2011年10月31日月曜日

トヨタ アクア (プリウスC) 価格予想 Part3 企業戦略

さて、昨日は今の日本の自動車産業の勢力図を簡単に整理してみたわけですが、そのあたりを長い前置きとして、一番気になるのがアクアの価格について考えます。

前回のブログでは、L・S・Gという3つのグレードについて、それぞれ165万円、178万円、188万円という予想をしてみました。

ただし、前回書いたような事情を除いて、純粋にハイブリッドを搭載した1500ccのコンパクトカーということで考えると、この値段ではなかなかトヨタの思惑(月産1万台)ほど売れないのではないかと考えます。

つまり、リークされたスタッフマニュアル情報などで、もう一度よく考えてみると、燃費を上げるための軽量化が、内装を中心に極端な質の低下につながっている。それがコストダウンにまでいけば納得できるのですが、その価格ではとてもお世辞にもそうとは言えません。

ここまで、トヨタの内部リークと思われる新型ハイブリッド・コンパクトカーについての情報は、購入希望者に多大な期待を抱かせるに十分すぎました。しかし、9月末に出された話以降、早くから注目していた人にとっては、かなりがっかりする内容が続いているのです。

まずはネーミング。プリウスというブランド名が日本のみはずされ、アクアという車名という情報がでました。ハイブリッドならプリウスと考えていた人には、けっこうショック。もちろん、プリウスという名が購入のネックだった人もいるでしょうから、これはどっちもどっち。

燃費は当初言われていた44km/Lを下回り、一般客が買う気がしない最低グレードのLで40km/L(10・15モード)、SとGについては37.5km/Lで実燃費では30km/Lに届くかどうか。また170万くらいからという価格情報についても、ほぼ必須と言えるメーカーオプションをつけるとこのクラスとしてはかなり高額な190万以上になってしまうと考えられました。

同じトヨタのヴィッツが基本的なベースにあるわけですが、結局ヴィッツの標準装備レベルを維持してハイブリッド技術の導入による上乗せを20万円程度と考えるならば、140万円から180万円程度の中におさまるのが妥当と考えます。総額200万を超えるコンパクトカーなら、どう考えても売れるとは思えません。

先の予想価格では、さらに20万円程度のオプションをつけて初めてヴィッツ並という装備になることを考えると、素の状態でL・S・Gのそれぞれのグレードの価格は145万、160万、170万というくらいが適当と考えますがいかがでしょうか。

携帯電話やレーザープリンターと一緒にしてはいけませんが、本体価格よりも後々の長期継続的メンテナンスによって利益を上げていくという手法はよくあります。現に現行プリウスは、ホンダのインサイトを意識した価格設定といわれ、価格を下げすぎて車体からの利益は非常に少ないと言われています。

トヨタが最大のライバルであるホンダのフィットを潰しにかかってくるならば、今回の新しい予想価格ぐらいの設定を考えているはず。ただし、その場合は自社のヴィッツも喰ってしまうことも覚悟しての話になります。そして、このくらいの価格であれば、マツダやスズキにもかなりのダメージを与えることは必至でしょう。

トヨタが一人勝ちを避けて、各社の共存を優先するならば・・・それも企業が安全に生き残るための一つの手段だとは思いますが、最初の予想価格ぐらいになるかもしれません。

トヨタは価格発表については、かなり慎重になっているようで、10月半ばのスタッフマニュアルにもまったく価格情報は書かれていません。通常だと発売の2ヶ月前くらいに価格が判明していることが多いのですが、今のところ何も情報はありません。

11月から販売店担当者向けの説明会があるようですから、ここで提示されるようですが、なかなか発表しないのは、消費者の車の購入意欲をアクア側に引き留めておくことかしか目的として想像できません。

この時期、エコカー減税の締め切りというのが、購入車種決定に与える影響を無視できない。年末の発売という異例の時期を選んだのも、そこを意識しているはずです。早くに価格が判明すると、減税に間に合う他社に客が流れてしまう可能性がある。

つまり、トヨタの一人勝ちの方向性に絞って、フィットを本気で潰しにかかってくる・・・ある意味、さらなる発展と利益の追求という企業としては健全な考え方・・・という作戦を描いているのでないでしょうか。

何にしても、我々一般人には、とても計り知れない企業戦略の駆け引きがあるんでしょうね。タイの洪水による部品調達難からくる減産も、減税に間に合わない不可抗力理由としてプラスに利用出来ます。また、増産体制のための期間従業員不足にも・・・

とにかく、価格が公表されるのを待つしかありません。そこから、トヨタの真の戦略が見えてくることでしょう。楽しみにしていたいと思います。スタッフマニュアルに堂々と「手の届く価格」と書いてありますが、トヨタが庶民の感覚を理解しているかどうかもわかりますね。

2011年10月30日日曜日

トヨタ アクア (プリウスC) 価格予想 Part2 取り巻く環境

今年は東日本大震災のために自動車メーカー各社は、大幅な減産を余儀なくされました。しかし夏以降は順調に生産ペースが回復し、各社とも前年並みの水準に戻っています。しかし、ここでタイの大洪水という急ブレーキがかかり、部品調達難のため増産体制を維持できなくなっていることは、日本の経済にとっても大きな痛手となっています。

今年の1月から9月までの総新車登録台数は196万台。上半期は前年比の70%程度まで落ち込んでいましたが、このところ年間の総台数は300数十万台ですから、このペースで10月~12月を乗り切ると最終的には20%以内の減少にとどまる見込みです。

さて、震災による特殊な事情があるのですが、1月~9月までの内容を見てみます。

まず、メーカー別ではトヨタ 42%、日産 15%、ホンタ 14%、マツダ5%、以下スズキ、富士重工、三菱、いすゞ、ダイハツの順。やはり圧倒的な強さを見せつけているのがトヨタ自動車。震災の影響を最も受けたと言われているにもかかわらず、その後の復調はさすがと言わざるを得ません。

トヨタ自動車は自動車産業にとどまらず、日本工業界最大の企業であり、そのポジションを維持していくことは日本の経済の推進力として社内外から求められているわけです。

新車登録台数のうちバス・トラックなどが約10%ですが、軽自動車が57%で現代の日本で身近な足として圧倒的なシェアを占めています。特に今年は、震災後に失った自動車のかわりに軽自動車が求められたという事情もあるようです。

普通車のなかで、ブランド別の順位をみていくと、一位がトヨタのプリウス(α含む)で165,734台。二位はホンダのフィットで153,883台、上半期はトヨタ減産でプリウスを抜いたのですが、トヨタ増産で天下は短かった。三位はトヨタのヴィッツで100,364台。この3車種までが10万台をこえていて、この数年不動の地位にあるわけです。

トヨタは台数ランキングでBEST20までのなかに1(プリウス)、3(ヴィッツ)、5(カローラ)、8(ラクティス)、10(パッソ)、12(ヴォクシー)、14(ノア)、16(ウィッシュ)と言う具合にコンスタントに車種がはいっています。

日産は4(セレナ)、9(マーチ)、11(ノート)、17(キューブ)、18(ジューク)、20(ティーダ)の6台。比較的いろいろあるのですが、最高がセレナの63,594台で、大ヒット車種がない。安定した売り上げという見方もできますが、どうも決め手に欠けるという状況でしょうか。

各社の上位車種は、それぞれ各社の中では10~20%をしめているわけですが、問題はホンダです。ホンダはBEST20の中で見ると2(フィット)、7(フリード)、13(ステップワゴン)の3車種がはいっているのですが、それぞれがホンダ車の中で占める割合が、55.4%、17.6%、12.1%であり、ほとんどこの3車種しか売れていない。

特にフィットが占める割合が50%を越えていて、ほとんどフィットのみに依存している状況です。ホンダにとってフィットは、まさに命綱と言えるでしょう。もっとも、デミオ(6位)しかランキングに登場しないマツダの場合も状況は同じです。スズキにいたっては、ソリオ(15位)、スイフト(19位)の2車種のみでスズキの92%を占めてしまいます。

さて、そこまで状況を整理してみると、12月26日発売予定のトヨタの新車、スモールハイブリッド(車名アクアまたはプリウスC)の動向が、日本の自動車メーカーの勢力図に多大な影響を及ぼす可能性は大変に大きいということがわかります。ホンダ、マツダ、スズキなどの各社が命綱としている車種が、いずれもコンパクトカーであり、アクアへの顧客流出は会社存続の危機と考えていることでしょう。

ホンダは次々と自社のIMAシステムを搭載して、エコカーブームになんとか乗り遅れんとしていますが、一般にはトヨタのTHSシステムに比べ性能面での有意性が無いために決定打となっていません。また、シビックの海外での失敗は、よりフィットへの依存度を高めた要因の一つかもしれません。実際、トヨタを意識してだと思いますが、ここにきてフィットを10周年記念として大いに売りに出しています。

マツダはスカイアクティブ技術でガソリン車の性能向上を目指していますが、デミオの売り上げには現在まで大きな変化はありません。いずれにしても、ガソリンのみという技術は確実に近い将来限界があることなので、レギュラーにはなれず代打の域を脱しないのではないでしょうか。

実用的な電気自動車としては、三菱を抜いて日産がリーフという一つの完成型を提示していることは大きい。しかし、残念ながら、低金利キャンペーンなどをしてテレビCMも増やし宣伝に努めているものの、最近の日産の独特のデザインの嗜好、価格の問題、そして何より充電設備の少なさが消費者に二の足を踏ませている状況です。

