横浜市には名木古木保存事業というものがあって、
市のホームページによると、
「名木古木保存事業は、古くから町の象徴として親しまれ、故事来歴などのある樹木を指定することで、潤いのある市民生活の確保と、都市の美観風致を維持するために昭和48年度からスタートしました。平成28年4月1日現在、986本と9群の樹木が「名木古木」として指定されています」
と、あります。
悪い仕事ではありません。街の景観をアップさせ、街の付加価値を高めることにつながることですから、大いにやっていただきたい。
ただ、つい最近までこのような事業については知りませんでした。何で知ったかというと、自分が通勤でいつも通る道に立札があるのに気がついたからです。
もともと、一般の民家の庭先に立派な欅があると思って、いつも通っていました。盆栽で言えば、直幹の箒立ちで少なくとも樹齢は200年はあるだろうというもの。
こういうのは、公的に保存することがあってもいいのにと、いつも思っていましたが、番号からすると、最近指定されたもののようです。
指定木の一覧を見ると、やはり海側よりも北や西側の内陸の方が多い。一番多いのは港北区です。都筑区には樹齢740年という銀杏もあるようです。樹種としては欅、銀杏が圧倒的に多い。
所在地も出ているので、ちょっと、いくつかは巡ってみてもいいかもしれません。