソプラノ、アルトの女性二人に目が行くわな。
ソプラノはアメリカ人のバーバラ・ボニー、そしてアルト、正確にはメゾ・ソプラノがスウェーデン出身のアンネ・ゾフィー・フォン・オッター。ソプラノの澄んだ響きもいいんですけど、それよりちよっと低い音域で、声に丸みがあり艶やかな抱擁感があるアルトの方が好みに思いました。
フォン・オッターは1955年生まれで、自分よりちょいとお姉さん。Gardinerの初期の常連で、多くの宗教曲やバロック歌劇に80年代末から登場しました。
Gardinerを集めていると、フォン・オッターが登場する作品は、バッハはマタイ受難曲、クリスマス・オラトリオ、モンテヴェルディのポッペア、オルフェ、ヘンデルのJephta、Agrippina、クリュックのAlceste、オルフェとユリシーズ、モーツァルトのレクイエム、ハ短調ミサ曲、イドメネオ、ティートの慈悲、ベルリオーズのファウスト、キリスト、ヴェルディのレクイエム等々・・・探すときりがない。
もちろん、G.ショルティのバッハとか、T.ピノックのヘンデル、R.ゲーベル、ミンコフスキーのヘンデル「アリオダンテ」などそうそうたる面々との競演が多数ありますが、フォン・オッターをスター歌手にしたのは、やはりGardiner大先生の功績が大きい。
1994年にリリースしたクルト・ヴァイル作品集は、Gardinerの企画でクラシック、特に古楽系中心だったフォン・オッターのレパートリーをミュージカルに広げ、ジャンルにとらわれずに躍進するきっかけになりました。
その後のクロスオーバーした様々なアルバムは、一つ一つの話題性もさることながら、年輪を重ねて円熟味を増した声質と共に耳に心地よく響きます。
ただ、自分名義のアルバムだけならコンプリート可能とは思いますが、さまざまな参加作品はかなり幅広く、どう考えても好きになれそうにないものも含まれますので、すべてを収集するのはさすがに難しそうです。
現在、たぶんGardiner物はすべてあると思いますが、リーダー作については半分くらいでしょうか。ちょっと次の目標で頑張ってみようかな。
そもそも、たぶんイタリア歌劇のイメージ・・・(好きな人には申し訳ないけど)やたらと大袈裟な感じが、そういう印象を作った元凶。今でも、その手のものは受け付けられないのは変わりない。
ですから、ディーボとかディーバと呼ばれる有名イタリア語歌手については・・・ほとんど手を出していません。
三大オペラ・テノール歌手と呼ばれていたパバロッティ、 ドミンゴ 、カレーラス、そして絶対的ディーバのマリア・カラスなどは聴く気もしない。 バッハのカンタータで声楽の苦手意識がなくなった関係で、シューベルトの歌曲も聴けるようになったので、自分にとってはクラシックの歌手のお気に入りは、当然そういったジャンルが得意な人たちに絞られます。
特に初めて歌手の名前を意識したのは、J.E.Gardinerによるモーツァルトのレクイエム。CDよりビデオが先で、動画から入ったので当然テノール、バリトンのおっさん二人よりもソプラノ、アルトの女性二人に目が行くわな。
ソプラノはアメリカ人のバーバラ・ボニー、そしてアルト、正確にはメゾ・ソプラノがスウェーデン出身のアンネ・ゾフィー・フォン・オッター。ソプラノの澄んだ響きもいいんですけど、それよりちよっと低い音域で、声に丸みがあり艶やかな抱擁感があるアルトの方が好みに思いました。
フォン・オッターは1955年生まれで、自分よりちょいとお姉さん。Gardinerの初期の常連で、多くの宗教曲やバロック歌劇に80年代末から登場しました。
Gardinerを集めていると、フォン・オッターが登場する作品は、バッハはマタイ受難曲、クリスマス・オラトリオ、モンテヴェルディのポッペア、オルフェ、ヘンデルのJephta、Agrippina、クリュックのAlceste、オルフェとユリシーズ、モーツァルトのレクイエム、ハ短調ミサ曲、イドメネオ、ティートの慈悲、ベルリオーズのファウスト、キリスト、ヴェルディのレクイエム等々・・・探すときりがない。
もちろん、G.ショルティのバッハとか、T.ピノックのヘンデル、R.ゲーベル、ミンコフスキーのヘンデル「アリオダンテ」などそうそうたる面々との競演が多数ありますが、フォン・オッターをスター歌手にしたのは、やはりGardiner大先生の功績が大きい。
1994年にリリースしたクルト・ヴァイル作品集は、Gardinerの企画でクラシック、特に古楽系中心だったフォン・オッターのレパートリーをミュージカルに広げ、ジャンルにとらわれずに躍進するきっかけになりました。
その後のクロスオーバーした様々なアルバムは、一つ一つの話題性もさることながら、年輪を重ねて円熟味を増した声質と共に耳に心地よく響きます。
ただ、自分名義のアルバムだけならコンプリート可能とは思いますが、さまざまな参加作品はかなり幅広く、どう考えても好きになれそうにないものも含まれますので、すべてを収集するのはさすがに難しそうです。
現在、たぶんGardiner物はすべてあると思いますが、リーダー作については半分くらいでしょうか。ちょっと次の目標で頑張ってみようかな。
2017年7月16日日曜日
つい日本の政治に愚痴を言いたくなった
ブログで政治の話を取り上げるのは「危険行為」とされているんですが、昨今の日本の政界のあまりにお粗末な話題には辟易しています。
大臣の不適当発言は言うに及ばず、それらを問題ないと言い切っておきながら、支持率が下がると簡単に「再調査します」とか、「やはり出席します」とか・・・
とにかく後から前言を翻して国民目線をアピールする、内閣のあまりに見え透いたその場しのぎが目に余る。
トランプがやりたい放題はしょうがないけど、そのかわりそれが嫌なら中間選挙で国民が直接彼を下ろすことができる。
ところが、日本の総理大臣はそうはできないのに、トップは自分のことを直接選挙で選ばれた大統領と勘違いしているとしか思えない。
昔の自民党「一党独裁」時代のイメージを追いかけているんでしょうが、何しろ与野党ともにカリスマ性のある強烈な個性が感じられる政治家がいない。