トヨタの場合もハイブリッドシステムのTHSは、当然未熟な部分は少なくない。基本的には、発展途上のシステムと言えるわけで、年末に出る予定のプリウスPHV(Plug-in Hybrid)を経て、完全な電気自動車へと移行していく課程にあるわけです。

THSは、よりハイブリッドとしてコストパフォーマンスを上げているため、既存の車種に簡単に載せることができないことがホンダのIMAとは決定的な違い。しかし、2011年現在むこう10年間くらいまでは最良の選択と言えるでしょう。

そのような取り巻く環境を考えて、トヨタの戦略を想像しながらあらためてアクアの価格について考えてみたいと思います。(つづきは明日)

新車登録台数などのデータは、日本自動車販売協会連合会のHPより引用しました。

2011年10月29日土曜日

駆け引き

ノックの音がした。

しかし、トイレの中で、しかも用を足している最中では、手も足も出ない。「ふさがってます」と答えて、もし出たときにまだ待っていたら、何となく顔を合わせずらい。

黙っていると、またノックの音がした。

じっと息をこらえて、できるだけ人気を消すようにしてみたが、苦しくなってかえって息が上がってしまう。よーく、耳を澄ませてみると、相手の息をする音が聞こえてきた。

扉をはさんだこっちと向こう側で、奇妙な緊迫感があたりを支配している。なんとも言えない心理的な駆け引きが続き、先に動いた方が負けのような気がしてならない。

この重苦しい空気に気持ちが流されそうになったその時、扉の向こう側が先に声を出した。

「・・・そのトイレ、壊れていて水が流れませんよ」

2011年10月28日金曜日

東海道新幹線

地下鉄ブルーラインで新横浜に出ると、簡単に新幹線に乗り継げるのは、ちょっと嬉しい。東京に住んでいたときは、何気に東京駅まで行くのにちょっとめんどくさい。厚木に住んでいたときは、海老名から相鉄線で横浜に出るのが大変。

新幹線は東京オリンピックの昭和39年に開業したわけで、超近代的なかっこいい車両はこどもの人気を瞬く間に集めていったものです。

とにかく流線型の先頭車両が大人気。光のように早い時速200キロで、大阪まで3時間10分なんてすごすぎるわけです。

初めて乗車したのは・・・たぶん、昭和45年。そう、大阪の日本万国博覧会、いわゆるEXPO '70を見に行ったときじゃないかと。たぶん、最高にはしゃいでいたのじゃないかと思います。

まあ、自分の場合は鉄道マニアではないので、××系とかいう呼び名はよくわからないので、とにかく新幹線と呼べるのは初代の車両のこと。最近、またどれが引退したとかニュースでやっていましたが、そんな新幹線あったっけ、という程度の感じ。

それぞれの世代にそれぞれの思い出のつまった新幹線が走っているわけで、それでいいじゃないですか。

あの頃、日本はまさに高度経済成長期の真っ只中だったんですよね。
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2011年10月27日木曜日

横浜市営地下鉄ブルーライン

ブルーラインは湘南台から横浜、新横浜を通ってあざみ野まで続く地下鉄路線。自分の場合は、あざみ野からクリニックのあるセンター南までが利用する中心で、あとは時々新横浜、あるいは横浜まで使うわけです。

ですから、そこから先はもうほとんど知らない世界ですし、実際まず用はないわけです。これは湘南台の住人にとっても同じようなところだと思います。横浜からあざみ野の間には、ほとんど用は無いでしょう。

あざみ野駅こそ地下にありますが、すぐに地上に出てセンター南まで高架上を走るので、あまり地下鉄という感じがしない。センター南駅から隣の仲町台の間でちょっとだけ地下に入りますが、またすぐに地上をしばらく走って新横浜の手前くらいから正真正銘の地下鉄となる。

これは、線路を設置していく上で土地の用意ができたかどうかが関係しているわけですが、大事なのは工事の予算。当然、地下を掘っていく方が、何倍もお金が必要。

田園都市線のように、もともと何にもない荒野みたいなところに初めて線路を敷くのなら、直接地面に置いていけばいいので簡単。市営地下鉄は、すでに街が出来ているところを通るので、高架にするか地下にもぐるか二者択一ということです。

ところで、ちょっと知っておいたほうがいい話があったりします。地下の岩盤が固いとトンネルを掘るのが大変ですから、工事予算も大幅に増えてしまう。こういうところは、できるだけ地上を走ったほうが工事も安く済む。

つまり見方を変えると、地下鉄が地上を走っているところは地下の岩盤が固い・・・ようするに地震に強いということです。横浜市が災害マップを作っていて、この地下鉄の走り方と予想災害の程度はほぼ一致している。

というわけで、ちょっと安心したりするわけです。



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2011年10月26日水曜日

田園都市線

激コミの小田急線を使わない方法として、時々スーパーラッキーなのが、すでに車を運転していた友人にひろってもらうというものがありました。渋谷から田園都市線で宮前平までいって、駅前で待っている。そこで友人の車に乗せてもらって、そのまま川崎インターというもの。

もう30年くらい前の話ですが、当時は宮前平というと「どこそれ?」という感じで、実際駅前も空き地だらけでした。小田急沿線と比べると、田園都市線沿線は未開地というか発展途上国状態でした。朝、駅以外に何にもないようなところで、車を待っているのは寒々としていたものです。

田園都市線というと、昔は玉川線。今のニコタマまで言って多摩川で川を渡れず終了。緑色の可愛い路面電車だったわけです。何となく覚えてはいますが、それほど利用した記憶はない。

今の形は新玉川線となってからで、初めは地下鉄銀座線とつながる予定だったのが混雑が予想されるためにあらたに半蔵門線という平行路線を作ることになったとか。

70年代終わりになって、やつと多摩川の向こう側、神奈川県内の元祖田園都市線と連結して現在の形になったわけで、自分が宮前平で寒い寒いと思っていたのは、まだ完成してから数年しかたっていないころだったわけです。

まさか、この路線に根をすえていくことになろうと、とうじはまったく予想していませんでした。今は横浜市の北部、潮の匂いのしないヨコハマに住んで仕事をしているわけで、大変ありがたい路線ではあるのですが、とにかく朝の上り、夜の下りの混雑はすごすぎる。

東京方面の最大のベッドタウンということなんでしょうが、東急も土地の開発をした責任上、もう少し田園都市線を何とかしてもらいたいものです。


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2011年10月25日火曜日

小田急線

小田急といえば・・・そう、ロマンスカー。ピンポンピンポー、と軽やかメロディを流して箱根への旅情をかきたてるのでした。ひと頃、これが沿線から騒音と言われて、音を鳴らさなくなったんですよね。

大学に入って、明治神宮前から地下鉄千代田線に乗って、代々木上原で小田急線に乗り換え。ぜ、ぜ、絶対に座れない。始発の新宿で満席ですからね。そこから1時間以上立っているのはけっこう辛い。

そこで、原宿駅から山手線で新宿に出て、しっかり座っていく作戦を取るようになりました。少し遠回りで、時間が余計にかかるのですが、座っていけることにはかえられません。

電車の中では、座っている人と立っている人の間では、緊迫した心理戦が繰り広げられるのです。こいつは、完全に寝る体制に入っていて、相当長距離座っているに違いない。こいつは、本を読んでいつでも降りれる体制で、格好からして町田あたりで降りそうだ。

この人、自分が成城学園で降りると思っているらしいけど、そうじゃないからしっかりと寝た振りしよう。そうそう東海大学出版の本をこれ見よがしに膝を上に置いておこう。

まぁ、いろいろ考えるわけです。帰りがまた問題。本厚木で降りて、始発の準急を狙うと確実に座ってかえれます。ただし、止まる駅がけっこう多い。

時刻表には書いていないのですが、相模大野終点の各駅停車というのがあって、これに乗るという上級作戦があります。実は、そのまま相模大野から急行新宿行きになるので、車両を変える必要がない。

どうしても、座れないときは・・・しょうがないので、立ったまま寝るという高等テクニックを使うことになるのです。小田急線は昔から、学校が多く、激コミ私鉄の代表みたいなものでした。

そこで、吊り輪を二つ確保して、両手を引っ掛ける。あとは寝るだけ。めちゃめちゃ混んでいるので、ちっとやそっとでは体制がくずれることはないのです。

そんなことをしながら、2時間近い通学時間を楽しみにかえていた、あの頃が懐かしい。

2011年10月24日月曜日

山手線

山手線って、今のようにぐるぐる回れるようになったのは・・・大正14年とか。自分が知っているのは、当然国鉄時代の昭和40年頃からでしょうか。

そもそも、国鉄って言っても知っている人のほうが今の日本には少ないかも。国鉄・・・って、日本国有鉄道ですから、要するに昔は国が運営していたわけで、親方日の丸の代表みたいなものでしょぅか。

運賃は10円。ただし、こども料金で、大人は30円だったかな。その頃は「やまてせん」と呼んでいたけど、あれ? いつから「やまのてせん」になったのかしら。

こども頃は電車と言えば、山手線しか知らなかったので、電車というの物は時刻表とか関係なく数分ごとに来るものだと思っていました。だから、特に時間であせる必要はありません。

それに、全部各駅停車ですから、急行だとか準急だとか気にする必要もないのです。大学への通学で小田急線を利用するようになって、発車時刻とか、急行かどうかとか、最初はずいぶんと不便なものだと思っていました。

