一見すると蕪(かぶ)にしか見えないんですが、何しろでかい。直径は10センチをちょっと超えるくらいあります。
実は、これは大根。 聖護院大根、あるいは丸大根と呼ばれる品種で、京野菜としては有名ですが、関東辺りではあまり見かけません。
よく道端に生産者による無人野菜売り場があったりするのですが、ここで見つけたもの。なかなかインパクトのある外見で、思わず持って帰りました。
・・・って、もちろんお金は置いてきましたけどね、150円。冷静に考えると、安くはない。
もちろん、今年は天候不順による野菜などの価格の高騰が続いています。ふつうの大根は1本で300円くらいしますから、体積で考えれば半分くらいのこの聖護院大根で150円というのは無理が無いところかと。
甘みが強く、水分も多めに含んでいるようですが、煮崩れはしにくいのだそうです。そんなわけで、煮物にして食べましたが、評判通りに美味でしたよ。