2017年1月31日火曜日

金色持ち帰り君


無理やり日本語に翻訳してみただけなんですけどね・・・golden retrieverです。

ゴールデン・リトリバーは、大きめの飼い犬としては人気の犬種。なんで金色持ち帰り君なのかというと、毛並みが金色というのはすぐわかる。

もともとは狩猟犬で、撃ち落とした水鳥を持ち帰るのが得意ということらしい。それだけ賢くて、忠実ということなんですかね。

たしかに、頭は良さそう。こうして、知らないおじさんにカメラを向けられても、悠然として騒ぐわけでもない。

きちんと躾をすると、大変飼いやすいらしいのですが、何しろ大きいですからね。飼う場合は、買う側も体力が必要そうです。

それと、けっこう毛の手入れは大変そう。ちよっとブラシを怠ると、毛玉の嵐かな。

・・・それと、何しろ、出すものも…人並み。散歩中の回収もやっかいかもです。

他人の犬を、可愛いですねとあやしているくらいがちょうどいい感じです。

2017年1月30日月曜日

ジョーズ


巨大な人食い鮫の恐怖を描いて大ヒットした映画「ジョーズ」は、スピルバーグ監督の名前を世界中に知らしめたパニック映画の名作です。

後悔されたのは1975年・・・おやおや、もう40年以上も前なんですよね。そりゃ、こっちも年を取るはずだ。

なかなかその正体がスクリーンに登場せず、見えない恐怖で盛り上げていく手法は、必ずしも新しいものではありません。

でも、細部の作り込みや、チョイ見せのタイミング、効果的な音楽など、観客が目を離せない緊張感を、実にうまく引き出したパニック映画の名作、今や古典的作品といえますね。

このあと、次から次へと本家の続編や、似たような鮫パニック作品が作られましたが、はっきり言って他はすべてB級以下。

やはり、最初に目をつけて取り上げたスピルバーグの凄さということに尽きる。

もっとも、鮫からしてみれば、なんか物凄く悪役にされてしまい、不満をたくさん持っていることでしょうけどね。

2017年1月29日日曜日

ファースト・ペンギン


飛ばなくなった鳥というと、真っ先に思い浮かべることが多いのがペンギン。

飛ばないのは空ですが、海の中は猛スピードで泳ぐというか、突き進んでいく感じ。ひとたび陸に上がると、ちょこちょこ歩きで愛くるしい。

先日、小池都知事が「私を最初から玄関で迎えてくれた貴重な3人、ファーストペンギンです」という表現で、最初の小池会派に名乗りを上げた3人の都議を評しました。

最初にニュースで聞いたときは、ちょっと動物に例えるのはどうよ? と思ったんですが、そう思うのはこちらの勉強不足でした。

ペンギンは、魚を捕るために崖から天敵の多い海に飛び込む際躊躇するのだそうです。その結果、順番に並んだ群れの状態が発生します。

先頭のペンギンが意を決して海に飛び込むと後が続いていくということで、リスクを恐れず挑戦する者という敬意を込めた表現として、ファースト・ペンギンというビジネス用語が使われている。

小池百合子というハイリスクの大海原で、ファースト・ペンギンの3人はハイリターンを得られるのか、今後の都政から目が離せません。

2017年1月28日土曜日

ショップの子犬は未来の家族の夢を見るか?