自分の知っている時代の政治家は、佐藤栄作、そして三角大福、市川房江、土井たか子といった方々で、それぞれ強烈な個性 ー いわゆるオーラというものがあって、良くも悪くも日本を牽引する力を持っていました。
そういうスター政治家の二世どころか、三世までもが登場して、親の後を継ぐのが当たり前という、力だけは最初から持っていますが、もう日本をどうにかしたいという信念とかは最初から持ち合わせていないような雰囲気です。
もっとも、自分も父親が医者でした。正直、本心から医者になりたいと思って医者になったとは明言できません。病気で苦しむ人々を何とかしたいとか、そんなかっこいいことを言える立場ではありません。
ですから、親の敷いた既定路線に乗ることには強い反発心がありました。少なくとも、親とは違う診療科を選び、父親の医院を継ぐことはしませんでした。親不孝だったかもしれませんが、そのかわり仕事に真摯に打ち込めていると思っています。
世襲政治家のすべてがダメとは言いませんが、彼らからは謙虚さみたいなものは感じられません。公務員の頂点であることを勉強して、「反発勢力に負けるわけにはいかない」ではなく、「敵対する人々も納得させる」努力をしてもらいたいと思います。
2017年7月15日土曜日
小暑
暦の上では七夕頃からは小暑、いよいよ本格的に暑くなってくる。今週になって、まさに気温が上昇し、梅雨はどこへ行ったやら状態です。
こういう暑い時に旬な食べ物と言えば・・・ふぐ。
いやいや、そんなわきゃない。ふぐは秋の彼岸から春の彼岸が旬とされ、冬の代表的な食べ物。真夏にふぐというのは、季節感逆転も甚だしい。
この時期の旬のものというと、鱧(はも)とか鮑(あわび)とかなんでしょうか。いずれにしても、どれも高級品で、簡単には口にできません。
そもそもふぐは、一年中いつでも海にいるはず。代表的な食べ方が鍋ですから、そもそも冬に多くなる。また、冬の時期に日本近海で捕りやすいということのようです。
また、養殖ふぐも盛んで、天然物と比して遜色ないことから、食べたければいつでもOKということのようです。ただ、どっちにしても高価な食材であることにかわりない。
今回は、たまたま頂き物で数か月前に手に入れ、冷凍していたもの。食べるチャンスをうかがっていたのですが、暑くなってしっかり汗を出そうということで真夏の鍋になりました。
ふぐの独特の食感は、旨さを倍増させます。〆はご飯を入れておじやです。何か、贅沢している感があって、大満足なのでした。
2017年7月14日金曜日
Yuja Wang / Rachmaninov No.3 & Prokofiev No.2
もう一人、若手のピアニストで人気があるのは・・・中国人のユジャ・ワンかな。
ブニアティアシヴィリと同い年で、1987年生まれ。こちらも今年で30歳。実際のところブニアティシヴィリよりも、早くから注目されていたといってもいいか。
何しろCDメジャー・デヴューは2009年の王道のショパン・アルバムで、しかも名だたるドイツグラモフォンからのリリース。
ブニアティアシヴィリは2011年にSony Classicalからリスト・アルバムでデヴューですから対称的です。
そういうこともあってか、二人とも超の上をいくバカテクなんですが、その演奏スタイルもロマンのユジャとパワーのブニアティアシヴィリという印象を持ちます。
ヴィジュアルは・・・って、ここも大事。昔と違って動画が簡単に見れる時代ですから、いかにクラシックといえども見た目のインパクトはかなり関与してくる。
スタイルについては、ブニアティアシヴィリの圧倒的な勝ちであることは文句の付け所がありません。本人も自分をどう見せるか、かなり意識していると思います。演奏中の動きも派手。
ユジャ・ワンは小柄な、いかにも東洋人という感じですが、昔のピアニストのイメージからすればけっこう攻めているファッションです。演奏スタイルは比較的動きは少なく、とにかく音楽の中身を伝えることに集中している感じ。
結局、静のユジャ・ワンと動のブニアティアシヴィリ、「お嬢様」のユジャ・ワンと「ギャル」のブニアティアシヴィリみたいなところがあったりします。
そこで、ラフマニノフです。最近はまっている協奏曲第3番なんですが、ユジャは2013年のアルバムがあります。第2番はすでに2011年にリリースしています。
比較的淡々と弾いている感じがしますが、一つ一つの音を確実にこなしていく感じで安定感は抜群。あまりにさらっと弾いてしまうので、難しさが陰を潜めてラフマニノフのロマンティシズムが前面に出た演奏として好感が持てる。
あらためてブニアティアシヴィリの演奏を聴くと、こちらは音符がまとまってしまっても気にしないで、全体のダイナミックさを強く出した演奏でかっこいい。
どちらがいいかっていうのは好みの分かれるところですけど、まぁ贅沢にどっちも楽しむことができるのは野次馬の特権ですよね。
ブニアティアシヴィリと同い年で、1987年生まれ。こちらも今年で30歳。実際のところブニアティシヴィリよりも、早くから注目されていたといってもいいか。
何しろCDメジャー・デヴューは2009年の王道のショパン・アルバムで、しかも名だたるドイツグラモフォンからのリリース。
ブニアティアシヴィリは2011年にSony Classicalからリスト・アルバムでデヴューですから対称的です。
そういうこともあってか、二人とも超の上をいくバカテクなんですが、その演奏スタイルもロマンのユジャとパワーのブニアティアシヴィリという印象を持ちます。
ヴィジュアルは・・・って、ここも大事。昔と違って動画が簡単に見れる時代ですから、いかにクラシックといえども見た目のインパクトはかなり関与してくる。
スタイルについては、ブニアティアシヴィリの圧倒的な勝ちであることは文句の付け所がありません。本人も自分をどう見せるか、かなり意識していると思います。演奏中の動きも派手。
ユジャ・ワンは小柄な、いかにも東洋人という感じですが、昔のピアニストのイメージからすればけっこう攻めているファッションです。演奏スタイルは比較的動きは少なく、とにかく音楽の中身を伝えることに集中している感じ。
結局、静のユジャ・ワンと動のブニアティアシヴィリ、「お嬢様」のユジャ・ワンと「ギャル」のブニアティアシヴィリみたいなところがあったりします。
