今日は自分の納車待ちのプリウスαの状況と、オプション類の相談でトヨタのディーラーに寄り道。ついでと言っては何ですが、トヨタの年末発売予定の噂の新車、アクアのスタッフ・マニュアルを見せてもらいました。
そもそもスタッフ・マニュアルですから、一般人に対しては非公開の物で、社外秘密みたいなものですから、おいそれとは見れるもんじゃない。とは言え、すでに書いてきたように正規の発売前に予約する客にとっては、これしか資料がありません。
一冊一冊に番号と担当者の氏名が入っていて、これが漏れるとけっこうまずいらしい。ですから、基本的には、その場で見るだけというものですし、自分も信義上ここに詳しく書くことはできません。
ここで書いておいてもいいことというと・・・
発売は12月26日、決定です。おそらく事前の受注は12月初めくらいに開始。その時点で各営業所から朝一番から入力されたものから生産されていくというわけです。
グレードはGとSとLの3つ。基本的な内容はネットを飛び交っている情報通りです。どうしても詳しいことを知りたい方は、有名な掲示板などを探してみてください。
エクステリアは、リーク動画で映っている迷彩車のまんま。雑誌で想像図などが出ていますが、見た目としては実物の方が、よりいい感じだと思います。色も新色を含めて10色となり、今までのくすんだ色が多いトヨタとしては、ずいぶんと大胆な設定になっています。
インテリアは、ヴィッツに似ている感じでしょうか。配色は4つ。Gは黒を基調としたもの、Sは暗めのグリーンぽい感じとグレー中心の二種類から選択できます。そしLは黒っぽい感じ。全体的にはαの内装色アクアのような白っぽいものはありません。
あとから変更不可のメーカー・オプションについても、ネットに出ている情報通りで、いくつかのパッケージ化されたセットを選ぶ。ですから、欲しい装備もあればいらない装備もついてくるという、ずいぶん「いやらしい」やり方です。
ノーマル・プリウスなどでは標準装備のもののかなりオプションとなっているのも困ったものです。基本、ある程度同等のディーラー・オプションも用意されそうなので、悩んだときは無理をせずディーラー・オプションで対応すればいいかもしれません。
一番気になる価格については・・・まだ決まっていない。マニュアルにも価格は書いてありません。ネット情報が正しければ、今まで予想していたよりもかなり高めの設定になっていそうです。メーカー・オプションも、最低でも2つくらいは必要そうな状況なので、結局Gグレードで210万円以上、Sグレードで180万円以上はいきそうです。
燃費40km/L(10・15モード)をマークしたのはLグレートであって、GとSは37km/Lなんです。ですから、おそらく実際の走行では30km/L行くのは至難の業。この辺りは事前の情報から、ずいぶんと落ちて落胆するところでしょう。
もうひとつ「いやらしい」ところは、実はそのLグレードは事実上買えないというところ。なんと今時、リアの窓の開閉が手回し(!!)、色も4色しか選べない。他にもかなりの差別化がしてあって、商用以外では乗る気がしないようになっている。
さらに「いやらしい」のは、初期生産車両はすべてスマートエントリーのパッケージ付きでの生産と明記してある。だったら最初から標準装備にすればいいじゃん。スマートエントリーが要らないという人は、どうなに早く注文しても生産されるのは来年5月以降らしいです。
プリウスαの時にも、こういう事前情報をしっかりおさえていれば・・・と、まぁ、後悔してもしょうがない。今回は大災害が起こったりしなければ、1月中から初期配車分が街を走り出すことでしょう。自分のαはまだだと思いますけどね・・・