現代にマッチしたものとして、ペット産業が勢いがあります。

少子高齢化の影響もあってか、犬や猫は言うに及ばず、様々なペットを家族として飼う方が増えたらしい。

ペットを販売する店もあちこちにありますし、グッズの専門店もある。動物病院もたくさんあって、人間と同じような高度な医療を提供するところもあります。

ペットに人間並みの「人格」を与えるような雰囲気が強まっている感じがするのですが、逆にそうなると悩ましいことも出てくる。

そもそもペットショップで動物を購入して「うちの子」と呼ぶなら、「人身売買」に値する行為ということになりはしないか・・・

う~ん、某国の田舎ではこどもが誘拐されて、こどものいない家庭に売られているなんて話がありますからね。

まぁ、そこまでの議論はなかなかされることは無いとは思いますけど。何しろ、基本的に人間は、地球上で身勝手な動物ですから。

ペットショップのケージにいれられたこの子犬は、どう思っているんでしょうか。

母親のところに帰りたい、それとも毎日のんびりで楽しい。早く誰か僕を指名してよ。あるいは、何も考えず、ただ過ごしているだけ・・・

できれば、自分を連れて帰って「家族」として大事にしてくれる人のことを夢に見ているといいんですけどね。

2017年1月27日金曜日

亀は万年


長寿の例えによく引っ張り出されるのが亀。

鶴は千年、亀は万年、というのはずいぶんとよく聞く言い回しです。とは言っても、本当に亀が×万年も生きていたら、人間の歴史以前から生きていることになってしまいます。

実際のところ、大型のゾウガメだと平均150年、少なくとも人よりは確実に長寿です。

ギネス記録では、探検家のジェームス・クックがトンガ王室に献上した亀は、少なくとも188歳まで生きて世界一になったとされていますが、さすがに怪しい話のようです。

特徴の甲羅は、胸周りの骨が一体化して板状になったもの。堅牢な甲殻ボディが、外敵からの侵襲防御に大きく役立っている。

それでも、食用として、あるいは甲羅を利用した装飾品などのために乱獲されたこともあるそうで、一番怖いのは「人間」ということなんでしょうか。

童謡では「世界一遅い」と揶揄される歩みですけど、そののんびりとした生活が健康にはいいのかもしれません。

2017年1月26日木曜日

森の人


森で暮らす、というと「ウォールデン」を思い出すこともあるんですが、これはちょっと違う。

マレーシア語で、「森の人」という意味になるのがオラウータンです。

 興味深いのは顔。面白いことに、両頬が大きく張り出していて、これをフランジと呼びます。この雄のフランジの大きさが地域のボスの証。

フランジが大きくなってボスが確定すると、他の雄のフランジは大きくならない。

フランジが大きくなったボスは、雌が向こうから寄ってくるのに対して、フランジの無い普通の雄はこっちから相手を探さないといけないらしいです。

ちなみに、「森の賢者」はゴリラ、またはフクロウ。「森の番人」はミミズク。「森の建築士」ならビーバー。

オラウータンは、生息地域の森の減少によって絶滅危惧に晒されています。将来的にはレッド・リストに加わるかもしれません。

2017年1月25日水曜日

フラミンゴの情熱


フラミンゴといえば紅色。情熱的なラテン系のイメージがあります。

大群で空を飛ぶところをテレビで見たことがありますが、空を赤く染める様はかなりインパクトがある。

ところが、動物園に飼育されているフラミンゴは、しばしは白いんですよね。あれっ? 何か違くねっ?

