2016年12月31日土曜日

大晦日2016

クリニックの新年の診療は、1月5日(木)からです。木曜日はもともと、午前中のみの診療ですので、ご注意ください。

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泣いても笑っても、一年の締めくくりの大晦日になりました。

毎年、この日は他のタイトルはなかなか思いつきません。 今年も、この個人日記程度のつたないブログを読んでくださる方が、少しだけいました。ありがとうございます。

ネットを介した情報交換としては、SNSが普及し、ブログという手段は一方向性が強く流行りは過ぎている感はありますが、されどすでに毎日の日課・・・というより、何かを書かないと積み残しをしているような脅迫感があったりします。

キャッチャーな話題を書くとか、検索を上げるための努力をするわけでもないので、「毎日何かをアップする」だけが目的になっています。それでも、何気に書いたものが、突然ヒットするということがあったりするものです。

例えば、2014年を中心に書いていたバッハの宗教曲関連の話などは、その後も地道にアクセス数を増やしていて、多くはないけど、興味を持つ方がそれなりにいることがうかがえます。

こういう話題については、ネットで手に入る情報は多くはないので、けっこう役にたっているのかもしれません。

もちろん本職がらみでは、関節リウマチについての話もたどり着く方が多い。皆さん、病気が心配になって検索するわけで、そういう方に間違った情報を与えてはいけませんから、リウマチに限らず書く内容にも注意が必要です。

リウマチについては、21世紀になって爆発的に新しい診断・治療方法が登場し、振り落とされないようにしがみついていくのが大変でした。しかし、去年くらいから新しい話題はあまりでなくなり、少し勢いはおちついてきました。

今年の春に、自分なりに書き尽くした感があったので、一度〆てみました。ただただ、思いついて書き足していくと前後のつながりがなく、情報としての整理整頓も必要だなと感じていたからです。

来年は、もう一度系統だった情報として、ホームページかこのブログで再構築したいと思っていますが、それはそれでけっこう大変なことだろうと思います。

今年のタイトルで、一番アクセスが多かったのは、最近の話ですが「スマホが壊れた」というタイトル。

スマホが壊れると、現代人は本当に困ることが多い。さぁ、どうしようという時に、すぐにキャリアの店舗に足を運べる人はいいのですが、手続きがいろいろありそうだし、いろいろな制約も多い。

また、けっこうなお金も急に出費することになる。もっと簡単に何とかならないかと思う人はけっこういるんだと思います。

現実的なマニュアルとしては不明なところが多いとは思いますが、実際にこんなことが可能なんだという見本の一つにはなったのかもしれません。ここまで1カ月くらいたちましたが、ほとんど何も問題なく使用できています。

そんなこんなで、来年でブログ開設丸10年になります。2007年の2月から始めたんですが、最初のうちは過去ネタのコピペ投稿が多く、本当に毎日書くようになったは7月です。

そんなわけで、年が変わっても、もうしばらくは書き続けることと思います。どうか、来年もよろしくお願いいたします。良い年をお迎えください。

2016年12月30日金曜日

日の出の時間のチェック


冬至が過ぎると、急に朝がはやくなり、そして夕方が遅くなってきた感じがします。そろそろ、初日の出の時間が気になり始めました。

とは言っても、別にわざわざ調べなくても、毎年そうそう変わるものでもない。横浜あたりはだいたい6時50分ごろ。しかも、地平線も水平線も見えない場所ですから、プラス10分くらいでないと、いかにもという光景にはなりません。

日本では、一番東よりというと北海道がありますが、地球の回転軸が傾いているので、日の出の時刻は意外と早くはありません。

ですから根室市の納沙布岬が、横浜付近と同じくらい。あとはいわき市の塩谷崎などもほぼ同時刻で、国内では早い方です。

一番日本で早い日の出が見れるということで有名なのは、千葉県の銚子市犬吠埼。ここは、太平洋の水平線から太陽が昇ってくるので、天気さえよければ正真正銘の初日の出を拝めます。

ただし、「一番早い」というのには、「離島を除いて」という条件が付く。本当の本当に一番早いのは、人が住んでいるところなら小笠原諸島の父島で6時20分ごろ。

早く見るためには、当然標高が高い方が有利です。千葉県でも鴨川の清澄山に登った方が、犬吠埼より数分早い。いっそのこと富士山の山頂なら、さらに数分早くなる。

無人島を含めると南鳥島が、5時30分ごろで日本国領土内で真の一番になります。

一番遅いのは沖縄県石垣島かなと思うと、そこよりぎりぎり少し遅いのが長崎県の対馬でしょうか。ここでだいたい7時30分ごろですが、本当に日本で最後に日が昇るのは与那国島だそうです。

犬吠埼で初日の出を拝んで、地球の自転速度よりも早い時速2000km/hくらいで下関まで移動していくと・・・ってそんな乗り物は宇宙船くらいしかないでしょうけど、一度上った日の出がそのまま沈んでいくという現象を目撃できる・・・はずです。

2016年12月29日木曜日

つけめんTETSU @ あざみ野


あざみ野駅舎の一番はじっこ、もともとはミスター・ドーナッツの店舗があったんですけど。もうずいぶんと前に撤退してしまい、たまに通りかかったときによく利用していたので残念でした。

その後は、その店舗スペースはずっと空き家のままで、どうなることかと・・・あせりはしませんけど、なんとなく気にかかっていたわけです。

さて、そこにラーメン店が入ったのは去年の12月、1年がたちました。店名からもよくわかりますが、つけ麺の店。

実は、自分としてはラーメンでスープと麺を分けて食べる必然性がわからない。食べるのがゆっくりで、麺がのびてしまう人、あるいは熱いのが苦いな人のためのものという位置づけです。

ラーメン店のメニューにつけ麺があると、両者が一体となって美味しさを作り出すことが大事で、それをわざわざ分離する意味は何? といつも思っています。

しかも、味はどこでもほぼ和風の魚だしが主役・・・これは、たぶんラーメン界のカリスマとして有名だった山岸一雄さんの影響が大きい。

ふつうに醤油、味噌、塩、豚骨・・・などの一つとして魚系で作ればいいと思うんですけど、一度作られた山岸流の形を踏襲しているうちに、イメージが固まってしまったのかなと思ってしまいます。

そんなわけで、あまりつけ麺には魅力を感じないので、今まで一度も入らなかったつけめんTETSUについに行ってみました。理由は・・・申し訳ありません、ちょうど腹減り時に通りかかったから。

本来、初めての店ではもっともオーソドックスな選択(当然、ここではつけ麺)をすることにしているのですが、今回は先に書いた理由により、あえてメニューにあった汁そばにしました。

まずスープです。ああ、やっぱり、魚系がしっかりと主張するつけ麺らしい味です。鶏ガラ、豚骨をベースにあご、鰹、煮干しなどがミックスされたものかな。

この手のスープの味そのものは嫌いではありません。つけ麺用だと、味が濃くて、飲み干す感じではありませんが、これはちょうどよい感じ。

麺は、やや太めのストレート 。こしはしっかりしていて、モチモチ感もあって、この食感は好みです。ただ、つけ麺の場合はこれでちょうどいいのでしょうが、汁そばだとちよっと縮れ麺の方がよりいっそう合うような感じはします。

トッピングのチャーシューは・・・むしろ角煮と言った方が正しいかも。分厚いので、味がしっかりわかりGOODです。卵は、しっかり味が染みているけど中は半熟で、これもGOOD。

総合的にはなかなか美味しかったので、「普通の味」以外を食べたくなったときの選択肢になりそうです。

2016年12月28日水曜日

年の瀬の盛り上がり

クリニックは今日から年末・年始の休診に入ります。新年は1月5日(木)からです。木曜日はもともと、午前中のみの診療ですので、ご注意ください。

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さんざん年末だとブログで書いておいて、いまさら何だと言われてしまうかもしれませんが、今年は個人的にもやることが多くて忙しいので、実はあまり年末という実感がわいていません。