東京都在住と言っても、23区内なのか、そして山手線内なのかというずいぶんと傲慢な分類もあったりします。もともと、山手線内はいわゆる「山の手」じゃありませんから、あまり威張れたもんじゃない。

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2011年10月23日日曜日

納車待ちが長いと・・・

プリウスαを注文して、いつになるともわからない納車待ち中。相変わらず、毎日ネットで何か情報がないかと・・・とは、言っても、さすがに発売されて5ヶ月が過ぎて新しい話はほとんどなく、人々の興味も年末の新しく発売されるコンパクト・ハイブリッドのアクア(プリウスC)に移ってしまったようです。

震災の影響をもろにくらって、生産がまったく伸びずに、「幻の車」状態だったプリウスαですが、発売前の予約購入の方々の納車はだいたい10月までに完了しそうです。つまり、発売時点でのバックオーダー分の約3万台ということで、さすがに街中でも見かけることが多くなってきました。

2列車5人乗りについては順調に増産のペースが上がっていて、10月分の注文まではエコカー減税に間に合いそうな状態です。最近今までまったく見かけなかったテレビCMを見かけるようになったのは、さすがに注文が伸びなくなったからでしょうか。

3列車7人乗りについては、現時点でもまったく状況は不透明。10月3日時点のトヨタのアナウンスは、「今後注文された分については来年9月以降の出荷予定」というもの。ある程度安全のために余裕を持って期間を取っているのでしょうから、実際は7月~8月くらいなのかもしれません。

となると、6月中旬に注文を出している自分の場合は、遅くとも4月場合によっては2月~3月かもしれません。と、単純な話ならいいんですが、何しろ受注のペースと実際の生産台数についてはまったく情報がありません。

ネットの盛り上がりと一緒で、自分の場合も、最初はオプションをどうしようか、社外品は何を選ぼうかとか、いろいろと気持ちも盛り上がって「待つのも楽しいな」などと呑気なことを言っていました。しかし、さすがにそれにも飽きてしまい、最近はあまりどうでもよくなってきました。

それよりも、プリウスCのような新しい話題に最初からのっかって追いかけてみるほうが楽しい。これから出てくる車は、想像の世界でしかないので、あーだこーだといろいろと・・・ただし、こちらもあとは価格のみという最終局面にはています。

先日、販売用のスタッフ・マニュアルを見せてもらったという話を書きましたが、トヨタ内部の人間かあるいはマニュアルを家に持って帰れた人の仕業なのか、マニュアルのスキャン画像があっという間にネットに流出しています。

外国の車情報サイトで、大々的に画像を扱っているのにはびっくりです。これは、日本ではアクアという名前ですが、アメリカでは当初の予定通りプリウスCという名前で発売予定になっていて関心があるということの表れなんでしょうか。

何にしても、納車待ちというのはせいぜい数ヶ月、つまり2~3ヶ月くらいでないとダメですね。いくら何でも、楽しみのテンションを一方向性だけで数ヶ月以上保ち続けるのはなかなかできるもんじゃありません。


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2011年10月22日土曜日

季節到来


今年もやってまいりました。皆様方の、大きな期待にそうべく、さらにパワーアップして戻ってきたのです。さぁ、万全の準備の下、最後までたっぷりとお楽しみください、鍋の登場です!! 大きな拍手をお願いいたします!!

そんなわけで、寒くなってくると夕食に鍋というのは、もう絶対定番です。今回は海鮮。味はにぼし・鰹などのだしをもとにした塩味。

さぁ、今シーズンは何度鍋をすることでしょうか。いゃあ~、楽しみ、楽しみ。


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2011年10月21日金曜日

独裁者の末路

古今東西、独裁者で幸せに天寿を全うした人はいるのでしょぅか。歴史上最初の独裁者は、ジュリアス・シーザー。皆さんご存知の通り、信頼していた部下によって暗殺されました。

近いところでは第二次世界大戦で、イタリアのムッソリーニは処刑され、ヒットラーは自害に追い込まれています。

もちろん、中には国民の信頼を得た人もいるかもしれませんが、それは例外的なケースといえます。最初は、そのカリスマ性によって誰もがついてきますが、どこかで何かが違ってくる。

中東・アフリカ諸国を席巻する民主化の波「アラブの春」は嵐となって、エジプトをはじめ多くの国に拡散しています。その規模からすれば、東西冷戦の終焉よりも大きく、また過激な結末を呈しているように思います。

リビアの「暴れん坊」と呼ばれたカダフィー大佐。主としてアメリカに対して、数々の攻撃を仕掛け、世界を敵に回しているうちはよかった。

しかし、自分の国の中に少しずつ芽生え始めた様々な疑問に対しては、うまく統制することができなかったということでしょうか。敵は外に作るものであって、懐に持つものではありません。

カダフィーが追い詰められ、かつての彼の国民によって殺害されるというニュースは、正直驚きを禁じえません。大国に暗殺されるというのならともかく、国民から否定されるとは。

どこかで、ボタンを掛け違えたのでしょうか。何年かして、歴史の教科書なる頃には、その答えも見つかっているかもしれません。

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2011年10月20日木曜日

関節リウマチとリウマチ医

今週は、火曜日と水曜日に2日続けて関節リウマチの勉強会でした。一つは最近のトピックスを聞くクローズ名会。もう一つは、一般整形外科向けのリウマチ総論の講演会。

大変対照的な勉強会だったのですが、さすがに一般向けは内容的にほとんど聞くべきところがありません。講師の先生には大変申し訳ないのですが、ちょっとレベルをさげすぎです。

ただ、逆に確認できたことは、現代の関節リウマチ治療を考えると、やはり専門性が強くなっていますので、整形外科医でも内科医でもなかなか突っ込んだところは無理であるということでしょうか。両方の強みをうまくいかすことができる「リウマチ医」という存在が重要です。

そういう自分もリウマチ医として診療にあたれるように努力はしていますが、整形外科の立場からの出発では内科的な部分についてはどうしても弱点があることは否めません。

そこで、大事になってくるのが内科系のリウマチ医との連携です。そこに日頃近くのクリニックの先生と勉強会をやっている大きな意味があります。関節リウマチそのものは、原則として外来で診断・治療かできる病気であって、大きな病院が必要なのは入院が必要になったとき。

つまり、合併症や薬の副作用の問題が生じたとき、あるいは手術が必要なときに病院と診療所の連携が必要なのです。そして、診療所レベルでも「リウマチ科」を標榜するからには、通常の診断・治療が可能な「リウマチ医」であることが求められます。

来週も、勉強会がありますが、これは自分たちがはじめた「田園都市リウマチフォーラム」の会。この会は、そういうそれぞれの施設の長所・短所をカバーするため会で、内科の立場や整形外科の立場、あるいは病院としての立場などから、気軽に意見を交換するためのものです。

今回は、腎臓の障害の話を専門の先生に講演していただくことになっていますが、こういう知識として必須ですが、どうしても弱いところを補充していくことが大切です。ますます、勉強しないといけないことは増える一方ですね。


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2011年10月19日水曜日

ハロウィン

毎年、季節ネタでクリニックの受付をいろいろ飾ったりしていますが、いよいよハロウィンとなりました。

とはいえ、受付嬢が魔女の格好をするわけにもいかず、かぼちゃの飾り物を並べているだけですけどね。一番大きいのは、お菓子が入っていて、小さいお子さんや・・・希望される方なら誰でもお菓子を差し上げています。

自分としては、あまりハロウィンで楽しんだ記憶もなく、西洋のお祭りを日本でやらんでもいいんじゃないですか、と思っています。

でも、あまり堅いことを言わずに、きっかけは何でもいいので、なんとなく楽しくなれればよしとしましょう。クリスマスの準備も、そろそろ始めようかなぁ・・・


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2011年10月18日火曜日

関節リウマチと超音波検査

超音波検査・・・というと、やたらと早そうですが、いわゆるエコー検査という画像診断技術の一つ。もともとお腹の状態を簡単に見たりするのに普及したものです。

自分も30年近く前に研修医として救急センターなどを経験した際に、使い方を勉強したものです。交通事故などで多発外傷の患者さんが運ばれてくると、レントゲンやCT検査の前にすぐ腹部エコーをチェックして、お腹の中に出血していないかを判断したりしたものです。

その後、整形外科の専門になってみると整形外科の領域ではあまりエコー検査の出番がない。肩の痛みで筋肉の断裂があるかどうかを見たりするのに利用したりしましたが、結局手術が必要そうになると関節造影検査などをあらためてすることになり、確定診断に用いられないため二度手間という印象でした。

また、筋肉の腱の断裂の診断に、特にリウマチ患者さんに起こりやすいのですが、利用出来るのですがこれはエコーをしなくても診断できるので、あえてエコー検査をする必要性がなかったりします。

エコー検査は、簡便ですぐにできて、患者さんに対する侵襲性、つまり悪い影響がほとんどないため大変優秀な検査です。しかし、大きな問題点があります。これは再現性ということで、つまり、誰がやっても、何回やっても、いつでも同じ結果が出せるかということについて難しい部分があります。

エコー検査は、検査をする上で、検査をする医師や技師の技術と器械の性能が大きく結果に影響するのです。ですから、検査で「こんな異常がありました」といわれても、それをどこでも再確認できるかというそうでもない。

ところが、時代は確実に進歩しており、器械の性能も格段の進歩をしました。より精度の高い画像が得られるようになり、また記録の面でもより簡便に結果の画像をのこすことが可能になっています。特に機能面では、単に深部の状態を絵として確認するだけから、血流の状態などを確認する定性的な検査もできるようになっています。

