年末年始診療 12月29日~1月5日は休診します
年内は12月28日(土)まで、年始は1月6日(月)から通常診療を行います
2016年7月31日日曜日
鰻
土用丑の日でした。昨日は。しかも、土曜日。
めでたし、めでたし。ちゃんちゃん。
・・・で終わったら、さすがにどうかと。
四季が始まるのは、暦的には、立春、立夏、立秋、立冬と呼ばれますが、その前18日間を土用と
呼びます。
十二支は現在では、年にふられていて、今年は××年という使い方をしますが、暦では1日毎にもふられているので、12日毎に十二支がふられた日が回ってきます。
そこで、立秋の前の土用の期間の中の丑の日が、昨日の土曜日だったわけで、年によっては2回になる場合もありますね。
さて、土用丑の日というと鰻。もはや、2014年からは絶滅危惧種に指定され、鰻は超高級魚となりましたので、おいそれと口にするわけにはいかなくなりました。
うちでも、もともと好物というほどではなかったので、何かの時にスペシャル的に食べるだけだったので、もうこの数年は年に1回程度です。
一応、土用丑の日ですから、その年に1回の鰻をスーパーで買ってみました。以前は、中国産が安くていいと思っていましたが、とかく中国産の食品は安全性に大いに疑問が噴出していますから、安けりゃいいというものでもない。
だからと言って国産は・・・いゃぁ、これは買えないでしょう。小さめの1尾で1500円くらいからで、ちょっとまともな外観だと2000~2500円です。
そこまでお金をかけて食べたいと思うほどのものではないので、中国産は嫌だという家内を説得して・・・台湾産にしました。まぁまぁの大きさで、1尾980円。許せる値段です。
それにしても、冬が旬といわれる鰻を、何で夏にせっせと食べたがるのか、日本人は。
WHY JAPANESE PEOPLE ?!
夏は旬ではない → 鰻は売れない → 鰻屋さん困る →何とか売りたい → 土用丑の日に「う」から始まるものを食べると夏バテしないという言い伝えがある → 店の前に「本日丑の日」と張り紙をした → 売れた
ということらしい。江戸時代の話。しかも、その売り方を指南したのが、なんと平賀源内という、本当か嘘かわからないような話になっています。
と、いうわけで、どうせ、高いお金を出して食べるなら、2月に食べたほうがいいということですよね。