2013年11月30日土曜日

正月にアマリリス

本当に、毎年ありがとうございます。今年もアマリリスの球根をいただきました。

いつも同じ患者さんが、この時期になるとわざわざ受診してくださいます。別に無理して、痛いところを探さなくてもいいのに思うのですが、ついでにという風情でこの球根を置いて行ってくれるわけです。

さすがに、もう何年も続いていることで、クリニックの風物詩として無くてはならないものの一つになっています。早咲き処理というものがしてあるそうで、6週間くらいで満開らしい。ですから、ちょうど正月頃が期待されます。

来週はもう12月ですから、だんだん年の瀬の雰囲気かそろってきましたね。



2013年11月29日金曜日

Sabine Meyer / Clarinet Concertos

クラリネットという楽器は、木管楽器に分類され、柔らかい温かみのある音が聴いていて耳に優しいものです。音を出す仕組みではリード楽器と呼ばれ、同じリード楽器のサックスに比べても音色はだいぶ違う。

主役になる曲は必ずしも多いとは言えませんが、クラシックでもジャズでも名手と呼ばれる何人かのソロイストにかかると、音楽が魔法のように楽しくなる。

もともと、モーツァルトのクラリネット五重奏は、最も最初に好きになったクラシックの曲の一つ。また同様に、ガーシュインのラプソディ・イン・ブルーの出だしのクラリネットのグリッサンドもお気に入りだったんです。

クラシックでは、ザビネ・マイヤーは現役プレイヤーの中では、最も知られていて、かつ評価の高い一人でしょう。まぁ、女性で華やかですし、もちろん美貌も兼ね備えていますから、言う事無しです。

秋から、ちょっとこのザビネのクラリネットにはまっています。だいたい昔の録音が、ボックスになって超お買い得になると思わず手を出してしまうわけで、ちょうどザビネ・マイヤーのものがいくつかまとまって出てきたことがきっかけ。

このボックスはCD5枚組み、EMIで録音した協奏曲をまとめたもので、HMVでもAmazonでも、1300円前後と言う、信じられないような大変安い価格。HMVでは、すでに完売状態のようで2ヶ月待っても手に入らなかったので、今回はAmazonを利用しました。

とにかくいいですね。ライスターのようなクラリネットらしからぬ力強さはないのてすが、クラリネットがいかにもクラリネットらしさを放っており、大変聴いていて気持ちがいい感じです。

2013年11月28日木曜日

サンタの折り紙 2013

サンタの折り紙・・・うちのクリニックの12月の風物詩みたいなものなんですが、今年もそろそろ時期が近づいてきています。

毎年お菓子を添えて、クリスマスのプレゼントとして患者さんに配っているわけですが、去年は400個用意して、クリスマスまでギリギリでもちました。

何しろスタッフ全員(院長も含めて!!)で、通常業務の合間に作るので、たくさん作れる日もあれば、忙しくてそれどころではないという日もあります。

スタッフの中には、意外に得意な人とそうじゃない人がいたりして、自然と折る係、仕上げる係などに分業していてやっています。 

今年は、去年よりちょっと早めに始めたので、いまのところ順調に出来上がってきています。いつから配るか、全部で何個あるかは秘密です。まぁ、これも「お・も・て・な・し」みたいなもんでしょぅか。

それはさておき、今回、びっくりする手紙をいただきました。岐阜県にお住まいの方から、このサンタの折り方を教えて欲しいという内容のものでした。

早速、完成品や折りかけのものをいくつかお送りいたしました。スタッフにこの話をすると、みんな喜んでいました。自分たちのオリジナルではありませんが、こうやって広まってくれると楽しい感じがします。

折り方のコツは・・・とんがる角をぴしっとさせることなんですが、これがけっこう難しい。ですから、全部を折りだす前に、角をぴったり合わせて折り目をつけておくと綺麗に仕上がるんです。

2013年11月27日水曜日

朔風払葉

七十二候を意識して周りを見ると、いろいろと昔の人の知恵を感じ、人の営みというのは時代が変わっても、そうは変わらないものだと思わされることが多い。

・・・というほど大袈裟な話ではありませんが、今日からは朔風払葉となり、「きたかぜこのはをはらう」と読みます。

確かに、そう思ってみるとこの数日で急に落ち葉が増えました。しかも、葉は黄色で、秋が綺麗に流されていく感じです。

冬は始まったばかり。まだまだ、寒くなるのはこれからです。

2013年11月26日火曜日

秘密

・・・のあっ子ちゃんじゃありません。

政治の話。誰が必要としているのか。誰が作ろうとしているのか。なんだかよくわからない。

特定秘密保護法が、衆議院で可決されました。参議院でより議論をして国民には理解をしてもらうと首相は発言していますが、実質参議院での議論はどれだけ影響するか不明すぎる。

これは民主党に三行半をつきつけ、自民党に力を与えすぎた国民に廻ってきたつけみたいなものなのでしょうか。

力強い総理大臣と言うと聞こえはいいのですが、自民党はやりたい放題。どんどん旧体制が復活していくような怖さがあるのは自分だけでしょうか。

さらにメディアの報道も、最初からこの法律の危険性ばかりに偏ったもの。そもそも、何故必要なのか、どういう問題があるから提起されたのかということについてはほとんど耳にしません。