しかも、空を雄大に飛翔する姿なんて、観れる由もない。

たいてい、水辺の地面に突っ立ている、しかも一本足。

日本名で紅鶴と呼ぶのですが、もちろん鶴とは異種。そもそも、フラミンゴは白いんだそうです。

好物の藻の中に含まれるβカロテンなどの色素によって赤くなっているだけで、普通の飼料だと赤くはならないということ。

まぁ、赤くて情熱的なのは野生の証明みたいなところなんでしょうね。

2017年1月24日火曜日

わんぱくフリッパー


今どきは見かけませんが、昭和の頃はアメリカのテレビドラマが普通に毎週放送されていたものです。

1966年から1968年にかけて放送された、マイアミの海洋公園を舞台に少年とイルカの交流を描くシリーズが「わんぱくフリッパー」です。

何しろまだ10歳にもなっていない時の放送ですから・・・細かいことは、ほとんど記憶にない。

ですが、とにかくイルカは賢くて可愛い動物で、人と仲良しなんだという印象は強烈に植えつけられました。

その後も今に至るまで、たぶん自分に限らず、日本中でイルカが愛される理由の一つにこの番組が大きな影響があるだろうと思います。

もう一度見てみたい? もちろん、見てみたいとは思いますけど、こどもの心で見たのとは、ずいぶんと違う印象を持つかもしれません。

まぁ、そのままにしておくでいいのかもしれません。

2017年1月23日月曜日

平和のシンボル



箱舟に乗り込んだノアは、何とか洪水から命からがら逃げることができました。

1週間後、ノアは鳩を船から放ったところ、夕方にオリーブの枝をくわえて戻って来たのでした。

それを見たノアは、地上から水がひいたことを悟りました・・・

というのが、旧約聖書の話で、これが元になって鳩は「平和を告げる」シンボルとして定着したわけです。

もっとも、そもそも水に浮いている船なんだから、船縁から下を見れば水がひいたかどうかはわかるはず。鳩を飛ばさないとわからない、ということは・・・

ノアの箱舟は地上の様子がわからないくらい高いところ・・・だけど、鳩が飛べる高さの空中に浮いていたということですかね。

ただ・・・どうも鳩の飛翔高度は、せいぜい100mくらいらしい。

100mなら、地面の細かい様子はわかりにくいとは思いますが、水がひいたことくらいは視認できそうな高さ・・・なんて、突っ込みはしてはいけません。

大事なのは、鳩が平和の再来を告げる使者になったということ。

多少の糞害にも憤慨せず、人に身近な鳥として仲良くしたいと思いましょう。

2017年1月22日日曜日

チェシャ猫


チェシャ猫は、「不思議の国のアリス」と登場する、作者であるルイス・キャロルの想像上の動物の一つ。

何かニヤニヤして自由にあちこちに出没する、不思議な猫。

もっとも、「チェシャ猫のように笑う」という言い回しがもともとあって、キャロルはその具体的なイメージを文章にしたということらしい。

キャロル自身が書いた挿絵のチェシャ猫は樹の上にいるんですけど、ちょうど樹をコンクリート塀に置き換えると、この写真の感じ。

フラッシュの光がちょうど両目に入って、まさに不思議な雰囲気になりました。

帽子屋に行くならあっちだよと呟いているような、いないような・・・

この後、この猫は「猫の無い笑い」を残して、そーっと消えて行ったのでした。

2017年1月21日土曜日

富士山 5


富士山は身近な被写体ですから、昔の写真を探すと出てくる出てくる。

おっ、富士山が見える、という時、カメラを持っているとたいてい一度はシャッターを押しているみたいなところがあります。

富士山をいろいろな方向から見た場合、東側と西側ではだいぶ雰囲気が違うというのはよく言われることです。

東京・神奈川にずっと生活の場がある自分は、当然東側からの姿の方が馴染みがある。東側から見る富士山は、きれいな三角形で、山肌にもあまり凹凸が無く、比較的優美な印象になります。

一方、西側からは大沢崩れが一番よくわかり、荒々しい雰囲気が強くなる。どちらも、それなりに魅力があり、優劣はつけがたいところ。

これは東側、平塚からちょうど今頃の早朝に見えた富士山。

手前の家並みがつまらない・・・というのはありますが、富士山だけに注目すれば、自分が見慣れている富士山をよくとらえている感じはします。

2017年1月20日金曜日

丸亀製麺 @ センター南


この数年、やたらとあちこちに増えた感がある丸亀製麺。

一時期のやじろべえでお馴染みだった山田うどん、いやそれ以上の勢いかもしれません。もっとも、自分の場合、一番手近なクリニックのすぐ裏のホームセンターに店があるので、ちよっと御昼という時に行きやすい。

もっとも、うどんよりも蕎麦、という基本姿勢は変わりなく、どうしてここは蕎麦が無いのかと、行く度に駄々っ子のように思っているんですけど。

もっとも、機械製麺とはいえ、その店舗でうどんを作っているせいなのか、はたまた天ぷらもその場での揚げ立てをチョイスできるからなのか、それなりに満足感は得られるうどんを出してくれるわけです。

さてさて、時折季節限定のメニューが追加されることがあるんですが、今のお勧めになっているのがこれ、鴨ねぎうどん。

とにかく、丸亀さんのトッピングはけちらないというのが一番嬉しいところ。注文が入ってから、鴨肉は煮始めるんですが、けっこうたくさん乗せてくれる。鴨の量だけで元が取れそうな感じ。

