キャロライン・ケネディさんが、駐日大使として就任しました。
ニュースでは、やたらとこの話題が多く出ているので、今さら言うまでも無い。お父さんは、ジョンFケネディ大統領。若くして、大統領に就任し、キューバ危機、宇宙開発など大きな功績とともに、マリリン・モンローとのスキャンダルなど話題に事欠かない。
しかも、ダラスでの謎の多い死から、ケネディ家に続く不幸の連鎖など、小説や映画の題材としても、多くのメディアが今でもたびたび取り上げました。暗殺されて50年ですが、アメリカでもいろいろな意味で人気がある人物です。
ニール・ダイアモンドが歌った「スイート・キャロライン」は1969年に大ヒットした、日本でもよく知られた曲ですが、キャロライン・ケネディのことを歌った内容である事はよく知られています。
この方が、日本大使となったことは、もちろん能力的なことも含めて優秀な人材である事は間違いないのですが、日本のメディアがまるで映画スターのような取り上げる感覚には違和感を感じます。
あくまでも、アメリカの国益を守る事が大使の仕事であって、日本のために尽力するために来日したわけではありません。アメリカ寄りの発言を今後することは当たり前のことなのに、今からこれだけ持ち上げていると、がっかり感が広がってしまうのではないかと。
オバマ現大統領が、中国寄りの外交をしていることはわかりやすい事実です。近隣諸国との「領土問題」や「戦後問題」などがあり、高齢化により勢いが無くなって来ている(かもしれない)日本という国の大国アメリカとの関係は微妙なところ。
なんにしても、駐日アメリカ大使はいろいろと重要な仕事であるわけですから、そういう意味で注目していきたいとは思います。