何でも公開するのがいいとは言いませんが、非常に曖昧な秘密というものを定義することは大変難しいはずです。いろいろな国民へのアンケートで過半数以上が賛成するくらいまで、時間をかける必要があったのでないかと。

アベ大臣、そんな急いでどこへ行く

2013年11月25日月曜日

松任谷由実 / POP CLASSICO

21世紀の松任谷由実は、だいたい2年に1枚のペースでアルバムを発表していますが、先頃ニュー・アルバムを発売しました。

何しろ、自分が高校生の頃にデヴューして、メジャー・セブンスのコードを多用した音作りで大人気になったわけですから、今年は40周年だそうで、いろいろと元気がある。

宮崎駿の「最後の」映画でも取り上げられ、ちょうどデヴュー時も再び話題になりましたよね。あれから40年かあ。80年代には、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで、若者の音楽を牽引するトップとして君臨しましたっけ。

さすがに、来年の1月には還暦ですか。確かに以前ほどの話題性は少なくなったかもしれませんが、オトナが楽しむ上質のポップスを作り続ける姿勢は途絶えていません。

正直に言って、あのキンキン声はいまだに苦手なんですが、今のほうが若さの勢いが減った分、歌声もやや落ち着いたので自分としては聴きやすくなりました。

今回のアルバムは、今(POP)と昔(CLASSICO)を融合するというコンセプトのもとに、ある意味40年間の集大成を目指したようなもの。相変わらずのユーミン節ですが、ルーツになる音楽の端々が顔を出す楽しいアルバムになっています。

まだまだ、日本のポップスの一角に必要なパーツとして、存在感を示した一枚というところでしょうか。

2013年11月24日日曜日

ドアホン交換

家も時間がたつと、いろいろと壊れる場所がでてくるもの。

確かに、一戸建ては「家を所有する」という感覚は満たしてくれるものの、維持費などについては全面的な負担を考えなくてはならないので、マンションよりも面倒な事が多いものです。

今回はドアホンの交換をしてみました。20年くらい前のNationalの白黒のカメラがついているものでしたが、実はけっこう前から音がしなくなっていて、実質的に機能していなかったのです。

でもPanasonicのHPを調べたら、そんな古い機種についても技術的な情報が閲覧できました。なるほど、敗戦はこんな感じで、こういう機種なら交換が可能とわかるのは助かります。

あとは、問題は内野玄関がサインポスト式ということ。これはポストと表札とドアホンが一体になっているタイプで、カメラなどが埋込み式になっている。

いろいろと見てみると、全体を分解しないと、とても取り外しができそうにないことがわかりました。となると、今のものをうまく隠して上からつけないといけないわけです。

まぁ、とにかくやってみようという気楽な気持ちでホームセンターで、新しい機種を購入。始めてみると、屋内のモニター本体の交換は簡単ですが、問題は屋外のカメラ。

実際カメラに繋がっている部分のコードが、おそらく雨などで腐蝕してきていて接触不良になっている感じ。コードを引き出して、きれいな部分を引き出して接続。強力両面テープとコーキング剤を使って、何とか設置する事ができました。

とりあえずスイッチオン。おー映っている。しかも、カラー。
まぁ、電気屋さんにもなれるかも、と勘違いする一瞬でした。

2013年11月23日土曜日

勤労感謝の日

・・・なので、クリニックは休診。

土曜日の休診と言うのは珍しい。土曜日でないと受診できないという方はけっこう多いと思いますので、平日の休診に比べるとより迷惑かもしれません。

カレンダーの赤い日を休診とする原則でやっているうちのクリニックとしては、申し訳ないのですがお許しいただくしかありません。

勤労感謝の日は、法律上は、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ための祝日とされていて、特に誰にというのではなく、一人一人が感謝の気持ちを持つ事が大事ということらしい。

いろいろな人が働いているから、国として成り立っているわけで、誰ということなくありがたいと思いたいわけです。

でも、最近の風潮はどうでしょう。いろいろなところで、個人の権利ばかりが目立っていて、お互いの感謝を持つというところが・・・まぁ、自分も気をつけたいと思いますが。

2013年11月22日金曜日

虹蔵不見

二十四節気では立冬から小雪にかわります。小雪・・・って、女優さんじゃありません。「しょうせつ」と読んで、まさにちらほらと雪が舞う頃ということでしょう。

そして七十二候で、小雪の初候で虹蔵不見、「にじかくれてみえず」となります。まぁ、確かに寒い頃ら虹を見た事は・・・たぶん無いようなところ。

朝は、車にも霜がついていたり、ガラスが凍ったりと、だいぶ冬らしいことが起こるようになって来ました。それでも初冬は、日中は陽が出れば室内はポカポカして、まどろむにはちょうどよい感じです。