以前アサリうどんという時も、スーパーで売っている1パック分くらい丸々じゃないかと思うくらいの量が一人分でした。

まぁ、すごいグルメ欲さえ無ければ、十分に満足感が得られます… … …それにしても、なんで蕎麦は無いんだろう・・・

2017年1月19日木曜日


羊と書きます。これどんな意味があるのかと・・・

四つ足動物を上から見た状態だということらしい。角のある頭、四本の脚、そして尻尾を順に表している。なるほど、確かに見えてきました。

そういう動物は、主に牛の仲間。ウシ科ヤギ亜科に属するのがヒツジです。

羊(ひつじ)は、キリスト教などでも、神に生贄として捧げたりする動物として神聖なものとしての扱いがあったりします。

12星座の中には、おひつじ座がありますよね。十二支にも未があるし、飼育する動物の代表みたいなところもあり、ずーっと、ずーっと古くから人との関わりがある動物。

羊毛といえばウール。温かいので冬物の衣類に活躍します。もちろん、食用にも・・・

基本的に集団になって動くイメージがありますけど、やはりけっこう臆病なのかもしれません。人間にいろいろといいようにされてお気の毒です。

2017年1月18日水曜日

泰然自若


窓際の陽だまり、暖かそうな場所に悠然と丸くなって佇む・・・猫。

どこか高貴な雰囲気が漂い、 聞いたことが無いような種類なのではと思わせるような、端正な顔立ち。

野良とは違うのだよ、野良とは、なんてことを呟いているとか、いないとか。

どーんと構えて、知らない人にカメラを向けられても、まったく動じることはなく、ちょいと憎らしいくらい落ち着き払っているんですよ。

う~ん、猫についてはほとんどよく知らないんで、もしかしたら珍しい種類なのかもしれないと思いつつも、単なるデブ猫なんじゃないかと・・・

わざわざ確認しようもないので、わからずじまいですけど、少なくとも「たま」とか「みけ」のような単純な名前では呼びたくないような威厳が感じられました。

2017年1月17日火曜日

置かれた場所で咲きなさい

「置かれた場所で咲きなさい」は、ノートルダム清心学園理事長の渡辺和子さんの有名な著書のタイトル。

渡辺和子さんについては、昨年テレビで紹介されているのを見ました。それまで、ほとんどどういう方なのか知りませんでしたが、人のあり方についてお仕着せがましさはなく説く姿には感銘を受けました。

1927年生まれで、9歳の時に二・二六事件の現場に遭遇。目の前で、陸軍教育総監だった父親が、押し入ってきた青年将校らによって射殺されるという衝撃的な体験をされました。

その後キリスト教の世界に入り、女子教育のために尽力する中で、自分の中にある父親を殺した者たちへの憎しみも捨てきれずにいたそうです。

「憎しみを花に変える」ことの難しさは、自らが熟知されているわけですが、50年の時を経て処刑された犯人の遺族の法要に出席し、その困難を克服されました。

2012年に出版された「置かれた場所で咲きなさい」は、いろいろな不満があっても、まず自分の今の状況を克服して花を咲かせる努力を怠らないことを説いています。

一見、受け身的な生き方を勧めているようですが、おそらく置かれた場所で花を咲かせることができれば、その次には種が周囲に広がっていくということなんだろうと思います。

また、どうしても花を咲かせられない時でも、心配せず「咲かなくても大丈夫」というメッセージも合わせてあることが、救いになるんでしょう。

自分の生き方をもう一度点検するために、渡辺さんの言葉は十二分に拝聴に値するものばかりです。

現代日本は言うに及ばす、世界中が協調を欠く時代です。花をつけずに、ましてや根を下ろさずに、自我のみが突出することが多い。様々な世代で、渡辺さんの著書を一読する価値は違うかもしれませんが、何かを得ることが必ずできるものだと思います。

渡辺さんは昨年末、12月30日に89歳で永眠されました。心よりご冥福をお祈りいたします。

2017年1月16日月曜日

寒さ真っ盛り


さ、さ、寒いぃぃぃ~

昨日は、雪のない横浜、晴れ間があっても、午前中は0度より気温が上がりませんでした。ましてや、東北や日本海側は、大雪が凄いことになっています。

まだ小寒ですけど、今週は大寒を迎えます。いやはや、このまま冷え切って凍えてしまいそうですね。

一軒家というのは、一般に寒いといわれていますが、うちの暖房はいろいろ。やはり寒さが強くなると石油ファンヒーターが一番頼りになります。

エアコンも当然冷暖房兼用なんですが、暖房は電気代がかかるとか、空気が乾燥するとか、まぁ今どきのエアコンは昔ほどじゃないんですけど、なんかできるだけ使わないようにしてしまう。

もう一つあるのが、遠赤外線パネルヒーター。遠赤外線は芯から温めるというので、安全性も高いので利用しているのですが、ちょっと寒いくらいならいいんですけど、この頃の寒さではほとんど無力。

