数日前に、あざみ野の駅前でプリウスαの後ろにはじめてつきました。思わず写真を撮ってしまいましたが、うらやましいと同時にそんなことをしている自分が情けない。あぁあ~。
プリウスαについては、それなりに納車が進んで(ただし2列車)、自宅の周囲でも数台はみかけるようになっています。ネットを見ていても新しい話はほとんどでてきません。
購入者あるいは納車待ちの人々の興味は、実際の燃費、つけたオプション類の効果などに絞られてきている感じです。
燃費については、10・15モードで31.0km/L、JC08モードで26.2km/Lというのが公称ですが、もちろん実際にはそうはいかない。走る条件によっていろいろですが、だいたい16~22km/L、平均的には20を少し切るというところでしょうか。
燃費がいいことが購入理由の大きなポイントであることはまちがいないのですが、あまりこだわりすぎるのもどうかというところ。ECOに徹する運転は、明らかに周囲の車に相当なイライラを与えることになるわけです。
追加装備として大きなものは、ナビとシートカバーでしょぅか。トヨタの純正ナビは、機能面で古臭さがあるにもかかわらず価格が高くお得とは言い難い。しかし、純正のみしか対応しない機能として、エネルギーモニターとバックカメラのステアリング連動予想進入路表示の二つはなかなか魅力的です。
せっかくハイブリッドに乗るなら、エンジンとモーターの動きが表示されるのは楽しくないわけがない。ただし、表示出来るのは価格のかなり高めの上位機種に限られます。ある程度見ればたぶん飽きてしまう機能であり、数ヶ月すれば無くてもいいようなものかもしれません。
ステアリングを動かすと、連動して後退する方向を示してくれるのは、実際見てみると確かに効果的。自分としては、必ずしもそこまでの機能はいらないのですが、車庫入れが得意でない運転手にとっては、一度使うと手放せないかもしれません。
それらの機能をカットできるなら、ALPINEの8インチの大画面BIG Xは魅力的。11月に専用の取り付けキット発売予定なので、人気はさらに高くなるのではないかと思います。通常の7インチサイズでよければ、パイオニアの楽ナビライトと、パナソニックのストラーダ最新機種が現実的な選択肢になるのでしょうか。
内装の質感はお世辞にも高級感があるとは言い難いので、パネル周りとシートについては、皆さんいろいろいじりたくなるわけです。どちらも純正のオプションで、両面テープで貼り付け式のパネルとか革調シートカバーとかがあります。ところが、ネットで見てもカタログで見ても、写真が小さくてよくわからない。
インパネについては、現時点ではフレーダーマウスが唯一製品化しています。この手の社外品メーカーは山ほどあるので、順次登場するのでしょうが、やり過ぎると下品ですしね・・・まぁ、ほどほどに。
シートはGグレードの「上級」ファブリックはまだいい方ですが、それでもだいぶ安っぽい印象は否めない。そこで、シートカバーで対応ということになるわけです。真っ先にプリウスα対応品を発売したのが、クラッツィオ。値段も手頃感があり、現在人気を独走中というところでしょうか。
これに続くのが、スパイシー・チューンとかグレースといったメーカーですが、残念ながらまだ発売準備中。値段的にはかなり高くなりますが、モデリスタにもパーツを提供するアドミレーションのシートカバーもかなり良い感じです。
エクステリアのドレスアップについても、選択肢はやまほどあるわけですが、これは主に車体そのもののエアロパーツを中心とした飾りとタイヤ周りのホイールの選択に尽きるといっていいでしょう。地元のGrazio & Coは「純正然」を売りにしているだけ合って、くどくなく注目です。ホイールは大手の通販でフジ・コーポレーションのサイトでフィッティング・ルームというので雰囲気がわかるのが面白い。
まぁ、探し出したらこういうのはきりがありません。自分の愛車を自分に合ったカスタマイズする楽しみは、程度はいろいろでも誰にでもあるのです。まぁ、まだまだ、たっぷりと時間があるので、当分いろいろ探して密かに楽しんでいたいと思いますが、結局ほとんど素で乗ることになるんだろうなぁ・・・