明日は勤労感謝の日、土曜日が休みというのは珍しい。ぼーっと過して、風をしっかり治したい
と思います。

2013年11月21日木曜日

年末・年始の診療

今年の年末、来年の年始の診療の予定を決定しました。

・・・って、まぁ、自分が決めるわけで、あえて大声をだすような物でもありませんが。

年末の診療は、12月30日月曜日までです。
ただし、診療は午前中のみ。受付は11時30分までとさせていただきます。

年始の診療は1月6日月曜日から始めます。
これは、午前・午後ともに通常の時間で診療を行います。

患者さんには、まとまってクリニックが休むと、いろいろとご迷惑をおかけすることがあるとは思いますが、ご理解いただきたいと思います。

あらためて休診期間をご確認ください。

12月31日(火曜日)~1月5日(日曜日)は休診します。
年末最終は12月30日(月曜日)で午前中のみの診療です。ご注意ください。

2013年11月20日水曜日

湿気

うちの近くの銀杏の街路樹が、やっとらしくなってきました。緑色から黄色となり、自然の流れも秋の終わりに追いついてきたようです。

ふと足元を見ると、落ち葉も増え始めています。こちらは、冬の始まり。今週は空気も乾燥して、湿度は40%を切るようになってきました。

どうもかぜが抜け切らないので、潤いを求めて加湿器をつけて寝ると布団がびちょびちょ。バスタオルとかをぬらして干しておくといいといいますが、なかなか適度な湿気というのは難しいもんです。

まぁ、真夏の溺れてしまいそうな湿度に比べれば、まだこっちのほうがいいかもしれませんが。

2013年11月19日火曜日

ケネディ駐日大使

キャロライン・ケネディさんが、駐日大使として就任しました。

ニュースでは、やたらとこの話題が多く出ているので、今さら言うまでも無い。お父さんは、ジョンFケネディ大統領。若くして、大統領に就任し、キューバ危機、宇宙開発など大きな功績とともに、マリリン・モンローとのスキャンダルなど話題に事欠かない。

しかも、ダラスでの謎の多い死から、ケネディ家に続く不幸の連鎖など、小説や映画の題材としても、多くのメディアが今でもたびたび取り上げました。暗殺されて50年ですが、アメリカでもいろいろな意味で人気がある人物です。

ニール・ダイアモンドが歌った「スイート・キャロライン」は1969年に大ヒットした、日本でもよく知られた曲ですが、キャロライン・ケネディのことを歌った内容である事はよく知られています。

この方が、日本大使となったことは、もちろん能力的なことも含めて優秀な人材である事は間違いないのですが、日本のメディアがまるで映画スターのような取り上げる感覚には違和感を感じます。

あくまでも、アメリカの国益を守る事が大使の仕事であって、日本のために尽力するために来日したわけではありません。アメリカ寄りの発言を今後することは当たり前のことなのに、今からこれだけ持ち上げていると、がっかり感が広がってしまうのではないかと。

オバマ現大統領が、中国寄りの外交をしていることはわかりやすい事実です。近隣諸国との「領土問題」や「戦後問題」などがあり、高齢化により勢いが無くなって来ている(かもしれない)日本という国の大国アメリカとの関係は微妙なところ。

なんにしても、駐日アメリカ大使はいろいろと重要な仕事であるわけですから、そういう意味で注目していきたいとは思います。

2013年11月18日月曜日

Vogler & Grimoud / Schumann's Dichterliebe

クラシック音楽をせっせと聴くものの、どうしても歌物が苦手という自分としては、こういうアルバムは大歓迎なのです。

シューマンは、とにかくクラシック音楽界では、最もフェミニストで、奥さんが大好きで大好きでしょうがないロマンチストではないかと思います。そういう意味でも、作曲した音楽もまさにロマン派と胸を張って威張れるものばかり。

それほど多くはないものの(シューベルトに比べればと話ですが)、当然歌曲もいろいろあったりするわけですが、その中で特に有名なのが「詩人の恋」と呼ばれる連作歌曲集。

これはハインリヒ・ハイネの詩集「歌の本」からの20篇をもとに、シューマンが曲をつけたもの。当然、さすがに伴奏のピアノも単なる伴奏に終わらず、ピアノ曲として成り立つのではないかと言うほど素晴らしい。

このアルバムは、歌をヤン・フォーグラーのチェロが奏でるというもの。チェロと人の声は音域が比較的似ているので、そのまま入れ替わっても無理がなく、楽曲としてもチェロ・ソナタではないかと思うことも多い。

しかも、ピアノがエレーヌ・グリモー(美人!!)とくれば、もう言うことなし。グリモーはデヴューの頃から、シューマンは積極的に取り上げていました。ここでもチェロと絡み合って、雰囲気を盛り上げてくれています。

繰り返しますが、歌曲が苦手な者にとっては、絶好のアルバムです。

2013年11月17日日曜日

金盞香

金盞香は、二十四節気の立冬の末候となる七十二候で、例によって読み方がわからない。調べると「きんせんかさく」となっている。

キンセンカは水仙のことだそうで、由来についてはネット検索すると山ほど出てくるんでいいんですが、問題はそういうつもりで水仙を見たという記憶が無い。

いやはや、今まで半世紀以上も日本に生きてきて、何を見てきたんだかと、思わずため息をついてしまうことばかり。全知全能の人間・・・ARX IX(The Last Queen)じゃあるまいし、いるわきゃない。

