富士山は身近な被写体ですから、昔の写真を探すと出てくる出てくる。
おっ、富士山が見える、という時、カメラを持っているとたいてい一度はシャッターを押しているみたいなところがあります。
富士山をいろいろな方向から見た場合、東側と西側ではだいぶ雰囲気が違うというのはよく言われることです。
東京・神奈川にずっと生活の場がある自分は、当然東側からの姿の方が馴染みがある。東側から見る富士山は、きれいな三角形で、山肌にもあまり凹凸が無く、比較的優美な印象になります。
一方、西側からは大沢崩れが一番よくわかり、荒々しい雰囲気が強くなる。どちらも、それなりに魅力があり、優劣はつけがたいところ。
これは東側、平塚からちょうど今頃の早朝に見えた富士山。
手前の家並みがつまらない・・・というのはありますが、富士山だけに注目すれば、自分が見慣れている富士山をよくとらえている感じはします。