この1週間は、仕事が終わると誰かが「良いお年を」と言って別れるのですが、昨日は全員がそれぞれに「良いお年を」でした。

にもかかわらず、本来年末の恒例でさっさとすべきことが積み残し満載状態。例えば年賀状・・・あぁ~やらなきゃ、と思いつつここまできてしまいました。

大掃除・・・家内が一人で頑張っている。せめてゴミ出しだけでも・・・と言っても、年内はあと1回しかないし。


とりあえず、自分の中に年末の雰囲気を盛り上げようと思うのですが、なかなか良い方法が思いつきません。

このままだと、1週間の休みなんてあっという間です。年末らしいこともしないどころか、正月らしいこともせずに休み明けを迎えそうで、それがもったいない。

とにかく、今日のうちに何とか「年末・年始」なんだという気持ちを盛り上げる努力をしたいと思います。

2016年12月27日火曜日

松飾り


クリスマスツリーを片付けると、一気に年末が加速してきます。

昨日は、クリニックでは松飾りを出しました。松飾りとは言っても、クリスマスツリーみたいなもので、作り物ですが黒松風のものに正月らしい縁起物の飾りをぶら下げるもの。

あまり大きなものではありませんが、珍しさもあってか、これ、けっこう好評です。

松飾りをする時期は、いつも悩む部分もあるのですが、クリスマスツリーと両方というのもどうかと思いますので、入れ替えで出すのが間違えがありません。

12月3週目以後なら構わないようですが、一番多いのは12月28日。29日は「二重苦」でだめ。31日は「一夜飾り」と呼ばれだめ。

つまり28日までに飾らないと30日一択ですが、実は30日は旧暦では晦日になるので基本的には避けるのが無難。

片付けるのは簡単で、1月7日までを「松の内」と言うくらいで、7日に仕舞うというのははっきりしています。

2016年12月26日月曜日

百恵PREMIUM


自分は、昔々のことですが、山口百恵さんのファンクラブの会員になっていたというのは、有名な(?)話です。

先にも後にも、ファンクラブというものに入ったのはこれだけ。山口百恵ファンクラブは1980年の引退時には、10万人くらいはいたという話をきいたことがあります(真偽不明)。

自分の会員番号は、確か3000番くらいだった記憶があるので、まぁかなり早い時期に入会していたことは間違いない。

実際、デヴューしたのが1973年5月で、最初の曲「としごろ」は人気としてはぱっとしませんでしたが、その年の8月に出した第二弾「青い果実」で一気に知名度が上がったんですよね。

当時としては、「あなたが望むなら、私、何をされてもいいわ」という過激な歌詞が、世間を相当に刺激したわけで、所属するホリプロ、CBSソニー・レコードの売り出しの作戦勝ちでした。

自分がファンクラブに入ったのは、その後くらい。とは言っても、純粋なファンとはちよっと違う・・・

というのは、その頃の友人に桜田淳子ファンがいて、「俺が淳子ちゃんのファンの集いに行くとき、握手するチャンスで写真を撮って欲しい」と言うわけです。

「そのかわり、君がどこか行くときは手伝うよ。そうだ百恵ちゃんにしなよ」というわけで、百恵ファンになったわけで、どうも純粋なファンからすると怒られそうな経緯がありました。

実際、デヴュー翌年の、たぶん2月くらいだと思うのですが、千葉県のマザー牧場で最初のファンの集いがあって、そこへ友人と二人で参加しました。

途中で、一緒に歌える企画があって、見事に自分は当てられて、同じステージに上がったんです・・・が、友人は写真を撮ることをすっかり忘れていて・・・証拠が残っていません。

そんなわけで・・・って、どんなわけだかよくわかりませんが、実際のところ山口百恵史の中では前半はファンクラブ会員だったのに、それほどまじめなファンではなかったかもしれません。2年くらいで会費を払わなくなって、自然脱会しています。

しかし、山口百恵はしだいに変貌し、引退時にはまったく別の歌手になっていたと言っても過言ではなく、後半の曲は断続的にこれまでも聴くことがよくありました。

大人ってものはいいもので、大人買いという凄技を持っています。そこで、急に思い立って、「百恵プレミアム」という、全曲集のCDを手に入れました。

とは言っても、Amazonポイントがたまったので、しかも中古でということなんですが、そもそも2003年に出ていたもので、CD24枚組。さらに2007年に2枚追加され、完全版として、すべてのスタジオ収録曲を網羅しています。

凄いもんですね。いきなり、全部手に入るなんて、昔じゃ想像もできなかったことです。とりあえず、最初から順番に聴いていきたいと思います。

2016年12月25日日曜日

2016年 総決算 個人的なまとめ編


クリニックの診療は、あと月曜日と火曜日の2日間を残すのみ。クリスマスが終わると、否が応にも完全に歳末に突入します。

それでも、新年が明ければ、またいつもの日常に戻るだけですから、いつもより長めに休みがあるだけ・・・と言ってしまえばそれまで。

でも、大きく気持ちをリセットして、今年の自分を総点検してみることは、年を取るほど大事なことになってくるようです。

さて、昨年の12月にクリニックは開院丸十年の大きな節目にあたりました。そして、今年は11年目、そして今月から12年目に入っています。

何か一つのものを10年やれば、さすがに初心者とは呼ばれないし、自らもベテランとまではいかないにしても、中堅どころとしての自覚を持たざるをえない。

だからと言って、それが悪い方に出ればマンネリになるでしょうし、年を取ってくるとさらなる拡大路線に身を投じる元気も勇気もない。

結局、今年はまさに去年の続きで、特に変わったことはせず毎日を淡々とこなした一年だったかもしれません。

もっとも、それには理由(または言い訳)もあって、あまり冒険をせず日々を無難にこなす必要性もあったということ。

まず、クリニックの使用機器の劣化問題。開院して10年前後から、さすがにいろいろな診療機器が壊れます。早め早めに交換して新規の機器を導入できれば何てことは無いのですが、正直クリニックは営業的にはほぼトントンという状況。

次はどれが壊れるか戦々恐々としているわけで、もしもその場合はいきなりかなりの出費を迫られる状況になります。

今年は11月にレントゲンの読み取り機のコントロールをするPCが壊れました。そりゃそうでしょう。基本的にはパソコンですから、10年もったのが不思議なくらい。そうなると、当然レントゲン撮影はできても、それを見ることもデータを診察室に送り出すこともできません。

保守契約をしているので、翌日には代替え機を用意してもらって、現在もこれで業務をこなしている状況です。修理をしてもらうことはできますが、実はPCの故障は二度目なので、さすがに新規のものに交換することにしました。

これがただのPCとモニターを新規購入するだけなら、高くても20万円以内ですむようなもの。ただし、専用のソフトウェアは数十万円とかするのはやむをえない・・・と、これですめばいいのですが、医療用となるだけで、その何倍もの価格になる。

はぁ~、とため息つくしかないのですが、あとは交渉です。今回は、とりあえず代替え機があるし、壊れたものも修理してもらう契約があるので、大至急ではないのが幸いして、向こうの言い値とこちらの希望の中間で手を打てました。来年早々に機器の交換に入れます。

実は、次に壊れるのは? と気にしているのは、もっともっと高くつきそうなものばかり。レントゲンの撮影装置とか、撮影したフィルムを読み取る部分については、いつでも数百万円以上が、急に必要になる可能性はかなりあります。

そして、もう一つ大きなのが電子カルテそのもの。PCは、すでに何度か入れ替えをしていますが、いずれにしてもいまだにWindows XPベース。院内だけのLANでつないで使用するので、XPでもいいんですが、今どきのパソコン事情からすると恐ろしく遅いです。

そろそろハードウェアの故障が起こってもまったく不思議はないですし、できれば総入れ替え(数百万円かかる)を考えないといけない時期であることは間違いない。

差し当たって、突発的なことが無ければ、来年の大きな目標は電子カルテの刷新でしょう。今まで使用していたものをそのまま刷新するか、あるいはまったく別のメーカーのものを選択するか、大きな問題です。これは、それぞれのメーカーがどのように見積もりを出してくるかしだい。

幸い、今年は新患の増加が目立ち、比較的経営的には悪くありませんでした。故障による突然の出費分のプールを上乗せすることができたので、何か新しいものを導入するのもありますけど、ここは現状を確固たるものにして安定をはかるのが得策だろうと思います。

もう一つあったのが、看護師問題。自分の家内が看護師なので、家内が中心にクリニックをまとめていますが、さすがに一人ではきつい。もう一人定期に入れる人が必要なんですが、とても良い方が病気で突然リタイアになったのが3年前。

以来、求人を出せども出せども応募ゼロは当たり前。ほとんどの看護師さんは、おそらくより高給の介護関係の仕事にとられてしまった感があります。

たまに応募があっても、現場未経験(ペーパードライバー状態)とか、クリニックの診療時間枠をまったくカバーできない方とか、採用したくてもできないような条件が付いてくる。何とか採用しても、1カ月でやっぱり辞めたという方もいます。

ところが、やっと11月に新しい看護師さんがみつかりました。看護師としての業務にはほとんど心配なところはなく、しだいに馴染んできて周囲のスタッフとの関係もよさそうです。

ハードとソフトの両面がうまく噛みあわないと、物事はうまく進みませんから、そういう下地がやっと整ったかもしれないのが、今年のクリニックの大きな成果なのかもしれません。

さて自分のこととなると、今年一番の出来事は、迷うことなく「これ!!」ということがあるんですが、さすがにここに書くわけにはいきませんので、二番以下のことで、最も大きなこと・・・それは「教育費の終了(予定)」だと思います。

子を持つ親としては、こどもにしっかりとした教育を受けさせることは大事な仕事ですが、これにはけっこうお金がかかる。そもそも開業した大きな理由は、大学の勤務医ではこども三人を大学まで卒業させることは難しいということでした、

クリニックを開院した当初は、経済的にかなり厳しい状況が続きこどもたちにも相当な忍耐を強いた時期もありますが、何とかそれぞれがそれぞれの道に進む形だけは作れました。そして、最後の一人も、いよいよい卒業内定となり秋におそらく最後となる学費の振り込みを終えました。