あとは電気カーペット。ただ、さすがに部屋を暖めることはまったくできません。

気がつくと、どれも電気が必要なものばかり。2011年の震災のあと、電力不足の時を思い出すと、こういう生活でいいのかと不安を感じるところもありますよね。

2017年1月15日日曜日

モスバーガー


ハンバーガーって、昔からあったと思うんですけど、やはり日本にマクドナルドが上陸したのが一般化したきっかけですよね。

たしか、高校2年くらいだったと…当時は、一番トレンドな場所として、マクドナルドでデートしたなんて自慢気に語る友人がいたりしたものです。

その後、いろいろな店が雨後の筍のように出ては消えという感じの時もありましたが、だいたい生き残っているのは元祖マクドナルドと、そしてモスバーガーくらいなものかと。

とりあえず、少しでも安くすませたいならマック。でも、美味しくたべたいならモスというのが、一般的な評価だと思いますし、自分も問題なく同意します、

モスは、まじめに味で勝負。キャッチャーな話題とコラボしたりしたという話は、記憶にありません。

定番は、基本のモスバーガーで、あふれ出たオニオンたっぷりのトマトソースがバカ旨です。モスに行ったときは、必ず注文します。

かわったところは、パンのかわりにご飯で鋏むライスバーガーとか、さらにレタスだけで鋏む菜摘なんていのもあったりします。

とびきりという、ハンバーグをパワーアップしたのもあるんですが、これはあまり普通のとの差がよくわからない。

ともかく、年に数回のハンバーガーのうち、モスの方が多くなるのは間違いありません。

2017年1月14日土曜日

手打そば やまさと @ 山中湖村平野


♪ どぉこぉか、遠くへ、行ーきたぁい・・・いうわけで、ふだん知らない場所に行った折には、そこの美味しい店で食事をするというのも楽しみの一つ。

今回は山中湖なんで、地元の方には申し訳ありませんが、正直あまり気になる食材とかは思いつかない。山梨県ですから、ほうとうなんていうのもあったりしますが、自分的には珍しくない。

そういう時は、蕎麦屋を探します。富士の名水の故郷ですから、絶対にこだわりの手打ちそばを出している店があるはず・・・で、やっぱり、ありました。

やまさとという店で、場所はテニスコートがたくさん集まる平野の交差点際です。元々は湖の西側、明神前の交差点の近くにあったのですが、昨年末に平野に移転したばかり。

念願叶って古民家を再利用したという、新しい店はなかなかのたたずまいです。店内も、民家の造りをいかして、温かみのある雰囲気でした。

午前中は曇り空で、辺りはまったく雪は無かったのですが、お昼に店に到着した頃からぱらぱらと降り出して、食事をしている間にみるみる外が白くなっていくのがわかりました。そこが、また旅情を刺激して、くぅ~、たまらん。



さてさて、大事なのは蕎麦。

初めての店では、チャレンジャー的には奇をてらったものを選ぶのもありですが、やはりスタンダードにメニューのトップにするのが無難・・・というわけで、天せいろです。

天ぷらは量もあって、揚げかたも上手。海老、オクラ、パプリカ、舞茸、かぼちゃなどなど、一般的な食材ですが、どれも美味しくいただけました。

汁は、標準的な昆布と鰹だしで、醤油はきつくなく、すっきり系です。天ぷらにも蕎麦にもちょうどよい感じです。

手打蕎麦ですから、一番重要なのは蕎麦。ここのは二八で、麺の滑らかさがいい。茹で時間は20秒くらいということで、しっかりと腰の残った蕎麦らしい蕎麦でした。ちなみに100円追加で、粗挽きの田舎蕎麦も楽しめるということです。

面白いのは、竹編みのざるを逆さまにしてい蕎麦をのせているところ。おそらく水気をしっかり落とすためだろうと思います。きっと、店主のこだわりの現れの一つかと。

ここに行ったらこの店という、記憶に残しておきたい蕎麦屋でした。

2017年1月13日金曜日

寒波到来


暦を馬鹿にできません。

寒の入りをして1週間、じわじわと日本に寒波が到来しています。天気予報では「今シーズン最強」と表現されています。

今週末は、毎年大学入試のセンター試験がありますが、また各地で混乱が予想されていますが、受験生の方々は十分以上に余裕を持って臨んでもらいたいものです。

さて、この前の連休で山中湖に行ったんですが、天気予報は午後から雪。午前中に忍野八海に行ったときは曇り空でしたが、昼からぱらぱらと雪が降り始めました。

ぱらぱらがぱらぱらぱらになり、あっという間にどかどか、じゃんじゃん・・・2時間とたたないうちに写真のような状況。

なんと、夜には30センチ程度の積雪になって、車もさすがにスタッドレスタイヤだけでは厳しいかもという雰囲気です。

そこは、さすがに雪には慣れている観光地ですから、積もり始めた頃から、道路は除雪車が何度も通過していましたし、それぞれの宿や店の前も、従業員の方が、せっせと雪かきを繰り返していました。

