2016年7月9日土曜日

くすのき @ 市ヶ尾鉄町


良し悪しは別として、何事にも格付けというものがあります。人によって価値観が違うように、格付けも人によって様々で主観的なものですから、普遍性はありません。

と、まぁ、そんな大げさな話でもないのですが、「くすのき」は市ヶ尾にある蕎麦屋です。比較的東側の栄えている方とは逆で、西側の区役所の前を通って、もう少し奥の田畑が多いあたりにあります。

場所の割には、たまに前を通ると、いつもけっこう繁盛している蕎麦屋なので、一度は行ってみたいと思っていたんですが・・・

例えば、よく紹介するセンター南の「おおつか」さんは、こだわりの本格手打ち蕎麦でSランク。すすき野の「更科」さんは、製麺された蕎麦を使用する一般店としてはAランク。

大多数の一般の蕎麦屋はBランクで、すでに茹でてある麺を温めてすぐに出す「立ち食い蕎麦」はCランクとしておきます。

さて、この「くすのき」は値段からすると「立ち食い」並みのCランクなのに、店で茹で上げる方式をとっていてBランクです。天ぷらも、注文を受けてから揚げるので、パリッとした天ぷらが出てくる。

そうなると総合評価はAまではいけないものの、B´あるいはB+という感じでしょうか。何しろ、繰り返しますが、値段が安いので超お得な感じ。Bランクの店で1000円近く出すことを考えると、500円くらいでこれが食べれるなら何の文句もありません。

パッケージにはいった生蕎麦を家庭の鍋で煮ても、お湯が少なくてそれほど美味しくならないことが多いのですが、この店はそれをばっちり仕上げて出してくれるという感じでしょうか。

わざわざ、選んで食べに行こうということはあまり無いかもしれませんけど、とりあえずしっかりとした蕎麦を食べたい時には思い出す店として記憶しておきます。