それにしても、立冬を迎え、先週は寒かった。秋になりきれないうちに、冬が来たって感じでしょうか。おかげでカゼをひいたりして、こっちも体調をくずしてしまいました。どうも50代になってから、健康にもやや踏みとどまる力が減ったかもと思う今日この頃なのです。

2013年11月16日土曜日

社会保険懇話会

昨夜は、実務的な勉強会に出席しました。年に1回、医師会で行っている保険診療をする上で守るべきことを勉強する会。

実は、半強制的な側面があって、出席しないと個別に呼ばれていろいろと指導されるかもしれないという・・・その方がめんどうだし、そもそも準備なども大変になります。

一般の方には、わかりにくいと思いますが、保険診療のシステムを簡単に説明してみましょう。

皆さんは、保険料をそれぞれの保険組合(保険者)に払います。その結果、保険診療を扱う大多数の病院やクリニックを受診する時には、診療に要した費用の1割~3割の自己負担分だけを支払えばいいわけです。

ちょっと、違う話ですが、保険診療を受けるのであれば、保険証は必ず提示する義務があることを忘れないでください。保険証をお持ちにならない方がかなり多いのですが、保険証がなければ10割を病院から請求されるのは当たり前なのです。

話を戻すと、医療機関は行った診療行為について、診療報酬請求を保険者にするわけですが、間に入って診療行為が妥当かどうかをチェックするのが社会保険支払基金と国保連合です。

この機関がいろいろと指導をするわけですが、新しく開業した医療機関は1~2年以内に必ず一度は個別の指導を受けます。自分も呼ばれた事がありますが、指定されたカルテや資料を持参して、いろいろと「面接試験」を受けたわけで、けっこう精神的ストレスは高かった。

その他に、共同指導と呼ばれる、集団での講習を受ける会にもどこかで必ず出席しなければいけないのですが、こちらは講演を聞くだけなので、それほど大変ではありません。

それ以外に、明らかに問題のある診療を行っていそうな医療機関が特別に呼ばれる個別指導というのがあって、数%の医療機関が呼ばれるそうです。これは、かなり厳しいものだそうで、場合によっては診療報酬の返還を求められます。

問題は、この指導を受ける基準。一律に診療報酬の平均を超えた事でセレクトされているということ。毎月一人当たりの請求額の全体の平均の1.2倍以上が基準らしいのですが、うちは半分をちょっと超える程度。基準にひっかかるところって、どんだけ働いているんかという感じです。

ただ、関節リウマチで注意しないといけないのは、生物学的製剤をたくさん使う場合、点滴などはクリニックで購入して、薬代ももらいます。そうなると必然的に請求額が上がってしまう。月に一回の通院だとしても、基準を超えてしまうのは確実ですが、だからと言って収益はわずか。

いや、もう、医業経営というのも、いろんなことも気にしないといけないわけで、現実問題としては理想論だけでは保険医療は成り立たないということです。ある意味、ブラックジャックのような存在というのも、正当性を認めざるをえないところだったりします。

2013年11月15日金曜日

体調悪し

実は、今週はかぜをひいてしまいました。

月曜日の午後から喉の痛みがあって、火曜日からは鼻水が・・・熱は出なくて、インフルエンザではなさそうです。

たぶん、昨日くらいがピークだと・・・いいのですが。暑さ寒さの切り替えができないと、体調を崩しやすいという、自らお手本を示しているようなもので、医者の不養生そのもの。

とにかく、患者さんに「お大事に」と言われるほど、医者としては情け無いことはないわけです。

2013年11月14日木曜日

銀杏並木

銀杏並木、それも秋深まると黄色い絨毯とともに、見事な風景を見せてくれるのが青山の外苑、絵画館に続く道です。

毎年、この時期に通るときは、黄色の風景を楽しみにしているんですが、今年はまだまだ見ごろとは言えません。

一部は黄色に色づいているものの、大多数はまだ黄緑というところ。当然、葉は落ちていないので、道も黄色ではありませんでした。


まぁ、このくらいでもなかなかうまいタイミングで通る事もできないので、よしとしましょぅ。

2013年11月13日水曜日

たまプラでライトアップ

・・・と、言っても駅ビルのテラスと道をはさんだ東急SCの間、100m程度のところ。

昨日から寒波がはいってきて、いゃぁ寒いこと。明日まで年末並みの寒さということらしいのですが、街路のライトアップは寒いと映えますね。

車だと、あっと言う間に通り過ぎてしまいますが、駅からでてきた方は「おっ」と足を止めて、しばらく目を凝らすのではないでしょぅか。

人類は、歴史的にも火とか灯りに対してほっとするというのは本能的な部分がありそうで・・・そんな大袈裟な話ではありませんが、でも寒さや暗さは陰のイメージがあるものです。