今まで当直のバイトを延々と続けていましたが、これは生活費と教育費の補填という目的が大きかったのですが、開業5年でクリニックの収支が安定してからは、教育費のためだけになり、当直の頻度は1/2~2/3程度に減らし、その後も毎年少しずつ少なくはなっていました。

ブログに書いている昔の「総決算」を読み返してみると、我ながらすごい量の当直をしていたと思います。勤務時間で言えば通常の常勤に匹敵するくらいの量で、当然普通のサラリーマンの給与と同じくらいの金額になっていました。

さすがに60歳が近づいてきて、肉体的にもそれだけのダブルワークは無理ですし、クリニック開業当初の借金もほぼ返済しましたし、いよいよ学費がなくなるということになって・・・11月についに当直バイトを終了しました。

当直をしないということは、休みを休みとして使えるということで、これは大きな転換点だろうと思います。

まぁ、いろいろあったようなないような・・・結局は普通の一年なのかもしれませんが、とにかく来年もまた、今年のつづきですけど、またまたがんばっていきたいと思います。

2016年12月24日土曜日

クリスマス・イブ


クリスチャンでなくても、休日でなくても、1年の中でも12月24日はけっこう大事な一日。そして、たとえ独り者だとしても、ある意味忘れられない特別な日であったりします。

クリスマス・イブということで、本来はイエス・キリストの誕生日とされる25日が本番ですが、24日はその「前夜祭」という扱い。何故か昭和の時代から、恋人たちには特別な日に設定されていました。

今年のように土曜日にあたると、明日は休みということでがぜん盛り上がるところなんですが、今どきは昨日の天皇誕生日から三連休という方が多いようで、土曜日のイブの有難味は少ないのかもしれません。

うちもそうなんですが、こどもが小さい時は、いろいろとそれらしい料理を用意したりもしたました。鳥の丸焼きを作ったこともあります。

まぁ、今ではいつもの一日ですから、せいぜい焼き鳥でビールというところでしょうか。

2016年12月23日金曜日

2016年 総決算 世間の主な出来事編


年を取ったと実感することは何? という質問はよくあるのですが、肉体的なことはともかくとして、誰でも感じるのが「時が経つのが早い」ということではないでしょうか。

あっという間に2016年も終わろうとしているわけですが、今年も国内・国外を問わず、あるいはいろいろなジャンルを超えて印象的な出来事はたくさんありました。

おそらく、誰もが選ぶ最大の出来事はアメリカ大統領選挙だろうと思います。何しろ、下馬評を覆し、ドナルド・トランプ氏が勝利したことは、これまでの言動からも、オバマ大統領以上にアメリカの「change」を想像させます。

それが吉と出るのか凶と出るのか、来年の世界中の最大の関心事であることは間違いない。トランプ氏がかなりの軟化をすれば(つまり、投票した人をがっかりさせれば)、世界はあまり変わらないかもしれません。

彼が選挙運動中に口にしていたことを本気で実行すれば、良い意味でも悪い意味でも最も世界中に影響力のあるアメリカは、敵を増やし孤立化して、「同盟国」を自認する自民党日本はその対応に苦慮することになるかもしれません。

ヨーロッパでも、イギリスが欧州連合からの離脱を選択しました。これらはの出来事は、既存の先進国の中にも、現在の安定社会に対する市民の不満がかなりあることを示しているように思います。

適切ではないかもしれませんが、世界中でテロを起こしているISのような組織が生まれたことと、一部共通性を感じるというと言いすぎでしょうか。

国内では、東京都知事の交代が印象的です。前知事の舛添氏のあまりに幼稚な言動・行動は、政治家に対する国民の信頼を落とせるだけ落としたと言っても過言ではありません。

そして、新たな担い手として、しばらく国政の表舞台で静かにしていた小池百合子氏の登場。最近の政治家の中では、最も庶民の目線に近い発言をし、またそれを行動に移そうとしていることは評価されそうです。

それに関連した豊洲新市場問題や2020年東京オリンピック問題のどたばたは、来年以降にも持ち越される大きな宿題になりました。

 天皇陛下の自らの退位のお気持ちの表明というのも、有りそうで今まで無かったことで、改めて日本の「象徴天皇制」に対する大きな問題提起であろうと思います。

相模原の施設での大量殺人事件は衝撃的で、日本でもこういう規模で事件が発生したことは日常の中に大きな不安要素となりました。

しかし、リオ・オリンピックでの日本人選手の活躍は、嫌な出来事が多かった今年前半に区切りをつけてくれた明るいニュースでした。オリンピックの様々な問題が浮き彫りになってきていますが、スポーツの力は人々に勇気を与えることを改めて示してくれました。

他にも、熊本大地震、ポケモンGOの社会現象、SMAP騒動、ゲス不倫、芸能人の薬物問題、ボブ・ディランのノーベル賞、三菱自動車不正問題、 イチローの活躍、過労死問題、ピコ太郎人気、韓国大統領スキャンダル・・・

思いつくものを並べていたらきりがありませんが、もしかしたら世界中の価値観が従来のものから少しずつ変わっていく過渡期の一年だったのかもしれません。

それが、どのような方向に向かっているのか、まだまだ不透明です。少なくとも、今後の社会の主役になっていく、現在若者と呼ばれている人々にちゃんと継承できるような形が見えてくることが重要なのかもしれません。


2016年12月22日木曜日

ヤクルト


昭和のおばさんと言えば・・・

こどもたちが安全に横断歩道を渡る手伝いをする「みどりのおばさん」と、そしてヤクルトを毎日配達する「ヤクルトおばさん」・・・だったような。

とはいえ、ヤクルトおばさんは注文していない家にはやってこない。

いえ、たまに宣伝でサンプルを渡しに来ることはあるので、とっていない家でもみかけたことはあるはずです。

今までに定期購入をしたことはないのですが、ヤクルトはけっこう好きです。

味はちょっと甘すぎるように思いますが、あの微妙な量がいいのかも。似た味の清涼飲料水はいろいろありますが、だからと言ってたくさん飲みたいとは思いません。

昔はヤクルトを載せた小さめのリアカーを牽引する自転車が使われていたように思いますが、いまどきは三輪の原付。

おばさんとは言っても、じぶんからすればずいぶんと若い人が多いように思いますので、ヤクルトお姉さんという方がいいかもしれません。


2016年12月21日水曜日

冬至


冬至です。

一番昼が短い、そして夜が長い日というのが、一番簡潔な説明。一般人としては、そのくらいの理解で十分です。

実際のところ自分の場合は、ほとんど昼間にクリニック以外の場所にいることはないので、昼が短くても生活上は特に損得はありません。

ただ、日本人としては、当時の習慣として柚子湯というのがあって、これは次の世代にも繋いでいきたいものの一つかなと思ったりします。


柚子湯に入って、かぼちゃや蒟蒻を食べるというのが一番よくあるパターンでしょうか。

風呂に柚子をいれたからどうだということはないんですが、そういう日常の中の簡単な行事を行うことは、季節や暦を感じる上で大変効果的で、四季を感じ取る日本人の心は大事にするべきたと思います。

2016年12月20日火曜日

逢魔が時


12月も20日ともなると、いよいよ本格的な年の瀬です。カウントダウン開始のような感じ。

空気が乾燥して、都会の空でも澄み渡る青空が広がり、夕闇が迫ったきた時間帯でも見事なグラデュエーションとなります。

いかにも、天気の良い年末年始の空はこんな感じというところでしょうか。

こういう時間帯のことを、逢魔が時(おうまがとき)と呼びますが、横溝正史の金田一耕助が髪の毛をむしゃむしゃしながら歩くのに似合う。

薄暗くなってきて、向こうから来る人は誰なのかよくわからない、何か魔物にでも遭遇しそうな雰囲気という意味で、黄昏時の別名として用いられます。

暗くなってくると、物の彩度が落ちて視力が低下しやすいので、よけいにそういう感じになるんでしょうね。

2016年12月19日月曜日

ころころローラー


・・・って言うんですか? これ。

なんか、よくわかんない・・・んですが、健康器具として、この数年よく見かけるもの。

中には、ロナウドの宣伝する超高級品もあって、そんなのは何万円もする!! って、どんだけの効果があるんですかね。

まぁ、どう考えてもマッサージですよね。頬ほコロコロすると、確かに小顔で細くなった感じに見えるんですが、マッサージ効果による血流改善ということでしょうか。

当然一時的な効果でしょうから、気になるときにいつでもやるしかない。ずっとやったから小顔になるというものではない。

いかにもメッキで高級感はあるんですが、プラスチック製です。安いです。でも、高級品と効果はたいして変わらない・・・んじゃないかと。

2016年12月18日日曜日

カメラのすみ分け


最近ちよっと困っているのは、実はデジタル一眼レフカメラを持ち歩けないこと。

いや、持とうと思えば持てないことはないのですが、いろいろと毎日用事があって、荷物が増えてしまいました。カメラはレンズ付きで2キロ近くあるので、これをショルダーバックとかで担いでいくのは、おじさんにはちょっとしんどい。