そこで、ラフマニノフです。最近はまっている協奏曲第3番なんですが、ユジャは2013年のアルバムがあります。第2番はすでに2011年にリリースしています。
比較的淡々と弾いている感じがしますが、一つ一つの音を確実にこなしていく感じで安定感は抜群。あまりにさらっと弾いてしまうので、難しさが陰を潜めてラフマニノフのロマンティシズムが前面に出た演奏として好感が持てる。
あらためてブニアティアシヴィリの演奏を聴くと、こちらは音符がまとまってしまっても気にしないで、全体のダイナミックさを強く出した演奏でかっこいい。
どちらがいいかっていうのは好みの分かれるところですけど、まぁ贅沢にどっちも楽しむことができるのは野次馬の特権ですよね。
2017年7月13日木曜日
椰子
椰子の木があると、いっきに南国気分。夏によく似合う。
もちろん、椰子と言ってもいろいろあるようですから、日本の庭先に植わっているのは、リゾート地にあるような大木とはだいぶ違うかもしれません。
観葉植物としてだけでなく、ココナッツ、そのミルク、ナタデココ、アサイーなどなど、食用として利用価値が高い植物。
そういえば、宮崎と言えばフェニックス。何となくフェニックスは不死鳥だと思っていたのですが、フェニックスは椰子の木の一種ですね。
半世紀くらい前には、新婚旅行の定番の一つが宮崎で、フェニックスが両側に並んだ道を連れ添って歩くというのはロマンがあった・・・んですけど、時代は変わりました。
2017年7月12日水曜日
Khatia Buniatishvili / Rachmaninov Concerto No.2 & 3
自分はある程度好きな音楽が定まると、あまり守備範囲をひろげず、とことこ聴き込む性質。例えば、ジャズだったら、マイルス・デイビス一人で十分間に合うのですが、あとはコルトレーンとエバンスで補充すれば、もう新しい人とかはどうでもいい。
クラシックでもそうで、演奏家についてはピアノはグールドとアルゲリッチで事足りる・・・だったんですけど、最近、いやこれは、なかなか聴くべき、そして見るべきピアニストが増えました。
Khatia Buniatishvili・・・カティア・ブニアティシヴィリという若いピアニスト。
女性です。綺麗です。現在30歳。なんか弾けている感じがあります。一番大事な演奏も凄い。何がって、ピアノの演奏技術もバカテクですけど、表現もスピード・強弱とも自由自在で、ミスタッチなんてもまったく怖がっていない。
困るのは名前が覚えにくい。旧グルジア出身で、小さい頃から名だたるコンクールで名を馳せ、10年くらい前から一気に知名度があがり、世界各国でひっぱりだこの人気アーティストになりました。
YouTubeで、これまでの活躍はたくさん見れるわけですが、やはり現代的というか、ヴィジュアル的に生えることは、これまでの女流ピアニストの比ではありません。
アルゲリッチも若い時はかなりの美形でしたが(今もですけど)、かなり攻めているファッションにしても、弾いている時の表情にしても、ブニアティシヴィリは会場だけではなく、いろいろな形で動画として視聴するすべての人を意識しているんでしょう。
最新盤はラフマニノフです。協奏曲の2番と3番の組み合わせ。いずれも名曲、難曲です。どちらも、ネットの動画としても見れるので、その凄さは一目瞭然です。
フォルテッシモでの、強力な打鍵はスピードが速くなっても衰えることを知りません。独奏になると、どんどん早くなって、多少のミスがあっても怒涛の如く進んでいくエネルギーはすべてを許してしまう感じ。
一方、ピアニッシモではほとんど会場では聴き取れないんじゃないかくらい繊細な表現をする。まったく自由奔放に・・・まるでジャズのように弾いている感じがするのですが、オーケストラがうまいのか、アンサンブルの中への溶け込み具合も悪くない。
まだアルバムもそんなに多くないので、ずっと追いかけてみる価値がある新しいスターを見つけたという感じがします。
クラシックでもそうで、演奏家についてはピアノはグールドとアルゲリッチで事足りる・・・だったんですけど、最近、いやこれは、なかなか聴くべき、そして見るべきピアニストが増えました。
Khatia Buniatishvili・・・カティア・ブニアティシヴィリという若いピアニスト。
女性です。綺麗です。現在30歳。なんか弾けている感じがあります。一番大事な演奏も凄い。何がって、ピアノの演奏技術もバカテクですけど、表現もスピード・強弱とも自由自在で、ミスタッチなんてもまったく怖がっていない。
困るのは名前が覚えにくい。旧グルジア出身で、小さい頃から名だたるコンクールで名を馳せ、10年くらい前から一気に知名度があがり、世界各国でひっぱりだこの人気アーティストになりました。
YouTubeで、これまでの活躍はたくさん見れるわけですが、やはり現代的というか、ヴィジュアル的に生えることは、これまでの女流ピアニストの比ではありません。
アルゲリッチも若い時はかなりの美形でしたが(今もですけど)、かなり攻めているファッションにしても、弾いている時の表情にしても、ブニアティシヴィリは会場だけではなく、いろいろな形で動画として視聴するすべての人を意識しているんでしょう。
最新盤はラフマニノフです。協奏曲の2番と3番の組み合わせ。いずれも名曲、難曲です。どちらも、ネットの動画としても見れるので、その凄さは一目瞭然です。
フォルテッシモでの、強力な打鍵はスピードが速くなっても衰えることを知りません。独奏になると、どんどん早くなって、多少のミスがあっても怒涛の如く進んでいくエネルギーはすべてを許してしまう感じ。
一方、ピアニッシモではほとんど会場では聴き取れないんじゃないかくらい繊細な表現をする。まったく自由奔放に・・・まるでジャズのように弾いている感じがするのですが、オーケストラがうまいのか、アンサンブルの中への溶け込み具合も悪くない。
まだアルバムもそんなに多くないので、ずっと追いかけてみる価値がある新しいスターを見つけたという感じがします。
2017年7月11日火曜日
蜥蜴、家守、井守
トカゲ、ヤモリ、タモリ、イモリ、ミユキ・・・はい、この中で仲間はどれ?