さて、そこで再び整形外科でもエコー検査に対する需要が出てきたというわけです。つまり関節リウマチの診断に使用するという流れがだいぶ本格化してきました。これは日本では横浜市立大学がかなりがんばっているところ。

早期診断の重要性が言われるようになって、レントゲンで変化が出るより前に初期の変化をキャッチする方法としてクローズアップされるようになってきました。ちょうど2年前に、関節リウマチでのエコー検査の有用性をクローズな会で勉強してから、機会があるこどに何度か講演を聴いて、開業医であっても専門性を維持して行くには必要であると考えていました。

自分の中でもある程度イメージができてきたので、最近は女子医の先生にアドバイスをもらったり、自分でも機種の選定を始めていたのですが、とにかく悩ましいのは検査器械の値段です。

何しろ、関節周囲の微少な血流をキャッチするためパワードップラーというけっこう高機能が使える機種でないと意味がりません。そうなるといいものは定価で数千万円なんてことになってしまう。ただし、この手の定価というのはあって無いようなもので、実際はその半額以下だったりするのですが、それでも数百万円以上もするものを、一介の開業医がおいそれと購入するわけにはいきません。

新品、無理なら中古も含めて、今は機種選定を行っているところですが、何とか年内には結論を出して、来年からはより早期のリウマチ診断や、あるいは整形外科領域のいろいろな問題の検査として活用していけるようにしたいと思います。

2011年10月17日月曜日

電脳クリニック

開業してもうじき6年となりますが、あらためて開業時に考えていた「電脳クリニック」について考えてみると、さすがに100%電脳化は現在の環境では難しいということ。

電子カルテとレントゲン写真の管理については、最初からコンピュータを導入しました。受付は省スペースでノートを2台、リハビリ室もノート、そして緊急時のバックアップ用ノートの計4台で中古60万円。診察室用は2台で、値段をおさえるためにベアボーンで組んで2o万円。

この間だけでも、ずいぶんとパソコンは安くなっていますね。今なら新品でノートなら一台10万円、デスクトップなら一台10万円以下でも十分なものが揃います。

診察室の一台は開院前に熱暴走でだめになり、もう一台も3年で壊れました。受付のノートもハードディスクが怪しくなったり、やたらと熱を持つようになったり、液晶がいかれてしまったりという状況です。

1台は完全にだめ。1台は何となく動きそうですが、ほぼ完全引退。一台は、もしもの時の緊急用に一応とっておき、なんとか現役を続けているのは一台だけ。結局、ノート一台を除いて、すべて買い換えという状況になっています。

電子カルテパソコンのモニターは、スタート時には診察室だけがデュアルだったのですが、今では診察室はトリプルで、他のもすべてデュアルになっているというのも大きな変化です。

レントゲンの管理用のパソコンは3台。一つは直接読取機を操作するためのメーカー付属品で、これは現役続行中。これがどうにかになると、パソコンは10万程度のものですが、修理費で50万円以上かかってしまうので、保険みたいなメンテナンス契約を今年はじめてしました。

一台はレントゲン写真の保存のためのDICOM(ダイコム)サーバーとなるLinuxで動く専用機。実は一度壊れて、取り替えをしています。もしもの時は、古い機種をもらってあるので、壊れたときもすぐに入れ替えて事なきをえました。

そして、自分で管理しているのが、レントゲン画像をCDに落としたりするためのパソコンで、これも2代目なんですが、うちのクリニックで唯一Windows Vistaのパソコン。他にあまり使うこともないので、ソフトもほとんど入っていません。

後は会計事務所と通信でつながる税理関係専門のパソコンがあるのですが、開院以来今まで何の変更もせず使い続けているのです。しかも、OSは何とWindows2000。もともとかなり非力なパソコンだったので、Windows XPでは重すぎると考えひとつ古い2000を入れてセットしたもの。

そう考えると、すでにOSのサポートもなく、一度変になれば速攻で引退破棄というものですが、一番がんばっている。年を取っても病気もせず、がんばっています。

他の病院からもらう紹介状などの紙情報についてはスキャンして、電子カルテの中にファイリングしています。また、フィルムのレントゲンはめんどうですが、カメラで撮影してファイリング。紙をまったく使わないことを目指していたのですが、どうしてもゼロにはできていません。

リハビリの指示や履歴を確認する物は、紙で管理しています。一度に並べて、入れる人から呼んだりする関係で、一度に一人ずつしか閲覧できないパソコンでは非効率。他にも、患者さんによって、体重表とか血圧表とか、個別に必要な紙がどうしても出てしまう物です。

昨年から診療報酬の請求は紙でレセプトの束を提出するのではなく、オンラインで電子的なデータとして送るようになって、95%くらいは紙を使わなくなりました。これは、最初はいろいろ不安なことがあって困惑していましたが、結局ほとんど追加の設備投資もなく出来るようになり、無駄が随分と減って助かりました。

しかし、いまだに相手が完全な電子化に対応していないために、5%の紙での提出が続いているというのはどういうことなんでしょうか。県によっては完全電子化もしているというのに、神奈川県のこの怠慢は理由がよくわかりません。

他にも、どうしてもFAXという旧時代的な通信手段がいまだに使われていることも、完全電脳化できない理由の一つ。もっともうちでは早くから、パソコンでFAXの受信もしているので、必要ないFAXを印刷して無駄にインクを消費することはありません。

印刷といえば、プリンター。受付の大きめのカラーレーザーと小さめの白黒レーザー、診察室に白黒レーザーの3台でしたが、今ではすべて引退。白黒レーザーは感光体が高く、これがダメになると本体よりも高いので、丸ごと買い換えです。

カラーレーザーも今年ついに引退となりましたが、大量のレセプトを印刷することも無くなったので、オールインワンのインクジェットにしました。処方箋や領収書を印刷するプリンターだけが、白黒レーザーで、今使用している物が3台目。いつ壊れてもいいように、新品未開封品もひとつ裏に用意しています。

これらのものは、一度止まってしまうと、クリニックの作業がどうもできなくなる危険があり、地震などで停電したときにはまったくのお手上げ状態になります。一応、紙でその場をなんとかする用意はしていますが、できれば使いたくない物です。

そんなわけで、全体で90%くらいの電脳化というところでしょうか。社会全体が完全電脳化しない限りは、自分だけ完全というのは無理であるということで、とりあえずこれ以上はアナログであることも、ひとつの合理的な形態という風に考えるようにしています。

2011年10月16日日曜日

トヨタ アクア (プリウスC) 価格予想

トヨタ自動車が、年末の12月26日に発売予定の新型車アクア。なんにしても、価格が発表されていないわけですから、一番気になる最も大事なポイントは皆目わからない。

メディアでは170万前後で調整と報道されましたが、どのグレードのことかはまったく不明のまま。それでは話が進まないので、大胆な予想をしてみます。

コンパクトカーのくくりの中では、最大の他社対抗馬であるホンダのフィットハイブリッド(1300cc)が159万円からとなっています。アクアは1500ccエンジンを搭載しているので、フィットより安いことはありえない。

この数年、プリウスは爆発的に売れていますが、それに続くのがホンダのフィット。今年は震災の影響もあり、プリウスαの発売もあるにもかかわらず上半期フィットに販売ランキングでトップを取られています。当然、そこを意識した価格設定をしてくるはずです。

一方、トヨタ自身もヴィッツという売れ筋のコンパクトカーを持っており、しかもトヨタ本家のトヨタ自動織機で生産しているため、ヴィッツの売り上げを落とすわけにはいかない。通常のヴィッツの1500ccが160万円からとなっていますので、やはりこれより高くせざるを得ない。

そこで、一番下のLグレードについては、あくまでもホンダの対抗として165万円という価格と予想。しかし、徹底的なコストダウンで、内容的にはかなり貧弱な内外装となってしまい、実質的に購入者はほとんどいないだろうという、言ってみれば「囮」グレードになってしまいました。

カラーは、白・黒・銀とクールソーダ・メタリック(薄めの青)の4色から選択。ヘッドレストはシートに固定。リアウィンドウは手回し開閉。タイヤは14インチ。リアシート分割不可。その他、もろもろの装備カットがあり、メーカー・オプション・パッケージはいずれも装着できません。

その結果得られる物は燃費だけです。10・15モードで40km/Lの飛び抜けた燃費性能を出せるのはLだけです。とは言え、それでも実質的な街乗り中心の燃費は30km/Lいけばいいほうでしょう。通常のプリウスと、それほどの差はでないかもしれません。

通常の感覚では、これを買うならフィットハイブリッド、ヴィッツ、あるいはマツダのスカイアクティブ・デミオ、さらにはスズキのスイフト、場合によってはダイハツのミラ・イースまで含めて検討するでしょう。

若者・女性をターゲットにしたため、比較的年配の購入者の多いプリウスという名前をはずしたといわれています。しかし、この燃費の問題が、事実上プリウスという名前を付けられなかった本当の理由かもしれません。

もともと年明けからさんざん44km/Lという話が出ていましたから、装備など削れるだけ削っても、待っていた人の期待には届かなかったのが現実。思っていたより性能を上乗せ出来なかったということでしょう。それでも、他の車よりはいいんですけどね。

さて、実質的な購入対象となるのがSとGグレードです。続けて大胆予想を続けます。Sは178万円。そして上級グレードのGが188万円でどうでしょうか。190万円以上になると、通常のプリウスとの差がなさ過ぎて、割高感ばかりが目立ってしまいます。