そんなわけで、とりあえず写真に撮っておきたいと思う瞬間はたまにあるんですが、何しろスマホしか手元にないという状況。

そんな行き詰まった雰囲気の写真をブログにのせて・・・がまんするしかありません。

あらためて、スマホのカメラを利用してみると、確かに画素数は昔のコンデジをはるかに上回り、いろいろなサービス機能も充実していて、日常的なスナップ撮影としては、十分なレベルです。

ただ、一眼の力・・・それもフルサイズの性能を知ってしまうと、ちょっとどころか、かなり物足りないと感じるのは、当たり前と言えば当たり前の話。

そのあたりは、まったく別物として認識しておかないとしょうがない。スマホに一眼並みの高機能を求めても無理ですし、一眼もスマホの携帯性・簡便さと同じになるはずもない。

これは、よりアーティスティックな写真を撮る人ほど、差がはっきりとしてくること。まあ、自分のように「なんちやってカメラマン」程度では、実はどっちを使ってもさほど変わらない・・・

とは思いたくないのですが、いくつか駅前のライトアップ写真などをスマホで撮影してみると、かなりの不満を感じるわけです。一眼ならこんな写真にはならないと思えるということは、少しは写真技術が進歩しているということなんでしょうかね。


2016年12月17日土曜日

ホームドア


電車がホームに入ってくると、決まって聞こえてきたアナウンスが、「・・・白線の内側でお待ちください」というものだったのは昔の話。

ホームの端から30センチくらいのところに白線が引かれていて、それよりも外側に立っていると、入ってくる電車と接触の恐れがあることに対しての注意だろうと思っていました。

その後注意喚起を強めるために黄色の線のところもあったりしましたが、近年どんどん増えているのが防護柵。

ホームドアと呼ばれるこの防護柵は、ホーム上のトラブルよりも、ホームから下の線路への転落防止に対しての備えという目的の方が大きい。

日本で最初に設置されたのは、東海道新幹線の特急ひかりの通過駅であった熱海。50年ほど前の話ですが、身近な路線に設置の動きが加速され始めたのは2000年以降だと思います。

これはバリアフリー法が施行されたことが大きく、新規路線では義務となり、既存路線でも努力目標とされました。

日本全国では、おおよそ9200くらいの駅があると言われています。その中で、特に利用者が多かったり、危険性が高いため設置を強く求められているのはだいたい3000駅くらい。

その中で実際にホームドア設置ができているのは700駅程度。つまり、必要性が高い駅の場合1/4くらいですし、全体からすると1割に満たないことになります。

単一の路線では、比較的容易に設置ができますが、複数の路線が乗り入れている場合には困難で、電車の規格が様々でドアの位置が違ったりする。

また、危険が高い狭いところほど設置が難しかったり、古い駅では構造上の問題があったりで、なかなか簡単にはいかないようです。

単なる転落事故、自らの意志で転落する場合だけでなく、先日のようにまったく無関係の誰かを突き落とすような怖い事件が発生すると、ホームが狭くなって利便性が多少犠牲になったとしても、ホームドアの普及が待たれるところです。

2016年12月16日金曜日

梵 @ センター南


リウマチの勉強会の仲間で忘年会。センター南のお馴染みの梵(ぼん)に行きました。

ここは、以前は製薬会社からの接待で数回行きましたが、もう時代が変わって製薬会社は利益供与を一切しないことになって、この数年は接待を受けることはまったくありません。

それはそれで、変なしがらみはできないので、こちらも気が楽というもの。こちらもいい加減な営業には厳しく対応ができるので、必要のない面会はお断りしやすくなりました。

それはそれとして、接待がなくなっても、自分のポケットマネーで行くという店の一つが梵でしょうか。

第一の理由は、やはり出てくるものがまともで美味しい。第二の理由は、八海山ビールがあること。そして、第三の理由は・・・・まぁ、近いということで、クリニックが終わってから歩いていけますから。

この店の一番の売りは、間違いなくお造り。今まではずれたことがありません。今回も、味も見た目も豪華なお造りがトップバッターで登場し、もうこれだけで十分というくらい堪能しました。

2016年12月15日木曜日

センター南のライトアップ


いよいよ12月だと思ったのはつい数日前のように思っていましたが、気がつくともう月の半分が終わって、今年の診療は2週間足らずです。

年の瀬は駆け足で、昭和から平成になってもあわただしさは相変わらずというところでしょうか。

クリニックがあるのは横浜市営地下鉄センター南駅前。センター南は港北ニュータウンの中心として、計画的に開発されたので、駅前の景観は確かにゆとりがあって、よく考えられています。

シンボリックな港北東急Sの大きな建物がありますが、駅を出てから商業施設までの間は広々としていて、交通網よりも人を中心にした街作りのコンセプトがよく出ています。

この時期、当然のように光があふれていて、行き交う人々がその中に埋もれてしまいそうな感じです。

街並みのライトアップは、どこでも似たりよったりと言うとそれまでですが、よく見てみるとそれぞれに特徴がありそうな気がします。

2016年12月14日水曜日

二子玉川のライトアップ


田園都市線には・・・って、マツコは大嫌いらしいのですが、たまプラのほかに「たま」がつく駅は二子玉川があります。

こちらの玉川は、多摩川のことだというのは明らか。何しろ、多摩川を鋏んで東京側すぐが二子玉川で、川崎側が二子新地です。

二子玉川は、昔は「フタコ」という通称がよく使われていたのですが、いつのまにか「ニコタマ」の方が通りがよくなった気がします。

東急沿線ですが、ここでは高島屋が元気で、実はその歴史はかなり古い。玉川高島屋SC(タマタカ)ができたのは1969年といいますから、おおよそ50年前。

特に地域に人気が出てきたのは、この20年くらいでしょうか。最近はタマタカの反対側も商業施設がができたりして、まだまだ元気がある感じです。

こちらも駅前の電飾はなかなかゴージャス。このあたりだけで、いったいいくつのLEDを使っているんでしょうか。

2016年12月13日火曜日

クリニックのライトアップ


・・・って言っても、クリスマスツリーを出しただけなんですけどね。

巷では、最近ではフライング気味のところが多くて、中には11月末にはクリスマスツリーを飾っているところもあったりします。

確かに、12月25日のクリスマスの4週間前から、キリスト教では待降節に入るので、11月末からというのもわからないではないのですが、基本待降節、つまりキリストの降誕を待ち望む期間は、静かにしているのが基本とされています。

クリニックでは、だいたいクリスマス前2週間ということにしてツリーを飾っています。以前は豆電球を巻き付けていましたが、今のツリーは2代目で、グラスファイバーでLEDの光を枝先まで届かせるタイプ。

ライトアップと言っても、たかが知れているんですが、まぁ季節ものですからね。それなりに綺麗な方がいいわけで、光っている雰囲気はなかなか悪くはありません。

クリスマスというと、もう一つサンタの折り紙というのも、クリニックでは毎年恒例になっています。

今年も10月からスタッフ全員(院長も!!)で、ちょっと手が空いた時にせっせと折りました。クリニックではこの期間お菓子を添えてサンタクロースの折り紙を配るのも恒例行事です。今年は500個用意していますが、無くなったらおしまいです。

今年のクリスマスはイブが土曜日で、いろいろと楽しむ方には最高の日程になっているのではないかと思います。年末を象徴する一番楽しいイベントですから、誰もが幸せに感じれるといいですよね。

2016年12月12日月曜日

たまプラーザのライトアップ


この時期になると、各地からライトアップとか、クリスマスツリーの点灯などの話題が集まってきます。

思い出すと、もう「昔話」になってしまいますが、石油ショックの時にテレビの深夜の放送は中止になり、街中のネオンも消され、暗く静かな夜を過ごした時期があります。

たぶん、若者は今どきの光で飾り立てた繁華街からすると想像もできないことだろうと思います。

これだけ光が当たれているのはLEDの普及が大きいわけですが、電力消費も少なく、また発熱が少ないことで樹木を痛めることがないと言われています。

でも、これだけたくさん飾り立てれば、合算した電力は昔の電球よりも大きいかもしれませんし、まったく熱がでないわけでもない。

自分のテリトリーの一つはたまプラーザですけど、ここの駅前も以前からずいぶんと派手にライトアップしていましたが、今年も例年通りかそれ以上に光があふれていました。

単純に「綺麗」だと思いますし、気持ちがよくなることは確かです。ただ、もちろん通り過ぎるだけの場所なので、そこまで光り輝いていなくてもいいかなとも思ってしまいます。

2016年12月11日日曜日

べったこ亭 @ センター南


季節ですから…昨夜は、クリニックの忘年会をしました。

場所はべったこ亭。この近辺では、駅ごとにあるような、よくある居酒屋です。

女性が多い職場ですから、おしゃれなイタリアンとか、こだわりのオーガニックとか・・・探してみるんですが、忘年会で多少わいわいやるには、結局居酒屋の方に落ち着くことが多い。