暑かった夏でしたが、あっと言うに秋を通り越して冬が着実に近づいているということでしょうか。

2013年11月12日火曜日

地始凍

立冬を迎えて、なんか急に寒くなってきました。昨夜から今朝にかけては、ぐっと冷え込んできましたね。

今日からは、七十二候では地始凍、ちはじめてこおるとなります。都会ではほとんどの地面が舗装されていて、なかなか体感できません。

一番分かりやすいのは霜柱ですが、これは氷点下にならないとできないので、首都圏では1月~2月にならないと見る事はありません。この場合は、地中の水分。

地始凍で言っている凍るというのは、おそらく地面に霜が降りるような状況なんでしょうか。霜は空気中の水蒸気。

いずれにしても、いかにも寒くなってきたぞという表現であることには違いが無い。かぜをひかないように気をつけましょう。インフルエンザの発生もちらほら始まっています。


2013年11月11日月曜日

遊園地

休みの日に、こどもが連れて行ってもらい場所と言うと、最初に出で来るのが遊園地・・・というのは昭和の話でしょぅかね。

どうも遊園地というと、ジリ貧であるようなイメージがある。昔はコマーシャルもずいぶんとあったように思いますが、最近は見ませんね。

有名なところでは、浅草の花やしきとか、御殿場ファミリーランドは随分と前に閉演しました。近くでは、向ヶ丘遊園はメジャーでしたけど、駅名は残っているものの10年ほど前になくなりました。ゴーカートを楽しめる多摩テックも数年前に消えました。

結局、残っているのは後楽園遊園地とよみうりランドくらいでしょうか。偶然かどうか、どちらも讀賣新聞系列。後楽園遊園地は、球場のドーム化で東京ドームシティとしてアミューズメントパークとして再生。昔ながらの遊園地というと、首都圏では唯一よみうりランドだけかもしれません。

後は、ちょっと遠出するなら、富士山まわりに日本ランドと富士急ハイランドが生き残っています。こちらも絶叫マシンなどが人気。対象年齢は、やや高めなのかもしれません。

ディズニーランドのようにオトナも楽しめるようなアミューズメントパークが、生き残っている現状を考えると、よみうりランドの存在はなかなか大事なのかもしれません。

もっとも、こどもも大きくなったので、うちでは遊園地にいくことはたぶん無いとは思いますけどね。

2013年11月10日日曜日

ほうとう

餺飥・・・って書くんですが、漢字をいきなり見させられても、書けるどころか読める人なんているんかいと思うようなところ。

もともとは「はくたく」と読むらしいのですが、これがなまって「ほうとう」になったらしい。

昔から伝わる甲斐の国、つまり今で言う山梨県の代表的な郷土料理です。基本的には、うどんのような小麦粉の平打ち麺を味噌で煮込んだもの。それだけだとただの味噌煮込みうどんと同じです。

一番の特徴はかぼちゃを一緒に煮崩しているところ。ですから、全体に甘みが強く黄色いドロっとした汁となり、これがないとほうとうとは言えません。

一緒に入れる野菜は、何でもいいんでしょうが、大根、人参、蓮根といった根菜ときのこがポピュラーでしょうか。

きっと、武田信玄も部下と一緒にほうとうに舌鼓を打ったことなんでしょう。法螺貝の響きが、湯気の向こうから聞こえてくるようです。

2013年11月9日土曜日

第9回 田園都市リウマチフォーラム

今夜は、自分が世話人をしている関節リウマチの講演会でした。

第1回が2010年で、ほぼ3年前。年に3回のペースでやってきて、もともとは小さい勉強会でしたが、
だいぶ関節リウマチの研究会としては地域に定着した来たのではないかと思っています。

21世紀になってからの関節リウマチの診断・治療の日進月歩は、驚異的な速さです。こういう会が盛んに行われるのも、知識を絶えずアップデートし、いろいろな連携をとるのに重要であるからで、自分たちの会の必要性もますます強まっているのです。

今回は、会の顧問もお願いしている聖マリアンナ医科大学教授、山田秀裕先生による「ステロイドのまとめ」についてでした。

ステロイド薬は、傷みを取る事においては大変効果的な薬剤で、また免疫抑制効果から時にはリウマチを含む膠原病全般でも強力な治療薬剤として使用されてきました。

しかし、もともと体中で多岐に渡る仕事をしているホルモンであるために、薬剤として使用すると全身にさまざまな副作用を起こす事でも知られており、使い方を誤ると副作用のために少量のステロイドに対して膨大な追加薬剤を必要としてしまいます。

山田先生の話も、そこからスタート。歴史的には1936年にステロイドの抽出に成功し、1948年にリウマチに「特効薬」として使用したのがはじまり。これらの業績は1950年に、早くもノーベル賞を受賞することになったことはよく知られた事実です。

しかし、その時点でステロイドによる治療の道を開いた開拓者自ら、「ステロイドを使ってはいけない」という発言があったということは重要なことでした。

しかし、現実には他に変わる治療法方がなかなか無かったこともあって、何とかステロイドをうまく使いこなすことが医者には求められてきたのです。

関節リウマチについては、21世紀になって効果的な薬剤が次から次へと登場してきたことをうけて、不治の病から治る病へと変貌しつつあります。

そういう時代になっても、新しい薬剤は副作用の心配から、どうしても敬遠する・・・特に高齢者などではステロイドに頼りがち。実際、リウマチ薬の副作用による死亡例は、圧倒的に高齢者に多いことは事実です。