東北の方では、一晩で2mの積雪になったりしているようで、こうなるととても雪かきは追いつきません。無理すると事故にもなりますし、かといって放っておくこともできませんし、本当に大変だろうと思います。

2017年1月12日木曜日

忍野八海


忍野八海(おしのはっかい)は、富士山の麓、山中湖の近くにある八つの池です。

昔から、富士登山を目指す人々にとって、霊場として知られており、登山前に水行を行ったのだそうです。今どきの言葉で言えば、「パワー・スポット」の一つというところでしょうか。

大きさ的にはたいしたことはなく、そこらの池と同じようなものですが、何しろ水の清らかさが全然違う。

というのは、富士山の雪解け水が数十年かかって、地中を通って濾過されて湧き水としてこれらの池の水源になっているからで、日本国内でも有数の名水に数えられます。

近辺には、他にも同じような湧き水のある池はいくつも存在していますが、たまたまこの地域に集まっている、縁起が良いとされる「八」にちなんだこれらの池が、特に忍野八海としてまとめられています。


山中湖へは、何度もでかけた経験があるものの、実は忍野八海へは行ったことがありませんでした。

富士山の綺麗な写真を撮りたくて(失敗でしたが)、どこに行こうか考えていたところ、そうだ、忍野へ行こうと思い立ちました。あわよくば、雪景色とあわせて見事な風景を・・・なんて、まぁ、実際はタイミングがずれてうまくいかないものなんですけど。

確かに、すごく透明度の高い池の水は、なかなか見ていて感動物でした。狭い地域に集まっているので、ゆっくりと八つを巡っても2時間とかからないくらいですが、一度は訪れて損のない場所です。

2017年1月11日水曜日

富士山 4


あ~、もうっ、残念です。

何がって、そりゃ、この写真ですよ。富士山ですよ、富士山。

せっかく、ここまで接近したのに、せっかく晴れ間が出てきたのに、せっかく早起きしているのに・・・・


待っても待っても、頂上の雲が切れないんですよ。いつかは切れるんでしょうけど、それじゃ、せっかくの朝日で赤くなっているところが無くなってしまう・・・

毎日、富士山の写真を並べていたのは、実はこの写真を最後に出したかったからなんですよね。

せっかく、富士山の麓に行くので、そこでの写真を決めてやろう・・・という、まぁ、はかない野望でした。

何しろ、めったに出かけることがない万年素人写真家ですから、いつまでたっても「偶然の奇跡の一枚」を狙っているわけで、そうそう偶然はないし、奇跡なんて簡単には起こらない。

せめてもの慰めは・・・前日が昼から雪が降り出して、おそらく関東甲信越付近では、もっとも富士山周辺の積雪が多かったようですから、夜半に雪がやみ晴れ間が出ただけでも「奇跡」なのかも。

2017年1月10日火曜日

富士山 3


こどもの時にすんでいたのは渋谷だったのですが、家から富士山が見えました。

今は、高い建物がたくさんできて、まったく隠れてしまいましたが、遠くに見える三角形というのは、自分にとって原風景の一つなのかもしれません。

今住んでいる横浜市の北のはずれだと、家からは直接見えませんが、近所の坂の上あたりだと丹沢の山越しに少しだけ見えるところがあります。

ただ、そこら中に張り巡らされた電線を避けることが難しいので、写真に撮ろうという気持ちは湧いてきません。

だからといって、ドローンとかを使ってまでというものでもない。どうせ高所から撮るなら・・・この写真くらい高いと、ちよっと面白い。

当然、これは飛行機の中から見えたもの。座席の位置が問題で、翼が写り込むことが多いので、なかなかこういう撮り方ができるチャンスは多くはありません。

雲海をまとって、まさに「頭を雲の上に出し」状態です。雲の切れたところには、相模湾の形がよくわかる。

「富士は日本一の山」と歌いたくなるのも納得できる光景だと思います。

2017年1月9日月曜日

富士山 2


富士山は「日本人の心の故郷」みたいなもので、世界自然遺産にもなったということもあり、その価値は下がることはありません。

関東・甲信越あたりだと富士見町と名がつく町はたくさんあって、50か所くらいは見つかるようです。

中には、どう考えても富士山が見えるとは思えない場所にもあったりしますが、その場合は「ご当地富士」というのがあって、富士山のような形の山が近くに見えるということらしい。