なかなか場所が思いつかないときは・・・「べったこにしよう」という感じで、クリニックの縁会での使用率は高いわけで、もうほとんどホームと呼んでもいい感じです。

忘年会メニューは限定されていて、基本は豚キムチ鍋。正直、ここは不満。他に美味しいメニューがあるんで、いきなり最初から鍋をだされてもという・・・

忙しいので、細かい注文をいちいち受けていられないという事情は察するところなんですが、結局別に単品をいくつか追加注文することになってしまいます。

まぁ、それはともかく、今回もゲームをして忘年会商品を参加者に・・・いつもならたいていトランプ、ババ抜きで勝者を決めていましたが、今回は違います。

クリニック・クイズ大会ということで、いろいろなクリニックに関係した問題を作りました。例えば、「クリニックの中には椅子と呼べるものはいくつある?」みたいなもの。

正解は、なんと46。

あらためて数えてみて驚きました。こんなにある。待合室が最も多いのですが、物をのせているもの、使っていないものなど合わせると意外と多い。

まぁ、そんなことで飲んで食べて騒いだ週末でした。


2016年12月10日土曜日

スマホが壊れた!! その2


この前スマホが壊れたという話を書きましたが、今回はその後どうなったかという話。

簡単に言うと、新しいスマホを利用して、ほぼ普通に使えるように戻りました。一安心です。ただ、最初の数日間は、データ通信ができなくて、けっこう悩みました。

とりあえず、使っていたのはXperia Z2という2014年の製品で、キャリアのdocomo。

単純に。ショップに持って行って、あーだこーだと説明すればいいんでしょうけど、修理となるとけっこう高いとよく聞きますし、実は最近流行りのSIMフリーというのにも興味がありました。

そもそも、今までは絶対!! というくらい使わないdocomoのサービスアプリがやまほど勝手に起動して、アンインストールしてもROMから勝手に戻してしまい、うっとおしくてしょうがなかったんです。

SIMフリーだと、キャリアの余計なアプリはないのですっきり。その分、メモリーも軽くなって、動きもいいと想像します。

そこで、海外版のZ2・・・ようするに、同じ機種なんですがSIMフリー版をAmazonで購入。もともと、ハード代金で7万くらいだったと思うのですが、SIMフリーだと新品で4~5万。今回は、中古で2万ちょっとです。

単純に、壊れたZ2のSIMカードを差し替えてみました。そして、本隊設定の中からリセットをして、初期状態に戻してみました。

その結果、もちろんWiFiはすぐにつながります。そして、電話番号はそのままで通話の着信・発信も問題なくできました。あっけないくらい簡単です。

ところが、データ通信ができない。つまり、WiFiがつながらない環境では、LINEのやりとりができないし、ポケモンGOも使えない!! ということで、これは困った事態です。

何度もリセットしたり、設定メニューをさがしたり、ネットで情報を検索してもよくわからない。もう、ほとんど諦めかけていたところで、ふっと思いついた。前のもっと古いスマホにSIMカードを入れてみようと。

Z2よりも古いXperiaは、この中古を購入する前の2日間くらい、緊急退避としてSIMを差し込んで使ってみたのですが、ほぼ問題なくすべてが使えました。ただ、古いので今どき動作は緩慢。

さて、もう一度古いXperiaに入れてみて、モバイルネットワーク設定を確認すると、アクセスポイント名の項目に、なんと新しい方にはなかったものが選択されていました。

docomoのSPモード用のアクセスポイントで、設定項目の値を書き出して、もう一度Z2にSIMを差し替え、新規にアクセスポイントを手作業で入力したら・・・おめでとう!! データ通信復活です。これで、外でも連絡がとりやすくなりました。

ただ、海外版のため使用できる周波数帯が多少狭いらしいので、やや電波状況は不安定な印象がありますが、実働上は困るというほどではありません。

そして自分の中では「悪名高き」docomoメールが使えない・・・ことで、基本的には自分はいいのですが、やはり使う方もいるのでできれば使いたい。

そしたら、今はdocomoメールも外部アプリで送受信が可能なんですね。Androidスマホでは標準のGmailに追加設定したら、これもいとも簡単に可能になりました。

こうなると、わざわざ機種変更とかで、高額な手数料をdocomoに吸い上げられることもなく、本体もリーズナブルな価格でキャリア独特の規格に縛られることもない・・・ということで、めでたしめでたしなのでした。

2016年12月9日金曜日

都筑ふれあいの丘


・・・という地名はありませんが、横浜市営地下鉄の駅名として使われている。

市営地下鉄には最初にできたブルーラインと、2008年に開業したグリーンラインがありますが、港北ニュータウンの「中心地」であるセンター北とセンター南は、どちらの路線も通ります。

センター南のすぐ隣のグリーンラインの駅が、都筑ふれあいの丘ということになりますが、もともとは葛が谷(くずがや) 、高山と呼んでいる町名をまたいで駅が作られました。

その周囲も、比較的細かく町名が使われていて、どれかひとつの町名を用いるのが難しくて「総論」的な駅名を考えたんでしょうか。

クリニックをセンター南に開院した翌年から、この葛が谷にある社会福祉協議会が運営するケアプラザの協力医をやらせてもらっているので、都筑区の中ではけっこ馴染みのある場所。

地下鉄開業当初は、「ふれあいの丘」ってどこ? という感じでしたが、最近はだいぶ耳慣れてイメージが湧くようになりました。

現在は隣の緑区の中山までで、ここでJR横浜線と連絡して終わるグリーンラインですが、一応旭区の二俣川、さらに中区の根岸まで延伸させる計画があるらしい。

横浜駅からは放射線状にひろがる交通網は発達していますが、環状の交通網は道路も含めて計画はたくさんあるものの遅々として進まない。二俣川あたりは、青葉・都筑あたりからは、かなり遠回りしないといけない場所です。

ブルーラインの新百合ヶ丘延伸計画もまったくどうなっているんだかわかりませんので、グリーンラインについても計画だけで実現するとしても想像もできない近未来のことになるのかもしれません。

2016年12月8日木曜日

鮑刺身


伊勢の海人 朝な夕なに 潜つぐ 鮑の片思いにして

・・・って言われても、なんのこっちゃなんですが、万葉集にあるらしい。

昔から古文・漢文は、めちゃくちゃ不得意でして、できるなら避けて通りたい科目なんですよね。万葉集といわれても、自分にとってはなんかずっと昔のファンタジーみたい・・・

それはともかく、「伊勢の」というところが「磯の」に変わったらしいのが、「磯の鮑の片思い」ということらしい。ふむふむ。簡単に納得してしまう感じです。

二枚貝と違って、鮑は一枚貝ですから、いつも相手のことを思い続けている・・・という、まさにロマンティック!! まさにファンタジー!!

ただ、現代風だと、思い続けた末にストーカーでなければいいんですけどね。

帰りのスーパーで、恒例閉店前半額セールに遭遇して、思わず買ってしまいました。定価で1200円だと、食べたいけど高いからやめようとなるところですが、半額だと・・・

やっぱり、この独特の食感はいいですよね。火を通してしまうのは、とてももったいないと思います。ステーキよりも、刺身で食べたいものです。

2016年12月7日水曜日

寒くなったら欅


今年は盆栽を、いろいろ取り揃えてみたわけですが、中でもお気に入りの一つになったのは欅(けやき)。

それも、一番欅らしい「箒作り」にしやすい形のこの鉢は、何としてでも枯らしたくない。

何とか夏の暑さを生き延びてくれました。やっと落葉が始まって、冬姿に近づきました。

実は、葉が無くなったところでやりたいことがあるんです。

余計な向きにのびた枝は剪定して、できるだけ放射状に真っすぐに伸びる形を作りたい。細かい枝をまとめて縛って、冬の間は一本の真っすぐの棒状にしておきたいわけです。

さてさて、春にはどういう姿になっているのでしょうか。

2016年12月6日火曜日

りんごらしくなりました


姫林檎の盆栽です。

10月くらいから、少しずつ赤味が増してきて、最近はずいぶんとリンゴらしい色になってきました。

元々、8月末にホームセンターで購入したもの。もう、ほとんど水だけは撒きましたという管理で、葉はかなり傷んでいて、実はつき放題。

これでも、かなり実を間引いたのですが、改めて眺めるとまだ多すぎる感じです。

盆栽としては、見た目は重要なので、もう少し整えたいところはやまやまなんですが、とりあえずそれは来年の課題。今年は、とにかく枯らさずに冬を越すことが最大の目標。

すなみに、この実を口にした強者がいるんですが、ちょっと口にしてすぐに吐き出していました。めっちゃ、渋いらしい。とても食べれる代物じゃないようです。

だいたい姫林檎の紹介記事などでは、「食べれない」と書いてあるというのは本当です、うん。

2016年12月5日月曜日

スマホが壊れた!!