タモリとイモリはタレント、ミユキは? でもトカゲとヤモリとイモリも似ているし・・・
生物には、似て非なるものがたくさんあったりします。その逆もある。身近なところで、よく問題になるのが、トカゲとヤモリとイモリの違い。
イモリは簡単で、イモリは井守と書いて、水を守る。つまり水の中で生活する両生類。トカゲとヤモリは陸生で爬虫類です。
トカゲはまぶたがあるので瞬きをしますが、ヤモリはしません。トカゲは昼間に動いて、ヤモリは夜に活動するのが基本。ヤモリの方が頭が膨らんでいて、壁や窓などに張り付いていたりして、敏捷性はトカゲに劣る。
他にも似ているものでカナヘビ、トカゲモドキというのもいたりする。
でもって、この写真。よく見ますよね。ふだん、庭先などでチョロチョロしている奴です。
どうも、いろいろネット検索してみると、今までトカゲだと思っていましたが、どうもカナヘビのようです。う~ん、どれがどれやら。
2017年7月10日月曜日
横濱家 @ 川崎・犬蔵
尻手黒川通りの東名川崎インターから百合ヶ丘方面に少し行ったところにあるのが、ラーメン店の横濱家の東名川崎店。
もう20年くらい前の事ですが、当地に引っ越してきて、最初に寄ったラーメン店です。このブログでも横濱家のことは何度も書いているわけですが、いわゆる家系、豚骨醤油ならやはりここ。
チェーン店が増えて、横濱北部中心に横濱家はたくさんあるものの、東名川崎店が基本の味という気持ちがどこかにある。作り手は変わっているはずなのに。
今回はシンシンメンです。いかにも辛そう。オーダーで辛さは選べるので、「普通」にしましたが・・・実際、かなり辛い。
近くのお気に入りの初代の一番辛いメニュー、鉄火麺は平気。これも何てことはない・・・と思ったら大間違いでした。
山椒が効いていて、見た目の辛さ以上の辛さが・・・美味しく食べられる限界に達している感じがします。
中華の四川料理の麻婆豆腐の味というとわかりやすい。麻婆豆腐からとろみを無くして、豆腐のかわりに麺を入れた感じ。ちよっと甘い挽肉がアクセントになって、辛さとのバランスをとっています。
辛いのが苦手の方は避けるか、あるいは辛さは少な目、タレも薄めとかの注文がいいかもしれません。得意という方は、お好きなだけどうぞ。
2017年7月9日日曜日
TRUNK (HOTEL) @ 原宿
原宿といえば、若者の情報発信のメッカ。日々、新しいことが始まり、そして消えていく街。
ただの開業医のおじさんには関係ないという・・・しごく当たり前のことではありますが、意外に思うかもしれませんが、実は自分は原宿育ち。
とは言っても、すでに神奈川県民になった時間の方が長くなりましたけどね。
小さい時に、毎年楽しみだったことの一つが近くの隠田神社の秋祭り。神輿や山車が出てそこらを練り歩くわけですが、一番は参道・・・と言っても、幅5mくらいの狭さ、長さ100mくらいの短さなんですけど、そこでの縁日でした。
それはともかく、隠田神社のすぐ隣の敷地に、いつのまにかどか~んっと建っているのがTRUNKというホテル。
昼のランチを食べてきました。
前菜を二つ、スープを一つ、主菜を一つ、パンからいすをのどっちか、飲み物を一つ、自分の好みで選ぶ形式です。
ちょっと、ヘルシー系でまとめてみました。シーフードのマリネ、プレーンオムレツ、野菜のブリトー、ライ麦パン、コーンポタージュスープです。
とりあえず、美味しかったです。レストランの雰囲気も悪くない。
スタッフはみんな若くて、ファッションもいかにも原宿という感じ。フォーマルっぽいんですが、かなりモダン。男性は足元が「石田純一」です。
まだ、ちょっとトレーニングが足りない感じがしないでもないんですが、原宿という土地柄を考えるとあえて堅苦しくしすぎないのかもしれません。
隣のロビーはバーが併設されていて、こちらもなかなかの雰囲気でした。
2017年7月8日土曜日
元気を出すには・・・
電子カルテ・システムのリニューアルで、パソコン本体が新しくなって、OSはとっくにサポート終了しているXPから、最新のWindows10になりました。
昨日は、実務での使用としては初日で、いろいろなトラブルは・・・些細なところでは発生しましたが、業務に支障を来すほどのことは無く一安心。
ただし・・・自分は・・・超疲れた。ものすごいストレスを1日中感じて、精神的に疲労困憊でした。どうも、しばらくはこれが続きそうなのです。
というのは、電子カルテそのものはいいんです。ほとんど、バックアップから必要なものは復元しているので、ほぼ今までの作業環境には変化がありません。
ところが・・・まったく忘れていた盲点がありました。OSの部分での日本語変換です。とにかく急いでカルテを記入したいのですが、変換で出てくる漢字がことごとくだめ。
あ~、当然と云えば当然のこと。Windows10では、Microsoft純正IMEの使い勝手は悪くないので、どのPCでもそのまま使用しています。ところが変換辞書のことをすっかり忘れていました。
昨日はもしもの対応のため来ていたメーカーのスタッフに急遽お願いして、旧機から変換辞書のテキスト・データを取り出してもらい、すぐに新機に取り込みました。
辞書データが使い慣れたものになって、ほんの少しはましになりましたが、やはり変換が一発で適切にされることはなく、とにかく昔から今に至るまで学習機能の貧弱さは変わっていません。
これは当分続きそう・・・はぁ~、、、、
というわけで、元気をつけるものが必要ということで、気休めなのはわかっていますが、こんなものを用意しました。
昨今は、この手の補助食品はたくさんあります。もともと、栄養ドリンクはあまり味が好きではないので、あまり飲んだことはありません。それにアルコールが含まれることが多いので、酒帯運転になってしまう可能性がある。
ゼリー食品は味も悪くないし、アルコール含有のものはありません。ドリンクと違って、多少食べた気になるのも満足感につながりやすい。
高齢者は食が細かったり、嚥下がうまくできず誤嚥による肺炎が起こりやすいわけですが、この手のゼリー食をうまく使うと、不足がちになる栄養をうまく補給できて便利です。
ただし、これを主食にできるわけではありません。あくまでも補助だということを忘れてはいけません。
2017年7月7日金曜日
電子カルテ リニューアル
クリニックでは、開院以来電子カルテを使用しています。昔は、強制ではなく、使いたい人だけだったのですが、その後政府の方針により義務付けられ、そして診療報酬請求もオンラインでの作業になりました。
2005年に開業するとき、いろいろと電気カルテを検討したのですが、とにかくお金が無かったので一番初期費用がかからないものを選択した結果がドクターソフトというもの。
当時も、今も、業界の中でのシェアは高くはありません。正直言って、使い勝手は悪いと思いますが、長く使って慣れてしまうと、今更他のものにするというのはかなりの勇気がいるものです。
