今週は、火曜日と水曜日に2日続けて関節リウマチの勉強会でした。一つは最近のトピックスを聞くクローズ名会。もう一つは、一般整形外科向けのリウマチ総論の講演会。
大変対照的な勉強会だったのですが、さすがに一般向けは内容的にほとんど聞くべきところがありません。講師の先生には大変申し訳ないのですが、ちょっとレベルをさげすぎです。
ただ、逆に確認できたことは、現代の関節リウマチ治療を考えると、やはり専門性が強くなっていますので、整形外科医でも内科医でもなかなか突っ込んだところは無理であるということでしょうか。両方の強みをうまくいかすことができる「リウマチ医」という存在が重要です。
そういう自分もリウマチ医として診療にあたれるように努力はしていますが、整形外科の立場からの出発では内科的な部分についてはどうしても弱点があることは否めません。
そこで、大事になってくるのが内科系のリウマチ医との連携です。そこに日頃近くのクリニックの先生と勉強会をやっている大きな意味があります。関節リウマチそのものは、原則として外来で診断・治療かできる病気であって、大きな病院が必要なのは入院が必要になったとき。
つまり、合併症や薬の副作用の問題が生じたとき、あるいは手術が必要なときに病院と診療所の連携が必要なのです。そして、診療所レベルでも「リウマチ科」を標榜するからには、通常の診断・治療が可能な「リウマチ医」であることが求められます。
来週も、勉強会がありますが、これは自分たちがはじめた「田園都市リウマチフォーラム」の会。この会は、そういうそれぞれの施設の長所・短所をカバーするため会で、内科の立場や整形外科の立場、あるいは病院としての立場などから、気軽に意見を交換するためのものです。
今回は、腎臓の障害の話を専門の先生に講演していただくことになっていますが、こういう知識として必須ですが、どうしても弱いところを補充していくことが大切です。ますます、勉強しないといけないことは増える一方ですね。
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