一つの山としての独立性が高く、幾何学的にもわかりやすい形状なので、どう写真に撮っても絵になるんですが、この富士山は夏姿です。


場所は本栖湖で、河口湖より西側です。


やはり上1/3くらいに雪化粧があるのが富士山らしい。雪が無いと、黒い三角形になってしまうし、夏はちよっとぼやけ気味。

大きく撮れたという以外には、あまりぱっとしない感じがします。

2017年1月8日日曜日

富士山 1


東京・神奈川にずっと生活の場を持っていると、否が応にも富士山はとても身近な存在で、富士山が見えるだけで、何か物の価値が上がるような気分になるものです。

ですから、ぱっと富士山が視界に入ると、思わず見入ってしまうし、カメラがあればパチリというのは暗黙のルールみたいなものです。

今年最初のブログに使った富士山は、写真としては過去最高の出来・・・と、言うほどではないのですが、そう思って過去の写真を見返してみると、いろいろ出てきました。

裾野が少しもやっているのと、一番手前が雑な感じがしますが、けっこういい感じの富士山です。

11月で、手前に写っているのは河口湖。さすがにここまで近いと、どう撮っても絵になります。

2017年1月7日土曜日

しぶそば @ あざみ野


むか~し、昔、渋谷のガード下だったと思いますが、立ち食い蕎麦の店が、自分の立ち食い蕎麦の原点だったように思います。

ネギだけのせたかけそばで100円。かき揚げのせて150円くらいでしたか・・・

当時は、美味しいも不味いもなく、ただただ安いというだけで、時々利用していました。こんなもんだと思って食べていたので、きっとのびた麺と出汁のきいていないつゆだったのかもしれません。

しかし、時代は安さだけでなく、美味しさも求めるようになって・・・日本人もずいぶんと贅沢になったものですが、いまや立ち食い蕎麦も味の追及をしてやまない。

東急電鉄沿線にひろがっているのが、しぶそば

あざみ野駅の構内にある店舗なんですが、まず、立ち食いではない。座り食いです。値段はまぁ、そんなものかという感じ。

味は・・・日本蕎麦の場合は、基本的に味のバリエーションは無いので、それほど奇をてらったものはありません。やや薄めの味で、この手の店としては、やはりそんなものかという感じ。

麺は一番差が出るところ、だいたい茹で麺をもう一度湯にくぐらせるというのが、安い店の方式ですから、最初から腰とか香りとか期待はしていないので、これについてもそんなものかという感じ。

トッピングは店の一押しらしい小柱のかき揚げにしてみましたが、とりあえずその場で揚げているらしく、しなしなではないのはGOODですが、かき揚げの中身の味はほとんど感じません。

総じて、こんなものかというところなんですが、この手の安さとスピードを重視する店としては、十分に合格点だろうと思います。わざわざ食べに駅構内に入ろうとは思いませんが、お腹が空いていて、たまたま通りかかれば、まったく問題はありません。

2017年1月6日金曜日

寒の入り


昨日の話ですけど、「寒の入り」になりました・・・って、天気予報では気象予報士の方々が口をそろえていましたよね。

これは暦の話。1年を4つに分けるのが四季、24に分けるのが二十四節気(せっき)です。

二十四節気では、昨日から「小寒(しょうかん)」、このあとにもっと寒い「大寒(だいかん)」が続き、立春の2月3日までの期間が最も一年を通して寒い期間ということになっています。

今年は11月に初雪があったりして、さぞかし寒い冬になると思われましたが、意外に暖かい日がときどきあるので、それほど寒いという印象がありません。

ですが、寒い時は寒い。朝に近くの池に行ってみると、氷がはっていました。薄氷ですが、ほぼ全面が凍っているというのは、なかなか見かけない。

インフルエンザの発生数も順調に伸びてきています。ノロ・ウイルスによる腸炎は12月に爆発的に発生していましたが、ピークは越えたようです。

まだまだ、寒さや乾燥に注意しないといけないのは変わりありません。

2017年1月5日木曜日

仕事始め


クリニックは、本日より通常診療となります。
正月休診の間、いろいろとご迷惑をおかけいたしました。

なお、1月は診療時間の変更があります。1月11日(水)は受付は17:30までとなります。

また、1月19日(木)は臨時休診になります。研修会・研究会等への出席の関係ですが、引き続きご迷惑をおかけいたします。

仕事始めにあたり、長たる者、年頭の挨拶をするのは通例としてよくありますが、クリニックでは特別なことはありません。日々の診療をしっかり行っていくだけです。

ただ、そのためには自分の知識・診療技術のアップデートを忘れることなく継続していくことが重要です。また、いろいろな機器も突然不調をきたす場合があるので、急なトラブルに柔軟に対応できる臨機応変な準備も必要です。