この電子カルテは、基本的にハードについては自由。どこの電子カルテも、基本は文字ベースのデータベースの運用ですから、ほぼ最も低スペックでも稼働できるものです。
自分で、かなり安いPCを用意できるところが、かかる費用をかなり圧縮できるところが開業時には助かりました。
実際、使い始めると、毎日業務でハードに使うPCは数年で物理的なトラブルを起こしますから、数年ごとにあっちが壊れ、こっちが壊れで、当然今では最初のPCはありません。
院内LANで5台のPCを利用していますが、これまでに使ったのはその倍の10台。しかも、いまだに使用OSはWindows XP。
最近、ちょっとしたエラーが目立つようになり、今どきのパソコンの使い勝手としてはかなり悪くなってきました。一番新しいPCでも、すでに5年くらい経過していて、いつ急にダウンしても不思議が無い状況でした。
というわけで、ついにハードの総入れ替えを断行したわけです。今回はハードについては、DELLで統一。こちらでだいたいの機種を選別しました。
総予算はおおよそ百万円。他のブランドだと、5台で数百万くらいになると思います。しかも、今回はより運用上の安全性を重視して、本来サーバーは一つなんですが、サーバーと同じハードとソフト構成のPCを2セット用意して、何かの場合はいちでも代替的なリカバリーが可能になるようにしました。
純粋にハードだけの値段はサーバー機が約15万円(×2)。クライアント使用のPCが8万円(×3)くらい。全部で50万というのは、単なるパソコンとしてはリーズナブル。これにインストール費用5万円(×5)、出張設置料、付随するもろもろの細かいものを合わせて、だいたい予算通りです。
昨日、昼に診療が終了してから、メーカーの方に来てもらいました。既にPCはインストールは終わらせてあって、設置して今までのPCの使用環境を移行するのが作業の中心。
自分でも、最低限のバックアップなどはしてましたが、ほぼ丸ごとコピーして移植してくれるので、ほとんどはそのまま。
順調に、設置、初期動作確認、旧機からのコピーと進んで、夕方には終われそう・・・・と思ったのですが、さすがにそうは簡単にはいかなかった。
何しろ、前はWindows XPで、補助的に使用していたOfficeもXP。今回はWindows10で、Officeは2007。上位互換性があるものの、この間に同じ機能でも、内部的な動きはかなり変わってきています。
特にOfficeは、独自ファイルから、XMLベースのデータに大きく変わっていて、いろいろな処理を自動で行うスクリプトの構造はかなり違う。
ですから、電子カルテそのものはいいのですが、より便利に使うための補助的な部分でそのまま旧機を受け継ぐと細かいエラーが出てきました。
出張して来てくれているスタッフだけでなく、リモートでも入ってきて、あーだこーだといろいろやって、とりあえず最低限の業務を行うのに問題なさそうと確認できたのが午後9時でした。
作業してくれた出張スタッフの方々は、ほとんど飲み食いせずでご苦労様でした。今日も、実際運用を始めると何か問題が起こることは十分にありうるので、一人が立ち会ってくれるということで安心です。
とにかく、一斉に若返って安心が増した電子カルテで、今日からまた「いつも通り」の仕事をしていきたいと思います。
2017年7月6日木曜日
Samsung Galaxy Gear S3 Frontier
スマート・ウォッチ買うた。なんか、新しいやないか。ちょっと今どき。ナウい。流行り。最先端。どう言っても、表現は「昭和」なんですが・・・
ただ、何でSamsungやねん、と突っ込みが入るはず・・・というのも、春からAndroidをやめてiPhoneにしたわけですから、順当に考えればApple Watchでしょう。
SamsungといえばGalaxy。当然、Galaxyとの連携を考えるなら、最良の選択何だろうと思います。iosとの連携については、やっと今年の春にiosでのアプリが登場したばかりで、しかもAndroid版に比べるとできることは少な目。
・・・なんですが、とりあえず求めていることは、
① 一番大事なところが、基本は時計なんで、外見が時計らしいこと。アナログな針がある方が、慣れていて直観的に時刻がわかりやすい。
② せっかくスマート・ウォッチするんだから、いろいろなセンサーを内蔵していること。情報表示端末としてよりも、情報収集端末としての価値が高い方が自分には利用価値がある。
③ となると、GPS内臓による歩数計測、心拍数計測、高度計、気圧計くらいは、標準的に欲しい。
④ 重たくない。大きくない。機能が多くなることと比例して、当然デカくなるわけですが、かさばるのは避けたい。
⑤ できるだけ電池が長持ち。まぁ、当然です。
⑥ 安い。輪をかけて当然です。でも、外見は多少の高級感は欲しい。
そんなことを考えてAmazonを探していたら見つけたのがSamsungだったということ。見た目は時計らしい。各種センサーは装備。ちょっと時計としては大きめですが、許容範囲。
時計表示だけなら4日というレヴューをよく見かけました。実際、いろいろいじくって遊んでしまうと1日もたない可能性がありますが、遊びすぎなければ2日は十分大丈夫。
毎夜充電できるなら、特に問題はなさそうです。そのかわり、夜間の睡眠状態モニター機能を使いたいと思うと、充電する暇がなくなりますけど。
そちらがメインの目的なら、電池式のスマートウォッチか、一万円以下の、本当におもちゃみたいなのを専用に用意した方がいいかも。
値段は約4万円ですから、時計としては安い方ではない。だからと言って、高級とも言えない価格。スマートウォッチとしては、機能を考えればAppleよりも安いと思います。
このくらい各種センサー内臓だと、まともなメーカーのものだと標準的には5~7万円くらいという感じ。
iosとの連携は・・・まぁ、無いよりはまし、という程度。お世辞にも良好とは言い難い。
iosアプリを充実させてApple Watchのシェアを取りに行くのか、それとも差別化してGalaxyユーザーを増やしたいのかという企業戦略の分かれ目ですが、今のところGalaxyの囲い込みを優先している感じです。
iPhoneとはBluetooth接続するんですが、とても切れやすい。一度切れると繋がりにくい。ということは、リアルタイムにメールや電話の着信を期待する人にはとても使えそうもない。
LINEもメッセージが来たことはわかるとなっていますが、いまだにLINEに反応したことが無い。
基本的にスタンドアローンの時計+各種計測として利用する感覚が必要かもしれません。ちょっとはそれらの結果をiPhoneでも確認できるよ~、くらいに思っていた方ががかっりしません。
2017年7月5日水曜日
「時計」を新調しちやった
今年、日本にやって来た最初の台風がかすっていきました。