急に? 充電切れ状態になったので、まぁ、当然再充電しました。

電池量1%とか出たかと思うと、またプツン。

あれぇ~、その後の充電中のLED点灯せず・・・

一晩そのままにしても ・・・・ 。。。。 、、、、 うんとも、すんともいわない・・・ってことは、これは完全にいかれた感じ。それでもめげずに、昼間も何度も充電器をつないでみましたが結果は同じ。

しょうがないので、このスマホの前に使っていた、もう5年くらい前のスマホを取り出してみました。同じキャリアだし、とりあえずWiFi環境では、まだ動くのは最近試して堪忍していました。

幸いなことにSIMカードのサイズも同じだし、もしやと思って動かないスマホのSIMを取り出して、古いスマホに差してみました。

お~、通話できるじゃん。

これって、機種変更ってことですかね。壊れた方の本体の費用は払い終わっているし、たぶん合法のようです。

ただ・・・スピード感の低下は相当なもの。かなり寂しい感じ。とりあえず、当座しのぎとしてはOKですけど。

ただ・・・残念なことに・・・OSバージョンの関係で・・・ポケモンGOができない。って、不満はそこかと突っ込まれそうですけどね。

いっそのこと中古品やSIMフリー機種がいろいろ出回っていますから、わざわざ修理をするよりもかなり安くすむのかもしれません。

2016年12月4日日曜日

市ヶ尾横穴墓群


首都圏に住んでいると、名所・旧跡というのは、どこかに出かけて行ってみるものというイメージがあるんですが、それは東京・神奈川あたりは新しい街が多くて温故知新を実践しにくいという面もあるということ。

でも、探せばいろいろなものがあることに気がついて、おやおやこんな大事なものが近くにもあったんだと驚くことがあるものです。

実は、そういうことを教えてくれるのがポケモンGOです。巷では、おじさん、おばさんだけがいまだにやっていて、若者はとっくに飽きたとか言われています。

年を取ると、新しいゲームをどんどんやり倒すということはないわけですが、ポケストップに選ばれた身近にある意外な史跡の発見がけっこう楽しいというのも、ゲームを続けている魅力の一つ。

最初にスタッフは相当がんばって世界中を歩いて、ポケストップにふさわしい場所を調査したんでしょうね。地元でもほとんど知られていないようなものを、よくぞまぁ選定したものだと感心してしまいます。

例えば市ヶ尾。田園都市線では比較的マイナーな駅になってしまうのですが、わりと古くから町が形成された地域です。

駅から10分弱くらい歩くとあるのが、横穴墓群というけっこう歴史的な意義のある史跡。83年前に発見されて、30年ほど前にやっと保存整備が行われました。

古墳時代末期の7世紀前後に、力のある農民の墓として作られたものと考えられています。長さが数メートルの横穴を堀り、入り口を岩などで塞ぐという、いたってシンプルな構造。

古墳というと前方後円墳のような土葬で、有力者ほど周りをいろいろな自然地形で飾るものがすぐ思いつきます。時代の末期は、様式はどんどんくずれ、また地位の低い者でもどんどん作るようになったということなのかもしれませんね。

2016年12月3日土曜日

中島みゆき / 21世紀ベストセレクション『前途』


昔、YAMAHAが主催していた通称ポプコン、ポピュラー・ソング・コンテストは、実力を持った多くのアーティストを輩出する、音楽好きにとっては注目度の高いコンテストでした。

1975年の第9回で入賞した中島みゆきは、その年「アザミ嬢のララバイ」でデヴューし、翌年第10回大会で、「時代」でグランプリに輝きました。

このあたりはリアルタイムに知っている世代としては、当時はだみ声でたいして美人ではない(失礼!!)、でもとても個性的な歌を作って歌う人という印象でした。

高校生だった自分りも年上のお姉さんとしては、すでにファッショナブルなユーミンもすでに人気が高かったわけですが、どちらかというと中島みゆきの「泥臭さ」みたいな方がしっくりきたものです。

けっしてまじめなファンではありませんが、彼女の曲は断続的に聴いてきましたが、最近登場したのが21世紀に入ってからの楽曲を集めたベスト盤「前途」です。

中島みゆきもすでに60代半ば、かなりいい年下「おばちゃん」ですが、デヴューしてから40年の今でも、独特の世界観はぶれることはなく、彼女の作る歌詞の中には誰にも真似のできない表現がたくさんでてきます。

歌詞を文学として考えるなら、日本人的にはボフ・ディランよりも、中島みゆきをノーベル賞に推したいと思っても間違いではないと思います。

つい先日、NHKでこのベストを題材にして番組が放送されました。かつての「芋ねーちゃん」も、ヴィジュアル的にも美しい熟女になっていますし、とにかく枯れることがない個性的な創作意欲には脱帽するしかありません。

2016年12月2日金曜日

保木薬師堂


薬師如来を祀る仏堂が薬師堂で、古くから地域の寄り合い所として利用されていたようです。

保木薬師堂は1783年建立されたもので、横浜北部地域の重要文化財の一つ。

薬師如来は、仏教の世界では医療に関係した仏様ですから、医療に携わる者としては多少気に掛けるところがあります。

平成の世になっても、この場所は地域の行事で集合場所になったりすることが多く、時は移り人も変わりましたが、人々を結びつける役目を果たしているんですよね。

2016年12月1日木曜日

師走


Nikon D7200 1/1000 f5 40mm ISO320

いよいよ師走、今年もあっという間に12月になりました。

特に何かが起こるわけでもないのに、12月というだけで何となく気ぜわしい感覚になるのは毎年同じ。

何か掃除をしてないといけない気分になる。足りないものがあったら、しっかり補充しないといけない感じがする。やりかけの仕事は、きっちり終わらせたくなる。

別に来月でもかまわないことなんですけど、その来月が来年ともなると、何か区切りをつけたくなるわけです。

暦に縛られている生活なんですが、ふっと立ち止まって自分のまわりを点検するという意味では悪いことではありません。

☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆

本日の12月1日(木)、および12月15日(木)はクリニックの受付は、30分早くなり11:00で終了になります。ご迷惑おかけますが、よろしくお願いします。

年末年始休診
12月28日(水)~1月4日(水)は休診いたします。ご迷惑おかけますが、よろしくお願いします。

2016年11月30日水曜日

Rose Garden

Nikon D750 1/160 f8 210mm ISO800

そのまま翻訳すれば「薔薇の庭」ということですが、ローガ・ガーデンというのはいろいろなところで使われています。

その中で、自分の場合(昭和男子ですから!!)、すぐに思い出すのはリン・アンダーソンが歌った曲。1970年発売ということで、まさに昭和40年代どストライクです。

なんで特に記憶に残っているのかというと、当時の英語の教科の先生が授業で解説したからなんです。

君たち、外人との会話で便利な言葉の一つはね、相手が何て言ったかわからないときに「I beg your pardon」ということだよ。ローズ・ガーデンという曲の出だしの歌詞がそうだから、発音は曲を聞いて覚えなさい。

というわけです。ははぁ、確かに出だしの歌詞ですね。なるほど、「申し訳ありませんが、よく聞き取れなかったので、もう一度お願いします」という意味になるわけです。

ですが、使う時は注意が必要です。3回繰り返すと、相手を怒らせるかもしれません。

2016年11月29日火曜日

銀杏(ぎんなん)

D750 1/2500 f8 78mm ISO800

街が黄色に色づくと、立ち込めてくる匂い・・・うっ? 何か臭くない?

あ~、銀杏かぁ。落ちたのを、誰かが踏んづけてつぶしちゃったわけね。

えっ! これ食べるの? 旨いの? 本当?