山田先生は、それらの薬剤と比べてステロイドに副作用のリスクが低いわけではないことを中心に話されました。時には、リウマチ薬より多くのリスクを抱えているデータを示していただき、今のリウマチ学の中でのステロイドの位置づけを再認識させられました。

リウマチという病気では、一番古い薬ですが、今でも時代にあったうまい使いこなしを求められる重要な薬剤について、大変勉強になった話しだったと思います。

2013年11月8日金曜日

新しい電子カルテ

といっても、自分のクリニックの話ではありません。うちで使っているのは、病院や薬局などでも使えますが、どちらかというと開業医向けの「ドクターソフト」というもの(それにしても安易なネーミング!!)で、開院以来ずっと同じ。

基本的にはSQLで構築したデータベースを元に、XMLを表示するビューワーという構成だと思いますが、かなり古めかしいGUIで、値段が安いので許せますが、今時からするともう少し使い勝手を何とかして欲しいという感じ。

大学はいまだにアナログで、紙カルテですが、実際のところ確かに保管などのスペースが膨大でお金もかかります。それに比べて、電子カルテにすると保管にかかるスペースや費用は、かなり節約できることは間違いない。

ただし、そのかわり診察室の机はいっきに狭くなるという弊害があり、またモニターの配置によっては患者さんとの距離がものすごく遠いことになって、やりづらいこともしばしば。

月に一度、リウマチ外来を行っている横浜新緑総合病院では11月から、やっとのこと電子カルテが導入されました。これまでオーダーのみが電子化されていたのですが、ついに通常のカルテ記載も電子化ということになりました。

8年ぶりに、いつも使っているものとは違う電子カルテを操作したわけですが、まず8年たって電子カルテというソフトウェアの進化というもの・・・まったくと言っていいほどしていないことに驚きました。もっとも、やっていることはそれほど高級なことではないので進化のしようがないのかも。

それに伴い、オーダー部分も以前のソフトから大きく様変わり。カルテ記載は、新しくなってもそれほど困る事はありませんが、一番めんどうなのはオーダーのところ。慣れたソフトを残してあれば、まごつくことも少ないのですが、当然刷新されています。

例えば処方をしたいという時に、前回処方をそのままコピペできるのがパソコンのべんりなところ。ところが、処方する画面に全体が置き換わってしまうため、過去のを見ながら直せない。今日のカルテスペースが真ん中に無いので、違和感ありあり。

使い方を説明するために立っている業者のヒトは、質問しても「聞いてきます」というだけで、何の役にも立たない。患者さんが目の前にいるので、自己解決するしかないという有様。それでも、自己解決できるだけ使いやすい方なのかもしれませんけどね。

電子カルテが一般的になってきて10年以上となりますが、 いまだにおおきな変わりはなく、このあたりの初期導入トラブルは同じことの繰り返しです。

あ~、また来月もいろいろと悩む事になるのかと思うと気が重くなります(こっちも年をとりましたからね)。

2013年11月7日木曜日

山茶始開

冬です。冬ですよ~ぉぉい。

何と、今日から冬。立冬です。立冬は、二十四節気で冬の始まり。いよいよ寒くなって・・・まぁ、今朝は雨だったせいか冷え込みはたいしたことはありませんでしたけど。

立冬の初候は、七十二候だと山茶始開だそうで、例によって何て読むのかわからない。「つばきはじめてひらく」と教えてもらっても、どうもぴんとこない。

椿は2月頃に咲くようなイメージがあるんですけど、けっして11月とは思えない。確かに、山茶はサザンカのこと。サザンカというと別名は寒椿。

あー、なるほど、そっちのことですか、と納得です。

サザンカ、サザンカ、咲いた道
  焚き火だ、焚き火だ、落ち葉焚き

なるほど11月頃になると、木々の葉は落ちてきて、焚き火でもしたくなるというものです。冬がどんどん近づいてきましたね。

2013年11月6日水曜日

値上げ

クリニックのビルに隣接する駐車場・・・センター南地下駐車場が値上げしました。

ついこの前までは、地下2階は1日最大500円という、地域最安値でした。近くのライバル駐車場は、ビル建設が決まって閉鎖。もう一つのライバルは、同じ経営ですから競争がない。

もう、500円にする必要はないと考えたのかどうかはわかりませんが、とにかく11月からは1日600円だそうです。

うんにゃ~、消費税増税に向けての作戦かもしれませんね。まぁ、それでも安い方の駐車場であることは変わりありませんけどね。

2013年11月5日火曜日

プロ野球終了

楽天の優勝が決まったのは日曜日のことで、あれあれ、もうだいぶ前のことのような気がしてしまう。

とにかく、今年は元近鉄を引き継ぐところはあるとはいえ、新規参入球団として力をつけてきた楽天の活躍が期待された日本シリーズだったと言えます。

基本的に巨人・大鵬・卵焼き世代の自分としては、根っこが巨人ファンなんですが、でも巨人の選手をあげろと言われれば、いまだに1番センター柴田、2番セカンド土井、3番ファースト王、4番サード長嶋、5番ライト末次、6番レフト高田、7番ショート黒江、8番キャッチャー森、9番ピッチャー・・・