関東では多めの雨という感じでしたが、暑さと湿気がすごい。さすがに、寝るときもエアコンを使いました。
さて、自分の生活のスタイルは・・・って、そんなに人に言うほどかっこいいことはしていない。なにしろ、寝る、起きる、クリニックで診療、帰るの繰り返し。
その間に、ご飯をたべてトイレに行くだけ。合間を縫って音楽を聴く。本は読まなくなったので(老眼・・・)、情報はネット頼り。
クリニックへの往復の車の中をのぞくと、ほとんど普通の電話とPCがある場所にしかいない。そうなると、携帯電話もほとんど必要はないわけで、連絡することは、ほぼ家族だけでLINEで足りてしまいます。
世の中はモバイル端末なるものが流行りで、そもそも自分も勤務医の頃はポケットベルから始まって、初期の携帯電話、PDA、初期のスマートホンなど、新しいもの好きなので手を出してきました。
でも、バリバリの営業マンとかでないと、これらの端末を目一杯使いこなすチャンスなんてそうそうあるものじゃない。勤務医の時でさえ宝の持ち腐れですから、開業医ともなるとますますただのオモチャ状態。
結局、自分にとって、モバイル端末として必要な情報は「時刻」だけで、要するに腕時計さえあればまったく問題ないということは、とっくにわかっていることです。
春からスマートホンはXPERIA信者からiPhoneに「改宗」し、ついでにiPadまで持ち歩くようになりました。結局は、寝転がってネットが見れるという以上の使い方にはなっていないのかも・・・
にもかかわらず、さらに使い道があまりないのをわかっているのに・・・バカしゃないのと言われることは承知で・・・単なる物好き、無駄遣い・・・いろいろとご批判を受けることは覚悟のうえで・・・
更なるモバイル端末、ウエラブルPC・・・スマート・ウォッチを手に入れました。理由は・・・言い訳がましいのは百も承知ですが、今まで身に付けていた時計の表面のガラスに傷がついて時刻がわかりづらくなったから・・・
いろいろと、探して吟味した結果・・・Samsung Galaxy Gear S3 Frontierを選択。まぁ、細かい話は、また別の機会にということで、今回はご報告まで。
関東では多めの雨という感じでしたが、暑さと湿気がすごい。さすがに、寝るときもエアコンを使いました。
さて、自分の生活のスタイルは・・・って、そんなに人に言うほどかっこいいことはしていない。なにしろ、寝る、起きる、クリニックで診療、帰るの繰り返し。
その間に、ご飯をたべてトイレに行くだけ。合間を縫って音楽を聴く。本は読まなくなったので(老眼・・・)、情報はネット頼り。
クリニックへの往復の車の中をのぞくと、ほとんど普通の電話とPCがある場所にしかいない。そうなると、携帯電話もほとんど必要はないわけで、連絡することは、ほぼ家族だけでLINEで足りてしまいます。
世の中はモバイル端末なるものが流行りで、そもそも自分も勤務医の頃はポケットベルから始まって、初期の携帯電話、PDA、初期のスマートホンなど、新しいもの好きなので手を出してきました。
でも、バリバリの営業マンとかでないと、これらの端末を目一杯使いこなすチャンスなんてそうそうあるものじゃない。勤務医の時でさえ宝の持ち腐れですから、開業医ともなるとますますただのオモチャ状態。
結局、自分にとって、モバイル端末として必要な情報は「時刻」だけで、要するに腕時計さえあればまったく問題ないということは、とっくにわかっていることです。
春からスマートホンはXPERIA信者からiPhoneに「改宗」し、ついでにiPadまで持ち歩くようになりました。結局は、寝転がってネットが見れるという以上の使い方にはなっていないのかも・・・
にもかかわらず、さらに使い道があまりないのをわかっているのに・・・バカしゃないのと言われることは承知で・・・単なる物好き、無駄遣い・・・いろいろとご批判を受けることは覚悟のうえで・・・
更なるモバイル端末、ウエラブルPC・・・スマート・ウォッチを手に入れました。理由は・・・言い訳がましいのは百も承知ですが、今まで身に付けていた時計の表面のガラスに傷がついて時刻がわかりづらくなったから・・・
いろいろと、探して吟味した結果・・・Samsung Galaxy Gear S3 Frontierを選択。まぁ、細かい話は、また別の機会にということで、今回はご報告まで。
2017年7月4日火曜日
2017年7月3日月曜日
ドライフラワー
花もいろいろ。
まぁ、本命は生花なんでしょうけど、切り花は長くもたない。その儚さみたいなところがいいんでしょうが、萎れてくると見た目も悪くなる。
鉢花は、その点長く楽しめて、その気になれば毎年花を咲かせることができます。ただし、管理が面倒で、場所も取る。
プリザーブドフラワーは、花を主としてグリセリンに漬けて脱水状態にして長期に生き生きした外観を保つもの。ずっと生花のような見た目が続く・・・のが、かえつて不自然。
ドライフラワーは、完全に乾燥させたもの。着色できますけど、色的にはどうしても地味。壊れやすく、細かいゴミになりやすい。
でも、さすがにこれだけまとまって飾ってあると、ちょっとした存在感があって、長期にインテリアとしての機能が続くのでオシャレかもしれません。
でも、埃も付きやすく、掃除もしにくいので、管理はかなり面倒なんでしょうね。
2017年7月2日日曜日
Martha Argerich / Rachmaninoff Concerto No.3
セルゲイ・ラフマニノフはロシア出身の作曲家で、今でも生きていたら150歳くらい・・・って、そりゃ無理な話ですけど、つまりそんなに昔の人じゃない。
クラシック音楽だと、その大半は18~19世紀に生まれたものですから、少ない20世紀の作曲家の中では人気はトップクラス。
つらつらと思い出すと、クラシック音楽を初めて聴きだした小学生6年の頃・・・最初に買ったLPレコードがモーツァルトのクラリネット五重奏曲で、次が第九かラフマニノフのピアノ協奏曲第2番だと思うんですよね。
第九はジャケットに印象的な黄色のDGの枠が入っていて、ベーム翁の指揮姿の写真がドーンっと載ってますから、演奏者ははっきりしている。ラフマニノフは、おそらく60年代のColumbiaのステレオ録音。
誰の演奏だったのか・・・まったく思い出せません。2枚組で、たぶん一番との抱き合わせだったのかと思うんですけど、2番だけが強烈に印象に残って、後は無かったも同然。
第2番は、出だしの音域の広い和音が続くところから壮大なイメージが膨らみ、オーケストラが主題を奏で始めると、まとわりつくようなピアノに聴き惚れてしまいます。
ラフマニノフ弾きというと、まず思い出すのはアシュケナージ。協奏曲全集を2度録音しており、どちらも名盤の誉れが高い。
この前ジンマーマンの演奏を聴いていたら、ずいぶんとアシュケナージとは違う印象を持ちました。スタートの音量をおさえて、弾くたびに大きくしていくことでよりダイナミックな感じがでています。
