巨大な人食い鮫の恐怖を描いて大ヒットした映画「ジョーズ」は、スピルバーグ監督の名前を世界中に知らしめたパニック映画の名作です。
後悔されたのは1975年・・・おやおや、もう40年以上も前なんですよね。そりゃ、こっちも年を取るはずだ。
なかなかその正体がスクリーンに登場せず、見えない恐怖で盛り上げていく手法は、必ずしも新しいものではありません。
でも、細部の作り込みや、チョイ見せのタイミング、効果的な音楽など、観客が目を離せない緊張感を、実にうまく引き出したパニック映画の名作、今や古典的作品といえますね。
このあと、次から次へと本家の続編や、似たような鮫パニック作品が作られましたが、はっきり言って他はすべてB級以下。
やはり、最初に目をつけて取り上げたスピルバーグの凄さということに尽きる。
もっとも、鮫からしてみれば、なんか物凄く悪役にされてしまい、不満をたくさん持っていることでしょうけどね。