というわけで、そのころからすれば2~3世代は変わってしまい、今の選手に対してはほとんど思い入れがないという状態。まぁ、どっちかというと震災のこともあり、いろいろな意味で楽天を応援したくなるものです。

7戦までいって、最終戦というのも盛り上がる。しかし、何といっても今シーズン無敗のエース田中の連勝を見たいというところと、逆に負けるところを見たいというちょっといじわるな気持ちも入り混じる。

第6戦の田中投手の戦いは、ある意味すごかった。確かに、負け方を忘れるくらい勝ち続けている投手ですから、敗戦濃厚でも完投することは最後の意地だったのだろうし、150球を超えてなお150km/h以上の球を投げ込む気迫はよかったですね。

もしも、途中で交代していたら、負けたことのショックは何倍にもなっていたことでしょうし、最終戦の登板もなかったでしょう。そのあたりは、星野監督の人の使い方にも敬服するところ。

最後の最後をいい形で締めくくったことで、田中の活躍は来年にも続くと期待できるようになりました。張本さんじゃないですが、簡単にメジャーに行くとか行かないとか考えないでもらいたいものです。

 まぁ、巨人はうまく楽天を引き立てることができました。また来年も、心機一転がんばってね。今年のプロ野球はおしまいです・・・あれ、SAMURAI JAPANがまだあったわ。

2013年11月4日月曜日

リウマチ患者さんの高齢化

関節リウマチという病気は30歳代~50歳代に発症することが多い病気なので、現在65歳以上の高齢者と呼ばれる方々の中で関節リウマチを患っている方は、発症してから少なくとも20年以上は経っているわけです。

リウマチがあるから、その分老化的な問題が伴わなければいいのですが、なかなかそうはうまいことはいきません。関節の変化には、加齢性のものも加わってきて、どこまでがリウマチでどこから加齢なのかはよくわからなくなってきます。

関節の痛みや変形のために、どうしても運動量が少なくなりがちですから、筋力の低下は見過ごせません。また、治療薬の関係もあって骨粗鬆症も強めに出やすく、当然骨折のリスクは高くなると言わざるをえません。

基本的には、関節リウマチは寿命を縮めない病気とかんがえられていますが、合併症や薬の問題も含めて健康寿命に少なからず影響を及ぼすことは否定できません。

自分も大学で診療しているときは、山形とか新潟などから毎月来る患者さんがいました。しかし、最初は遠くても大きな大学病院のリウマチ専門科に通院していた方も、足腰が弱くなってきて、通いきれなくなることはしばしばあることです。

しかし、関節リウマチは国が定める難病の扱いではないため、なかなか特別な援助というものがなく、高齢化が進む中で高齢化したリウマチ患者さんは様々な不安を抱えているはずです。

関節リウマチが治療によって治ったと同等の状態、つまり寛解が期待できるようになったのは、生物学的製剤が登場してからで、ここ10年の話です。つまり、現在高齢者と呼ばれるリウマチ患者さんのほとんどが、そういう薬を発症早期に使うことができなかった方なのです。

つまり、大なり小なり関節の変形は必ず起こっていて、そのために機能的な障害は何かしら伴っているわけです。ただし、人間のすごいところなのかもしれませんが、慣れというものがあって、意外に変形を苦にしていらっしゃらない患者さんがけっこういるものです。

例えば手術をお勧めして、今よりは確実に手足の使いかってがよくなりますよと説明しても、むしろ「たいていのことはできている」から手術はいらないと考える患者さんがかなりの数いるものです。

ただ、それは健康な状態からすると、100%よりもだいぶおちることは間違いありません。少なくとも、年齢とともにできるだけ出来ないことが増えないようにケアしていくことは、通常の高齢者よりも考えておかないといけません。

リウマチ患者さんには、認知症はあまりいないということがよく言われています。確かに、自分も実感としてわかるような気がします。実際、アルツハイマー病の頻度は少ないことがわかっていて、長い間痛みどめ、つまり消炎鎮痛剤を使用していることが、神経組織の炎症も和らげているのではないかと考えられています。

まぁ、それだけで喜んでもしかたがないことですが、今後数十年は高齢化したリウマチ患者さんは増えるだろうと思いますので、自分たちのようなクリニックレベルでの重要なテーマの一つと言えるわけです。

2013年11月3日日曜日

高齢発症関節リウマチ

高齢発症関節リウマチと呼ばれる病気があります。基本的には関節リウマチと同じなのですが、65歳以上で初発するものを、そう特に呼んでいます。

通常、関節リウマチは30歳代~50歳代くらいで発症することが多く、女性は男性の3倍程度の発症頻度です。主として手や足の指のような小さい関節から始まることが多く、病気の進行がゆっくりの方もいれば、とても速い方もいたり、人によってけっこうばらばら。

日本が高齢社会になった影響もいくばくかはあるのでしょうが、21世紀になって高齢発症する患者さんが増えてきていることは明らかで、自分のクリニックでも「まさかこの年でリウマチはでないだろう」と思うような高齢の方が、リウマチとしか考えようがないケースというのも珍しくなくなりました。

