暦の上では七夕頃からは小暑、いよいよ本格的に暑くなってくる。今週になって、まさに気温が上昇し、梅雨はどこへ行ったやら状態です。
こういう暑い時に旬な食べ物と言えば・・・ふぐ。
いやいや、そんなわきゃない。ふぐは秋の彼岸から春の彼岸が旬とされ、冬の代表的な食べ物。真夏にふぐというのは、季節感逆転も甚だしい。
この時期の旬のものというと、鱧(はも)とか鮑(あわび)とかなんでしょうか。いずれにしても、どれも高級品で、簡単には口にできません。
そもそもふぐは、一年中いつでも海にいるはず。代表的な食べ方が鍋ですから、そもそも冬に多くなる。また、冬の時期に日本近海で捕りやすいということのようです。
また、養殖ふぐも盛んで、天然物と比して遜色ないことから、食べたければいつでもOKということのようです。ただ、どっちにしても高価な食材であることにかわりない。
今回は、たまたま頂き物で数か月前に手に入れ、冷凍していたもの。食べるチャンスをうかがっていたのですが、暑くなってしっかり汗を出そうということで真夏の鍋になりました。
ふぐの独特の食感は、旨さを倍増させます。〆はご飯を入れておじやです。何か、贅沢している感があって、大満足なのでした。