それに和音を崩さずいっぺんにジャンっと弾くのでより力強さも感じられる・・・アシュケナージに戻って聴いてみると、和音がポロロロンとアルペジオになっていることに気がつきました。
女性的な甘い演奏をするアシュケナージらしいということなのか、音楽のロマンチックな感じを強めるための効果としてやっていることなんでしょうね・・・と思ったら、どうもそうじゃないようです。
本来の楽譜通りに弾くのなら、ジャンっと一度に鍵盤を押さえないといけないということなんですが、何とこの深い響きのある和音は10度(1オクターブで8度)の幅で弾くことになっていて、ちょっと小さい手のピアニストには指が届かないということ。
自分は・・・って、生意気ですが、1オクターブは楽勝ですが、10度はぎりぎり何とか触れることはできるかなくらいです。
実はラフマニノフは身長が2メートルあり、指は長く、関節も柔らかかったので、片手で1オクターブ半以上の鍵盤に余裕で指が届いたそうです(マルファン症候群によるものと考えられているようです)。
ですから、指が届かないピアニストは、和音をアルペジオに分解して引くことが慣例として許されているんだそうで、アシュケナージはそれほど大男ではありませんから、おそらく「指が届かない」派なのかもしれません。
・・・・さて、いよいよ、やっと今日書きたいことにたどり着くわけですが・・・マルタ・アルゲリッチは、10度の和音を弾くまで指が届かないんですよ、たぶん、おそらく、きっと。
アルゲリッチのレパートリーには第3番はあっても、2番は無い。聴いてみたいと思いますけど録音はありませんし、演奏したという記録も無いようです。
「わがまま」という表現もされるところですが、そこがアルゲリッチの一切妥協できない芸術家としての信念なんだろうと思いますが、弾きやすいように崩してしまうことは自分が許さないんじゃないかと。
アシュケナージが駄目とはいいませんが、物理的に弾けないものをアレンジするくらいなら一切手を出さないというアルゲリッチの立場も尊重すべきことなんだろうと思います。
そのアルゲリッチの第3番ですが、正規に残されている物は、1982年のシャイー指揮によるライブ録音のPhilips原盤だけなんですが、幸いコンサートのビデオもあってYouTubeで見ることもできます。
この曲も、相当な難曲であることは素人にも想像できます。ピアノ協奏曲というよりも、超絶技巧ピアノ独奏曲+ちょっとだけオーケストラ装飾音・・・みたいな感じ。
その中にも、ラフマニノフらしい、スラブの香りをたたえたロマンチックな響きがあり、特に自分のような前衛的な「わけのわからない」音楽に興味が無い者には、20世紀のクラシック音楽の名曲の一つであると思います。
それにしても、アルゲリッチの演奏・・・凄いとしか言いようがない。思わず、う~んっと唸ってしまいます。
クラシック音楽だと、その大半は18~19世紀に生まれたものですから、少ない20世紀の作曲家の中では人気はトップクラス。
つらつらと思い出すと、クラシック音楽を初めて聴きだした小学生6年の頃・・・最初に買ったLPレコードがモーツァルトのクラリネット五重奏曲で、次が第九かラフマニノフのピアノ協奏曲第2番だと思うんですよね。
第九はジャケットに印象的な黄色のDGの枠が入っていて、ベーム翁の指揮姿の写真がドーンっと載ってますから、演奏者ははっきりしている。ラフマニノフは、おそらく60年代のColumbiaのステレオ録音。
誰の演奏だったのか・・・まったく思い出せません。2枚組で、たぶん一番との抱き合わせだったのかと思うんですけど、2番だけが強烈に印象に残って、後は無かったも同然。
第2番は、出だしの音域の広い和音が続くところから壮大なイメージが膨らみ、オーケストラが主題を奏で始めると、まとわりつくようなピアノに聴き惚れてしまいます。
ラフマニノフ弾きというと、まず思い出すのはアシュケナージ。協奏曲全集を2度録音しており、どちらも名盤の誉れが高い。
この前ジンマーマンの演奏を聴いていたら、ずいぶんとアシュケナージとは違う印象を持ちました。スタートの音量をおさえて、弾くたびに大きくしていくことでよりダイナミックな感じがでています。
それに和音を崩さずいっぺんにジャンっと弾くのでより力強さも感じられる・・・アシュケナージに戻って聴いてみると、和音がポロロロンとアルペジオになっていることに気がつきました。
女性的な甘い演奏をするアシュケナージらしいということなのか、音楽のロマンチックな感じを強めるための効果としてやっていることなんでしょうね・・・と思ったら、どうもそうじゃないようです。
本来の楽譜通りに弾くのなら、ジャンっと一度に鍵盤を押さえないといけないということなんですが、何とこの深い響きのある和音は10度(1オクターブで8度)の幅で弾くことになっていて、ちょっと小さい手のピアニストには指が届かないということ。
自分は・・・って、生意気ですが、1オクターブは楽勝ですが、10度はぎりぎり何とか触れることはできるかなくらいです。
実はラフマニノフは身長が2メートルあり、指は長く、関節も柔らかかったので、片手で1オクターブ半以上の鍵盤に余裕で指が届いたそうです(マルファン症候群によるものと考えられているようです)。
ですから、指が届かないピアニストは、和音をアルペジオに分解して引くことが慣例として許されているんだそうで、アシュケナージはそれほど大男ではありませんから、おそらく「指が届かない」派なのかもしれません。
・・・・さて、いよいよ、やっと今日書きたいことにたどり着くわけですが・・・マルタ・アルゲリッチは、10度の和音を弾くまで指が届かないんですよ、たぶん、おそらく、きっと。
アルゲリッチのレパートリーには第3番はあっても、2番は無い。聴いてみたいと思いますけど録音はありませんし、演奏したという記録も無いようです。
「わがまま」という表現もされるところですが、そこがアルゲリッチの一切妥協できない芸術家としての信念なんだろうと思いますが、弾きやすいように崩してしまうことは自分が許さないんじゃないかと。
アシュケナージが駄目とはいいませんが、物理的に弾けないものをアレンジするくらいなら一切手を出さないというアルゲリッチの立場も尊重すべきことなんだろうと思います。
そのアルゲリッチの第3番ですが、正規に残されている物は、1982年のシャイー指揮によるライブ録音のPhilips原盤だけなんですが、幸いコンサートのビデオもあってYouTubeで見ることもできます。
この曲も、相当な難曲であることは素人にも想像できます。ピアノ協奏曲というよりも、超絶技巧ピアノ独奏曲+ちょっとだけオーケストラ装飾音・・・みたいな感じ。
その中にも、ラフマニノフらしい、スラブの香りをたたえたロマンチックな響きがあり、特に自分のような前衛的な「わけのわからない」音楽に興味が無い者には、20世紀のクラシック音楽の名曲の一つであると思います。