・・・なんて思ったのは、ずいぶんと昔のことで、小学生の頃に遡る話です。

以来、銀杏は苦手な食材の一つ。大人になって嗜好が変わり、こどもの時に食べれたものが食べれなくなったり、逆に大人になると食べれるようになるものもありますが、銀杏はぶれていません。

小さい時にすり込まれた強烈な悪臭のイメージは、そうは簡単に払拭できるものではないようで、いまだに心のどこかに引っかかっている感じがします。

もっとも、イチョウの木は雄と雌があって、銀杏ができるのは雌だけ。街路樹は、そのほとんどが雄を選んで植えているため、ほとんど匂いに困ることはありません。

たまに選びそこなって雌木だったりすることもありますが、まずは許容範囲。

茶碗蒸しとかにはレギュラーのように入っていますが、一応大人ですから口にします。ですが、あの食感は苦手。美味しいと思ったことは無いんですよね。

とりあえず、見事に黄色になった葉だけを楽しむだけで、大変満足しているこの頃なのです。


2016年11月28日月曜日

草野球


そういえば、秋というとスポーツも・・・

近所の広い公園には野球場があるところがあって、休みともなると歓声が上がっている。昨日はこども野球ではなく、いい年をしたおっさんたちが集合していました。

どの選手も「へぼ」と言ってしまえばそれまでですが、逆に見ていてそれが楽しくて、実際にやっている側はもっと楽しんでいるんだろうと思いました。

それにしても、ちゃんと主審だけでしたが、審判がいるのには驚いた。もちろん、いかにも審判らしいおっさんも、近くの知り合いっぽい人で、審判自体も楽しんでいる感じ。

今でこそ、サッカーにおされて一番人気の座からは遠のいた感のある野球ですが、昭和世代はこどもの時の夢で、どこかに「野球選手」と書いたことがないはずがないくらい人気でした。

みんな背番号は1番か3番だったりして、みんな一塁か三塁しか守りたがらない。

当時の巨人の王・長嶋のONコンビの人気たるや凄かったもので、本田圭佑が11人束になってもかなわないくらいの絶大ななものでした。


まぁ、その頃は情報量は少なく、もちろんインターネットなんてありません。野球中継というと巨人がらみしかなかったですし、基本は巨人ファンとアンチ巨人のどちらかしかいなかった。

まぁ、何にしてもとりあえず、平和なことでよかったです。

2016年11月27日日曜日

盆鉢の秋



今年の春から俄か盆栽家・・・と言うより、似非盆栽士の方が適当なのかもしれないのですが、要するに盆栽に興味を持って、鉢を並べ始めたわけです。

実際のところ、やってみるとこれがなかなか面白い反面、日中ほぼ手をつけられない自分の環境ではけっこう管理が大変で、簡単には事が運ばない。

もう、ほとんど弱肉強食、自然淘汰の世界で、いい加減な管理でも生き抜く力がある鉢だけが半年余りで選抜されたというのが正しい。

見た目にも美しくならず、伸びすぎた枝もどうしていいかわからない状態だったりします。

初心者は、「いくつの鉢を枯らしたかわからない」みたいな話はよくあることですが、自分の場合もまさにその通り。

最初にいくつか購入した2000~4000円くらいの鉢は、だいたいが外見はともかく何とか保っています。そのあと、自分で仕込んだものはかなりひどいことになりました。

さらにがっかりなのが、ちよっと色気を出して手に入れた高額(と言っても、1万円以下なんですけど)な鉢が残念状態。けっこう立派ないかにも盆栽然とした錦松(黒松の変種)なんですが、めったに枯れないと言われている松を枯らしてしまったのはショック。

夏の暑い時期の水遣りの難しさ・・・ということなんでしょうか。これから冬の寒い時期の管理を考えると、生き残っている鉢もどうなることやら不安です。

さらに今年の秋の天候不順が響いてか、楽しみにしていた鉢の紅葉もぱっとしない。写真は百日紅ですが、全体に紅がさす前に、どんどん葉が落ちてしまいました。他の鉢も、紅葉するものは色合いがまだらでとても綺麗とは言えません。

このまま、最低限のモチベーションを保って、剪定とか美しくすることよりも、とにかく来年の春の芽吹きに成功させられれば・・・とにかく初心者は、枯らさないという最低限の目標をクリアするだけで精一杯ですね。

2016年11月26日土曜日

七志 @ たまプラーザ



豚骨のラーメンというと九州のイメージが強いのですが、何しろ地元横浜は家系の豚骨醤油が有名で、背綿脂の乗ったこってり系が幅を利かせています。

いわゆる博多ラーメンの豚骨スープは比較的あっさりで、有名チェーン店のおかげで、今では一定のファンはいますが、家系ラーメンに慣れた下には物足りないという意見も少なくない。

そういう人にお勧めしたくなるのが、七志(ななし)というラーメン店。横浜、東京で展開する豚骨ラーメンのチェーンです。たまプラーザでは、駅から数分歩いたところにあります。

駐車場は無いので、どうしても行く回数が少なくなるんですが、たまにどうしても食べたくなるお気に入りの一つ。

同じ九州豚骨ですが、博多よりも熊本ラーメンに近い、濃厚な味わいで嬉しくなります。家系ほど脂ぎとぎとではなく、博多ラーメンよりもこくがある。焦がしにんにくの胡麻油、いわゆるマー油が全体を引き締めるポイントだと思います。

家系でもたっぷりの紅生姜を入れたくなるのですが、七志のスープには本当に紅生姜が似合います。テーブルにおいてあるトッピングをケチらず、恥ずかしがらずに使いたい。

テーブルには、他にもニンニク(絞り器もある!!)、豆板醤+長ネギもあります。個人的には、豆板醤は辛くなるだけで、豚骨との相性はイマイチと思います。

ラーメンに直接乗っているトッピングにも工夫があって、ワカメは茎ワカメで、こりこりした食感がうける。メンマのかわりは筍そのもので、こちらもアクセントとしてはグッドアイデアだと思います。

2016年11月25日金曜日

初雪や 気がつけばまだ・・・

Nikon D750 1/80 f11 12mm ISO800

初雪や 気がつけばまだ 霜つかず

というわけで、今はまだ11月、霜月です。何か、今年の冬は、どうなるのか不安ですね。

朝の6時を過ぎたら、急に雪になりました。予報よりも数時間遅れての降り出しで、一時はけっこう吹雪状態で、こりゃまたどうなることかと心配しましたが、お八つ時分にはだいたい落ち着いてほっとしました。

そもそも、「初」という冠を言葉に付けるのは、普通は年が明けてから最初のものに対してですから、本来昨日の雪に対して「初雪」という表現は間違いのような気がします。

まぁ、細かいことですけどね。今年度初ということでいいんじゃないかという。

2016年11月24日木曜日

聖護院大根



一見すると蕪(かぶ)にしか見えないんですが、何しろでかい。直径は10センチをちょっと超えるくらいあります。

実は、これは大根。 聖護院大根、あるいは丸大根と呼ばれる品種で、京野菜としては有名ですが、関東辺りではあまり見かけません。

よく道端に生産者による無人野菜売り場があったりするのですが、ここで見つけたもの。なかなかインパクトのある外見で、思わず持って帰りました。

・・・って、もちろんお金は置いてきましたけどね、150円。冷静に考えると、安くはない。

もちろん、今年は天候不順による野菜などの価格の高騰が続いています。ふつうの大根は1本で300円くらいしますから、体積で考えれば半分くらいのこの聖護院大根で150円というのは無理が無いところかと。

甘みが強く、水分も多めに含んでいるようですが、煮崩れはしにくいのだそうです。そんなわけで、煮物にして食べましたが、評判通りに美味でしたよ。

2016年11月23日水曜日

小石仏像群

D750 1/500 f8 95mm ISO800

ポケモンGO・・・って、いきなりタイトルとかけ離れたものから話が始まるんですが、とにかく確かによくできたゲームだと思います。

もう飽きてやめちゃった若者はずいぶんといるようですが、むしろおじさん、おばさんには人気が続いているという話はよく聞きます。

少しは歩く量が増えたことは間違いない。運動不足な体にとっては、少なくとも悪いことではありません。

そして、いつもは何も気にせず通り過ぎてしまう場所に、意外なものがあったりすることに気づかされる。身近な場所の再発見というのは、なかなか楽しいものです。

例えばこれ。寺の入り口から参道沿いに100mくらい、石仏像がずらーりと並んでいるんです。小さいもので数十cm、大きくて1mくらいでしょうか。

これだけ揃うと、さすがに見入ってしまいます。

この寺は、マスコミ露出のけっこうある、それなりに有名なところらしい・・・のですが、「宗派問わず」を謳い文句にしていて、HPにも××宗というような記載は一切ありません。

また一般的な寺は〇〇山△△寺のような名称ですが、〇〇山は不明です。建物も有名な建築物のコピーのような、斬新と言えば聞こえはいいのですが・・・ちよっと不思議な場所でした。

2016年11月22日火曜日

どんぐり

Nikon D750  1/250 f8 500mm ISO800

♪ どんぐりころころ どんぶりこ ・・・

耳なじみの曲が聞こえてきそうですが、どんぐりは漢字で書くと団栗。ブナ科の木にできる果実の総称です。

漢字で書くと気がつくのですが、どんぐりの中でも、一番大きくて食べておいしいのが栗。

この時期、枝から落ちて、地面にはどんぐりがたくさん。鳥などの餌になった、人に拾われて遊び道具になったり、いろいろと活躍します。

ここに落ちているのは、殻がリング状の縞模様がはっきりしていて、カシの木のもの。カシにもいろいろあるんですが、落ちている葉の縁がキザギザなので、アラカシかもしれません。