Lと違うところは、ボディカラーの選択肢が10色に増えます。新色であるライムホワイトパールクリスタルシャイン(長っ!)とシトラスオレンジマイカメタリックをはじめグレーメタリック、スーパーレッドV、イエロー、そしてブルーメタリックです。

タイヤは15インチ、プライバシーガラスとなり、リアウィンドウもパワーウィンドウになります。ヘッドレストがうごくようになります。スピーカが2つから4つに増えます・・・って、結局今時の自動車としては普通になる。

SからGになると、ステアリングが本革巻き、シート表皮がスエード調、運転席と助手席の間にアームレスト付きコンソールボックスがつくなどが大きな違い・・・というか、誤差範囲みたいな違いでしょうか。

さらに問題なのは、最近の車では多くが標準装備ともいえるようなものが、メーカーオプション・パッケージとしてわけられていること。オプションにもかかわらず、ほぼ半強制的にいくつを付けないとしょうがない。しかも、場合によってはパッケージですから、いらない装備も付いてきてしまう。しかもこのオプションをつけて重量が増えるごとに、燃費がどんどん悪化していくのです。

それでは、メーカーオプションついてもおおざっぱな価格を予想します。スマートエントリーパッケージは、必須。当初の生産分はすべてこれを装着しているため、選択しないと納期は半年以上先になるかもしれません。5万円。

LEDヘッドランプとフォグランプのパッケージは12万円。センターメーターにいろいろエネルギー情報などを追加表示するアドバンストディスプレイパッケージは4万円。

女性がほしがりそうなオプションをまとめたのがビューティパッケージ。エアコンからナノイーを放出して、お肌が潤う。ウィンドウガラスの紫外線透過率を極限まで抑えます。シートがすぐ暖かくなるヒーター付き。助手席のサンバイザーにもミラーがついている。5万円。

ツーリングパッケージは、16インチタイヤとアルミホイール、リアスポイラーが派手になったりします。10万円。

そして、ナビレディパッケージとオーディオパッケージはどちらかの選択。アクアにはメーカーオプションナビはありませんので、すべてディーラー装着の純正か社外品のナビかオーディオを使うことになります。ナビレディを選択すると、バックガイドモニター用のカメラ設置と配線をしておいてくれて、スピーカが6個に増えます。オーディオパッケージはCD+ラジオ+6スピーカで、いずれも4万円でどうでしょうか。

スマートエントリーとナビ/オーディオは必須ですから、9万円は必ずかかる。外見をよくしようと、LED+ツーリングを選ぶとさらに22万円。インテリアもよくしようと、結局すべてのオプションを装備すると、全部で40万円となります。

つまりGでフル装備のオプションを考えていたら、本体で228万。その他の細かい諸経費・税金もいれると260万程度になると予想します。ただし、ここにはディーラーオプションははいっていませんのでももう少し上乗せが出る可能性があります。期間限定のエコカー減税は10万程度ですから、間に合っても250万。

単なる1500ccのコンパクトカーのイメージから考えると100万円程度よけいにかかるわけで、これをハイブリッドという理由だけで納得して払えるかどうか。ガソリン代で元を取ることは、絶対にできません。ガソリン代150円/Lで年間1万キロ走っても、5万円/年程度しか得にはなりません。

現実的な選択としてはSグレード(178万)にスマートエントリーとナビのパッケージ(9万)。ナビとETC(15万)、諸経費25万くらいで230万弱、減税に間に合って220万円というのところになるのでしょうか。

強制オプションのために、本体価格より必ず上乗せがあることを考えると、かなり高めの車になりそうです。ハイブリッドが価値のあるシステムであることは認めますし、よりコストがかかることもしょうがない。しかし、ここまで露骨なコストダウンをして、以前のシステムを流用する形で開発費も相当抑えられているはず。

ですから、現実には予想した価格よりも低くなることを期待しますね。なにしろ、ヴィッツの1500ccには、アクアのGグレードの装備+スマートエントリーパッケージがほぼ丸々標準で揃っているわけですから。

さて、購入を考えているあなた、どうですか? それだけの価値を見いだせますか? 個人的には込み込みで200万以内なら・・・という感じがしますけどね。

2011年10月15日土曜日

人体の不思議

今日は、昨夜からの雨の湿気がそのまま残って、何とも蒸し蒸しした一日でした。自分の好きな秋という季節がどこかに行ってしまい、なんとも損をしたような気分にさせられます。気がつくと10月も折り返し、秋自体が足早に過ぎ去っていくようです。

涼しくなってくると、整形外科の患者さんは調子を落とすことが多い。気温が下がって体が冷えやすくなると、血管が縮んで血液の流れが悪くなることが関係しているのだろうと想像します。

でも、中にはむしろ涼しい方が調子がいいという方もいたりするわけで、人間の体の作り具合は何とも不思議なものです。気圧の変化は、明らかに体調に影響しているわけで、下手な天気予報よりも天気のくずれを身をもって感じることもあったりします。

ところが、先日いらした患者さんは、地震がわかるというので大変驚きました。3月の震災以降、何度もある大きめの余震。その数日前に、必ず関節が痛くなるというのです。さすがに、こればかりは合理的な説明のしようがありません。

動物の中には、地震を予知することができるという話があります。ナマズが暴れたとか、犬が吠えたとか、地殻のずれによって発生する電磁波を関知するのだと言われていますが、基本的には人間は退化したのか、そういう力は一般的にはありません。

ましてや、電磁波によって関節の痛みが強くなるという合理的な説明はなかなか出来る物ではありません。ただし、科学的な理屈で説明できないと否定してしまうことは、しばしば医者の悪い癖みたいなもので、確かに説明のできない不思議な身とは世の中にあるものです。

今度、患者さんには関節の痛みと地震をしっかりメモっておいてもらおうかしら。場合によっては学会に発表して、メディアにとりあげられて、テレビから出演依頼が来て・・・そんなわけはありませんね。

2011年10月14日金曜日

Miles Davis / TUTU

マイルスは1955年以来、一貫してColumbia Recordsでアルバムを製作してきました。オフィシャルに発売されたアルバムで、この間に他の会社で発売されたのは1958年のBlue Noteから発売された、歴史的名盤''Something Else''とフランスの名作映画「死刑台のエレベータ」のサウンドトラックだけ。

何度かある休養期間があっても、Columbiaはマイルスをじっと待っていました。1975年から1981年までの最長の隠遁生活も、Columbiaはじっと忍耐を強いられていました。マイルスの1981年の復活は、我々ファンにとってもほぼあきらめかけていただけに、Columbiaも最大のミッションとして迎えたことでしょう。

世紀の復帰後、次第にポップ化していくマイルスでしたが、そこで''Kind of Blue(1959)''以来の付き合い、マイルスの分身ともいえるプロデューサのテオ・マセロとの間に溝が広がっていきました。

1986年にマイルスは「ついで」のように''Aura''を作成・・・というより、とにかく早く契約にきりをつけたかったのか、マイルスの音楽史の中でも、最も駄作といわれてもしょうがないアルバムを最後にColumbiaを離れました。

そして、Wernerに移籍して、最初に発表したのがこの''TUTU''でした。タイトルのTUTUはツツ司教(南アフリカ、ノーベル平和賞受賞者)の名前からとったもので、マーカス・ミラーを起用してColumbia時代に手をつけたポップなカラーを完全にマイルス・カラーとすることに成功しました。

ジャズの各時代を先導してきたマイルスにとって、すでにキャリアの後半に入っていることは自覚していたはずです。その中で、ここまで新しくなれる想像力はどこから来るのでしょうか。リアルタイムに聴いた者にとって、驚き以外の何者でもない。

今年リマスターされ、音質もシェイプアップされ、あらためて聴きなおしてみて、25年前の音楽とは思えない斬新さを感じました。今の耳で聴いても、まったく古さを感じません。ただし、これは逆にマイルスを失ったジャズ界は推進力を失い、ずっとマイルスの遺産の中でしか存在していないかようです。

1991年、まったくの突然の死に至るまでの、マイルスの驚異のラストランは、まさにここから始まるのです。何度聴いても、素晴らしい。マイルスを聴く上で、はずせない一枚です。

2011年10月13日木曜日

アクア(プリウスC) 見えて来た!!