高齢発症の場合は、男女比はあまり差がなく、膝・肩などの大きな関節から始まることが多い。このため、ただの老化による関節の痛みとして扱われていることも少なくないようです。通常の老化の関節の症状よりも腫れが強かったり、痛みもなかなか落ち着かないような場合には一度は考えておかないといけないわけです。

また、血液検査では炎症の状態が強めに出ることが多く、症状も強めであったりします。しかし、診断上意義の高いリウマチ因子や抗CCP抗体といった項目が、出ないことも珍しくないため、より診断に難渋することがあります。

また、本来関節の症状だけなのですが、高齢発症では筋肉の痛みを訴えることもあり、別の病気との鑑別も重要になってきます。

しかし、一番の問題は治療法でしょう。通常使われる抗リウマチ薬は、副作用がいろいろ出る可能性があって、慎重に使用しなければいけません。でも、若い方の場合は副作用があっても、早めに対策を取ればほとんどは特に問題にはなりません。

高齢者は、薬の血液中の濃度が高くなりやすく、また排泄が遅くなりやすい傾向があり、副作用が出やすいかもしれません。また副作用が出たときに、予備力が少なくなっているので、重症になることもありうるのです。

そのため、なかなかしっかりとした薬を本来必要な量だけ使用することが難しく、場合によっては痛みどめだけで何とか様子をみるしかないというケースも存在するのです。しかし、発症してから初めの数年以内が最も骨の変形が出やすいので、初期の治療を十分にできないと、結局は寝たきりのような状態になってしまうかもしれません。

今後も高齢発症関節リウマチの患者さんは、どんどん増えてくるだろうと容易に想像できます。高齢者は、遠くの大きな病院にまで通院することは大変ですから、自分たちのようなクリニックはこのような患者さんのことも十分に承知して治療に当たらないといけないと思っています。

2013年11月2日土曜日

楓蔦黄

今日からは霜降の末候で楓蔦黄。いよいよ秋も大詰め。

楓蔦黄と書いて、もみじつたきばむ、と読むらしいのですが・・・楓と書くと、普通はカエデと読んでいる。あれれ、モミジなのかカエデなのか、わからなくなってきました。

カエデは、形から蛙の手に似ているところからついたとれる植物の名称。 モミジは、紅葉と書く事でもわかりますが、本来は秋になって赤くなる葉の総称。代表的な楓の事を、モミジとも呼ぶようになったらしい。

紅葉は、一日の中で気温差が大きくならないとなかなか綺麗に赤くなってきません。街路樹の銀杏は、やっと少し黄色っぽくなってきたかなぁ。楓も少しだけ色が変わってきた感じがします。

い゛すれにしても、首都圏あたりでは11月が本格的なシーズンですから、例年よりも遅すぎると言う事もないのかもしれません。

2013年11月1日金曜日

ミス・パイロット

おっと、気がついたら11月じゃん。おやおや、ほんとに年末が近づいてきたなぁ。テレビとかでも、ドラマはクリスマス頃に最終回で恋愛ドラマは盛り上がりますよね。

夏から秋のドラマでは、「半沢直樹」の圧勝でしたが、あまり興味がなかったので、ほとんど続けて見ようと言うものはありませんでした。

秋から冬のドラマは、キムタクの「安堂ロイド」は注目ですが、SF志向なので100年後のクリスマスがでてくるんでしょうかね。練不手の要素がどうなるのかまったく不明なので、ちょっと想像できない。

他に「リーガルハイ2」もありますが、もともとハイテンションの強欲弁護士という設定で、クリスマスとは無縁。毎回出てくる、小雪としてはやや無理を感じる悪女の裁判が最終回だろうことは間違いない。

「ドクターX2」も、どうせクリスマスの街の賑わいをよそに、米倉涼子が一人になって酒をかっくらうみたいな感じでしょう。少なくともロマンス的なのりは期待できませんよね。

実は、もうひとつ個人的に注目しているドラマがあって、堀北真希主演の「ミス・バイロット」です。

堀北はどちらかというと、田舎のお姉ちゃん的な役どころが多い。「クロサギ」、「梅ちゃん先生」とか、とどめをさすのが「三丁目の夕日」のシリーズ。素朴な感じがするんでしょうね。

今回も、基本的には下町の居酒屋のお姉ちゃんで、しゃきしゃくしているが、のん気なお姉ちゃんという役どころ。ただし、今までと違うのは、なんとひょんなことから目指すは航空機を操縦するパイロット。

どうも航空物には弱いもんで、飛行機の話はちょっと見たくなるんですよね。去年の「TOKYOエアポート」もひそかに楽しんでいたりしました。

実際、患者さんのパイロットをしている方に聞いてみたら、実際に女性のパイロットはいるんだそうで、機長をしている人もいますと教えてもらいました。そうなると。がぜん現実味が出できて余計に見たくなる。

共演が相武紗季で、どうも自己中心的な嫌な女の役が多くて、このドラマでも堀北をいじめる役どころかと思っていたら、ちょっと違う。超できる女子で、堀北の「てきとー」なところに腹を立てているものの、どうも一緒にがんばってパイロットを目指すという感じ。

最終回はクリスマスフライトでハッピーとなるのかはわかりませんが、少なくとも「よかったねぇ」というほのぼのとした終わり方が期待できると思うんですよね。