それにしても、アルゲリッチの演奏・・・凄いとしか言いようがない。思わず、う~んっと唸ってしまいます。
2017年7月1日土曜日
Ivry Gitlis & Martha Argerich / Live from Beppu Argerich Festival
ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの一番の特徴は・・・なんて、偉そうに言えるほどわかっちゃいないんですけど、きっとピアノが伴奏だけにとどまらず、やたらとしゃしゃり出てくるところ。
ヴァイオリンを弾く側からすると、主役を奪われたみたいなところもあるんですけど、「ヴァイオリン助奏付ピアノ・ソナタ」と呼ばれることがあるくらいです。
となると、ヴァイオリンの腕だけでなく、むしろピアニストの技量が演奏の良し悪しに大きくかかわってくるわけで、生半可なピアノ演奏では台無しになってしまうというものです。
有名どころのヴァイオリン奏者は、気の合ったピアノ伴奏者が固定されていることが多い。普通のヴァイオリン・ソナタなら、息もぴったりで安心して聴けるというメリットがある。
ところが、ベートーヴェンになると、その安心が逆につまらなく、もっとピアノの突っ込みが欲しいなぁとか、お互いの火花が散るような盛り上がりが足りないと思ったりします。
10曲あるソナタの中で、一番のお気に入りは9番「クロイツェル」なんですが、これはまさにヴァイオリンとピアノがガチンコ勝負をする名曲だろうと思います。
最初に記憶に残る演奏として聴いたのは、クレメールとアルゲリッチ盤で、ともかく何でこんなにアルゲリッチのピアノが突っかかっていくんだろうと思いましたし、そのあたりの緊張感が楽しい。
クレメールの演奏の特徴は弱音の美しさにあると(勝手に)思っているんですが、クレーメールの強弱の変化に応じるアルゲリッチの反応の素早さは凄いものだと思います。
そうなると、この二人の演奏が自分の中での「クロイツェル」の標準になってしまうので、それ以後聴いた他の演奏は可愛そうなことに超えるためのハードルは相当高くなる。実際、お気に入りのイブラギノヴァでもこれは越えられない。
あまり昔の有名どころは知らないのですが、いくつか聴きましたがいずれもクレメール&アルゲリッチを超えることはできていません。
しかし、ついに久しぶりにドキドキする演奏に出会ったんですよね。それが、イヴリー・ギトリスの演奏です。でもって、ピアノは・・・やっぱり、アルゲリッチだぁ。
これは、演奏されたのは日本、別府。アルゲリッチの名を冠する音楽祭がずっと開かれているんですが、1999年のステージから収録された日本独自盤。
CDのタイトルの「奇蹟のライブ」というのにうさん臭さを感じていたために、手を出していなかったんですが、最近アルゲリッチ収集で手に入れました。
当然、すでに廃盤になっているので、価格は以前に見つけた時より高め。日本独自のものなので、海外のボックスなどに含まれることはないので、安いと思ったら単品で中古を買うしかありません。
とにかく凄い。強弱のクレメールと違って、テンポのギトリスとでも言うんでしょうか。こんなに好き勝手に弾く「クロイツェル」は初めて聴きました。もう、ぶっ飛びものです。
ギトリスは自由自在にテンポを落としたり早めたり、ぎりぎりまで崩し気味のところから一気にたたみかけるように盛り上がるのは、教科書にはほど遠く、でもそこがやたらと楽しい。
そして、この予想不可能なヴァイオリンに見事にぶつかって、まったく動じないピアノ・・・これこそ、アルゲリッチの天性の感覚で、最大の魅力なのだろうと思います。
ヴァイオリンを弾く側からすると、主役を奪われたみたいなところもあるんですけど、「ヴァイオリン助奏付ピアノ・ソナタ」と呼ばれることがあるくらいです。
となると、ヴァイオリンの腕だけでなく、むしろピアニストの技量が演奏の良し悪しに大きくかかわってくるわけで、生半可なピアノ演奏では台無しになってしまうというものです。
有名どころのヴァイオリン奏者は、気の合ったピアノ伴奏者が固定されていることが多い。普通のヴァイオリン・ソナタなら、息もぴったりで安心して聴けるというメリットがある。
ところが、ベートーヴェンになると、その安心が逆につまらなく、もっとピアノの突っ込みが欲しいなぁとか、お互いの火花が散るような盛り上がりが足りないと思ったりします。
10曲あるソナタの中で、一番のお気に入りは9番「クロイツェル」なんですが、これはまさにヴァイオリンとピアノがガチンコ勝負をする名曲だろうと思います。
最初に記憶に残る演奏として聴いたのは、クレメールとアルゲリッチ盤で、ともかく何でこんなにアルゲリッチのピアノが突っかかっていくんだろうと思いましたし、そのあたりの緊張感が楽しい。
クレメールの演奏の特徴は弱音の美しさにあると(勝手に)思っているんですが、クレーメールの強弱の変化に応じるアルゲリッチの反応の素早さは凄いものだと思います。
そうなると、この二人の演奏が自分の中での「クロイツェル」の標準になってしまうので、それ以後聴いた他の演奏は可愛そうなことに超えるためのハードルは相当高くなる。実際、お気に入りのイブラギノヴァでもこれは越えられない。
あまり昔の有名どころは知らないのですが、いくつか聴きましたがいずれもクレメール&アルゲリッチを超えることはできていません。
しかし、ついに久しぶりにドキドキする演奏に出会ったんですよね。それが、イヴリー・ギトリスの演奏です。でもって、ピアノは・・・やっぱり、アルゲリッチだぁ。
これは、演奏されたのは日本、別府。アルゲリッチの名を冠する音楽祭がずっと開かれているんですが、1999年のステージから収録された日本独自盤。
CDのタイトルの「奇蹟のライブ」というのにうさん臭さを感じていたために、手を出していなかったんですが、最近アルゲリッチ収集で手に入れました。
当然、すでに廃盤になっているので、価格は以前に見つけた時より高め。日本独自のものなので、海外のボックスなどに含まれることはないので、安いと思ったら単品で中古を買うしかありません。
とにかく凄い。強弱のクレメールと違って、テンポのギトリスとでも言うんでしょうか。こんなに好き勝手に弾く「クロイツェル」は初めて聴きました。もう、ぶっ飛びものです。
ギトリスは自由自在にテンポを落としたり早めたり、ぎりぎりまで崩し気味のところから一気にたたみかけるように盛り上がるのは、教科書にはほど遠く、でもそこがやたらと楽しい。
そして、この予想不可能なヴァイオリンに見事にぶつかって、まったく動じないピアノ・・・これこそ、アルゲリッチの天性の感覚で、最大の魅力なのだろうと思います。
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