今日は自分の納車待ちのプリウスαの状況と、オプション類の相談でトヨタのディーラーに寄り道。ついでと言っては何ですが、トヨタの年末発売予定の噂の新車、アクアのスタッフ・マニュアルを見せてもらいました。

そもそもスタッフ・マニュアルですから、一般人に対しては非公開の物で、社外秘密みたいなものですから、おいそれとは見れるもんじゃない。とは言え、すでに書いてきたように正規の発売前に予約する客にとっては、これしか資料がありません。

一冊一冊に番号と担当者の氏名が入っていて、これが漏れるとけっこうまずいらしい。ですから、基本的には、その場で見るだけというものですし、自分も信義上ここに詳しく書くことはできません。

ここで書いておいてもいいことというと・・・

発売は12月26日、決定です。おそらく事前の受注は12月初めくらいに開始。その時点で各営業所から朝一番から入力されたものから生産されていくというわけです。

グレードはGとSとLの3つ。基本的な内容はネットを飛び交っている情報通りです。どうしても詳しいことを知りたい方は、有名な掲示板などを探してみてください。

エクステリアは、リーク動画で映っている迷彩車のまんま。雑誌で想像図などが出ていますが、見た目としては実物の方が、よりいい感じだと思います。色も新色を含めて10色となり、今までのくすんだ色が多いトヨタとしては、ずいぶんと大胆な設定になっています。

インテリアは、ヴィッツに似ている感じでしょうか。配色は4つ。Gは黒を基調としたもの、Sは暗めのグリーンぽい感じとグレー中心の二種類から選択できます。そしLは黒っぽい感じ。全体的にはαの内装色アクアのような白っぽいものはありません。

あとから変更不可のメーカー・オプションについても、ネットに出ている情報通りで、いくつかのパッケージ化されたセットを選ぶ。ですから、欲しい装備もあればいらない装備もついてくるという、ずいぶん「いやらしい」やり方です。

ノーマル・プリウスなどでは標準装備のもののかなりオプションとなっているのも困ったものです。基本、ある程度同等のディーラー・オプションも用意されそうなので、悩んだときは無理をせずディーラー・オプションで対応すればいいかもしれません。

一番気になる価格については・・・まだ決まっていない。マニュアルにも価格は書いてありません。ネット情報が正しければ、今まで予想していたよりもかなり高めの設定になっていそうです。メーカー・オプションも、最低でも2つくらいは必要そうな状況なので、結局Gグレードで210万円以上、Sグレードで180万円以上はいきそうです。

燃費40km/L(10・15モード)をマークしたのはLグレートであって、GとSは37km/Lなんです。ですから、おそらく実際の走行では30km/L行くのは至難の業。この辺りは事前の情報から、ずいぶんと落ちて落胆するところでしょう。

もうひとつ「いやらしい」ところは、実はそのLグレードは事実上買えないというところ。なんと今時、リアの窓の開閉が手回し(!!)、色も4色しか選べない。他にもかなりの差別化がしてあって、商用以外では乗る気がしないようになっている。

さらに「いやらしい」のは、初期生産車両はすべてスマートエントリーのパッケージ付きでの生産と明記してある。だったら最初から標準装備にすればいいじゃん。スマートエントリーが要らないという人は、どうなに早く注文しても生産されるのは来年5月以降らしいです。

プリウスαの時にも、こういう事前情報をしっかりおさえていれば・・・と、まぁ、後悔してもしょうがない。今回は大災害が起こったりしなければ、1月中から初期配車分が街を走り出すことでしょう。自分のαはまだだと思いますけどね・・・

2011年10月12日水曜日

世界体操

体操ニッポンと言われていたのは・・・いつでしたっけ。

しかし、男子は内村が登場してから、日本の体操に勢いがついてきたことは間違いない。ただいま東京で行われている世界体操。今回は、その内村をはじめ、田中兄弟など、近年まれにみる最強のチームの力を試す正念場です。

団体戦最後の最後、鉄棒での二人の落下が悔やまれる。これがなければ、金メダル・・・いや、もしもの話をしてもしょうがない。それが実力。でも、まだまだ明日を感じられる銀メダルで、来年のオリンピックが楽しみです。

女子も田中だけでなく、まだまだ伸び代を持っている鶴見、そして今大会シンデレラガールとなった寺本など、楽しみな人材がいます。まだまだ世界の中では上位に食い込めていませんが、オリンピックの出場権を取ったことは大きい。

さあ、明日からは国を背負うプレッシャーから解放され、一人一人の力をストレートに試す個人戦が始まります。たのしみですね。注目していきたいと思います。

それにしても、一番見ていて唖然とするのは男子の床。だって、何にも無い床で、自分の肉体の力だけで、あんなにジャンプしたり、回転したりと、もう人間技とは思えません。凄すぎます。

自分と同じホモサピエンスなんでしょうか。体操選手というのは、なんか別次元の生き物かいな。というより、自分が普通の人間より重力を多く受けているだけなのかもしれません。

2011年10月11日火曜日

ザックにおまかせ

連休明けはクリニックが混む・・・というのは、大多数のところでは当たり前。うちは、100人きただけであたふたしているので、今日はひさしぶりにあたふたふたくらいしたというところでしょぅか。お待たせした患者さん方には申し訳ありませんでした。

それにしても8-0っていうのは、ちょっと見たことがありませんね。何?って、今夜のサッカーです。ホームで、相手がタジキスタンですから、まぁ試合前は「日本のゴールラッシュか」なんて言われていましたが、まさか本当にこんな結果になるとはびっくり。

まぁ、どうしたんでしょうか、ザック・ジャパン。いまだに負け知らず。エースの本田がケガで離脱。長友も復帰したばかり。香川は不調。あまりいいニュースはないにもかかわらず、試合の相手の回り具合がちょうどいいんでしょうかね。

ケガというのはスポーツ選手には付き物。しかし、ケガをしない選手が一番すごい。次にすごいのが、ケガをちゃんと治せる選手です。そういう意味では、本田の復帰が楽しみ。長友は、ちょっと復帰を急ぎすぎていない心配。

なでしこの活躍もワクワクさせてくれましたが、こちらのワールドカップ予選も目が離せません。無敗ザッケローニがどこまで通用するのか、しっかり見届けていきましょう。

2011年10月10日月曜日

パン売り競走

うちの自宅の近くにはプロローグという、この界隈では有名なパン屋さんがあります。このブログでも以前に取り上げていますけど、昨日の日曜日の朝は久しぶりに出かけてみました。

相変わらずすごい人だかりで、朝早くから次から次へと奥からパンが焼き上がってきていました。ここの人気は、多種多様なパンのアレンジと売れ筋はめったに売り切れにならない配慮が大きな原動力ではないかと思います。

どんどんお店が増改築され、さぞかしこの地域ではパンの需要があるのかと思われたのでしょうか。数年前にセンター北で評判になっていたパン屋さんが引っ越してきました。プロローグからわずかに100mほどしか離れておらず、完全に宣戦布告状態です。

しかし、残念ながらセンター北では惜しまれているものの、こちらではプロローグの前になすすべがない・・・というと大げさかもしれませんが、いつ見ても客の数はかなり少ない。そういう我が家でも、一度買ってそれっきり。

ちょっと離れていますが、あざみ野駅に通じる道にも評判のパン屋があり、やはり朝からお客さんが大勢集まっています。ただし、ここは駐車場がなく、その路上駐車が相当迷惑になっています。少なくとも、路上駐車対策をお店が考えている様子はなく、そのあたりにちょっと?を感じるわけです。

さらに、今年の夏にはたまプラーザの駅の近くで四半世紀前から有名だった「ベッカライ徳太郎」というパン屋さんが、比較的近くに移転してきました。ここは、比較的シンプルなパンが売りで、併設するカフェも評判です。

さて移転して、お店はずいぶんと大きくなったようですが、そのほとんどがカフェのスペース。入り口の売り場で好きなパンと飲み物を買って、奥でゆっくりとくつろぐ・・・ということなんですが、行ってみて驚いたのは、パンを並べているスペースの狭さ。

わすが6畳から8畳くらいでしょうか、プロローグと比べると1/4位しかありません。しかも、朝7時台にもかかわらず、ほとんど品物はなく、わずかに数種類のパン、それもシンプルなものしかありません。

一番の評判のパンはありませんし、食パンとコーヒーだけでカフェに行ってもしょうがない。残念ながら、また買いに行こうという気になりませんでした。休日の朝ですから、人気のあるパンは少なくとも売り切れにならないくらい用意してもらいたいものです。

たまプラーザ近辺では老舗みたいな店だけにあえて苦言を呈するわけで、「うちはこれだけ」という姿勢だったら、わざわざ移転してくることはなかったのではないかと思います。

どんどん店を大きくしていくプロローグの拡大路線は、どこかで何かを見落とすかもしれません。クリニックという「店舗」を経営している立場で考えてみると、自分の出来る確実なサービスを提供するというのは理解できなくはない。しかし、そうなら移転して店舗を拡大した意味がありません。

そんなわけで、静かなパンの戦い・・・どうなることでしょうか。

2011年10月9日日曜日

プリウスα& アクア ~ 減税狂想曲

6月初めに注文したトヨタのプリウスα(7人乗りGグレード)。丸4ヶ月経ちましたが、一向に納車のめどはたっていません。こうなると、ディーラーの担当者が言っていた来年5月もあながちジョークになっていないかも。

再三書いていて申し訳ないのですが、3月一杯の登録が自動車取得税\128,500免除のリミット、そして4月一杯が自動車重量税\22,500の免除のリミット。つまり3月末までに登録されれば、\151,000も使わなくてよくなるわけです。

トヨタも黙っていても売れるだろうと強気の車ですから、実質的に車本体の値引きがほとんどない。減税で値引きした気にさせる・・・というと表現が悪いかもしれませんが、実際のところ注文する側も、減税終了まで10ヶ月もあれば、減税の恩恵があることを前提で注文します。

まぁ、本来企業が負担すべき利益の減少分を税金が補填しているみたいなものですから、エコカー減税という制度の是非という問題が絡んでくることは避けられません。

そうこうしているうちに、今度はプリウスファミリーとして登場するはずのハイブリッド・コンパクトカー(プリウスC)の発売がせまってきました。どうも(トヨタがリークする)メディア情報では、プリウスブランドをはずしてアクアという名称になるようですが、減税のタイムリミットがせまっているだけに、こちらの先行予約の駆け引きも相当熱が入っているようです。