毎年毎年、必ず目につくものですが、とくにこどもの時に注目することが多かったものですから、おじさんにとっては「昭和」の雰囲気を思い出すものの一つかと・・・

2016年11月21日月曜日

つぐみ

Nikon D750 1/320 f8 500mm ISO800

・・・だと思うんですけど、日頃からバードウォッチングの趣味があるわけではないので、自信がありません。

つぐみは、夏はシベリア、冬は日本や中国で越冬する鳥だそうで、冬の到来を告げるものの一つなんですね。

畑などでぴょんぴょん飛び跳ねるように虫や実を探して食べるということで、まさにそんなところを撮影したもの。

カメラを持ち歩いていないと、ほとんど見過ごしてしまうところだと思いますが、周囲に目を凝らしているといろいろと身近にも発見があるものです。

2016年11月20日日曜日

あざみ野ガーデンズ3周年


ほとんど、他愛のないことなんですけど。

近所に商業施設のあざみ野ガーデンズというのがありまして、よくあるショッピングモールのビルと違うところは、横に広がったところ。

広々とした敷地の中に、基本的に平屋の店が複数建っているわけで、おそらくテナント料はビルの数倍くらいとられているんじゃないかと思ってしまいます。

比較的高級志向を狙った路線で統一されているので、長続きしないで撤退する店が出るんじゃないかと思っていたんですが、丸3年経ちましたがどこも安泰のようです。

うちの利用頻度は・・・正直高くないです。

めったに行かない。どの店も、全体に値段が高めのものが多いし、厳選されたものが並んでいるのはいいのですが、そのかわり品数は少な目という印象。

ただし、自分が唯一こだわって飲みたい八海山ビールをついに扱い始めたんですよね。

今までは、飲みたくなるとけっこう遠くの酒屋まで足を運んでいたんですけど、これからは楽に手に入れられるのが嬉しい感じです。

2016年11月19日土曜日

ファミレス @ somewhere


ファミリー・レストラン、略してファミレス・・・うちの子育て時代は、まさにファミレスと共にあったという感じです。

まだ、ほとんどこどもが赤ちゃんという頃は、近所には子連れが気楽に外食できるレストランはありませんでした。

どうしたって、こどもは動くし、騒ぐしで、こっちも落ち着いて食べれない。周りのお客さんも、さぞかし迷惑をかけたと思います。

そのうち、主にDenny'sとすかいらーくが増えてきて、おそらく子連れのニーズを見事につかんだんでしょうね。急速に成長したわけで、似たような店は雨後の筍状態でした。

どこも、広めの駐車場、広めの店内、こどもメニューの充実、おもちゃのサービスなど、とにかく子連れにとっては大変助かる環境を提供してくれました。

その後、店の差別化が進み、提供するメニューに特徴を出すようになりましたが、どうしても専門化するほどより高級感が求められる。ところが、ファミレスは、徹底的なコストダウンが経営の基本にありますので、どう頑張っても、その方向性は自滅へ向かわせることになりました。

時代もバブル崩壊後のどん底から、少しずつ立ち直り、グルメ志向が強くなってきたのもあるのかもしれません。ファミレスのイメージは安かろう不味かろうですから、どうせ食べるなら多少高くても美味しい店に行きたくなる。

また、少子化によって、子連れが減ったというのも関係しているのかもしれませんが、自分たちのようなファミレスを利用していた客はこどもが大きくなって、次第に疎遠になっていきました。

一頃は今のコンビニ並みにあったファミレスは、どんどん減少してしまいました。自分が利用しなくなったので、よけいに気がつきにくいのかもしれませんが、近所の店舗は閉店したところが多く、すぐにはどこにあるか思い出せないくらいしか残っていません。


先日、本当に久しぶりにファミレスで食事をしたんですが、相変わらず子供の喧騒が目立つ店内は、昔と変わりませんでした。ファミレスと言えばハンバーグ。味も相変わらずで、まぁこんなもんですという感じ。

可もなし不可もなし・・・とにかく早く、安く食事を済ますにはいいのかもしれません。

2016年11月18日金曜日

公園のモザイク

Nikon D750 1/1000 f4 105mm ISO1000

夏に比べて日照が減ると、冬の準備を始めます。

植物の葉は、クロロフィルが幹側に吸収されて切り離され、落ち葉になるわけですが、その前に、葉の中にアントシアニンが発生して赤くなったり、元からあるカロテノイドが目立つようになって黄色く見えるんだそうです。

朝晩の冷え込みが強くなってきて、里の紅葉も見頃を迎えています。

緑、深緑、赤、黄などのいろいろな色のモザイクは、この時期だけの自然からの特別なプレゼントです。

Nikon D750 1/4000 f4 105mm ISO900

日光いろは坂では、視界全体に広がりさぞかし素晴らしいんでしょうけど、街中でも写真で切り取る範囲だけに限れば負けてはいません。

2016年11月17日木曜日

王禅寺

Nikon D750 1/100 f4 24mm ISO1000

うちの近所の有名な神社仏閣としては、琴平神社があって、初詣ではけっこうな賑わいがあったりします。

そのあたりの地名は王禅寺(おうぜんじ)というのですが、意外に知られていない感じがするのですが、実際に王禅寺があります。

正式には、星宿山蓮華蔵院王禅寺といいます。あまり派手な入り口はないし、けっこう車の通りが多い道路からは奥まっているところにあるので、目立たないだけかもしれません。

東の高野山という呼ばれ方もあって、真言密教の修験場としてそれなりに名を馳せたらしい。

最寄り駅は小田急線の柿生ですが、柿が生えると書いて柿生(かきお)です。境内には、その柿の原木があり、ここから付近に柿の木が広まったわけで、神奈川名木選になっています。

この柿は禅寺丸柿と呼ばれる品種で、実は日本最古の甘柿ということだそうで、そういうことを含めて、けっこう由緒正しい場所なんですね。

2016年11月16日水曜日

Super Moon +1

Nikon D750 1/640 f10 500mm ISO640 trimming

月に代わってお仕置きした(どうやって?)成果なのか、昨夜は初めは薄雲でもやっていた夜空でしたが、真夜中からは完全に晴天になり、満月よりも月齢1日過ぎた(+1)見事な月が見れました。

さすがに明るい。地球から遠い時の満月と比べると、明るさは30%増しということらしいですが、文字の大きめの本なら読めるかもというくらいです。

満月の写真を撮りたい場合は、カメラの設定は定番があって、ISO感度は800、F値は8、そしてシャッター速度は1/800という8並びと覚えやすい。

さすがに今回は、そのままでは明るすぎて白っぽくなってしまいます。いろいろ試してみましたが、いずれも暗くなる方へ少しずついじった写真が見やすいという結果でした。

そして、実は今回のスーパームーンを見越して新兵器を用意していたんですが・・・いやいや、新しいレンズじゃありません。テレコンバータ、略してテレコンです。

今、手元にある超望遠のレンズは、SIGMA 50-500mm f4.5-6.3 APO OS HSM というものですが、これに装着して焦点距離を2倍にできる道具です。これを使うと、焦点距離は最長1000mmになるわけで、もう遠いものについては鬼に金棒状態です。

値段も中古で2万円しないので、まぁ比較的喜楽に買える。だって、1000mmのレンズをはなから買ったら、下手したら値段は三桁になってしまいます。

昨日の写真は実は1000mmの焦点距離で撮影し、トリミングしていないものなんです。雲が出ていて、元からぼやっとしているのでわからなかったのですが、改めてくっきりした晴天の夜空で撮影してみると・・・

やはり、安易に超々望遠を手に入れようというのは甘い考えでした。今日の写真は、500mmの焦点距離でトリミングしていますが、圧倒的にこっちの方がいい。

Nikon D750 1/640 f13 1000mm ISO640 trimming

一見、よく撮れているようにも見えますが、上と比べると細部の精細さは歴然としています。確かにトリミングの必要が無いくらい、大きく画面の中に月が入ってくるというだけの結果でした。

何故かというと、テレコンを使用すると、AFが効かなくなるんです。マニュアルでピントを合わす必要が出てきます。これが難しい・・・というのは、自分の場合三脚というものを使用しません。あくまでも手持ちにこだわる・・・って、聞こえはいいですけど、ふだんそこまでして撮影する対象があまりにありません。

まあ、それだけ今のカメラ本体のAFの力が凄いということなんだと思います。もっとも、近眼で乱視で老眼ともなると、ファインダーで見ている像があてにならないということかもしれません。

結論、フルサイズの一眼レフで手持ちの限界は500mm。天体望遠鏡を使うわけでないなら、これ以上の月の写真を望まないこと。以上です。

2016年11月15日火曜日

月に代わってお仕置き

Nikon D750 1/125 f13 1000mm ISO800

・・・って、だって、昨日はセーラームーン。

それは、スーパームーンやろ!! (と、どつく)

そやった。でも、ずっと雨雲出てたやないかい。日本中で、きれいに見れたとこはほとんどないやろ。雨雲をお仕置きせんとあかん。

というわけで、残念でした。横浜は、午後から雨が降り出し、せっかくの満月を楽しむことはできませんでした。

昨夜はスーパームーンと呼ばれて、月が地球に大接近しての満月だったんですが、当然シャッターチャンスは訪れませんでした。

しょうがないので、一昨日の日曜日の月の写真でがまん。日曜日は、昼間は好天に恵まれましたが、夕方からは薄雲がでてきて、空はぼんやり。

くっきり、すっきりとはいかず、にじんで、ぼやけています。まぁ、これはこれで味がある・・・と思うしかないですよね。