昨日、1月2日の夕方、西を空を見た方は、細い月に気がつきましたでしょうか。
しかも、そのすぐ左に一際輝く明星があって、おや? あれは何? と思われたでしょうか。
それは金星です。なんと、月と金星が大接近という、ちよっと珍しい現象なのだそうです。さらに近くには火星も近づいているんだそうですが、まだ夕闇の残る空では肉眼では確認できませんでした。
せっかくなので、1000mmの超望遠で撮影してみました・・・って、月の表面が白とびしてちゃんと写っていない・・・と怒られるかもしれませんが、いえ、これで、いいんです。
写真をよく見てもらうとわかりますが、実は月の日の当たっていない部分がうっすらと浮かび上がっているんです。
これは、地球照と呼ばれる現象で、地球から反射した光が月を照らすもの。肉眼では、かなりわかりにくい。写真で初めて気がつきます。
マニュアル通りに月を撮影すると、黒く潰れてしまうのすが、露出やISO感度をいろいろ変えてみたら何とか撮影ができた感じです。
今日、3日も見れるようですから、是非夕闇せまるころに西の空を見てください。もしも、今日がだめでも1月末にもあります。