患者さんに直接見える部分ではありませんが、こういう土台になる部分をしっかり固めていくことはいつでも忘れてはいけないと、あらためて気を引き締めて2017年の診療を行いたいと思います。

本年もどうかよろしくお願いいたします。

2017年1月4日水曜日

crayonhouse


落合恵子さん・・・と、言っても、最近の方は知らないかもしれませんね。

もともと、ラジオ・アナウンサーとして人気が出て、作家に転身した70年代後半に注目された人。女性の力を押し上げるムーブメントの文化人の先駆けの一人。

「スプーン一杯のしあわせ」と題するエッセイのシリーズは、当時の若い女性には圧倒的な人気を誇ったと思います。

1976年、絵本の店としてクレヨンハウスを設立。1986年に現在の表参道からちよっと入った場所に店を移転し、本物の絵本、つまりいろいろな価値観の違いがあっても、こどもの夢を大きく広げる手助けができるものを取りそろえてきました。

丸30年がたちましたが、今でもしっかりとしてポリシーが感じられる本屋さんとして、その存在価値は薄れることはありません。

自分の子育ての時期と重なったので、ずいぶんとお世話になりました。ほぼ、うちのこどもたちが楽しんだ絵本はここで購入しています。

今でも、店の入り口は変わらぬ外観ですが、こういう店は世代が代わってもずっとずっとこのまま続いてほしいと思います。

2017年1月3日火曜日

月と金星


昨日、1月2日の夕方、西を空を見た方は、細い月に気がつきましたでしょうか。

しかも、そのすぐ左に一際輝く明星があって、おや? あれは何? と思われたでしょうか。

それは金星です。なんと、月と金星が大接近という、ちよっと珍しい現象なのだそうです。さらに近くには火星も近づいているんだそうですが、まだ夕闇の残る空では肉眼では確認できませんでした。

せっかくなので、1000mmの超望遠で撮影してみました・・・って、月の表面が白とびしてちゃんと写っていない・・・と怒られるかもしれませんが、いえ、これで、いいんです。

写真をよく見てもらうとわかりますが、実は月の日の当たっていない部分がうっすらと浮かび上がっているんです。

これは、地球照と呼ばれる現象で、地球から反射した光が月を照らすもの。肉眼では、かなりわかりにくい。写真で初めて気がつきます。

マニュアル通りに月を撮影すると、黒く潰れてしまうのすが、露出やISO感度をいろいろ変えてみたら何とか撮影ができた感じです。

今日、3日も見れるようですから、是非夕闇せまるころに西の空を見てください。もしも、今日がだめでも1月末にもあります。

2017年1月2日月曜日

初物


どうでした? どんな初夢を見ましたか?

自分の場合は、日頃から夢を見た記憶がほとんどないんですよね。だからと言って、すごく熟睡感があるわけでもない。

元旦の夜に見るのが初夢とされていますが、必ずしもほかの日でもいいらしい。昔から「一富士二鷹三茄」と言って、初夢に出てくると縁起がいいとされていますが、まぁ、出てこないでしょう。

新年が始まると、いろいろなものに「初」をつけますが、お店だったら「初売り」なんてよく使います。そういえば台風の号数も元旦でリセットされるのですが、台風1号が日本に到来することはそうそうないので、初台風という言葉は聞きませんね。

初日の出は、いかにも元旦の朝を飾るのにふさわしい。昨日は、しっかり防寒対策をして朝から出かけてみました。去年は、けっこういい場所でしっかりと拝むことができましたが、今年は・・・・

いやはや、残念でした。小高い所に目星をつけて行ってみたんですが、完全に場所の選定ミスでした。ちょうど日が昇る場所は、林が手前で邪魔をしていました。

樹々の間から陽が射してきたわけで、確かに初日の出ではありますが、こうやって写真としてみると、ずいぶんと寂しい。

いくら、時間をチェックしていてもだめ。次回に期待ということでお許しを。

2017年1月1日日曜日

謹賀新年 2017


あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします

平成29年、西暦2017年が始まりました。皆様にとって、今年も良い年でありますように、心より願っております。

クリニックは、1月5日(木)より、新年の診療を開始いたします。ちょうど、木曜日はもともと午前のみの診療となっています。くれぐれも、ご注意ください。