シェア(share)という英単語は、ずいぶんと普通に使われるようになりました。
名詞としては「分け前、役割」といった意味があり、動詞としては「分ける、分担する」ということになります。
シェアを使うとお洒落な感じがするのは、shareだから当然・・・・というのはギャグですが、例えばシェアハウスは、いわゆる下宿。××荘みたいな名前も使われなくなってきました。
SNSで情報をシェアする、というような使い方をよくしますが、いずれも「共有」という意味合いですから、本来のshareとは多少意味合いが異なる感じがします。
まぁ、そのへんは日本語英語みたいなところで、あまりうるさいことを考えてもしょうがない。
うちの近所には「シェア畑」なるものが登場しています。
住宅地の空き地などを利用して、市民農園みたいな使い方をするのは、けっこう以前からありました。その場合は、基本的に各自が勝手気ままに一定の面積を利用しているわけです。
ですから、使う広さについての約束はあっても、全体を統一する特別なルールはほとんど無いので、共有ではなく、個有の集まりという感じが合っていそうです。
このシェア畑は、会社が運営していて、畑を使用する人と運営スタッフの両方を募集しています。運営側が、農機具や農薬などの共通に使える道具を用意して、収穫を得るための相談にも応じてくれるようです。
これなら、仕事が忙しくて毎日畑仕事ができないような方でも、ある程度参加することは可能かもしれません。なかなかいいアイデアだと思います。