まだ、正式な価格も仕様もディーラーですらわかっていない状況で、仮の仮の仮の・・・くらいの予約をしないとダメという雰囲気ですから驚き桃の木。

アクアは11月から東北の工場で、おおよそ月間1万台生産される予定となっています。3月末までに登録するためには、実質的には2月までの生産分の約4万台が対象。

今回プリウスαを注文して初めて知ったのですが、トヨタの販売系列には「トヨタ」「トヨペット」「カローラ」「ネッツ」という4つのチャンネルがあり、全国のこれらの営業店舗を全部合わせると約5000店にも上るんですね。

ということは、各店舗あたり最初に注文した8人までしか減税対象にならないということです。アクアの方がαより車体が小さいので、おそらく100%免税で11万円程度だと思いますが、それでもやはり値引きはほとんどしないでしょうから気にならないわけがない。

それに客としては、純粋に注文した順番に車を完成させていると思っていましたが、どうもそうではないようです。各チャンネルの販売実績に応じた振り分け台数というものがあって、例えば神奈川トヨタなら、月に××台までとか、さらにその○○営業所は月に×台みたいな感じ。

ですから、プリウスαのネットでの状況を見ていると、注文日と納車日の順番はバラバラで、遅く注文したのにやたら早くに納車されていることもけっこうあるんです。

営業成績の良い店舗では30人まで減税保障しますというようなことができるけど、逆に2人しか無理という店もあるかもしれないというわけです。となると、ディーラーや担当者などにこだわりのない人は、あちこちの営業所に駆け回ることになってしまうわけです。

αにしても、アクアにしても、来年春以降は減税幅程度の値引きが上乗せされるようになる可能性がありますが、その分納期は相当先ということを覚悟しないといけません。

そういう意味では、値引きもあまり無く、納期もず~っと先で、減税も受けれないかもしれない人は一番可哀想・・・って、自分じゃないかぁぁぁぁァァァァ

2011年10月8日土曜日

翼の折れた・・・鳩?

朝、台所の勝手口の外で、バタバタと音がして・・・

開けてみると、隅っこに・・・鳩? 小鳩?

なんか、うずくまって、全く動こうとしません。怪我でもしたんでしょうか。どこから飛んできたのか・・・それとも、落ちてきたのか。

自分の家の敷地で、冷たくなられてしまうのは、あまり嬉しくはありません。しばらくして、こっちの隅からあっちの隅へと移動していました。

なんとか、多少は動けるようです。

夜帰ってみると、少なくとどこにもいませんでしたので、どこかへ飛んでいったようです。

鳩は平和のシンボルと言いますから、何にしても元気になってもらいたいものです。なんとなく、どこへ行ったのか気になるわけでした。

2011年10月7日金曜日

オザワさんは尿路結石

えっ、腰痛? ぎっくり腰かな。それとも・・・

政治家の人は、なんか裁判とか都合がわるいことがあると、すぐに入院しちゃいますね。もっとも、今回は検察が「裁判にならないから不起訴」といっていたものを、神の声だかなんだか強制起訴になったわけで・・・

どういう仕組みになっているのかよくわかりませんが、裁判を何のためにするのかという本質的な部分がぼやけてしまったような気がするんですけど。

税金を使って裁判をするからには、判決はともかく政治家のお金の流れを明確にすることだけは是非してもらいたい。そもそも「4億円は私の金」という、どんだけ政治家は金持ちなんですか。

政治家の自己資産開示というのがありますが、「4億円」についてはタンス貯金だとして報告されたりしていないというんですから、まぁ政治家の襟を正すための仕組みなんて穴だらけなんですね。

何にしても、結局尿路結石ということになったようですが、病院側の記者会見も「メディアが騒いでうるさいから、アナウンスしてやれ」という指示をされたとのこと(朝日新聞)。いやはや、どこまで偉いんだか・・・

2011年10月6日木曜日

Suske Quartet / Beethoven String Quartets

昔は・・・って中高生の頃ですけどね、クラシック音楽でモーツァルトとかベートーヴェンなんていうと、ガチすぎて、聴くのは恥ずかしいみたいなことを思っていました。

なんかあまり聴いたことが無いような作曲家のものとか、ドビッシーのようなフランス印象派みたいなものが高尚な音楽で、通が聴く物だと・・・まぁ、ようするに、かっこつけていたわけです。

でも、実際この年になってあらためて聴いてみると、さすがに大御所の音楽はいい。時代をはるかに超えて、聴かれ続けるにはそれなりに理由があるということです。

ピアノ曲については、かなり広範に聴きこんでみました。たいていのCDは揃えたと思います。特にベートーヴェンとシューベルとのソナタは大のお気に入りとなり、現在手に入りそうないろいろなピアニストの演奏を聴きました。

そこで次は室内楽。こちらは、ピアノ独奏よりかなり深いようで、いろいろなパターンがあり、とてもとても制覇するところまではいきそうもありません。

まずはこれだけは押さえておかないとというのが、やっぱりベートーヴェン。バイオリン・ソナタ、チェロ・ソナタ、ピアノ三重奏、そして弦楽四重奏。これくらいはクラシック音楽、特に室内楽を聞く上ではずすことができない名曲の数々といえます。

特に弦楽四重奏については、ベートーヴェンの遺した作品の中でも最重要の一つと考えられていて、録音されたセットも数多い。

アマデウス四重奏団、アバン・ベルク四重奏団、ブダペスト四重奏団、エマーソン四重奏団、メロス四重奏団、イタリア四重奏団、スメタナ四重奏団など、名演奏と言われているものは数多くあります。しっかりと安定したものから、過激にせまってくるものまで、面白さは名演の数だけあると言えます。

そんな中で、ちょっと録音は古いのですが、人気投票をすれば一位に推す人が最も多いかもしれないと思われるのが、ズスケ四重奏団でしょう。

1967~1980年という比較的長い期間で、アナログ全盛期の優秀な録音で、すぐそこで演奏してくれているようなリアルなサウンドも素晴らしい。

定評のある内容は、今更言うまでもありません。丁寧にしっかりと演奏され、奇をてらうことなく真摯に音楽に向かう雰囲気がしっかりと伝わってきます。

特にこの全集は、弦楽四重奏16曲+大フーガという普通の全集に番外の曲や弦楽三重奏曲まで含まれるという、大変お買い得なセットになっているのも嬉しい。

ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を最初に聴くには最もふさわしく、安心して誰にでもお勧めできます。是非楽しんでください。

2011年10月5日水曜日

アップル vs サムスン

ジョブスがいなくなったアップルの最初の新製品発表。新CEOが得意満面で、ジョブスのマネなのかGパンで登場して、紹介したのは世界が期待する iPhone5・・・ ・・・ ・・・じゃなかった!!

あれ? 今回は iPhone4S だって。なんだ、それだけかい・・・というのは、アップル嫌いの自分の意見じゃありません。世界が、がっかりしたのは、アップルの株価が下がったことで証明されました。

今時、カメラが800万画素っていばられてもね。CPUがパワーアップっていうのも、世の中スモホでもデュアル、クアドってとっくになってますしね。

まぁ、それはいいんですけど、いよいよ日本ではauからも発売されてしまうわけで、さぁどうする孫さん。うちでは、若干一名iPhoneユーザーがいますが、やっぱり電波状況が悪くて、ときどきがっかりしています。auだったら、相当改善されるでしょうね。

それよりも、たいへんなのがサムスンの逆襲。アップルはサムスンのギャラクシーをiPadのパクリだとして訴訟を起こしています。これに対して、サムスンは今度はiPhone4Sを特許侵害として、世界中で販売差し止めを起こし始めました。

まぁ、サムスンのやることですから、あんまり本気で取り合う国も少ないとは思いますが、何にしても今回のアップルの「自慢」の新作発表会は、ジョブスの抜けた穴を埋めろ事ができる人はいないという印象を強めただけかもしれません。

10/6追記 ジョブス氏 死去。
膵臓がんのため10/5に56歳で死去したそうです。時代を操り、頭の中には誰にも思いつかないようなキラキラしたアイデアがまだまだたくさんあったことでしょう。もうそれを現実のものとして見ることはありません。
合掌。

2011年10月4日火曜日

究極のインスタントコーヒー

いままでにも何度かコーヒーの話を書いてますけど、とりあえず記憶にあるのはインスタントコーヒーならマキシムが一番なんてことを書きましたっけね。

あんまり見たこともないような安いだけのものも飲みましたが、インスタントと言ってもいろいろ飲んでみると、けっこうバカにしたものではない。そんなわけで、たどりついたのがマキシムだったんですが、今年になって衝撃的なインスタントコーヒーが登場したのです。

それがこれ。NESCAFEの香味焙煎。はっきり言って高い。インスタントコーヒーとしては、かなりいい値段です。70g入りのビンが600円~700円ですから、豆を買うのとあまり変わらない値段です。

ところが、さすがにそれなりに高いだけのことはある。ほんと、旨い。これは、コーヒー豆からのドリップを超えたインスタントなのです。

はじめて、封を開けたときに香るコーヒーの香りは、ちょっと感動物です。おっと、こいつは只者ではない。さらに飲んでみてびっくり。この旨さはどうしたことか。

さらに、飲み終わって驚くのは、下にほのかに溜まった黒い砂みたいな物。そうなんです。コーヒー豆の粉なんです。これが、この究極のインスタントの旨さの秘密だったのです。

コーヒー豆の微小な粒をフリーズドライの粉で包むという製法で、本格的なコーヒーに迫る味を出していたんですね。これだけの味かお湯を注ぐだけで飲めるんですから、いやはやもうなかなか手放せるもんじゃありません。

2011年10月3日月曜日

ブレーキのない関節リウマチ診療

関節リウマチの医療については、専門性を最も打ち出しているとこですから、なかなか手を抜くわけにはいきません。今までにも書いていることで、手前味噌的な話で申し訳ないのですが、関節リウマチは山ほど病気があるなかで、最も医学的進歩が急速なジャンルの一つ。

特に治療学については、21世紀に入ってからの新しい薬剤の登場で格段の成果を出せるようになりました。基本的に「治癒」せず、むしろしだいに悪化すると言われていたリウマチで、ほぼ治癒といってよい「寛解」になる患者さんが出るようになったことは素晴らしいことです。

ところが、そのために次から次へと出てくる新しい理論に基づく薬をうまく使っていく知識と経験が必須のものになります。ところが、進歩が早すぎて知識の整理がなかなか追いついていないというのが現状です。

新しい医療が登場すると、ある一定のデータが集まってから学会などで議論を経て、一般の医療機関に広がっていきます。そこから、新技術の結果がフィードバックされ議論した上でより良い物にしていくというのが、ごく普通の流れです。

リウマチ治療薬については、効果がある意味「劇的」であるため、高いハードルを設けた上で、かなり早めに一般に広がっているというところがあり、いまだに各医療機関が手探りで「匙加減」を変えていると言うことは否めません。

さすがに、使えばこれだけの効果が出るという話はもう議論され尽くした感があります。その一方で、寛解患者さんが出てくるようになって、どうやって薬をやめることができるかについてはまだ結論が出ているとはいえません。

患者さんを寛解に導くために重要なことは、いかに早期に発見するかという点がたいへん重要です。したがって、この数年は早期発見という点についても、いろいろな新しい技術が登場し議論されるようになってきました。

血液を採っての検査は、新しい項目が出て診断確定にも大きな進歩があり、世界的に使われる診断のための基準については、2009年に大幅な改訂が行われています。かつての基準では診断確定できない、つまり治療を開始できない患者さんも確信を持つことができるようになったのです。

しかし、時代はさらにその次、つまり超早期の診断確定を求めるようになっています。こうなってくると、血液検査だけではとても難しい。そこで、あらためて見直されているのが画像診断です。

単純レントゲン検査は昔からある一般的な画像検査ですが、単純レントゲン検査で変化がわかるようでは早期、超早期とはいえません。そこで、血液検査にも反映されないようなごく初期の小さな変化をとらえる方法として注目されるのがMRI検査と超音波検査です。

うちのクリニックでは、MRI検査は必要な場合はすぐに近くの画像検査専門施設に依頼して可能です。これまでにも、数人の初期の変化を確認することができて、診断を確定することができました。侵襲性もほとんどない優れた方法の一つといえます。

もう一つの超音波検査についても、方法としては簡便でいいのですが、検査そのものに再現性がないことが問題。デジタル技術の進歩で記録という点については改善されてきていますが、検査をする人の技術によるところが大きいのが問題。

自分も病院勤務の頃には、筋肉や腱の損傷を確認するために超音波検査をちょくちょく使っていた経験があります。しかし、なかなかいつでも同じ検査結果を出しにくいため、最終的には他の検査をした上で治療を始めるということが多かった。

しかし心臓の検査で活躍する手法で血流を確認していく方法で、小さな炎症部位をひろいあげることが可能になり、今後は重要な手法になることは間違いありません。うちのクリニックでも、これからもう一度いろいろと検討をして、なんとか超音波検査についても実施していけるように勉強していきたいと考えているわけです。

最近話題のブレーキのない自転車・・・リウマチ診療も、今のところ止まることがない進歩の中で、ブレーキがない状態で疾走中というところでしょうか。こればかりは、違法でもなく、患者さんにとっては歓迎できる話というところです。

2011年10月2日日曜日

プリウスα ~ 見ぃつけたぁ

数日前に、あざみ野の駅前でプリウスαの後ろにはじめてつきました。思わず写真を撮ってしまいましたが、うらやましいと同時にそんなことをしている自分が情けない。あぁあ~。

プリウスαについては、それなりに納車が進んで(ただし2列車)、自宅の周囲でも数台はみかけるようになっています。ネットを見ていても新しい話はほとんどでてきません。

購入者あるいは納車待ちの人々の興味は、実際の燃費、つけたオプション類の効果などに絞られてきている感じです。

燃費については、10・15モードで31.0km/L、JC08モードで26.2km/Lというのが公称ですが、もちろん実際にはそうはいかない。走る条件によっていろいろですが、だいたい16~22km/L、平均的には20を少し切るというところでしょうか。

燃費がいいことが購入理由の大きなポイントであることはまちがいないのですが、あまりこだわりすぎるのもどうかというところ。ECOに徹する運転は、明らかに周囲の車に相当なイライラを与えることになるわけです。

追加装備として大きなものは、ナビとシートカバーでしょぅか。トヨタの純正ナビは、機能面で古臭さがあるにもかかわらず価格が高くお得とは言い難い。しかし、純正のみしか対応しない機能として、エネルギーモニターバックカメラのステアリング連動予想進入路表示の二つはなかなか魅力的です。

せっかくハイブリッドに乗るなら、エンジンとモーターの動きが表示されるのは楽しくないわけがない。ただし、表示出来るのは価格のかなり高めの上位機種に限られます。ある程度見ればたぶん飽きてしまう機能であり、数ヶ月すれば無くてもいいようなものかもしれません。

ステアリングを動かすと、連動して後退する方向を示してくれるのは、実際見てみると確かに効果的。自分としては、必ずしもそこまでの機能はいらないのですが、車庫入れが得意でない運転手にとっては、一度使うと手放せないかもしれません。

それらの機能をカットできるなら、ALPINEの8インチの大画面BIG Xは魅力的。11月に専用の取り付けキット発売予定なので、人気はさらに高くなるのではないかと思います。通常の7インチサイズでよければ、パイオニアの楽ナビライトと、パナソニックのストラーダ最新機種が現実的な選択肢になるのでしょうか。

内装の質感はお世辞にも高級感があるとは言い難いので、パネル周りとシートについては、皆さんいろいろいじりたくなるわけです。どちらも純正のオプションで、両面テープで貼り付け式のパネルとか革調シートカバーとかがあります。ところが、ネットで見てもカタログで見ても、写真が小さくてよくわからない。

インパネについては、現時点ではフレーダーマウスが唯一製品化しています。この手の社外品メーカーは山ほどあるので、順次登場するのでしょうが、やり過ぎると下品ですしね・・・まぁ、ほどほどに。

シートはGグレードの「上級」ファブリックはまだいい方ですが、それでもだいぶ安っぽい印象は否めない。そこで、シートカバーで対応ということになるわけです。真っ先にプリウスα対応品を発売したのが、クラッツィオ。値段も手頃感があり、現在人気を独走中というところでしょうか。

これに続くのが、スパイシー・チューンとかグレースといったメーカーですが、残念ながらまだ発売準備中。値段的にはかなり高くなりますが、モデリスタにもパーツを提供するアドミレーションのシートカバーもかなり良い感じです。

エクステリアのドレスアップについても、選択肢はやまほどあるわけですが、これは主に車体そのもののエアロパーツを中心とした飾りとタイヤ周りのホイールの選択に尽きるといっていいでしょう。地元のGrazio & Coは「純正然」を売りにしているだけ合って、くどくなく注目です。ホイールは大手の通販でフジ・コーポレーションのサイトでフィッティング・ルームというので雰囲気がわかるのが面白い。

まぁ、探し出したらこういうのはきりがありません。自分の愛車を自分に合ったカスタマイズする楽しみは、程度はいろいろでも誰にでもあるのです。まぁ、まだまだ、たっぷりと時間があるので、当分いろいろ探して密かに楽しんでいたいと思いますが、結局ほとんど素で乗ることになるんだろうなぁ・・・

2011年10月1日土曜日

横濱家 塩とんこつラーメン

夏の余韻も残っているのに、今日から10月。毎度のことですが、年を取るにしたがって、月日の経つのが早いこと。こんなことだと、あっと言う間に60歳、70歳となっていきそうです。

6月のはじめにトヨタのプリウスαを買うことにして、待つこと早4ヶ月。もちろん、納期については何の音沙汰もありません。モチベーションを保つために、いろいろとブログにも書いてきましたが、さすがに最近は新しい話もありません。

じゃぁ、物はついでというわけで、プリウスCについても情報を追っかけてみましたが、こちらも名称がアクアであるとスクープされて、あとは正式発表を待つしかない。

テレビを付けても、出てくるのはAKB48関係か、そうでなければ韓流。あとは芦田愛菜かあき竹城くらいで、今は番組の改編期ですから、つまらないバラエティばかり。とくに、インターネットの動画をかき集めた安作りの番組には辟易します。

・・・と、そんなことをぶつくさ言っても、マイナスオーラがあふれるだけですからね。なんか、少しは前向きな新しい面白い話はないか・・・というわけで、今日はこういうときに取っておいたネタ。
毎度おなじみの横濱家ラーメンにいつの間にか新作がでていました。

それは塩とんこつラーメン。う~ん、どんな味なんだろうと食べてみたところ、要するに普通の豚骨ラーメンみたいなものと考えればいいのでしょうか。横濱家の特徴の醤油豚骨スープと比べると、醤油の風味が無くなって、ちょっとぼけた感じがします。

なんか、腹がもたれてしまいました。横濱家はやっぱり醤油とんこつが一番ということを再確認したというわけです。あ~、やっぱり、保守的な嗜好はなかなか変えられそうもありません。